JPH0559313B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0559313B2 JPH0559313B2 JP33004288A JP33004288A JPH0559313B2 JP H0559313 B2 JPH0559313 B2 JP H0559313B2 JP 33004288 A JP33004288 A JP 33004288A JP 33004288 A JP33004288 A JP 33004288A JP H0559313 B2 JPH0559313 B2 JP H0559313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- lead pipe
- lead
- synthetic resin
- expanded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は上水道の配管に使用され、内面に鉛溶
出防止用の合成樹脂被覆を施した鉛管に対して継
手を連結させる水道鉛管の継手連結方法に関す
る。
出防止用の合成樹脂被覆を施した鉛管に対して継
手を連結させる水道鉛管の継手連結方法に関す
る。
(従来の技術)
一般に、上水道の配管には現場にて容易に曲げ
られる鉛管が古くから使用されており、この鉛管
には本管や分岐管を連結させるための継手が両端
に固着されている。この継手の連結は第5図、第
6図に示すように鉛管1の端部を拡開させ、その
内側に砲金製の継手2の一端の鉛管連結筒部3を
挿入し、その筒部3と鉛管外面との間にはんだ4
を介在させ、継手2の外面よりバーナーにて加熱
することによつて、はんだ4を溶融させてはんだ
付けしていた。
られる鉛管が古くから使用されており、この鉛管
には本管や分岐管を連結させるための継手が両端
に固着されている。この継手の連結は第5図、第
6図に示すように鉛管1の端部を拡開させ、その
内側に砲金製の継手2の一端の鉛管連結筒部3を
挿入し、その筒部3と鉛管外面との間にはんだ4
を介在させ、継手2の外面よりバーナーにて加熱
することによつて、はんだ4を溶融させてはんだ
付けしていた。
なお、継手2にはナツト6をフランジングにて
抜け止めさせて回転自在に係止させたものと、単
に雄ねじ8を刻設したものとが使用されている。
抜け止めさせて回転自在に係止させたものと、単
に雄ねじ8を刻設したものとが使用されている。
(発明が解決しようとする課題)
上述した従来の方法によつて継手が連結されて
いる鉛管は、内面に鉛材料が露出しており、最近
水道水への鉛の溶出が問題視されるに至つた。
いる鉛管は、内面に鉛材料が露出しており、最近
水道水への鉛の溶出が問題視されるに至つた。
そこで本発明者は、内面を合成樹脂材料にて被
覆した鉛管を開発した。このため内面被覆を施し
た鉛管に対して継手連結する必要が生じてきた。
覆した鉛管を開発した。このため内面被覆を施し
た鉛管に対して継手連結する必要が生じてきた。
そして、その継手の連結後において、その連結
部分の流路内面に鉛が露出することなく完全に密
封する必要があつた。
部分の流路内面に鉛が露出することなく完全に密
封する必要があつた。
しかし、従来は内面を被覆した鉛管すら使用さ
れてなく、上述の如き条件を満足する継手の連結
方法の開発が望まれいた。
れてなく、上述の如き条件を満足する継手の連結
方法の開発が望まれいた。
本発明は上述の如き要望にかんがみ、内面を合
成樹脂被覆層を有する鉛管に対し、内面に鉛管を
露出させることなく、簡単な作業にて継手を連結
することのできる水道鉛管の継手連結方法の提供
を目的としたものである。
成樹脂被覆層を有する鉛管に対し、内面に鉛管を
露出させることなく、簡単な作業にて継手を連結
することのできる水道鉛管の継手連結方法の提供
を目的としたものである。
(課題を解決するための手段)
上述の如き目的を達成する本発明の特徴は内面
に合成樹脂被覆層を有する鉛管の端部に、一端に
ねじ型連結部を有する継手の他端の円筒状をした
鉛管連結筒部を連結すに際し、前記管の端部を拡
開させ、かつ、その拡開された拡開端部内面の合
成樹脂被覆層を、その端縁が前記継手の鉛管連結
部と鉛管の拡開端部内面との間に挟持される長さ
を残して、はんだに必要な長さ分だけ剥ぎ取り、
その剥ぎ取られた部分にはんだ介在させるととも
に鉛管の拡開端部内面と継手の鉛管連結部の先端
外周面との間に前記合成樹脂被覆層の先端縁を介
在させた状態で外面より加熱し、はんだ付けする
ことにある。
に合成樹脂被覆層を有する鉛管の端部に、一端に
ねじ型連結部を有する継手の他端の円筒状をした
鉛管連結筒部を連結すに際し、前記管の端部を拡
開させ、かつ、その拡開された拡開端部内面の合
成樹脂被覆層を、その端縁が前記継手の鉛管連結
部と鉛管の拡開端部内面との間に挟持される長さ
を残して、はんだに必要な長さ分だけ剥ぎ取り、
その剥ぎ取られた部分にはんだ介在させるととも
に鉛管の拡開端部内面と継手の鉛管連結部の先端
外周面との間に前記合成樹脂被覆層の先端縁を介
在させた状態で外面より加熱し、はんだ付けする
ことにある。
(作用)
この方法によれば、鉛管の拡開端部内面に合成
樹脂被覆を残した状態で、はんだのための合成樹
脂被覆を剥離させるものであり、継手の鉛管連結
部を鉛管の拡開端部内に挿入することにより、鉛
管内面と継手の鉛管連結部との間に内面の合成樹
脂被覆の先端縁が挾持されることとなり、鉛管と
継手とをはだ付けするために継手及び鉛管を加熱
することにより、両者間に挾持されている部分及
びその付近の合成樹脂被覆層が溶融され、鉛管及
び継手に共に溶着し、両者間を密封する。これに
よつてはんだや、鉛管内面の鉛材料面が流路内に
露出することなく、継手の連結がなされる。
樹脂被覆を残した状態で、はんだのための合成樹
脂被覆を剥離させるものであり、継手の鉛管連結
部を鉛管の拡開端部内に挿入することにより、鉛
管内面と継手の鉛管連結部との間に内面の合成樹
脂被覆の先端縁が挾持されることとなり、鉛管と
継手とをはだ付けするために継手及び鉛管を加熱
することにより、両者間に挾持されている部分及
びその付近の合成樹脂被覆層が溶融され、鉛管及
び継手に共に溶着し、両者間を密封する。これに
よつてはんだや、鉛管内面の鉛材料面が流路内に
露出することなく、継手の連結がなされる。
(実施例)
次に本発明の実施の一例を第1図〜第3図につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、第1図イに示すように内面を合成樹脂被
覆層11によつて被覆された鉛管10の端部を拡
開工具(図示せず)を使用して拡開させ、継手挿
入用の拡開端部12を成型する。この拡開端部1
2は最奥部をテーパー部12aとなし、その開口
側を等径筒状部12bとなしており、その筒径筒
状部12bをはんだ付けに必要な長さとしてい
る。
覆層11によつて被覆された鉛管10の端部を拡
開工具(図示せず)を使用して拡開させ、継手挿
入用の拡開端部12を成型する。この拡開端部1
2は最奥部をテーパー部12aとなし、その開口
側を等径筒状部12bとなしており、その筒径筒
状部12bをはんだ付けに必要な長さとしてい
る。
次いで第1図ロに示すようにテーパー部12a
を残して等径筒状部12bの内面の合成樹脂被覆
層11bを剥離させる。
を残して等径筒状部12bの内面の合成樹脂被覆
層11bを剥離させる。
一方継手13は全体が砲金によつて成形され、
一端に円筒状の連結筒部14を一体に有し、第2
図に示すように他端にナツト15をフランジ16
にて抜け止めさせた状態で回転自在に係止させた
雌型のねじ型管連結部17を有するものと、他端
に雄ねじ18を外周に刻設した雄型のねじ型管連
結部19を有するものとを使用する。また、両継
手13の連結筒部14の先端には前述し拡開端部
12のテーパー部12aとほぼ同じ角度のテーパ
ー部14aを成型しておく。
一端に円筒状の連結筒部14を一体に有し、第2
図に示すように他端にナツト15をフランジ16
にて抜け止めさせた状態で回転自在に係止させた
雌型のねじ型管連結部17を有するものと、他端
に雄ねじ18を外周に刻設した雄型のねじ型管連
結部19を有するものとを使用する。また、両継
手13の連結筒部14の先端には前述し拡開端部
12のテーパー部12aとほぼ同じ角度のテーパ
ー部14aを成型しておく。
そして、第1図ハに示すように、継手13の連
結筒部14を鉛管10の拡開端部12内に挿入す
る。このとき第2図に示すようにテーパー部12
a内面の合成樹脂被覆層11aが両テーパー部1
2a,14a間に挾持された状態となる。
結筒部14を鉛管10の拡開端部12内に挿入す
る。このとき第2図に示すようにテーパー部12
a内面の合成樹脂被覆層11aが両テーパー部1
2a,14a間に挾持された状態となる。
このようにして拡開端部12内に挿入した状態
で図示してないが、継手13及び鉛管10の拡開
端部12をバーナーにてはんだが溶融する温度に
加熱し、拡開端部口と連結筒部14間にはんだ2
0を流し込み、継手13と鉛管10がはんだ付け
させる。この加熱によつて両テーパー部12a,
14a間に挾持されている部分及びその付近の合
成樹脂被覆層11aが溶融され、両テーパー部1
2a,14aに共に密に溶着され両者間が密封さ
れる。これによつて内面には鉛管10及びはんだ
20のいずれの鉛材料も露出することなく継手1
3の連結がなされる。
で図示してないが、継手13及び鉛管10の拡開
端部12をバーナーにてはんだが溶融する温度に
加熱し、拡開端部口と連結筒部14間にはんだ2
0を流し込み、継手13と鉛管10がはんだ付け
させる。この加熱によつて両テーパー部12a,
14a間に挾持されている部分及びその付近の合
成樹脂被覆層11aが溶融され、両テーパー部1
2a,14aに共に密に溶着され両者間が密封さ
れる。これによつて内面には鉛管10及びはんだ
20のいずれの鉛材料も露出することなく継手1
3の連結がなされる。
なお、上述の実施例では継手13の連結筒部1
4にテーパー部14aを設けた場合を示している
が、第4図に示すように連結筒部14の先端の直
角の切断端面14bとなし、連結筒部14の先端
部外周と拡開端部12の等径筒状部12b間に合
成樹脂被覆層11bを残しておき、これを挾持さ
せた状態で加熱溶着させてもよいものである。
4にテーパー部14aを設けた場合を示している
が、第4図に示すように連結筒部14の先端の直
角の切断端面14bとなし、連結筒部14の先端
部外周と拡開端部12の等径筒状部12b間に合
成樹脂被覆層11bを残しておき、これを挾持さ
せた状態で加熱溶着させてもよいものである。
(発明の効果)
上述したように本発明の水道鉛管の継手連結方
法は、鉛管の拡開筒状部と、その中に挿入される
継手の鉛管連結筒部との間に鉛管内面の合成樹脂
被覆層の端部を介在させた状態で加熱するように
したことにより、はんだ付けと内面被覆の合成樹
脂材料の継手に対する溶着とが同時に行われるこ
ととなり、流路内への鉛面の露出が完全に防止さ
れた状態の継手の連結が手軽に得られることとな
つたものである。
法は、鉛管の拡開筒状部と、その中に挿入される
継手の鉛管連結筒部との間に鉛管内面の合成樹脂
被覆層の端部を介在させた状態で加熱するように
したことにより、はんだ付けと内面被覆の合成樹
脂材料の継手に対する溶着とが同時に行われるこ
ととなり、流路内への鉛面の露出が完全に防止さ
れた状態の継手の連結が手軽に得られることとな
つたものである。
第1図イ〜ハは本発明の連結方法の一例の各工
程を示す半断面図、第2図は連結完了状態の半断
面図、第3図は連結部分要部の拡大断面図、第4
図は他の例の断面図、第5図、第6図は従来の例
の断面図である。 10……鉛管、11……合成樹脂被覆層、12
……拡開端部、13……継手、14……連結筒
部、20……はんだ。
程を示す半断面図、第2図は連結完了状態の半断
面図、第3図は連結部分要部の拡大断面図、第4
図は他の例の断面図、第5図、第6図は従来の例
の断面図である。 10……鉛管、11……合成樹脂被覆層、12
……拡開端部、13……継手、14……連結筒
部、20……はんだ。
Claims (1)
- 1 内面に合成樹脂被覆層を有する鉛管の端部
に、一端にねじ型管連結部を有する継手の他端の
円筒状をした鉛管連結筒部を連結するに際し、前
記管の端部を拡開させ、かつ、その拡開された拡
開端部内面の合成樹脂被覆層を、その端縁が前記
継手の鉛管連結部と鉛管の拡開端部内面との間に
挟持される長さを残して、はんだに必要な長さ分
だけ剥ぎ取り、その剥ぎ取られら部分にはんだを
介在させるとともに鉛管の拡開端部内面と継手の
鉛管連結部の先端外周面との間に前記合成樹脂被
覆層の先端縁を介在させた状態で外面より加熱
し、はんだ付けすることを特徴としてなる水道鉛
管の継手連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004288A JPH02173494A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 水道鉛管の継手連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33004288A JPH02173494A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 水道鉛管の継手連結方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02173494A JPH02173494A (ja) | 1990-07-04 |
JPH0559313B2 true JPH0559313B2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=18228124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33004288A Granted JPH02173494A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 水道鉛管の継手連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02173494A (ja) |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP33004288A patent/JPH02173494A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02173494A (ja) | 1990-07-04 |
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