JPH0560930B2 - - Google Patents
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- JPH0560930B2 JPH0560930B2 JP58216005A JP21600583A JPH0560930B2 JP H0560930 B2 JPH0560930 B2 JP H0560930B2 JP 58216005 A JP58216005 A JP 58216005A JP 21600583 A JP21600583 A JP 21600583A JP H0560930 B2 JPH0560930 B2 JP H0560930B2
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- rays
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は診断のための医療機器の分野に属し、
さらに詳しくはX線CT装置に関するものである。
さらに詳しくはX線CT装置に関するものである。
一般に、X線診断装置たとえばX線CT装置に
おいて、被写体(たとえば人体)を透過したX線
を検出する検出器には、直接X線とともに、被写
体等で散乱した、所謂散乱X線が入射する。この
散乱X線は、たとえば第1図に示すように再構成
画像において、高いX線吸収係数を有する組織
(たとえば骨)1a間を結ぶアーチフアクト1b
を生ずる原因あるいは被写体の各組織におけるX
線吸収係数を表わすCT値がずれ原因となる。し
たがつて、診断能能の優れた再構成画像(X線断
層像)を得るためには、散乱X線を除去するかあ
るいは何らかの方法により散乱X線の再構成画像
への影響を防止することが極めて重要となる。
おいて、被写体(たとえば人体)を透過したX線
を検出する検出器には、直接X線とともに、被写
体等で散乱した、所謂散乱X線が入射する。この
散乱X線は、たとえば第1図に示すように再構成
画像において、高いX線吸収係数を有する組織
(たとえば骨)1a間を結ぶアーチフアクト1b
を生ずる原因あるいは被写体の各組織におけるX
線吸収係数を表わすCT値がずれ原因となる。し
たがつて、診断能能の優れた再構成画像(X線断
層像)を得るためには、散乱X線を除去するかあ
るいは何らかの方法により散乱X線の再構成画像
への影響を防止することが極めて重要となる。
ところで、従来のX線CT装置においては、散
乱X線の再構成画像への影響を無視するかあるい
は極めて単純な補正により散乱X線対策を講じて
いた。
乱X線の再構成画像への影響を無視するかあるい
は極めて単純な補正により散乱X線対策を講じて
いた。
この極めて単純な補正とは、被写体のサイズ
を、オペレータが選択した撮影領域のサイズから
推測し、この被写体サイズをに直接X線に対する
散乱X線の比を推測し、この推測値と曝射X線量
とから散乱X線を推測し、この推測した散乱X線
量を、検出器で検出したX線量から減算するとい
うものである。
を、オペレータが選択した撮影領域のサイズから
推測し、この被写体サイズをに直接X線に対する
散乱X線の比を推測し、この推測値と曝射X線量
とから散乱X線を推測し、この推測した散乱X線
量を、検出器で検出したX線量から減算するとい
うものである。
しかしながら、この補正には、被写体の大小や
形状に関する情報が一切考慮されていないため
に、散乱X線の線量あるいは分布に大きな誤差を
生ずる虞れがあり、かかる場合、補正の過不足を
容易に生じてまう。
形状に関する情報が一切考慮されていないため
に、散乱X線の線量あるいは分布に大きな誤差を
生ずる虞れがあり、かかる場合、補正の過不足を
容易に生じてまう。
また、散乱X線補正無しで先ず画像を再構成
し、この再構成画像(X線吸収係数の分布)から
X線検出器に入射する散乱X線量を推測し、この
推測値を補正値として用いて再び画像再構成する
方法も考えられるが、この方法は画像再構成を2
度行わなければならず、時間的損失が大きいので
実用的とはいえない。
し、この再構成画像(X線吸収係数の分布)から
X線検出器に入射する散乱X線量を推測し、この
推測値を補正値として用いて再び画像再構成する
方法も考えられるが、この方法は画像再構成を2
度行わなければならず、時間的損失が大きいので
実用的とはいえない。
このように、散乱X線の実用的かつ十分な除去
方法について未だ殆んど知られていないのが現状
である。
方法について未だ殆んど知られていないのが現状
である。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものあり、
散乱X線を実測し、これを基に適切な散乱X線補
正を行うことにより、診断能に優れた再構成画像
が得られるところのX線CT装置の提供を目的と
する。
散乱X線を実測し、これを基に適切な散乱X線補
正を行うことにより、診断能に優れた再構成画像
が得られるところのX線CT装置の提供を目的と
する。
前記目的を達成するための本発明の概要は、扇
状のX線を発生するX線源と、X線から曝射され
たX線を検出し、このX線源と被写体を挟んで対
向し、かつ前記扇状面に含まれる位置に配置にさ
れた、複数の検出素子からなる検出器列を有する
主検出器と、前記X線源から曝射されたX線を検
出し、前記X線源と被写体を挟んで対向し、前記
主検出器の近傍で、かつ前記扇状面に含まれない
位置に1つ以上配置された散乱線検出器と、前記
散乱線検出器による散乱線検出データおよび前記
主検出器による前記複数の検出素子についての主
検出データをそれぞれ入力し、入力された前記散
乱線検出データに基づいて演算により前記複数の
各検出素子に対応する散乱線データを作成し、作
成された散乱線データに基づいて散乱線成分を主
検出データから除去する演算を行なうデータ処理
部とを具備することを特徴とするものである。
状のX線を発生するX線源と、X線から曝射され
たX線を検出し、このX線源と被写体を挟んで対
向し、かつ前記扇状面に含まれる位置に配置にさ
れた、複数の検出素子からなる検出器列を有する
主検出器と、前記X線源から曝射されたX線を検
出し、前記X線源と被写体を挟んで対向し、前記
主検出器の近傍で、かつ前記扇状面に含まれない
位置に1つ以上配置された散乱線検出器と、前記
散乱線検出器による散乱線検出データおよび前記
主検出器による前記複数の検出素子についての主
検出データをそれぞれ入力し、入力された前記散
乱線検出データに基づいて演算により前記複数の
各検出素子に対応する散乱線データを作成し、作
成された散乱線データに基づいて散乱線成分を主
検出データから除去する演算を行なうデータ処理
部とを具備することを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第2図は本発明に係るX線CT装置の構成を示
す説明図である。同図2で示すのは、回動可能な
ガントリ(回動ベース)であり、X線発生源1及
このX線発生源1より発生したX線6を被写体7
を透過後に検出する主検出器8が取り付けられて
いるとともに、駆動手段3の回動駆動により被写
体7の囲りを回動するようになつている。前記主
検出器8の近傍たとえば第3図に示すように、X
線6のスライス方向であつて主検出器8から数cm
離れた位置には、散乱X線検出器10が1以上
(第2図では5個)図示しない固定手段によつて
固定されている。このような位置に散乱X線検出
器10を取り付けるのは、以下に述べる理由によ
り主検出器8に入射する散乱X線の線量を検出す
ることができるからである。すなわち、被写体7
内で発生した散乱X線の進行方向は、格別鋭い選
択性を有していない。したがつて主検出器8の特
定チヤンネルに入射するX線(直接X線と散乱X
線とを意味する)に含まれる散乱X線の単位面積
当りの線量は、当該チヤンネルの近傍に位置する
散乱X線検出器に入射する散乱X線の単位面積当
りの線量にほぼ等しくなる。よつて、主検出器8
の近傍に取り付けられた散乱X線検出器10の検
出信号を基に、主検出器8に入射する散乱X線の
線量を検出することができるのである。
す説明図である。同図2で示すのは、回動可能な
ガントリ(回動ベース)であり、X線発生源1及
このX線発生源1より発生したX線6を被写体7
を透過後に検出する主検出器8が取り付けられて
いるとともに、駆動手段3の回動駆動により被写
体7の囲りを回動するようになつている。前記主
検出器8の近傍たとえば第3図に示すように、X
線6のスライス方向であつて主検出器8から数cm
離れた位置には、散乱X線検出器10が1以上
(第2図では5個)図示しない固定手段によつて
固定されている。このような位置に散乱X線検出
器10を取り付けるのは、以下に述べる理由によ
り主検出器8に入射する散乱X線の線量を検出す
ることができるからである。すなわち、被写体7
内で発生した散乱X線の進行方向は、格別鋭い選
択性を有していない。したがつて主検出器8の特
定チヤンネルに入射するX線(直接X線と散乱X
線とを意味する)に含まれる散乱X線の単位面積
当りの線量は、当該チヤンネルの近傍に位置する
散乱X線検出器に入射する散乱X線の単位面積当
りの線量にほぼ等しくなる。よつて、主検出器8
の近傍に取り付けられた散乱X線検出器10の検
出信号を基に、主検出器8に入射する散乱X線の
線量を検出することができるのである。
しかして、この散乱X線検出器10及び主検出
器8の検出信号は、後段に配置されるデータ収集
部9に入力し、たとえばデータ収集部9内に具備
されるA/D(アナログ・デイジタル)変換手段
によりデイジタル信号に変換された後、データ処
理部4に入力する。このデータ処理部4は、たと
えばコンピユータシステムを含んで構成され、後
述するアルゴリズムに従つて、前記データ収集部
9を介して入力する被写体透過X線情報(この情
報には、直接X線による情報と散乱X線による情
報とが含まれており、主検出器8によつて検出さ
れた情報を意味する)から、散乱X線情報を除去
した後、従来装置と同様に画像再構成のための演
算処理を行う。尚、5で示すのは、X線ビームの
照射野を決定するためのコリメータである。
器8の検出信号は、後段に配置されるデータ収集
部9に入力し、たとえばデータ収集部9内に具備
されるA/D(アナログ・デイジタル)変換手段
によりデイジタル信号に変換された後、データ処
理部4に入力する。このデータ処理部4は、たと
えばコンピユータシステムを含んで構成され、後
述するアルゴリズムに従つて、前記データ収集部
9を介して入力する被写体透過X線情報(この情
報には、直接X線による情報と散乱X線による情
報とが含まれており、主検出器8によつて検出さ
れた情報を意味する)から、散乱X線情報を除去
した後、従来装置と同様に画像再構成のための演
算処理を行う。尚、5で示すのは、X線ビームの
照射野を決定するためのコリメータである。
次に、前記散乱X線検出器10の構成について
詳述する。第4図は散乱X線検出器10の構成を
示す斜視図である。同図に示すように、散乱X線
検出器10は、入射する散乱X線X0を可視光に
変換するシンチレータ(たとえばCdWO4CsI等)
16と、このシンチレータ16のたとえば下面に
光学接着剤等によつて密着され、シンチレータ1
6より生ずる可視光を電気信号に変換するフオト
ダイオード15と、このフオトダイオード15の
アノードまたはカソードのいずれか一方がボーデ
インワイヤ12を介して、また他方がフオトダイ
オード12を介して、また他方がフオトダイオー
ド15の背面より導電性の接着剤を介してそれぞ
れ電気的に接続されるところの電極パターン1
3,14を有する基板(たとえばガラスエポキ
シ、セラミツク等)とを含んで構成される。
詳述する。第4図は散乱X線検出器10の構成を
示す斜視図である。同図に示すように、散乱X線
検出器10は、入射する散乱X線X0を可視光に
変換するシンチレータ(たとえばCdWO4CsI等)
16と、このシンチレータ16のたとえば下面に
光学接着剤等によつて密着され、シンチレータ1
6より生ずる可視光を電気信号に変換するフオト
ダイオード15と、このフオトダイオード15の
アノードまたはカソードのいずれか一方がボーデ
インワイヤ12を介して、また他方がフオトダイ
オード12を介して、また他方がフオトダイオー
ド15の背面より導電性の接着剤を介してそれぞ
れ電気的に接続されるところの電極パターン1
3,14を有する基板(たとえばガラスエポキ
シ、セラミツク等)とを含んで構成される。
次に、以上のように構成される装置の作用につ
いて説明する。X線発生源1より発生したX線6
は、コリメータ5によりビームが絞られた後、被
写体7に照射(曝射)され、被写体7を透過した
直接X線による被写体透過X線情報及び被写体7
で散乱した散乱X線による情報が、主検出器8に
よつて検出される。一方、被写体7で散乱した散
乱X線による情報は、散乱X線検出器10によつ
ても検出され、この散乱X線検出器10の検出信
号及び前記主検出器8の検出信号は、共にデータ
収集部9に入力し、たとえばデータ収集部9内に
具備されるA/D変換手段によりそれぞれデイジ
タル信号に変換された後、データ処理部4に入力
する。このデータ処理部4は、後述する所定のア
ルゴリズムに従つて、散乱X線による情報が含ま
れている被写体透過X線情報から散乱X線成分に
よる情報を除去した後、従来装置と同様のアルゴ
リズムに従つて画像再構成を行い、その結果はた
とえば図示しない外部モニタの画像表示あるいは
その他のデータ処理に供される。
いて説明する。X線発生源1より発生したX線6
は、コリメータ5によりビームが絞られた後、被
写体7に照射(曝射)され、被写体7を透過した
直接X線による被写体透過X線情報及び被写体7
で散乱した散乱X線による情報が、主検出器8に
よつて検出される。一方、被写体7で散乱した散
乱X線による情報は、散乱X線検出器10によつ
ても検出され、この散乱X線検出器10の検出信
号及び前記主検出器8の検出信号は、共にデータ
収集部9に入力し、たとえばデータ収集部9内に
具備されるA/D変換手段によりそれぞれデイジ
タル信号に変換された後、データ処理部4に入力
する。このデータ処理部4は、後述する所定のア
ルゴリズムに従つて、散乱X線による情報が含ま
れている被写体透過X線情報から散乱X線成分に
よる情報を除去した後、従来装置と同様のアルゴ
リズムに従つて画像再構成を行い、その結果はた
とえば図示しない外部モニタの画像表示あるいは
その他のデータ処理に供される。
次に、前記データ処理部4における散乱X線成
分除去のアルゴリズムについて、第図のフローチ
ヤートを中心に説明する。たとえば、R/R
(Rotate/Rotate)型のX線CT装置(X線発生
源及び検出器が共に被写体の囲りを回動する)の
場合、第5図に示すように、X線発生源1及び主
検出器8が17を中心としてΔだけ回動する毎
にX線を照射し、検出器8によりデータを得る。
この主検出器8による測定(検出)データは、 R(mΔ,nΔΨ) ……(1) と表すことができる。ここで、m=0,1,2…
M−1のごとく変化し(MΔ=2π)、またn=
0,1,2…Nのごとく変化する。このNは、主
検出器8のチヤンネル数を意味する(通常、512
あるいは320チヤンネルであり、その配列はX線
発生源から見てΔΨ毎に1チヤンネルとなる)。
一方、散乱X線検出器10は、主検出器8のチヤ
ンネル配列よりも疎に配置されており(密に配置
することを要しない)、たとえば、主検出器8の
チヤンネル配列ピツチΔのk倍のピツチで散乱
X線検出器10を配列したとすると、この散乱X
線検出器10による散乱X線の測定データは、
S(mΔ,n′kΔΨ) ……(2) と表すことができる。ここで、n′=0,1,2…
N′のごとく変化し、N′=N/kとなる。
分除去のアルゴリズムについて、第図のフローチ
ヤートを中心に説明する。たとえば、R/R
(Rotate/Rotate)型のX線CT装置(X線発生
源及び検出器が共に被写体の囲りを回動する)の
場合、第5図に示すように、X線発生源1及び主
検出器8が17を中心としてΔだけ回動する毎
にX線を照射し、検出器8によりデータを得る。
この主検出器8による測定(検出)データは、 R(mΔ,nΔΨ) ……(1) と表すことができる。ここで、m=0,1,2…
M−1のごとく変化し(MΔ=2π)、またn=
0,1,2…Nのごとく変化する。このNは、主
検出器8のチヤンネル数を意味する(通常、512
あるいは320チヤンネルであり、その配列はX線
発生源から見てΔΨ毎に1チヤンネルとなる)。
一方、散乱X線検出器10は、主検出器8のチヤ
ンネル配列よりも疎に配置されており(密に配置
することを要しない)、たとえば、主検出器8の
チヤンネル配列ピツチΔのk倍のピツチで散乱
X線検出器10を配列したとすると、この散乱X
線検出器10による散乱X線の測定データは、
S(mΔ,n′kΔΨ) ……(2) と表すことができる。ここで、n′=0,1,2…
N′のごとく変化し、N′=N/kとなる。
主検出器8及び散乱X線検出器10から出力さ
れる前(1),(2)で示す測定データは、A/D変換
後、先ず、データ処理部4内に具備されるメモリ
に一旦記憶される(ステツプS1)。
れる前(1),(2)で示す測定データは、A/D変換
後、先ず、データ処理部4内に具備されるメモリ
に一旦記憶される(ステツプS1)。
ところで、散乱X線検出器10は、主検出器8
のチヤンネル配列ピツチ(ΔΨ)よりも疎に配置
されているので、散乱X線検出器10の測定デー
タは何らかの方法により補間する必要がある。た
とえばsinc関数による補間法を用いれば、予めデ
ータ処理部4内に具備されるsinc関数テーブル1
8よりsinc(lΔΨ)を読み出し(ステツプS2)、こ
れを基に、前記ステツプS1において記憶された
散乱X線データすなわちS(mΔ,n′kΔΨ)の補
間を行う。この補間は次式によつて実行される。
すなわち、補間後の散乱線データS′(mΔ,
nΔΨ)とすれば、 S′(mΔ,nΔΨ)=N′ 〓 〓n ′=0S(mΔ,n′kΔΨ)・sinc(n′kΔΨ,nΔΨ
)……(3) となる。ここで、sinc(Ψ)は、 sinc(Ψ)=sin(π・Ψ1/kΔΨ)/π・Ψ1/k
ΔΨ……(4) である。前(1)式の意味するところを第7図a及び
bに示す。同図aは散乱X線の測定データを示
し、または同図bは、k=5,N′=4,N=20
とした場合の一例であり、n=7の状態である。
しかして、すべてのnについて前(1)式による補間
演算を実行すれば、第8図に示すような補間後の
散乱X線データS′(mΔ,nΔΨ)を得る(ステツ
プS3)。尚、このようにsinc関数をその都度演算
すると時間的損失が大きいので、演算時間が問題
になる場合には、sinc関数をΔΨ毎にサンプリン
グした値を予め算出しておき、これを定数として
システムに記憶させておくと良い。
のチヤンネル配列ピツチ(ΔΨ)よりも疎に配置
されているので、散乱X線検出器10の測定デー
タは何らかの方法により補間する必要がある。た
とえばsinc関数による補間法を用いれば、予めデ
ータ処理部4内に具備されるsinc関数テーブル1
8よりsinc(lΔΨ)を読み出し(ステツプS2)、こ
れを基に、前記ステツプS1において記憶された
散乱X線データすなわちS(mΔ,n′kΔΨ)の補
間を行う。この補間は次式によつて実行される。
すなわち、補間後の散乱線データS′(mΔ,
nΔΨ)とすれば、 S′(mΔ,nΔΨ)=N′ 〓 〓n ′=0S(mΔ,n′kΔΨ)・sinc(n′kΔΨ,nΔΨ
)……(3) となる。ここで、sinc(Ψ)は、 sinc(Ψ)=sin(π・Ψ1/kΔΨ)/π・Ψ1/k
ΔΨ……(4) である。前(1)式の意味するところを第7図a及び
bに示す。同図aは散乱X線の測定データを示
し、または同図bは、k=5,N′=4,N=20
とした場合の一例であり、n=7の状態である。
しかして、すべてのnについて前(1)式による補間
演算を実行すれば、第8図に示すような補間後の
散乱X線データS′(mΔ,nΔΨ)を得る(ステツ
プS3)。尚、このようにsinc関数をその都度演算
すると時間的損失が大きいので、演算時間が問題
になる場合には、sinc関数をΔΨ毎にサンプリン
グした値を予め算出しておき、これを定数として
システムに記憶させておくと良い。
次に、データ処理部4内に具備されるroテーブ
ル19より主検出器8と散乱X線検出器10との
感度比定数(本装置調整時等に実測して得られた
主検出器8と散乱X線検出器10との感度比)を
読み出し(ステツプS4)、これを基に、前記ステ
ツプS3において得られた補間後の散乱線データ
S′(mΔ,nΔΨ)についてレベル補正を行う。た
とえば、主検出器8と散乱X線検出器10との感
度比をro:1とすると、レベル補正は次式によつ
て実行される。すなわち、レベル補正後の散乱X
線データをS″(mΔ,nΔΨ)とすれば、 S″(mΔ,nΔΨ)=roS′(mΔ,nΔΨ)……(5
) となり、これを各nについて計算する(ステツプ
S5)。
ル19より主検出器8と散乱X線検出器10との
感度比定数(本装置調整時等に実測して得られた
主検出器8と散乱X線検出器10との感度比)を
読み出し(ステツプS4)、これを基に、前記ステ
ツプS3において得られた補間後の散乱線データ
S′(mΔ,nΔΨ)についてレベル補正を行う。た
とえば、主検出器8と散乱X線検出器10との感
度比をro:1とすると、レベル補正は次式によつ
て実行される。すなわち、レベル補正後の散乱X
線データをS″(mΔ,nΔΨ)とすれば、 S″(mΔ,nΔΨ)=roS′(mΔ,nΔΨ)……(5
) となり、これを各nについて計算する(ステツプ
S5)。
次に、前記(1)に示す主検出器8による測定デー
タから、前記ステツプS5において得られたレベ
ル補正後の散乱X線データを減算し、直接X線に
よる被写体透過X線情報P(mΔ,nΔΨ)を得
る。すなわち、 P(mΔ,nΔΨ)=R(mΔ,nΔΨ)−
S″(mΔ,nΔΨ) ……(6) となる(ステツプS6)。以上で散乱X線成分除去
のアルゴリズムの実行を終了し、以後、データ処
理部4は、前記ステツプS6において得られたP
(mΔ,nΔΨ)を基に画像再構成を行う。この画
像再構成については、従来装置と同様であるので
省略する。
タから、前記ステツプS5において得られたレベ
ル補正後の散乱X線データを減算し、直接X線に
よる被写体透過X線情報P(mΔ,nΔΨ)を得
る。すなわち、 P(mΔ,nΔΨ)=R(mΔ,nΔΨ)−
S″(mΔ,nΔΨ) ……(6) となる(ステツプS6)。以上で散乱X線成分除去
のアルゴリズムの実行を終了し、以後、データ処
理部4は、前記ステツプS6において得られたP
(mΔ,nΔΨ)を基に画像再構成を行う。この画
像再構成については、従来装置と同様であるので
省略する。
このように、主検出器8の近傍に配置された散
乱X線検出器10によつて得られた散乱X線成分
を、主検出器8によつて得られた被写体透過X線
情報から減算し、散乱X線成分を除去することに
よつて、直接X線による情報を得ることができ
る。しかして、本実施例装置における補正の基と
なる散乱X線量は、被写体で散乱した散乱X線を
実測したものであり、よつて被写体の大小や形状
に応じた正確な散乱X線補正を行い得ることにな
る。
乱X線検出器10によつて得られた散乱X線成分
を、主検出器8によつて得られた被写体透過X線
情報から減算し、散乱X線成分を除去することに
よつて、直接X線による情報を得ることができ
る。しかして、本実施例装置における補正の基と
なる散乱X線量は、被写体で散乱した散乱X線を
実測したものであり、よつて被写体の大小や形状
に応じた正確な散乱X線補正を行い得ることにな
る。
尚、本発明は前記実施例によつて限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲で適宜に変形実
施が可能であるのはいうまでもない。
のではなく、本発明の要旨の範囲で適宜に変形実
施が可能であるのはいうまでもない。
たとえば、散乱X線検出器10をΨ=NΔΨ/2
の近傍に1個だけ配置しても良い。この場合、直
接X線による被写体透過X線情報P(mΔ,
nΔΨ)は、 P(mΔ,nΔΨ)=R(mΔ,nΔΨ)−roS
(mΔ) ……(7) となり、面倒な補間を省略することができる。
接X線による被写体透過X線情報P(mΔ,
nΔΨ)は、 P(mΔ,nΔΨ)=R(mΔ,nΔΨ)−roS
(mΔ) ……(7) となり、面倒な補間を省略することができる。
前記実施例では、X線発生源1及び主検出器8
が共に被写体7の周囲を回動する、所謂R/R
(Rotate/Rotate)型のX線CT装置について説
明したが、これに限定されず、たとえば第4世代
(X線発生源が被写体の周囲を回動し、被写体の
周囲に配置された主検出器は回動しない)のX線
CT装置等を含め、あらゆるX線CT装置における
散乱X線の補正が可能である。
が共に被写体7の周囲を回動する、所謂R/R
(Rotate/Rotate)型のX線CT装置について説
明したが、これに限定されず、たとえば第4世代
(X線発生源が被写体の周囲を回動し、被写体の
周囲に配置された主検出器は回動しない)のX線
CT装置等を含め、あらゆるX線CT装置における
散乱X線の補正が可能である。
前記実施例では、散乱X線検出器10を主検出
器8の近傍に配置し、主検出器8とともに散乱X
線検出器10が被写体7の周囲を回動するように
したが、たとえば第4世代のX線CT装置の主検
出器のごとく、散乱X線検出器を被写体の周囲に
固定しても良い。
器8の近傍に配置し、主検出器8とともに散乱X
線検出器10が被写体7の周囲を回動するように
したが、たとえば第4世代のX線CT装置の主検
出器のごとく、散乱X線検出器を被写体の周囲に
固定しても良い。
前記実施例では、X線発生源1の回動角Δ毎
に全散乱X線データをサンプリングしたが、これ
に限定されず、たとえばm=0にてn′=0の散乱
X線データのみをサンプリングし、m=1にて
n′=1の散乱X線データのみをサンプリングし、
m=N′にてn′=N′の散乱X線データのみをサン
プリングするというようにサイクリツクに順次サ
ンプリングした後、m方向に補間すれば、S
(mΔ,n′kΔΨ)が得得られるとともに、データ
収集部9におけるたとえばA/D変換手段等の数
を最少限にできる。
に全散乱X線データをサンプリングしたが、これ
に限定されず、たとえばm=0にてn′=0の散乱
X線データのみをサンプリングし、m=1にて
n′=1の散乱X線データのみをサンプリングし、
m=N′にてn′=N′の散乱X線データのみをサン
プリングするというようにサイクリツクに順次サ
ンプリングした後、m方向に補間すれば、S
(mΔ,n′kΔΨ)が得得られるとともに、データ
収集部9におけるたとえばA/D変換手段等の数
を最少限にできる。
前記実施例では、散乱X線検出器を第4図に示
す構成としたが、これに限定されず、要はX線を
検出できるものであれば良く、あらゆる構成の検
出器が適用できる。
す構成としたが、これに限定されず、要はX線を
検出できるものであれば良く、あらゆる構成の検
出器が適用できる。
以上説明した本発明によれば、散乱X線検出器
により、散乱X線量を実測し、これを基に被写体
透過X線情報における散乱X線補正を行うので、
たとえば被写体の大小あるいは形状に無関係に常
に正確な散乱X線補正を行い得る。よつて、CT
値のずれ、あるいはアーチフアクトが低減された
再構成画像が得られるところのX線CT装置を提
供することができ、診断能の向上に大きく寄与す
ることができる。
により、散乱X線量を実測し、これを基に被写体
透過X線情報における散乱X線補正を行うので、
たとえば被写体の大小あるいは形状に無関係に常
に正確な散乱X線補正を行い得る。よつて、CT
値のずれ、あるいはアーチフアクトが低減された
再構成画像が得られるところのX線CT装置を提
供することができ、診断能の向上に大きく寄与す
ることができる。
第1図は散乱X線が再構成画像に与える影響を
説明するための説明図、第2図及び第3図は本発
明に係るX線CT装置の構成を示す説明図、第4
図は第2図及び第3図に示す装置に具備される散
乱X線検出器の一例を示す斜視図、第5図は第2
図及び第3図に示す装置の作用を説明するための
説明図、第6図は第2図及び第3図に示す装置に
おける散乱X線成分除去のアルゴリズムを説明す
るためのフローチヤート、第7図a及びb並びに
第8図は第2図及び第3図に示す装置におけるデ
ータの補間を説明するための説明図である。 1……X線発生源、4……データ処理部、6…
…X線(X線ビーム)、7……被写体、8……主
検出器、9……データ収集部、10……散乱X線
検出器。
説明するための説明図、第2図及び第3図は本発
明に係るX線CT装置の構成を示す説明図、第4
図は第2図及び第3図に示す装置に具備される散
乱X線検出器の一例を示す斜視図、第5図は第2
図及び第3図に示す装置の作用を説明するための
説明図、第6図は第2図及び第3図に示す装置に
おける散乱X線成分除去のアルゴリズムを説明す
るためのフローチヤート、第7図a及びb並びに
第8図は第2図及び第3図に示す装置におけるデ
ータの補間を説明するための説明図である。 1……X線発生源、4……データ処理部、6…
…X線(X線ビーム)、7……被写体、8……主
検出器、9……データ収集部、10……散乱X線
検出器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 扇状のX線を発生するX線源と、X線源から
曝射されたX線を検出し、このX線源と被写体を
挟んで対向し、かつ前記扇状面に含まれる位置に
所定のピツチで配列された複数の検出素子からな
る検出器列を有する主検出器と、前記X線源から
曝射されたX線を検出し、前記X線源と被写体を
挟んで対向し、前記主検出器の近傍で、かつ前記
扇状面に含まれない位置に前記所定のピツチより
は疎の状態で複数配置された散乱線検出器と、前
記各々の散乱線検出器による各散乱線検出データ
間の散乱線データを補間演算により求め散乱線分
布データを求める補間手段と、この補間手段によ
る散乱線分布データおよび前記主検出器による前
記複数の検出素子についての主検出データをそれ
ぞれ入力し、前記補間手段により求められた散乱
線分布データを主検出データから除外する演算と
行なうデータ処理部とを具備することを特徴とす
るX線CT装置。 2 前記主検出器は被写体の周囲に360゜にわたつ
て固定配置され、かつ前記散乱線検出器は前記X
線源との相対的な位置関係を保持したまま被写体
の周囲を回転するものであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58216005A JPS60108039A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58216005A JPS60108039A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | X線ct装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60108039A JPS60108039A (ja) | 1985-06-13 |
JPH0560930B2 true JPH0560930B2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=16681813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58216005A Granted JPS60108039A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60108039A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0763464B2 (ja) * | 1986-05-07 | 1995-07-12 | 株式会社東芝 | X線ct装置 |
JPS6351842A (ja) * | 1986-08-21 | 1988-03-04 | 株式会社東芝 | X線ct装置 |
JP5197025B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2013-05-15 | 株式会社東芝 | 放射線治療システム、放射線治療支援装置及び放射線治療支援プログラム |
JP5197024B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2013-05-15 | 株式会社東芝 | 放射線治療システム、放射線治療支援装置及び放射線治療支援プログラム |
JP5197026B2 (ja) * | 2008-01-09 | 2013-05-15 | 株式会社東芝 | 放射線治療システム、放射線治療支援装置及び放射線治療支援プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152491A (en) * | 1978-05-13 | 1979-11-30 | Philips Nv | Device for determining space absorption distribution |
JPS56151026A (en) * | 1980-04-01 | 1981-11-21 | Philips Nv | Apparatus for determining absorption distribution of radioactive ray |
JPS59196447A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 放射線検出器 |
-
1983
- 1983-11-18 JP JP58216005A patent/JPS60108039A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152491A (en) * | 1978-05-13 | 1979-11-30 | Philips Nv | Device for determining space absorption distribution |
JPS56151026A (en) * | 1980-04-01 | 1981-11-21 | Philips Nv | Apparatus for determining absorption distribution of radioactive ray |
JPS59196447A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 放射線検出器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60108039A (ja) | 1985-06-13 |
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