JPH0559145A - 改善された硬いポリウレタンおよびポリイソシアヌレート発泡体 - Google Patents

改善された硬いポリウレタンおよびポリイソシアヌレート発泡体

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JPH0559145A
JPH0559145A JP4020661A JP2066192A JPH0559145A JP H0559145 A JPH0559145 A JP H0559145A JP 4020661 A JP4020661 A JP 4020661A JP 2066192 A JP2066192 A JP 2066192A JP H0559145 A JPH0559145 A JP H0559145A
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polyol
melamine
tetra
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Harold Porosoff
ハロルド・ポロソフ
Balwant Singh
バルワント・シン
Kurt C Frisch
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 A.(i)有機ポリイソシアネート、または (ii) 有機ポリイソシアネートおよびウレタン−尿
素変性イソシアヌレートを生成するのに有効な量の3量
化触媒、 B.(i)2個またはそれ以上のβ−ヒドロキシウレタ
ン基を含む複素環式窒素反応原料、または (ii)B(i)と少なくとも1種の他のポリヒドロキ
シ含有材料との組み合わせからなるポリヒドロキシ含有
物質、及び (c)発泡剤 の反応生成物から成ることを特徴とする主として閉鎖し
た気泡をもった硬いポリウレタンおよび/またはポリイ
ソシナヌレート発泡体。 【効果】 公知試験法で測定された燃焼耐性、気泡構造
の砕け易さ、または絶縁性を改善した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】本発明は新規ヒドロキシアルキルカー
バミルアルキル化されたポリオールおよび発泡重合体の
製造に使用されるポリオール組成物に関する。さらに詳
細には本発明は改善されたポリウレタンおよびポリイソ
シアヌレートの製造法に関する。本発明方法における改
良点は、市販のポリオールとの配合物として新規耐焔性
のポリオールを用い、公知試験法で測定された燃焼耐
性、気泡構造の砕け易さ、または絶縁性が改善された点
である。
【0002】
【本発明の背景】有機ポリイソシアヌレートおよび1分
子当たり平均2個以上のヒドロキシル基をもったポリエ
ステルまたはポリエステルポリオールからかたいポリウ
レタン(PU)およびポリイソシアヌレート発泡体を製
造する方法は過去数十年に亙って確立されて来た。これ
らの発泡体は、絶縁性が優れているために、建設工業、
冷凍産業および包装業界に於ける重要性が増加してい
る。この目的で毎年数百万ポンドのかたいPUおよびポ
リイソシアヌレートが使用されている。
【0003】これらの発泡体の大部分は発泡剤として塩
化フッ化炭化水素(CFC)を使用している。これらの
塩化フッ化炭化水素はオゾンを破壊する性質をもってい
るために環境問題として強い関心が持たれている。さら
に最近では第2世代の水素化された塩化フッ化炭化水素
(HCFC)がCFCの代用品として現れている。HC
FCはCFCに比べオゾン破壊性が実質的に少ないと考
えられている。多数の他の発泡剤、例えばペンタンのよ
うな低沸点の炭化水素が提案されたが、工業的には成功
していない。通常入手されるポリオールを使用し、CF
CおよびHCFCの代わりに水(CO2を吹き込んだも
の)を用いた場合には、初期および老化後の熱伝導性
(K−因子)が劣った発泡体が生じる。他の物理的性質
の低下は型抜き時間の増加、流動性の悪化、寸度安定性
の減少および開放気泡の増加として現れ、これらの性質
は絶縁性の低下に反映される。変性したポリオール、特
にアミンをベースにしたポリオール、表面活性剤および
発泡剤、例えば塩化フッ化炭素または水素化フッ化塩化
炭化水素を水と共にまたは水を加えないで使用すること
により、K−因子が低いかたい発泡体が実験室的な量で
得られている。水(CO2)を唯一の発泡剤として(1
00%H2Oの発泡剤)用いる試みでは、K−因子およ
び物理的性質が著しく悪い発泡体しか得られない結果と
なった。成形された真の密度が2PCF(ポンド/立方
フィート)より大きい場合には、全部CO2で発砲させ
た発泡体のK−因子は例えばCFC−11を用いた場合
よりも25〜30%高い。この値は周囲条件下において
老化させると共に増加する。密度が2PCF(32.0
3kg/m3)よりも低い場合には、加熱/冷却サイク
ルで発泡体は収縮し表面の砕け易さが増加する傾向があ
るから、K−因子は劇的に増加する。
【0004】他の従来法従来法において多数の新規ポリ
オールが得られている。これらのポリオールは耐焔性を
与えるが、得られた発泡体の熱的絶縁性は特にCFC発
泡剤を使用した場合に比べCO2発泡系によりつくられ
たもののほうが悪い。耐焔剤として窒素を含むポリオー
ルに関する従来法の特定の例としては次のものがある。
【0005】ウィスマー(Wismer)等の米国特許
第3,328,321号にはポリイソシアネート、およ
びアミノ−s−トリアジンとアルキレンカーボネートま
たはアルキレンオキシドとのポリヒドロキシ樹脂状反応
生成物からつくられたポリウレタンが記載されている。
アミノ−s−トリアジンとしてはメラミンが挙げられて
いる。実施例においてウィスマー等はベンゾグアナミン
とエチレンカーボネートとの反応によりつくられたポリ
オール、およびこのポリオールとイソシアネートとから
ポリウレタン発泡体をつくる反応が記載されている。
【0006】エドワーヅ(Edwards)等の米国特
許第3,297,597号にはフェノール性化合物とフ
ォルムアルデヒドおよびジエタノールアミンとを反応さ
せてマンニッヒ(Mannich)縮合物をつくり、次
いでこれを好ましくはプロピレンオキシドを用いてアル
キロキシ化してかたいポリウレタン発泡体を製造する方
法が記載されている。
【0007】エドワーヅ等の米国特許第4,137,2
65号にはフェノール性化合物とフォルムアルデヒドお
よびジエタノールアミンとを反応させてマンニッヒ縮合
物をつくり、次いでこれをプロポキシル化してかたいポ
リウレタン発泡体を製造する方法が記載されている。
【0008】ラドナー(Rudner)等の米国特許第
4,139,501号には1個またはそれ以上の水素が
ヒドロキシメチル基で置換されているメラミン誘導体を
用いて製造することにより発泡体の耐焔性を改善する可
撓性ポリウレタンの製造法が記載されている。
【0009】マオ(mao)等の米国特許第4,14
7,678号にはポリオール成分としてヘキサアルコキ
シメチルメラミンを用いることによりポリウレタン・エ
ラストマーの耐焔性を改善する方法が記載されている。
【0010】オーエン(Owen)等の米国特許第4,
198,490号にはN−α−アルキロール、例えばト
リメチロールメラミンを含むポリオール反応生成物から
かたいポリウレタン発泡体を製造する方法が記載されて
いる。
【0011】ユクタ(Yukuta)等の米国特許第
4,221,875号にはポリヒドロキシ化合物、例え
ば多数のヒドロキシル基を含む材料(即ちシュクロース
またはソルビトール)のエチレンオキシド付加物のよう
なポリヒドロキシ化合物、有機ポリイソシアネート、発
泡剤および粉末メラミンから成る混合物からつくられた
耐焔性を有するかたいポリウレタンが記載されている。
ポリヒドロキシ化合物100部当たり20〜60部の粉
末メラミンを用いることが推奨されている。
【0012】ニッセン(Nissen)等の米国特許第
4,293,657号には微粉末のメラミンを安定剤、
例えば珪酸、パーフルオロ化されたアルキルカルボン酸
の塩、または脂肪族アルコールサルフェートの塩と共に
使用してつくられたポリウレタン発泡体の製造に有用な
安定な分散物が記載されている。
【0013】ジャコブス(Jacobs)等の米国特許
第4,312,988号にはメラミンをアルカノールア
ミンと反応させる場合に通常生成するイソメラミン不純
物の量を最小にするために、メラミンをイソプロパノー
ルアミンと反応させるヒドロキシ末端メラミン誘導体の
製造法が記載されている。
【0014】ポクリンスキー・ジュニアー(Pokli
nsky,Jr.)の米国特許第4,317,889号
およびその中に引用された多数の米国特許には、メラミ
ン誘導体、例えばヒドロキシメチルメラミン、メラミン
燐酸塩、ヘキサアルコキシメチルメラミン等を可撓性ポ
リウレタン発泡体の製造に用いる成分として使用する方
法が記載されている。
【0015】ジョンソン(Johnson)の米国特許
第4,3679,258号にはポリイソシアネートを、
メラミンポリオールとポリエステルまたはポリエステル
ポリオールから誘導されるポリオールとの混合物と反応
させることによりつくられたポリウレタン発泡体が記載
されている。
【0016】アメリカン・サイアナミド・コンパニー
(American Cyanamid Compan
y)1983年11月発行の「メルポール(MELPO
L)(R)」と題する技術報告書には、ヒドロキシルおよ
びアミノトリアジン官能基をもったヒドロキシプロピル
メラミンはイソシアネートと反応し、砕け易さが著しく
減少し酸素係数が増加したウレタン発泡体およびイソシ
アヌレート発泡体をつくることができることが記載され
ている。しかしメルポール(R)ポリオールを触媒量より
も多量に使用すると、メルポール(R)ポリオールのもつ
固有の塩基性のために望ましくない熱が大量に発生す
る。
【0017】本発明においては下記に説明するような新
規複素環式ポリオール(ヒドロキシアルキルカーバミル
アルキル化ポリオール)は、触媒量よりも多い量で単独
もしくは他のポリオールとの配合物として使用し、従来
法と比較して改善された特性を有する100%の水、H
2O/CFC、またはCFCを発泡剤として用いたかた
いポリウレタンおよびポリイソシアヌレート発泡体を生
じることができることが見出だされた。本発明の発泡体
は実質的に低い発泡体密度において燃焼遅延性が改善さ
れ、細かい気泡構造をもち、K−因子が低い(絶縁性が
良好)。本発明の発泡体は壊れにくく、寸度安定性が改
善されている。また予想外にも他の助剤、例えばプロピ
レンカーボネートは市販のポリオール中における新規複
素環式ポリオールの溶解性を改善するばかりではなく、
得られる配合物の粘度も低下させることが見出だされ
た。本発明の新規発泡体は主として閉鎖気泡から成って
いる(96%)ことを特徴としている。
【0018】従って本発明の目的は少量の材料により従
来法の材料が与えるのと同じ断熱性を与え得る良好な絶
縁性をもった新規のかたい発泡体を提供することであ
る。
【0019】本発明の他の目的は複素環式の含窒素ポリ
オールが化学的に結合し耐焔剤としても作用し、目的の
場所におくことに伴う危険性を増加しないような燃焼性
の低い新規のかたい発泡体を提供することである。
【0020】本発明のさらに他の目的は劣悪な条件下に
おいても目的の場所に保持できる高度の物理的一体性を
有する新規かたい発泡体を提供することである。
【0021】本発明のさらに他の目的は環境に対して悪
影響を及ぼすフッ素含有発泡剤および/または可燃性の
低沸点炭化水素を完全にまたは部分的に代替した新規か
たい発泡体を提供することである。
【0022】本発明のこれらの目的および他の目的は下
記の説明から明らかになるであろう。
【0023】本発明の要約 本発明の主な実施態様においては、A.(i)有機ポリ
イソシアネート、または(ii)有機ポリイソシアネー
トおよびウレタン−尿素変性イソシアヌレートを生成す
るのに有効な量の3量化触媒、 B.(i)2個またはそれ以上のβ−ヒドロキシウレタ
ン基を含む複素環式窒素反応原料、または (ii)B(i)と少なくとも1種の他のポリヒドロキ
シ含有材料との組み合わせ、および (c)発泡剤 の反応生成物から成ることを特徴とする主として閉鎖し
た気泡をもったかたいポリウレタンおよび/またはポリ
イソシナヌレート発泡体が提供される。
【0024】本発明はその具体化例の中にポリウレタン
および/またはポリイソシアヌレートを包含している。
本明細書に使用される「ポリウレタンおよび/またはポ
リイソシアヌレート」という言葉は下記の種類のかたい
発泡体を意味するものとする。
【0025】(1)3量化触媒を存在させずにポリイソ
シアネートおよびポリオールの反応によりつくられた発
泡体(ポリウレタン発泡体)。
【0026】(2)反応系に過剰のポリイソシアネート
および3量化触媒を添加してポリイソシアネートおよび
ポリオールの反応によりつくられた発泡体(ポリイソシ
アヌレート発泡体)。
【0027】(1)および(2)の型の発泡体はさらに
水の存在により生成する尿素結合を含んでいることがで
きる(尿素変性ポリウレタンおよび/またはポリイソシ
アヌレート発泡体)。
【0028】本発明の好適な特徴には上記ポリウレタン
またはポリイソシアヌレートにおいて成分A(i)がト
ルエンジイソシアネート(TDI)、4,4’−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレン
ポリフェニレンポリイソシアネート(重合MDI)また
はこれらの任意の混合物から成り、成分A(ii)がポ
リアミノ3量化触媒およびトルエンジイソシアネート
(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI)、ポリメチレンポリフェニレンポリイソ
シアネート(重合MDI)、テトラメチルキシレンジイ
ソシアネート[TMXDI(R)脂肪族イソシアネート、
米国ニュージャージー州ウェイン(Wayne)のアメ
リカン・シアナミド・コンパニー製]、m−テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート/トリメチロールプロパ
ン3:1付加物[CYTHANE3160(R)イソシア
ネート、アメリカン・シアナミド・コンパニー製]、ま
たはこれらの任意の混合物から成り、両成分は約2〜4
のイソシアネート官能性をもっているものが含まれる。
特に好適なものは成分A(i)および(ii)の官能性
は2.5〜2.7の間である発泡体である。特に成分A
(i)が重合MDIから成り、成分A(ii)が重合M
DIおよび3量化触媒のジアザビシクロオクタン[DA
BCO(R)触媒、エア・プロダクツ・コーポレーション
(Air Producys Corps.)製]から
成っているものを挙げることができる。
【0029】前述の成分B(i)はメラミン、メラミン
・オリゴマー、ベンゾグアナミン、ベンゾグアナミン・
オリゴマー、アセトグアナミン、シクロヘキシルグアナ
ミン、シクロヘキシルグアナミン・オリゴマーから成る
群から選ばれるアルキル/アリールグアナミン、グリコ
ールウラシル、グリコールウラシル・オリゴマー、4,
5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリドン化合物、該イミ
ダゾリドン化合物のオリゴマー、またはこれらの任意の
混合物から成る群から選ばれる、核に少なくとも2個の
β−ヒドロキシ末端カーバメート基を置換して含む複素
環式含窒素ポリオールから成っている。成分B(i)が
メラミン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、グリ
コールウラシル、これらのオリゴマー、およびこれらの
任意の混合物から誘導される発泡体を特に挙げることが
できる。
【0030】また本発明には成分B(ii)がさらにポ
リエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アミ
ンをベースにしたポリオールまたはこれらの任意の混合
物から成る上記のポリウレタンまたはポリイソシアヌレ
ートが含まれる。
【0031】好適な特徴には成分Cが実質的に水から成
る発泡体、成分Cが発泡剤としてまた「CFC」を含む
発泡体、およびA、B、Cおよび D.表面活性剤、 E.硬化触媒、 F.耐焔性化合物、または G.粘度変性剤、 H.D、E、FおよびGの混合物 の反応生成物である発泡体が含まれる。
【0032】特に好適なものは表面活性剤Dがシリコー
ン表面活性剤から成るもの、硬化触媒Eがジブチル錫ジ
ラウレートから成るもの、耐焔性化合物Fがトリス(2
−クロロプロピル)フォスフェートから成るもの、およ
び粘度変性剤Gがプロピレンカーボネートから成るもの
である。
【0033】本発明の主な実施態様においては上記のか
たいポリウレタンまたはポリイソシアヌレート発泡体か
らつくられた成形品が含まれる。
【0034】
【本発明の詳細】本発明に有用な複素環式ポリオールは
米国特許第4,708,984号に記載されている。こ
れらのポリオールはヒドロキシアルキルカーバメートと
アミノ樹脂との反応生成物である。このような多くの樹
脂はアメリカン・サイアナミド・コンパニーから市販さ
れている。これらの樹脂はまた当業界の専門家には公知
の方法に従って製造することができ、複素環式ポリアミ
ノ化合物、例えばメラミンとフォルムアルデヒドおよび
低級C1〜C6アルコールとの反応生成物である。ヒドロ
キシアルキルカーバメートはまた環式アルキレンカーボ
ネートおよびアンモニアから容易に得られる。
【0035】本発明に使用する複素環式ポリオールは少
なくとも2個のβ−ヒドロキシ末端カーバメート基を含
んでいなければならない。
【0036】本発明に用いられる窒素含有複素環式化合
物の核はメラミン、メラミン・オリゴマー、およびアル
キル/アリールグアナミン、例えばベンゾグアナミン、
ベンゾグアナミン・オリゴマー、アセトグアナミン、ア
セトグアナミン・オリゴマー、シクロヘキシルグアナミ
ン、シクロヘキシルグアナミン・オリゴマー、グリコル
リル、グリコルリル・オリゴマー、4,5−ジヒドロキ
シ−2−イミダゾリドン化合物、該イミダゾリドン化合
物のオリゴマー、およびこれらの混合物から成る群から
選ばれることが望ましい。
【0037】本明細書において使用される「メラミン、
ベンゾグアナミン、アセトグアナミン、グリコルリル、
および4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリドンのオ
リゴマー」という言葉は、これらの化合物をフォルムア
ルデヒドのようなアルデヒドと反応させて製造されたア
ミノ樹脂を意味するものとする。これらにはまたメラミ
ン等とグリオキサルおよび/またはフォルムアルデヒド
との縮合生成物も含まれる。
【0038】窒素含有複素環式化合物の核にヒドロキシ
アルキルカーバメートおよび/またはヒドロキシアルキ
ルアミド置換基が置換していない部位は任意の妨害しな
い置換基が占めることができるが、このような置換基は
水素、メチロール、および/またはアルキル化されたメ
チロール基、アルキルカーバミルメチル化された置換
基、アルキルアミドメチル、ビニルアミドメチル、ヒド
ロキシアルキルアミノメチルおよびジヒドロキシアルキ
ルアミノメチル置換基であることが好ましい。メラミン
化合物 − 本発明においてポリオール反応原料B
(i)として用いられる新規メラミン型の化合物は下記
式(I)によって表される。
【0039】
【化1】 C36(CH2)m+n(H)6-(m+n)(R1)m(R2)n (I) ここで m>=2 n>=0 6>=(m+n)>=2 さらにR1は −NH−CO2−CH2CH2−OH −NH−CO2−CH2CH(CH3)−OH −NH−CO2−CH(CH3)−CH2−OH −CH2−NH−CO2−CH2−CH2−OH −CH2−NH−CO2−CH2CH(CH3)−OH −CH2−NH−CO2CH(CH3)−CH2−OH −CH2NHCO2CH(CH3)CH2OH およびこれらの混合物から成る群から選ばれるβ−ヒド
ロキシカーバメート置換基であり、R2は任意の非β−
ヒドロキシアルキルカーバメート型の置換基である。R
2置換基の例としては次のものがある。
【0040】 −OH −OR5 −NHCO25 −NHCOCH2CH2OH −NHCOCH(CH2)CH2OH −NHCOCH2CH(CH3)OH −O−(CH2−CH2O)z4 またR5はC1〜C18脂肪族、脂環式、アラルキルまたは
芳香族の基、C2〜C6アルケニル基であるが、mは少な
くとも2、nは0またはそれ以上の数であってm+nの
和は2以上、6以下である。R4は水素、または低級ア
ルキルであり、zは1〜10である。
【0041】好適な化合物はメラミン核に最大数のヒド
ロキシアルキルカーバメート基が結合しているものであ
る。
【0042】本発明に有用な新規メラミン化合物は下記
式(II)で表されるオリゴマー形のメラミンを含んで
いる。
【0043】
【化2】
【0044】但し式中重合度pは2〜10であり、pが
2〜5が好適である。メラミン樹脂のオリゴマーは米国
ニュージャージー州ウェインのアメリカン・サイアナミ
ド・コンパニーからサイメル(CYMEL)(R)300
および400シリーズとして市販されている。メラミン
・オリゴマーは典型的には上記に示すように結合「L」
に連結している。ここでLはメラミン核上の部位を占め
る−CH2−または−CH2−O−CH2−結合であり、
オリゴマーの核上の残りの反応部位は少なくとも2個の
ヒドロキシアルキルカーバメート基が存在するという一
般的な要求に合致していなければならない。
【0045】アセトグアナミン、シクロヘキシルグアナ
ミン、ベンゾグアナミン化合物およびそのオリゴマー これらの化合物は下記式(III)によって表される。
【0046】
【化3】 (R)C35(CH2)m+n(H)4-(m+n)(R1)m(R2)n (III) ここで m>=2 n>=0 4>=(m+n)>=2 但しRはアルキルまたはアリール(アセトグアナミン誘
導体に対してはCH3−、ベンゾグアナミン誘導体に対
してはC65−、シクロヘキシルグアナミン誘導体に対
してはC611−)であり、R1、R2、mおよびんnは
前記定義の通りである。
【0047】アセトグアナミン、ベンゾグアナミンおよ
びシクロヘキシルグアナミン樹脂のオリゴマーでヒドロ
キシアルキルカーバミルアルキル化された基、例えばヒ
ドロキシエチルカーバミルメチル、およびヒドロキシプ
ロピルカーバミルメチルきを有するものも含まれる。
【0048】グリコルリルおよびグリコルリル・オリゴ
マー これらの化合物は下記式(IV)によって表される。
【0049】
【化4】 C4242−(CH2)m+n(H)4-(m+n)(R1)m(R2)n (IV) ここで m>=2 n>=0 4>=(m+n)>=2 但しR1、R2、mおよびnは上記定義の通りである。
【0050】少なくとも2個のヒドロキシアルキルカー
バミルアルキル基を有するグリコルリルのオリゴマーも
含まれる。
【0051】イミダゾリドンおよびイミダゾリドン・オ
リゴマー これらの化合物は下記式(V)で表される。
【0052】
【化5】 C3423(CH212 (V) ここでR1は独立に炭素数2〜18のβ−ヒドロキシア
ルキル基である。
【0053】或る種の新規ポリ−β−ヒドロキシアルキ
ルカーバメート複素環式窒素化合物は、本発明の発泡組
成物における反応原料B(i)として有用である。この
ような新規化合物の例は次の通りである。
【0054】(a)テトラ−β−ヒドロキシプロピルカ
ーバミルメチル化されたベンゾグアナミン (b)ジアクリルアミドメチルジ−β−ヒドロキシプロ
ピルカーバミルメチル化されたベンゾグアナミン (c)テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチ
ル化されたシクロヘキシルグアナミン (d)テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチ
ル化されたアセトグアナミン (e)トリス−アクリルアミドメチル トリス−β−ヒ
ドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラミン (f)テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチ
ル化されたグリコルリル (g)メチル末端ポリエチレングリコール変性ペンタ−
β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラ
ミン (h)ポリエチレングリコール変性ペンタ−β−ヒドロ
キシプロピルカーバミルメチル化されたメラミン 本発明に使用される新規複素環式化合物は(A)アルコ
キシメチル化またはヒドロキシメチル化(メチロール
化)された窒素含有複素環式化合物と、(B)ヒドロキ
シアルキルカーバメートおよび随時加えられる反応原料
から成る反応原料との反応によって製造することができ
る。
【0055】別法として、本発明の新規ヒドロキシアル
キルカーバミルアルキル化された化合物は米国特許第
4,742,118号記載のビス−ヒドロキシアルキル
カバミルアルキルアミンとトリクロロトリアジンとの反
応、或いは米国特許第4,619,999号記載の1,
2ポリオールと反応したイソシアネートを使用する方法
により製造することができる。
【0056】窒素含有複素環式成分B(i)またはB
(ii)は反応原料A(i)またはA(ii)と同時に
或いは任意の順序で一緒にすることができる。
【0057】好適な化合物はポリイソシアネート成分A
を実質的に化学量論的な量のまたはそれよりも僅かに過
剰の複素環式β−ヒドロキシアルキルカーバメートポリ
オール反応原料Bと反応させて製造されたものである。
最も簡単で最も直接的な方法は僅かに減圧をかけて成分
を一緒に熔融し、揮発性の副成物、例えば低級アルコー
ル、水等を除去する方法である。
【0058】最も好適な化合物は通常β−ヒドロキシア
ルキルカーバメート(1級および2級ヒドロキシル誘導
体の混合物)を主として単量体のヘキサメトキシメチル
化されたメラミン、例えばアメリカン・サイヤナミド・
コンパニー製のサイメル(R)300またはそのオリゴマ
ーであるサイメル(R)400と反応させることにより製
造される。熔融物として無水の生成物をつくり、これを
粉末として分離するか、ポリオールに溶解することがで
きる。しばしば樹脂の溶解特性を改善することが望まし
い。これを行うには複素環の核にアルキルカーバメー
ト、アルキル、アルケニルおよび/またはアリールアミ
ド基を導入する。またアルキル末端ポリアルキレンオキ
シド、例えばユニオン・カーバイド(Union Ca
rbide)社からカーボワックス(CARBOWA
X)(R)の商標で市販されているものも使用される。
【0059】本発明の新規複素環式ポリオールを製造す
る方法によれば、ヒドロキシアルキルカーバメート異性
体および同族体が統計的に分布した生成物の混合物が得
られることに注意されたい。上記の式はこのようなすべ
ての混合物を包んでいる。
【0060】かたいポリウレタンおよびポリイソシアヌ
レート発泡体の製造かたい発泡体の製造に使用される成
分には、ポリオール、有機ポリイソシアン化物、有機ポ
リイソシアネート、アミン触媒および発泡剤が含まれ
る。随時加えられる重要な成分は通常表面活性剤、触
媒、適当な耐焔剤、および他の添加剤から成っている。
【0061】本発明のポリオール成分は上記のヒドロキ
シアルキルカーバミルアルキル化されたポリオールから
成り、これを単独でまたは水酸価が200〜800、好
ましくは300〜700、さらに好ましくは約400〜
約600で、官能基の数が2〜6、好ましくは3〜6の
通常使用される型のポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオールまたはアミンをベースにしたポリオール
と組み合わせて用いる。触媒量よりも多い量を使用す
る。即ちポリオール100重量部に関し5重量部以上、
好ましくは10重量部以上、最も好ましくは20重量部
以上の量を使用する。ここで使用すべきではないとされ
た触媒量とは同じ基準で典型的には1〜2重量部より少
ない量、最大4重量部の量を意味するものとする。この
ような少量では上記の有利な特性を与えない。
【0062】本発明の好適なヒドロキシアルキルカーバ
ミルアルキル化されたポリオールは典型的にはペンタ/
ヘキサ官能性のヒドロキシプロピル化されたカーバミル
メチル化メラミンであり、これを「6−HPC」と略記
する(アメリカン・サイアナミド・コンパニー製)。無
水の材料をポリオール、例えばプルラコール(PLUR
ACOL)(R)824(BASF製)に溶解し、透明な
粘稠でない溶液にする。粘度を増加させずに最高30%
の6−HPCをポリオールに溶解することができる。こ
れよりも多くの量を混合するためには、プロピレンカー
ボネートのような少量の粘度変性剤を加えることができ
る。プロピレンカーボネートはアーコ・ケミカル・コン
パニー(ARCO Chemical Compan
y)からアーコネート(ARCONATE)(R)の商品
名で、またテキサコ・ケミカル・コンパニー(Texa
co Chemical Company)からテキサ
カー(TEXACAR)(R)の商品名で市販されてい
る。
【0063】使用できる適当なポリイソシアネートに
は、芳香族、脂肪族、および脂環式ポリイソシアネー
ト、およびこれらの組み合わせが含まれる。これらの代
表的なものは2,4−トルエンジイソシアネート、2,
6−トルエンジイソシアネート、2,4−および2,6
−トルエンジイソシアネート混合物、m−フェニレンジ
イソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、シ
ス/トランスシクロヘキサンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、m−およびp−テトラメチ
ルキシレンジイソシアネート、ナフタレン−1,5−ジ
イソシアネート、1,3,5−ヘキサメチルメジチレン
トリイソシアネート、1−メトキシフェニル−2,4−
ジイソシアネート、4、4’−ビフェニレンジイソシア
ネート、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジフェニル
ジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジ
フェニルジイソシアネート、4,4’,4”−トリフェ
ニルメタントリイソシアネート、トルエン−2,4,6
−トリイソシアネート、4,4’−ジメチルジフェニル
メタン−2.2’,5,5’−テトライソシアネート、
および脂肪族イソシアネート、例えばハロゲン化MD
I、水素化TDI、および水素化されたm−およびp−
キシレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジ
イソシアネート[TMXDI(R)イソシアネート、アメ
リカン・サイヤナミド・コンパニー製]、m−テトラメ
チルキシリレンジイソシアネート/トリメチロールプロ
パン3:1付加物[サイセイン(CYTHANE)31
60(R)イソシアネート、アメリカン・サイヤナミド・
コンパニー製]等が含まれる。本発明に使用するのにさ
らに好適なイソシアネートはトルエンジイソシアネート
(TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI)、および官能性が約2〜4、好ましくは
2.5〜2.7のポリメチレンポリフェニレンポリイソ
シアネートである。この後者のイソシアネートは一般に
対応するメチレン架橋ポリフェニレンポリアミドをフォ
スゲン化することによりつくられる。該ポリフェニレン
ポリアミドはアニリンのような芳香族アミンとフォルム
アルデヒドとの反応によりつくるのが便利である(米国
特許第2,683,730号、同第2,950,263
号、同第3,012,008号、同第3,344,16
2号および同第3,362,979号)。ジフェニルメ
タンジイソシアネート(純MDI)または「重合MD
I」を単量体のグリコール、またはポリヒドロキシアル
コールまたはこれらの混合物と、或いは通常MDI予備
重合体として当業界に知られているヒドロキシ末端ポリ
エステルまたはポリエーテルポリオールが適している。
変性されたカーボジイミド、ウレトンイミン、ビューレ
ット、またはアロファネート基も適している。
【0064】本発明のヒドロキシアルキルカーバミルメ
チル化されたメラミンポリオールはかたい発泡体絶縁材
料に通常使用される種類の通常のポリオールに溶解する
ことができる。一緒に配合するのに適したポリオールに
は次のものが含まれる。多官能性ヒドロキシ化合物、例
えばトリメチロールプロパン、グリセリン、ソルビトー
ル、ペンタエリスリトール、α−メチルグルコシド、シ
ュクロース、フェノールフォルムアルデヒド樹脂、プロ
ピロキシル化/エトキシル化された多官能性アミノアル
コール、ポリオキシル化/エトキシル化されたジアミ
ン、例えばメチレンジフェニルジアミン(MDA)のプ
ロピレンオキシド付加物。変性されたアルコキシル化さ
れたマンニッヒ縮合物、例えば米国特許第4,485,
195号記載のものも本発明に使用することができる。
【0065】3量化触媒 − ポリイソシアヌレート発
泡体を製造するのに使用される3量化触媒の例には次の
ものがある。
【0066】1.カルボン酸トリメチルアンモニウム。
例えばエア・プロダクツ・コーポレーション製のTMR
(R)およびTMR−2(R)
【0067】2.ポリカット(Polycat)41触
媒(エア・プロダクツ・コーポレーション製)として市
販されている1,3,5−トリス(ジメチルアミノプロ
ピル)s−ヘキサヒドロトリアジン。
【0068】3.オクタン酸カリウムまたは酢酸カリウ
ム。
【0069】4.ローム・アンド・ハース・コンパニー
(Rohm & Haas Company)からDM
P−30(R)触媒として市販されている2,4,6−ト
リス(ジメチルアミノメチル)フェノール。これを単独
でまたはカリウム塩と一緒に使用。
【0070】5.エポキシドと組み合わせた3級アミ
ン、例えばエポキシドと組み合わせたDABCO(ジエ
チレントリアミン)。
【0071】発泡剤 − 水だけを用いて良好な物理的
性質および寸度安定性をもった100%CO2による発
泡体をつくることができる。また他の発泡剤を単独でま
たは水と組み合わせて使用することができる。単独でま
たは水と組み合わせて使用できる他の発泡剤の例として
は塩化フッ化炭素または塩化フッ化炭化水素(本明細書
においてCFCと略記する)がある。CFC発泡剤の特
定の例としては、トリクロロモノフルオロメタン、ジク
ロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、
1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、1,1−ジフ
ルオロ−1,2,2−トリクロロエタン、クロロペンタ
フルオロエタン等がある。他の有用な発泡剤には低沸点
炭化水素、例えばブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロ
ヘキサン等がある(米国特許第3,072,582
号)。水は従来法(米国特許第3,694,385号)
におけるようにアセトンおよびペンタンの混合物として
使用することができる。発泡剤の使用量は使用する有機
ポリイソシアネート1モル当たり水約0.4〜約1.7
モルの量である。勿論これよりも少ない量および多い量
を用いることもできる。水を他の発泡剤と組み合わせて
使用する場合には、この比を広く変えることができる。
即ち1〜99重量部対99〜1重量部の比を用いること
ができるが、混合物中における水の量は25〜99+部
であることが好ましい。 表面活性剤 − 従来法の任意の表面活性剤を本発明に
使用することができる。シリコーン油として知られてい
る表面活性剤を気泡安定剤として加えることもできる。
本発明に使用される表面活性剤の例としてはDC−19
3[ダウ・コーニング(Dow Corning)
製]、L−520およびL−521がある。これらの材
料はポリシロキサンポリオキシアルキレン・ブロック共
重合体、例えば米国特許第2,834,748号、同第
2,927,480号および同第2,846,458号
記載のものを使用している。米国特許第 ,
,号にはポリオールおよび表面活性剤の両方として使
用できるアニリンの低粘度アルキレンオキシド付加物が
記載されている。
【0072】粘度変性剤 − 適当な材料は一般に低分
子量の極性物質で、水素結合を切断し、従って硬化前の
段階における粘度を減少させることにより樹脂の「流動
性」を増加させる物質である。このような極性物質の例
としてはプロピレンカーボネートおよびエチレンカーボ
ネートがある。これらの添加剤はポリオールの重量に関
し1〜30重量%の量で使用することができる。
【0073】触媒 − 多数の触媒が発泡体の製造に使
用されることは公知である。これらの触媒はまた本発明
の発泡体の製造に適している。発泡体は3級アミンおよ
び有機金属型の触媒を含んでいる。本発明に使用できる
3級アミン触媒の例としては、N−アルキルモルフォリ
ン、N−アルキルアルカノールアミン、N,N−ジアル
キルシクロヘキシルジアミンおよびアルキルアミンで、
アルキル基がメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル等であるものが含まれる。これらのアミンは
単独でまたは混合物として使用することができる。特定
の3級アミンにはトリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン、トリブチルアミン、トリペンチルアミン、ピリジ
ン、キノリン、ジメチルピペリジン、N−エチルモルフ
ォリン、2−メチルピペラジン、N,N−ジメチルアニ
リン、ニコチン、ジメチルアミノエタノール、テトラメ
チルプロパンジアミン等が含まれる。有用な有機金属触
媒にはビスマス、鉛、錫、チタン、コバルト、アルミニ
ウム、水銀、亜鉛、ウラン、カドミウム、ニッケル、セ
シウム、モリブデン、バナジン、鉄、銅、マンガン、ジ
ルコニウム等の塩が含まれる。また特定の触媒には硝酸
ビスマス、酢酸カリウム、2−エチルヘキサン酸鉛、オ
クタン酸第二錫、ジブチル錫ジラウレート、ジメチル錫
ジラウレート、ジブチルアセトキシジスタノキサン、オ
レイン酸第二錫、ジブチルジ(2−エチルヘキサノエー
ト)、塩化第二鉄、塩化第一鉄、三塩化アンチモン、グ
リコール酸アンチモン、グリコール酸錫等がある。これ
らの触媒およびその使用割合の正しい選択は当業界の専
門家の知識の範囲内にある。
【0074】耐焔剤 − 本発明のヒドロキシルアルキ
ルカーバミルアルキル化されたポリオールはかたい発泡
体に耐焔性を賦与する。得られる耐焔性の程度は期待さ
れるように使用する耐焔性ポリオールの使用量に依存す
る。もし他の耐焔性が必要な場合には、従来法の公知の
耐焔剤を混入することにより容易に達成される。2種の
耐焔剤を使用することができる。即ち単に機械的に混入
される耐焔剤、および重合鎖の中で化学的に結合する耐
焔剤である。第1の種類の代表的なものは燐酸トリス
(クロロエチル)、燐酸トリス(2,3−ジブロモプロ
ピル)、2,2−ビス(クロロメチル)−1,3−プロ
ピレンビス(ジ(2−クロロエチル)フォスフェー
ト)、燐酸トリス(1,3−ジクロロプロピル)、テト
ラキス(2−クロロエチル)エチレンジフォスフェー
ト、燐酸トリクレジル、燐酸クレジルジフェニル、燐酸
ジアンモニウム、メラミン、メラミンピロフォスフェー
ト、尿素フォスフェート(米国特許第2,681,27
3号)、アルミナ、硼酸(米国特許第3,897,37
2号)、種々のハロゲン化合物、および酸化アンチモン
である。化学的に結合する耐焔剤の例はクロレンジン酸
誘導体、種々の燐含有ポリオール、臭素含有ポリオール
(米国特許第4,797,429号)、窒素含有ポリオ
ール(米国特許第3,297,597号)である。オリ
ン・コーポレーション(Olin Corporati
on)の製品である燐酸トリス(2−クロロエチル)、
即ちファイロール(FYROL)(R)EFFおよびテト
ラキス(2−クロロエチルエチレン)ジフォスフェー
ト、即ちサーモリン(THERMOLIN)(R)101
が特に好適である。耐焔剤の量はポリオール混合物10
0重量部当たり10〜60重量部の範囲で変えることが
できる。
【0075】かたいポリウレタン発泡体はすべての成分
を一緒に反応させることによりいわゆる「一工程法」で
製造することができる。かたい発泡体はまたポリオール
成分の一部を触媒を存在させずにポリイソシアネート成
分と反応させる「擬予備重合体法」で製造することもで
きる。イソシアネート成分の割合は反応生成物中にポリ
オールに関し約20〜約40%の遊離イソシアネート基
が得られるような割合である。発泡体をつくるために
は、ポリオールの残りを加え、二つの成分を触媒および
他の適当な添加剤、例えば発泡剤、耐焔剤等の存在下に
おいて反応させてかたい発泡体をつくる。
【0076】本発明においてはまた複素環式窒素含有β
−ヒドロキシウレタン反応原料(例えば6−HPC)を
過剰のポリイソシアネート(例えば6−HPC)と反応
させ、下記式の型のイソシアネート末端予備重合体をつ
くることが包含される。
【0077】
【化6】
【0078】ここでGは−CH2NHCOOCH2CH
(CH3)COONH−R’−NCOを表す。
【0079】これらは本発明により改善されたかたい発
泡体を製造するのに有用である。
【0080】
【好適具体化例の説明】下記実施例により本発明の組成
物を例示する。これらの実施例はいかなる方法でも本発
明を限定するものではない。
【0081】発泡体は二つ方法で製造した。第1の方法
においては、一定トルクの高速混合機を用いて一工程の
自由膨張法で発泡体をつくった。クリーム化時間、ゲル
化時間、膨張時間、および指触乾燥時間を測定して発泡
の速度を追跡した。発泡体製造の基準は任意の標準の参
考書、例えばインターサイエンス出版社(Inters
cience Publ.)1964年発行サウンダー
ズ(saunders)およびフリッシュ(Frisc
h)著、「ポリウレタン:化学と技術(Polyure
tanes:Chemistry and Techn
ology)第II部技術、第7章かたい発泡体193
〜298頁に記載されている。
【0082】発泡体はまた低圧発泡機BMOF/90
[エッジ・スィーツ(Edge Sweets)のポリ
マー・テクノロジーズ・インターナショナル(Poly
merTechnologies Internati
onal)の製品]を用い、次の方法を行ってつくっ
た。イソシアネート成分を3ガロン(11.36リット
ル)のタンクに入れ室温に保つ。第2のタンクにポリオ
ール、水、表面活性剤および触媒を含む混合物を入れ、
粘度が高いのでこれを53℃に保つ。ポリオール混合物
およびイソシアネート側の流れを調節し、所望の重量混
合比(イソシアネート/ポリオール=163)が得られ
るようにする。系の圧力は50psi(3.52Kg/
2)であった。全部で257.7gの成分を4秒間で
混合ヘッドに圧入する。この量の反応混合物を処理し、
5×10×10インチ(12.7×25.4×25.4
cm)の寸法の型に入れた後、混合ヘッドを5秒間塩素
化した溶媒で洗滌し、10秒間圧縮空気で乾燥する。室
温で7日間老化させた後発泡体の試験を行った。
【0083】下記のASTM法により発泡体の性質を試
験した。
【0084】 発泡体の密度 ASTM−D−1622 圧縮い強さ ASTM−D−1621 ASTM−C−421 かたい発泡体の熱伝導率(K−因子)を熱伝導率解析機
[アナコン(Anacon)TCA−8]を用いて測定
した。燃焼性はバトラー煙突試験(ButlerChi
mney Test)[ジャーナル・オヴ・セリュラー
・プラスティックス(Journal of Cell
ular Plastics)誌11巻497〜501
頁(1967年)およびASTM法No.D−3014
−76参照]において燃焼時間を測定し、燃焼後の残渣
の重量%を測定して決定した。残渣の割合が多いほど燃
焼性は低い。
【0085】
【実施例】
実施例 1 (a)6モルのヒドロキシプロピルカーバメートと1モ
ルのヘキサメトキシメチルメラミンとの反応生成物。ヘ
キサメトキシメチルメラミン(81.9g、0.21モ
ル、アメリカン・サイヤナミド・コンパニー製サイメル
(R)300)、ヒドロキシプロピルカーバメート(15
0g、1.26モル)、およびp−トルエンスルフォン
酸(1.16g)を真空蒸溜ヘッドを備えたフラスコ中
において75℃で撹拌する。80分に亙り圧力を50m
mHgに低下させ、蒸溜受器に37.2gのメタノール
(1.02モル、理論値の81%)を集める。反応フラ
スコ中の生成物を室温近くに冷却する。ここで無色透明
なガラス状態になるが、これはメタノール、エチレング
リコールまたは水に可溶である。この生成物は式
【0086】
【化7】C36(CH2NHCOOC36OH)6 をもっていた。
【0087】生成物の当量は156.4gであった。
【0088】(b)かたいウレタン−尿素発泡体の製造
− 前述の一工程法に従い工程(a)の生成物を用い
て発泡体をつくり試験した。比較のために市販のポリオ
ールを使用して発泡体をつくった。使用した組成物およ
び得られた結果を下記表1にまとめる。
【0089】
【表1】 表1 実施例 1A* 1 成分(重量部) シュクロースをベースにした ポリオールa 100.0 70.0 ヒドロキシアルキルカルバミル化した メラミンポリオールb −− 30.0 シリコーン表面活性剤c 0.20 3.20 トリエチレンジアミンの 33%ジプロピレングリコール溶液d 1.80 1.80 ジブチル錫ジラウレート触媒 0.10 0.10 発泡剤としての水 4.50 4.00 重合したメチレンポリイソシアネートe 161.0 148.0 イソシアネート係数 105 105 反応経過 クリーム化時間(秒) 23 22 ゲル化時間(秒) 37 36 膨張時間(秒) 60 51 指触乾燥時間(秒) 62 72 性質 密度(ポンド/立方フィート) 2.10 2.00 砕け易さ(重量減%) 2.3 燃焼 バトラー煙突試験:燃焼時間(秒) 30 34 燃焼後の残渣(重量%) 26.4 75.6 K−因子(w/m/℃)垂直 初期値(切断後) 0.0220 0.0323 −−−−−−−−−−−−−−− *対照例a 「ヴォラノール(VORANOL)」、ダウ・ケミ
カル・コンパニー(Dow chemical Com
pany)製。
【0090】b 工程(a)で製造。
【0091】c 「DC−193」、ダウ・ケミカル・
コンパニー製。
【0092】d 「DABCO 33LV」、エア・プ
ロダクツ・コンパニー製。
【0093】e 「MONDUR−MR」、モーベイ・
コンパニー(Mobay Company)製。
【0094】上記結果によれば、市販のポリオールの代
わりに少量の本発明の複素環式ポリオールを用いると、
耐焔性が著しく増加した発泡体が得られると同時に、高
い絶縁性および物理的性質が保持されることが示され
る。上記データは複素環式ポリオールが反応性耐焔剤と
して分類され得ることを示している。
【0095】実施例 2 (a)6モルのヒドロキシエチルカーバメートと1モル
のヘキサメトキシメチルメラミンとの反応生成物。ヘキ
サメトキシメチルメラミン(81.9g、0.21モ
ル、アメリカン・サイヤナミド・コンパニー製サイメル
(R)300)、ヒドロキシエチルカーバメート(1.2
6モル)、およびp−トルエンスルフォン酸(1.16
g)を実施例1工程(a)と同様にして反応させた。こ
の生成物は式
【0096】
【化8】C36(CH2NHCOOC24OH)6 をもっていた。
【0097】生成物の当量は132.6gであった。
【0098】(b)かたいウレタン−尿素発泡体の製造
− 前述の一工程法に従い工程(a)の生成物を用い
て発泡体をつくり試験した。比較のために市販のポリオ
ールを使用して発泡体をつくった。使用した組成物およ
び得られた結果を下記表2にまとめる。
【0099】
【表2】 表2 実施例 2A* 1 成分(重量部) シュクロースをベースにした ポリオールa 100.0 80.0 ヒドロキシアルキルカルバミル化した メラミンポリオールb −− 20.0 シリコーン表面活性剤c 3.20 3.20 トリエチレンジアミンの 33%ジプロピレングリコール溶液d 1.80 1.80 ジブチル錫ジラウレート触媒 0.10 0.10 発泡剤としての水 4.50 4.50 メチレンポリイソシアネートe 161.0 165.0 イソシアネート係数 105 105 反応経過 クリーム化時間(秒) 22 22 ゲル化時間(秒) 40 36 膨張時間(秒) 58 56 指触乾燥時間(秒) 62 70 性質 密度(ポンド/立方フィート) 2.10 2.07 砕け易さ(重量減%) 2.30 1.84 K−因子(w/m/℃)垂直 初期値(切断後) 0.0220 0.0229 老化後(室温で1週間) 0.0271 0.0245 −−−−−−−−−−−−−− *対照例a 「ヴォラノール(VORANOL)」、ダウ・ケミ
カル・コンパニー(Dowchemical Comp
any)製。
【0100】b 工程(a)で製造。
【0101】c 「DC−193」、ダウ・ケミカル・
コンパニー製。
【0102】d 「DABCO 33LV」、エア・プ
ロダクツ・コンパニー製。
【0103】e 「MONDUR−MR」、モーベイ・
コンパニー(Mobay Company)製。
【0104】上記結果によれば、市販のポリオールの代
わりに少量の本発明の複素環式ポリオールを用いると、
耐焔性が著しく増加した発泡体が得られると同時に、高
い絶縁性が保持され、また砕け易さが減少することで示
されるように物理的性質も保持されることが示される。
【0105】実施例 3 (a)6モルのヒドロキシプロピルカーバメートと1モ
ルのヘキサメトキシメチルメラミンとの反応生成物。こ
れは実施例1工程(a)の方法で製造した。
【0106】(b)かたいウレタン−尿素発泡体の製造
− 前述の一工程法に従い工程(a)の生成物を用い
たが、シュクロースをベースにしたポリオールの代わり
に芳香族アミンをベースにしたポリオールを用いて発泡
体をつくり試験した。比較のために市販のポリオールを
使用して発泡体をつくった。使用した組成物および得ら
れた結果を下記表3にまとめる。
【0107】
【表3】 表3 実施例 3A* 1 成分(重量部) 芳香族アミンをベースにした ポリオールa 100.0 80.0 ヒドロキシアルキルカルバミル化した メラミンポリオールb −− 20.0 シリコーン表面活性剤c 3.15 3.20 トリエチレンジアミンの 33%ジプロピレングリコール溶液d 1.20 1.60 ジブチル錫ジラウレート触媒 0.10 0.30 発泡剤としての水 4.50 4.50 重合したメチレンポリイソシアネートe 164.0 163.0 イソシアネート係数 105 105 反応経過 クリーム化時間(秒) 23 23 ゲル化時間(秒) 38 41 膨張時間(秒) 46 48 指触乾燥時間(秒) 54 55 性質 密度(ポンド/立方フィート) 1.84 1.84 K−因子(w/m/℃)垂直 初期値(切断後) 0.0232 0.0213 老化後(室温で1週間) 0.0243 0.0227 老化後(室温で2週間) 0.0307 0.0239 室温における寸度安定性(収縮)** 老化後(1週間) 2M/2D 4S 老化後(2週間) 1M/3D 1M/3S −−−−−−−−−−−−−− *対照例 ** 変形:N=なし、S=僅か、M=中程度、D=ひ
どい、および試料数。
【0108】a 「ヴォラノール(VORANO
L)」、ダウ・ケミカル・コンパニー(Dow che
mical Company)製。
【0109】b 工程(a)で製造。
【0110】c 「DC−193」、ダウ・ケミカル・
コンパニー製。
【0111】d 「DABCO 33LV」、エア・プ
ロダクツ・コンパニー製。
【0112】e 「MONDUR−MR」、モーベイ・
コンパニー(Mobay Company)製。
【0113】上記結果によれば、市販のポリオールの代
わりに少量の本発明の複素環式ポリオールを用いると、
耐焔性が著しく増加した発泡体が得られると同時に、高
い絶縁性および老化後の安定性が保持され、また老化後
の変形および収縮が減少することで示されるように物理
的性質も保持されることが示される。
【0114】実施例 4〜20 実施例1〜3の一般的方法を用いてポリヒドロキシアル
キルカーバミルメラミン重合体から成る本発明のかたい
発泡体を成形し試験した。使用した組成物と得られた性
質を下記表4に掲げる(原料および説明は表1の脚注参
照のこと)。
【0115】
【表4】
【0116】
【表5】
【0117】
【表6】
【0118】
【表7】
【0119】或る種のβ−ヒドロキシカーバメート複素
環式窒素化合物はかたい発泡体の製造のための新規ポリ
オールとして、および化学的に結合した耐焔剤としての
二重の用途をもっている。化合物および製造法は下記実
施例21〜28に記載されている。
【0120】一般的方法 下記の一般的方法を用いて実施例21〜28の化合物を
つくった。複素環式窒素アミノ樹脂反応原料をフラスコ
中においてβ−ヒドロキシカーバメート反応原料、およ
び随時加えられる第3の反応原料、および0.5〜1重
量%のp−トルエンスルフォン酸または硝酸(アミノ樹
脂の重量に関する)と一緒にした。フラスコ(真空蒸溜
ヘッドを装着)の内容物を75〜90℃において約1〜
3時間撹拌し、減圧下において水およびメタノールのよ
うな揮発物を除去する。次いでフラスコ中の反応生成物
を室温近くまで冷却する。
【0121】実施例21 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
れたベンゾグアナミンの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてテトラメトキシ
メチルベンゾグアナミンを、β−ヒドロキシカーバメー
ト反応原料としてβ−ヒドロキシプロピルカーバーメー
トを1:4のモル比で反応フラスコに入れて上記一般的
方法を繰り返した。
【0122】反応生成物は下記の一般式をもつ化合物で
あった。
【0123】
【化9】
【0124】実施例21の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0125】 軟化温度範囲 20〜30℃ 溶解度: メタノール、エタノールに可溶 赤外吸収ピーク(赤外スペクトルはすべて薄膜法で測定した) OH/NH 3350 カーバメート(C=O) 1715 フェニル 785、710 実施例22 ジアクリルアミドメチルジ−β−ヒドロキシプロピルカ
ーバミルメチル化されたベンゾグアナミンの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてテトラメトキシ
メチルベンゾグアナミンを、β−ヒドロキシカーバメー
ト反応原料としてβ−ヒドロキシプロピルカーバーメー
トを、また第3の反応原料としてアクリルアミドを1:
2:2のモル比で反応フラスコに入れて上記一般的方法
を繰り返した。
【0126】反応生成物は下記の一般式をもつ化合物で
あった。
【0127】
【化10】
【0128】実施例22の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0129】 軟化温度範囲 45〜50℃ 溶解度: エタノール、アセトン、CH2Cl2に可溶 赤外吸収ピーク(赤外スペクトルはすべて薄膜法で測定した) OH/NH 3310 カーバメート(C=O) 1712 アクリルアミド(C=O) 1675 アクリルアミド(C=C) 1625 アクリルアミド(NH) 1535 フェニル 785、705 実施例23 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
れたシクロヘキシルグアナミンの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてテトラメトキシ
メチルシクロヘキシルグアナミンを、β−ヒドロキシカ
ーバメート反応原料としてβ−ヒドロキシプロピルカー
バメートを、1:4のモル比で反応フラスコに入れて上
記一般的方法を繰り返した。
【0130】反応生成物は下記の一般式でR1およびR2
基が混合した化合物であった。
【0131】
【化11】
【0132】R1およびR2基は下記の意味を有する。
【0133】
【化12】
【0134】実施例23の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0135】 溶解度: エタノール、アセトン、CH2Cl2に可溶 赤外吸収ピーク(赤外スペクトルはすべて薄膜法で測定した) OH/NH 3340 カーバメート(C=O) 1715 実施例24 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
れたアセトグアナミンの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてテトラメトキシ
メチルアセトグアナミンを、β−ヒドロキシカーバメー
ト反応原料としてβ−ヒドロキシプロピルカーバメート
を、1:4のモル比で反応フラスコに入れて上記一般的
方法を繰り返した。
【0136】反応生成物は下記の一般式をもつ化合物で
あった。
【0137】
【化13】
【0138】R1およびR2基は下記の意味を有する。
【0139】
【化14】
【0140】実施例24の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0141】 軟化温度範囲 57〜64℃ 溶解度: エタノール、アセトン、CH2Cl2に可溶 赤外吸収ピーク(赤外スペクトルはすべて薄膜法で測定した) OH/NH 3350 カーバメート(C=O) 1715 実施例25 トリス−アクリルアミドメチルトリス−β−ヒドロキシ
プロピルカーバミルメチル化されたメラミンの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてヘキサメトキシ
メチルメラミンを、β−ヒドロキシカーバメート反応原
料としてβ−ヒドロキシプロピルカーバメートを、また
第3の反応原料としてアクリルアミドを、1:3:3の
モル比で反応フラスコに入れて上記一般的方法を繰り返
した。
【0142】反応生成物は下記の一般式をもつ化合物で
あった。
【0143】
【化15】
【0144】R1およびR2基は下記の意味を有する。
【0145】
【化16】
【0146】実施例25の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0147】 軟化温度範囲 25〜35℃ 溶解度: エタノール、アセトン、CH2Cl2に可溶 赤外吸収ピーク(赤外スペクトルはすべて薄膜法で測定した) OH/NH 3320 カーバメート(C=O) 1715 アクリルアミド(C=O) 1675 アクリルアミド(C=C) 1625 アクリルアミド(NH) 1540 実施例26 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
れたグリコルリルの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてテトラメトキシ
メチルグリコルリルを、β−ヒドロキシカーバメート反
応原料としてβ−ヒドロキシプロピルカーバメートを、
1:4のモル比で反応フラスコに入れて上記一般的方法
を繰り返した。反応生成物は下記の一般式をもつ化合物
であった。
【0148】
【化17】
【0149】R1およびR2基は下記の意味を有する。
【0150】
【化18】
【0151】実施例26の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0152】 軟化温度範囲 72〜90℃ 溶解度: エタノール、アセトン、CH2Cl2に可溶 赤外吸収ピーク(赤外スペクトルはすべて薄膜法で測定した) OH/NH 3330 実施例27 メチル末端ポリエチレングリコール変性ペンタ−β−ヒ
ドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラミンの
製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてサイメル303
アミノ樹脂(アメリカン・サイアナミド・コンパニー
製)を、β−ヒドロキシカーバメート反応原料としてβ
−ヒドロキシプロピルカーバメートを、また随時加える
反応原料としてユニオン・カーバイド社の製品であるM
ePEG350を、1:5:1のモル比で反応フラスコ
に入れて上記一般的方法を繰り返した。
【0153】反応生成物は下記のR1およびR2基をもつ
化合物であった。
【0154】
【化19】
【0155】実施例27の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0156】 物理的性質: 室温で固体 溶解度: クロロフォルム、塩化メチレン、およびジメチ ルフォルムアミドに可溶。
【0157】実施例28 ポリエチレングリコール変性ペンタ−β−ヒドロキシプ
ロピルカーバミルメチル化されたメラミンの製造 複素環式窒素アミノ樹脂反応原料としてサイメル303
アミノ樹脂(アメリカン・サイアナミド・コンパニー
製)を、β−ヒドロキシカーバメート反応原料としてβ
−ヒドロキシプロピルカーバメートを、また随時加える
反応原料としてポリエチレングリコール(ユニオン・カ
ーバイド社の製のカーボワックス(R)300)を、
1:5:1のモル比で反応フラスコに入れて上記一般的
方法を繰り返した。
【0158】反応生成物は下記のR1およびR2基をもつ
化合物であった。
【0159】
【化20】
【0160】実施例28の化合物の物理的性質は次の通
りである。
【0161】 物理的性質: 低融点の固体 溶解度: クロロフォルム、塩化メチレン、およびジメチ ルフォルムアミドに可溶。
【0162】上記の本発明の詳細な説明を読めば当業界
の専門家は容易に本発明の多くの変形を行うことができ
よう。
【0163】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.A.(i)有機ポリイソシアネート、または (ii)有機ポリイソシアネートおよびウレタン−尿素
変性イソシアヌレートを生成するのに有効な量の3量化
触媒、 B.(i)2個またはそれ以上のβ−ヒドロキシウレタ
ン基を含む複素環式窒素反応原料、または (ii)B(i)と少なくとも1種の他のポリヒドロキ
シ含有材料との組み合わせ、および (c)発泡剤 の反応生成物から成る主として閉鎖した気泡をもったか
たいポリウレタンおよび/またはポリイソシナヌレート
発泡体。
【0164】2.成分(i)が少なくとも2個のβ−ヒ
ドロキシ末端カーバメート基がメラミン、メラミン・オ
リゴマー、ベンゾグアナミン、ベンゾグアナミン・オリ
ゴマー、アセトグアナミン、アセトグアナミン・オリゴ
マー、シクロヘキシルグアナミン、シクロヘキシルグア
ナミン・オリゴマーから成る群から選ばれるアルキル/
アリールグアナミン、グリコルリル、グリコルリル・オ
リゴマー、4,5−ジヒドロキシ−2−イミダゾリド
ン、該イミダゾリドンのオリゴマー、およびこれらの混
合物から成る群から選ばれる核の上に置換されて含まれ
ている複素環式ポリオールから成る上記第1項記載の発
泡体。
【0165】3.成分B(i)は (a)テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチ
ル化されたベンゾグアナミン、(b)ジアクリルアミド
メチルジ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化
されたベンゾグアナミン、(c)テトラ−β−ヒドロキ
シプロピルカーバミルメチル化されたシクロヘキシルグ
アナミン、(d)テトラ−β−ヒドロキシプロピルカー
バミルメチル化されたアセトグアナミン、(e)トリス
−アクリルアミドメチル トリス−β−ヒドロキシプロ
ピルカーバミルメチル化されたメラミン、(f)テトラ
−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたグ
リコルリル、(g)メチル末端ポリエチレングリコール
変性ペンタ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル
化されたメラミン、(h)ポリエチレングリコール変性
ペンタ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
れたメラミン、およびそのオリゴマーから成る群から選
ばれる上記第1項記載の発泡体。
【0166】4.成分B(i)は式(I)
【0167】
【化21】 C36(CH2)m+n(H)6-(m+n)(R1)m(R2)n (I) 但し式中 m>=2 n>=0 6>=(m+n)>=2 であり、 R1は基 −NH−CO2−CH2CH2−OH −NH−CO2−CH2CH(CH3)−OH −NH−CO2−CH(CH3)−CH2−OH −CH2−NH−CO2−CH2−CH2−OH −CH2−NH−CO2−CH2CH(CH3)−OH −CH2−NH−CO2CH(CH3)−CH2−OH およびこれらの混合物から成る群から選ばれるβ−ヒド
ロキシカーバメート置換基であり、R2は任意の非β−
ヒドロキシカーバメート置換基である、で表されるメラ
ミン型の化合物である上記第1項記載の発泡体。
【0168】5.テトラ−β−ヒドロキシプロピルカー
バミルメチル化されたベンゾグアナミン、テトラ−β−
ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたベンゾグ
アナミンのオリゴマーおよびそれらの混合物から成る群
から選ばれるポリオール。
【0169】6.ジアクリルアミドメチルジ−β−ヒド
ロキシプロピルカーバミルメチル化されたベンゾグアナ
ミン、ジアクリルアミドメチルジ−β−ヒドロキシプロ
ピルカーバミルメチル化されたベンゾグアナミンのオリ
ゴマーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれるポ
リオール。
【0170】7.テトラ−β−ヒドロキシプロピルカー
バミルメチル化されたシクロヘキシルグアナミン、テト
ラ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化された
シクロヘキシルグアナミンのオリゴマーおよびそれらの
混合物から成る群から選ばれるポリオール。
【0171】8.テトラ−β−ヒドロキシプロピルカー
バミルメチル化されたアセトグアナミン、テトラ−β−
ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたアセトグ
アナミンのオリゴマーおよびそれらの混合物から成る群
から選ばれるポリオール。 9.トリス−アクリルアミドメチル トリス−β−ヒド
ロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラミン、ト
リス−アクリルアミドメチル トリス−β−ヒドロキシ
プロピルカーバミルメチル化されたメラミンのオリゴマ
ーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれるポリオ
ール。
【0172】10.テトラ−β−ヒドロキシプロピルカ
ーバミルメチル化されたグリコルリル、テトラ−β−ヒ
ドロキシプロピルカーバミルメチル化されたグリコルリ
ルのオリゴマーおよびそれらの混合物から成る群から選
ばれるポリオール。
【0173】11.メチル末端ポリエチレングリコール
変性ペンタ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル
化されたメラミン、メチル末端ポリエチレングリコール
変性ペンタ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル
化されたメラミンのオリゴマーおよびそれらの混合物か
ら成る群から選ばれるポリオール。
【0174】12.ポリエチレングリコール変性ペンタ
−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメ
ラミン、ポリエチレングリコール変性ペンタ−β−ヒド
ロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラミンのオ
リゴマーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれる
ポリオール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バルワント・シン アメリカ合衆国コネチカツト州06903スタ ンフオード・ジエーンズレイン9 (72)発明者 カート・シー・フリツシユ アメリカ合衆国ミシガン州48138グロスア イル・パークレイン17986

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.(i)有機ポリイソシアネート、ま
    たは (ii)有機ポリイソシアネートおよびウレタン−尿素
    変性イソシアヌレートを生成するのに有効な量の3量化
    触媒、 B.(i)2個またはそれ以上のβ−ヒドロキシウレタ
    ン基を含む複素環式窒素反応原料、または (ii)B(i)と少なくとも1種の他のポリヒドロキ
    シ含有材料との組み合わせ、からなるポリヒドロキシ含
    有物質、及び (c)発泡剤 の反応生成物から成ることを特徴とする主として閉鎖し
    た気泡をもった硬いポリウレタンおよび/またはポリイ
    ソシナヌレート発泡体。
  2. 【請求項2】 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバ
    ミルメチルベンゾグアナミン、テトラ−β−ヒドロキシ
    プロピルカーバミルメチルベンゾグアナミンのオリゴマ
    ーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれることを
    特徴とするポリオール。
  3. 【請求項3】 ジアクリルアミドメチルジ−β−ヒドロ
    キシプロピルカーバミルメチル化されたベンゾグアナミ
    ン、ジアクリルアミドメチルジ−β−ヒドロキシプロピ
    ルカーバミルメチル化されたベンゾグアナミンのオリゴ
    マーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれること
    を特徴とするポリオール。
  4. 【請求項4】 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバ
    ミルメチル化されたシクロヘキシルグアナミン、テトラ
    −β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたシ
    クロヘキシルグアナミンのオリゴマーおよびそれらの混
    合物から成る群から選ばれることを特徴とするポリオー
    ル。
  5. 【請求項5】 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバ
    ミルメチル化されたアセトグアナミン、テトラ−β−ヒ
    ドロキシプロピルカーバミルメチル化されたアセトグア
    ナミンのオリゴマーおよびそれらの混合物から成る群か
    ら選ばれることを特徴とするポリオール。
  6. 【請求項6】 トリス−アクリルアミドメチル トリス
    −β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメ
    ラミン、トリス−アクリルアミドメチル トリス−β−
    ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラミン
    のオリゴマーおよびそれらの混合物から成る群から選ば
    れることを特徴とするポリオール。
  7. 【請求項7】 テトラ−β−ヒドロキシプロピルカーバ
    ミルメチル化されたグリコルリル、テトラ−β−ヒドロ
    キシプロピルカーバミルメチル化されたグリコルリルの
    オリゴマーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれ
    ることを特徴とするポリオール。
  8. 【請求項8】 メチル末端ポリエチレングリコール変性
    ペンタ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
    れたメラミン、メチル末端ポリエチレングリコール変性
    ペンタ−β−ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化さ
    れたメラミンのオリゴマーおよびそれらの混合物から成
    る群から選ばれることを特徴とするポリオール。
  9. 【請求項9】 ポリエチレングリコール変性ペンタ−β
    −ヒドロキシプロピルカーバミルメチル化されたメラミ
    ン、ポリエチレングリコール変性ペンタ−β−ヒドロキ
    シプロピルカーバミルメチル化されたメラミンのオリゴ
    マーおよびそれらの混合物から成る群から選ばれること
    を特徴とするポリオール。
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