JPH055947A - 投射型液晶プロジエクターの構造 - Google Patents

投射型液晶プロジエクターの構造

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JPH055947A
JPH055947A JP3156407A JP15640791A JPH055947A JP H055947 A JPH055947 A JP H055947A JP 3156407 A JP3156407 A JP 3156407A JP 15640791 A JP15640791 A JP 15640791A JP H055947 A JPH055947 A JP H055947A
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Japan
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circuit
liquid crystal
light source
fixed
type liquid
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JP3156407A
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Inventor
Motoyuki Fujimori
基行 藤森
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】 【目的】光学系手段に搭載する赤・緑・青光用の液晶
ライトバルブ相互間の画素ズレを抑え、上ケースを外
しただけで回路交換及び電気調整が可能とし、バラス
トとパワーサプライを結合部材で相互補強し、バラス
トの耐外乱性能を高め、本体の省スペース化を図った
プロジェクターを得る。 【構成】デジタル回路を光学系手段で支持固定し、
アナログ回路の下ケースから露出した部分に固定手段・
電気的調整素を配置し、バラストとパワーサプライを
結合部材で連結固定し、二体構成したバラスト匡体を
重ね合わせて固定部を構成し、且、バラスト回路手段と
匡体の間に緩衝部材を介在させ、投射レンズ先端を基
板外形から外装正面側に突出させるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルを用いた投射
型プロジェクターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、SE出願整理No.32226
に開示されているようにハロゲンランプを用いてプロジ
ェクターを横型に構成し、外装ケースを構成する天板D
にスピ−カを取り付け、また、駆動用制御回路ユニット
はアナログ回路ユニットとデジタル回路ユニットに分離
し、そのいづれか一方をライトガイドユニットの上面
に、他方はライトガイドと外装ケース側板との間に配置
されている。更にインターフェース回路ユニット(明細
書は省略)は、背面板1Cに固定されて前記の他の回路
ユニットと配線接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術に於
けるハロゲンランプは光量が少ないため投影画面が暗
く、しかも演色性が低いため色再現が劣る欠点を有して
いた。そこで、これを改善するためにメタルハライドラ
ンプの採用が考えられる。ところが、メタルハライドラ
ンプはアーク放電によって発光させるため、高電圧を発
生させる光源駆動電源手段(以降バラストと云う)を必
要とする。このバラストは昇降用トランス及び大型コン
デンサをいくつも搭載しているため重くなり、横置き型
に構成したプロジェクターに固定した場合に耐外乱性能
が劣る問題点を有している。次に、スピ−カを天板1D
に固定した構造としているため、スピ−カ音の振動が天
板1Dから底板1Aに導わり、更にベースプレート及び
ベースプレート上のすべての部品に導わる。従って、ス
ピ−カ音の帯域内の振動数と個々の部品の固有振動数が
一致した所で共振し、部品相互間のガタ、スキ間で当
り、スレ等によるビビリ音を発生する問題点を有してい
る。特に天板1Dが共振すると個々の部品間のビビリ音
は一段と増長されていた。更に、駆動用制御回路ユニッ
トを構成するデジタル回路及びアナログ回路の固定構造
に関して以下の問題点を有していた。デジタル回路2
01はライトガイド16の上面側に支柱及びランプハウ
ジングユニット15の一部分にねじ固定されている。し
かし、プロジェクター本体に対して水平方向の落下、衝
撃等の外乱が懸かった場合、ランプハウジングユニット
15が重いために変形する。そのためにデジタル回路2
01が変位し、各液晶ライトバルブ54、55、56に
導通用フラットケーブルを介して外力が加わる。これに
より、液晶ライトバルブの相互の位置がずれる。所謂、
画素ズレを引き起こしていた。尚、液晶ライトバルブの
画素を高精細化してデジタル回路が大型になればデジタ
ル回路自身の重量に起因する画素ズレの危険性も増して
しまう。アナログ回路は主にビデオ信号処理を行なっ
ているが、天板1Dを外した状態での電気的調整、検査
及び不良回路の交換を必要とする。しかし、底面1Aの
立ち上り部分に隠れて上述の作業を阻害している。背
面板1Cに固定されたインターフェース回路(明細書に
記述省略)にハンダ付されたケーブル類が駆動用制御回
路ユニットに接続されている。このため、外装を組立て
ないと電気的動作の確認・調整ができず、もし問題があ
った場合は再び外装を分解しなければならない問題点を
有していた。また、メタルハライドランプの光を赤・緑
・青光に分離し、更に合成する方式をプリズム方式から
ダイクロイックミラー方式にした場合、投射レンズのバ
ックフォーカスが大きくなり、これに対応するために投
射レンズの長さが長くなる。これを単純にプロジェクタ
ーの本体内に収納しようとすると、外装手段は大きくな
り、しかも重い上に、スペース効率の悪いレイアウト設
計となってしまう。
【0004】そこで本発明は上述のような問題点を補な
い、より信頼性・品質を高め、より安い商品を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の投射型液晶プロ
ジェクターは、光源、該光源を駆動する光源駆動電源
手段・発音手段を制御・駆動する回路手段、該回路手段
及び前記光源駆動手段を動作させる電源手段、前記光源
の光により映像光として投射する光学系手段等を固定し
た基板を収納・装着する下ケースと該下ケースを封止す
る上ケースから成る外装手段により構成される投射型液
晶プロジェクターに於いて、前記回路手段はデジタル回
路、アナログ回路、及びインターフェース回路から構成
され、前記デジタル回路は前記光学系手段にねじ固定さ
れた少なくとも一つ以上の支軸にねじ固定され、且、前
記支軸は前記光学系手段を構成する下ライトガイドに上
ライトガイドをねじ固定することを兼ねるように構成
し、また、前記アナログ回路は前記基板に装着した支
柱に固定され、且、前記下ケースから断面上方向に露出
する部分に電気的調整素子及び前記支柱への固定手段を
配置し、また、前記インターフェース回路は前記下ケ
ースに嵌合支持されるインターフェース回路枠に固定さ
れ、且、前記アナログ回路とは直交するような接続固定
するコネクターによって接続固定するように構成し、ま
た、前記発音手段を前記上ケースに弾性部材を介して
密接するように前記電源手段に固定するようにし、ま
た、前記光源駆動電源手段を構成する匡体と前記電源
手段を構成する匡体を結合部材で連結固定するように
し、また、前記光源駆動電源手段を構成する匡体は二
体構成とし、前記基板への固定部は二体構成された相互
の固定部分を重ね合わせるように構成し、また、前記
光源駆動電源手段を構成する回路手段のほぼ中央の両面
に緩衝部材を前記匡体との間に介在させ、また、前記
外装手段を構成する下ケースの正面の両側に上下方向に
可動可能なように二対の足手段が配置され、該足手段の
間に前記光源駆動電源手段及び前記光学系手段を構成す
る投射レンズを配置し、しかも、該投射レンズ先端が前
記光源駆動電源手段の端面より前記外装手段の正面方向
に突出するように配置する。等を特徴としている。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。図
1の組立平面図から説明すると、1は光源であるメタル
ハライドランプであり、2は前記1を収納、保持するラ
ンプハウジングであり、前記1と2でランプハウジング
ユニットを構成している。3は光源駆動電源手段(バラ
スト)であり、前記メタルハライドランプ1を制御駆動
している。4は電源手段(以降パワーサプライと云う)
であり、5の発音手段(以降スピ−カと云う)を搭載し
ている。6は光学系手段であり、6aの投射レンズを搭
載した下ライトガイド6bと6cの上ライトガイドが6
d、6e、6fの液晶ライトバルブ及びダイクロイック
ミラー(図中省略)等から構成され、前記メタルハライ
ドランプ1の光を前記ダイクロイックミラーによって
赤、青、緑に分離し、前記液晶ライトバルブ6d、6
e、6fで変調し、再び前記ダイクロイックミラーによ
り合成された映像光を前記投射レンズ6aが投射可能と
している。7aはデジタル回路、7bはアナログ回路、
7cはインターフェース回路であり、これらによって回
路手段7を構成している。前記デジタル回路7aは前記
液晶ライトバルブ6d、6e、6fを制御駆動してい
る。前記アナログ回路7bは8の支柱へねじ固定する固
定手段を有しており、該支柱8には前記デジタル回路7
aもねじ固定することにより、相互支持を行なってい
る。前記インターフェース回路7cはS映像入力端子、
映像入力端子およびアナログRGB入力端子等の入力端
子群と前記アナログ回路7bと直交し、直接接続固定可
能な端子及び前記スピ−カ5を駆動するアンプ回路を実
装して成っており、9bのインターフェース回路枠にね
じ固定されている。金属部材から成る10の基板上には
前記2、3、4、6、8等をねじ固定して基板ユニット
を構成している。前記基板ユニットは9aの下ケース体
にねじ固定され、前記インターフェース回路枠9bも前
記下ケース9aに嵌合支持され、且、ねじ固定されて、
下ケース9を構成している。前記下ケース9と同形状の
上ケース11(図中省略)を前記下ケース9にかぶせる
ように固定して封止している。図2は前記光学系手段6
と前記回路手段7との相互関係を示した部分組立断面図
であり、前記基板10に固定された前記下ライトガイド
6bに固定された円柱12(複数)に前記上ライトガイ
ド6cが位置決めされ、更に13の支軸によってねじ固
定される。該支軸13は前記デジタル回路7aをねじ固
定可能としている。前記光学系手段6に支持される前記
液晶ライトバルブ6d、6e、6fは6gのフラットケ
ーブルによって7d(複数)のコネクタによって前記デ
ジタル回路7aへの導通を可能としている。前記支柱8
の一端は前記基板10にねじ固定され、倒れ、傾き防止
と回路間の相互位置を確保することを兼ねて前記デジタ
ル回路7aにねじ固定している。また、前記下ケース9
aの側端面から断面上方向に露出した前記アナログ回路
7bの部分に電気的調整素子、導通接続用ケーブル類の
コネクター類並びに、前記支柱8とのねじ部分を配置
し、且、前記電気的調整素子(例えばトリマーコンデン
サーや可変抵抗器など)は水平もしくは垂直方向からド
ライバー等によって調整作業が可能なように配置、構成
されている。図3は前記バラスト3及びパワーサプライ
4と周辺部品との相互関係を示した部分組立断面図であ
り、前記バラスト3はバラスト匡体3aと3bによって
匡体を構成し、該3aの切り起し部3c(複数)に回路
手段3dをネジ固定している。該3dには整流回路、昇
・降圧回路、電力制御回路等が搭載されている。前記メ
タルハライドランプ1を駆動するためには十数KVの電
圧が必要となるため、大きな昇降用トランス及び大型コ
ンデンサをいくつも必要としている。このため制御用ト
ランジスター、ダイオード等の大型な放熱用ヒートシン
ク3eを使用している。前記バラスト匡体3aと3bは
ネジ固定して一体化しており、前記基板10への固定部
分は前記3aと3bが重ね合わせるように構成してねじ
固定している。更に、前記回路手段3dのほぼ中央部に
緩衝部材3fを固定して前記3aとの隙間をなくし、更
に、前記3bに緩衝部材3gを固定して、前記ヒートシ
ンク3eの隙間をなくしている。前記パワーサプライ4
はパワーサプライ匡体4aと4bによって匡体を構成
し、前記4a、4bの切り起し部分(複数)が回路手段
4c(複数)を挟持及びねじ固定している。前記パワー
サプライ匡体4a、4bはねじ固定して一体化してお
り、前記4a、4bの前記基板10への固定部分は前記
パワーサプライ4が前記基板10に対して隙間を有する
ように、しかも、接触面積が極力少なくなるように、
且、適当な弾性部分を持たせるように形成されている。
また、前記パワーサプライ匡体4bの天面の一部にはス
ピ−カ固定板14が溶接固定され、先端側に前記スピ−
カ5をねじ固定している。該スピ−カ5の放音開口部に
は、弾性部材15を貼り付けてあり、前記上ケース11
に対して弾性力を利用して溶接させて発音手段を構成し
ている。16は剛性を有する材質形成した結合部材であ
り、一方は前記パワーサプライ匡体4bの折り曲げ部に
ねじ固定し、他方は前記バランス筐体3aと3bの固定
ねじを利用して共締め固定することによって前記パワー
サプライ4とバラスト3を相互補強して固定力を高めて
いる。図4は足手段の構造を示した部分組立断面図であ
り、前記下ケース9aの正面の両側に一対配置してい
る。9cの軸受部材を前記下ケース9aにインサート成
形によって固定し、前記軸受部材9cにねじ切りした内
径に17aの軸をねじ嵌合させ上下方向に移動可能なよ
うに構成している。前記軸17aの下方端は6角形の頭
部を形成し、17bの軸固定板のねじ固定の度当りとし
ている。該軸固定板17bは17cの目隠し板と重ねて
17dの足部材にねじ固定する。該足部材17dの他方
の面には17eの足ゴムを接着固定しプロジェクター配
置のスベリ止めとしている。前記軸17aの他方の端に
は17fの止め板をねじ固定することによって、前記軸
受部材9cを度当りとして外れ防止を可能とするように
足手段17を構成している。該足手段によってプロジェ
クター本体をスクリーンに対して適正な姿勢とするよう
に上下方向の調整を可能としている。前記足手段17の
間に、前記バラスト3及び前記投射レンズ6aを配置
し、しかも、前記基板10の端面から前記投射レンズ6
aの先端が前記外装手段の正面方向に突出するように配
置させている。尚、前記下ケース9及び上ケース11に
摺動可能に案内されたレンズカバー18が前記投射レン
ズ6aの先端側に配置されている。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果を有する。
前記デジタル回路は前記光学系手段にねじ固定された少
なくとも一つ以上の支軸にねじ固定され、且、前記支軸
は前記光学系手段を構成する下ライトガイドに上ライト
ガイドをねじ固定することを兼ねるように構成したこと
によって、 イ)前記デジタル回路と前記光学系手段は一体化される
ことによって、振動、落下等による外乱に対しても同じ
動きをするため、前記デジタル回路に接続固定したフラ
ットケーブル6gを介して前記液晶ライトバルブ6d、
6e、6fに加わる外力をなくすことができる。これに
より、画素ズレを回避することが可能となる。従って、
より高精細画面化していく上で、より高画質及び高信頼
性の商品とすることができる。
【0008】ロ)前記支軸が前記下ライトガイドに前記
上ライトガイドを固定するねじも兼ねているため、部品
削減及び工数低減が可能となる。更に、前記支軸の平面
配置の間隔と位置を適切にすることによって前記ドライ
ブボードにケーブル数を押圧接続する外力が印加されて
も変形防止ができパターン切断、リード線断線、回路素
子の剥離の防止と周辺部品とのスキ間確保する上で有効
となる。
【0009】ハ)更に、前記光学系手段の組立、調整作
業の段階で前記デジタル回路も組立できるため、画素合
わせ調整作業後に前記光学系手段に外力の加わる機会を
減少できるため、より品質の安定化が図れる。前記ア
ナログ回路は前記基板に装着した支柱に固定され、且、
前記下ケースから断面上方向に露出する部分に電気的調
整素子及び前記支柱への固定手段を配置したことによっ
て、 イ)外装組立工程の前の工程は勿論のこと外観組立工程
の途中に於いても電気的調整作業を行なうことができる
ため、回路を着脱せずに作業が可能となる。従って工程
を経るによって微調整を要する場合に於いても対応可能
となり工程設計の自由度が高まる。
【0010】ロ)また、回路交換が必要な場合に於いて
もねじ等による固定手段を露出させてあるので、上ケー
スを外すだけで対応可能となり工場内は勿論、アフター
サービス上作業の簡便性を高められる。
【0011】ハ)前記電気的調整素子は水平もしくは垂
直方向からドライバー等によって調整可能なように配置
されているため片手調整ができるため他方の手で測定機
器の調整ができ、作業効率が高まる。前記インターフ
ェース回路は前記下ケースに嵌合支持されるインターフ
ェース回路枠に固定され、且、前記アナログ回路とは直
交するような接続固定するコネクターによって接続固定
するように構成したことによって、 イ)組立と同時に導通接続が可能となり、ケーブルを不
要とし、組立工数の削減が可能となる。
【0012】ロ)従ってより省スペース化が可能とな
り、小型化に寄与する。前記発音手段を前記上ケース
に弾性部材を介して密接するように前記電源手段に固定
することによって、 イ)前記スピ−カの振動による本体の共振点を高い周波
数側にシフトさせ、しかも、前記弾性部材の弾性を利用
して前記上ケースに密接させることによって上ケースの
振動を抑え、総合的に共振による振幅を下げることによ
ってビビリ音を大巾に軽減することを可能とした。 ロ)前記パワーサプライ匡体の前記基板へのねじ固定部
分を弾性を有し、しかも点接触に近づけ、且、固定部以
外は前記基板と隙間を設けることによって前記スピ−カ
から伝わる振動の緩和を図ることを実現した。これによ
り周辺への振動の伝わりを軽減でき、振動を嫌う光学系
手段のビビリ音を回避できる。前記光源駆動電源手段
を構成する匡体と前記電源手段を構成する匡体を結合部
材で連結固定することによって、 イ)横型のプロジェクターを構成する場合、前記パワー
サプライ及びバラストの配置構成上から、これ等は高い
重心位置になってしまう。このため、水平方向に印加さ
れる振動、落下等による外力によって前記基板への固定
部分及び全体に大きな力が掛り変形、破損等を引き起こ
してしまう。しかし、本願のように結合部材で連結固定
することによって相互補強することができ、信頼性を高
められる。前記光源駆動電源手段を構成する匡体は二
体構成とし、前記基板への固定部は二体構成された相互
の固定部分を重ね合わせるように構成したことによっ
て、 イ)基板への固定部分に掛る応力を緩和し、耐外力によ
る信頼性を実用レベルまでに高めることができる。
【0013】ロ)更に、匡体の板厚を薄くして重量軽減
並びにコスト低減を図りながら耐外乱性を高められる。
前記光源駆動電源手段を構成する回路手段のほぼ中央
の両面に緩衝部材を前記匡体との間に介在させることに
よって、 イ)前記、項で記載したような外乱が加わった場
合、回路手段のベースとなる回路基板は比較的重量が重
く、且、振動しやすいため、前記回路基板を支持する前
記バラスト匡体3aの切り起こし部3c(複数)に曲げ
応力が繰り返し掛るため疲労破壊を発生しやすい欠点を
補なうことが可能となる。
【0014】ロ)前記緩衝部材は接着テープの付いた発
泡ウレタン材であり、貼り付け場所は回路実装の部品及
び形状に応じた場所及び形状を選定でき、しかも治工具
も必要とせず状況に応じて短納期で安価で対応できる。
【0015】ハ)前記バラストの回路手段に実装されて
いる大型コンデンサーやトランス及びパッケージICの
振れを抑え振動等によるリード線の疲労破壊を回避する
と共に、 ニ)補強固定する接着剤を不要とし、その上に、該接着
剤から低温蒸発するシロキ酸の発生を防ぐことで、前記
メタルハライドランプの発光管表面に生ずる気相反応に
より発光管表面に付着する白膜発生を無くすことが可能
となる。これにより、ランプ照度の低下防止及び発光管
の放熱不足による変形、失透を抑えランプ寿命をより延
命化することを可能とする。従って、プロジェクターの
商品として最も大きな欠点であるランプ寿命を延ばし、
より商品性を高められる。前記外装手段を構成する下
ケースの正面の両側に上下方向に可動可能なように一対
の足手段が配置され、該足手段の間の前記光源駆動電源
手段及び前記光学系手段を構成する投射レンズを配置
し、しかも、該投射レンズ先端が前記基板の端面より前
記外装手段の正面方向に突出するように配置したことに
よって、 イ)投射レンズをプロジェクター本体内に収納する基本
レイアウトに於いて、最も効率的な平面レイアウトが可
能となり、商品の小型化、軽量化に有効となる。
【0016】ロ)更に、プロジェクターの配置場所は天
井近くまたは柵及び机等の上であり塵が入りやすい使用
環境であるが、未使用時はレンズカバーを閉めておくこ
とにより塵の侵入を防ぎ、投影画質の劣化を防止でき
る。
【0017】ハ)外装手段の一部を投射レンズを覆う形
状にすることによって、プロジェクターらしいデザイン
ができ、商品イメージを高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例を示す組立平面図。
【図2】図1の部分組立断面図。
【図3】図1の部分組立断面図。
【図4】足手段の構造を示した部分組立断面図。
【符号の説明】
1 メタルハライドランプ 2 ランプハウジング 3 バラスト 3a バラスト匡体 3b バラスト匡体 3c 切り起し部(複数) 3d 回路手段 3f 緩衝部材 3g 緩衝部材 4 パワーサプライ 4a、4b パワーサプライ匡体 4c 回路手段 5 スピ−カ 6 光学系手段 6a 投射レンズ 6b 下ライトガイド 6c 上ライトガイド 6d、6e、6f 液晶ライトバルブ 6g フラットケーブル 7 回路手段 7a デジタル回路 7b アナログ回路 7c インターフェース回路 7d コネクタ 8 支柱 9 下ケース 9a 下ケース体 9b インターフェース回路枠 9c 軸受部材 10 基板 11 上ケース 12 円柱 13 支軸 14 スピ−カ固定板 15 弾性部材 16 結合部材 17 足手段 17a 軸 17b 軸固定板 17c 目隠し板 17d 足部材 17e 足ゴム 17f 止め板 18 レンズカバー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】光源、該光源を駆動する光源駆動電源手段
    ・発音手段を制御・駆動する回路手段、該回路手段及び
    前記光源駆動手段を動作させる電源手段、前記光源の光
    により映像光として投射する光学系手段等を固定した基
    板を収納・装着する下ケースと該下ケースを封止する上
    ケースから成る外装手段により構成される投射型液晶プ
    ロジェクターに於いて、前記回路手段はデジタル回路、
    アナログ回路、及びインターフェース回路から構成さ
    れ、前記デジタル回路は前記光学系手段にねじ固定され
    た少なくとも一つ以上の支軸にねじ固定され、且、前記
    支軸は前記光学系手段を構成する下ライトガイドに上ラ
    イトガイドをねじ固定することを兼ねるように構成され
    たことを特徴とする投射型液晶プロジェクターの構造。 【請求項2】前記アナログ回路は前記基板に装着した支
    柱に固定され、且、前記下ケースから断面上方向に露出
    する部分に電気的調整素子及び前記支柱への固定手段を
    配置したことを特徴とする請求項1記載の投射型液晶プ
    ロジェクターの構造。 【請求項3】前記インターフェース回路は前記下ケース
    に嵌合支持されるインターフェース回路枠に固定され、
    且、前記アナログ回路とは直交するような接続固定する
    コネクターによって接続固定するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の投射型液晶プロジェクターの
    構造。 【請求項4】前記発音手段を前記上ケースに弾性部材を
    介して密接するように前記電源手段に固定することを特
    徴とする投射型液晶プロジェクターの構造。 【請求項5】前記光源駆動電源手段を構成する匡体と前
    記電源手段を構成する匡体を結合部材で連結固定するこ
    とを特徴とする投射型液晶プロジェクターの構造。 【請求項6】前記光源駆動電源手段を構成する匡体は二
    体構成とし、前記基板への固定部は二体構成された相互
    の固定部分を重ね合わせるように構成したことを特徴と
    する投射型液晶プロジェクターの構造。 【請求項7】前記光源駆動電源手段を構成する回路手段
    のほぼ中央の両面に緩衝部材を前記匡体との間に介在さ
    せたことを特徴とする請求項6記載の投射型液晶プロジ
    ェクターの構造。 【請求項8】前記外装手段を構成する下ケースの正面の
    両側に上下方向に可動可能なように二対の足手段が配置
    され、該足手段の間に前記光源駆動電源手段及び前記光
    学系手段を構成する投射レンズを配置し、しかも、該投
    射レンズ先端が前記基板の端面より前記外装手段の正面
    方向に突出するように配置したことを特徴とする投射型
    液晶プロジェクターの構造。
JP3156407A 1991-06-27 1991-06-27 投射型液晶プロジエクターの構造 Pending JPH055947A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100662456B1 (ko) * 2005-08-17 2007-01-02 엘지전자 주식회사 프로젝션 텔레비전
US7258447B2 (en) 2004-05-12 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Image projection apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7258447B2 (en) 2004-05-12 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Image projection apparatus
KR100662456B1 (ko) * 2005-08-17 2007-01-02 엘지전자 주식회사 프로젝션 텔레비전

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