JPH0558668U - ファーストフードサービス用紙 - Google Patents

ファーストフードサービス用紙

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Publication number
JPH0558668U
JPH0558668U JP73492U JP73492U JPH0558668U JP H0558668 U JPH0558668 U JP H0558668U JP 73492 U JP73492 U JP 73492U JP 73492 U JP73492 U JP 73492U JP H0558668 U JPH0558668 U JP H0558668U
Authority
JP
Japan
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paper
water
layer
oil
fast food
Prior art date
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Pending
Application number
JP73492U
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English (en)
Inventor
秀行 中村
浩子 山下
信二 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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Publication of JPH0558668U publication Critical patent/JPH0558668U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基板紙の片面に吸油層又は吸水層が設けら
れ、必要により他の面に不透油層又は不透水層又は/及
び形状保持性強化層が設けられているファーストフード
サービス用紙並びにこのような用紙の、折りたたんで容
器とすることができるようにカットされているもの。 【効果】 揚げたてのクリスピー感を保持した温いフレ
ンチフライポテトや莢の水分が除去されたべた付きのな
い温い枝豆などのファーストフードがファーストフード
ショップなどで簡便に提供し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファーストフードショップ、食堂などでフレンチフライポテト、枝 豆(さや付大豆)などを客に提供するときに使用すると便利なファーストフード サービス用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファーストフードショップなどでフレンチフライポテトを客に提供する場合、 大量の冷凍フレンチフライポテトをもう一度油の中で揚げ、塩、スパイスなどの 粉末調味料で調味して一時保温ストッカーに収容し、これから小出しにして客に 提供することがある。コンビニエンスストアなどでは、小分けしてから保温スト ッカーに入れている場合もある。又、枝豆を提供する場合、大量の冷凍枝豆をも う一度水の中で茹で、塩などの粉末調味料で調味して一時保温ストッカーに収容 し、これから小出しにして客に提供することがある。
【0003】 しかしながら、保温ストッカーに収容しておく間にフレンチフライポテトの内 部の水分が表面に移動し、このためにフレンチフライポテトは表層部が軟化して クリスピー感が失われるという難点がある。枝豆の場合は、莢の表面の付着水分 が蒸散しにくいので、莢の表面がべた付くという難点がある。このように、現状 では、通常、できたてのおいしいフレンチフライポテトや枝豆が提供でき難い。 又、ストッカー購入費用を要し、ストッカー設置スペースが必要であるという難 点も挙げられる。
【0004】 上記難点を解決するため客のオーダーに対してできたてのフレンチレフライポ テトや枝豆を提供しようとすると、現状では、フレンチフライポテトの場合は、 油切り、調味等の作業が複雑になると同時に時間がかかるので客を待たせること になり、枝豆の場合は、水切り、調味等の作業が複雑になると同時に時間がかか るのでやはり客を待たせることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の難点を解消し、併せて調味がその上で短時間で簡単にでき、 延いてはできたてのおいしいファーストフードを提供できる、ファーストフード ショップなどで使用できるファーストフードサービス用紙を提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、ファーストフード容器と して基板紙の片面に吸油層又は吸水層を設けたものを用いることにより前記難点 の解消されることを見出し、この知見に基いて本考案をなすに至った。
【0007】 すなわち、本考案は、基板紙の片面に吸油層又は吸水層が設けられていること を特徴とするファーストフードサービス用紙に関する。
【0008】 以下、本考案を逐次説明する。
【0009】 本考案のファーストフードサービス用紙で提供すると便利なファーストフード は、フレンチフライポテトのような油で揚げたものを手早く油切りし、所望によ り塩、スパイスなどの粉末調味料で手早く調味し、温いうちに客に提供するのが よいファーストフードや枝豆のように水茹でしたものを手早く水切りし、所望に より塩、スパイスなどの粉末調味料で手早く調味し、温いうちに客に提供するの がよいファーストフードである。
【0010】 基板紙は片面に吸油層又は吸水層が設けられているもので、その材料はいわゆ る紙はもちろんのこと、紙でなくても薄く展ばした各種樹脂膜のような本考案に おいて紙と同様の作用をする紙の均等物であってもよい。
【0011】 吸油層又は吸水層の材料は、和紙、不織布などのように吸油性又は吸水性のあ る材料であり、好ましくは綿状に厚みを有するものである。
【0012】 このような材料を用いて基板紙の片面に吸油層又は吸水層を設けるには、例え ば、適当な接着剤を用いて基板紙の片面全面において又は剥離の恐れがなければ 周縁部のみにおいて基板紙と吸油層又は吸水層の材料とを接着積層する。基板紙 自体が接着性のものであれば、接着剤を使用することなく、これに吸油層又は吸 水層の材料を接着積層できる。
【0013】 本考案の用紙を使用してファーストフードをサービスするには、例えばフレン チフライポテトの場合は、吸油層を上側にして、この上に油で揚げたてのフレン チフライポテト1人前分を置き、これを用紙面上に展げ、必要に応じて転がすな どして油切りをし、同時に所望により粉末調味料を散布するなどして調味し、例 えば枝豆の場合は、吸水層を上側にしてこの上に茹でたての枝豆1人前分を置き 、これを用紙面上に展げ、必要に応じて転がすなどして水切りをし、同時に所望 により粉末調味料を散布するなどして調味した後、用紙を折ってファーストフー ドを筒状、三角形状などの袋状に包み込み、客に提供すると便利である。
【0014】 本考案の用紙のこのような使い方を考えると、用紙のサイズはファーストフー ド1人前分を油切り又は水切りしかつ所望により調味するに必要な大きさであり 、かつ包み込むに必要な大きさであるとよいことになる。
【0015】 本考案の用紙の概念図を図1に例示する。1は基板紙であり、そして2は吸油 層又は吸水層を表わす。
【0016】 基板紙が薄過ぎるなどで油切りした油又は水切りした水が基板紙の反対側に泌 みでるような場合には、基板紙の吸油層又は吸水層が設けられていない面に必要 により接着剤を使用して不透油層又は不透水層を積層するとよい。不透油層又は 不透水層の材料としては、アルミ箔やポリ塩化ビニリデン膜、ポリエチレン膜な どの樹脂膜を挙げることができる。このような不透油層又は不透水層を有する本 考案の用紙の概念図を図2に例示する。3は不透油層又は不透水層を表わす。
【0017】 基板紙の片面に吸油層又は吸水層が設けられただけでは、又は上のようにして 不透油層又は不透水層を積層してもファーストフードを包み込んだときの形状保 持性に難点がある場合は、更に形状保持性強化層を必要により接着剤を使用して 又は融着などにより積層することができる。形状保持性強化層の材料としては、 紙、各種樹脂膜などを挙げることができる。このような形状保持性強化層を有す る本考案の用紙の概念図を図3に示す。4は形状保持性強化層を表わす。
【0018】 本考案の用紙は、折りたたんでファーストフードを包み込んだ容器とすること ができるようにカットされていてもよい。
【0019】 このようにカットされた本考案の用紙の形を図4に例示する。図4の用紙の形 は、辺ACと辺BCが等しい二等辺三角形である。この用紙の使い方は、次の通 りである。まず、この用紙を展開しておき、その上で揚げたて又は茹でたてのフ ァーストフードを油切り又は水切りをし、所望により調味をする。次に、直線D Eを軸として三角形DEBをBが紙面上を通るように回転して折り曲げ、ついて 直線GFを軸として三角形GFAを同様に回転して折り曲げて先に折った三角形 DEBの上に重ね、最後に直線DGを軸として三角形DGCを同様にして折り曲 げて先に折った三角形GFAの上に重ね、先端Cを三角形GFAに設けたスリッ トSに差し込む。もちろん、スリットに差し込むかわりに単にセロファンテープ などでとめてもよい。2本の直線GH及びDHはこのようにして折りたたんだフ ァーストフードを包み込んだ容器に膨みをもたせるための折り目である。
【0020】
【実施例】
以下に、本考案を実施例により更に説明する。
【0021】 実施例1(用紙の製作例) 折りたたんで容器とすることができるようにカットされている本発明のファー ストフードサービス用紙を次のようにして製作した。
【0022】 まず、従来の手法により不織紙と基板紙とを貼合し、図4に示すように3角形 にカットした。ただし、AB=BC=CA=30cm、AG=BG=17.5cmであり、 E及びFはそれぞれABの3等分点であり、そしてHはABの中点である。なお 、スリットは設けなかった。
【0023】 次に、FG、GD、ED、GH及びHDに沿って折目を付けた。
【0024】 実施例2(用紙の使用例) 実施例1で製作したサービス用紙を不織紙側が上になるようにサービスカウン ター上に拡げて置き、この上に揚げたてのフレンチフライポテトを1人前分展げ 、調味料をまぶした。折目FG、ED及びGDの順に折ってフレンチフライポテ トを包み込み、更に頂点C部分をセロファンテープで留めた。
【0025】 揚げ終了後包材に収納までの所要時間(サービス時間)は15秒であった(20回 の平均値)。
【0026】 比較のために、揚げ物用受皿及び従来の包装紙を使用して行なったサービスで は、同所要時間は30秒であった(20人前分の平均値)。
【0027】 このように、本考案のサービス用紙を使用してサービスすると、サービス時間 を半減することができる。
【0028】
【考案の効果】
本考案により、揚げたてのクリスピー感を保持した温いフレンチフライポテト などのファーストフード又は莢の水分が除去されたべた付きのない温い枝豆など のファーストフードがファーストフードショップなどで簡便に提供し得ることと なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の用紙の1例の概念図である。
【図2】本考案の用紙のもう1つの例の概念図である。
【図3】本考案の用紙の他の例の概念図である。
【図4】本考案の用紙の更に他の例の概念図である。
【符号の説明】
1 基板紙 2 吸油層又は吸水層 3 不透油層又は不透水層 4 形状保持性強化層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板紙の片面に吸油層又は吸水層が設け
    られていることを特徴とするファーストフードサービス
    用紙。
  2. 【請求項2】 他方の片面に不透油層又は不透水層及び
    /又は形状保持性強化層が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のファーストフードサービス用紙。
  3. 【請求項3】 折りたたんで容器とすることができるよ
    うにカットされていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のファーストフードサービス用紙。
JP73492U 1992-01-13 1992-01-13 ファーストフードサービス用紙 Pending JPH0558668U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP73492U JPH0558668U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 ファーストフードサービス用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP73492U JPH0558668U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 ファーストフードサービス用紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558668U true JPH0558668U (ja) 1993-08-03

Family

ID=11481958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP73492U Pending JPH0558668U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 ファーストフードサービス用紙

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JP (1) JPH0558668U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08197696A (ja) * 1995-01-27 1996-08-06 Koyo Seishi Kk 食品容器用白板紙
JP2010036951A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Fukoku Shigyo Kk 紙製食品包装袋

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