JPH0559314A - インク組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 水性液体ビヒクル、着色剤及び燐酸エステル
を含み、インクジェットプリンティングプロセス、特に
サーマルインクジェットプリンティングプロセスに適し
ており、低粘度及び速乾性を示すインク組成物、並びに
水性液体ビヒクル、着色剤及び燐酸エステルを含むイン
ク組成物をインクジェットプリンティング装置中に組み
込みかつインク組成物の小滴を画像様パターンで基体上
に吐出させることを含む基体上の画像形成方法。 【効果】 本発明のインク組成物は2.３４〜1.１２セン
チポイズの低粘度を示しかつ燐酸エステルを含まないイ
ンク組成物の乾燥時間（２０〜４５秒）に比べて顕著に
改良された乾燥時間（１〜１６秒）を示した。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はインク組成物に関する。
特に、本発明はインクジェットプリンティングプロセス
に用いるために特に適している速い乾燥時間を示す水性
インク組成物に関する。本発明の１つの実施態様は水性
液体ビヒクル、着色剤及び燐酸エステルを含むインク組
成物に関する。

【０００２】

【技術的背景】インクジェットプリンティングプロセス
に適したインクは知られている。例えば、その記載がす
べて参照文として本明細書に含まれるものとする米国特
許第4,６９5,８４６号 (Suzuki) は、インクによって与
えられる色相が連続的であるように調色される、１つの
色を表わすために染料濃度が互いに異なる少なくとも２
種のインクを用いてカラー画像を記録するためのインク
ジェット記録方法を記載している。上記特許記載の方法
に用いられるインクは、一般に、染料と、主として水及
びグリコール又は他の水溶性有機溶剤のような湿潤剤で
構成される溶媒とを含む。インクは界面活性剤をも含む
ことができる。特公昭５６−４９７７１号は、水溶性直
接染料、グリセリン及び随意に他の多価アルコール、Ｎ
−メチル−２−ピロリドン、及び水中ミセル濃度に於て
３０ダイン／cm以下の表面張力を有しする界面活性剤を
含むインクジェット記録用インクを記載している。さら
に、米国特許第4,１６5,３９９ (Germonprez) は、重合
体樹脂表面上でのインクジェットプリンティング操作に
用いて画像を形成するために適した、樹脂の表面下構造
中への着色剤の浸透のために摩耗及び水蒸気パスツリゼ
ーション条件に対して高度に抵抗性のバインダー無しの
インク組成物を記載している。このインクは、一般に、
塩基性又は中性染料、水及びアルコール溶媒系、脂肪族
ケトン又はエステル、及び随意に８〜１２個の炭素の脂
肪族炭化水素を含む。

【０００３】さらに、その記載がすべて参照文として本
明細書に含まれるものとする米国特許第4,２２9,７４７
号 (Hwang)は、水溶性又は溶剤可溶性染料、８〜１２個
の炭素原子を有するグリコールエーテルを含む有機化学
溶剤、溶剤及び染料をエトキシル化高級アルコールアミ
ン−アミドを含む溶液中に可溶化するための架橋剤、保
湿剤及び消泡剤の水溶液を含むジェットドロッププリン
ター及び複写機に用いるための改良速乾性ジェットプリ
ンティングインクを記載している。さらに、その記載が
すべて参照文として本明細書に含まれるものとする米国
特許第4,２５9,６７５号（Mansukhani) は、有機ホスホ
ネート及び有機ホスファイトからなる群の少なくとも１
員からなる保湿剤と水溶性染料との水溶液を含む、連続
流ジェットプリンティングプロセスに用いるためのイン
ク組成物を記載している。その記載がすべて参照文とし
て本明細書に含まれるものとする米国特許第4,４２1,５
５９号（Owatari)は、尿素、水溶性染料、水、及び脂肪
族多価アルコールと脂肪族多価アルコールのアルキルエ
ーテル誘導体とから選ばれる保湿剤を含む、インクジェ
ットプリンターに用いるために適当な水性流体インクを
記載している。粘度は２０℃で約２〜３センチポイズに
保たれかつインクは pＨを約１２〜１3.５に調節するこ
とによって速乾性にされる。インクジェットインク調合
物を記載している他の刊行物には、IBM Techinical Dis
closure Bulletin, Vol. 25, No.２，５１８頁（１９８
２年７月）、IBM Techinical Disclosure Bulletin, Vo
l. 24,No.２，９２０頁（１９８１年７月）、及びIBM T
echinical Disclosure Bulletin, Vol. 18, No.４，１
０９９頁（１９７５年９月）が含まれる。

【０００４】他のインク組成物も知られている。例え
ば、米国特許第2,３２4,５５０号（Wolfe)は、高い百分
率の固形分を含みかつ速乾特性を示す印刷及び平版イン
クを記載している。このインクは比較的高い焼付け温度
で金属及び同様な非吸収性表面へ適用するために設計さ
れており、ワニス型合成樹脂、速乾性でかつ可塑化性の
高ヨウ素価油及び燐酸トリアルキルからなるビヒクル並
びにビヒクル中に混合された着色顔料を含む。燐酸トリ
アルキルは溶剤として作用し、比較的高い温度でインク
を焼付けるとき迅速に蒸発して金属表面上に強靱接着性
インク膜を残す特性を有する。さらに、米国特許第4,０
０1,１６４号 (Chu)は、着色剤、不揮発性キャリヤ、及
び構造

【０００５】〔Ａ〕_m ──Ｚ───〔Ｂ〕_n （上記構造中、Ａは１個以上の官能基を有する非重合体
又はオリゴマーセグメントであり、Ｚは有機結合基であ
り、Ｂはオリゴマー又は重合体セグメントであり、ｍ及
びｎは１、２又は３であり、総計は４以下である）の造
膜性物質を含む速乾性インクを記載している。

【０００６】米国特許第2,１２8,９４６(Katzman) は、
脂肪族ポリヒドロキシ物質の少なくとも１個のヒドロキ
シ基の水素がアルキル及びアシル基からなる群から選ば
れる基で置換された脂肪族ポリヒドロキシ物質のテトラ
ホスフェートを記載している。このものは界面変性剤と
して有用で、潤滑油及びグリースの油性を増し、乳化剤
として作用し、粘度を減ずるなどの働きがあり、染料を
含む添加物質を有する又は有しない水性媒質を含む浴へ
添加され得る。さらに、米国特許第2,０５2,０２９号
(Harris) は、少なくとも１個のヒドロキシ基の水素が
少なくとも４個の炭素原子を有する親油性基で置換され
ている、４個以上のエステル化可能なヒドロキシ基を有
し、但し６価アルコールを含まないポリヒドロキシ物質
の燐酸エステルを記載している。この燐酸エステルは界
面変性剤として有用であり、染料を含む添加物を有する
又は有しない水性媒質を含む浴へ添加され得る。

【０００７】既知の組成物はそれぞれの所期の用途には
適当であるが、インクジェットプリンティングプロセス
に用いるために適したインク組成物の要望は依然として
ある。さらに、サーマルインクジェットプリンティング
プロセスに特に適したインク組成物も依然として要望さ
れている。又、速い乾燥時間を示すインク組成物の要望
もある。低粘度（一般に約５センチポイズ以下）であり
かつプレーン紙上に画像を形成するためサーマルインク
ジェットプリンティングプロセスで用いられるとき約１
５秒未満の速い乾燥時間を示すインク組成物も要望され
ている。さらに、増加した出力速度を有するインクジェ
ットプリンティングプロセスを可能にするインク組成物
の要望もある。その上、熱、強制空気などのような乾燥
手段を必要としない紙基体上での迅速インクジェットプ
リンティングプロセスを可能にするインク組成物の要望
も依然としてある。さらに、特に、サーマルインクジェ
ットプリンティングプロセスに用いられるとき、高品質
のプリントの生成を可能にする低粘度のインク組成物の
要望もある。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はインク
ジェットプリンティングプロセスに用いるために適した
インク組成物を提供することである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的及
び他の目的（又はその特別な実施態様）は、水性液体ビ
ヒクル、着色剤、及び燐酸エステルを含むインク組成物
を提供することによって達成される。本発明のもう１つ
の目的は、水性液体ビヒクル、着色剤、及び燐酸エステ
ルを含むインク組成物をインクジェットプリンティング
装置中へ組み込む工程及びインク組成物の小滴を画像様
パターンで基体上へ吐出させる工程を含む基体上に画像
を形成する方法に関する。

【００１０】本発明のインクの液体ビヒクルは水からな
ることができ、あるいは水とエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリ
ン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、アミド、エーテル、カ
ルボン酸、エステル、アルコール、有機スルフィド、有
機スルホキシド、スルホン、アルコール誘導体、カルビ
トール、ブチルカルビトール、セロソルブ、エーテル誘
導体、アミノアルコール、ケトン及び他の水混和性物質
並びにこれらの混合物のような混和性有機成分との混合
物を含むことができる。水と水混和性有機液体との混合
物が液体ビヒクルとして選ばれるとき、水：有機比は任
意の有効範囲であることができ、典型的には約１００：
０〜約３０：７０、好ましくは約９７：３〜約５０：５
０である。液体ビヒクルの非水成分は、一般に保湿剤と
して働き、水の沸点（１００℃）より高い沸点を有す
る。本発明のインク中に、液体ビヒクルは、一般に、約
８５〜約９5.５重量％、好ましくは約９０〜約９９重量
％の量で存在する。

【００１１】本発明のインクのための着色剤は染料又は
染料混合物であることができる。適当な染料の例には、
Food Black No.2, FoodRed No.40, Food Blue No. 1, F
oodYellow No. 7 などのような食用染料、銅フタロシア
ニン誘導体、四ナトリウム塩、四アンモニウム塩、四カ
リウム塩、四リチウム塩などを含むフタロシアニン誘導
体のテトラスルホン酸塩、Bernacid Red 2BMN; Pontami
ne Brilliant BondBlue A; BASF X-34; Pontamine; Foo
d Black 2;Carolina Color and Chemicalから発売され
ている Carodirect Turquoise FBL Supra Conc. (Direc
t Blue 199); Mobey Chemical から発売されているSpec
ial Fast Turquoise 8LG Liquid (Direct Blue 86); Cr
ompton and Knowlesから発売されている Intrabond Liq
uidTurquoise GLL (Direct Blue 86); Aldrich Chemica
lから発売されている Cibracron Brilliant Red 38-A
(Reactive Red 4); Pylam, Inc. から発売されているDr
imarene Brilliant Red X-2B (Reactive Red 56); Mobe
y Chemical から発売されている Levafix Brilliant Re
d E-4B; Mobey Chemical から発売されているLevafix B
rilliant Red E-6BA; ICI America から発売されている
Procion RedH8B (Reactive Red 31); Pylamから発売さ
れている Pylam CertifiedD & C Red#28 (Acid Red 9
2); Crompton & Knowlesから発売されているDirect Bri
ll Pink B Ground Crude; Sandoz, Inc.から発売されて
いる Cartasol Yellow GTF Presscake; Sandozから発売
されている TartrazineExtra Conc. (FD & C Yellow #
5, Acid Yellow 23); Carolina Color and Chemical か
ら発売されている Carodirect Yellow RL (Direct Yell
ow 86): Sandoz, Inc.から発売されている Cartasol Ye
llow GTF Liquid Special 110; Tricon から発売されて
いるD&C Yellow #10 (Acid Yellow 3); Triconから発売
されているYellow Shade 16948, BASFから発売されてい
る Basacid Black X34, Sandoz, Inc.から発売されてい
る Carta Black 2GT; Neozapon Red 492 (BASF); Oraso
l Red G (Ciba-Geigy); Direct Brilliant Pink B (Cro
mpton-Knolls); AizenSpilon Red C-BH (保土谷化学);
Kayanol Red 3BL( 日本化薬); Levanol BrilliantRed 3
BW (Mobey Chemical Company); Levaderm Lemon Yellow
(Mobey Chemical Company); Spirit Fast Yellow3G; A
izen Spilon Yellow C-GNH(保土谷化学); Sirius Supra
Yellow GD167; Cartasol Billiant Yellow 4GF (Sando
z); Pergasol Yellow CGP (Ciba-Geigy); Orasol Black
RL (Ciba-Geigy); Orasol Black RLP (Ciba-Geigy); S
avinyl Black RLS (Sandoz); Dermacarbon 2GT (Sando
z); Pyrazol Black BG (ICI); Morfast Black Conc A
(Morton-Thiokol); Diazol Black RN Quad (ICI); Oras
ol BlueGN (Ciba-Geigy); Savinyl Blue GLS (Sandoz);
Luxol Blue MBSN (Morton-Thiokol); Sevron Blue 5GM
F (ICI); Basacid Blue 750 (BASF)などが含まれる。典
型的な好ましい染料は、Berncolors, Poughkeepsie, NY
から発売されている Bernacid Red, Pontamine Brillia
nt Bond Blue, Berncolor A.Y. 34, Basacid Black X3
4, Carta Black 2GT, Telon Fast Yellow 4GL-175など
である。染料又は染料混合物は、一般に液体ビヒクル中
に可溶であり、任意の有効量で存在する。典型的に、本
発明のインク組成物中の染料の全量は約１〜約１０重量
％、好ましくは約３〜約７重量％である。

【００１２】本発明のインクのための着色剤としては顔
料も適当である。適当な顔料には、カーボンブラック、
ニグロシン染料、アニリン青、２，９−ジメチル置換キ
ナクリドン及び Color Index中にＣＩ６０７１０，ＣＩ
Dispersed Red １５として記載されているアントラキノ
ン顔料、 Color Index中にＣＩ２６０５０、ＣＩSolven
t Rec 19として記載されているジアゾ染料、銅テトラ−
4 −( オクタデシルスルホンアミド) フタロシアニン、
Color Index 中にＣＩ７４１６０、Pigment Blueとして
記載されている銅フタロシアニン顔料、Color Index 中
にＣＩ６９８１０、Special Blue Ｘ−２１３７として
記載されている Anthradanthrene Blue,ジアリーライド
イエロー３，３−ジクロロベンジジンアセトアセトアニ
リド、Color Index 中にＣＩ１２７００、ＣＩ Solvent
Yellow １６として記載されているモノアゾ顔料、 Col
or Index中に Feron Yellow SE/GLN, CI Dispersed Yel
low 33として記載されているニトロフェニルアミンスル
ホンアミド、２，５−ジメトキシ−４−スルホンアニリ
ドフェニルアゾ−４′−クロロ−２，５−ジメトキシア
セトアセトアニリド、 Permanent Yellow FGL, Normand
y Magenta RD-2400(Paul Uhlich), Paliogen Violet 51
00 (GASF), Paliogen Violet 5890 (BASF),Permanent V
iolet VT2645 (Paul Uhlich), Heliogen Green L8730
(BASF), Argyle Green XP-111-S (Paul Uhlich), Brill
iant Green Toner GR 0991 (Paul Uhlich), Heliogen B
lue L6900, L7020 (BASF), Heliogen Blue D6840, L708
0 (BASF), Sudan Blue OS (BASF), PV Fast Blue B2G0l
(American Hoechst), Irgalie Blue BCA (Ciba-Geig
y), Paliogen Blue 6470 (BASF), Sudan III (Matheso
n,Coleman, Bell), Sudan II (Matheson, Coleman, Bel
l), Sudan IV (Matheson,Coleman, Bell), Sudan Orang
e G (Aldrich), Sudan Orange 220 (BASF), Paliogen O
range 3040 (BASF), Ortho Orange OR2673 (Paul Uhlic
h), Paliogen Yellow 152, 1560 (BASF), Lithol Fast
Yellow 0991K (BASF), Paliotol Yellow 1840 (BASF),
Novoperm Yellow FG1 (Hoechst), Permanent Yellow YE
0305 (Paul Uhlich), Lumogen Yellow DO790 (BASF),
Suco-Gelb L 1250(BASF), Suco-Yellow D-1355 (BASF),
Hostaperm Pink E (American Hoechst), Fanal Pink D
4830 (BASF), Cinquasia Magenta (DuPont), Lithol Sc
arlet D3700 (BASF), Toluidine Red (Aldrich), Scarl
et for Thermoplast NSD PS PA (Ugine Kuhlmann ofCan
ada), E.D. Toluidine Red (Aldrich), Lithol Rubine
Toner (Paul Uhlich), Lithol Scarlet 4440 (BASF), B
on Red C (Dominion Color Company), RoyalBrilliant
Red RD-8192 (Paul Uhlich), Oracet Pink RF (Ciba-Ge
igy), Paliogen Red 3871K (BASF), Paliogen Red 3340
(BASF), 及び Lithol Fast ScarletL4300 (BASF) が含
まれる。顔料はインク中に任意の有効量、典型的にはイ
ンクの約１〜約１０重量％の量で存在するが、本発明の
目的が満たされるならば、より少量又はより多量が存在
してもよい。インク着色剤は１種以上の染料と１種以上
の顔料との混合物を含むことができる。

【００１３】本発明のインク組成物は燐酸エステルをも
含む。本発明のための適当な燐酸エステルは一般式

【００１４】

【化１】

【００１５】（上記一般式中、Ｒ₁ 、Ｒ₂ 及びＲ₃ は脂
肪族炭化水素基から独立に選ばれる）の燐酸エステルで
ある。脂肪族炭化水素基は、燐酸エステルが水溶性を示
すことができる大きさである。典型的には、Ｒ₁ 、Ｒ₂
及びＲ₃ は約１〜約２０個の炭素原子、好ましくは１〜
約１２個の炭素原子を有する。典型的なＲ₁ 、Ｒ₂ 及び
Ｒ₃ 基には、メチル、エチル、ｎ−プロピル、イソプロ
ピル、ヘキシル、オクチル、オクチルデシル、ドデシ
ル、イソオクチルなどが含まれる。適当な燐酸エステル
の１つの例は Dexter Chemical Corporation, 845 Edge
water Road, Bronx,NY から発売されている Strodex PK
9 0 である。Strodex PK 9 0は上記一般式の燐酸エス
テル９０重量％、水約５〜約７重量％を含み、残りはイ
ソオクチルアルコールである。上記式の燐酸エステルは
種々のメーカーから種々の商標で市販されてもいる。さ
らに、上記式の燐酸エステルは、アルコール〔例えばラ
ウリルトリ（エチレンオキシ）エタノールのような〕と
共に燐酸化剤としてＰ₂ Ｏ₅ ，ＰＯＣl₃又はＰＣl₃を用
いて既知の方法で製造することもできる。これら２物質
の反応から得られた生成物を、次に中和する。ラウリル
トリ（エチレンオキシ）エタノールが選ばれたアルコー
ルであるとき、反応混合物は下記の生成物： C₁₂H₂₅[OCH₂CH₂]₄OPO(OH)(ONA モノエステル、最大分画 (C₁₂H₂₅[OCH₂CH₂]₄)₂PO(OH)(ONA ジエステル、次に大き
な分画 (C₁₂H₂₅[OCH₂CH₂]₄)₃PO トリエステル、小分画 を含む。

【００１６】本発明のインク組成物は、任意の有効量、
典型的には約0.０９〜約1.５重量％、好ましくは約0.１
８〜約0.５０重量％の燐酸エステルを含む。本発明のイ
ンク中には、他の添加剤も存在することができる。例え
ば、本発明のインクへ１種以上の界面活性剤又は湿潤剤
を添加することができる。これらの添加剤はカチオン
型、アニオン型又は非イオン型であってもよい。適当な
界面活性剤及び湿潤剤には、Tamol(登録商標）ＳＮ，Ta
mol(登録商標）ＬＧ，Rohm andHaas Company から発売
されている Triton(登録商標）シリーズのもの、Marasp
erse（登録商標）シリーズのもの、GAF Company から発
売されている Igepal(登録商標) シリーズのもの、 Ter
gitol(登録商標）シリーズのもの、及び他の市販界面活
性剤が含まれる。これらの界面活性剤及び湿潤剤は、一
般に、０〜約１５重量％、好ましくは約0.０１〜約８重
量％の有効量で存在する。

【００１７】本発明のインクへは、インクの粘度及び顔
料粒子の安定性を増強するため、及び凝集並びに粒子の
沈降の速度を減少させるために重合体添加剤又は分散剤
を加えることもできる。アラビアゴム、ポリアクアリル
酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ポリビニルピロリジノン、ポリビニルエーテル、
澱粉、多糖類、ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩ホル
ムアルデヒド共重合体、アルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、リグノスル
ホン酸ナトリウム塩、ナトリウムアルキレンオキシド共
重合体 (sodium alkylene oxide copolymer)、アルキル
エーテル燐酸ナトリウム塩などのような水溶性重合体は
水あるいは水と水混和性有機液体との混合物のような水
ベース液体ビヒクル中の顔料粒子の安定化に特に有用で
ある。さらに、染料を着色剤として用いるとき、耐水堅
牢度を改良するために、本発明のインクへヒドロキシプ
ロピルポリエチレンイミン（ＨＰＰＥＩ−２００）又は
他のポリエチレンイミン誘導体を添加することができ
る。重合体安定剤は、本発明のインク中に、０〜約１０
重量％、好ましくは約0.０１〜約５重量％の量で存在す
ることができる。

【００１８】本発明のインクへの他の随意の添加剤に
は、約0.０００１〜約４重量％、好ましくは約0.０１〜
約2.０重量％の量で存在する、Dowicil １５０、２００
及び７５、ＩＣＩ Proxel ＧＸＬ安息香酸塩、ソルビン
酸塩などのような殺菌剤、０〜約５０重量％、好ましく
は約５〜約４０重量％の量で存在する、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、Ｎ−メチルピロリジノ
ン、プロピレングリコール、ヒドロキシエーテル、エー
テル、アミド、スルホキシド、ケトン、ラクトン、エス
テル、アルコールなどのような保湿剤、０〜約５重量
％、好ましくは約0.０１〜約２重量％の量で存在する、
酸又は塩基、燐酸塩、カルボン酸塩、亜硫酸塩、アミン
塩などのような pＨ調節剤などが含まれる。

【００１９】本発明のインク組成物は、一般にサーマル
インクジェットプリンティングプロセスに用いるために
適した粘度のインク組成物である。一般に、インク粘度
は約５センチポイズ以下、好ましくは約１〜約2.５セン
チポイズである。本発明のインク組成物は任意の適当な
方法で製造され得る。典型的には、本発明のインクは成
分の単純混合によって製造される。染料着色剤を有する
インクの製造に適当な１つの方法は、すべてのインク成
分を一緒に混合し、約４０〜約５５℃の温度に約２〜約
３時間加熱し、次に混合物を室温（典型的には約１０〜
約３５℃）に冷却し、かつ混合物を濾過してインクを得
ることを含む。顔料粒子を含むインクは、顔料粒子を液
体ビヒクル中に分散しかつ分散液を高剪断混合機中に入
れ、次に付加的なインク成分を添加した後、遠心分離及
び（又は）けん化及び（又は）濾過のような方法によっ
て粒度でインク粒子を分類して過度に大きい顔料粒子を
除去し、超微細分散液を得ることによって製造され得
る。所望ならば、すべてのインク成分を、高剪断混合後
に添加する代わりに、高剪断混合工程の前に一緒に混合
することができる。高剪断混合機の例には、アトライタ
ー、３本ロールミル、サンドミル、ボールミル、ローラ
ーミルなどが含まれる。顔料粒子を分散させるための典
型的な粉砕時間は約８〜約１６時間である。所望なら
ば、高剪断混合の前に液体ビヒクルと顔料粒子との混合
物へ燐酸エステル成分を添加することができる。

【００２０】本発明は、水性液体ビヒクル、着色剤、及
び燐酸エステルを含むインク組成物をインクジェットプ
リンティング装置中へ組み込む工程及びインク組成物の
小滴を画像様パターンで基体上へ吐出させる工程を含む
方法にも関する。１つの特に好ましい実施態様に於て、
プリンティング装置はサーマルインクジェットプロセス
を用いる。Ｘerox（登録商標）４０２４のようなプレー
ン紙、罫線付きノートブック紙、ボンド紙、Sharp Comp
any シリカ塗工紙、十条紙 (Jujo paper) などのような
シリカ塗工紙、透明画材料、織布、織物生成物、プラス
チック、重合体フィルム、金属のような無機基体、木材
などを含む任意の適当な基体を用いることができる。１
つの好ましい実施態様に於て、本発明の方法はプレーン
紙のような多孔性又はインク吸収性基体上へのプリンテ
ィングを含む。

【００２１】本発明の特別な実施例を以下詳細に説明す
る。これらの実施例は説明のためのものであり、本発明
はこれらの実施例中に示される物質、条件、又はプロセ
スパラメーターに限定されるものではない。特に断らな
い限り、すべての部及び％は重量による。

【００２２】

【実施例１】（比較） ３重量部の Food Black ＃２染料（Bayer AG, Leverkus
en製）、１０重量部のポリエチレングリコール（分子量
４００）、5.２５重量部のジエチレングリコール及び８
1.７５重量部の脱イオン水を一緒に混合することによっ
てインク組成物を製造した。全成分を５０℃の温度で２
時間加熱した後、冷却した。得られたインク組成物は2.
１４センチポイズの粘度を有していた。このインクを2.
５４cm（１in) 当たり３００スポットを形成することが
できる４８ノズルプリントヘッドを備えた改良Ｘerox
（登録商標）４０２０プリンターを含むサーマルインク
ジェットプリンティング試験装置中に組み込みかつ2.５
４cm（１in) 当たり３００スポットを形成することがで
きるＨＰ−Ｄeskjetプリンター中へ組み込んだ。２種の
Ｘerox（登録商標）４０２４等級紙、すなわち紙１０−
Brazil ＸＥＤ５１８及び紙１０ smooth-Port Edwards
−８２４９１−１０６（共にXerox Corporationから市
販されている) 上に画像を形成させた。これらの紙のお
のおののフェルト面及び金網面の両方の乾燥時間（秒）
は下表の通りであった。

【００２３】 10 Smooth PE-82491-106 Brazil XED518 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 ４６秒 ２５秒 ２０秒 ２１秒 乾燥時間は、ベタ正方形画像2.５４cm×2.５４cm（１in
×１in）を形成し、Ｑ−tip （登録商標）でこの正方形
をブラッシングしたとき汚れが見られなくなるまでの時
間を測定することにより測定された。

【００２４】

【実施例２】３重量部の Food Black ＃２染料（BayerA
G, Leverkusen製）、１０重量部のポリエチレングリコ
ール（分子量４００）、８0.２５重量部の脱イオン水、
及び1.５重量部の燐酸エステル (Strodex PK９０，Dext
er Chemical Corporation, 845 Edgewater Road, Bron
x, N.Y. 10474製) を一緒に混合することによってイン
ク組成物を製造した。全成分を５０℃の温度で２時間加
熱した後、冷却した。得られたインク組成物は2.３４セ
ンチポイズの粘度を有していた。このインクを2.５４cm
（１in) 当たり３００スポットを形成できる４８ノズル
プリントヘッドを備えた改良Ｘerox（登録商標）４０２
０プリンターを含むサーマルインクジェットプリンティ
ング試験装置中へ組み込んだ。２種のＸerox（登録商
標）４０２４等級紙、すなわち紙１０− Brazil ＸＥＤ
５１８及び紙１０ smooth-Port Edwards−８２４９１−
１０６（共に Xerox Corporationから市販されている)
上に画像を形成させた。これらの紙のおのおののフェル
ト面及び金網面の両方の乾燥時間（秒）は下表の通りで
あった。

【００２５】 Brazil XED518 10 Smooth PE-82491-106 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 １秒 １秒 １秒 １秒 上表からわかるように、乾燥時間は、実施例１で示され
た燐酸エステルを含まないインクの乾燥時間に比べて、
両方の紙の両方の面共に顕著に改良される。乾燥時間
は、ベタ正方形画像2.５４cm×2.５４cm（１in×１in）
を形成した後、Ｑ−tip （登録商標）で正方形をブラッ
シングしたときに汚れが見られなくなるまでの時間を測
定して測定された。

【００２６】

【実施例】３重量部のFood Black＃２染料（Bayer AG,
Leverkusen製）、5.２５重量部のジエチレングリコー
ル、８1.６５重量部の脱イオン水、及び1.５重量部の燐
酸エステル（Strodex ＰＫ９０）を一緒に混合すること
によってインク組成物を製造した。全成分を５０℃の温
度で２時間加熱した後、冷却した。得られたインク組成
物は1.１９センチポイズの粘度を有していた。このイン
クを2.５４cm（１in）当たり３００スポットを形成でき
る４８ノズルプリントヘッドを備えた改良Xerox （登録
商標）４０２０プリンターを含むサーマルインクジェッ
ト試験装置中へ組み込んだ。２種のXerox（登録商標）
４０２４等級紙、すなわち紙１０−Brazil ＸＥＤ５１
８及び紙１０Smooth-Port Edwards −８２４９１−１０
６（共にXerox Corporation から市販されている）上に
画像を形成させた。これらの紙のおのおののフェルト面
及び金網面の両方の乾燥時間（秒）は下表の通りであっ
た。

【００２７】 Brazil XED518 10 Smooth PE-82491-106 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 １秒 １秒 １秒 １秒 上表からわかるように、乾燥時間は、実施例１に示され
た燐酸エステルを含まないインクの乾燥時間に比べて両
方の紙の両面共に顕著に改良される。

【００２８】

【実施例４】３重量部のFood Black＃２染料（BayerAG,
Leverkusen製）、１０重量部のポリエチレングリコー
ル（分子量４００）、5.２５重量％のジエチレングリコ
ール、８２重量部の脱イオン水及び0.２４重量部の燐酸
エステル（Strodex ＰＫ９０）を一緒に混合することに
よってインク組成物を製造した。全成分を５０℃の温度
で２時間加熱した後、冷却した。得られたインク組成物
は2.０７センチポイズの粘度を有していた。このインク
を2.５４cm（１in）当たり３００スポットを形成できる
４８ノズルプリントヘッドを備えた改良Xerox（登録商
標）４０２０プリンターを含むサーマルインクジェット
プリンティング試験装置中へ組み込んだ。２種の Xerox
（登録商標）４０２４等級紙、すなわち紙１０−Brazil
ＸＥＤ５１８及び紙１０Smooth-Port Edwards −８２
４９１−１０６（共にXerox Corporation から市販され
ている）上に画像を形成させた。これらの紙のおのおの
のフェルト面及び金網面の両方の乾燥時間（秒）は下表
の通りであった。

【００２９】 10 Smooth Pe-82491-106 Brazil XED518 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 ８秒 １４秒 １１秒 １６秒 上表からわかるように、乾燥時間は、実施例１に示され
た燐酸エステルを含まないインクの乾燥時間に比べて両
方の紙の両方の面共に顕著に改良される。

【００３０】

【実施例５】3.０重量部のFood Black＃２染料（Bayer
AG, Leverkusen製）、８２重量部の脱イオン水及び0.２
４重量部の燐酸エステル（Strodex ＰＫ９０）を一緒に
混合することによってインク組成物を製造した。全成分
を５０℃の温度で２時間加熱した後、冷却した。得られ
たインク組成物は1.１２センチポイズの粘度を有してい
た。このインクを2.５４cm（１in）当たり３００スポッ
トを形成することができる４８ノズルプリントヘッドを
備えた改良 Xerox（登録商標）４０２０プリンターを含
むサーマルインクジェットプリンティング試験装置中へ
組み込んだ。２種の Xerox（登録商標）４０２４等級
紙、すなわち紙１０−Brazil ＸＥＤ５１８及び紙１0
Smooth-Port Edwards −８２４９１−１０６（共にXero
x Corporation から市販されている）上に画像を形成さ
せた。これらの紙のおのおののフェルト面及び金網面の
両方の乾燥時間は下表の通りであった。

【００３１】 Brazil XED518 10 Smooth PE-82491-106 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 ７秒 １５秒 １２秒 １３秒 上表からわかるように、乾燥時間は、実施例１で示され
た燐酸エステルを含まないインクの乾燥時間に比べて両
方の紙の両方の面共に顕著に改良される。

【００３２】

【実施例６】３０重量部のHostaperm Pink E（顔料、Am
erican Hoechst Corporation製）、7.５重量部のLomar
D （分散剤、Diamond Shamrock Corporation製）及び２
００重量部の脱イオン水を０１ Attritor (Union Proce
ss製）を加えることによって顔料分散液を製造した。こ
の分散液を２５℃に於て１６時間アトライター摩砕して
顔料粒子をμm 以下の粒度に分散、破壊した。この顔料
分散液を次に追加の脱イオン水を加えることによって６
重量％に希釈した。１０重量部のエチレングリコール、
９０重量部の６％顔料分散液及び1.０重量部の燐酸エス
テル（Strodex ＰＫ９０）を室温で混合することによっ
てインク組成物を製造した。得られたインク分散液を、
次に、５０００rpm で５分間遠心分離によって粒子分級
し、1.２μm のフィルターを通して濾過して大きい顔料
粒子を除去した。脱イオン水を添加することによって５
重量％顔料粒子に調節された最終インクは1.６センチポ
イズの粘度を有していた。このインクを2.５４cm（１i
n）当たり３００スポットを形成することができる４８
ノズルプリントヘッドを備えた改良 Xerox（登録商標）
４０２０プリンターを含むサーマルインクジェットプリ
ンティング試験装置中に組み込んだ。２種の Xerox（登
録商標）４０２４等級紙、すなわち紙１０−Brazil Ｘ
ＥＤ５１８及び紙１０smooth-Port Edwards −８２４９
１−１０６（共にXeroxCorporation から市販されてい
る）上に画像を形成させた。これらの紙のおのおののフ
ェルト面及び金網面の両方の乾燥時間（秒）を下表に示
す。

【００３３】 Brazil XED518 10 Smooth PE-82491-106 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 ３秒 ４秒 ３秒 ４秒

【００３４】

【実施例７】３０重量部のＰＶ Fast Blue（顔料、Amer
ican Hoechst Corporation製）、7.５重量部のLomar D
（分散剤、Diamond Shamrock Corporation製）及び２０
０重量部の脱イオン水を０１ Attritor (Union Process
製）へ添加することによって顔料分散液を製造した。こ
の分散液を２５℃で１６時間アトライター摩砕して顔料
粒子を１μm 以下の粒度に分散、破壊した。この顔料分
散液を、次に追加の脱イオン水を加えることによって６
重量％に希釈した。

【００３５】１０重量部のエチレングリコール、９０重
量部の６％顔料分散液及び0.５重量部の燐酸エステル
（Strodex ＰＫ９０）を室温で混合することによってイ
ンク組成物を製造した。得られたインク分散液を、次
に、５０００rpm で５分間遠心分離によって粒子分級
し、1.２μm フィルターを通して濾過して大きい顔料粒
子を除去した。脱イオン水をさらに添加することによっ
て５重量％顔料粒子に調節された最終インクは1.６セン
チポイズの粘度を有していた。このインクを2.５４cm
（１in）当たり３００スポットを形成することができる
４８ノズルプリントヘッドを備えた改良 Xerox（登録商
標）４０２０プリンターを含むサーマルインクジェット
プリンティング試験装置中へ組み込んだ。２種の Xerox
（登録商標）４０２４等級紙、すなわち紙１０−Brazil
ＸＥＤ５１８及び紙１０Smooth-Port Edwards −８２
４９１−１０６（共にXerox Corporation から市販され
ている）上に画像を形成させた。これらの紙のおのおの
のフェルト面及び金網面の両方の乾燥時間（秒）を下表
に示す。

【００３６】 Brazil XED518 10 Smooth PE-82491-106 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 ４秒 ５秒 ３秒 ３秒

【００３７】

【実施例８】３０重量部のNovaperm Yellow FGL （顔
料、American Hoechst Corporation製）、7.５重量部の
Lomar D （分散剤、Diamond Shamrock Corporation製）
及び２００重量部の脱イオン水を０１ Attritor (Union
Process製）へ加えることによって顔料分散液を製造し
た。この分散液を２５℃で１６時間アトライター摩砕し
て顔料粒子を１μm 以下の粒度に分散、破壊した。この
顔料分散液を、次に、追加の脱イオン水を添加すること
によって６重量％に希釈した。

【００３８】１０重量部のエチレングリコール、９０重
量部の６％顔料分散液及び0.５重量部の燐酸エステル
（Strodex ＰＫ９０）を室温で混合することによってイ
ンク組成物を製造した。得られたインク分散液を、次に
５０００rpm で５分間遠心分離することによって粒子分
級し、1.２μm フィルターを通して濾過して大きい顔料
粒子を除去した。さらに脱イオン水を添加することによ
って５重量％顔料粒子に調節された最終インクは1.６セ
ンチポイズの粘度を有していた。このインクを2.５４cm
（１in）当たり３００スポットを形成することができる
４８ノズルプリントヘッドを備えた改良 Xerox（登録商
標）４０２０プリンターを含むサーマルインクジェット
プリンティング試験装置中に組み込んだ。２種の Xerox
（登録商標）４０２４等級紙、すなわち紙１０−Brazil
ＸＥＤ５１８及び紙１０smooth-Port Edwards −８２
４９１−１０６（共にXerox Corporation から市販され
ている）上に画像を形成させた。これらの紙のおのおの
のフェルト面及び金網面の両方の乾燥時間（秒）を下表
に示す。

【００３９】 Brazil XED518 10 Smooth PE-82491-106 フェルト面 金網面 フェルト面 金網面 ６秒 ５秒 ６秒 ５秒 ここに示した情報を検討した後、当業者には本発明の他
の実施態様及び変更が心に浮かぶかもしれない。これら
の実施態様及び変更並びにその等価物も本発明の範囲内
に含まれるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーセル ピー ブレートン カナダ エル５エル ２ジー５ オンタリ オ ミシソーガ フオークウエイ ドライ ヴ 2676−94 (72)発明者 イレーナ コジオール カナダ ゼツト３ビー ２ピー１ ブリテ イツシユコロンビア ポート コツクトラ ム マートル ウエイ 1825 (72)発明者 レイモンド ダブリユー ウオン カナダ エル５エル １エイチ５ オンタ リオ ミシソーガ トールマスト クレツ セント 3382 (72)発明者 メルヴイン デイー クローチヤー カナダ エル６ジエイ ６エル６ オンタ リオ オークヴイル ブレニーム クレツ セント 532

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水性液体ビヒクル、着色剤及び燐酸エス
   テルを含むインク組成物。
2. 【請求項２】 水性液体ビヒクル、着色剤及び燐酸エス
   テルを含むインク組成物をインクジェットプリンティン
   グ装置中に組み込む工程及びインク組成物の小滴を画像
   様パターンで基体上へ吐出させる工程を含む基体上に画
   像を形成させる方法。