JPH0558350A - 車両荷台用側壁の自動開閉装置 - Google Patents

車両荷台用側壁の自動開閉装置

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Publication number
JPH0558350A
JPH0558350A JP3224027A JP22402791A JPH0558350A JP H0558350 A JPH0558350 A JP H0558350A JP 3224027 A JP3224027 A JP 3224027A JP 22402791 A JP22402791 A JP 22402791A JP H0558350 A JPH0558350 A JP H0558350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
link
fulcrum
piston rod
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP3224027A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Toda
義雄 遠田
Tsugio Fukazawa
次男 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUUBI BODY KK
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
YUUBI BODY KK
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by YUUBI BODY KK, Showa Aluminum Corp filed Critical YUUBI BODY KK
Priority to JP3224027A priority Critical patent/JPH0558350A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックの荷台用側壁(アオリ)を自動開閉
し、荷役作業の軽減を計り得る、車両荷台用側壁の自動
開閉装置を提供する。 【構成】 車両荷台用側壁の自動開閉装置は、トラック
等の車両(1) の荷台(2)の側縁部に蝶番(4) を介して1
80°揺動自在に取り付けられた側壁(3) を自動開閉す
る装置であって、荷台(2) の下面に第1ブラケット(5)
を介して揺動自在にかつピストン・ロッド(7) を外向き
にして取り付けられた流体圧シリンダ(6)と、流体圧シ
リンダ(6) のピストン・ロッド(7) の先端部(7a)および
荷台用側壁(3) の外面部の間に渡されかつ両端部(11a)
(11b)がそれぞれ継手ピン(13)(14)を介してロッド先端
部(7a)および側壁(3) の外面部に揺動自在に取り付けら
れた第1リンク(11)と、荷台(2) の下面に第2ブラケッ
ト(8) を介して揺動自在に取り付けられかつその先端部
(12b) が第1リンク(11)のロッド接続側端寄り部分(11
c) に継手ピン(16)を介して揺動自在に接続された第2
リンク(12)とよりなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両荷台用側壁の自
動開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックの荷台用側壁(アオリ)
は、例えば4トン車で、80kg程度の重量があるが、
ほとんどの場合、これを人手によって開閉していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな重量の重い荷台用側壁を人手によって開閉するに
は、負担が非常に大きく、腰、手首等を痛めるおそれが
あり、とりわけ人手不足、老齢化の問題を抱えるトラッ
ク業界にとって荷役作業の軽減は、大きな課題であっ
た。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、トラックの荷台用側壁(アオリ)を自動開閉
し、荷役作業の軽減を計り得る、車両荷台用側壁の自動
開閉装置を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、トラック等の車両の荷台の側縁部に
蝶番を介して180°揺動自在に取り付けられた側壁を
自動開閉する装置であって、荷台の下面に第1ブラケッ
トを介して揺動自在にかつピストン・ロッドを外向きに
して取り付けられた流体圧シリンダと、流体圧シリンダ
のピストン・ロッドの先端部および荷台用側壁の外面部
の間に渡されかつ両端部がそれぞれ継手ピンを介してロ
ッド先端部および側壁の外面部に揺動自在に取り付けら
れた第1リンクと、荷台の下面に第2ブラケットを介し
て揺動自在に取り付けられかつその先端部が第1リンク
のロッド接続側端寄り部分に継手ピンを介して揺動自在
に接続された第2リンクとよりなる、車両荷台用側壁の
自動開閉装置を要旨としている。
【0006】
【作用】上記車両荷台用側壁の自動開閉装置によれば、
まずトラック等車両の荷台の側縁部に、側壁が垂直状に
立上がっている状態においては、流体圧シリンダのピス
トン・ロッドは最も突き出しており、このシリンダのピ
ストン・ロッドを引っ込めると、まず最初に第1リンク
が、第2リンクとの結合点、すなわち継手ピンを支点と
して回転し、この場合、ピストン・ロッドによる引っ張
り力が継手ピンを支点として逆方向に働いて、いわゆる
てこ作用により第1リンクの上端部が外側に、すなわち
荷台用側壁の上端部が外側に若干倒れる。さらに、この
ピストン・ロッドを引っ込めると、第2リンクが荷台側
の継手ピンを支点として揺動し、これによって第1リン
クおよび荷台用側壁が共に降下するが、荷台用側壁は、
これの下端の蝶番を支点として外側に倒れるように揺動
し、最終的に側壁は180°下向きに倒れる。
【0007】つぎに、このように荷台用側壁が下向きに
倒れた状態から、これを起こすには、今度は流体圧シリ
ンダのピストン・ロッドを突き出す。すると、上記の場
合とは反対に、まず第2リンクが荷台側の継手ピンを支
点として揺動し、これによって第1リンクおよび荷台用
側壁が共に上昇するが、荷台用側壁は、蝶番を支点とし
て上方に起き上がるように揺動する。そして、側壁がほ
ゞ垂直に起き上がる少し前で、第1リンクが、第2リン
クとの結合点(継手ピン)を支点として回転し、この場
合、ピストン・ロッドによる推力が支点を中心として、
上記の場合とは逆方向に働いて、てこ作用により第1リ
ンクの上端部が荷台用側壁を完全に起き上がらせるよう
に押し付け、最終的に側壁は垂直状に起き上がり、こう
してトラック等車両の荷台用側壁を自動的に開閉するこ
とができるものである。
【0008】なお、この荷台用側壁の自動開閉は、自動
制御により遠隔操作で実施することができる。
【0009】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0010】図面において、トラック等の車両(1) の荷
台(2) の側縁部に側壁(3) が、所要数の蝶番(4) を介し
て180°揺動自在に取り付けられている。
【0011】この側壁(3) を自動開閉するために、まず
荷台(2) の下面中央寄り部分に第1ブラケット(5) が下
方突出状に取り付けられていて、この第1ブラケット
(5) の下端部に継手ピン(9) を介して油圧シリンダ(6)
が揺動自在にかつピストン・ロッド(7) を外向きにして
取り付けられている。一方、荷台用側壁(3) の外面部の
所要箇所に軸受ブラケット(15)が取り付けられ、油圧シ
リンダ(6) のピストン・ロッド(7) の先端部(7a)と、軸
受ブラケット(15)との間に、長い第1リンク(11)が渡さ
れて、この第1リンク(11)の上下両端部(11a)(11b)が、
それぞれ継手ピン(13)(14)を介してロッド先端部(7a)と
軸受ブラケット(15)とに揺動自在に取り付けられてい
る。
【0012】また、荷台(2) の下面側縁部寄り部分に、
上記第1ブラケット(5) よりも短い第2ブラケット(8)
が下方突出状に取り付けられており、この第2ブラケッ
ト(8) の下端部に継手ピン(10)を介して短い第2リンク
(12)の基端部(12a) が揺動自在に取り付けられ、この第
2リンク(12)の先端部(12b) は、第1リンク(11)のロッ
ド接続側端寄り部分(11c) に継手ピン(16)を介して揺動
自在に接続されており、この継手ピン(16)は、第1リン
ク(11)の回転の支点となる。
【0013】上記において、まず図1に示すように、ト
ラック等車両(1) の荷台(2) の側縁部に、側壁(3) が垂
直状に立上がっている状態においては、油圧シリンダ
(6) のピストン・ロッド(7) は最も突き出しており、こ
のシリンダ(6) のピストン・ロッド(7) を引っ込める
と、ロッド(7) の先端部(7a)にピン(13)を介して連結せ
られている第1リンク(11)が、まず最初に、第2リンク
(12)との結合点、すなわち継手ピン(16)を支点として回
転し、この場合、ピストン・ロッド(7) による引っ張り
力が継手ピン(16)を支点として逆方向に働いて、いわゆ
るてこ作用により、第1リンク(11)の上端部が外側に、
すなわち荷台用側壁(3) の上端部が外側に若干倒れる。
さらに、このピストン・ロッド(7) を引っ込めると、第
2リンク(12)が荷台(2) 側の継手ピン(10)を支点として
揺動し、これによって第1リンク(11)および荷台用側壁
(3) が共に降下するが、荷台用側壁(3) は、これの下端
の蝶番(4) を支点として外側に倒れるように揺動し、最
終的に側壁(3) は180°下向きに倒れるものである。
【0014】このようにして荷台用側壁(3) が下向きに
倒れた状態から、これを起こすには、今度は逆に油圧シ
リンダ(6) のピストン・ロッド(7) を突き出す。する
と、上記の場合とは反対に、まず第2リンク(12)が荷台
(2) 側の継手ピン(10)を支点として揺動し、これによっ
て第1リンク(11)および荷台用側壁(3) が共に上昇する
が、荷台用側壁(3) は、蝶番(4) を支点として上方に起
き上がるように揺動する。そして、側壁(3) がほゞ垂直
に起き上がる少し前で、第1リンク(11)が、第2リンク
(12)との結合点(継手ピン)(16)を支点として回転し、
この場合、ピストン・ロッド(7) による推力が支点を中
心として、上記の場合とは逆方向に働いて、てこ作用に
より第1リンク(11)の上端部が荷台用側壁(3) を完全に
起き上がらせるように押し付け、最終的に側壁(3) は垂
直状に起き上がり、こうしてトラック等車両(1) の荷台
用側壁(3) を自動的に開閉することができるものであ
る。
【0015】なお、詳細な図示は省略したが、この荷台
用側壁(3) の自動開閉は、遠隔操作により実施すること
が可能である。
【0016】なお、上記実施例においては、トラック等
の車両(1) の荷台(2) の一側縁部の側壁(3) を自動開閉
する場合について説明したが、上記の場合と同様にし
て、荷台(2) の三方の側壁(3) が自動的に開閉せられる
ものである。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上述のように、トラック等
の車両の荷台の側縁部に蝶番を介して180°揺動自在
に取り付けられた側壁を自動開閉する装置であって、荷
台の下面に第1ブラケットを介して揺動自在にかつピス
トン・ロッドを外向きにして取り付けられた流体圧シリ
ンダと、流体圧シリンダのピストン・ロッドの先端部お
よび荷台用側壁の外面部の間に渡されかつ両端部がそれ
ぞれ継手ピンを介してロッド先端部および側壁の外面部
に揺動自在に取り付けられた第1リンクと、荷台の下面
に第2ブラケットを介して揺動自在に取り付けられかつ
その先端部が第1リンクのロッド接続側端寄り部分に継
手ピンを介して揺動自在に接続された第2リンクとより
なるもので、流体圧シリンダのピストン・ロッドの引っ
張り力あるいは推力を、第1リンクのの結合点(継手ピ
ン)を支点として、反転せしめて、いわゆるてこ作用に
より荷台用側壁を外側に傾斜させ、あるいは垂直状に押
し付けるとともに、第2リンクを荷台側の継手ピンを支
点として揺動せしめて、結果としてトラックの荷台用側
壁を自動的に180°開閉することができて、荷役作業
の軽減を計り得る。このように、重量の重い荷台用側壁
を人手によって開閉する必要がないので、作業者に負担
がかゝらず、腰、手首等を痛めるおそれが全くなくなる
し、また荷役作業の軽減により、トラック業界における
人手不足、老齢化の問題にも充分対処することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による荷台用側壁の自動開閉装置を備
えたトラック荷台の部分断面図で、荷台用側壁の起立状
態を示している。
【図2】同トラック荷台の部分断面図で、荷台用側壁が
倒された状態を示している。
【符号の説明】
1 トラック等の車両 2 荷台 3 荷台用側壁 4 蝶番 5 第1ブラケット 6 油圧シリンダ(流体圧シリンダ) 7 ピストン・ロッド 7a 先端部 8 第2ブラケット 11 第1リンク 11a 端部 11b 端部 11c ロッド接続側端寄り部分 12 第2リンク 12b 先端部 13 継手ピン 14 継手ピン 16 継手ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック等の車両(1) の荷台(2) の側縁
    部に蝶番(4) を介して180°揺動自在に取り付けられ
    た側壁(3) を自動開閉する装置であって、荷台(2) の下
    面に第1ブラケット(5)を介して揺動自在にかつピスト
    ン・ロッド(7) を外向きにして取り付けられた流体圧シ
    リンダ(6) と、流体圧シリンダ(6)のピストン・ロッド
    (7) の先端部(7a)および荷台用側壁(3) の外面部の間に
    渡されかつ両端部(11a)(11b)がそれぞれ継手ピン(13)(1
    4)を介してロッド先端部(7a)および側壁(3) の外面部に
    揺動自在に取り付けられた第1リンク(11)と、荷台(2)
    の下面に第2ブラケット(8) を介して揺動自在に取り付
    けられかつその先端部(12b) が第1リンク(11)のロッド
    接続側端寄り部分(11c) に継手ピン(16)を介して揺動自
    在に接続された第2リンク(12)とよりなる、車両荷台用
    側壁の自動開閉装置。
JP3224027A 1991-09-04 1991-09-04 車両荷台用側壁の自動開閉装置 Pending JPH0558350A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3224027A JPH0558350A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 車両荷台用側壁の自動開閉装置

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JP3224027A JPH0558350A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 車両荷台用側壁の自動開閉装置

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JPH0558350A true JPH0558350A (ja) 1993-03-09

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ID=16807444

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JP3224027A Pending JPH0558350A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 車両荷台用側壁の自動開閉装置

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JP (1) JPH0558350A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6176673B1 (en) 1998-09-25 2001-01-23 Caterpillar Inc. Tailgate assembly having side mounted hydraulic cylinders
US6382731B1 (en) * 2000-06-26 2002-05-07 Jmw Welding & Manufacturing Inc Load hauling vehicle with sidewall raising and lowering mechanism

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JPS61241281A (ja) * 1985-04-17 1986-10-27 Takeyoshi Ohashi 貨物自動車

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960416