JPH0557341A - 複合管の製造方法 - Google Patents

複合管の製造方法

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JPH0557341A
JPH0557341A JP24518791A JP24518791A JPH0557341A JP H0557341 A JPH0557341 A JP H0557341A JP 24518791 A JP24518791 A JP 24518791A JP 24518791 A JP24518791 A JP 24518791A JP H0557341 A JPH0557341 A JP H0557341A
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JP
Japan
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reinforcement
pipe
tube
composite
welding method
Prior art date
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Pending
Application number
JP24518791A
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English (en)
Inventor
Den Ouden Jakob
デン オウデン ヤコブ
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Verolme Machinefabriek Ijsselmonde BV
Original Assignee
Verolme Machinefabriek Ijsselmonde BV
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Publication date
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】拡散隔壁を具備した補強をパイプの外側に対し
て溶接法もしくは溶融法により固定することにより、大
きな内部圧力を許容出来、しかも薄肉のパイプを提供す
ることを目的とする。 【構成】規定の内部及び/または外部温度ならびに規定
の内部及び/または外部圧力を有する内部及び/または
外部環境に対する抵抗性をもつ材料からなる複合管であ
って、該管は該複合管の使用中において生ずる圧縮なら
びに引張力に対して、極めて高温において抵抗性を有す
る材料でできた補強を具備してなり、該補強は拡散隔壁
を有している複合管の生産方法であって、この生産方法
においては、拡散隔壁を具備する該補強は溶接法もしく
は溶融法を用いて該管の外側に適用してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、規定の内部及び/また
は外部温度ならびに規定の内部及び/または外部圧力を
有する内部及び/または外部環境に対する抵抗性をもつ
材料からなる複合管であって、該管は該複合管の使用中
において生ずる圧縮ならびに引張力に対して、極めて高
温において抵抗性を有する材料でできた補強を有し、該
複合管は拡散隔壁を有する、かかる複合管の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】公知の複合管にはオランダ特許明細書N
o.177,623に開示するものがある。この複合管
は、内管と内管を同軸状に取り囲んで積層した外管と、
そしてこれら両管の間に積層した補強とからなり、該補
強は、例えば、モリブデン、タングステン、タンタルと
いった材料でできた螺旋状ワイヤーからなっている。内
管ならびに外管は相互に溶融され、溶融作業中に両方の
管の間に該補強が融接される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知のこの管は比較的
複雑であり、特に、全装置を1つの炉の中に配置せねば
ならず、この炉の中ではこれら2つの同軸状の管を互い
に溶融し、しかも空隙など残らぬように補強を中に適応
させるには、極めて高温と圧力とを生じさせねばならな
い。これら2つの同軸状の管を用いることは、また比較
的壁厚が厚いものとなり、その結果、わけても出来上が
った複合管を介しての熱の流れが悪くなり、温度差は増
さなくとも最大温度の観点から常に熱の流れがよいとは
言えない。
【0004】拡散隔壁を具備した補強ワイヤーがオラン
ダ特許出願番号No.8,403,188に開示されて
おり、このものは調査のため公開されている。この拡散
隔壁は補強用材料が外方に拡散するのを防止し、その上
パイプ材料ならびにその他の材料が補強材料の中へ拡散
するのを防止する。この拡散隔壁が原因で、この補強な
らびにこのパイプの材料の特徴が維持されているのであ
り、しかもこの複合管の使用寿命ならびに最大許容壁温
度がかなり改善される。この拡散隔壁は、好ましくはセ
ラミック材料で作るのがよい。
【0005】
【課題を解決するための手段】2本の同軸パイプを想定
すると、前述したような欠点が、本発明にもとずく方法
で回避されるのであって、本発明に係わる方法は、拡散
隔壁を具備した補強がパイプの外側に対して溶接法もし
くは融接法により適用されている。即ち、規定の内部及
び/または外部温度ならびに規定の内部及び/または外
部圧力を有する内部及び/または外部環境に対する抵抗
性をもつ材料からなる複合管であって、該管は該複合管
の使用中において生ずる圧縮ならびに引張力に対して、
極めて高温において抵抗性を有する材料でできた補強を
具備してなり、該補強は拡散隔壁を有している複合管の
製造方法であって、拡散隔壁を具備する該補強は溶接法
もしくは溶融法を用いて該管の外側に適用してなる構成
である。この補強はこの場合、外表面上に加えられるの
であって、この補強はまた外表面の直下層に部分的にあ
るいは全体的に入り込ませることも可能である。
【0006】拡散隔壁を具備した補強は、好ましくは溶
接法または融接法によりパイプの外壁上もしくは外壁内
に固定される。これはまたプラズマジェット溶射法によ
り実施可能である。
【0007】
【作用】もし補強がパイプの外表面直下層に対して部分
的にあるいは全体的に溶接あるいは融接されるならば、
これは外表面に設けてある溝の中に設けられる。前記溝
は、この補強が適用された後に、パイプを構成する材料
もしくはその他の適当な材料を用いて被覆される。本発
明に係わる方法は1つの複合管を製造する方法であり、
この方法により、パイプ壁面に負荷が生ずることに関連
したパイプ壁面温度が大いに高くなることも可能であ
る。パイプの壁厚は、また技術的に許せる厚さまで、し
かも腐食も考慮してある値にまで低減可能である。
【0008】本発明に係わる製造の場合に用いられる補
強は、アーク内における材料の溶融の場合と同様に、液
体金属と接触する抵抗体である。
【0009】この補強は丸形もしくは短形の断面をもち
パイプの周囲に螺旋状に配設される。網目状ワイヤーは
やはり適用可能であり、あるいは打抜き穴あけ加工を施
したパイプを用いることも可能であり、この穴あきパイ
プはパイプ上に押しつけて積層構造をなし、溶接または
融接により外側のパイプに連結される。
【0010】
【実施例】本発明についてはここで図面を参照して更に
詳細を説明するが、これらの図面はこれら複合管の製造
工程中の部分断面図を示してある。
【0011】図1において、パイプそれ自体は1で指示
されており、前記パイプはそれ自体が、パイプの内側及
び外側双方において、ある種の環境ならびにある程度の
温度に対して抵抗体となっている。これらの温度は、例
えば、亀裂法に対して1200〜1400℃の温度範囲
内におくことができる。該パイプは例えば、ニッケルな
らびにニッケル合金あるいはステンレス鋼で作ることが
できる。該パイプの材料を用いる場合、溶融点ならびに
上述の環境に対する抵抗力とが決定要素である。
【0012】本発明によれば、補強用ワイヤーは前記パ
イプの周囲に配設され、このパイプは、モリブデン、タ
ングステンもしくはタンタル、あるいはこれらに対応す
る材料からなる芯材2とセラミック層3とから成る。こ
の補強は、溶融層、もしくは融接、あるいはプラズマジ
ェット溶射法を用いてパイプ1の外表面に固定される。
この溶接4は補強の全長に及んで施されるが、これはま
た局部的にそして規則的に分布するように適用すること
もできる。補強はパイプ1の材料上であらゆる個所に設
けられねばならないことは明らかである。この補強が意
味するところは、パイプ1は、補強がない場合に比較し
てはるかに大きい内部圧力を許容できるということであ
る。
【0013】図2は本発明により得られた複合管を示し
ており、このパイプにおいては、補強はパイプ1の外表
面下の層に少なくとも部分的に配設されてなる。これら
に対して、溝がパイプ1内に前もって設けられるが、補
強はまたパイプ1の中に融接されるのであって、それ
は、アークによって外壁1が局部的に溶かされ、補強が
この融体中に引き込まれる状態とすることによって生じ
るのである。補強を適用した後、溶接部4は再度適用可
能であり、この溶接部は補強全長にわたり施され、ある
いはこの溶接部は局部的に適用される。プラズマジェッ
ト溶射法はそれ自身が公知であってこの場合用いて有利
である。
【0014】図3は1実施態様を示すがこの場合、パイ
プそれ自体は、互いに他を連結された2つの分離した材
料から成り、この構成において、内層5は環境に抵抗を
有しパイプの内部における温度に対しても抵抗をもつ層
となっており、外層6はパイプの外側の環境及び温度に
対して抵抗体となっている。この場合のパイプはまた前
文中にみるような分離した2つの同軸部品からなるが、
本発明の場合の外部補強の適用により、現行技術におい
て実施されている個々のパイプよりもはるかに薄肉のパ
イプとすることができる。該補強は、やはり、モリブデ
ン、タングステンあるいはタンタルなど、そしてセラミ
ックケーシング3で作られる。
【0015】本発明は説明した複合管の実施態様に限定
するものではないことは断るまでもないが、改造や追加
などは、補強が本発明の範囲を超えて行われるのでない
限り可能であることも言をまたない。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる複合管は、拡散隔壁を具
備した補強がパイプの外側に対して溶接法もしくは溶融
法により固定され、大きな内部圧力を許容出来、又パイ
プは該補強の適用により、従来例よりもはるかに薄肉の
ものとすることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合管の横断面を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パイプ 2 芯材 3 セラミックス層 4 溶接部 5 内層 6 外層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の内部及び/または外部温度ならび
    に規定の内部及び/または外部圧力を有する内部及び/
    または外部環境に対する抵抗性をもつ材料からなる複合
    管であって、該管は該複合管の使用中において生ずる圧
    縮ならびに引張力に対して、極めて高温において抵抗性
    を有する材料でできた補強を具備してなり、該補強は拡
    散隔壁を有している複合管の製造方法であって、拡散隔
    壁を具備する該補強は溶接法もしくは溶融法を用いて該
    管の外側に適用してなることを特徴とする複合管の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 拡散隔壁を具備する該補強は該管の外表
    面に溶接もしくは溶融接合してなることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 拡散隔壁を具備する該補強は該管の表面
    下に全面的にもしくは部分的に溶接もしくは溶融接合し
    てなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 拡散隔壁を具備する該補強は、プラズマ
    ジェット溶射法を用いて、該管に固定するかもしくは外
    側壁内に設けてなることを特徴とする請求項1〜3項の
    何れかの項に記載の方法。
JP24518791A 1991-08-30 1991-08-30 複合管の製造方法 Pending JPH0557341A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121515A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Evuc Kk 合成樹脂製ホース
WO2010101482A1 (en) * 2009-03-03 2010-09-10 Canterprise Limited Improved tubes for high temperature industrial application and methods for producing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176139A (ja) * 1975-05-20 1976-07-01 Nippon Steel Corp Rasenjohokyozaitsuki kinzokukannoseizohoho
JPS59121276A (ja) * 1982-12-27 1984-07-13 古河電気工業株式会社 大口径パイプの製造方法

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