JPH0560400A - 燃焼器具 - Google Patents
燃焼器具Info
- Publication number
- JPH0560400A JPH0560400A JP21986991A JP21986991A JPH0560400A JP H0560400 A JPH0560400 A JP H0560400A JP 21986991 A JP21986991 A JP 21986991A JP 21986991 A JP21986991 A JP 21986991A JP H0560400 A JPH0560400 A JP H0560400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- burner
- combustion
- thermistor
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼ガスの漏洩等による給湯器外郭の過熱を
防止する。 【構成】 バーナ７、熱交換器３、排気部９を気密に接
合した加熱装置１１を器体外装ケース１５に納め、器体
外装ケース１１近傍にプラスチックサーミスタ１８を広
く配置させ、このプラスチックサーミスタ１８の高温検
知を受けてバーナ７の燃焼を停止する制御器１９を備え
る。 【効果】 プラスチックサーミスタが検出面積に比例
し、かつ検出温度に応じて簡便な構成で正確に給湯器外
郭の過熱を検出し、器体の設計が容易になる。
防止する。 【構成】 バーナ７、熱交換器３、排気部９を気密に接
合した加熱装置１１を器体外装ケース１５に納め、器体
外装ケース１１近傍にプラスチックサーミスタ１８を広
く配置させ、このプラスチックサーミスタ１８の高温検
知を受けてバーナ７の燃焼を停止する制御器１９を備え
る。 【効果】 プラスチックサーミスタが検出面積に比例
し、かつ検出温度に応じて簡便な構成で正確に給湯器外
郭の過熱を検出し、器体の設計が容易になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼ガスの漏洩等の原
因による過熱を検出して、バーナの燃焼を停止する燃焼
器具に関するものである。
因による過熱を検出して、バーナの燃焼を停止する燃焼
器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７ａ，ｂに従来のガス瞬間給湯器の構
成を示し、水は水入口１より供給されて水量を調節する
水量弁２を通り、熱交換器３で熱を吸収し、給湯口４よ
り器外へ給湯される。ガスはガス入口５より供給され、
ガス量を調節するガス比例弁６よりバーナ７に供給され
る。燃焼に必要な空気は燃焼用送風機８によって供給さ
れ、この空気と前記ガスがバーナ７で燃焼されて熱交換
器３を加熱後、排気部９の排気口１０より器外へ排出さ
れる。またバーナ７、熱交換器３、排気部９を気密に接
合した加熱装置１１と器体外装ケース１２の内側に設け
た遮熱板１３の間の雰囲気温度が所定温度以上になると
溶断し、器具の運転を停止する温度検出器としての温度
ヒューズ１４が遮熱板１３等に取りつけられていた。
成を示し、水は水入口１より供給されて水量を調節する
水量弁２を通り、熱交換器３で熱を吸収し、給湯口４よ
り器外へ給湯される。ガスはガス入口５より供給され、
ガス量を調節するガス比例弁６よりバーナ７に供給され
る。燃焼に必要な空気は燃焼用送風機８によって供給さ
れ、この空気と前記ガスがバーナ７で燃焼されて熱交換
器３を加熱後、排気部９の排気口１０より器外へ排出さ
れる。またバーナ７、熱交換器３、排気部９を気密に接
合した加熱装置１１と器体外装ケース１２の内側に設け
た遮熱板１３の間の雰囲気温度が所定温度以上になると
溶断し、器具の運転を停止する温度検出器としての温度
ヒューズ１４が遮熱板１３等に取りつけられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成では
器具背面Ａを壁面に取り付ける後面近接設置や、壁面凹
部に収納する埋め込み設置の対応時には、温度ヒューズ
１４の配置箇数を増やし、万一器具内で燃焼ガスが漏れ
ても壁面を過熱しない配慮が必要で、設計的に不経済な
ものであった。また、温度ヒューズ１４が前記燃焼ガス
の漏れ異常を迅速に検出可能とするため、温度ヒューズ
１４の取付部への燃焼ガスの拡散と同時に前記取付部以
外の箇所への過大な拡散の防止を図らねばならなかっ
た。そして、例えば、温度ヒューズ１４を図示した遮熱
板１３と加熱装置１１の間に備えるとき、この間隙が狭
い一定値内に限定され、設計的に大きな制約条件となっ
ていた。
器具背面Ａを壁面に取り付ける後面近接設置や、壁面凹
部に収納する埋め込み設置の対応時には、温度ヒューズ
１４の配置箇数を増やし、万一器具内で燃焼ガスが漏れ
ても壁面を過熱しない配慮が必要で、設計的に不経済な
ものであった。また、温度ヒューズ１４が前記燃焼ガス
の漏れ異常を迅速に検出可能とするため、温度ヒューズ
１４の取付部への燃焼ガスの拡散と同時に前記取付部以
外の箇所への過大な拡散の防止を図らねばならなかっ
た。そして、例えば、温度ヒューズ１４を図示した遮熱
板１３と加熱装置１１の間に備えるとき、この間隙が狭
い一定値内に限定され、設計的に大きな制約条件となっ
ていた。
【０００４】そこで、本発明では器体の異常温度上昇を
簡便かつ正確に検出できる燃焼器具の提供を目的とす
る。
簡便かつ正確に検出できる燃焼器具の提供を目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による燃焼器具の手段は、熱交換装置とこれ
を加熱するバーナとを有し、このバーナの燃焼ガスを気
密に保持して器外に排出する加熱装置と、加熱装置の放
熱を温度検出し、検出面積に比例してかつ検出温度に応
じた電流出力する温度センサと、温度センサの電流出力
によりバーナの運転を制御する制御器と、器体外装ケー
スを備え、熱交換装置外周の器体外装ケース内に設置箇
所の形状に応じて前記温度センサを配置するようにした
ものである。
に、本発明による燃焼器具の手段は、熱交換装置とこれ
を加熱するバーナとを有し、このバーナの燃焼ガスを気
密に保持して器外に排出する加熱装置と、加熱装置の放
熱を温度検出し、検出面積に比例してかつ検出温度に応
じた電流出力する温度センサと、温度センサの電流出力
によりバーナの運転を制御する制御器と、器体外装ケー
スを備え、熱交換装置外周の器体外装ケース内に設置箇
所の形状に応じて前記温度センサを配置するようにした
ものである。
【０００６】
【作用】上記手段により本発明の燃焼器具は、バーナが
過大な異常燃焼をしたり、加熱装置の気密が悪化して燃
焼ガスを器体内に漏洩したとき、温度センサがバーナの
異常燃焼による加熱装置の過熱や燃焼ガスの接触による
高温を検出する。これ等の異常のレベルが小さくて検出
温度変化が少ないときでも、狭い設置箇所の形状に適応
した温度センサは、小さな電流変化を検出面積に比例し
て大きな出力に集積し、小さな異常のレベルも正確に検
出できる。また、漏洩した燃焼ガスの拡散を防止する間
接的手段の設置等の設計的制約を受けることなく簡便に
異常を検出でき、かつ検出電流に対応した異常のレベル
を区別して判定できる。
過大な異常燃焼をしたり、加熱装置の気密が悪化して燃
焼ガスを器体内に漏洩したとき、温度センサがバーナの
異常燃焼による加熱装置の過熱や燃焼ガスの接触による
高温を検出する。これ等の異常のレベルが小さくて検出
温度変化が少ないときでも、狭い設置箇所の形状に適応
した温度センサは、小さな電流変化を検出面積に比例し
て大きな出力に集積し、小さな異常のレベルも正確に検
出できる。また、漏洩した燃焼ガスの拡散を防止する間
接的手段の設置等の設計的制約を受けることなく簡便に
異常を検出でき、かつ検出電流に対応した異常のレベル
を区別して判定できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の燃焼器具の一実施例につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【０００８】図１および図２は本発明の一実施例として
の給湯器を示し、図７に示した従来例と同一部分には同
一符号を用い、同一名称で同一機能を有するものとす
る。以下、従来例と相違する変更部分について説明する
と、器体外装ケース１５には器内へ突起した部品１６、
通気口１７等を備える。器体外装ケース１５の内面には
温度センサとしてのプラスチックサーミスタ１８がコー
ナ１５ａで折り曲げ、接着等により図の破線の斜線部に
広く固定され、制御器１９に電気的に接続され、部品１
６と通気口１７の箇所は切り欠き１８ａ，１８ｂで当接
や閉塞を逃げている。制御器１９はガス比例弁６等と図
の破線で示すように電気的に接続され、プラスチックサ
ーミスタ１８の検出信号を受けて比例弁６等の駆動を制
御する。
の給湯器を示し、図７に示した従来例と同一部分には同
一符号を用い、同一名称で同一機能を有するものとす
る。以下、従来例と相違する変更部分について説明する
と、器体外装ケース１５には器内へ突起した部品１６、
通気口１７等を備える。器体外装ケース１５の内面には
温度センサとしてのプラスチックサーミスタ１８がコー
ナ１５ａで折り曲げ、接着等により図の破線の斜線部に
広く固定され、制御器１９に電気的に接続され、部品１
６と通気口１７の箇所は切り欠き１８ａ，１８ｂで当接
や閉塞を逃げている。制御器１９はガス比例弁６等と図
の破線で示すように電気的に接続され、プラスチックサ
ーミスタ１８の検出信号を受けて比例弁６等の駆動を制
御する。
【０００９】図３はプラスチックサーミスタ１８の詳細
を示し、（イ）のｘ−ｘの断面（ロ）には感温樹脂２０
が両面に導体２１，２２を溶着されている。感温樹脂２
０は図示はしない塩化ビニールやナイロンの電気の不導
体を主成分とし、内部に電気の良導体である金属イオン
を均一に分散して含有し、折り曲げ自在になっている。
そして、感温樹脂２０の温度の変化に応じて金属イオン
が放出する伝導電子の量が特異に変化する。感温樹脂２
０は広い面積の各部で温度が異なると、各部の電子の放
出量（部分電流）も温度分布に応じて異なる。導体２
１，２２は感温樹脂２０に対して広く分布し、部分電流
を電極として集積する。感温樹脂２０の部分的な温度変
化は、部分電流に検出面積を乗じた集積電流として導体
２１，２２の引出しリード２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２
４ｂで検出する。
を示し、（イ）のｘ−ｘの断面（ロ）には感温樹脂２０
が両面に導体２１，２２を溶着されている。感温樹脂２
０は図示はしない塩化ビニールやナイロンの電気の不導
体を主成分とし、内部に電気の良導体である金属イオン
を均一に分散して含有し、折り曲げ自在になっている。
そして、感温樹脂２０の温度の変化に応じて金属イオン
が放出する伝導電子の量が特異に変化する。感温樹脂２
０は広い面積の各部で温度が異なると、各部の電子の放
出量（部分電流）も温度分布に応じて異なる。導体２
１，２２は感温樹脂２０に対して広く分布し、部分電流
を電極として集積する。感温樹脂２０の部分的な温度変
化は、部分電流に検出面積を乗じた集積電流として導体
２１，２２の引出しリード２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２
４ｂで検出する。
【００１０】図４の（イ）は上記プラスチックサーミス
タ１８の集積電流の特異な変化を示し、（ロ）は感温樹
脂２０を加熱器２６で温度変化させ、集積電流を電流計
２７で計測している。２５は電源である。ａの特性は感
温樹脂２０を全面均一に加熱したときを示し、感温樹脂
の温度が温度ＴA からＴCまでは集積電流はほぼ一定値
を示し、温度ＴC を超えると急激に上昇し、この種のも
のは既に実用化されている。ｂの特性は感温樹脂２０の
９５％の部分を温度ＴA に維持し、残りの５％に当たる
局部だけを加熱昇温したとき、温度ＴC からａに近似し
た集積電流の変化を示している。つまり、広い検出面積
の部分的な変化が正確に検出できる。
タ１８の集積電流の特異な変化を示し、（ロ）は感温樹
脂２０を加熱器２６で温度変化させ、集積電流を電流計
２７で計測している。２５は電源である。ａの特性は感
温樹脂２０を全面均一に加熱したときを示し、感温樹脂
の温度が温度ＴA からＴCまでは集積電流はほぼ一定値
を示し、温度ＴC を超えると急激に上昇し、この種のも
のは既に実用化されている。ｂの特性は感温樹脂２０の
９５％の部分を温度ＴA に維持し、残りの５％に当たる
局部だけを加熱昇温したとき、温度ＴC からａに近似し
た集積電流の変化を示している。つまり、広い検出面積
の部分的な変化が正確に検出できる。
【００１１】図５は幅の狭い箇所に設置するタイプの線
状のプラスチックサーミスタ２８を示し、強度材として
の芯２９に一方の導体３０を巻き、この外周を感温樹脂
３１で覆い、次に感温樹脂３１を他方の導体３２で巻き
つけ、更にその外周を保護材としての薄膜の外皮３３で
構成されている。このプラスチックサーミスタ２８は設
置箇所に応じて自在に折り曲げられ、引出しリード３０
ａ，３０ｂ，３２ａ，３２ｂ（３０ｂ，３２ｂは図示し
ない他端にある）を有する。
状のプラスチックサーミスタ２８を示し、強度材として
の芯２９に一方の導体３０を巻き、この外周を感温樹脂
３１で覆い、次に感温樹脂３１を他方の導体３２で巻き
つけ、更にその外周を保護材としての薄膜の外皮３３で
構成されている。このプラスチックサーミスタ２８は設
置箇所に応じて自在に折り曲げられ、引出しリード３０
ａ，３０ｂ，３２ａ，３２ｂ（３０ｂ，３２ｂは図示し
ない他端にある）を有する。
【００１２】プラスチックサーミスタ１８，２８の集積
電流を検出する制御システムとして、図６はプラスチッ
クサーミスタ２８を制御器１９に接続した回路を示す。
今、仮に抵抗３５がない時は、プラスチックサーミスタ
２８の集積電流は引出しリード３０ａを介して抵抗３４
に流れる。この抵抗３４の両端電圧は一方を引出しリー
ド３０ｂから入力端子３８へ、他方を入力端子３９より
電圧検知器３６に入力される。電圧検知器３６は温度Ｔ
C 以上の集積電流による抵抗３４の電圧に応動し、図示
はしない出力端子より出力してガス比例弁６のガスの流
れを遮断する。抵抗３５には十分大きな抵抗値を与え、
プラスチックサーミスタ２８の集積電流に比し極めて小
さな電流が流れるようにし、上述の動作は抵抗３５を接
続してもその影響は問題とならない。しかし、プラスチ
ックサーミスタ２８が外されたり、導体３０が断線して
導体３０と入力端子３８，３９との不導通時に備え、こ
のとき抵抗３５は電圧検知器３６と電源３７との閉回路
を構成し、抵抗３５での発生電圧を電圧検知器３６に入
力する。そして、プラスチックサーミスタ２８の回路異
常を前記発生電圧で検出し、プラスチックサーミスタ２
８による加熱装置１１の異常検出不能を判定し、前記温
度ＴC の検出時と同様にガス比例弁６のガスの流れを遮
断する。なお、プラスチックサーミスタ１８を制御器１
９に接続しても全く同様に制御される。
電流を検出する制御システムとして、図６はプラスチッ
クサーミスタ２８を制御器１９に接続した回路を示す。
今、仮に抵抗３５がない時は、プラスチックサーミスタ
２８の集積電流は引出しリード３０ａを介して抵抗３４
に流れる。この抵抗３４の両端電圧は一方を引出しリー
ド３０ｂから入力端子３８へ、他方を入力端子３９より
電圧検知器３６に入力される。電圧検知器３６は温度Ｔ
C 以上の集積電流による抵抗３４の電圧に応動し、図示
はしない出力端子より出力してガス比例弁６のガスの流
れを遮断する。抵抗３５には十分大きな抵抗値を与え、
プラスチックサーミスタ２８の集積電流に比し極めて小
さな電流が流れるようにし、上述の動作は抵抗３５を接
続してもその影響は問題とならない。しかし、プラスチ
ックサーミスタ２８が外されたり、導体３０が断線して
導体３０と入力端子３８，３９との不導通時に備え、こ
のとき抵抗３５は電圧検知器３６と電源３７との閉回路
を構成し、抵抗３５での発生電圧を電圧検知器３６に入
力する。そして、プラスチックサーミスタ２８の回路異
常を前記発生電圧で検出し、プラスチックサーミスタ２
８による加熱装置１１の異常検出不能を判定し、前記温
度ＴC の検出時と同様にガス比例弁６のガスの流れを遮
断する。なお、プラスチックサーミスタ１８を制御器１
９に接続しても全く同様に制御される。
【００１３】このように、上記した実施例によると、加
熱装置１１と器体外装ケース１５の間に形成される種々
の形状に対応し、突起した部品１６やバーナ７や器体の
外気との通気口１７等を回避し、平面形状のプラスチッ
クサーミスタ１８を広い受熱箇所に配置し、また狭い受
熱箇所には線状のプラスチックサーミスタ２８を配置
し、加熱装置１１の放熱を広い面積でかつ狭い間隙にお
いても検出できる。また、加熱装置１１の局部的で小さ
な放熱、例えば少量の燃焼ガスの漏洩が拡散しても、拡
散した燃焼ガスを拡散に比例した受熱面積で検出でき、
従来のように拡散防止や伝熱の補助装置が不要となる。
さらに、加熱装置１１と器体外装ケース１５の間隙が異
なるときや、加熱装置１１の放熱温度が箇所により異な
るとき等には、温度ＴC の値が異なるプラスチックサー
ミスタ１８，２８で対応でき、従来のように前記間隙を
一定値内に制約されず、かつ器体外装ケース１５の折り
曲げ部にも曲げで対応でき、設計が自由になる。
熱装置１１と器体外装ケース１５の間に形成される種々
の形状に対応し、突起した部品１６やバーナ７や器体の
外気との通気口１７等を回避し、平面形状のプラスチッ
クサーミスタ１８を広い受熱箇所に配置し、また狭い受
熱箇所には線状のプラスチックサーミスタ２８を配置
し、加熱装置１１の放熱を広い面積でかつ狭い間隙にお
いても検出できる。また、加熱装置１１の局部的で小さ
な放熱、例えば少量の燃焼ガスの漏洩が拡散しても、拡
散した燃焼ガスを拡散に比例した受熱面積で検出でき、
従来のように拡散防止や伝熱の補助装置が不要となる。
さらに、加熱装置１１と器体外装ケース１５の間隙が異
なるときや、加熱装置１１の放熱温度が箇所により異な
るとき等には、温度ＴC の値が異なるプラスチックサー
ミスタ１８，２８で対応でき、従来のように前記間隙を
一定値内に制約されず、かつ器体外装ケース１５の折り
曲げ部にも曲げで対応でき、設計が自由になる。
【００１４】なお、図４の（イ）でＣの特性に示すよう
に、従来のサーミスタ特性に近似して温度の変化に集積
電流が略比例するときには、バーナ７の異常燃焼や燃焼
ガスの漏洩量に対応して異常レベルを検出でき、異常レ
ベルに応じて初期時は警告のみとし、レベルが高まると
ガス比例弁６のガスの流れを遮断するように異常のレベ
ルを区別して判定できる。また、図２の斜線の破線部の
ように必ずしも広い部分に設けることもなく、加熱装置
１１が異常時に高温化する箇所や、燃焼ガスの漏洩危険
度の高い箇所に限定してもよい。ただし、図２のように
広い箇所に設けると、従来の遮熱板を兼ねることができ
る。本実施例の以上の効果は他の燃焼器具、例えば石
油、ガス等をエネルギー源とする暖房器具等にも広く応
用できる。
に、従来のサーミスタ特性に近似して温度の変化に集積
電流が略比例するときには、バーナ７の異常燃焼や燃焼
ガスの漏洩量に対応して異常レベルを検出でき、異常レ
ベルに応じて初期時は警告のみとし、レベルが高まると
ガス比例弁６のガスの流れを遮断するように異常のレベ
ルを区別して判定できる。また、図２の斜線の破線部の
ように必ずしも広い部分に設けることもなく、加熱装置
１１が異常時に高温化する箇所や、燃焼ガスの漏洩危険
度の高い箇所に限定してもよい。ただし、図２のように
広い箇所に設けると、従来の遮熱板を兼ねることができ
る。本実施例の以上の効果は他の燃焼器具、例えば石
油、ガス等をエネルギー源とする暖房器具等にも広く応
用できる。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の燃焼器具は加熱装置の異常による器体の異常温度上昇
を簡便かつ正確に検出でき、設計の容易化が期待でき
る。
の燃焼器具は加熱装置の異常による器体の異常温度上昇
を簡便かつ正確に検出でき、設計の容易化が期待でき
る。
【図１】本発明の燃焼器具の一実施例を示す側面断面図
【図２】同正面断面図
【図３】（イ）は同プラスチックサーミスタの斜視図 （ロ）は同（イ）のｘ−ｘ線の断面図
【図４】（イ）は同プラスチックサーミスタの電気的特
性図 （ロ）は同測定回路図
性図 （ロ）は同測定回路図
【図５】同線状のプラスチックサーミスタの部分斜視図
【図６】同サーミスタの制御回路図
【図７】（ａ）は従来の給湯器を示す側面断面図 （ｂ）は同正面図
７ バーナ １１ 加熱装置 １５ 器体外装ケース １８，２８ プラスチックサーミスタ １９ 制御器
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換装置とこれを加熱するバーナとを有
し、これの燃焼ガスを気密に保持して器外に排出する加
熱装置と、加熱装置の放熱を温度検出し、検出面積に比
例してかつ検出温度に応じた電流出力する温度センサ
と、温度センサの電流出力によりバーナの運転を制御す
る制御器と、器体外装ケースを備え、熱交換装置外周の
器体外装ケース内に設置箇所の形状に応じて前記温度セ
ンサを配置するようにした燃焼器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21986991A JPH0560400A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 燃焼器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21986991A JPH0560400A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 燃焼器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560400A true JPH0560400A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16742334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21986991A Pending JPH0560400A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 燃焼器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07294001A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP21986991A patent/JPH0560400A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07294001A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10260776B2 (en) | Heater bundle for adaptive control | |
| US7706670B2 (en) | Fluid-heating apparatus, circuit for heating a fluid, and method of operating the same | |
| US7256372B2 (en) | Fluid-heating apparatus, circuit for heating a fluid, and method of operating the same | |
| US11397025B2 (en) | Electric heating device, corresponding heating circuit and method for managing the temperature | |
| US4990987A (en) | Over-temperature sensor and protector for semiconductor devices | |
| KR102476376B1 (ko) | 전기차량의 냉각수 가열장치 | |
| US4717811A (en) | Differential resistance humidity detector | |
| JP2019525403A (ja) | 適応制御用ヒータバンドル及び電流漏れ低減方法 | |
| US4319110A (en) | Microwave oven employing a gas sensor | |
| US4658120A (en) | Sensor device for use with cooking appliances | |
| JPH0560400A (ja) | 燃焼器具 | |
| IE80773B1 (en) | Method and circuit for monitoring and limiting the operating temperature of electrically heated apparatus and use of the method | |
| EP0219984B1 (en) | Flow sensing device | |
| JPH09184771A (ja) | 給湯器の過熱検知用センサ | |
| US6265698B1 (en) | Overheating protector for heaters | |
| US5675246A (en) | Current flow indicator | |
| CN218864480U (zh) | 暖风机 | |
| KR200251672Y1 (ko) | 감온 히터와 그 구동 회로 | |
| JPH08145809A (ja) | 複合温度検知器 | |
| CN115727537A (zh) | 暖风机 | |
| KR0129534Y1 (ko) | 순간 가열방식의 전기 보일러용 히터 | |
| KR100579439B1 (ko) | 정온도계수 써미스터를 이용한 온수히터 | |
| JPH10318852A (ja) | ヒューズ機能付き過熱検知用温度センサ | |
| JP3600425B2 (ja) | 電子レンジ | |
| JPH09184770A (ja) | 過熱検知用温度センサ |