JPH0560570U - 線条体の連続被覆装置 - Google Patents

線条体の連続被覆装置

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Publication number
JPH0560570U
JPH0560570U JP511092U JP511092U JPH0560570U JP H0560570 U JPH0560570 U JP H0560570U JP 511092 U JP511092 U JP 511092U JP 511092 U JP511092 U JP 511092U JP H0560570 U JPH0560570 U JP H0560570U
Authority
JP
Japan
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molten resin
hose
coating device
heating fluid
pipe
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Pending
Application number
JP511092U
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English (en)
Inventor
行成 白子
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶融樹脂の塗布ポットを経由して線条体を走
行させる形式の線条体の連続被覆装置に関し、溶融樹脂
が一様にむらなく保温されるような連続被覆装置を提供
する。 【構成】 溶融樹脂供給槽10と被覆装置2との間に配
設される二重管ホース8の内管81には線条体1に被覆
すべき溶融樹脂3が送給され、また外管82には加熱用
流体4が送給される。しかして加熱用流体4は所望の温
度に管理された恒温槽6内に設けられる循環ポンプ5に
よって前記二重管ホース8の外管82部分を含む循環流
路に循環させられるよう構成されるから、溶融樹脂3は
加熱用流体4によって一様にむらなく加熱保温され、良
好な樹脂被覆が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は線条体の連続被覆装置、特に溶融樹脂の塗布ポットを経由して線条 体を走行させる形式の線条体の連続被覆装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2について従来の線条体の連続被覆装置を説明する。溶融樹脂3を入れた溶 融樹脂供給槽10と、溶融樹脂3を線条体1に連続的に付着させるための被覆装 置2との間には送給ホース101が配管され、溶融樹脂3の表面にかけられる適 宜の圧力によって溶融樹脂3が被覆装置2に供給される。送給ホース101の周 囲にはリボンヒータ102が配置され、その全体は断熱覆い103によって覆わ れる。リボンヒータ102は温度調節器105において給電の制御がなされ、そ の給電は送給ホース101の中程に配置される熱電対104からの温度計測信号 によって入り、切りされる。このように送給ホース101を加熱する理由は溶融 樹脂3を適温に保ってこれが冷却固化するのを防止し、被覆装置2に適正な粘度 の溶融樹脂3を円滑に供給できるようにするためである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこの従来技術では溶融樹脂3を直接リボンヒータ102によって 加熱するため、ホースが溶けたり、さらに内部を流れる溶融樹脂3に引火したり する危険があり、また熱電対104による温度調節は一般に時間遅れが生じるた めに供給される溶融樹脂3に温度むらが発生する欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上述の課題を解決するためになされたものであって、具体的には、 内管には線条体に被覆すべき溶融樹脂が送給され、また外管には加熱用流体が送 給される二重管ホースが溶融樹脂供給槽と被覆装置との間に配設され、前記加熱 用流体は所望の温度に管理された恒温槽内に設けられる循環ポンプによって前記 二重管ホースの外管部分を含む循環流路に循環させられて成る線条体の連続被覆 装置である。
【0005】
【作用】
溶融樹脂を加熱する媒体が流体であるため、流動性がよくこの結果局部的な温 度むらもなく一様に加熱でき、ホースを焼損したり、また溶融樹脂に引火する危 険もない。
【0006】
【実施例】
図1についてこの発明の一実施例を説明する。 溶融樹脂3は溶融樹脂供給槽10に貯えられ、ここから従来と同様に上面にか けられる適宜の圧力によって被覆装置2に向けて圧送される。そのとき使用され る管路は二重管ホース8の内管81である。この外管82には内側の溶融樹脂3 を温めるための引火性のない加熱用流体4、普通は水が通される。この外管82 の管路は、二重管ホース8の両端付近に設けられる分別ホース継手7によってそ れぞれホース9に連通連結され、このホース9の他端は循環ポンプ5の吸込み口 および送出し口に連結されてひとつの循環流路を形成する。なお、循環ポンプ5 は所望の定温に温度制御された恒温槽6内に収納され、循環させる加熱用流体4 を所望の温度に保つように構成される。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、溶融樹脂は引火性のない加熱用流体によって加熱されるか ら循環流路に使用されるホースを焼損させたり、溶融樹脂自体に引火したりする ことなく極めて安全である。また流動性のよい流体の流れにより周囲からの全面 的接触を介して加熱する形式であるから、溶融樹脂を所望の温度にむらなく一様 に保温でき、線条体に、特に光ファイバなどのような細物線条体に対して良好な 樹脂被覆ができる効果がある。さらに溶融樹脂の流路である二重管ホースを交換 する場合は、従来のように断熱覆い、リボンヒータの着脱作業がなくそのホース だけの交換で済むから極めて簡単な利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】従来の装置例を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 線条体 2 被覆装置 3 溶融樹脂 4 加熱用流体 5 循環ポンプ 6 恒温槽 8 二重管ホース 81 内管 82 外管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内管(81)には線条体(1)に被覆す
    べき溶融樹脂(3)が送給され、また外管(82)には
    加熱用流体(4)が送給される二重管ホース(8)が溶
    融樹脂供給槽(10)と被覆装置(2)との間に配設さ
    れ、前記加熱用流体(4)は所望の温度に管理された恒
    温槽(6)内に設けられる循環ポンプ(5)によって前
    記二重管ホース(8)の外管(82)部分を含む循環流
    路に循環させられて成る線条体の連続被覆装置。
JP511092U 1992-01-14 1992-01-14 線条体の連続被覆装置 Pending JPH0560570U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136852A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Fuji Kikai Kogyo Kk 無溶剤型ラミネート用の塗工液供給装置
JP2019089056A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 株式会社サンツール ホットメルト接着剤の塗布装置におけるヒーティングホースおよびヒーティングホースへのインナーチューブの装着方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136852A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Fuji Kikai Kogyo Kk 無溶剤型ラミネート用の塗工液供給装置
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