JPH0560198A - 牽引ローラー無段変速機 - Google Patents
牽引ローラー無段変速機Info
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- JPH0560198A JPH0560198A JP4021042A JP2104292A JPH0560198A JP H0560198 A JPH0560198 A JP H0560198A JP 4021042 A JP4021042 A JP 4021042A JP 2104292 A JP2104292 A JP 2104292A JP H0560198 A JPH0560198 A JP H0560198A
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- JP
- Japan
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- trunnion
- roller
- traction
- tractive
- rollers
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
- F16H15/04—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/06—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
- F16H15/32—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line
- F16H15/36—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
- F16H15/38—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラニオンが回動端位置に達した時に、牽引
ローラーと牽引円板との間に滑りを回避する。 【構成】 支持ローラーを介して牽引ローラーの回動運
動を案内する円形通路支持構体に、トラニオンが回動端
位置に達した時に牽引ローラーに増大した係合力を与え
るように円形通路から内方にせり出した端部分を有す
る。
ローラーと牽引円板との間に滑りを回避する。 【構成】 支持ローラーを介して牽引ローラーの回動運
動を案内する円形通路支持構体に、トラニオンが回動端
位置に達した時に牽引ローラーに増大した係合力を与え
るように円形通路から内方にせり出した端部分を有す
る。
Description
【０００１】本発明はトーリックな入力および出力円板
の間に枢支された牽引ローラーを介して動力を伝達する
牽引ローラー無段変速機に関する。
の間に枢支された牽引ローラーを介して動力を伝達する
牽引ローラー無段変速機に関する。
【０００２】
【従来の技術】かかる変速機においては、牽引ローラー
は、回動されると所望の変速比に応じて直径の変化する
円周上で牽引ローラーとトーリックな円板との係合を生
ぜしめる支持構体上に装着されている。この回動自在な
牽引ローラー支持構体は変速比の変化を起こすために軸
方向に移動しうるように支持されている。例えば、２つ
の牽引ローラーは１９７８年５月２日にチャールズ・Ｅ
・クラウスに付与された米国特許第４，０８６，８２０
号に示されるような可撓性の引張シートで互いに対向し
て支持されてもよい。
は、回動されると所望の変速比に応じて直径の変化する
円周上で牽引ローラーとトーリックな円板との係合を生
ぜしめる支持構体上に装着されている。この回動自在な
牽引ローラー支持構体は変速比の変化を起こすために軸
方向に移動しうるように支持されている。例えば、２つ
の牽引ローラーは１９７８年５月２日にチャールズ・Ｅ
・クラウスに付与された米国特許第４，０８６，８２０
号に示されるような可撓性の引張シートで互いに対向し
て支持されてもよい。
【０００３】運動の伝達のために対向するトーリックな
牽引円板の間にそれと係合して２つの牽引ローラーを配
列したチャールズ・Ｅ・クラウスの米国特許第４,８５
８,４８４号においては、各牽引ローラーは支持ローラ
ーを両端に配置せしめ直接的なトラニオン支持のために
ハウジングの内面に配置された部分的な円形軌道上にそ
の支持ローラー３４、３６を支持せしめた回動自在な支
持トラニオンによって支持されている。牽引ローラーは
廉価な変速機用として皿ばねを積み重ねたものを含む力
伝達手段により回動自在なトラニオン上に支持されてい
る。ハウジング軌道は、回動自在なトラニオンの他方の
回動端位置においてよりも一方の回動端位置において皿
ばねのより大きな圧縮、即ちより大きな円板係合力を与
えるために、トラニオンの回動軸に関して僅かにずれた
曲率中心を有してよい。
牽引円板の間にそれと係合して２つの牽引ローラーを配
列したチャールズ・Ｅ・クラウスの米国特許第４,８５
８,４８４号においては、各牽引ローラーは支持ローラ
ーを両端に配置せしめ直接的なトラニオン支持のために
ハウジングの内面に配置された部分的な円形軌道上にそ
の支持ローラー３４、３６を支持せしめた回動自在な支
持トラニオンによって支持されている。牽引ローラーは
廉価な変速機用として皿ばねを積み重ねたものを含む力
伝達手段により回動自在なトラニオン上に支持されてい
る。ハウジング軌道は、回動自在なトラニオンの他方の
回動端位置においてよりも一方の回動端位置において皿
ばねのより大きな圧縮、即ちより大きな円板係合力を与
えるために、トラニオンの回動軸に関して僅かにずれた
曲率中心を有してよい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第４，９７
４，４６６号による配置においては、クロス・リンクが
トラニオンの同期した且つ逆向きのみの回動運動を許す
ようにトラニオンの軸方向端に装着され、そしてこのク
ロス・リンクはトラニオンの回動運動を制限するために
トラニオンの回動端位置において互いに係合するように
配列された対向するストッパ面を、その重なり合う中央
部分に有する。互いに係合すると、ストッパ面はトラニ
オンの回動運動を急に停止させ、これはある条件下では
牽引ローラーと牽引円板との間に滑りを生ぜしめうる。
４，４６６号による配置においては、クロス・リンクが
トラニオンの同期した且つ逆向きのみの回動運動を許す
ようにトラニオンの軸方向端に装着され、そしてこのク
ロス・リンクはトラニオンの回動運動を制限するために
トラニオンの回動端位置において互いに係合するように
配列された対向するストッパ面を、その重なり合う中央
部分に有する。互いに係合すると、ストッパ面はトラニ
オンの回動運動を急に停止させ、これはある条件下では
牽引ローラーと牽引円板との間に滑りを生ぜしめうる。
【０００５】本発明の主目的は与えられた状況下で滑り
を回避することにある。
を回避することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】これは、２つのトーリッ
クな牽引円板を、両者間に、少なくとも２つの牽引ロー
ラーが該トーリックな円板と係合して半径方向対称的に
配置されてトーリックな空洞の中心円に対して本質的に
接する制御軸を中心にして回動する回動トラニオンによ
り支持され、トーリックな空洞を画成するように互いに
対向して回転可能に支持せしめた牽引ローラー無段変速
機であって、各回動トラニオン上にはその回動トラニオ
ンに隣接して配置された部分的円形軌道構体に沿って転
動するように少なくとも１つの支持ローラーを装着し、
前記軌道構体にはトラニオンがその回動端位置に達した
時に牽引ローラーに増大した係合力を加えるように円形
軌道から内方へせり出す端部分を有せしめた牽引ローラ
ー無段変速機によって達成される。
クな牽引円板を、両者間に、少なくとも２つの牽引ロー
ラーが該トーリックな円板と係合して半径方向対称的に
配置されてトーリックな空洞の中心円に対して本質的に
接する制御軸を中心にして回動する回動トラニオンによ
り支持され、トーリックな空洞を画成するように互いに
対向して回転可能に支持せしめた牽引ローラー無段変速
機であって、各回動トラニオン上にはその回動トラニオ
ンに隣接して配置された部分的円形軌道構体に沿って転
動するように少なくとも１つの支持ローラーを装着し、
前記軌道構体にはトラニオンがその回動端位置に達した
時に牽引ローラーに増大した係合力を加えるように円形
軌道から内方へせり出す端部分を有せしめた牽引ローラ
ー無段変速機によって達成される。
【０００７】
【作用】従って端位置は機械的なストッパ構体によって
ではなくて、トラニオンが回動端位置に達すると、牽引
ローラーがすでに変速比を変えることによりトルクを制
限する位置にない時には牽引ローラーの滑りを防止する
大きく増大した係合力によって画成されるのである。
ではなくて、トラニオンが回動端位置に達すると、牽引
ローラーがすでに変速比を変えることによりトルクを制
限する位置にない時には牽引ローラーの滑りを防止する
大きく増大した係合力によって画成されるのである。
【０００８】
【実施例】図１に示すような簡単な牽引ローラー変速機
は内部に軸受１６および１８によって回転可能に支持さ
れた同軸状の入力および出力軸１２、１４を有するハウ
ジング１０から成る。入力および出力軸１２、１４には
間に円形断面のトーリックな空洞２４が画成されるよう
に互いに対向して配置されたトーリックな円板２０、２
２が関連せしめられている。トーリックな空洞２４内に
は牽引ローラー２６、２８がトーリックな牽引円板２
０、２２と係合して回転可能に支持されている。牽引ロ
ーラー２６、２８はハウジング１０内に形成された軌道
空洞４２、４４に受容された硬質金属軌道部材３８、４
０上を走行するトラニオンローラー３４および３６を経
て回動可能に支持された回動トラニオン３０および３２
によってハウジング１０内に支持されている。各回動ト
ラニオン３０、３２はトラニオンローラー３４、３６を
経て牽引円板２０および２２と固く係合している関連し
た牽引ローラー２６、２８を回転可能に支持するための
牽引ローラー軸受４６を担持しており、牽引円板２０お
よび２２は軸方向スラスト軸受４８および５０により軸
方向に支持されている。トーリックな牽引円板２０、２
２との牽引ローラー２６、２８の係合力は軌道部材３
８、４０により加えられる荷重に依存する。軌道部材３
８、４０の全体的に円形の支持溝５４は回動トラニオン
３０および３２の一方の回動端位置、具体的には、図１
に示すように最低出力軸速度および最高出力軸トルクの
ための位置において、牽引ローラーにより大きな接触力
を与えるためにトーリックな空洞２４の曲率中心円に関
して僅かに偏心していてもよい。
は内部に軸受１６および１８によって回転可能に支持さ
れた同軸状の入力および出力軸１２、１４を有するハウ
ジング１０から成る。入力および出力軸１２、１４には
間に円形断面のトーリックな空洞２４が画成されるよう
に互いに対向して配置されたトーリックな円板２０、２
２が関連せしめられている。トーリックな空洞２４内に
は牽引ローラー２６、２８がトーリックな牽引円板２
０、２２と係合して回転可能に支持されている。牽引ロ
ーラー２６、２８はハウジング１０内に形成された軌道
空洞４２、４４に受容された硬質金属軌道部材３８、４
０上を走行するトラニオンローラー３４および３６を経
て回動可能に支持された回動トラニオン３０および３２
によってハウジング１０内に支持されている。各回動ト
ラニオン３０、３２はトラニオンローラー３４、３６を
経て牽引円板２０および２２と固く係合している関連し
た牽引ローラー２６、２８を回転可能に支持するための
牽引ローラー軸受４６を担持しており、牽引円板２０お
よび２２は軸方向スラスト軸受４８および５０により軸
方向に支持されている。トーリックな牽引円板２０、２
２との牽引ローラー２６、２８の係合力は軌道部材３
８、４０により加えられる荷重に依存する。軌道部材３
８、４０の全体的に円形の支持溝５４は回動トラニオン
３０および３２の一方の回動端位置、具体的には、図１
に示すように最低出力軸速度および最高出力軸トルクの
ための位置において、牽引ローラーにより大きな接触力
を与えるためにトーリックな空洞２４の曲率中心円に関
して僅かに偏心していてもよい。
【０００９】図２はハウジング抜きで変速機を示す。保
持ロッド６０によって互いに保持された対向する支持部
材５６および５８がある。軌道部材３８および４０は図
に示すように一端において枢支体または蝶番６２により
枢支されている。他端においてそれらは支持部材５６お
よび５８と衝合するレバー腕６４に蝶番ピン６３によっ
て蝶着されている。支持部材５６および５８はトラニオ
ン３０および３２の制御端に連接されたピストン６８お
よびピストンロッド７０を備えた作動シリンダ６６を担
持している。トラニオン３０および３２は前述したよう
に牽引ローラー２６および２８を担持しており、そして
ピストン６８およびピストンロッド７０によりトラニオ
ン３０および３２の隣り合う制御端に加えられる力に依
存すると共にシリンダ６６からレバー腕６４のシリンダ
支持端に伝達される反作用力によって生じる力をもって
軌道部材３８および４０によってトーリックな円板２０
および２２の方へ強制されている。レバー腕６４はトラ
ニオンローラー３４および３６を経てトラニオン３０お
よび３２に加えられる牽引ローラー係合力を増すために
若干のてこ作用を与える力制御面７２を有する。好まし
くはレバー腕６４の力制御面７２とその傾斜縁において
摩耗が低下するようにその両端７４および７６において
若干湾曲している。レバー腕６４は好ましくは分岐腕６
５間にシリンダ６６が受容されてトラニオン３０、３２
の自由端に連接した状態で分岐している。
持ロッド６０によって互いに保持された対向する支持部
材５６および５８がある。軌道部材３８および４０は図
に示すように一端において枢支体または蝶番６２により
枢支されている。他端においてそれらは支持部材５６お
よび５８と衝合するレバー腕６４に蝶番ピン６３によっ
て蝶着されている。支持部材５６および５８はトラニオ
ン３０および３２の制御端に連接されたピストン６８お
よびピストンロッド７０を備えた作動シリンダ６６を担
持している。トラニオン３０および３２は前述したよう
に牽引ローラー２６および２８を担持しており、そして
ピストン６８およびピストンロッド７０によりトラニオ
ン３０および３２の隣り合う制御端に加えられる力に依
存すると共にシリンダ６６からレバー腕６４のシリンダ
支持端に伝達される反作用力によって生じる力をもって
軌道部材３８および４０によってトーリックな円板２０
および２２の方へ強制されている。レバー腕６４はトラ
ニオンローラー３４および３６を経てトラニオン３０お
よび３２に加えられる牽引ローラー係合力を増すために
若干のてこ作用を与える力制御面７２を有する。好まし
くはレバー腕６４の力制御面７２とその傾斜縁において
摩耗が低下するようにその両端７４および７６において
若干湾曲している。レバー腕６４は好ましくは分岐腕６
５間にシリンダ６６が受容されてトラニオン３０、３２
の自由端に連接した状態で分岐している。
【００１０】図３に示すように変速機の一側には支持部
材５６と５８の間に延びる２本の保持ロッド６０があ
り、他側には３本の保持ロッド、即ち１本の中央保持ロ
ッドと２本の外側保持ロッドがある。中央ロッド６０に
隣接してトラニオン３０、３２は中央ロッド６０を受容
し且つトラニオンの自由が中央ロッド６０との係合によ
り制限されるような形状と大きさを有する溝７８を備え
ている。溝７８の最も狭い中央部分７９はトラニオンの
回動軸を受容する平面内に配置されている。
材５６と５８の間に延びる２本の保持ロッド６０があ
り、他側には３本の保持ロッド、即ち１本の中央保持ロ
ッドと２本の外側保持ロッドがある。中央ロッド６０に
隣接してトラニオン３０、３２は中央ロッド６０を受容
し且つトラニオンの自由が中央ロッド６０との係合によ
り制限されるような形状と大きさを有する溝７８を備え
ている。溝７８の最も狭い中央部分７９はトラニオンの
回動軸を受容する平面内に配置されている。
【００１１】牽引ローラー軸受４６は図２に示すごと
く、変速機を介してトルクが伝達されていない時でも牽
引ローラーをトーリックな円板２０、２２と係合状態に
保つために補助軸受８２を介して加えられる皿ばね８０
の力によって牽引ローラーが内方へ移動してトーリック
な円板と係合するのを許すようになっている。
く、変速機を介してトルクが伝達されていない時でも牽
引ローラーをトーリックな円板２０、２２と係合状態に
保つために補助軸受８２を介して加えられる皿ばね８０
の力によって牽引ローラーが内方へ移動してトーリック
な円板と係合するのを許すようになっている。
【００１２】トラニオンの同期、移動を保証するため
に、トラニオンは図４により明瞭に示すようにその端面
９０、９２に枢着されたクロス・リンク８６および８８
を有する。このリンク８６、８８はトラニオン３０およ
び３２の回動を逆方向においてのみ且つ同期して許す。
トラニオンの回動を制限するために、支持溝５４はその
両端に支持ローラー３４、３６のための通路を制限する
内方へ傾斜した領域または曲率の増大した領域を有す
る。領域９２は好ましくは、トラニオンが急激にその回
動端位置に来た時に滑りを防止するために支持ローラー
３４、３６を前記傾斜した領域上へ乗り上げさせて牽引
ローラーのための接触圧力を増大させるために支持ロー
ラー３４、３６の曲率よりも僅かに小さな曲率を有す
る。
に、トラニオンは図４により明瞭に示すようにその端面
９０、９２に枢着されたクロス・リンク８６および８８
を有する。このリンク８６、８８はトラニオン３０およ
び３２の回動を逆方向においてのみ且つ同期して許す。
トラニオンの回動を制限するために、支持溝５４はその
両端に支持ローラー３４、３６のための通路を制限する
内方へ傾斜した領域または曲率の増大した領域を有す
る。領域９２は好ましくは、トラニオンが急激にその回
動端位置に来た時に滑りを防止するために支持ローラー
３４、３６を前記傾斜した領域上へ乗り上げさせて牽引
ローラーのための接触圧力を増大させるために支持ロー
ラー３４、３６の曲率よりも僅かに小さな曲率を有す
る。
【００１３】トラニオン支持配置の動作 変速機を介してトルクが伝達されている時には常に、牽
引ローラー２６、２８によりトラニオン３０、３２に反
作用モーメントが加えられそれはシリンダ６６により受
けとめられる。シリンダ６６はそれらを支持し且つ回動
することにより軌道部材３８および４０と関連した牽引
ローラー２６および２８とを変速機を介して伝達される
トルクに比例した力で互いに向けて強制してトーリック
な円板２０、２２と固く係合させるレバー腕６４にそれ
ぞれの反作用力を伝達する。
引ローラー２６、２８によりトラニオン３０、３２に反
作用モーメントが加えられそれはシリンダ６６により受
けとめられる。シリンダ６６はそれらを支持し且つ回動
することにより軌道部材３８および４０と関連した牽引
ローラー２６および２８とを変速機を介して伝達される
トルクに比例した力で互いに向けて強制してトーリック
な円板２０、２２と固く係合させるレバー腕６４にそれ
ぞれの反作用力を伝達する。
【００１４】変速比の変更のためには、トーリックな円
板２０、２２の回転と同時に牽引ローラー２６、２８が
トーリックな円板２０、２２の一方とのより大きな係合
円へ、そして他方とのより小さな係合円へと転動するよ
うにトーリックな円板２０、２２の軸線に関して同じ周
方向に２つのトラニオン３０、３２を僅かに傾けるよう
にピストン６８の適切な側でのシリンダ６６への加圧流
体の進入が制御される。所望の変速比に達すると、トラ
ニオン３０、３２はその変速比が維持される中立位置へ
復帰する。
板２０、２２の回転と同時に牽引ローラー２６、２８が
トーリックな円板２０、２２の一方とのより大きな係合
円へ、そして他方とのより小さな係合円へと転動するよ
うにトーリックな円板２０、２２の軸線に関して同じ周
方向に２つのトラニオン３０、３２を僅かに傾けるよう
にピストン６８の適切な側でのシリンダ６６への加圧流
体の進入が制御される。所望の変速比に達すると、トラ
ニオン３０、３２はその変速比が維持される中立位置へ
復帰する。
【００１５】クロス・リンク８６、８８は不均等な回動
位置の結果としての牽引ローラー２６、２８の滑りが回
避されるようにトラニオン３０、３２の双方のために適
正な変速比設定を保証する。変速比範囲は制限されてお
り、そして端位置に達する際の滑りは支持ローラー３
４、３６が支持溝５４の内方傾斜が増大した端領域９２
に達してそれと係合する時に牽引ローラー２６、２８が
トーリックな円板２０、２２とより固く係合するので防
止される。各トラニオン３０および３２に対しては、本
件出願人の米国特許第４，８５８，４８４号に示すごと
く２つの離隔した支持ローラーがあってもよいし、ある
いは本明細書に記載したごとくまた本件出願人の米国特
許第４，９６４，３１２号および第４，９７４，４６６
号にも示したごとくただ１個の支持ローラーがあっても
よい。
位置の結果としての牽引ローラー２６、２８の滑りが回
避されるようにトラニオン３０、３２の双方のために適
正な変速比設定を保証する。変速比範囲は制限されてお
り、そして端位置に達する際の滑りは支持ローラー３
４、３６が支持溝５４の内方傾斜が増大した端領域９２
に達してそれと係合する時に牽引ローラー２６、２８が
トーリックな円板２０、２２とより固く係合するので防
止される。各トラニオン３０および３２に対しては、本
件出願人の米国特許第４，８５８，４８４号に示すごと
く２つの離隔した支持ローラーがあってもよいし、ある
いは本明細書に記載したごとくまた本件出願人の米国特
許第４，９６４，３１２号および第４，９７４，４６６
号にも示したごとくただ１個の支持ローラーがあっても
よい。
【図１】図１は牽引ローラー変速機の軸方向断面図であ
る。
る。
【図２】図２は図１のII−II線に沿う断面図である。
【図３】図３は図２のIII−III線に沿う図である。
【図４】ＡおよびＢは相異なるトラニオン回動位置に対
する図２のIV−IV線に沿う図である。
する図２のIV−IV線に沿う図である。
１０ ハウジング ２０，２２ トーリックな牽引円板 ２４ トーリックな空洞 ２６，２８ 牽引ローラー ３０，３２ 回動トラニオン ３４，３６ 支持ローラー ３８，４０ 軌道部材 ８６，８８ クロス・リンク
Claims (4)
- 【請求項１】 支持構体と、該支持構体により回転可能
に支持され、一方は入力軸と一体に回転し他方は出力軸
と一体に回転する２つのトーリックな牽引円板であっ
て、両者間に円形断面のトーリックな空洞を画成する対
向する牽引表面を有する牽引円板と、両者間での運動の
伝達のために半径方向対称に且つ前記トーリックな円板
と係合して前記トーリックな空洞内に配列された少なく
とも２つの運動伝達牽引ローラーとから成り、該牽引ロ
ーラーの各々は前記トーリックな空洞の中心円に本質的
に接する制御軸を中心にして回動するための回動トラニ
オンにより回転可能に支持され、該回動トラニオンの各
々はその上に装着された少なくとも１つの支持ローラー
と各回動トラニオンに隣接して配置されその各々の支持
ローラーを支持する部分的な円形通路軌道構体とを有
し、該軌道構体はトラニオンがその回動端位置に達した
時に牽引ローラーに増大した係合力を加えるように円形
通路から内方にせり出した端部分を有する牽引ローラー
無段変速機。 - 【請求項２】 請求項１項において、前記端部分は円形
軌道構体の曲率よりも大きいが支持ローラー表面の曲率
よりは小さい曲率を有する無段変速機。 - 【請求項３】 請求項１項において、２つの対置された
トラニオンが設けられ該トラニオンの逆方向でのみの回
動を許すようにクロス・リンクがトラニオンの端面に装
着されている無段変速機。 - 【請求項４】 請求項１において、前記部分的な円形軌
道構体は前記トーリックな空洞の中心円に対する接線で
ある牽引ローラー回動軸に関して僅かに偏心した曲率を
有する無段変速機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US651186 | 1991-02-06 | ||
| US07/651,186 US5085089A (en) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | Infinitely variable traction roller transmission |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560198A true JPH0560198A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=24611915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4021042A Pending JPH0560198A (ja) | 1991-02-06 | 1992-02-06 | 牽引ローラー無段変速機 |
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1992
- 1992-02-06 JP JP4021042A patent/JPH0560198A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5085089A (en) | 1992-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021120 |