JPH0557561A - 食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置 - Google Patents

食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置

Info

Publication number
JPH0557561A
JPH0557561A JP22255191A JP22255191A JPH0557561A JP H0557561 A JPH0557561 A JP H0557561A JP 22255191 A JP22255191 A JP 22255191A JP 22255191 A JP22255191 A JP 22255191A JP H0557561 A JPH0557561 A JP H0557561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
food
rotary blade
energy
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22255191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yoshimoto
幸生 吉本
Yasuo Torigata
康雄 鳥潟
Nobuo Ban
信雄 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU K
SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU KAIHATSU KK
Original Assignee
SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU K
SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU KAIHATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU K, SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU KAIHATSU KK filed Critical SHOKUHIN KIKAI KIBAN GIJUTSU K
Priority to JP22255191A priority Critical patent/JPH0557561A/ja
Publication of JPH0557561A publication Critical patent/JPH0557561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転刃によって食品を切裁する場合、切裁品
質を低下させることなく切裁作業のエネルギ効率を向上
させる制御方法、および制御装置を提供する。 【構成】 回転刃の回転速度と切裁エネルギとの関係を
求め、切裁エネルギが極小となる点Gに相当する回転速
度で切裁作業を行う。この回転速度は無理なく切裁が行
われる回転速度であるため切口が綺麗で切裁品質が良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品素材および食用加
工品などの食品全般について、これを回転刃によって切
裁する場合に、その切裁品質を低下せしめることなく切
裁作業の消費エネルギを最小ならしめ得るように改良し
た切裁条件を制御する方法、および、上記の方法を実施
するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の切裁作業は、例えばハムのスラ
イス,食パンのスライス,および食肉の切断など、食品
加工産業において広く用いられている。切断作業は加工
産業における基本操作の一つであり、各種加工産業のそ
れぞれにおいて広く用いられている。しかし乍ら食品の
素材,半加工品,加工品などは一般に粘弾性と呼ばれる
複雑な物理性状を有しており、しかも柔軟で変形し易
く、その上、多数のワークを扱う場合に形状,寸法の均
一性が良くない。こうした特殊な条件にあるため、従来
一般に食品類を回転刃で切断する場合に回転刃の回転速
度や移動速度(回転軸を被切裁物に対して相対的に移動
させる速度)は、熟練者が目視で切裁状態を把握しつつ
手動操作によって切裁装置を調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におけ
る切裁装置の調整は、高度の熟練と多大の労力とを要
し、労務コストが高くなる。そして、この調節が適当で
ないと切裁作業の能率が低下したり、切裁面が汚くなっ
て切裁品質を低下させたりする。さらに、作業員が回転
刃の至近距離で手作業調整を行いつつ切裁設備を運転す
ることは安全管理の面からも望ましくない。本発明は上
述の事情に鑑みて為されたもので、回転刃による食品の
切裁作業において切裁品質を低下させることなく切裁作
業の消費エネルギを最小ならしめる制御方法、および、
上記の制御方法を実施するに好適な制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明者は、回転刃による食品の切裁における作業の
条件と切裁品質との関係については試験研究を行った。
例えば図2に示したように回転刃1を回転駆動変速モー
タ2によって回転速度調節可能に回転させながら移動駆
動変速モータ3によって移動速度調節可能に矢印aのご
とく移動させ、テーブル4上の食品5を切裁する場合、
矢印a方向の移動距離を横軸にとり切裁力を縦軸にとっ
て示すと図3のごとくである。移動距離軸上の点L1
回転刃1が食品5に触れた切裁開始点、L2は切裁終了
点である。切裁力カーブは点L1で発生し、点L3で消失
する。そして上記の点L1において立ち上がり、点L2
相当する位置でピーク値となる。図示の角θは切裁力の
立上り角であって、その勾配は(F1−F0)/Lで表わ
される。ただし、上記のLは点L1,L2間の距離であ
る。また、図示の距離L′は、アイドルストロークを除
いた実切裁距離を示し、点L1,L3間の距離である。前
記の回転刃1の矢印a方向の移動速度を変化させると前
記の切裁力立上り角度θが変化する。その関係を図4に
示す。回転刃の移動速度を順次に上げてゆくと、切裁力
立上り角度θのカーブは点Bから点Aまでほぼ一定とな
り、点Aで急激に上昇する。図示の角θ1は上記点Bに
対応する切裁力立上り角であり、また角θ2は点Aに対
応する切裁力立上り角である。上記の図4に示すカーブ
を得た実験において切裁面の観察を行ったところ、前記
の点Bから点Bに至る区間E内においては切裁面のきめ
が細かくて切裁品質が良好である。そして、点Aよりも
回転刃移動速度が大きくなると切裁面に貝殻状の縞を生
じ、かつ、切裁片を所望の厚さ寸法に保てなくなって切
裁品質が低下する。この図表から考えられることは、切
裁品質を低下させない為には点Aよりも図の左方の作業
条件で切裁することが望ましく、作業能率を上げるため
にはなるべく図の右寄りの作業条件で切裁することが望
ましいということである。上掲の図4を得た実験は、回
転刃の回転速度を或る一定値に保って該回転刃の移動速
度を順次に変化させたものである。次に、回転刃の回転
速度の変化の影響を探求した結果を図1について次に述
べる。本図表の横軸は回転刃の回転速度であり、縦軸は
切裁エネルギである。切裁エネルギは、図3における縦
軸(切裁力)を距離L′(点L1,点L3間の距離)につ
いて積分して得られる。この図1に現われているように
回転刃の回転速度を変化させると切裁に要するエネルギ
(消費エネルギ)が変化し、或る点Gで最小となる。切
裁品質との関係について観察すると、上記の点G付近の
ように切裁エネルギが少ない場合には切裁品質が良く、
切裁エネルギが大きい状態では切裁品質が悪くなる。そ
の理由として考えられるのは、低エネルギで切裁すると
無理なく切裁するため切裁面がきめ細かくなるというこ
とである。従って、このカーブの谷に当たる点G付近に
相当する回転速度で切裁すると、切裁消費エネルギを節
約するためにも切裁品質を向上するためにも好都合であ
る。
【0005】以上に説明した実験結果を実地に適用し
て、切裁品質を低下させることなく切裁作業消費エネル
ギを節減するため本発明に係る制御方法は、回転速度を
調節し得る回転刃を、被切裁物である食品と交差するよ
う相対的に移動させて該食品を切裁する設備を制御する
方法において、 a.上記回転刃が食品から受ける切裁反力を検出すると
ともに、 b.上記切裁力が発生してから消滅するまでの移動距離
L′区間について上記切裁反力を積分して切裁エネルギ
を算出し、 c.前記回転刃の回転速度の変化に伴う切裁エネルギの
変化状態を求め、 d.上記切裁エネルギが極小となる点に相当する回転速
度となるように前記回転刃の回転速度を調節することを
特徴とする。
【0006】上記の発明方法を実施するために構成した
本発明に係る切裁作業の能率を向上せしめる制御装置
は、回転速度を調節し得る回転刃を、被切裁物である食
品と交差するよう相対的に移動させて該食品を切裁する
設備を制御する装置において、 a.上記回転刃が食品から受ける切裁反力を検出するセ
ンサと、 b.上記センサの出力信号を入力されて、切裁反力を回
転刃の移動距離L′について積分して切裁エネルギを算
出する演算器と、 c.上記切裁エネルギの積分値が極小値となるような回
転刃の回転速度を算出する演算器と、 を具備していることを特徴とする。
【0007】
【作用】前記の方法を用いて回転刃による食品の切裁を
制御すると、図1について説明したG点付近の条件で回
転刃による切裁が行われるので、極小値の切裁エネルギ
消費で無理なく切裁され、切裁品質も優れている。また
前記の装置によれば、a.上記回転刃が食品から受ける
切裁反力を検出するセンサと、b.上記センサの出力信
号を入力されて、切裁反力を回転刃の移動距離L′につ
いて積分して切裁エネルギを算出する演算器と、c.上
記切裁エネルギの積分値が極小値となるような回転刃の
回転速度を算出する演算器と、を具備しているので、前
記発明方法を容易に実施することができる。
【0008】
【実施例】図2は、本発明方法を実施するために構成し
た制御装置7を備えた回転刃式の切裁設備の1例を示す
説明図である。本例の回転刃1は、薄い鋼製円板の周囲
に刃をつけた所謂丸刃によって構成した。ただし、本発
明を実施する際、丸刃以外の回転刃を用いることもでき
る。食品5の性状に応じて最適の種類の回転刃を選定し
て用いれば良い。上記の回転刃1を回転駆動用の変速モ
ータ2で回転させながら、移動駆動用の変速モータ3に
よって矢印aのごとくテーブル4上の食品5と交差する
ように移動させる。本発明において交差させるようにと
は、回転刃が食品に切り込み得る形で移動させることを
いう。上記の矢印aは回転刃1と食品5との相対的な移
動を意味するものであって、回転刃1の回転軸の位置を
変えずにテーブル4を移動させても良く、また双方の部
材を移動させても良い。本発明においては説明の便宜
上、回転刃が図示の円弧矢印r若しくはその反対方向に
運動することを「回転」と呼び、回転刃がその配置され
ている面内で矢印a若しくはその反対方向に運動するこ
とを移動と呼ぶものとする。切裁力の検出用センサ6を
テーブル4に設置し、このセンサ6上に食品5を搭載支
持して回転刃1の切裁力を検知し、切裁力信号bを出力
させる。回転刃を回転させながら移動させる場合に発生
する力は複雑であって、これを直接的に計測することは
困難であるが、本実施例の発明装置においてはテーブル
4上に、圧電素子よりなるセンサ6を設置するとともに
このセンサ6上に食品5を搭載して支持し、このセンサ
6が受ける力によって回転刃1が受ける切裁反力を検出
する。本例のセンサ6は圧電素子を3次元的に配設して
直交3軸X,Y,Z(図示省略)方向の力、および、該
3軸X,Y,Zまわりの回転モーメントを検出して、制
御装置7の切裁評価パラメータ演算装置8によって切裁
力を算出する。上記の切裁評価パラメータ演算装置8に
対して回転刃1の回転速度および移動速度が入力され
る。これにより、上記の切裁評価パラメータ演算装置8
は図3に表わされている情報を与えられる。これに基づ
いて演算を行って、図1の図表に示したカーブで表わさ
れる切裁変化率情報cを丸刃回転速度決定制御装置9に
与えるとともに、図4の図表に示したカーブで表わされ
る切裁力立上り角度情報dを丸刃移動速度決定制御装置
10に与える。前記の丸刃移動速度決定制御装置10
は、与えられた情報(図4相当)に基づいて、回転刃1
の矢印a方向移動速度を点Aに相当する移動速度よりも
低からしめるように制限する移動速度指令値f(図2参
照)を算出して次切裁指令値決定装置11に入力する。
本発明を実施する際、この移動速度指令値fは回転刃移
動速度を図1の点Aに相当する移動速度以下に制限する
内容であっても良く、また、点A,B間の区域Eに相当
する移動速度内に移動速度を収めるように指令する内容
であっても良い。上記の点Bは、切裁力立上り角度カー
ブがほぼ水平をなしている区域の左端(低速度側の端)
である。図4に示した角度座標値θ1は点Bに相当する
切裁力立上り角度であり、角度座標値θ2は点Aに相当
する切裁力立上り角度である。上記の点Aよりも左方の
回転刃移動速度で切裁作業が行われると切裁品質が優れ
ている。また移動速度範囲E内で切裁作業が行われると
切裁品質を低下させることなく、比較的高い作業能率が
得られる。前記の丸刃回転速度決定制御装置9は、与え
られた情報(図1相当)に基づいて、回転刃回転速度が
点Gに相当する回転速度となるように制御する回転速度
指令値e(図2参照)を算出して、前述した次切裁指令
値決定装置11に入力する。詳しくは、回転速度の微小
な変動に伴う切裁エネルギの微小変動を算定して、その
時点における切裁エネルギカーブの勾配が右上がりか右
下がりであるかを判定し、カーブ勾配が図1において右
下がりであれば次サイクルにおける食品切裁作業の回転
刃回転速度を上げるような回転速度指令値eを出力す
る。また上記カーブの勾配が右上がりであれば次サイク
ルにおける食品切裁作業の回転刃回転速度を下げるよう
な回転速度指令値eを出力する。次切裁指令値決定装置
11は上記回転速度指令値eに基づいて、その時に切裁
を行っている食品5の切裁を終えた後の次サイクルの切
裁作業における回転速度を低下させるように指令信号g
を出力し、これを繰り返して回転速度を点Gに相当する
速度に近づけてゆく。
【0009】図4に示したカーブに基づいて最良の回転
刃移動速度ないし最良の回転刃移動速度範囲を選定する
ことと、図1に示したカーブに基づいて最良の回転刃回
転速度を選定することとは相互に関連が有る。本実施例
においては上記双方の選定を次の手順に従って行なうこ
とにより、実用上の支障や矛盾を生じることなく発明の
目的を達成している。図1に示した切裁エネルギと回転
刃回転速度との関係は、他の諸条件の影響を受けること
が少なく、実用上は一義的に定まるものと見なすことが
できる。このようにして点Gを求め、この点Gに相当す
る回転刃回転速度が算出されたならば、この算出された
回転刃回転速度における切裁力立上り速度θ(図3参
照)を求める。そして、回転刃回転速度を変えずに回転
刃移動速度の変化に伴う切裁力立上り角度の変化(図
4)を算出し、点Aを求め(要すれば点Bおよび範囲E
を求めて)、最良の切裁条件となるような制御が可能と
なる。
【0010】以上説明したような、図4のデータに基づ
く回転刃の移動速度指令値fと図1のデータに基づく回
転刃の回転速度指令値eとの整合は、図2に示した次切
裁指令値決定演算装置11で演算される。そして、回転
駆動変速モータ2に対して回転速度指令信号gを与えて
次サイクルの切裁作業における回転刃1の回転速度を段
階的に点G(図1)に近づけてゆく。回転刃1による食
品5の切裁は、一般に多数回くり返して行われるので、
最初の一回目の切裁が最適条件で行われなくても2,3
回後に、若しくは4,5回後に最適条件になれば実用効
果を損なうものではない。上記のようにして回転刃1の
回転速度が最良値に導かれると、その最良の回転速度に
おける回転刃移動速度を切裁力立上り角度との関係(図
4)に基づいて、移動駆動変速モータ3に対して移動速
度指令信号hが与えられ、切裁品質を低下させることな
く作業能率を向上させるような速度で回転刃1が移動せ
しめられて食品5の切裁作業が制御される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、回転刃によって食
品を切裁する設備を本発明方法によって制御すると、切
裁品質を低下させない範囲内において切裁作業を最高の
エネルギ効率で遂行することができる。また、本発明の
制御装置によれば、高度の熟練や多大の労力を要せずに
前記の発明方法を自動的に実施して、その効果を充分に
発揮せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転刃による食品の切裁における、回転刃回転
速度と切裁エネルギとの関係を示し、本発明の基本的原
理を表わす図表である。
【図2】本発明に係る制御装置の1実施例を備えた回転
刃式の食品切裁設備を示す模式図である。
【図3】回転刃によって食品を切裁する場合の、回転刃
の移動距離と切裁力との関係を示す図表である。
【図4】回転刃による食品の切裁における、回転刃移動
速度と切裁力立上り角度との関係を示す図表である。
【符号の説明】
1…回転刃、2…回転駆動用の変速モータ、3…移動駆
動用の変速モータ、4…テーブル、5…食品、6…セン
サ、7…制御装置、8…切裁評価パラメータ演算装置、
9…丸刃回転速度決定制御装置、10…丸刃移動速度決
定制御装置、11…次切裁指令値決定演算装置、b…切
裁力信号、c…切裁エネルギ変化率信号、d…切裁力立
上り角度信号、e…回転速度指令値を表わす信号、f…
移動速度指令値を表わす信号、g…回転速度指令信号、
h…移動速度指令信号、θ…切裁力立上り角度。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 29/00 7314−3H (72)発明者 伴 信雄 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン自 動機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転速度を調節し得る回転刃を、被切裁
    物である食品と交差するよう相対的に移動させて該食品
    を切裁する設備を制御する方法において、 a.上記回転刃が食品から受ける切裁反力を検出すると
    ともに、 b.上記切裁力が発生してから消滅するまでの移動距離
    L′区間について上記切裁反力を積分して切裁エネルギ
    を算出し、 c.前記回転刃の回転速度の変化に伴う切裁エネルギの
    変化状態を求め、 d.上記切裁エネルギが極小となる点に相当する回転速
    度となるように前記回転刃の回転速度を調節することを
    特徴とする、食品切裁作業消費エネルギを節減する制御
    方法。
  2. 【請求項2】 前記の回転刃は、薄い円板状部材の周囲
    に刃を設けた丸刃であることを特徴とする、請求項1に
    記載した食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方
    法。
  3. 【請求項3】 回転刃回転速度の微小変化に伴う切裁エ
    ネルギの微小変化を求め、回転速度の増加に対して切裁
    エネルギが減少した場合、回転刃の回転速度をさらに増
    加させることを特徴とする、請求項1に記載した食品切
    裁作業消費エネルギを節減する制御方法。
  4. 【請求項4】 回転刃回転速度の微小変化に伴う切裁エ
    ネルギの微小変化を求め、回転速度の減少に対して切裁
    エネルギが減少した場合、回転刃の回転速度をさらに減
    少させることを特徴とする、請求項1に記載した食品切
    裁作業消費エネルギを節減する制御方法。
  5. 【請求項5】 回転刃回転速度の微小変化に伴う切裁エ
    ネルギの微小変化を求め、回転速度の減少に対して切裁
    エネルギが減少した場合、回転刃の回転速度を僅かに減
    少させることを特徴とする、請求項1に記載した食品切
    裁作業消費エネルギを節減する制御方法。
  6. 【請求項6】 回転刃回転速度の微小変化に伴う切裁エ
    ネルギの微小変化を求め、回転速度の増加に対して切裁
    エネルギが増加した場合、回転刃の回転速度を僅かに減
    少させることを特徴とする、請求項1に記載した食品切
    裁作業消費エネルギを節減する制御方法。
  7. 【請求項7】 前記の回転刃の回転速度を増加させ若し
    くは増加させる調節は、切裁エネルギの微小変化を求め
    た食品の切裁を終えた後、次のサイクルで切裁する食品
    の切裁条件を調節するものであることを特徴とする、請
    求項3ないし請求項6の内の何れか一つに記載した食品
    切裁作業消費エネルギを節減する制御方法。
  8. 【請求項8】 回転速度を調節し得る回転刃を、被切裁
    物である食品と交差するよう相対的に移動させて該食品
    を切裁する設備を制御する装置において、 a.上記回転刃が食品から受ける切裁反力を検出するセ
    ンサと、 b.上記センサの出力信号を入力されて、切裁反力を回
    転刃の移動距離L′について積分して切裁エネルギを算
    出する演算器と、 c.上記切裁エネルギの積分値が極小値となるような回
    転刃の回転速度を算出する演算器と、を具備しているこ
    とを特徴とする、食品切裁作業消費エネルギを節減する
    制御装置。
  9. 【請求項9】 回転速度を調節し得る回転刃を、被切裁
    物である食品と交差するよう相対的に移動させて該食品
    を切裁する設備を制御する装置において、 a.上記回転刃が食品から受ける切裁反力を検出するセ
    ンサと、 b.上記センサの出力信号を入力されて、切裁反力を回
    転刃の移動距離L′について積分して切裁エネルギを算
    出する演算器と、 c.上記回転速度の微小変化に伴う切裁エネルギ積分値
    の増減状態に応じて回転速度指令値を算出する演算器
    と、を具備していることを特徴とする、食品切裁作業消
    費エネルギを節減する制御装置。
  10. 【請求項10】 前記の回転刃は、薄い円板状部材の周
    囲に刃を設けた丸刃であることを特徴とする、請求項8
    又は請求項9に記載した食品切裁作業消費エネルギを節
    減する制御装置。
JP22255191A 1991-09-03 1991-09-03 食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置 Pending JPH0557561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22255191A JPH0557561A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22255191A JPH0557561A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557561A true JPH0557561A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16784223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22255191A Pending JPH0557561A (ja) 1991-09-03 1991-09-03 食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0557561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6022885A (en) * 1995-09-15 2000-02-08 Smithkline Beecham P.L.C. Pyrrolidine and thiazole derivatives with antibacterial and . metallo-.beta-lactamase inhibitory properties
JP2008183676A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Kanto Auto Works Ltd インストルメントパネル表皮への破断用ラインの形成方法及びその装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6022885A (en) * 1995-09-15 2000-02-08 Smithkline Beecham P.L.C. Pyrrolidine and thiazole derivatives with antibacterial and . metallo-.beta-lactamase inhibitory properties
JP2008183676A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Kanto Auto Works Ltd インストルメントパネル表皮への破断用ラインの形成方法及びその装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5418711A (en) Open loop control apparatus and associated method for cutting sheet material
EP1475202B1 (en) Slitter apparatus with compensating device for slitter blades
US5470599A (en) Method of controlling masa sheet thickness produced by tortilla sheeter
CA2147570C (en) Pilot device for a suspended knife of a cutting machine for cutting sheet material
US4432260A (en) Method and apparatus for controlling the feeding of a bandsaw blade of horizontal bandsaw machines
EP0724931A1 (en) Off-line honing of slicer blades
CN107791150A (zh) 流体射流切割系统以及控制流体射流切割头的运动的方法
Liu et al. Robotic grinding force regulation: design, implementation and benefits
EP0741347A1 (en) Method and apparatus for producing signs with prismatic letters and graphic images
JPH0557561A (ja) 食品切裁作業消費エネルギを節減する制御方法および同制御装置
US6430787B1 (en) Apparatus and method for carving and separating carpet
US6058806A (en) Automatic chain saw sharpener
KR20010034734A (ko) 가공품에 형성된 구멍의 가장자리를 둥글게 모가공하는연삭장치
EP0329087A1 (en) Method and device for dressing an inner peripheral blade in a slicing machine
JPH0557560A (ja) 食品切裁作業の能率を向上せしめる制御方法および同装置
JPH0839488A (ja) シート材切断機の刃物用パイロット装置
US11092527B1 (en) Hand tool edge tester
JPH07108411A (ja) シャーリングマシン
US20020179183A1 (en) One pass combination of traditional and multi-axis material carving machine
CN106826949B (zh) 一种颜色传感器定位横切机
Chen et al. Active vibration control with state feedback in woodcutting
WO2018163390A1 (ja) 研削方法及び研削装置
KR200434657Y1 (ko) 고무시편 절단장치
JP2023518913A (ja) 帯鋸による切断方法
JPS58177255A (ja) ガラス研磨装置