JPH0560059U - マルチビデオプロジェクタ - Google Patents

マルチビデオプロジェクタ

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Publication number
JPH0560059U
JPH0560059U JP000612U JP61292U JPH0560059U JP H0560059 U JPH0560059 U JP H0560059U JP 000612 U JP000612 U JP 000612U JP 61292 U JP61292 U JP 61292U JP H0560059 U JPH0560059 U JP H0560059U
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JP
Japan
Prior art keywords
tilt correction
screen
projected image
pattern
light
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Pending
Application number
JP000612U
Other languages
English (en)
Inventor
彰 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP000612U priority Critical patent/JPH0560059U/ja
Publication of JPH0560059U publication Critical patent/JPH0560059U/ja
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な方法で投写映像の高精度の傾き補正を行
う。 【構成】小画面12,13…に対応する投写形ディスプ
レイ装置の境目の部分には、遮光板15が設けられてい
る。この遮光板15は、画面を上下に分割する中心線に
対応する位置に透明部21が形成されている。枠部30
の右側及び図示しない左側の大画面11を上下に分割す
る中心線に対応する位置には、マーカー33が設けられ
ている。高精度の傾き補正を行う場合には、傾き補正用
パターン34を小画面12に表示し、所定の調整つまみ
を操作して、傾き補正用パターン34の右側をマーカー
33に符合させるとともに傾き補正用パターン34の左
側を透明部21に通過させて、隣接する小画面13上に
補正用パターン34が現れるようにする。これにより簡
単な方法で投写映像の高精度の傾き補正が行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数の背面投写形ディスプレイ装置を横方向や縦方向に配列したマル チビデオプロジェクタに係り、特に各投写形ディスプレイ装置の映像の傾き補正 を容易に行えるようにしたマルチビデオプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数の背面投写形ディスプレイの画面を小画面として横方向や縦方向に 配列して1つの大画面とするマルチビデオプロジェクタが実用化されてきている 。マルチビデオプロジェクタは、各投写形ディスプレイ装置の小画面を継ぎ合わ せて一つの大画面映像を映し出したり、あるいは各投写形ディスプレイ装置が独 自の映像を映し出したりできるため、多様な映像ソースに対応できる映像メディ アとして注目されている。
【0003】 図4はこのような従来のマルチビデオプロジェクタの正面図である。
【0004】 図4において、符号51はマルチビデオプロジェクタの大画面であり、この大 画面51は3つの背面投写形ディスプレイ装置のスクリーンを小画面52,53 ,54として横方向に並べたものである。また、投写形ディスプレイ装置同士の 映像の境目の部分には、遮光板55,56が設けられており、1つの投写形ディ スプレイ装置の映像が別の背面投写形ディスプレイ装置の小画面に入射して輝度 変化が生じたり画像がぼけたりするのを防止できるようになっている。
【0005】 また、大画面51には枠部57が設けらている。この枠部57の上側の小画面 52,53,54をそれぞれ左右に分割する中心線に対応する位置には、それぞ れマーカー61,61,61が設けられている。枠部57の下側の小画面52, 53,54をそれぞれ左右に分割する中心線に対応する位置には、それぞれマー カー62,62,62が設けられている。枠部57の左側及び右側の画面を上下 に分割する中心線に対応する位置には、それぞれマーカー63,64が設けられ ている。
【0006】 ここで、3つの小画面52,53,54の映像に歪み品位の差があると、繋ぎ 目で映像が食い違い、違和感が生じる。そこで、3つの背面投写形ディスプレイ 装置に投写映像を上下左右に分割する中心線の映像信号を入力して、投写映像を 上下左右に分割する中心線のパターンを水平及び垂直方向の傾き補正用パターン として小画面52,53,54に表示し、所定の調整つまみを操作して、これら 傾き補正用パターンをマーカー61,62,63,64に符合させるとともに画 面を上下に分割する傾き補正用パターンを繋げる。これにより、繋ぎ目の部分で 映像を繋げることができる。ところが、繋ぎ目の部分で映像が繋がっていたとし ても3つのディスプレイ装置の画面に傾きがあると、図5の説明図に示すように 大画面51に投写された投写映像65が折れ曲がってしまう。したがって、マル チプロジェクタでは、各投写形ディスプレイ装置の映像の歪みや傾きの傾向が、 極力同一の傾向となるように高精度の傾き補正を実施している。
【0007】 図6はマルチプロジェクタの高精度の傾き補正方法を示す説明図である。
【0008】 図6において、実線は、3つの背面投写形ディスプレイ装置の水平方向の傾き 補正用パターン66,67,68であり、マーカー63にパターン66の左側及 びパターン68の右側がそれぞれマーカー63,64にが符合するとともに、パ ターン66,67,68が繋がっているが、3つのディスプレイ装置の画面に傾 きがあるため、パターン66,67,68は折れ曲がって繋がっている。
【0009】 この折れ曲りを補正する場合は、パターン66,67,68の接続点の近くに はマーカーがないので、マーカー63とマーカー64との間に糸70を張りこれ を中心線の目安として各投写形ディスプレイ装置の映像の傾き補正を行っている 。
【0010】 ところが、近年のマルチプロジェクタでは、各投写形ディスプレイ装置の画面 寸法が大型化するとともに、組み合わせる台数も多くなる傾向にある。従って、 上記のような傾き補正方法では、糸を張ったり外したりという作業を多くなり、 非常に手間がかかる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように、従来のマルチプロジェクタの隣り合う小画面の間には投写映像 の傾き補正の目印となるマーカーが近くにないので、投写映像の高精度の傾き補 正を行う場合には、マーカーのとマーカの間に糸を張りこれを目安としているが 、これでは、糸を張ったり外したりという作業を多くなり、非常に手間がかかる 。
【0012】 そこで本発明は、簡単な方法で投写映像の高精度の傾き補正を行うことができ るマルチプロジェクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案のマルチビデオプロジェクタは、複数の背面投写形ディスプレイの間に 遮光板を設け、該複数の背面投写形ディスプレイの小画面を繋ぎあわせ、1つの 大画面として映像表示を行う機能を持つとともに、小画面に投写映像の傾き補正 用のパターンを映像表示させ、この傾き補正用のパターンを前記大画面の枠部に 設けらたれマーカーに符号させように前記投写映像の調整を行うことにより、前 記投写映像の傾き補正を行うマルチビデオプロジェクタにおいて、前記遮光板の 所定位置に光透過部を形成し、互に隣り合う背面投写形ディスプレイの一方から の補正用パターンの投写光を、前記光透過部を通して他方のディスプレイの画面 上に投写できるようにし、一方の投写映像の傾き補正を行えるようにしたことを 特徴とする。
【0014】
【作用】
このような構成によれば、傾き補正用のパターンを大画面の枠部に設けらたれ マーカーに符号させように投写映像の調整を行うとともに、隣り合う背面投写形 ディスプレイのうち一方の補正用のパターンの投写光を遮光板の透明部を介して 他方の背面投写形ディスプレイの小画面に投写させるように投写映像の調整を行 うことにより、簡単な方法で投写映像の高精度の傾き補正を行うことができる。
【0015】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0016】 図1は本考案に係るマルチビデオプロジェクタの画面右半分を示す斜視図であ る。
【0017】 図1において、符号11はマルチビデオプロジェクタの大画面であり、この大 画面11は3つの背面投写形ディスプレイ装置の小画面12,13…を小画面と して横方向に並べたものである。また、小画面12,13に対応する投写形ディ スプレイ装置の境目の部分には、遮光板15が設けられている。この遮光板15 は、画面を上下に分割する中心線に対応する位置に切り欠き16,17が形成さ れた不透明の板状部材18,19で、透明の板状部材20を挟んだ構造になって いる。これにより、遮光板15の切り欠き16,17の部分は透明部21となっ ている。
【0018】 一方、大画面11には枠部30が設けらている。この枠部30の上側の小画面 12,13…をそれぞれ左右に分割する中心線に対応する位置には、それぞれマ ーカー31が設けられている。枠部30の下側の小画面12,13…をそれぞれ 左右に分割する中心線に対応する位置には、それぞれマーカー32が設けられて いる。枠部30の右側及び図示しない左側の大画面11を上下に分割する中心線 に対応する位置には、マーカー33が設けられている。
【0019】 これにより、小画面12に対応する背面投写形ディスプレイ装置からの水平方 向の傾き補正用パターン34の投写光35が小画面12を上下に分割する中心線 上に投写された場合は、補正用パターン34の右側がマーカー33に符合すると ともに、投写光35が透明部21を透過して、補正用パターン34の右側が小画 面13に突出する。
【0020】 図2は図1のマルチビデオプロジェクタの中央部を示す斜視図である。
【0021】 図2において、小画面13,14に対応する投写形ディスプレイ装置の境目の 部分には、遮光板25が設けられている。この遮光板25には、遮光板15の透 明部21と同様の透明部22が形成されている。
【0022】 これにより、小画面13に対応する背面投写形ディスプレイ装置からの水平方 向の傾き補正用パターン36の投写光37が小画面13を上下に分割する中心線 上に投写された場合は、投写光37が透明部21,22を透過して、補正用パタ ーン36の左側及び右側がそれぞれ小画面14,12に突出する。
【0023】 図3は図1のマルチビデオプロジェクタの投写映像が傾いている場合の斜視図 である。
【0024】 図3に示すように、傾き補正用パターン34の右側は、マーカー33に符合し ているが、投写映像が傾いているので、投写光35が遮光板15に遮られ透明部 21を透過せず、このため接する小画面13上にはパターンが現れず、マルチビ デオプロジェクタの投写映像が傾いていることを容易に知ることができる。
【0025】 このような実施例の傾き補正動作を以下に説明する。
【0026】 まず、小画面12に対応する背面投写形ディスプレイ装置に傾き補正用パター ン34の映像信号を入力して、傾き補正用パターン34を小画面12に表示し、 所定の調整つまみを操作して、傾き補正用パターン34の右側をマーカー33に 符合させるとともに、傾き補正用パターン34の左側を透明部21に通過させて 、隣接する小画面13上に補正用パターン34が現れるようにする。次に小画面 13に対応する背面投写形ディスプレイ装置に傾き補正用パターン36の映像信 号を入力して、傾き補正用パターン36を小画面13に表示し、所定の調整つま みを操作して、傾き補正用パターン36の右側を透明部21に通過させるととも に、傾き補正用パターン36の左側を透明部22に通過させて、隣接する小画面 12,14上に補正用パターン36が現れるようにする。この後、小画面14に 対応する背面投写形ディスプレイ装置についても小画面12の場合と同様の操作 を行う。これにより、補正用パターン34,36…を一直線に並べることができ 、画面の高精度の傾き補正が行える。
【0027】 このような実施例によれば、従来例のように糸を使うことなく、簡単な方法で 投写映像の高精度の傾き補正を行うことができ、調整時間の削減に役立つ。
【0028】 尚、図1の実施例では、隣接する小画面へ傾き補正用パターンが入射している か否かが確認できれば良いため、遮光板の透明部は全透明である必要はなく、半 透明の透明部を用いれば、隣接する映像品位への影響はは実用上問題のないレベ ルに抑えることができる。また遮光板の光透明部に例えば、液晶シャッターのよ うに光の透過率を制御できる素子を併用し、調整時のみ光を通過するようにして も良い。さらに図1の実施例は、小画面を横方向に並べたものに適用したが、小 画面を縦方向に並べたものに適用してもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、簡単な方法で投写映像の高精度の傾き補 正を行うことができ、調整時間の削減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマルチビデオプロジェクタの画面
右半分を示す斜視図。
【図2】図1のマルチビデオプロジェクタの中央部を示
す斜視図。
【図3】図1のマルチビデオプロジェクタの投写映像が
傾いている場合の斜視図。
【図4】従来のマルチビデオプロジェクタの正面図。
【図5】図4のマルチビデオプロジェクタの投写映像に
傾きがある場合の投写映像の説明図。
【図6】図4のマルチプロジェクタの高精度の傾き補正
方法を示す説明図。
【符号の説明】
11 大画面 12,13 小画面 15 遮光板 21 透明部 30 枠部 34 補正用パターン 35 投写光

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の背面投写形ディスプレイの間に遮光
    板を設け、該複数の背面投写形ディスプレイの小画面を
    繋ぎあわせ、1つの大画面として映像表示を行う機能を
    持つとともに、小画面に投写映像の傾き補正用のパター
    ンを映像表示させ、この傾き補正用のパターンを前記大
    画面の枠部に設けらたれマーカーに符号させように前記
    投写映像の調整を行うことにより、前記投写映像の傾き
    補正を行うマルチビデオプロジェクタにおいて、 前記遮光板の所定位置に光透過部を形成し、互に隣り合
    う背面投写形ディスプレイの一方からの補正用パターン
    の投写光を、前記光透過部を通して他方のディスプレイ
    の画面上に投写できるようにし、一方の投写映像の傾き
    補正を行えるようにしたことを特徴とするマルチビデオ
    プロジェクタ。
JP000612U 1992-01-10 1992-01-10 マルチビデオプロジェクタ Pending JPH0560059U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP000612U JPH0560059U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 マルチビデオプロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP000612U JPH0560059U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 マルチビデオプロジェクタ

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JPH0560059U true JPH0560059U (ja) 1993-08-06

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ID=11478560

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JP000612U Pending JPH0560059U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 マルチビデオプロジェクタ

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