JPH0560228U - 刈 刃 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転中の刈刃は接地面に沿って自由に角度が
変るので、傾斜面の草刈り作業が可能となる。 【構成】 草刈機先端の回転部に取付ける中央部分と刈
刃、又は刈刃取付板をヒンジ（蝶番）で連結し回転中の
刈刃は接地面に沿って自由に角度が変るのが特徴として
いる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は平坦面は勿論傾斜面の草刈りを可能にする機構を備えた刈刃に関す る。

【０００２】

【従来の技術】

従来より刈刃は草刈機本体の先端にある回転部に取付ける刈刃は、一体のもの が種々実用化されている。 例えば、第７図に示す丸鋸型、第８図に示す円盤に複数の刈刃を突出させたも の、第９図に示す円盤に刈刃を固定したもの、第１０図に示すプロペラ型等々。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の刈刃は、草刈機本体の先端にある回転部に取付ける中央部分と刈刃が一 体であるため、刈刃の接面角度が平行でない場合、刈り面は平滑でない。（トラ 刈りとなる） 特に傾斜面の草刈りは不可能である。 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、いかなる接面角度でも作業 を可能にすることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このため、この考案にかかる刈刃は草刈機先端にある回転部に取り付ける中央 部分と刈刃の部分をヒンジ（蝶番）により連結し、回転中刈刃の接面角度が自由 に変るようにしたことを要旨とするものである。

【０００５】

【考案の効果】

この考案によれば、平坦面は勿論傾斜面のいずれにも刈刃の接面角度が自由に 変り、作業は可能となり、従って作業能率を高めることが出来る。

【０００６】

【実施例１】 以下、この考案の実施例を添付図面に基ずいて詳細に説明する。 第１１図は、畦畔の傾斜面の草刈り作業で刈刃が斜面に沿って回転するので、 容易に作業目的を果すことが出来る。

【０００７】

【実施例２】 第１２図は、下り傾斜面での作業、そして第１３図は、上り傾斜面での作業で あるが、いづれも刈刃は上記実施例１の場合と同じように傾斜面に沿って回転す るので、容易に作業目的を果すことが出来る。

【０００８】

【実施例３】 第１４図は、草刈機先端の回転部を約９０度廻して刈刃を取付け、実施例１と 同じように畦畔傾斜面に沿っての作業で、高い傾斜面の場合はより効果的である 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例に係る草刈機の全体斜視図であ
る。

【図２】上記実施例に係る草刈機先端部に取付けた刈刃
が回転している時の斜視図である。

【図３】本考案の刈刃の縦断面詳細図である。

【図４】本考案の刈刃の平面詳細図である。

【図５】本考案の刈刃（付け刃型）の縦断面詳細図であ
る。

【図６】本考案の刈刃（付け刃型）の平面詳細図であ
る。

【図７】他の従来技術の刈刃（丸鋸型）の平面図であ
る。

【図８】他の従来技術の刈刃の平面図である。

【図９】他の従来技術の刈刃（付け刃型）の平面図であ
る。

【図１０】他の従来技術の刈刃（プロペラ型）の平面図
である。

【符号の説明】

１ 草刈機本体 ２ 取付板 ３ ヒンジ（蝶番） ４ 刈刃 ５ 締付金具 ６ ヒンジ軸（ピン） ７ 刈刃取付板（付け刃型） ８ 刈刃（付刃型） ９ 刈刃（付刃型）締付けボルト・ナット

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【手続補正書】

【提出日】平成４年１２月１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】追加

【補正内容】

【図１１】 本考案の実施例１に係る草刈機全体の側
面図である

【図１２】 本考案の実施例２に係る刈刃の側面図で
ある。

【図１３】 本考案の実施例２に係る刈刃の側面図で
ある。

【図１４】 本考案の実施例３に係る側面図である。

【図１５】 本考案の実施例３に係る断面図である。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 刈刃を草刈機本体の回転部に取付ける中
   央部分と刈刃をヒンジ（蝶番）により連結し、回転中刈
   刃が自由に屈曲可能にしたのが特徴としている刈刃。
2. 【請求項２】 刈刃は着脱も可能とした請求項１の刈
   刃。