JPH055873Y2 - - Google Patents

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JPH055873Y2
JPH055873Y2 JP8664986U JP8664986U JPH055873Y2 JP H055873 Y2 JPH055873 Y2 JP H055873Y2 JP 8664986 U JP8664986 U JP 8664986U JP 8664986 U JP8664986 U JP 8664986U JP H055873 Y2 JPH055873 Y2 JP H055873Y2
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JP
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film
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curved
hem
bent
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JP8664986U
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JPS62198951U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マルチフイルムの裾をあけるのに
便利な器具の構造に関する。
(従来の技術) マルチフイルムを用いた畦面被覆栽培は、作物
苗の移植後の地温を高めるために行われるが、時
間が経過すると逆に高温障害が発生する場合がみ
られる。これを防ぐためにマルチフイルムの裾を
あけて外気を導入し地温の低下をはかる裾あけ作
業をおこなうことがしばしば必要になる。このマ
ルチフイルム裾あけ作業は通常手作業で行われて
いるため、能率が悪く、しかも腰をかがめるため
に大変疲れる作業であつた。
従来マルチフイルムの裾あげ用具として、例え
ば実開昭55−77951号「マルチ栽培における土寄
せ時に被覆物を持ち上げる装置」が考案されてい
る。これは左右にスポンジ付車輪及びゴム付車輪
を設けたかなり複雑な装置である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案者らは、マルチフイルムの裾あけ具につ
いて鋭意研究を行つた結果、従来のように車輪を
設けたりせずに、鉄の棒を適宜曲折してそのばね
を利用してマルチフイルムを破らずにスムーズに
順次持ち上げていくことができる構造簡単な用具
を提供せんとするものである。
(問題を解決するための手段) この考案は、操作柄と、該操作柄の下端の左右
に接続する操作柄接続部と、該操作接続部のそれ
ぞれに接続した曲棒とよりなり、該曲棒は、接地
部と、操作柄取り付け方向、上方かつ外方に向け
て曲折する第一わん曲部と、接続部と、操作柄取
り付け方向の逆方向、内方かつ下方に向けて曲折
する第二わん曲部と、マルチフイルム乗せ部とか
ら順次なつていることを特徴とするマルチフイル
ム裾あけ具を要旨とするものである。なお、ここ
にいう「外方」とは両側の畦に近ずく方向、「内
方」とはその逆の方向を意味する。
(作用) この考案のマルチフイルム裾あけ具は、左右に
設けた曲棒よりなり、その曲棒は鉄の直径5〜20
mm、望ましくは8〜12mmの棒で全体が構成され、
しかもゆるやかに曲折しているので、適当な弾力
性があり、この曲棒にマルチフイルムの裾の一端
を乗せて、その一端から他の一端に向けて、畦間
を作業者が操作柄を持つて進めば、順次両側のマ
ルチフイルムの裾に乗せられた土を取り除いてマ
ルチフイルムの裾を剥していくことができる。こ
の際、曲棒の弾力性とゆるやかな曲折によつて、
マルチフイルムは曲棒に引つ掛かることもなくス
ムーズに作業を進めていくことができるのであ
る。
(実施例) この考案の一実施例を示す図面をもつてさらに
詳しく説明すれば、1は、操作柄であり、2は、
曲棒である。操作柄1は、柄4の上端に水平棒3
を取り付けるとともに、その下端には支具5がと
りつけられる。曲棒2は、操作柄接続部7により
前記操作柄1の下端に対称に左右一つずつ取り付
けられる。操作柄接続部7の末端6を支具5の上
の柄4に、さらに、操作柄接続部7を支具5にそ
れぞれ固着し、曲棒2の先端が両畦のマルチフイ
ルムの裾にかかるような間隔を設けてとりつけら
れる。曲棒2の全体の構成は、次の如くである。
すなわち、操作柄接続部7に続く接地部8は、
両側の畦の裾に位置し、畦に平行で、しかも作業
者が水平棒3を持つた状態で接地部8が地面に対
し平行となるようになつている。接地部8に続く
第一わん曲部9は、操作柄取り付け方向、上方か
つ外方に向けて曲折して接続部10につながる。
接続部10につながる第二わん曲部11は、操作
柄取り付け方向の逆方向、内方かつ下方に向けて
屈曲してマルチフイルム乗せ部12につながる。
マルチフイルム乗せ部12の末端は、外方に向け
て曲折した末端曲折部13となつている。
次にこの考案のマルチフイルム裾あけ具の使用
方法について説明する。まず、マルチフイルムの
裾あけ作業をしようとする畦間に、曲棒2を畦端
側に、操作柄1を畦の中央に向けて置き、畦の一
端の両側のマルチフイルムの裾を手で持ち上げ、
左右の曲棒2の上にのせる。次に、作業者が水平
棒3をつかんで後ろ向きに畦の他端に向かつて歩
きはじめる。マルチフイルムの裾は、順次曲棒2
のマルチフイルム乗せ部12に沿つて引き上げら
れ、剥されていく。この際、曲棒2の接地部8は
地面に全体が接触するので、安定している。
曲棒2は適度の弾力性を有するので、マルチフ
イルムを剥す際に、この曲棒2が適度に変形し、
マルチフイルムを破つたり、マルチフイルムに引
つ掛かつたりする恐れがない。曲棒2は、マルチ
フイルムと畦側面との間をほぼ最小限の抵抗にな
るように変形しつつ通り抜け、マルチフイルムの
裾を畦面に固定するために乗せてある土を取りの
けていくのである。末端曲折部13は外方に曲折
することにより、この部分にマルチフイルムが引
つ掛かる恐れがなくなる。
(考案の効果) この考案のマルチフイルム裾あけ具を用いるこ
とにより、腰をかがめる必要もなく、作業時間も
短縮される。作業はマルチフイルムを破いたり、
引つ掛けたりせずにスムーズに行える点で優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図、
第2図は、同側面図である。 1……操作柄、2……曲棒、3……水平棒、4
……柄、5……支具、6……末端、7……操作柄
接続部、8……接地部、9……第一わん曲部、1
0……接続部、11……第二わん曲部、12……
マルチフイルム乗せ部、13……末端曲折部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作柄と、該操作柄の下端の左右に接続する操
    作柄接続部と、該操作柄接続部のそれぞれに接続
    した曲棒とよりなり、該曲棒は、接地部と、操作
    柄取り付け方向、上方かつ外方に向けて曲折する
    第一わん曲部と、接続部と、操作柄取り付け方向
    の逆方向、内方かつ下方に向けて曲折する第二わ
    ん曲部と、マルチフイルム乗せ部とから順次なつ
    ていることを特徴とするマルチフイルム裾あけ
    具。
JP8664986U 1986-06-09 1986-06-09 Expired - Lifetime JPH055873Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8664986U JPH055873Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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JP8664986U JPH055873Y2 (ja) 1986-06-09 1986-06-09

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Publication Number Publication Date
JPS62198951U JPS62198951U (ja) 1987-12-18
JPH055873Y2 true JPH055873Y2 (ja) 1993-02-16

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