JPH0558546U - 折り畳み自在なハンドカート - Google Patents

折り畳み自在なハンドカート

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JPH0558546U
JPH0558546U JP624292U JP624292U JPH0558546U JP H0558546 U JPH0558546 U JP H0558546U JP 624292 U JP624292 U JP 624292U JP 624292 U JP624292 U JP 624292U JP H0558546 U JPH0558546 U JP H0558546U
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JP
Japan
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frames
side plates
hand cart
frame
wheels
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Pending
Application number
JP624292U
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English (en)
Inventor
忠雄 石黒
Original Assignee
忠雄 石黒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単であるにも拘らず容易に組立・折
り畳みができると共に、重量の大きいものも運搬するこ
とができる折り畳み自在なハンドカートを提供する。 【構成】 所定の間隔をおいて配置される一対の側板
1、1’と、これらの側板1、1’にそれぞれの両端部
が回動自在に挿入されているフレーム10、13、16
と、これらのフレームを側板1、1’の所定位置に位置
決止する位置決め部材20、20’と、フレーム13、
13に着脱自在に取り付けられる車輪30、30’とか
ら構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、折り畳み自在なハンドカートに関し、さらに詳しく言えば、折り畳 むと自動車に搭載することができ、組み立てると小はテント等のレジャー用品か ら大は重量のあるボート等までも運ぶことができる折り畳み自在なハンドカート に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車輪を備えたハンドカート、リヤカー等の人力による運搬装置は、文献名を挙 げるまでもなく従来周知であり、また折り畳み自在なハンドカート類も周知であ る。そしてこのようなハンドカートは、一般に荷物を入れる袋と、この袋を支持 しているフレームと、フレームに取り付けられている車輪とから構成されている 。フレームは、複数本のパイプから構成され、これらのパイプは適宜ヒンジによ り結合されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のカート類も車輪を有するので、袋に荷物を入れてある程度の重量物 も運搬することはできる。またフレームはヒンジ結合されているので、使用しな いときは、ヒンジ部でフレームを畳むこともできる。しかしながら、従来のカー ト類には色々な問題点がある。例えばフレームがヒンジ結合されているので、構 造が複雑であり、またヒンジ部の強度に問題があり重量物は運搬できない。重量 物を運搬するためには、ある程度の大きさの車輪が必要であるが、従来のカート 類は車輪をフレームから外すことができないので、コンパクトに畳むことができ ない欠点もある。 したがって、本考案は構造が簡単であるにも拘らず、容易に組立・折り畳みが できると共に、重量の大きいものも運搬することができる折り畳み自在なハンド カートを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、所定の間隔をおいて配置される一対の 側板と、これらの側板にそれぞれの両端部が回動自在に挿入されている複数本の フレームと、前記複数本のフレームを前記側板の所定位置に位置決止する位置決 め部材と、前記複数本のフレームの所定のフレームに着脱自在に取り付けられる 車輪とから構成される。
【0005】
【作用】
側板にそれぞれの端部が回動自在に挿入されている複数本のフレームを、所定 の間隔に広げる。そして位置決め部材で位置決めする。そうして、複数本のフレ ームの所定のフレームに、車輪を取り付ける。あるいは車輪の軸に所定のフレー ムを乗せる。そうすると、ハンドカートは車輪に支持されるようになる。他のフ レームに品物を乗せて運搬する。 例えば自動車で運ぶような時は、位置決め部材を外す。そうすると、複数本の フレームは側板に対して回動自在であるので、フレームを回動して畳む。車輪を 外し、折り畳みを終わる。
【0006】
【実施例】
本考案は色々な形で実施できる。例えば一対の側板は、円板から構成すること もできる。これらの側板にそれぞれの両端部が回動自在に挿入される複数本のフ レームは、同じ構造にして部品の共通化を図ることもできる。また図に示されて いる実施例では位置決め部材は、板材から構成され、フレームの端部を押さえる シーズは、板材の一部を曲げ加工することにより形成されているが、曲げ加工に 代えてパイプを2つ割にして、溶接等で固定するように実施することもできる。 しかしながら、これらの例は当業者には明らかであるので、図には示されていな い。 以下本考案の1実施例を説明する。図1を参照すると、本実施例に係わる折り 畳み自在なハンドカートCは、所定の間隔をおいて配置される一対の側板1、1 ’と、これらの側板1、1’にそれぞれの両端部が回動自在に挿入される複数本 のフレーム10、13、16と、これらの複数本のフレームを側板1、1’の所 定位置あるいは所定角度に位置決めする位置決め部材20、20’と、車輪30 、30’とから概略構成されているということが容易に理解される。
【0007】 本実施例に係わるハンドカートCの各構成要素は、図に示されているように、 左右同じ構造を有するので一方の要素あるいは部材についてのみ説明し、他方の 要素にはダッシュ「’」を付けて以下重複説明を省略する。 側板1は、板材から形成されその略中央部には、図2示されているように、蝶 ネジNが螺合するネジ孔2が形成されている。そしてこのネジ孔2を取り囲むよ うにして5個の透孔3、4、5、6および7が穿設されている。さらに詳しく説 明すると、基本透孔3はネジ孔2の略真下に形成され、第2、3の透孔4、5は 中心寄りに対称的に、そして第4、5の透孔6、7は外側寄りに同様に対称的に 穿設されている。このように、透孔3〜7の位置が異なっているので、後述する ように支持フレーム13および載置フレーム16は、基本フレーム10の方へ折 り畳むことができる。
【0008】 例えばパイプから構成されている複数本のフレーム10〜14は、図1の(イ )に示されているように、側板1、1’を所定の間隔に保持している基本フレー ム10と、車軸31の上に乗る一対の支持フレーム13、13と、物品が乗る一 対の載置フレーム16、16とから成っている。 基本フレーム10は、図2にも示されているように、概略はコ字形を呈し、そ の両端部は側板1、1’の基本透孔3、3’に外側から挿入され、そしてカシメ などにより固定されている。基本フレーム10の一方の脚柱11は、さらに下方 に延びそして内側に曲げられ、支持部12となっている。 支持フレーム13、13も、略コ字形に曲げ加工され、中心部がスパン部14 、両サイドがステイ部15となっている。そしてステイ部15の先端部は内側へ 曲げられ、曲げられた軸部が第2、3の透孔4、5に回動自在に挿入されている 。またスパン部14の適所には、車輪30、30’の車軸31が取り付けられる 例えば溝が形成されている。載置フレーム16、16も、支持フレーム13、1 3と略同じ構造をし、ステイ部15の先端部の内側へ曲げられた軸部が第3、4 の透孔6、7に回動自在に挿入されている。 なお一方の載置フレーム16のスパン部14には、正確には示されていないが 、取っ手40が着脱自在に取り付けられている。取っ手40はスパン部14と平 行に外方に延び、先端部には握部41が曲げ加工されている。
【0009】 位置決め部材20は、図2に示されているように、板材から方形に形成され、 その略中心部に蝶ネジNのネジ部が挿通される透孔21が穿設されている。そし て一方の面には基本フレーム10の脚柱11の先端部を押さえる半円形の被覆部 すなわちシーズ22が一体的に形成されている。同様に支持フレーム13、13 のステイ部15の先端部および載置フレーム16、16のステイ部15の先端部 をそれぞれ所定位置に押さえるシーズ23、23、24、24が一体的に形成さ れている。
【0010】 ハンドカート本体を支える車輪30、30’は車軸31に回転自在に軸支され 、車軸31が支持フレーム13、13のスパン部14、14に形成されている例 えば溝に嵌まるようになっている。
【0011】 次に上記実施例の作用について説明する。支持フレーム13、13と載置フレ ーム16、16を回動して、所定の角度に開く。そして位置決め部材20、20 ’を側板1、1’の外側から当て、蝶ネジNを透孔21、21’に通し側板1、 1’のネジ孔2、2’に螺合する。そうすると支持フレーム13、13と載置フ レーム16、16のステイ部15の先端部は、位置決め部材20、20’の各シ ーズ23、24で押さえられ、位置決めされる。そして車軸31の上に乗せる。 必要に応じて取っ手40を取り付ける。ハンドカートCは、車輪30、30’と 、基本フレーム10の支持部12とにより安定して支持される。このように組み 立てたハンドカートCは図1の(イ)に示されている。
【0012】 物品を運搬するときは、載置フレーム16、16のステイ部15に、物品を乗 せ、基本フレーム10の支持部12を地面から浮かし、運搬する。 他の目的、例えばテーブルとして使用するときは、図1の(ロ)に示されてい るように、取っ手40が上を向くように立てる。そして支持フレーム13、13 と載置フレーム16、16のステイ部15、15にテーブルTを乗せる。握り部 41にはランプL等を吊るすことができる。 畳むときは蝶ネジNを緩める、または外す。そして支持フレーム13、13と 載置フレーム16、16を基本フレーム10の方へ回す。このとき第2、3の透 孔4、5は中心寄りに対称的に、そして第4、5の透孔6、7は外側寄りに穿設 されているので、支持フレーム13、13と載置フレーム16、16を基本フレ ーム10に重ねるように畳むことができる。このように畳んだ状態は模式的に図 3に示されている。側板1、1’間の空間に車軸31から外した車輪30、30 ’を入れる。
【0013】 図には示されていないが、支持フレーム13、13と載置フレーム16、16 との間に支柱を設けると、載置フレーム16、16の強度が向上する。すなわち 支持フレーム13、13と載置フレーム16、16とに垂直方向に整合する位置 に透孔を設け、これらの透孔に合わせパイプ状の支柱を位置させ、そして支柱内 に蝶ネジを挿通して、載置フレーム16、16と、支柱と、支持フレーム13、 13と、車輪30、30’の車軸31とを一体化すると、載置フレーム16、1 6上の荷重が支柱を介して直接的に車軸31に伝わり、例えボートのような重量 物を乗せても載置フレーム16、16が変形するようなことはない。このように 実施しても蝶ネジを外して容易に折り畳むことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案によると、複数本のフレームは、所定の間隔をおいて配 置される一対の側板に回動自在に挿入されているので、これらのフレームを所定 角度に広げ、そして位置決め部材で位置決めするだけで簡単に組み立てることが でき、また位置決め部材を外して畳むことができるという本考案特有の効果が得 られる。しかも複数本のフレームは、一対の側板に回動自在に挿入されているだ けであるから、構造が簡単であると共に、強度も大きく重量物も運搬することが できる。また車輪も所定のフレームに着脱自在に取り付けられるので、車輪を外 して全体をコンパクトに畳むこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係わるハンドカートの使用状態を示
す斜視図で、(イ)はカートとして、そして(ロ)は、
テーブルの脚として使用する状態を示す斜視図ある。
【図2】本実施例に係わるハンドカートの構成要素の分
解斜視図である。
【図3】本実施例に係わるハンドカートを折り畳んだ状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1’ 側板 10、13、16 フレーム 20、20’ 位置決め部材 30、30 車輪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をおいて配置される一対の側
    板と、これらの側板にそれぞれの両端部が回動自在に挿
    入されている複数本のフレームと、前記複数本のフレー
    ムを前記側板の所定位置に位置決めする位置決め部材
    と、前記複数本のフレームの所定のフレームに着脱自在
    に取り付けられる車輪とからなる折り畳み自在なハンド
    カート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフレームが、パイプから
    構成されていると共に、牽引用の取っ手が設けられてい
    る折り畳み自在なハンドカート。
JP624292U 1992-01-22 1992-01-22 折り畳み自在なハンドカート Pending JPH0558546U (ja)

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JP624292U JPH0558546U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 折り畳み自在なハンドカート

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JPH0558546U true JPH0558546U (ja) 1993-08-03

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