JPH0558814B2 - - Google Patents

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JPH0558814B2
JPH0558814B2 JP6759887A JP6759887A JPH0558814B2 JP H0558814 B2 JPH0558814 B2 JP H0558814B2 JP 6759887 A JP6759887 A JP 6759887A JP 6759887 A JP6759887 A JP 6759887A JP H0558814 B2 JPH0558814 B2 JP H0558814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
heat sink
fin
frame body
heat
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6759887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63235031A (ja
Inventor
Masao Kinoshita
Shuichiro Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Nippon Aluminium Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Aluminium Co Ltd filed Critical Nippon Aluminium Co Ltd
Priority to JP6759887A priority Critical patent/JPS63235031A/ja
Publication of JPS63235031A publication Critical patent/JPS63235031A/ja
Publication of JPH0558814B2 publication Critical patent/JPH0558814B2/ja
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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パワートランジスタ等の発熱量の多
い半導体素子等を取付けて放熱させるためのヒー
トシンクを製造する方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) ヒートシンクの製造方法として、従来、第5図
に示すように、ベース21の一方の面に互いに平
行な複数のフイン22を一体に突設したヒートシ
ンク23を、アルミニウム等の押出し成形により
製造する方法があつた。
このようなヒートシンク23は、押出し成形で
全体を一度に製造するものであるため、フイン間
隔L1が通常5mm以上であり、フイン高さL2が
よほど低いものでないかぎり、フイン間隔L1を
5mm未満にすることは困難であつた。
ところで、ヒートシンク23に取付ける半導体
素子の熱容量が大きくなると、それに比例してヒ
ートシンク23を大形化しなければならず、これ
では半導体化による小形化の要請に反する結果と
なつてしまう。
このため、熱容量の大きな半導体素子では、フ
アンを用いて放熱を効率良く行ない、ヒートシン
クを小形化することが一般に行なわれているが、
フアンを用いる場合、フアン間隔L1を小さくし
なければ効果を得られず、一般に1〜3mm程度に
なされている。
したがつて第5図のような押出しによる一体成
形のヒートシンク23は、自然対流による放熱の
場合に用いられ、フアンによる放熱の場合には用
いることができないという不都合があつた。
そこで、フアンによる放熱の場合には、第6図
に示すようなヒートシンク24が用いられてい
る。すなわち、両側縁にガード部25が一体に突
設されたベース26をアルミニウム等の押出し成
形により作成し、このベース26の溝27にフイ
ン28を挿入して、ベース26とフイン28とを
互いに固着したものである。ベース26とフイン
28との固着に際しては、フイン28としてブレ
ージングシートを用い、真空炉内で加熱してろう
付けする方法や、接着剤を用いて接着する方法
や、圧入により固着する方法等が採用されてい
る。また炉内で加熱する方法には、真空中で加熱
する他に、不活性ガス雰囲気中で加熱する方法
や、フラツクスを用いる方法等がある。かかるヒ
ートシンク24にパワートランジスタ29等の熱
容量の大きな半導体素子をビス30等により取付
け、フアンにより強力に放熱させるのである。
しかしながら、このような従来の製造方法で
は、ベース26とフイン28とを固着する際に、
フイン28の先端部のピツチを一定に維持するた
めに、フイン28の先端部を治具により固定して
おかなければならず、このため作業に時間がかか
り、非能率的であるという不都合があつた。また
フイン28としてブレージングシートを用いてベ
ース26にろう付けする場合、治具が触れた部分
と触れない部分とでフイン28の外観が異なり、
製品としての品質が低下するという不都合もあつ
た。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本発明のヒートシ
ンクの製造方法は、互いに平行な1対の対向面に
フインを挿入するための長手方向に沿う複数の溝
形成された枠体を押出し成形により作成し、この
枠体の前記溝に平面板状のフインの両端部を挿入
して枠体とフインとを固着し、これら枠体とフイ
ンとを前記1対の対向面に平行な平面に沿つて切
断することによりヒートシンクを得るものであ
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例におけるヒ
ートシンクの製造方法の製造過程を説明する断面
図で、まず第1図に示すような筒状の枠体1をア
ルミニウム等の押出し成形で所定長さに製作す
る。すなわち枠体1は、両側縁にガード部2が一
体に突設された2個のベース部3を、前記ガード
部2の先端を互いに突合せて一体化したような形
状であり、前記ベース部3の対向面3aは互いに
平行で、長手方向に沿う溝4が多数形成されてい
る。
次に第2図に示すように、前記溝4にアルミニ
ウム等のブレージングシートからなる平面板状の
フイン6の両側縁部を挿入し、これを真空炉に入
れて加熱することによつて、ろう付けによりフイ
ン6をベース部3に固着する。このとき、フイン
6が水平面に沿う姿勢となるように真空炉に挿入
して加熱すると、フイン6が湾曲するおそれがあ
るので、フイン6が鉛直面に沿う姿勢となるよう
に真空炉に挿入して加熱するのが好ましい。ろう
付けの完了後、前記1対の対向面3aの中央に位
置しかつ両対向面3aに平行な平面Aに沿つて電
動式の丸鋸等を用いて切断する。
これにより、第3図に示すような同形状のヒー
トシンク8が2個できる。このヒートシンク8
は、500mm程度の長さを有しているので、必要に
応じて適当な長さに切断し、パワートランジスタ
等の熱容量の大きな半導体素子を取付けてケース
内に組込み、フアンにより効率良く放熱させる。
ところで第4図に示すように、フイン厚さL3
=1mm、フイン間隔L4=1mmのヒートシンク8
を製造する場合、溝幅L5=1.2mm、溝深さL6=1
mm程度にすれば、溝4へのフイン6の挿入を容易
に行なうことができる。この場合、溝4の壁面と
フイン6の表面との間隙はろう付けのろうにより
埋めることができる。またフイン高さL7=50mm
程度にする場合、切り代L8=3mm程度を設けて、
両対向面3aの間隔L9=103mm程度にすればよ
い。
(別の実施例) 上記実施例においては、フイン6を枠体1に固
着するのに、フイン6として表面にろう付け材料
を塗布したブレージングシートを用い、真空炉内
で加熱することによりろう付けしたが、他のろう
付け方法を用いてもよく、さらには接着剤を用い
たり、あるいは圧入により固着するようにしても
よい。
また上記実施例においては、枠体1にフイン6
を固着したものを、両対向面3aの中央に位置す
る平面Aに沿つて切断したが、これは同じフイン
高さL7のヒートシンク8を得るためであつて、
必ずしもこのようにする必要はなく、両対向面3
a間の任意の位置で切断して、フイン高さの互い
に異なるヒートシンク8を得るようにしてもよ
い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、フイン間
隔の小さなヒートシンクを製造するに際して、互
いに平行な1対の対向面にフインを挿入するため
の長手方向に沿う複数の溝が形成された枠体を押
出し成形により作成し、この枠体の前記溝に平面
板状のフインの両端部を挿入して枠体とフインと
を固着し、これら枠体とフインとを前記1対の対
向面に平行な平面に沿つて切断することによりヒ
ートシンクを得るので、製造中に治具によりフイ
ン間隔を所定ピツチに保つ必要がなく、したがつ
て治具の取付けや取外しの手間が省け、精度の高
いヒートシンクを能率良く製造できる。また治具
を用いないので、ろう付けによりフインを固着す
る場合、加熱中に治具が触れた部分と触れない部
分とでフインの外観が異なつて製品としての品質
が低下するという問題を完全に解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例におけるヒ
ートシンクの製造方法の製造過程を説明する断面
図、第4図は枠体の溝部分の拡大断面図、第5図
は従来の製造方法により製造されたヒートシンク
の断面図、第6図はさらに別の従来の製造方法に
より製造されたヒートシンクの断面図である。 1……枠体、4……溝、6……フイン、8……
ヒートシンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに平行な1対の対向面にフインを挿入す
    るための長手方向に沿う複数の溝が形成された枠
    体を押出し成形により作成し、この枠体の前記溝
    に平面板状のフインの両端部を挿入して枠体とフ
    インとを固着し、これら枠体とフインとを前記1
    対の対向面に平行な平面に沿つて切断することに
    よりヒートシンクを得ることを特徴とするヒート
    シンクの製造方法。
JP6759887A 1987-03-20 1987-03-20 ヒ−トシンクの製造方法 Granted JPS63235031A (ja)

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JP6759887A JPS63235031A (ja) 1987-03-20 1987-03-20 ヒ−トシンクの製造方法

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JPS63235031A JPS63235031A (ja) 1988-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2589889Y2 (ja) * 1992-05-29 1999-02-03 三菱アルミニウム株式会社 放熱フィン
JP2589890Y2 (ja) * 1992-05-29 1999-02-03 三菱アルミニウム株式会社 放熱フィン
JP2001024115A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Showa Alum Corp ヒートシンク用フィン材及びその結合構造体
JP4786302B2 (ja) * 2005-11-01 2011-10-05 昭和電工株式会社 パワーモジュール用ベースの製造方法

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JPS63235031A (ja) 1988-09-30

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