JPH0560240B2 - - Google Patents

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JPH0560240B2
JPH0560240B2 JP59009388A JP938884A JPH0560240B2 JP H0560240 B2 JPH0560240 B2 JP H0560240B2 JP 59009388 A JP59009388 A JP 59009388A JP 938884 A JP938884 A JP 938884A JP H0560240 B2 JPH0560240 B2 JP H0560240B2
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JP
Japan
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collimator
electrode
rear electrode
vortex
shroud
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JP59009388A
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Rujan Kamacho Sarubadooru
Hooru Kamacho Deiuitsudo
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Plasma Energy Corp
Original Assignee
Plasma Energy Corp
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Publication date
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Publication of JPH0560240B2 publication Critical patent/JPH0560240B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラズマアーク発生器に関する。より
詳細にはプラズマアーク発生器を構成する部品の
長寿命化に関する。
従来のプラズマアーク・トーチは米国特許第
3194941号(以下941号特許と云う)、第3673375
(同様に375号特許)および3818174号(174号特
許)あるいは1965年10月発行の米国航空宇宙局刊
行物NASA第5033号の“プラズマジエツト技術”
などに開示されている。
前記“プラズマジエツト技術”は一般的なプラ
ズマ技術を説明し、転移および非転移操作方式の
間の差異を示す点で重要である。
941号特許は、転移アークプラズマ発生器(プ
ラズマアークトーチとも称される)を教示する点
で興味があり、後方電極、コリメータ(後方電極
から前方に間隔に置かれるいわゆるノズル)、渦
流発生器およびシユラウド構造体を使用してい
る。また941号特許は、プラズマ発生器がどのよ
うに働らくかを制御するコリメータの長さ対内径
の範囲を教示する。0.25マツハより大きくなつて
いる渦流発生器への入口速度の重要さも指適され
ている。また941号特許はシユラウドとコリメー
タとを冷却する冷却液体に対する第1入口と出口
および第1冷却通路を、また後方電極を冷却する
冷媒に対する第2独立入口と出口および第2冷却
通路をもつことを指摘している。また941号特許
は、電源として交流あるいは直流電源のどちらが
使用されるかにより、後方電極の浸食がどのよう
に関係するかをも説明している。また941号特許
は、プラズマ発生器を操作する電源として交流電
源を使用することによつて浸食摩耗を分配した
り、後方電極の内側でのアーク付着点を回転およ
び広げるように外部的に回転磁場を加えることも
検討している。
375号特許は、941号特許と同様に、ほぼ管状の
転移アーク型式プラズマ発生器に関する。しかし
ながら、375号特許は、コリメータと後方電極と
の間の間隔も、コリメータの長さ対内径の関係の
外に、指示した範囲内で極めて重要性があると教
示している。これにより941号特許の発生器で得
ることのできない比較的長くかつ安定したアーク
を得る。また375号特許では、空気で後方電極を、
また水でコリメータを冷却するという概念もあ
る。交流給電の使用および非転移あるいは転移方
式で発生器を操作できる可能性も、375号特許で
述べられている。
174号特許では、特に2重のアーク発生状況を
防止するように注意されている。また外部シユラ
ウドの電気接地の方法および重要性に注意を払つ
ている。外部シユラウド、後方電極およびコリメ
ータに対する個々の冷却装置が設けられている。
最も熱を吸収する後方電極の部分のまわりの通路
で冷却液体を加速する長所も挙げられている。
先行技術により、アークは冷い面より高温面へ
付着しやすい傾向のあることが公知となつてい
る。したがつて、プラズマ発生器がどのように冷
却されるかおよび冷却効率が極めて重要であると
いうことが判る。さらに、冷却で消費されるいか
なる水の節約も重要である。先行技術は、2重ア
ークおよび“鉱滓”問題を克服するためならびに
オペレータの安全およびプラズマ発生器の適当な
機能発揮のいづれにとつても電気接地が重要であ
ることを指示している。
先行支術は、電極に冷却液体を直接接触させる
冷却装置において該冷却液体(すなわち水)を通
つて電源から給水主管(金属管)あるいは廃水管
(金属管)に戻る電気通路を構成することを教示
している。同様に、後方電極とコリメータとの双
方に冷却液体を接触させればプラズマ発生器のこ
れらの2つの構成要素の間に電気的短絡を生せじ
める傾向があるように理解することもできる。し
たがつて、後方電極に対して1つの冷却回路を構
成し、コリメータおよびシユラウドに対しては1
つあるいは個々に冷却回路を構成するようになつ
ている。
先行技術はプラズマ発生器のうち転移方式でも
非転移方式でも適合可能であるものもあると指摘
しているけれども、通常は第1方式あるいは第2
方式のちのいづれか1つで良好に働らくようにな
つている。これに関連した面として、深カツプ形
状と称する後方電極が公知であるが、非転移アー
ク発生器用の前方電極は、一様な直径の筒状孔を
もちこの孔の前方範囲が迅速に浸食される。
ガス圧はアーク付着点に影響を及すことが公知
となつており、アーク付着点に軸方向において変
更させるために圧力弁を手動で調整することが公
知となつている。前記先行技術では、比較的広い
範囲に亘つて浸食を分散させる手段として直流電
源に代えて交流電源を使用すること、また浸食を
分散させるためにアークを回転させる磁場を使用
することを開示している。しかしながら、そのプ
ラズマ発生器には直流電源を使用することが有利
であることも公知である。
先行技術のプラズマ発生器では、後方電極とコ
リメータのまわりに装着する冷却シユラウドは自
体、コリメータを装着している内部シユラウドか
ら電気的に絶縁された別の外部シユラウド(液冷
および電気的に接地される)の形で装着されてい
ない。したがつて、コリメータが単独の金属シユ
ラウドに対し機械的に結合されまたこのシユラウ
ドによつて支持される場合、このコリメータは、
このようなシユラウドに対して電気的に浮遊する
ことができない。941号特許の添付図面ならびに
375号特許の第1図はこの構成を示している。174
号特許の第5図は別の構成を示し、この構成では
コリメータが液冷シユラウドによつて支持され、
このシユラウドは前方でコリメータから絶縁され
かつ後方が別の液冷(電気的接地される)シユラ
ウドに対して電気的に絶縁されている。したがつ
て、174号特許の構成では、コリメータも前方シ
ユラウドも双方ともに電気的に浮遊している。
コリメータは極めて高温条件へ曝されることが
公知である。したがつて、コリメータに接触する
いかなる電気絶縁物も、必然的に著しい熱に曝さ
れ、したがつて慣らし使用の期間の後寸法の変化
および、或程度、クリープ作用を受ける。この種
の絶縁物が液体冷却路と接触している場合、加熱
されたコリメータの表面と絶縁物の表面が密着し
ない場合、液体漏洩が生じる。
以上、従来のプラズマアーク・トーチについて
縷縷述べたが、本発明の主目的はプラズマアー
ク・トーチの構成要素の寿命を実質的に延ばし、
構成要素の交換回数を少なくすることである。
この目的を達成するために、本発明は、後方電
極とコリメータとの間にガスの渦流を発生させる
タイプのプラズマアーク・トーチにおいて、その
ガス圧を手動ではなくて所定のプログラムに従つ
て変化させることにより、アーク付着点を分配さ
せるようになしたものである。
回転磁界を生ぜしめるべく後方電極のまわりに
固定電磁石を設け、この電極石用の電源により付
勢して、アークの付着点を回転させるようになし
たものが開示されているが、本発明においては、
回転は流体力学的に達成されているので、何ら追
加の特別な電源設備がいらず有利である。空気を
渦流発生器の中へ接線方向に噴射し、この空気の
うち幾分かは後方へ移動して後方電極中へ入る。
この空気の圧力と後方電極内の逆圧とが等しいと
ころで明確な境界ができ、そこで空気が逆転して
後方電極より出て、アークが付着する低圧帯域を
生ぜしめる。そこで、圧力、つまりガス流量を変
えると、前記境界が後方電極内で軸方向に動くの
である。そこで、圧力を連続的に周期的に変化さ
せることにより使用可能な電極内側表面全体にわ
たつて腐食を均一に分散させ、実質的に均一な摩
耗となり、顕著に電極の寿命が延びることが判明
したのである。従来、手動操作により数時間毎に
圧力を変えて、アーク付着点を軸方向に移動させ
ることが試みられたが、局所的な摩耗点を生ぜし
めて、十分に寿命を延ばすことが出来なかつたの
である。
更に、本発明は前記目的(構成要素の長寿命
化)を達成するために、後方電極とコリメータと
の双方を冷却する内部シユラウドを設け、かつ後
方電極から内部シユラウドとコリメータとを電気
的に絶縁する第一絶縁装置(コリメータ絶縁器、
絶縁スリーブ)を設けたものである。
本発明のかかる冷却システムによりプラズマア
ーク・トーチの強い熱に曝される構成要素が良好
に冷却されて、後方電極とコリメータの両方の摩
耗寿命を実質的に延ばし、したがつて実際上、後
方電極とコリメータの両方が必要に応じて同時に
交換を行なえるように大体において等しい寿命を
十分もたせることができる。
以下本発明の実施例を図面を参照して具体的に
説明する。しかしその説明が非常に詳細であるの
で、本発明の要旨は第69図並びにこれに関した
説明において端的に示されているということを予
め注意を惹起しておく。さて、第1〜65図に示
すプラズマ発生器50はガス装置、電気装置およ
び冷却装置の三つの基本的装置を合体したもので
ある。このプラズマ発生器50は、第3図の分解
図に示される内部副集合体55と、第6図の分解
図で示される外部副集合体60とに分解すること
ができる。
コリメータ集合体70(第3図および15図)
はピン73(第15図)によつてコリメータ支持
カラー72(第12〜14図)に対して結合され
るコリメータ71(第9〜11図)からつくられ
ている。このコリメータ71は寸法L,D(第1
0図参照)を有する。コリメータ水案内部として
使用されるコリメータ支持カラー72は内部シユ
ラウド集合体を形成する前方環79(第1,3,
5および45〜47図)のねじ78の内部にコリ
メータ集合体70をねじ係合固着させるのに適し
ているねじ77を備えるフランジ76をもつてい
る。
冷却装置はコリメータ集合体70内に設けられ
ている。なぜなら第10図で示されるコリメータ
の内面80は著しい熱に露出され、したがつて表
面80の浸食ならびに高温面へのアーク付着傾向
の双方を防止するため冷却しなければならない。
したがつてコリメータ支持カラー72は、コリメ
ータ水案内部として働くように設計されている。
コリメータ支持カラー72の複数の孔81(第1
および13図)は前方環79(第3および47
図)の液体通過孔84と合致し、したがつて第1
3および15図の矢印によつて示される冷却液体
を狭い環状通路82(第15図)の中へ導入さ
せ、かなりの高速度で加速し、引続きさらに第1
5図で示されるように環状室83を介して加熱水
を排出する。
プラズマ発生器を作動させるのに重要な条件と
して、冷却流体(代表的には水)の漏洩、特にプ
ラズマ発生器内部へあるいは電気短絡条件をつく
る可能性のある区域への漏洩を防止しなければな
らない。したがつて複数のOリング密封部が使用
される。第10と13図を参照して、Oリング座
85,86の所でこのような漏洩を防止してい
る。
内部副集合体55を説明するに、渦流発生器9
0が第16〜20図で示されている。渦流発生器
90は、コリメータ絶縁器120(第1,3,5
および39〜41図)内に取りつけられ、座9
3,94のOリングによつて密封される一対の2
重リム形成部91,92を含んでいる。リム形成
部91,92は、コリメータ絶縁器120内に装
着され、リム形成部91,92とコリメータ絶縁
器120との間によつて形成される環状マニホー
ルドを複数ガス通路121(第1および39〜4
0図)の開口122に一致させる。4つのガス通
路121が第39図で示されている。ガスは、コ
リメータ集合体70と後方電極100との間で
375号特許の教示に準拠するよう選択される幅W
の隙間95(第1図)へ導入される。回転する渦
流作用を強化するため、第1組の傾斜排出開口9
6が第19図のXで指示される第1平面で形成さ
れる一方、第2組の傾斜排出口97が軸方向に距
離を置いた第19図のYで示される平面で形成さ
れる。平面XおよびYのガス排出開口は渦流発生
器90のまわりに等間隔に設けられている。
前方絶縁器カツプ110(第3図および第21
〜23図)は、渦流発生器90の後方面98(第
3図)に対して装着されておりかつ後方電極10
0(第1,3図および第24〜28図)の前部を
囲繞するように取りつけられている。後方電極1
00は、比較的厚い壁の深いカツプ形状の銅製の
一体片として形成されている。前方カツプ110
は、座111のOリングによつて達成されている
密封関係となつてコリメータ絶縁器120(第3
および39〜41図)に組み立てられている。前
方絶縁器カツプ110は複数の孔115を有し、
冷却流体はそれらの孔を介して入れられる前に後
方電極100によつて加熱され、第22図の矢印
に示されまた第1図の矢印づけした“水路”の線
によつて図示するように排出される。
コリメータ絶縁器120の第1機能は、後方電
極100と内部シユラウド集合体との間の絶縁を
行なう機能であり、上記集合体が溶接部88によ
つて内側のシユラウド87(第1,5および48
図)と一直線に整合されかつこれに溶接される前
方環79によつて形成される内部シエルおよび外
側のシユラウド89によつて形成される外部シエ
ルをもつている。水は、前方環79のミリング加
工された複数のスロツト99(第3図で一番よく
見られる)を介してコリメータ集合体70から集
水マニホールド75(第1および59〜61図)
まで流れる。コリメータ絶縁器120の第2機能
は前述の渦流発生器90に対してガスを導入させ
るように複数の通路121を設けることである。
第3機能は、第4図で一番よく理解できるように
複数孔124および複数通路125を使用する水
路の部分を設ける機能である。第1図で理解され
また第5図を若干概略的に図示されるようにコリ
メータ絶縁器120の前面126(第3および4
0図)がコリメータ支持カラー72のフランジ面
76(第12図)に対して接触していることに気
づくだろう。コリメータ絶縁器120は極端な熱
を受けるので、コリメータ支持カラー72の上述
の接触面76とコリメータ絶縁器120の表面1
26との間で漏洩を生ぜしめる傾向がある。した
がつてコリメータ支持カラー72のフランジ76
に対してコリメータ絶縁器120によつて加えら
れる圧力を調節するために調節機構130(第1
および5図)によつて対策を講じている。調節機
構130は、内側のシユラウド87のスロツト1
38(第48図)に取りつけられかつシユラウド
87に溶接される固定支持部材131、ねじブロ
ツク部材132およびねじ133から成る。した
がつて、ねじ133を調節することによつてブロ
ツク部材132は、コリメータ絶縁器120の背
面129(第5図)に対して強制的に押圧するこ
とができ、そのため面126(第3図)および7
6′(第15図)を一層強力に接触させて上述の
漏洩問題を防止しかつ隙間幅を制御させるように
する。座128(第40図)のOリングによつて
追加の密封が行なわれている。
後方電極100は、第1,3図および第36〜
38図で示される金属電極ホルダ140のねじ1
39でねじ込み可能にかつ支持されている。電極
ホルダ140は後方電極100を保持する手段と
して使用される外に、第1図で示される複数のフ
アスナ142によつて適当数の電力ケーブル14
1を接続する手段としても使用され、外部電源か
ら後方電極まで電力を供給させるようにする。電
極ホルダ140は、流体導管としても働く。加圧
水として入つてくる冷却液体は、可撓性導電ホー
ス145によつて電極ホルダ140のねじ立てさ
れた入口146を介して供給されかつそれから複
数の傾斜孔147(第37〜38図)を介して環
状空洞150へ渦巻き様式にして排出され、上記
空洞が電極ホルダ140の前方部分を取り囲みか
つ後方電極100をねじ込み可能に固着するねじ
ソケツト139から半径方向外側へ間隔を置かれ
ている。したがつて電極ホルダ140自体が冷媒
によつて冷却されてから同じ冷媒が後方電極10
0を冷却する。
約14気圧(200psig)〜約21気圧(30psig)の
圧力で加圧される水は、後方電極100と金属製
水案内部170(第1および29〜31図)との
間で供給され、上記案内部が第1および30図で
見られる複数孔156を貫通する複数のボルト1
55によつて電極ホルダ140へ固着されてい
る。水案内部170は、高度に精密につくられた
不銹金属管として形成されており、そのため冷却
液体が後方電極100の外面と水案内部170の
内面との間を高速度で流れるような著しく拘束さ
れた流路を設けるようにし、この拘束された流路
が第1図で合照数字135によつて指示されてい
る。水案内部170の前方縁部分は、第28図に
示されるように形成され、そのため環状凹部15
3に隣接して周辺で間隔を置かれる複数のタブ1
52を有する。一般に、冷却液体が拘束通路17
5において比較的高速度を達成させるように後方
電極100のほぼ全長に対して加速させられるよ
うになつていると言うことができる。冷却液体の
高圧は、また液体の核沸騰を防止するようにも働
く。この装置は、冷却液体に対して最大の熱伝達
を確保し、そのため後方電極100内にある内面
101(第1図)を実際上できるだけ冷たく維持
させるようにする。しかしながら、拘束通路13
5を通過している冷却液体が後方電極100と実
際上接触し、したがつて後方電極100の電圧と
同じ電圧になる傾向があることを理解しなければ
ならない。座158(第28図)および座159
(第30図)でOリングによつて追加の密封が行
なわれている。流路の水力学および上記電気条件
が冷却装置において配慮されていて、好ましくな
い電圧および電流を回避している。
絶縁スリーブ105(第1,3図および第42
〜43図)は、複数のボルト孔106をもち、こ
れらを通る複数のボルト155によつて電極ホル
ダ140(第1図)へ固着されている。絶縁スリ
ーブ105は、また後方排出水マニホールド18
5の絶縁部の連続として働く。
内部副集合体55は液冷シユラウド内に含まれ
る液冷後方電極および液冷コリメータからなり、
適当な電源、ガス源および冷媒源へ接続されると
き、実質的に完全なプラズマ発生器である。また
後方電極、コリメータおよびシユラウドがすべて
高い熱伝達速度で同じ冷却液体によつて冷却され
ており、また冷媒流路に電気短絡状態あるいは好
ましくない液体圧力状態を設定することがない。
後続する説明は、外部副集合体60およびその液
冷シユラウドから、内部副集合体55の前方部分
とその液冷シユラウドとを外側へ突出させるよう
に、最初に述べた液冷シユラウドの後方部分と同
心にかつこの部分から絶縁されかつこの部分を取
り囲んでいる追加の液冷シユラウドを設けるの
に、どのようにして外部副集合体60を構成する
かを示している。したがつて、第2図で最も明ら
かに示されるように相互から絶縁される2つの同
心の内部および外部シユラウドは、第1図にAT
で示されるアーク付着範囲のほぼ全長を囲い、最
小のシユラウド範囲が炉の最高温度範囲にさらさ
れている。範囲ATの軸方向長さは、後方電極1
00の内径と関連しおり、一般に後方電極の内部
後方端あるいは前方端のいずれかから約2直径に
等しい距離よりも近接して延びてはならない。
第6図に分解図にして示される外部副集合体6
0は、第49〜50図で詳細に示される前方絶縁
器170から成り、この絶縁器170は高温断熱
材料からつくられ部分的に金属固着環171内に
とりついて固着している。また、前方絶縁器17
0は、第1図で見られる複数のボルト176によ
つて、第51〜52図で詳しく図示される後方絶
縁部175へ固着している。他の複数のボルト1
72(第1図)は、補助的な固着作用を追加する
ように複数の孔173(第52図)を貫通してい
る。後方絶縁器175は順に電気的に接地されか
つ第53,54図で詳細に示される金属肩環17
8に接触する。肩環178は第1図の位置17
9,180で示されるように内方金属シユラウド
部材181および外方金属シユラウド部材182
の前方端へ溶接されている。内方および外方金属
シユラウド部材181,182の間に、第7図で
副集合体として示されかつ第8図で別の成分と組
み立てられて示される外部シユラウド冷却マニホ
ールド管構造体183が設けられている。
マニホールド管構造体183は、第55および
56図で示される後方排出水金属マニホールド1
85、複数の金属管186および管保持環189
から構成されている。複数の管186は、第7図
で見られるようにマニホールド185の複数のフ
ランジ187,188および保持環189を介し
て延び、後で説明される水の流路に対する適当な
構造体をつくる。複数管186の冷却液体の流れ
は、第6図の矢印の方向にあり、水(あるいは別
の冷却液体)が第57〜58図で詳しく図示され
る後方供給水金属マニホールド190から複数の
金属管186へ流入し、その後、保持環189の
複数孔198(第7図)を介し、金属シユラウド
181のまわりに、そしてシユラウド182の中
へ、それから後方排出水マニホールド185の複
数孔199を介して復流する。
冷却水は、複数の電気的に非伝導のループ管1
93(第1図)の両端で管接続部191および1
92を介して後方供給水マニホールド190によ
つて受けられている。この水は、マニホールド1
90の複数孔194(第58図)を通過する。複
数の管193は所定の長さであり、ループにされ
てこの種の管で画定されまた第1図で一層詳しく
示される集水金属マニホールド75と後方供給水
金属マニホールド190との間で延びる絶縁水路
に所定の電気抵抗を設定する。この水路は、前述
の内部シユラウド集合体から第1図で見られるよ
うなマニホールド75で形成される複数の溝65
によつて形成される複数の通路64(第1図)を
介して集水マニホールド75まで通じている。こ
の場合、金属マニホールド75が機械的、したが
つて電気的にコリメータ集合体70へ接続されて
いると理解してもよい。したがつて第1,2,6
8および70図で示される始動ケーブル230
は、実際上必要に応じてコリメータ集合体70に
対して始動回路接続を行う金属マニホールド75
へ接続されている。後方排出水マニホールド18
5で集められる水は、接地突起196によつて電
気的に接地されている最外部のシユラウド182
で取りつけられる単独出口管195を介して排出
される。したがつて水(あるいは他の冷却液体)
は、単独入口管145を介して流入しかつ単独出
口管195を介して排出し、いづれの管も第1図
で見られる。出口管195は、なるべく導電管を
介して、廃水主管へ接続する。
第6図に示される外部副集合体60の説明はガ
ス装置を説明して完了する。第34〜35図で詳
しく図示されるガス供給マニホールド200が設
けられている。ガス供給マニホールド200は、
第1図で見られるガス供給管201を介して入つ
てくる加圧ガスを受け入れるように取りつけられ
ている。複数のガス移送管202は、複数孔20
5で取りつけられる複数の継手203を介してマ
ニホールド200へ接続し、そのため第1図で見
られる複数の継手204へ流入する加圧ガスを連
通する。それらの継手204から、ガスは、コリ
メータ絶縁器120の複数の通路121および1
22を介して通される。その様子が第39〜41
図で詳しく見られまた第1図でも見られる。複数
の通路122は、第16〜20図で詳しくまた第
1および3図でも見られる渦流発生器90と連通
する。それからガスが、コリメータ71と後方電
極100との間の隙間95を取り囲んだ渦流発生
器90の内部の渦流室へ流入する。
複数の電力ケーブル141および電極ホルダ1
40のまわりの追加の電気絶縁は、第1図で見ら
れかつ第62〜63図で詳しく見られる前述の電
力ケーブル絶縁器160によつて行なわれてい
る。第1図および第64〜65図に詳細に示され
る後方カバー161は複数のボルト225によつ
て最外部のシユラウド182へ固着されている。
絶縁器160は、第1図でも示されるように複数
のボルト157によつてカバー板161へ固着し
ている。電力ケーブル141および冷媒入口管1
45は、絶縁器160によつて有効に収容されま
た始動ケーブル230(第1および70図)が後
方カバー板161で設けられる孔231を通過し
かつ前述のようにコリメータ集合体70へ接続さ
れている集水マニホールド75へ接続する。耐高
温および電気絶縁性の適宜曲げやすい材料240
が第1図で示されるようにシユラウド89のまわ
りに挿入されている。
先に述べた如く、プラズマ発生器、特に最大熱
流束を受ける構成要素の冷却と冷却効率は非常に
重要である。後方電極およびコリメータの浸食、
絶縁器の保全、信頼性、好ましくないアークの付
着、冷却流体消費、および構成要素間の流体シー
ルの維持は、プラズマ発生操作についての実質的
な観点のうちの幾つかである。それらは冷却装置
とその効率およびその冷却装置がいかに作動する
かによつて極めて影響されるものである。
第66図は、コリメータおよび単一のシユラウ
ドを使用する転移アークトーチを冷却する先行技
術の冷却装置の概略を示す。代表的に水である冷
却流体が電気的に接地される給水本管から後方電
極へ供給された後に電気的に接地される廃水溝本
管へ戻される第1水路がある。第2の水路が給水
本管、コリメータおよび廃水本管の間に設けられ
ている。更に第3の水路が、給水本管、シユラウ
ドおよび廃水本管の間に設けられている。第1、
第2、第3の水路は、すべて比較的長く、したが
つて電気抵抗の比較的高い。第66図で示される
先行技術の冷却装置は、後方電極と接触する水が
廃水本管へ戻る前に、コリメータとも接触するの
を防止しており、したがつてシユラウドとコリメ
ータを接続するとき、後方電極とコリメータとの
間、あるいはコリメータとシユラウドとの間、あ
るいはシユラウドと接地との間での水路自体の電
気短絡路の発生の危険を解消する長所がある。し
かしながら、並列の各冷却水路において冷媒が加
速されねばならず、したがつて水を大量に消費す
ることになる。
これに対して、第67図に示されるような直列
水路では冷却流体の消費量を節約できる。第1,
67および68図を参照して説明するに、プラズ
マ発生器50中を通る水路は、第1図に示される
矢形状の線によつて追跡される。第67図で概略
的に示される直列形式の流路が実際上可能である
ことを、電気特性に関して第68図で示す。始め
に第67図を参照して説明する。水を冷媒とし
て、水が初期に給水本管から引かれ、後方電極へ
移送され、それからコリメータへ、コリメータか
ら内部シユラウドへ、内部シユラウドから外部シ
ユラウドへ、そして外部シユラウドから電気的に
接地される廃水本管まれ戻される。第67図の冷
却装置では、後方電極を冷却するために使用され
た同じ水がコリメータ、内部シユラウド、および
外部シユラウドをも冷却する。その後に水は廃水
本管へ戻される。したがつて、冷却水の消費量を
極めて節約することになる。これは第66図で示
されるような並列な流路の冷却装置における冷却
水消費量に較べてはるかに少ないということは当
業者にとつては直ちに理解されるだろう。第67
図に示す冷却装置の水の実際の流路は、第1図に
は矢形状の線によつて示されており、水が入口1
45より流入し、電力を搬送する後方電極ホルダ
140を通過、したがつてそれを冷却し、それか
ら水案内部170と後方電極100との間で加速
され、次いで前方カツプ110の内側から外側に
沿つて案内され、コリメータ絶縁器120の孔1
24から、コリメータ集合体70の複数の通路を
通り、次に前方環79およびシユラウド部材87
および89によつて形成される内部シユラウドを
通り、集水マニホールド75へ、それから非導電
ホース193のループを通過して後方供給水マニ
ホールド190へ、次に複数の管186を通つ
て、排出水マニホールド185へ、それから出口
管195を通つて排出され、またそこから、導電
性材料から形成される管を介して廃水主管へ流さ
れることが判るだろう。したがつて、電極を冷却
する同じ水がコリメータならびに金属内部シユラ
ウドおよび金属外部シユラウドの双方を同様に冷
却する直列型式の冷却装置を理解することができ
る。なお、第67図の冷却装置を液圧的および電
気的特性について更に、第68図を参照して以下
に説明する。
第1および68図を参照して、参照文字A,
B,C,D,E,FおよびGは、第1および第6
8図の両図で記入され、そのため第68図の概略
図と第1図で実施される実際構造との間の対応を
示すようになつている。したがつて、第1および
68図を参照して気がつくことに、飲料品質の加
圧水である冷却流体は、Aで示される給水主管源
から取り入れられ、非導電性水ホース、すなわち
ホース145を介して位置Bまで移送される。次
いで位置Bから位置Cまで移動する。このとき、
冷却水が、後方電極の外部面にすぐ隣接する水案
内部170の金属によつて画定される拘束路を通
るよう強制されている。このようにして、位置B
と位置Cとの間で、冷却水は後方電極100の電
圧にある金属と有効に直接物理的接触状態にあ
る。次に、前方カツプ110およびコリメータ絶
縁器120を通る。すなわち位置CとDとの間を
通過する。このときは比較的拘束されずに比較的
長い絶縁路を通つて移動する。このように、冷却
水は、所定の長さすなわち所定の電気抵抗の水路
中を強制移送される。したがつて位置CとDとの
間の水路の寸法および長さは、比較的高い電気抵
抗を設定し、したがつて位置CとDとの間での電
気短絡の傾向を最小にする。その上、位置CとD
との間の水路は、さらに位置CとDとの間の好ま
しくない短絡条件に対する傾向を制約するため
に、後方電極100から電気的に絶縁されてい
る。位置Dから、この冷却流体は、コリメータ集
合体70を通過した後、前方環79、内側のシユ
ラウド87および外側のシユラウド89から構成
される内部シユラウドへ達する。このようにし
て、位置DとEとの間では、第1図の実際構造で
また第68図で概略的に示されるように、冷却水
は金属と物理的接触状態に維持されている。コリ
メータ集合体70および前記内部シユラウド7
9,87,89が電気的に浮遊状態にあるから、
位置DとEとの間にある冷却水も電気的浮遊状態
にある。位置EとFとの間では、冷却水は、所定
の長さおよび内部寸法の非導電性管193のルー
プを通過させられている。そのため位置EとFと
の間で再び所定の液圧および電気抵抗を樹立して
いる。位置Fから冷却水は、金属製の外部シユラ
ウド集合体(第7図)を通り、金属排出水マニホ
ールド185を介し、位置Gの水の出口管195
まで通過させられる。位置FとGとの間では冷却
水が実質的に金属と接触しておりまた前記外部シ
ユラウドが第2図で示される接地突起196によ
つて電気的に接地されているから、位置FとGと
の間の水路が電気的に接地された状態にある。位
置Gから加熱水は導電ホースを介して廃水主管ま
で(あるいはこの水を再使用すべく水を冷却する
冷却機構まで)戻される。したがつて、水の消費
量の多大な減少が直列水路で実現できることを理
解することができ、上記直列水路では、位置Aと
Bと、位置CとDと、および位置EとFとの間で
比較的大きい電気抵抗を有し、位置BとCとおよ
び位置DとEとの間で比較的高い水の速度があ
る。したがつて冷却装置のこれらの独特な特質は
著しく全搬に改良したプラズマ発生器動作を提供
する。
以上、プラズマ・アーク・トーチの構造並びに
その冷却構造についての実施例を極めて詳細に述
べて来たが、いよいよ第69図を参照して本発明
の要旨を説明する。
後方電極の溶融は常に生じている。たとえアー
クが回転されても後方電極の内部で一本の線に沿
つて連続的に付着するならば、このような線の所
で極端に溶融されかつ浸食されるので、後方電極
の早期交換を必要にしかつ操業寿命を比較的短か
くする。溶融による摩耗を分配するためアーク付
着の回転を誘導する手段として交流電源の使用が
従来の技術で言及されている。また、隙間95の
ガス圧が少なくとも0.25マツハのガス速度を発生
するように維持されねばならぬことが公知となつ
ている一方、この最低圧を連続的に維持しつつ、
圧力を変えるとアークの付着位置を変更させるこ
とになるということも公知となつている。したが
つて、従来の技術では、プラズマ発生器に手動圧
力弁を設け、オペレータが周期的に手動でこの圧
力弁を調整しているものがある。しかしながら、
第69図で概略的に示されるように、本発明が従
来の技術と異なるところは、本発明のプラズマ発
生器50の操作が手動弁の代りに加圧ガス供給部
と渦流発生器との間でプログラム化された型式の
圧力制御装置を使用したことである。これによつ
て実質的に腐食を改良することができたのであ
る。プログラム化された圧力制御装置は、それ自
体公知でありかつ各種の用途に対して使用されて
いる。このようなプログラム化圧力制御装置を使
用することによつて、ガス圧は、0.25マツハある
いはそれ以上のガス速度を維持する最小量以上に
維持することができて後方電極100の内部で所
定のらせん状の往復運動を誘導できる。そのため
に後方電極の内部で摩耗を連続的に分配し、特定
付着点あるいは特定付着線へ浸食を限定せずに、
アークを付着させる全有効表面に亘つて浸食度を
連続的に分配するようにプログラム化することが
できる。つまり第69図に示されるプログラム化
圧力制御装置は直流電源を使用するプラズマ発生
器50において良好に分配されたアーク付着を得
ることを可能にする。このため水案内部170に
よつて画定されるように後方電極100を囲う高
速冷媒流範囲へ所要熱伝達点を移動できるため
に、本発明にあつては更に有利となる。このよう
にして、本発明のプラズマ発生器50は、プログ
ラム化ガス圧力制御装置を利用してアーク付着を
移動させる。
上述のようにガス圧を調整するプログラムは、
(a)少なくとも0.25マツハの渦流発生器速度を維持
するのに十分な圧力を常に維持し(b)最も好ましい
軸方向長AT以内にアーク付着を維持するように
圧力を調整し、また(c)軸方向長AT以内でややら
せん状に往復運動してアークが回転するように圧
力を調整して上記軸方向長AT以内の内面を、そ
の内面のすべての部分に亘つてほぼ均一に腐食さ
せる。
以上、本発明は、本来有利である直流電源使用
のプラズマ・アーク・トーチにおいて、ガス渦流
形成室の圧力をプログラムに従つて連続にサイク
ル的に変えることによりアーク付着点を螺旋路に
沿つて移動させ、もつて後方電極部材の内側面の
腐食を均一になすことができ、後方電極の長寿命
化が達成できるということが理解されよう。
更に、第68図に示す通りプラズマ・アーク・
トーチを直列流水経路で冷却することにより後方
電極を有効に冷却すると共にコリメータをも有効
に冷却できてこれら構成要素の長寿命化が達成で
きるということも理解されよう。
なお、第70図は、プラズマ発生器がどのよう
にして始動されるかおよびそのプラズマ発生がそ
の始動操作を完了した後どのように維持されるか
を示している。第70図に示す通り、後方電極と
コリメータが直流電源250に接続され、これに
並列に蓄積コンデンサ251が、また直列に安定
抵抗252、スイツチS−2および昇圧変圧器2
56の二次巻線255が接続され、更に二次巻線
255をバイパスするようにスイツチS−1が接
続されている。一次巻線258は第3スイツチS
−3を介してパルス源260へ接続されている。
始動するに当つて、バイパス・コンデンサ251
を介して電極−コリメータ間隙95を横切る電圧
を生ぜしめるべく開始ケーブル230と安定抵抗
252とを通つて直流電源250に至る回路を構
成すべくスイツチS−1を開、スイツチS−2を
閉にして、先ず主要電力を印加する。次に、スイ
ツチS−3が閉じられて前記電極−コリメータ間
隙95を横切る10乃至15ジユールのプラズマ・エ
ネルギーを樹立してアークを開始させる。次い
で、スイツチS−1が閉じられて二次巻線をバイ
パスさせる。最後に、スイツチS−2を開いて前
記回路から開始ケーブル230と安定抵抗252
を取りはずす。かくしてプラズマ発生器は転移ア
ーク操作の普通のモードで作動する。
ところで、炉の材料の溶融を、材料の非導電性
特性のために、非転移アークで開始し、一度この
種材料が溶融されると、その後、転移アークで溶
融プロセスを維持するようしたい。なぜなら溶融
材料を介して電気的に接地される床炉(たとえ
ば、黒鉛)に対して転移アークを付着することが
可能となるからである。接地された導電床、たと
えば黒鉛あるいは鋳鉄を有する炉内にある非導電
材料(たとえば耐火材料、燐酸塩、硅酸塩、アル
ミン酸塩等)の溶融は、その溶融が非転移方式で
開始され、それから炉床と接触する導電性溶融耐
火材料へのアークの付着によつて転移方式へ継続
することができる。そこで第1図のプラズマ発生
器では、コリメータ集合体70および後方電極1
00をねじを弛るめて(内部パイプレンチを使用
する)取りはずすことが直ちにできるようにして
ある。したがつて熱および電弧浸食摩耗を最も蒙
るこれら2つの構成要素は、必要に応じて簡単に
取替え可能である。この構造特性を利用して、コ
リメータ集合体70に代えて、非転移アークでも
転移アークでも作動可能である複合コリメータ/
電極(第71〜77図)を交換して装着出来る。
この複合コリメータ/電極は、前方の排出端でカ
ツプ状孔をもつ前方電極の形式をしている。この
電極は電極構造の長さに対しかなり小さい直径の
孔を備えている。非転移方式から転移方式への転
換は当技術者に周知の技術であり、種々なものが
る。例えば被加工物とトーチとの間の距離を変え
る機構および電気的スイツチ機構である。又、電
気的スイツチ機構と、コリメータからアークを被
加工物へ押すように渦流ガスのパルスを発生させ
る機構である。
第71〜73図は、直径D″と長さL″とをもつ
前方カツプ状孔と組み合わされる直径D′と長さ
L′の内孔をもつ複合コリメータ/電極300を示
している。コリメータ/電極300は、座30
1,302でOリングを受け入れ、また環状スロ
ツト304を取り囲んでいるねじ付継手303を
備えている。第73図に示されるように複数の孔
305が形成されている。この孔305は、第7
7図で判るように、複数の固定止めねじ310を
受け入れる。
第75図に示される電極シユラウド320がコ
リメータ/電極300を取り囲んでいる。このシ
ユラウド320は座321,322でOリングを
受け入れるようになつている。複数の冷却通路3
25はシユラウド320内を縦方向に延びて複数
の入口327と複数の出口326とを備えてい
る。雌ねじ部分330は、第72図のコリメー
タ/電極300のねじ部分303を受け入れ、第
77図で示されるコリメータ/電極集合体340
をつくつている。フランジ341はねじ部分34
2を有し、第1図の前方環79のねじ部分78と
螺合してコリメータ/電極集合体340を支持さ
せている(第13図で示されるねじ77をもつね
じ付フランジ76が前方環79に螺合して第15
図のコリメータ集合体70を支持するため使用さ
れているのと同じ)。
コリメータ/電極集合体340が転移方式で作
動するか非転移方式で作動するかはこの電極の前
方面がアース部に対し合理的に接近しているかど
うかによつて決定される。したがつて、電気接地
が極端に近い場合、転移アークを樹立するが、ア
ークを長くすると、非転移方式へ戻る。しかし、
この混成型式のプラズマ発生器がどのように操作
するかは、正確には、第72図で示される寸法
L′対寸法D′の比率に主として左右される。L′/
D′が4より小さい場合、プラズマ発生器は、転
移する傾向があり、したがつて転移方式で操作す
る。逆に、この比率L′/D′が4より大きい場合、
そのアークは、電気接地が前方面345(第77
図)に極端に近くもたらされる場合しか転移でき
ず、アークが、たとえば約2.5cm(1吋)〜約5.0
cm(2吋)のような範囲まで長くされると、非転
移方式へ戻る。前記比率L′/D′がほぼ4に等しい
と、アークは、電気接地が表面345(第77
図)からほぼ約7.5cm(3吋)以内にもたらされ
るとき、転移する傾向があり、このアークを、ほ
ぼ約15cm(6吋)まで長くすると非転移方式へ戻
る。独特な寸法の長さと内径および独特な前面カ
ツプ状は、両操作方式へ適合される電極でまた特
に非転移方式で操業されるとき前方電極の前面範
囲の少ない侵食で達成される。
第1図のトーチの重要な長所は、コリメータ集
合体70(第15図)でもコリメータ/電極集合
体340(第77図)でも、絶縁器調節機構13
0(第1図)を共に用いることができるという事
実にある。したがつて、隙間95(第1図)が、
絶縁ひずみ、クリープあるいはその他のため、広
がる傾向があるときはいつでも、その調節機構
は、正確な要求、幅Wに対して隙間95を狭くし
かつ特に座86(第13図)で取りつけられるO
リングで発生する漏洩をも防止するように使用す
ることができる。これに関してシフトされる距離
が極端に小さくても、絶縁器160(第1図)の
内部に収容される全体の機構が実際上この固定構
造に対して発生器50の内部でシフトすることを
理解すべきである。したがつて、後方絶縁器10
5は、絶縁器160に関して限定される摺動関係
をもち、それらの両方ともが第1図で示される。
また集合体70あるいは集合体340が用いら
れ、ガスおよび冷媒流はほぼ同じである。これに
関して、観察される最後の特殊な特性は、渦流発
生器のまわりに設定される環状ガスマニホールド
が、集合体70あるいは集合体340であつて
も、後方電極と前方集合体とを接続する絶縁水路
と有効的に同心でありまたこの水路内に限定され
ているという事実である。
第69図で述べた電極侵食を分配する本発明の
方法は、集合体70あるいは集合体340のいず
れでも適している。いずれの集合体についても、
ガス流要求量を決定する好ましい方法を説明す
る。発生器に対するガス流要求量を決定した後、
一定の圧力(たとえば約4気圧(60psig)〜約
5.6気圧(80psig))で前記設計流量を供給するよ
うに複数の渦流発生器オリフイスを寸法決めす
る。その設計圧力では、アーク付着点は、電極1
00の有効表面範囲のほぼ中央になる。圧力を約
±0.35気圧の範囲(すなわち約0.7気圧の圧力の
広がり)で変化させる。かくしてアーク付着点
は、前方にまた後方に移動する。この圧力変化
は、アーク付着点を秀れた電極設計の限界内で移
動させるように計算される。後方への付着点は、
電極空洞の後部表面から約2直径よりも遠からず
また電極の前部にあるOリングから約2直径より
も遠くないのが好ましい。そのとき付着点は、第
69図で概略的に示される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラズマ発生器の内部構造を
示す断面図、第2図は第1図のプラズマ発生器の
部分断面図である。第3図は第1図のプラズマ発
生器の一部である内部副集合体の分解図、第4図
は第3図の内部副集合体の一部を形成する電極ホ
ルダ副集合体を示す斜視図である。第5図はコリ
メータ絶縁器調節機構を示す部分断面図である。
第6図は第1図のプラズマ発生器の一部である外
部副集合体の分解図、第7図は外部副集合体の一
部を形成しかつ最外部シユラウドを冷却するよう
に組み合わされる伝熱副集合体を示す透視図、第
8図は他の要素と組み合わされた第7図の伝熱副
集合体の透視図である。第9図はコリメータの正
面図、第10図は第9図の10−10線に沿つて
見た断面図、第11図はコリメータの背面図であ
る。第12図はコリメータ支持カラー兼コリメー
タ水案内部の正面図、第13図は第12図の13
−13線に沿つて見た断面図、第14図はコリメ
ータ支持カラー兼コリメータ水案内部の背面図で
ある。第15図は第13図のコリメータ支持カラ
ー兼コリメータ水案内部と第10図のコリメータ
との集合体を示す断面図である。第16図は渦流
発生器の背面図、第17図は渦流発生器の側面
図、第18図は渦流発生器の正面図、第19図は
第17図の渦流発生器の19−19線に沿つて見
た断面図、第20図は第17図の渦流発生器の2
0−20線に沿つて見た断面図である。第21図
は前方カツプ絶縁器の背面図、第22図は第23
図の22−22線に沿つて見た前方カツプ絶縁器
の断面図、第23図は第21図の前方カツプ絶縁
器の正面図である。第24図は後方電極の側面
図、第25図は第24図の後方電極の後方端面
図、第26図は第24図の後方電極の前方端面
図、第27図は第26図の27−27線に沿つて
見た断面図、第28図は第27図の後方電極の前
方縁の構造の拡大詳細図である。第29図は後方
電極にかぶさる水案内部の背面図、第30図は第
29図の30−30線に沿つて見た断面図、第3
1図は第30図の水案内部の正面図、第32図は
第30図の水案内部の一部の拡大詳細断面図であ
る。第33図は第27図の後方電極と第30図の
水案内部とを組み合せたものの一部の断面図であ
る。第34図はガスマニホールドの背面図、第3
5図は第34図の35−35線に沿つて見た断面
図である。第36図は後方電極ホルダの背面図、
第37図は第36図の37−37線に沿つて見た
断面図、第38図は後方電極ホルダの正面図であ
る。第39図はコリメータ絶縁器の背面図、第4
0図は第39図の40−40線に沿つて見た断面
図、第41図はコリメータ絶縁器の正面図であ
る。第42図は後方絶縁器スリーブの後方端面
図、第43図は後方絶縁器の前方端面図、第44
図は第43図の44−44線に沿つて見た断面図
である。第45図は前方環の後方端面図、第46
図は前方環の前方端面図、第47図は第46図の
47−47線に沿つて見た断面図である。第48
図は最内部シユラウドの側面図である。第49図
は前方絶縁器の前方端面図、第50図は第49図
の50−50線に沿つて見た断面図である。第5
1図は後方絶縁器の前方端面図、第52図は第5
1図の52−52線に沿つて見た断面図である。
第53図は外部シユラウド肩輪の後方端面図、第
54図は第53図の54−54線に沿つて見た断
面図である。第55図は後方排出水マニホールド
の後方端面図、第56図は第55図の56−56
線に沿つて見た断面図である。第57図は後方供
給水マニホールドの後方端面図、第58図は第5
7図の58−58線に沿つて見た断面図である。
第59図は集水マニホールドの後方端面図、第6
0図は集水マニホールドの前方端面図、第61図
は第60図の61−61線に沿つて見た断面図で
ある。第62図は電力ケーブル絶縁器の前方端面
図、第63図は第62図の63−63線に沿つて
見た断面図である。第64図は後方カバー板の後
方端面図、第65図は第64図の65−65線に
沿つた見た断面図である。第66図は先行技術の
冷却装置の線図である。第67図は本発明と共に
使用される冷却装置の線図、第68図は第67図
の冷却装置の各種の電気的および液圧的特性の概
略線図である。第69図はアーク付着を分配する
ための本発明のプログラム化圧力制御のプラズマ
発生器を示す線図である。第70図は始動−電源
回路の概略線図である。第71図は第10図に示
されるコリメータ集合体と交換可能な変形コリメ
ータ/電極の前方端面図、第72図は第71図の
72−72線に沿つて見たコリメータ/電極の後
方端面図、第73図は、第72図に示されたコリ
メータ/電極の後方端面図である。第74図は第
72図に示される変形コリメータ/電極集合体と
組み合わされるコリメータ/電極支持カラーの前
方端面図、第75図は第74図の75−75線に
沿つて見た断面図、第76図は電極/コリメータ
支持カラーの後方端面図である。第77図は第7
5図に示されるコリメータ/電極支持カラーと第
72図に示されるコリメータ/電極集合体とを組
み合せたものを示す断面図である。 50……プラズマ発生器、55……内部副集合
体、60……外部副集合体、70……コリメータ
集合体、90……渦流発生器、100……後方電
極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラズマ・アーク・トーチにおいて、 閉鎖内端と開放外端とを有した管状の金属部材
    からなる後方電極、および 貫通孔を有した管状の金属部材からなるコリメ
    ータを具備し、このコリメータは前記後方電極か
    ら電気的に絶縁されてかつ同軸状に整列されて配
    置されておりかつ前記後方電極の前記開放外端に
    隣接する内端とこれと反対の外端とを有し、 前記後方電極とコリメータの間でガスの渦流を
    生ぜしめるために、前記後方電極とコリメータと
    に同軸状に整列されてその間に配置された渦流形
    成室を含んだ渦流発生装置、および 前記後方電極から軸方向に延びて前記ガスの渦
    流を通つてかつ前記コリメータの前記貫通孔の軸
    方向長さの少なくとも一部を通るアークを発生さ
    せるための電力供給装置を具備し、 前記渦流発生装置は所定のプログラムに従つて
    前記渦流形成室におけるガス圧を変えて前記後方
    電極内のアーク付着点を分配させ、それにより後
    方電極の腐蝕を分配させるようしたプログラム制
    御装置を含んでいる ことを特徴とするプラズマ・アーク・トーチ。 2 前記コリメータの前記貫通孔は断面がカツプ
    状になされている外端部を含み外方に面した放射
    肩を形成しており、この放射肩に位置した点で前
    記電力供給装置により発生されたアークが付着す
    るようになされた特許請求の範囲第1項記載のプ
    ラズマ・アーク・トーチ。 3 前記電力供給装置は直流電源を含み、この直
    流電源の陽極に前記後方電極が接続されている特
    許請求の範囲第1項記載のプラズマ・アーク・ト
    ーチ。 4 前記後方電極とコリメータの各々の少なくと
    も軸部分を同心状に包囲するように装着された内
    部シユラウドを備えた特許請求の範囲第1項記載
    のプラズマ・アーク・トーチ。 5 前記後方電極、前記コリメータ、および前記
    内部シユラウドと熱交換関係にあるように直列に
    延びた冷却流路を備えた特許請求の範囲第4項記
    載のプラズマ・アーク・トーチ。 6 プラズマ・アーク・トーチにおいて、 閉鎖内端と開放外端とを有した管状の金属部材
    からなる後方電極、および 貫通孔を有した管状の金属部材からなるコリメ
    ータを具備し、このコリメータは前記後方電極か
    ら電気的に絶縁されて同軸状に整列されて配置さ
    れかつ前記後方電極の前記開放外端に隣接する内
    端とこれと反対の外端とを有し、 前記後方電極とコリメータとの間でガスの渦流
    を発生させるために、前記後方電極とコリメータ
    とに同軸状に整列されてその間に配置された渦流
    形成室を含んだ渦流発生装置、 前記後方電極と前記コリメータの各々の少なく
    とも軸部を同心状に包囲するように装着された環
    状の内部シユラウド、 前記後方電極から前記内部シユラウドおよび前
    記コリメータを電気的に絶縁するように装着され
    た第一絶縁装置、 前記後方電極から軸方向に延びて前記ガスの渦
    流を通つてかつ前記コリメータの前記貫通孔の軸
    方向長さの少なくとも一部を通るアークを発生さ
    せるための電力供給装置、および 前記後方電極、前記コリメータ、および前記内
    部シユラウドの各々と熱交換関係になるように直
    列に延びた冷却流路装置を具備し、流体冷却剤を
    前記冷却流路装置の一端に導入し他端から引き出
    してトーチの作動中にトーチから熱を除去し、前
    記冷却流路装置は前記第一絶縁装置を通つて前記
    後方電極とコリメータとの間を延びた第一区分を
    含み、かくして前記コリメータと内部シユラウド
    は前記後方電極から電気的に分離されており、 前記渦流発生装置は、所定のプログラムに従つ
    て前記渦流形成室におけるガス圧を変えて前記後
    方電極内のアーク付着点を分配させ、それにより
    前記後方電極の腐蝕を分配させるようにしたプロ
    グラム制御装置を含んでいる ことを特徴とするプラズマ・アーク・トーチ。 7 前記電力供給装置は直流電源を含み、この直
    流電源の陽極に前記後方電極が接続されている特
    許請求の範囲第6項記載のプラズマ・アーク・ト
    ーチ。
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