JPH055704A - パルスフレーム分析法及び装置 - Google Patents

パルスフレーム分析法及び装置

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JPH055704A JP29857391A JP29857391A JPH055704A JP H055704 A JPH055704 A JP H055704A JP 29857391 A JP29857391 A JP 29857391A JP 29857391 A JP29857391 A JP 29857391A JP H055704 A JPH055704 A JP H055704A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】現在使用されている方法よりも多数の顕著な利
点を有する改善されたフレーム化学的分析法を提供す
る。 【構成】サンプルを可燃性気体混合物中に導入し、可燃
性気体混合物を点火してパルスフレームを生成し、得ら
れるパルスフレームの特徴を検出してサンプル中の1種
以上の化学物質の本体及び/又は濃度を決定することに
より、サンプルを分析するパルスフレーム法及び装置で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム分析法及び装
置に関し、特にサンプルを含む可燃性気体混合物を点火
してフレームを生じさせ、得られたフレームの特徴を検
出することにより、その中の1種以上の化学物質の本体
及び/又は濃度を検出するための方法及び検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガスクロマトグラフ(GC)及び大気不
純物のためのフレームに基づく検出器は、化学分析に広
く利用され、現在使用されている主な選択的分子検出器
を構成する。最も有名なのは、(a)最も普通に用いら
れるGC検出器であり、有機分子について選択的なフレ
ームイオン化検出器(FID)、(b)硫黄及び燐を含
む分子の選択的検出に用いられるフレーム光度計検出器
(FPD)、及び(c)痕跡の金属の分析に用いられる
原子吸収検出器(AAD)である。
【0003】このタイプの従来の検出器は、通常水素及
び酸素(単独又は大気中)である気体の連続燃焼により
生成される連続フレームを利用する。検出された分子
は、もしフレーム中に導入されたならば、電荷キャリヤ
ー(正のイオン、負のイオン、又は電子)の形成によ
り、又は電磁気放射の発射例えば紫外線(UV)、可視
光線又は赤外線(IR)によりその存在を示す。一方、
燃焼は、分光技術例えばUV、可視光線又はIRスペク
トル範囲の蛍光励起又は原子及び分子吸収分光法で容易
に検出できる新しいものをつくりだす。これら及び他の
フレームの効果は、フレームの特徴とされる。
【0004】
【発明の概要】本発明の目的は、以下にさらに詳しく記
載されるように、現在使用されている方法よりも多数の
顕著な利点を有する改良されたフレームの化学分析法を
提供するものである。
【0005】本発明によれば、サンプルを可燃性気体混
合物中に導入し、可燃性気体混合物を点火させてフレー
ムを生成させ、そして得られるフレームの特徴を検出し
てサンプル中の1種以上の化学物質の本体及び/又は濃
度を確認することによりサンプルを分析するフレーム方
法において、該フレームはパルスフレームであることを
特徴とする方法が提供される。
【0006】以下に記載されるように、サンプルは、気
体又は大気中の不純物、GCの生成物、液体クロマトグ
ラフ(LC)から出てくる有機液体のエロゾル、金属イ
オンとの水エロゾルなどであるか、又はそれらを含む。
【0007】以下にさらに詳しく記載されているが、前
記のパルスフレーム法は、従来の連続フレーム法よりも
多くの利点を有し、以下のものを含む。
【0008】(1)遥かに高いピーク電流又は発光(又
は物質の生成)、及び長期間のDCノイズ及びドリフト
(増幅器ノイズ)の減少のための増大した感度。多くの
応用において、積算された信号は、連続フレームの場合
と同じであるが、ノイズは、その積算の時間の減少によ
りかなり低下し、それ故SN比は、かなり改善される。
【0009】(2)望ましくないバックグラウンドフレ
ームノイズから所望の信号をちょうどうまいときに分離
する可能性のために、増大した選択性。
【0010】(3)パルス信号の時間依存性のための分
子及び官能基の情報の追加。
【0011】(4)連続フレームにおけるように、フレ
ームを保持又は維持する必要がないので、燃料消費の実
質的な減少。
【0012】(5)繰返す又は連続点火による、フレー
ムアウト問題の実質的な排除。
【0013】前記の利点は、フレーム化学分析の多くの
応用に重要であるが、減少した燃料の消費は、特にポー
タブル気体検出器で重要である。それ故、燃料の節約
は、水素の流れを任意に減少させるか、又は低い繰り返
し率でパルス水素バルブを操作することにより達成でき
る。或る応用では、水素は、液化気体例えばプロパンに
より置換され、時間の分離は、燃料気体効果からの所望
のフレームの特徴により達成できる。一つの例は、本発
明者により達成されたプロパン/大気パルスフレーム中
の燐化合物のパルスフレーム測光検出である。
【0014】パルスフレームを生成する種々の技法が、
以下に記載される。一つの記載された技法によれば、サ
ンプル及び可燃性気体混合物は、フレーム室中に連続的
に導入され、その室は、連続的に電圧を加える点火器を
有し、さらに可燃性気体混合物の導入速度に比べてフレ
ームを自己停止させ、次に再点火させてそれにより該パ
ルスフレームを生成させる速度で室中にフレームを広げ
る容積を有し、即ち、フレームの速度は、可燃性気体の
速度より速くて、フレームは、フレームの自己停止をも
たらす全ての可燃性気体を広げそして消費する。フレー
ムの自己停止の主要な要素は、気体源の近くのフレーム
の動きである。有効な自己停止は、パルスフレーム室の
混合した容積中への燃料及び酸化剤気体の別々の導入に
より達成できる。一方、可燃性気体混合物は、その小さ
い直径により、又はその近くのワイヤー又はメッシュの
運動により、それを通るフレームの広がりを妨げる小さ
いノズルを通って供給される。金属のフリット又は焼結
ガラスも又フレーム阻止体として働く。フレームは、狭
い(即ち内径1mm以下)加熱していない孔又は管を通
って広がることはできないことに注意すべきである。
【0015】第二の記載された技法によれば、可燃性気
体混合物は、パルスにより操作されたバルブ手段のコン
トロールの下に供給されて、それによりパルスフレーム
を生成する。第三の記載された技法では、可燃性気体混
合物は、パルスにより電圧を加えた点火器手段により点
火して、それにより自己停止フレーム室中にパルスフレ
ームを生成する。
【0016】化学物質の本体及び/又は濃度を確認する
ために検出される得られるフレームの種々の特徴も又以
下に記述される。記載された技法によれば、検出される
特徴は、以下のものである。パルスフレームにより形成
される電荷キャリヤー。電磁気放射、特にパルスフレー
ムから発する一時の光(UV、可視光線又はIR)。パ
ルスフレームにより表面から発する熱電子イオン。パル
スフレームにより誘発されるランプ誘発蛍光。パルスフ
レームから生ずるものによる光の吸収。イオン移動度分
光計におけるイオン形成及びその調製に対する効果。パ
ルスフレームにより誘発されるプラズマ発射に対する捕
捉効果。
【0017】さらに記載された特徴によれば、フレーム
は、パルスフレームモード又は連続フレームモード(例
えば連続フレームがさらに安定であると考えられる適
用)の何れかに従って操作されるように選択的にコント
ロールできる。
【0018】パルスフレームの技術の多くの適用におい
て、パルスは、周期的であり、各フレーム持続時間は、
フレーム間の間隔より少なくとも一次そして好ましくは
数次のオーダーの大きさで小さい。しかし、パルスは、
非周期的でもある。好ましくは、フレームパルスの持続
時間は、40ミクロ秒から40ミリ秒であり、それらの
周波数は、200Hz以下である。フレームの特徴信号
処理の捕捉は、補助UVフォトダイオードにより、有機
不純物により開始するイオンコレクター信号により、又
は単に純粋のフレームの効果による特徴信号からの自己
トリガーにより得ることができる。パルス点火の場合、
トリガーコントロールは、信号プロセッサーのトリガリ
ングにも働く。多くの適用において、サンプル分子の捕
捉及び脱着は、フレームパルスの間で行われる。
【0019】本発明の他の態様によれば、可燃性気体混
合物中にサンプルを導入する供給手段、フレームを生成
するための可燃性気体混合物を点火する点火器手段、及
び得られたフレームの特徴を検出してサンプル中の1種
以上の化学物質の本体及び/又は濃度を確認する検出器
手段よりなるその中の1種以上の化学物質の本体及び/
又は濃度を確認するためにサンプルを分析するのに用い
られるフレームに基づく検出器であって、該装置は、該
フレームをパルスフレームとするコントロール手段を含
むことを特徴とする検出器が提供される。
【0020】本発明の他の特徴及び利点は、以下の記述
から明らかであろう。
【0021】本発明は、ここで、説明のためのみで、図
面に関して記述される。
【0022】図1は、本発明に従って構築されたパルス
フレームイオン化検出器(PFID)の概略図である。
【0023】図2は、本発明に従って構築されたパルス
フレーム光度検出器(PFPD)の概略図である。
【0024】図2aは、時間に関し、モノクロメーター
を通るパルスフレーム光度発光を示すグラフである。
【0025】図3は、本発明に従って構築されたパルス
フレーム熱電子イオン化検出器(PTID)の概略図で
ある。
【0026】図4は、本発明に従って構築されたパルス
フレーム誘発蛍光(PFIF)検出器の概略図である。
【0027】図5は、本発明に従って構築されたパルス
フレーム原子吸収検出器(PFAAD)の概略図であ
る。
【0028】図6は、本発明に従って構築されたパルス
フレームイオン移動度分光計(PFIMS)の概略図で
ある。
【0029】図7は、本発明に従って構築されたパルス
フレーム・プラズマ発光検出器(PFPED)の概略図
である。
【0030】図1に示されしかもそこで一般に10と名
付けられたパルスフレームイオン化検出器(PFID)
は、バルブ11aのコントロール下燃料供給11から燃
料(例えば水素)を供給され、そしてバルブ12aのコ
ントロール下供給12から酸素又は空気を供給されるフ
レーム室10aを含む。検出されるべき化学物質を含む
サンプルは、好ましくは燃料供給11で燃料と混合され
るが、しかし、それは供給12の酸素(又は空気)と混
合されるか、又はそれはフレーム室10a中に別に供給
される。
【0031】フレーム点火器13は、フレーム室10a
の他端に設けられる。点火器13は、電源13aから電
圧を加えられる連続的に加熱されたワイヤーであること
ができる。検出されるべき化学物質を含む点火された気
体混合物は、点火器13から室の反対の端に広がりそし
てパルスフレームを生成するように自己停止するフレー
ムを形成する。
【0032】好ましくは、フレームの自己停止は、源1
1及び12から可燃性気体混合物を連続的に供給し、点
火器13に連続的に電圧を加えることにより生成する
が、可燃性気体混合物の供給及び流れの速度よりその中
のフレームの広がりを早くするようにフレーム室10a
の容積をデザインする。しかし、パルスフレームは、又
バルブコントロールユニット14を経てバルブ11a、
12aのひとつ(通常サンプルを含まない気体)をパル
スして、パルスの形の可燃性気体混合物をフレーム室1
0a中に供給できる。別の方法は、点火器13の電源1
3aをコントロールして、連続的よりむしろパルスによ
り点火器に電圧を加えることである。
【0033】フレーム室10a内の化学物質の燃焼から
形成する電荷キャリヤー(例えばイオン又は電子)は、
電気的にバイアスした点火器13により反発され、そし
て室の壁により集められ、電流は、ケーブル15を経て
電流増幅器に供給されてプロセッサー16により増幅及
び処理されるパルスイオン電流を生成する。17で概略
的に示される遮蔽及び電気的フィードスルーホルダー
は、電源13aから点火器13へそしてプロセッサー1
6からコレクター15への電気的接続の全てを保持す
る。
【0034】一つの例として、フレーム室10aは、3
mmの内径及び5mmの長さを有しており、源11から
の燃料は、1−3cc/分の流速で連続的に供給される
水素であり、源12は、2cc/分の速度で連続的に供
給される空気又は純粋な酸素であり、点火器13は、連
続加熱ニッケル・クロムワイヤーであり、フレームパル
スの速度は3Hzであり、パルスの持続時間は、空気で
は0.5m秒であり、純粋の酸素では0.3m秒であ
る。
【0035】源11及び12からの可燃性気体の流速
は、パルスフレームを生成するために、速度が連続フレ
ームを維持する従来のフレーム検出器におけるよりもか
なり低いことは、理解されるだろう。それ故、図1で示
されたパルスフレームでは、検出されるべき化学物質を
含む可燃性気体の混合物が天然の点火可能な濃度に達す
るや否や、混合物は、連続加熱点火器13により点火さ
れてフレームを生じ、それは、フレーム室中への可燃性
気体の供給速度に比べて、十分に速い速度でフレーム室
の反対の端に向って広がり、可燃性気体を完全に燃やす
ほど十分であって、それによりフレームを自己停止す
る。可燃性気体の濃度は、次に再びそれが再び点火器1
3により点火される点に増大する。従って、フレームパ
ルスの繰り返し速度は、直接全気体流速に依存し、閉じ
た容積に逆比例する。
【0036】点火器13に連続加熱ワイヤーを用いるこ
とは、非常に簡単な点火をもたらし、又最高の繰り返し
速度及び全燃焼を行わせる。しかし、或る適用では、点
火器は、例えば点火器13に周期的に放電するコンデン
サーを電源13aに含むことにより、又は点火器13に
パルスレーザー、パルスランプ又はパルススパークプラ
グを用いることにより、間欠的に電圧を加えることがで
きる。代表的な点火ワイヤーは、Ni/Cr合金、白金
又はPt/Rh合金から作られる。小さい補助的な連続
ブタンフレームもフレーム点火器として働くことができ
る。
【0037】図1に示したパルスフレームイオン化検出
器の使用は、二、三の有機分子の混合物に関して研究さ
れ、得られたクロマトグラムを、従来の連続フレームイ
オン化検出器により得たのと比べた。観察された関連の
あるラインの高さは、実際的に同じであり、化学・イオ
ン化方法は、連続フレーム操作の下と、パルスフレーム
操作の下とでは基本的に同様であることを示す。しか
し、へテロ原子例えば沃素、臭素又は塩素の添加は、遅
れたイオン化信号を生じ、従って新しい情報を加えるこ
とも分かった。
【0038】300というファクターまでのピーク電流
の増加が測定された。このパルス電流の増加、そして長
期のドリフトの排除及びDCの相殺は、実際に、検出に
おけるエレクトロニック増幅器のノイズの効果を排除す
る。しかし、ウルトラクリーンな気体が使用されない限
り、少ない有機不純物が漂遊イオンの同様に増幅された
パルスを生じさせる。分かったことは、パルスフレーム
イオン化検出器が、従来の連続フレーム検出器と同じ感
度を有することである。
【0039】しかし、ウルトラピュアーな気体が使用さ
れるとき、又は水素の消費を最小にしなければならない
とき、パルスフレーム検出器は、前記のような重要な利
点を有する。これらの利点は、水電解(又は他の源)か
らの水素により動力を供給される非常に簡単な移動性検
出器に適用される。簡単な信号処理は、電流対電圧変
換、高いパス電子フィルタリング、AC・DC電圧変換
及び低いパス(時間一定)電子最終フィルタリングを含
む。
【0040】図2は、一般に20と名付けられたパルス
フレーム光度検出器(PFPD)に具体化された本発明
を示し、それぞれバルブ21a、22aのコントロール
の下源21及び22から可燃性気体の混合物により供給
されるフレーム室20aを含む。図1に関して上述され
たように、検出されるべき化学物質は、源21又は源2
2に含まれるか、又は別々にフレーム室中に直接注入さ
れる。図1に関して上述されたように、フレーム室20
aは、さらに電源23aにより電圧を加えられる点火器
23を含む。コントロールユニット24は、又パルスフ
レームを生成する速度でフレーム室中に可燃性気体混合
物の供給をコントロールできる。
【0041】図2に示されたパルスフレーム光度検出器
の場合に、検出された特徴は、電荷キャリヤー(正又は
負のイオン又は電子)ではなく、むしろ電磁気放射特に
パルスフレームから発光する一時的な光(UV、可視光
線又はIR)である。
【0042】それ故、図2において、パルスフレームか
ら発光する光は、光学的検出システム25により検出さ
れる。この光学的システムは、サファイア・ウインドウ
25bを経てフレーム室20aの内部と光学的に連絡し
ている光電子増倍管25a、光ガイド又はレンズ構成部
分(例えば石英又はガラス)25c、及びフィルター2
5dを含む。光電子増倍管25aは、プロセッサー26
により処理されたパルス信号を出力し、時間に対してプ
ロットされる。光電子増倍管25aにより受け取られた
光は、光遮蔽27により外界(外側)の光に対して遮蔽
され、そしてフレーム室に形成された遮蔽壁20bによ
り点火器23からの光に対して遮蔽される。
【0043】図2aは、図2に従って構築された水素に
富むパルスフレーム光度検出器における特徴的な一時の
発光の動きを示す。
【0044】線Aは、モノクロメーターを通して見た発
光を示す。プロットした発光は、312nm(OH発
光)におけるH/空気のパルスフレームから生じた。
実際的に同じ時間の依存性は、432nm(CH発光)
におけるフレーム中に加えられたシクロヘキサンから得
た。加熱点火器で集められたイオンパルスは、トリガー
リングに働いた。示されるように、発光はパルスされ、
パルスは短い(約1m秒)。
【0045】線Bは、H/空気のフレーム中に加えら
れたシクロヘキサン中の0.1%ジメチルメチルホスホ
ネート(DMP)の燃焼から526nmにおける燐HP
O発光を見ることにより得た。主な観察は、パルス発光
がすべての炭化水素バックグラウンド発光から時間で完
全に分離できることである。
【0046】線Cは、400nmにおけるH/空気の
フレーム中に加えられた0.1%の硫黄化合物ジメチル
スルホキシド(DMSO)の発光を示す。Sの発光
は、時間で構造を有し、燐化合物のそれより広くそして
遅れている。
【0047】パルス信号の時間依存性のこの独特な特徴
は、連続フレームからそれを区別し、時間の情報の新し
い次元を加えるパルスフレームの非常に重要な利点であ
る。その要素上の依存性に加えて、パルスフレームによ
り誘発される信号の時間依存性は、可燃性気体混合物、
検出器の構造及び温度並びに全気体圧によりコントロー
ルできる。低い圧力では、図3に示されるように発光の
差が、さらに顕著にならなければならない。
【0048】図2に示されたようなパルスフレーム光度
検出器は、非常に選択的なしかも感度に優れた検出器で
ある。さらに、図2aに示すように、時間の分離は、大
多数のフレーム不純物からの化学的ノイズを避けるため
に、ゲート増幅器又は適切なコンピュター・ソフトウエ
アの助けにより使用できる。従って、遥かに良好な選択
性とともに感度における増大(低いノイズ)が達成され
る。選択性の増大は、低下した化学的ノイズのためによ
り高い感度となり、又広いバンドの色のガラスフィルタ
ーにより高価な狭いバンドの光学的干渉フィルターを置
換できる。従って、パルス光信号は、さらに一次の大き
さで改善される。早い時間の炭化水素発光におけるより
高い相当する増大は、それが遅い時間ゲーティングによ
り電子的にフィルターされるとき、無関係である。それ
故、パルスフレーム操作は、本発明者の研究室で測定さ
れたとき、二次の大きさの感度及び選択性の増大を生ず
る。
【0049】研究室の実験は、炭素に対して硫黄及び燐
の両者について10+7以上の選択性を達成した。この
値は、報告されたなかで最高であると思われる。この時
間の分離及び増大したピークの発光は、多くの他の元素
の選択的検出器としてフレーム測光の範囲を広げること
ができる。例えば、パルスフレーム測光検出器(図2)
は、連続フレームイオン化検出器のそれと比較できる感
度を有する有機分子検出器として、又は窒素選択性検出
器として働くことができる。図2のパルスフレーム測光
検出器は、680−780nmにおけるHNO,遅延
発光を検出することにより窒素選択性モードで操作され
た。炭素に対する選択性は、10+5であり、検出限界
は、少ないピコグラム窒素/秒にあった。事実、時間の
分離は、多くの元素又は分子のタイプの平行な検出を行
わしめ、簡単なパターン認識アルゴリスムが、元素の確
認に使用できる。
【0050】非線状発光例えば硫黄の場合において、パ
ルス操作におけるゲインは、パルスの使用率より遥かに
大きい。一時的発光における二次又は三次の大きさのゲ
インは、より高価なしかもデリケートな光電子増倍管及
びその高電圧電源の代わりにシリコーン光ダイオードの
使用によりより簡単なしかも安価なデザインに移され
る。水素の消費を減少する可能性は、又遥かに小さいし
かも軽い検出器を生じさせる。図2aに示された時間の
分離は、有機分子のそれから、硫黄及び燐のようなへテ
ロ原子の発光の時間における全分離を行わせる。そのた
め、図2の検出器は、有機の移動相が厳しいバックグラ
ウンドの問題を生ずる液体クロマトグラフ又は超流体ク
ロマトグラフの検出に使用できる。事実、それは、分離
されていない混合物例えばオイルなどの中の硫黄の検出
にすら使用できる。全体の結果は、このパルスフレーム
検出器が、連続フレーム測光検出器より感度が高く、選
択的であり、軽くしかも安いということである。
【0051】赤外線(IR)を検出するのに図2で示し
たパルスフレーム測光検出器を用いるのに、光学的シス
テム25は、IRシステムであろう。この検出器は、C
O、CO、ハロゲン含有分子及び他のものの検出に特
に使用でき、二次より大きい大きさで従来の連続フレー
ム赤外線検出器の感度を上げることができる。
【0052】図3は、一般に30と名付けられたパルス
フレーム熱電子検出器を示し、図1に関して上記したよ
うに、バルブ31a、32aのコントロールの下源3
1、32から可燃性気体の混合物とともに検出されるべ
き化学物質を供給されるフレーム室30aを含む。この
検出器は、又電源33aにより電圧を加えられる点火器
33、バルブコントロールユニット34、パルスフレー
ム室に接続してプロセッサー36に供給される出力を生
ずる電荷コレクター35、及び電気的遮蔽及びフィード
スルーホルダー37を含み、全て図1に関して上述され
ている。
【0053】図1のそれから図3に示された検出器の主
な相違は、図3の検出器が、活性イオン化要素として比
較的低い仕事関数を有する電気的に加熱された表面33
bを含むことである。この要素は、イオン化要素ととも
にパルスフレーム点火器33としても働くことができ
る。パルスフレーム点火器33は、又イオン化表面から
離れて、従来のTIDで出会うような低温度活性表面と
することができる。電荷コレクター35により出力され
る負イオン及び電子信号は、時間で分離され、そのため
パルスフレームイオン化検出器としてそしてパルスフレ
ーム熱電子イオン化検出器として操作できる。
【0054】図3に示された検出器では、パルスフレー
ムは、たとえ従来の有機燃料が使用されたときでも、基
例えばCN及びPOを生成できる。燃焼により形成さ
れるイオンは、約1ミリ秒内で集められ、中性の物質
は、セラミック(又はガラス)の表面で後でイオン化さ
れるだろう。この場合、パルスモードは、選択性及び感
度の両者を増大するのに使用される。さらに、水素ガス
の消費は、有機燃料の使用により、減少されるか又は完
全に排除される。
【0055】硫黄含有分子を検出する最良の方法の一つ
は、SOへのそれの燃焼そしてそれらのランプ誘発蛍
光のモニタリングによる。パルスフレーム及びパルスラ
ンプの使用は、かなり検出感度を改善するか、又はそれ
は、さらに高価なしかもデリケートな光電子増倍管の代
わりに検出器としてシリコーン光ダイオードの使用を可
能にできる。検出感度は以下の理由で増大される。
(1)SOの形成及び励起光の両者がパルスされるの
で、ピーク信号はかなり増大する。(2)光電子増倍管
の暗電流は、ゲート増幅器の使用により低下し、一方ラ
ンプ発生漂遊光は、1−5μ秒パルスランプの使用によ
り時間で分離される。SO(及びNO)の蛍光減衰
時間は、かなり長い(約100μ秒以内)。
【0056】さらに、微量金属原子は、原子線発光を生
成するために、原子吸収装置で使用されるように、標準
の連続中空陰極ランプを用いて検出できる。時間でフレ
ーム発光からランプ誘発蛍光の分離は、顕著に検出感度
を増大させ、干渉を低下させ、電子バックグラウンドを
引かせる。
【0057】パルスフレーム誘発蛍光検出器は、図4に
概略的に示される。この検出器は、図2に示された測光
検出器に似ており、パルス又は連続ランプ(レーザー)
励起システムを付加する。
【0058】それ故、そこで一般に40と名付けられた
図4に示された検出器は、図2に関して上記されたよう
な、電源43aにより電圧を加えられた点火器43によ
り点火され、コントロールユニット44によりコントロ
ールされた、それらのそれぞれのバルブ41a、42a
を経て源41、42から検出されるべき化学物質及び可
燃性気体を供給されるフレーム室40aを含む。図4の
検出器は、さらに一般に45と名付けられたパルス又は
連続光生成システムを含み、パルス(例えばレーザー)
又は連続光源45a、フレーム室40aへのウインドウ
45b及び電源45cを含む。
【0059】室40a内でパルスフレームにより影響さ
れるランプ誘発蛍光発光は、図2の光検出システム25
に似た一般に46と名付けられた検出システムにより検
出され、そして光電子増倍管46a、サファイアウイン
ドウ46b、光ガイド46c及びフィルター47を含
む。光電子増倍管からの出力は、プロセッサー47に供
給される。遮蔽48は、光及び電気的遮蔽及びフィード
スルーホルダーの両者として働く。
【0060】パルスフレームの点火後(前記のよう
に)、光源45aは、コントロールユニット45cによ
り電圧を加えられ、ウインドウ45bを通してフレーム
生成物を照らす。蛍光は、光学的検出システム46によ
り検出され、その出力は、図2に関し前記したように、
プロセッサー47により処理される。
【0061】パルスフレーム発光(OH又は有機不純
物−CH)は、トリガーリングに働き、それは、化学
発光を避けるために遅らされる。この時間の遅延は、又
分離された燃焼室の必要性を避けるために、構築を簡単
にできる。
【0062】図5は、フレーム原子吸収検出器50で行
われる前記のパルスフレーム技術を示す。この検出器
は、先に記載されたように、電源53aにより電圧を加
えられる点火器53により点火され、バルブコントロー
ルユニット54のコントロールの下、それぞれバルブ5
1a、52aを経て源51、52から検出されるべき化
学物質(通常燃料又は空気とのエロゾルで)及び可燃性
気体の混合物を供給されるフレーム室50aを含む。こ
の場合、光源55は、フレーム室50aを通して照ら
し、そして反対の端には、検出システム56が設けら
れ、室50a内のパルスフレームの作用により生成され
る源55からの光の減衰を検出のための光電子増倍管5
6a及びウインドウ56bを含む。検出器56aの出力
は、プロセッサー56cに供給される。電気的遮蔽及び
フィードスルーホルダー57は、電源53aから点火器
53への接続を含む。
【0063】一つの例として、燃料源51は、エロゾル
の形でその中に混合された検出されるべき化学物質を有
するアセチレンであり、源52は、空気、酸素又はN
Oである。ランプ55は、原子線発光ランプ例えば中空
陰極ランプでなければならない。この光は、パルスフレ
ーム生成物を通って通過し、その吸収は、検出器56a
により検出され、プロセッサー56cにより処理され
る。
【0064】光の減衰は、フレーム中の原子の数の目安
である。原子の本体は、選択された原子線により確認さ
れる。パルスフレームの使用は、以下のことを助ける。 (a)短時間における原子の濃度及び光学密度の増大。
(b)DC及び長期間のドリフトの排除。(c)フレー
ム蛍光及び励起又はイオン化物から干渉を避けるために
時間の分離の実行。明らかに、この概念は、フレーム生
成物の分子検出及び赤外線吸収のモニタリングに拡大で
きる。
【0065】上記のパルスフレーム技術は、又連続フレ
ーム技術とは存在しないが、パルスフレーム技術を可能
にし魅力的である新しいしかも有力な検出スキームを導
入可能にする。二つの例は、以下の通りである。
【0066】一つの例は、移動分光計(IMS)に関
し、それは、最近適用の数を増大されることが分かっ
た。それは、通常、放射性ニッケルの助け次に電荷の交
換及びパルスイオン抽出によるサンプルイオン化に基づ
く。検出器へのイオンの到達の時間は測定され、そして
イオン塊の増加とともに一般に減少するイオン移動性に
逆比例する。
【0067】図6は、前記のタイプのイオン移動度分光
計を実施するパルスフレーム技術を示す。この検出器
は、又図1に関して上述したような、電源63aにより
電圧を加えられる点火器63及びバルブコントロールユ
ニット64のコントロールの下、それらのそれぞれのバ
ルブ61a、62aを経て源61、62により供給され
る可燃性気体混合物と混合された、検出されるべき化学
物質を供給されたフレーム室60aを含む。イオンは、
プロセッサー66に電気信号を出力する、室の末端のイ
オンコレクター65に集められる。フィードスルーホル
ダー67は、又その点火器63により電源63aの電気
的接続を電気的に遮蔽し、イオンコレクター65により
プロセッサー66の電気的接続を電気的に遮蔽する。
【0068】しかし、図6に示された検出器において、
フレーム室60aの一部には、電源68aにより電圧を
加えられた電極68による電圧勾配にかけられたイオン
ドリフト領域60bが設けらる。一つの例として、源6
1からのブタン(又は他の有機燃料)のパルスフレーム
及び源62からの酸素又は空気は、点火器63による点
火後、小さいフレーム室60a中で高密度の電子を生成
するだろう。これらの電子は、フレーム生成電気陰性基
例えばPO,CN,Cl,PbO、SiOなどに
付着するだろう。これらのイオンは、電極68及び電源
68aにより生ずる電場により生成するイオンドリフト
領域60bに入り、イオンコレクター65に移動し、そ
れらの到達時間は、プロセッサー66により測定されよ
う。
【0069】図6に示されたパルスフレームイオン移動
分光計は、従って完全に選択的なしかも感度の高い官能
基(又は原子)検出器として働く。実際に、全てのパル
スフレームイオン化検出器は、遥かに早い電子からの負
のイオンの時間分離により、又はイオンドリフト領域6
0bへの遅延負イオン収集電圧パルスの採用により粗パ
ルスフレームイオン移動分光計として操作できる。図6
に示されたパルスフレームイオン移動分光計は、従って
パルスフレームが高密度電子源としてそして高電子アフ
ィニティ物発生器として働くパルスフレームによるイオ
ン移動性分光計である。それは、又サンプルが有機燃料
によるパルスフレームの外側に供給されるとき、イオン
移動分光計における高密度パルス電子源として使用でき
て、放射性ニッケル元素を置換し、通常のやり方で、負
又は正の何れかのイオンを生成する。
【0070】パルスフレーム技術の他の新しい適用は、
図7に示されたような、プラズマ誘発原子発光検出器に
おいてである。これらの検出器は、最近普遍的な原子選
択性検出器としてのそれらの使用の可能性のため、それ
らの比較的高いコストにもかかわらず重要性が増してき
ている。
【0071】そこでは一般に70と名付けられている図
7に示された検出器は、図2に示されたそれと似てい
る。それは、図2について上記したように、点火器73
により点火されそしてバルブコントロールユニット74
のコントロールの下バルブ71a、72aを経て源7
1、72から供給される可燃性気体の混合物中の検出さ
れるべき化学物質とともに供給されるフレーム室70a
を含む。さらに、検出器は、サファイアウインドウ75
b、光ガイド75c及びフィルター75dを経てフレー
ム室70aの内部を見てそしてプロセッサー76への出
力をもたらす光電子増倍管75aよりなる光学システム
75を含む。一方、フィルターは、モノクロメーターに
より置換され、光検出要素は、平行多元要素検出のため
のダイオード群である。フィードスルーホルダー77
は、又外界の光から光検出システム75を光学的に遮蔽
する。
【0072】図7に示された検出器は、さらにフレーム
室70aの反対の側にありしかも電源78aにより電圧
を加えられる一組の放電電極78を含む。電源78a
は、室70a内でパルスフレームの点火後予定された時
間後、室70a内にプラズマを生成するために二本の電
極を放電するコンデンサーを含む。
【0073】フレームがパルスされた後、正のイオン及
び電子の大きな流れが、もし有機燃料が又導入されるな
らば、特に形成される。この流れは、電源78aのコン
デンサーの放電の引金を引いて、プラズマの発射を促進
する。それ故、原子の発射は、非常に高いピーク発光に
よりパルスされ(高い原子濃度及び高いプラズマ温度の
ため)、それは検出を容易にする。さらに、フレーム
は、分子の解離及び燃焼を助け、従って分子の効果及び
必要なプラズマ・電力の消費が減少する。時間の分離
は、又原子りん光の場合助ける。
【0074】本発明は、多数の態様について記載された
が、これらは、例の目的でのみ示されたことを理解すべ
きであろう。検出器は、一つより多い特徴例えば発光し
た光及び発生したイオンを、複合パルス・フレームイオ
ン化及び測光検出器で検出できることも理解すべきであ
る。本発明の多くの他の変化、改変及び応用は、明らか
であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ームイオン化検出器(PFID)の概略図である。
【図2】図2は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ーム光度検出器(PFPD)の概略図である。
【図3】図2aは、時間に関し、モノクロメーターを通
るパルスフレーム光度発光を示すグラフである。
【図4】図3は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ーム熱電子イオン化検出器(PTID)の概略図であ
る。
【図5】図4は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ーム誘発蛍光(PFIF)検出器の概略図である。
【図6】図5は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ーム原子吸収検出器(PFAAD)の概略図である。
【図7】図6は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ームイオン移動度分光計(PFIMS)の概略図であ
る。
【図8】図7は、本発明に従って構築されたパルスフレ
ーム・プラズマ発光検出器(PFPED)の概略図であ
る。
【符号の説明】
10 パルスフレームイオン化検出器 10a フレー
ム室 11 源 11a バルブ 12 源 12a バルブ 13 点火器 13a 電源 14 バルブコントロールユニット 15 ケーブル 16 プロセッサー 17 遮蔽及びフ
ィードスルーホルダー 20 パルスフレーム測光検出器 20a フレーム
室 20b 遮蔽壁 21 源 21a バルブ 22 源 22a バルブ 23 点火器 23a 電源 24 コントロー
ルユニット 25 光学的検出システム 25a 光電子増
倍管 25b サファイアウインドウ 25c レンズ構
成部分 25d フィルター 26 プロセッサ
ー 27 光遮蔽 30パルスフレー
ム熱電子イオン化検出器 30a フレーム室 31 源 31a バルブ 32 源 32a バルブ 33 点火器 33a 電源 34 バルブコン
トロールユニット 35 電荷コレクター 36 プロセッサ
ー 37遮蔽及びフィードスルーホルダー40 パルスフレ
ーム誘発蛍光検出器 40a フレーム室 41 源 41a バルブ 42 源 42a バルブ 43 点火器 43a 電源 44 コントロー
ルユニット 45 パルス又は連続光生成システム45a パルス又
は連続光源 45b ウインドウ 45c 電源 46 検出システム 46a 光電子増
倍管 46b サファイアウインドウ 46c 光ガイド 46d フィルター 47 プロセッサ
ー 48 遮蔽 50 フレーム原
子吸収検出器 50a フレーム室 51 源 51a バルブ 52 源 52a バルブ 53 点火器 53a 電源 54 バルブコン
トロールユニット 55 源 56 検出システ
ム 56a 光電子増倍管 56b ウインド
ウ 56c プロセッサー 57 遮蔽 60パルスフレームイオン移動分光計60a フレーム
室 60b イオンドリフト領域 61 源 61a バルブ 62 源 62b バルブ 63 点火器 63a 電源 64 バルブコン
トロールユニット 65 イオンコレクター 66 プロセッサ
ー 67 フィードスルーホルダー 68 電極 68a 電源 70 プラズマ誘
発原子発光検出器 70a フレーム室 71 源 71a バルブ 72 源 72a バルブ 73 点火器 73a 電源 74 バルブコン
トロールユニット 75 光学システム 75a 光電子増
倍管 75b サファイアウインドウ 75c 光ガイド 75d フィルター 76 プロセッサ
ー 77 フィードスルーホルダー 78 電極 78a 電源

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】サンプルを可燃性気体混合物中に導入し、
    可燃性気体混合物を点火させてフレームを生成させ、そ
    して得られるフレームの特徴を検出してサンプル中の1
    種以上の化学物質の本体及び/又は濃度を確認すること
    によりサンプルを分析するフレーム方法において、該フ
    レームはパルスフレームであることを特徴とする方法。 【請求項2】該サンプル及び可燃性気体混合物は、連続
    的に電圧を加える点火器を有し、さらに可燃性気体混合
    物の導入速度に比べてフレームを自己停止させ、次に再
    点火させてそれにより該パルスフレームを生成させる速
    度で室中にフレームを広げる容積を有するフレーム室中
    に連続的に導入する請求項1の方法。 【請求項3】可燃性気体混合物は、パルスにより操作さ
    れるバルブ手段のコントロールの下、供給されて、それ
    により該パルスフレームを生成する請求項1の方法。 【請求項4】該可燃性気体混合物は、パルス電圧を加え
    る点火器手段により点火されて、それにより該パルスフ
    レームを生成する請求項1の方法。 【請求項5】前記の検出された特徴は、該パルスフレー
    ムにより形成した電荷キャリヤーである請求項1−4の
    何れか一つの項の方法。 【請求項6】前記の検出された特徴は、該パルスフレー
    ムから発した電磁気放射である請求項1−4の何れか一
    つの項の方法。 【請求項7】前記の検出された特徴は、該パルスフレー
    ムにより影響される熱電子イオンである請求項1−5の
    何れか一つの項の方法。 【請求項8】前記の検出された特徴は、該パルスフレー
    ムにより誘発された光誘発蛍光である請求項1−4の何
    れか一つの項の方法。 【請求項9】前記の検出された特徴は、該パルスフレー
    ムから生じた原子吸収である請求項1−4の何れか一つ
    の項の方法。 【請求項10】前記の検出された特徴は、該パルスフレ
    ームによるイオン移動度分光計である請求項1−4の何
    れか一つの項の方法。 【請求項11】前記の検出された特徴は、該バルスフレ
    ームによるプラズマ誘発発光に対する効果である請求項
    1−4の何れか一つの項の方法。 【請求項12】前記の検出された特徴は、該パルスフレ
    ームのパルスと調和したパルスモードで処理される請求
    項1−11の何れか一つの項の方法。 【請求項13】フレームは、パルスフレームモードに従
    って又は連続フレームモードに従っての何れかで操作す
    るように選択的にコントロールされる請求項1−12の
    何れか一つの項の方法。 【請求項14】サンプル分子の捕捉及び脱着は、フレー
    ムパルスの間で行われる請求項1−13の何れか一つの
    項の方法。 【請求項15】該フレームパルスの持続時間は、40ミ
    クロ秒から40ミリ秒であり、それらの周波数は200
    Hz以下である請求項1−14の何れか一つの項の方
    法。 【請求項16】該パルスフレームは、周期的にパルスす
    る請求項1−15の何れか一つの項の方法。 【請求項17】該パルスフレームは、非周期的にパルス
    する請求項1−15の何れか一つの項の方法。 【請求項18】可燃性気体混合物中にサンプルを導入す
    る供給手段、フレームを生成するための可燃性気体混合
    物を点火する点火器手段、及び得られたフレームの特徴
    を検出してサンプル中の1種以上の化学物質の本体及び
    /又は濃度を確認する検出器手段よりなるその中の1種
    以上の化学物質の本体及び/又は濃度を確認するために
    サンプルを分析するのに用いられるフレームに基づく検
    出器であって、該装置は、該フレームをパルスするコン
    トロール手段を含むことを特徴とする検出器。
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