JPH0556166B2 - - Google Patents
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- JPH0556166B2 JPH0556166B2 JP60502834A JP50283485A JPH0556166B2 JP H0556166 B2 JPH0556166 B2 JP H0556166B2 JP 60502834 A JP60502834 A JP 60502834A JP 50283485 A JP50283485 A JP 50283485A JP H0556166 B2 JPH0556166 B2 JP H0556166B2
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- Japan
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- fuel
- contaminant
- filter unit
- cylindrical
- end cap
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D36/00—Filter circuits or combinations of filters with other separating devices
- B01D36/003—Filters in combination with devices for the removal of liquids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D27/00—Cartridge filters of the throw-away type
- B01D27/08—Construction of the casing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D27/00—Cartridge filters of the throw-away type
- B01D27/14—Cartridge filters of the throw-away type having more than one filtering element
- B01D27/146—Cartridge filters of the throw-away type having more than one filtering element connected in series
- B01D27/148—Cartridge filters of the throw-away type having more than one filtering element connected in series arranged concentrically or coaxially
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D35/00—Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
- B01D35/14—Safety devices specially adapted for filtration; Devices for indicating clogging
- B01D35/153—Anti-leakage or anti-return valves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D35/00—Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
- B01D35/26—Filters with built-in pumps filters provided with a pump mounted in or on the casing
-
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2201/00—Details relating to filtering apparatus
- B01D2201/29—Filter cartridge constructions
- B01D2201/291—End caps
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
請求の範囲
1 燃料フイルタユニツトであつて、
(a) フイルタユニツトを通る燃料流路を形成する
ように第1および第2燃料ポートを有するケー
シングと、 (b) 該ケーシング内の閉鎖ループに配置されかつ
中央燃料室を周囲燃料室から分離する第1濾過
媒体とを有し、前記周囲燃料室は、第1濾過媒
体とケーシングとの間に直接配置されており、
第1濾過媒体は、前記燃料通路に第1燃料ポー
トと第2燃料ポートとの中間に直接配置されて
おり、 (c) 汚染物を周囲燃料室から、少なくとも1つの
汚染物チヤンネルを通して直接流出させるよう
に作動できる周囲汚染物出口と、 (d) 汚染物を上記中央燃料室から直接流出させる
ように作動できる中央汚染物出口とをさらに有
する燃料フイルタユニツトにおいて、 前記フイルタユニツトは、端キヤツプを備え、
前記汚染物チヤンネルは、端キヤツプ内をケーシ
ングから中央汚染物出口の方へ半径方向内方に延
びており、前記ケーシングは側壁部を有してお
り、前記端キヤツプは、ケーシングの前記側壁部
に接触する周囲部分およびケーシングの前記側壁
部から引込んだ引込み部分を有しており、各引込
み部分は、汚染物チヤンネルの一部分である、 ことを特徴とする燃料フイルタユニツト。 2 ケーシングは底部を有しており、汚染物チヤ
ンネルは端キヤツプと前記底部との間に延びてい
ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の燃
料フイルタユニツト。 3 ケーシングは円筒形であり、周部分は、円筒
形であつて、ケーシングと同じ形状をしており、
各引込み部分は、周囲汚染物出口まで延びる汚染
物チヤンネルの一部であることを特徴とする請求
の範囲第2項に記載の燃料フイルタユニツト。 4 フイルタユニツトによつて支持され且つフイ
ルタユニツトに解放可能に係合された汚染物収集
ボウルをさらに備え、該収集ボウルは、別々の第
1および第2収集帯域を有しており、第1収集帯
域は、燃料がフイルタユニツトを通過するとき、
液状汚染物を周囲汚染物出口から収集するように
配置されており、第2収集帯域は、燃料がフイル
タユニツトを通過するとき、液状汚染物を中央汚
染物出口から収集するように配置されていること
を特徴とする請求の範囲第1項に記載の燃料フイ
ルタユニツト。 5 操作中、第1および第2収集帯域は、互いに
壁で完全に仕切られており、第1収集帯域と第2
収集帯域との唯一の連通は、中央汚染物出口およ
び第1濾過媒体によつてフイルタユニツトを通し
て行なわれていることを特徴とする請求の範囲第
4項に記載の燃料フイルタユニツト。 6 前記燃料流路は、第1濾過媒体を通る燃料の
半径方向内方の流れを有しており、周囲汚染物出
口は、汚染物の予備濾過除去を行うものであるこ
とを特徴とする請求の範囲第4項に記載の燃料フ
イルタユニツト。 7 前記第1濾過媒体は凝集用媒体であり、そし
て中央燃料室内に第2濾過媒体をさらに備え、第
2濾過媒体は、隔壁媒体であることを特徴とする
請求の範囲第6項に記載の燃料フイルタユニツ
ト。 8 ケーシングは底部を有しており、汚染物チヤ
ンネルは端キヤツプと前記底部との間に延びてい
ることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の燃
料フイルタユニツト。 9 ケーシングは円筒形であり、前記周部分は、
円筒形であつて、ケーシングと同じ形状をしてお
り、各引込み部分は、周囲汚染物出口まで延びて
いる汚染物チヤンネルの一部であることを特徴と
する請求の範囲第8項に記載の燃料フイルタユニ
ツト。 10 フイルタユニツトは、外側から入る流れお
よび内側から出る流れについて汚染物の予備濾過
を行うように作動できるものであることを特徴と
する請求の範囲第1項に記載の燃料フイルタユニ
ツト。 11 端キヤツプは、端キヤツプによつて形成さ
れる境界の間で半径方向内方に延びた下面に二番
取り部分を有することを特徴とする請求の範囲第
1項に記載の燃料フイルタユニツト。 12 燃料フイルタユニツトであつて、 (a) フイルタユニツトを通る半径方向内方燃料流
路を形成するように第1および第2燃料ポート
を有するケーシングと、 (b) 該ケーシング内の閉鎖ループに配置され且つ
中央燃料室を周囲燃料室から分離する第1濾過
媒体とを有し、前記周囲燃料室は、第1濾過媒
体とケーシングとの間に直接配置されており、
第1濾過媒体は、燃料流路における第1および
第2の損料ポートの中間に配置されており、燃
料流路は、第1濾過媒体を通る半径方向内方の
燃料の流れを有しており、 (c) 汚染物を周囲燃料室から直接予備濾過除去を
行うように作動できる複数の周囲汚染物出口
と、 (d) 汚染物を中央燃料室から直接通すように作動
できる中央汚染物出口とをさらに有する燃料フ
イルタユニツトにおいて、 前記フイルタユニツトは、複数の汚染物チヤ
ンネルが中央汚染物出口の方へ半径方向内方に
延びている端キヤツプをさらに備え、内方に延
びている汚染物チヤンネルの各々は、周囲燃料
室をこれと関連した周囲汚染物出口に連結して
いることを特徴とする燃料フイルタユニツト。 13 ケーシングは円筒形であり、端キヤツプ
は、ケーシングと同じ形状になつている円筒形周
部分およびケーシングから引込んだ引込み部分を
有しており、各引込み部分は、周囲汚染物出口ま
で延びている汚染物チヤンネルの一部であること
を特徴とする請求の範囲第12項に記載の燃料フ
イルタユニツト。 14 フイルタユニツトによつて支持され且つフ
イルタユニツトに解放可能に係合された汚染物収
集ボウルをさらに備え、該収集ボウルは、別々の
第1および第2収集帯域を有しており、第1収集
帯域は、燃料が通過するとき、液状汚染物を周囲
汚染物出口から収集するように配置されており、
第2収集帯域は、燃料が通過するとき、液状汚染
物を汚染物出口から収集するように配置されてい
ることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の
燃料フイルタユニツト。 15 作動中、第1および第2収集帯域は、互い
に壁で完全に仕切られており、第1収集帯域と第
2収集帯域との唯一の連通は、中央汚染物出口お
よび第1濾過媒体によつてフイルタユニツトを通
して行なわれていることを特徴とする請求の範囲
第14項に記載の燃料フイルタユニツト。 16 第1濾過媒体は凝集用媒体であり、そして
中央燃料内に第2濾過媒体をさらに備え、第2濾
過媒体は、隔壁媒体すなわち凝集用媒体であるこ
とを特徴とする請求の範囲第12項に記載の燃料
フイルタユニツト。 17 端キヤツプは、端キヤツプによつて形成さ
れる境界の間で半径方向内方に延びた下面に二番
取り部分を有することを特徴とする請求の範囲第
14項に記載の燃料フイルタユニツト。 発明の背景 本発明は、燃料フイルタ/分離器に関する。よ
り詳細には、本発明は、燃料フイルタ/分離器お
よびこれに関連し、異なる方向の燃料の流れに順
応する端キヤツプの設計に関する。 “燃料フイルタ”、“フイルタユニツト”および
“濾過媒体”は、ここで使用する場合、粒状汚染
物を燃料から除去する装置に加えて、液状汚染物
を燃料から分離する一般に分離器と称する装置を
含む。 汚染物を燃料から分離するために燃料フイルタ
を使用することは、当該技術でよく知られてい
る。多くのフイルタは、回転装着型式(spin−on
type)であつて、従来、燃料を単にフイルタに供
給したりフイルタユニツトから流出させたりする
ヘツドまたはエンジンブロツクに螺着されてい
る。代表的には、これらのフイルタは、円筒形で
あつて、フイルタユニツト内に環状または円筒形
の濾過媒体を有する。一般に、円筒形濾過媒体
は、金属ケーシングの中に配置されかつプラスチ
ツクで作ることもできる端キヤツプによつて支持
されている。 少なくともいくつかの先行技術のフイルタユニ
ツトの設計は、予備濾過汚染物収集帯域すなわち
溜め部のための設備を有している。このような溜
め部を使用して、燃料が濾過媒体が通過する前に
燃料から落下し得る特に重い汚染物を収集する。
かかる予備濾過汚染物収集帯域すなわち溜め部
は、フイルタの寿命を長くする点で有利である。
さらに、かかる溜め部は、隔壁フイルタによつて
燃料から分離される水または他の液状汚染物を収
集するのに使用される。代案として、いくつかの
設計は、凝集(coalescing)濾過媒体の下流側に
凝集した水(coalesced water)の収集溜め部を
使用している。 慣例的に、回転装置フイルタの大部分は、環状
または円筒形の濾過媒体を通る、外側から入る流
れを使用していた。この場合、最大の表面積から
得られ、半径方向外方の流れのような小さい表面
積の場合のように容易には粒状物がフイルタに詰
らない。 粒状物用フイルタの半径方向内方の流れと対照
的に、凝集フイルタは、一般に、円筒形フイルタ
の内部から半径方向外方に流れる流れを使用して
いた。半径方向外方の流れば、速度の低下を引き
起こし、これは凝集濾過媒体の凝集作用を助ける
傾向がある。 回転装着型フイルタユニツトは、これが半径方
向外方の流れを使用するかあるいは半径方向内方
の流れを使用するかどうかにかかわらず、燃料を
フイルタユニツトの燃料入口ポートに供給したり
フイルタユニツトの燃料出口ポートから受け入れ
たりするヘツドまたはエンジンブロツクに螺着さ
れる。ヘツドは、半径方向内方の流れかまたは半
径方向外方の流れかのいずれかのために配置され
るので、ヘツドにねじ込まれたフイルタユニツト
は、このヘツドに適合しなければならない。 フイルタユニツトと、これをねじ込むべきヘツ
ドとの適合性は、フイルタユニツトが上記の目的
で溜め部を有するなら、特に重要である。明らか
に、溜め部が予備濾過溜め部であるように設計さ
れ、かつ燃料の流れが逆になれば、溜め部は、そ
の所期の態様ではもはや機能しなくなる。 本発明者は、半径方向外方の流れを使用する凝
集器(coalescer)を、半径法方向内方の流れの
ために設計されたヘツドまたはエンジンブロツク
に連結させる発明のウイリアム、ジー、ノストラ
ンド(william G.Nostrand)との共同発明者で
ある。その発明は、「スピン−オン、フイルタ、
コアレツサ、ウイズ、フロー、リバーシング、バ
ツフル、アセンブリ」(Spin−On Filter
Coalescer Unit with Flow Reversing Baffle
Assembly)と称する1981年9月29日発行の米国
特許第4292179号明細書に詳細に記載されている
が、流れ逆転バツフル組立体を使用して、半径方
向外方流フイルタを、燃料を半径方向内方流フイ
ルタに供給するように構成されたヘツドまたはエ
ンジンブロツクに使用し得るようにしている。 先行米国特許には、さらに以下のものがある。
ように第1および第2燃料ポートを有するケー
シングと、 (b) 該ケーシング内の閉鎖ループに配置されかつ
中央燃料室を周囲燃料室から分離する第1濾過
媒体とを有し、前記周囲燃料室は、第1濾過媒
体とケーシングとの間に直接配置されており、
第1濾過媒体は、前記燃料通路に第1燃料ポー
トと第2燃料ポートとの中間に直接配置されて
おり、 (c) 汚染物を周囲燃料室から、少なくとも1つの
汚染物チヤンネルを通して直接流出させるよう
に作動できる周囲汚染物出口と、 (d) 汚染物を上記中央燃料室から直接流出させる
ように作動できる中央汚染物出口とをさらに有
する燃料フイルタユニツトにおいて、 前記フイルタユニツトは、端キヤツプを備え、
前記汚染物チヤンネルは、端キヤツプ内をケーシ
ングから中央汚染物出口の方へ半径方向内方に延
びており、前記ケーシングは側壁部を有してお
り、前記端キヤツプは、ケーシングの前記側壁部
に接触する周囲部分およびケーシングの前記側壁
部から引込んだ引込み部分を有しており、各引込
み部分は、汚染物チヤンネルの一部分である、 ことを特徴とする燃料フイルタユニツト。 2 ケーシングは底部を有しており、汚染物チヤ
ンネルは端キヤツプと前記底部との間に延びてい
ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の燃
料フイルタユニツト。 3 ケーシングは円筒形であり、周部分は、円筒
形であつて、ケーシングと同じ形状をしており、
各引込み部分は、周囲汚染物出口まで延びる汚染
物チヤンネルの一部であることを特徴とする請求
の範囲第2項に記載の燃料フイルタユニツト。 4 フイルタユニツトによつて支持され且つフイ
ルタユニツトに解放可能に係合された汚染物収集
ボウルをさらに備え、該収集ボウルは、別々の第
1および第2収集帯域を有しており、第1収集帯
域は、燃料がフイルタユニツトを通過するとき、
液状汚染物を周囲汚染物出口から収集するように
配置されており、第2収集帯域は、燃料がフイル
タユニツトを通過するとき、液状汚染物を中央汚
染物出口から収集するように配置されていること
を特徴とする請求の範囲第1項に記載の燃料フイ
ルタユニツト。 5 操作中、第1および第2収集帯域は、互いに
壁で完全に仕切られており、第1収集帯域と第2
収集帯域との唯一の連通は、中央汚染物出口およ
び第1濾過媒体によつてフイルタユニツトを通し
て行なわれていることを特徴とする請求の範囲第
4項に記載の燃料フイルタユニツト。 6 前記燃料流路は、第1濾過媒体を通る燃料の
半径方向内方の流れを有しており、周囲汚染物出
口は、汚染物の予備濾過除去を行うものであるこ
とを特徴とする請求の範囲第4項に記載の燃料フ
イルタユニツト。 7 前記第1濾過媒体は凝集用媒体であり、そし
て中央燃料室内に第2濾過媒体をさらに備え、第
2濾過媒体は、隔壁媒体であることを特徴とする
請求の範囲第6項に記載の燃料フイルタユニツ
ト。 8 ケーシングは底部を有しており、汚染物チヤ
ンネルは端キヤツプと前記底部との間に延びてい
ることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の燃
料フイルタユニツト。 9 ケーシングは円筒形であり、前記周部分は、
円筒形であつて、ケーシングと同じ形状をしてお
り、各引込み部分は、周囲汚染物出口まで延びて
いる汚染物チヤンネルの一部であることを特徴と
する請求の範囲第8項に記載の燃料フイルタユニ
ツト。 10 フイルタユニツトは、外側から入る流れお
よび内側から出る流れについて汚染物の予備濾過
を行うように作動できるものであることを特徴と
する請求の範囲第1項に記載の燃料フイルタユニ
ツト。 11 端キヤツプは、端キヤツプによつて形成さ
れる境界の間で半径方向内方に延びた下面に二番
取り部分を有することを特徴とする請求の範囲第
1項に記載の燃料フイルタユニツト。 12 燃料フイルタユニツトであつて、 (a) フイルタユニツトを通る半径方向内方燃料流
路を形成するように第1および第2燃料ポート
を有するケーシングと、 (b) 該ケーシング内の閉鎖ループに配置され且つ
中央燃料室を周囲燃料室から分離する第1濾過
媒体とを有し、前記周囲燃料室は、第1濾過媒
体とケーシングとの間に直接配置されており、
第1濾過媒体は、燃料流路における第1および
第2の損料ポートの中間に配置されており、燃
料流路は、第1濾過媒体を通る半径方向内方の
燃料の流れを有しており、 (c) 汚染物を周囲燃料室から直接予備濾過除去を
行うように作動できる複数の周囲汚染物出口
と、 (d) 汚染物を中央燃料室から直接通すように作動
できる中央汚染物出口とをさらに有する燃料フ
イルタユニツトにおいて、 前記フイルタユニツトは、複数の汚染物チヤ
ンネルが中央汚染物出口の方へ半径方向内方に
延びている端キヤツプをさらに備え、内方に延
びている汚染物チヤンネルの各々は、周囲燃料
室をこれと関連した周囲汚染物出口に連結して
いることを特徴とする燃料フイルタユニツト。 13 ケーシングは円筒形であり、端キヤツプ
は、ケーシングと同じ形状になつている円筒形周
部分およびケーシングから引込んだ引込み部分を
有しており、各引込み部分は、周囲汚染物出口ま
で延びている汚染物チヤンネルの一部であること
を特徴とする請求の範囲第12項に記載の燃料フ
イルタユニツト。 14 フイルタユニツトによつて支持され且つフ
イルタユニツトに解放可能に係合された汚染物収
集ボウルをさらに備え、該収集ボウルは、別々の
第1および第2収集帯域を有しており、第1収集
帯域は、燃料が通過するとき、液状汚染物を周囲
汚染物出口から収集するように配置されており、
第2収集帯域は、燃料が通過するとき、液状汚染
物を汚染物出口から収集するように配置されてい
ることを特徴とする請求の範囲第12項に記載の
燃料フイルタユニツト。 15 作動中、第1および第2収集帯域は、互い
に壁で完全に仕切られており、第1収集帯域と第
2収集帯域との唯一の連通は、中央汚染物出口お
よび第1濾過媒体によつてフイルタユニツトを通
して行なわれていることを特徴とする請求の範囲
第14項に記載の燃料フイルタユニツト。 16 第1濾過媒体は凝集用媒体であり、そして
中央燃料内に第2濾過媒体をさらに備え、第2濾
過媒体は、隔壁媒体すなわち凝集用媒体であるこ
とを特徴とする請求の範囲第12項に記載の燃料
フイルタユニツト。 17 端キヤツプは、端キヤツプによつて形成さ
れる境界の間で半径方向内方に延びた下面に二番
取り部分を有することを特徴とする請求の範囲第
14項に記載の燃料フイルタユニツト。 発明の背景 本発明は、燃料フイルタ/分離器に関する。よ
り詳細には、本発明は、燃料フイルタ/分離器お
よびこれに関連し、異なる方向の燃料の流れに順
応する端キヤツプの設計に関する。 “燃料フイルタ”、“フイルタユニツト”および
“濾過媒体”は、ここで使用する場合、粒状汚染
物を燃料から除去する装置に加えて、液状汚染物
を燃料から分離する一般に分離器と称する装置を
含む。 汚染物を燃料から分離するために燃料フイルタ
を使用することは、当該技術でよく知られてい
る。多くのフイルタは、回転装着型式(spin−on
type)であつて、従来、燃料を単にフイルタに供
給したりフイルタユニツトから流出させたりする
ヘツドまたはエンジンブロツクに螺着されてい
る。代表的には、これらのフイルタは、円筒形で
あつて、フイルタユニツト内に環状または円筒形
の濾過媒体を有する。一般に、円筒形濾過媒体
は、金属ケーシングの中に配置されかつプラスチ
ツクで作ることもできる端キヤツプによつて支持
されている。 少なくともいくつかの先行技術のフイルタユニ
ツトの設計は、予備濾過汚染物収集帯域すなわち
溜め部のための設備を有している。このような溜
め部を使用して、燃料が濾過媒体が通過する前に
燃料から落下し得る特に重い汚染物を収集する。
かかる予備濾過汚染物収集帯域すなわち溜め部
は、フイルタの寿命を長くする点で有利である。
さらに、かかる溜め部は、隔壁フイルタによつて
燃料から分離される水または他の液状汚染物を収
集するのに使用される。代案として、いくつかの
設計は、凝集(coalescing)濾過媒体の下流側に
凝集した水(coalesced water)の収集溜め部を
使用している。 慣例的に、回転装置フイルタの大部分は、環状
または円筒形の濾過媒体を通る、外側から入る流
れを使用していた。この場合、最大の表面積から
得られ、半径方向外方の流れのような小さい表面
積の場合のように容易には粒状物がフイルタに詰
らない。 粒状物用フイルタの半径方向内方の流れと対照
的に、凝集フイルタは、一般に、円筒形フイルタ
の内部から半径方向外方に流れる流れを使用して
いた。半径方向外方の流れば、速度の低下を引き
起こし、これは凝集濾過媒体の凝集作用を助ける
傾向がある。 回転装着型フイルタユニツトは、これが半径方
向外方の流れを使用するかあるいは半径方向内方
の流れを使用するかどうかにかかわらず、燃料を
フイルタユニツトの燃料入口ポートに供給したり
フイルタユニツトの燃料出口ポートから受け入れ
たりするヘツドまたはエンジンブロツクに螺着さ
れる。ヘツドは、半径方向内方の流れかまたは半
径方向外方の流れかのいずれかのために配置され
るので、ヘツドにねじ込まれたフイルタユニツト
は、このヘツドに適合しなければならない。 フイルタユニツトと、これをねじ込むべきヘツ
ドとの適合性は、フイルタユニツトが上記の目的
で溜め部を有するなら、特に重要である。明らか
に、溜め部が予備濾過溜め部であるように設計さ
れ、かつ燃料の流れが逆になれば、溜め部は、そ
の所期の態様ではもはや機能しなくなる。 本発明者は、半径方向外方の流れを使用する凝
集器(coalescer)を、半径法方向内方の流れの
ために設計されたヘツドまたはエンジンブロツク
に連結させる発明のウイリアム、ジー、ノストラ
ンド(william G.Nostrand)との共同発明者で
ある。その発明は、「スピン−オン、フイルタ、
コアレツサ、ウイズ、フロー、リバーシング、バ
ツフル、アセンブリ」(Spin−On Filter
Coalescer Unit with Flow Reversing Baffle
Assembly)と称する1981年9月29日発行の米国
特許第4292179号明細書に詳細に記載されている
が、流れ逆転バツフル組立体を使用して、半径方
向外方流フイルタを、燃料を半径方向内方流フイ
ルタに供給するように構成されたヘツドまたはエ
ンジンブロツクに使用し得るようにしている。 先行米国特許には、さらに以下のものがある。
【表】
マクフアーソンの特許は、水分離燃料フイルタ
を示しており、このフイルタは、単一の収集溜め
部への出口を備えた燃料の半径方向外方の流れの
ための実施態様および汚染物を収集帯域すなわち
溜め部へ通すための出口を有する交互の半径方向
内方の流れのための実施態様有する。 カツセンの特許は、半径方向外方の流れと、凝
集水を濾過媒体の外側層から受け入れる単一溜め
部を備える燃料フイルタ/分離器とを示してい
る。 シヤルテイスの特許は、燃料が初めに環状濾過
媒体から半径方向外方に通るような双流路(dual
flow paths)を有する回転装着型燃料フイルタ
を示している。燃料のいくらかは、下方汚染物収
集領域を流下し、そして流上するが、残りの燃料
は半径方向内方に流れる。 シソン等の特許は、半径方向内方の流体の流れ
および単一の汚染物収集帯域を有するフイルタ組
立体を開示している。リリーフ弁は、要素を通る
流体を流れ方向によりいずれかの方向に流体を流
すように二方弁である。 「フイルタアセンプリ」と称するウイルソン等
によつて1984年1月3日出願された米国特許出願
第568271号には、回転装着型フイルタで双収集帯
域すなわち溜め部構造を使用することが開示され
ている。この出願は、本発明の譲受人に譲渡され
た米国特許出願第351761号(1982年2月24日出
願)の継続である。ウイルソン等のフイルタユニ
ツトの設計は、内側円筒形濾過媒体および外側円
筒形濾過媒体を有する。中央汚染物収集帯域すな
わち溜め部は、燃料が内側濾過倍体を通過する前
に、汚染物を受け入れるようになつており、環状
汚染物帯域すなわち溜め部は、燃料が凝集用内側
濾過媒体を通過した後に、汚染物を受け入れるよ
うになつている。 先行フイルタの設計は、一般に有用であつた
が、使用中のそれらの適応性は限られてていた。
同様に、このようなフイルタの設計用に使用され
る端キヤツプも適応性が限られていた。 発明の目的および概要 本発明の目的は、新規な改良燃料フイルタユニ
ツトを提供することである。 本発明の別の目的は、新規な改良燃料ヌイルタ
端キヤツプを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、逆の燃料の流れに
順応する燃料フイルタユニツトおよび端キヤツヴ
を提供することである。 本発明の他の目的は、第1および第2溜め部
を、いずれかの方向の燃料を流れに順応させる燃
料フイルタユニツトおよび端キヤツプを提供する
ことである。 本発明はさらに他の目的は、双溜め部収集ボウ
ムの場合に使用し得る燃料フイルタユニツトおよ
び端キヤツプを提供することである。 本発明の上記目的および他の目的は、説明が進
むにつれて明らかになるであろうが、フイルタユ
ニツトを通る燃料流路を形成するように第1およ
び第2燃料ポートを有するケーシングと、ケーシ
ング内の閉鎖ループに配置されかつ中央燃料室を
周囲燃料室から分離する第1濾過媒体とを備え、
周囲燃料室が、上記第1濾過媒体とケーシングと
の間に直接配置され、第1濾過媒体が、燃料流路
に第1燃料ポートと第2燃料ポートとの中間に配
置されており、そして汚染物を周囲燃料室から、
少なくとも1つの内方に延びる汚染物チヤンネル
を通して直接流出させるように作動できる中央汚
染物出口と、汚染物をこの中央汚染物室から直接
流出させるように作動できる中央汚染物口とを備
えている燃料フイルタユニツトによつて達成され
る。このフイルタユニツトは、さらに端キヤツプ
を有し、上記の内方に延びる汚染物チヤンネル
は、端キヤツプ内にある。ケーシングは、側壁部
および底部を有し、汚染物チヤンネルは、端キヤ
ツプと側壁部との間および端キヤツプと底部との
間に延びている。ケーシングは、円筒形であり、
端キヤツプは、ケーシングと同一形状になつてい
る円筒形周部分およびケーシングから引込んだ引
込み部分を有し、各引込み部分は、周囲汚染物出
口まで延びている汚染物チヤンネルの一部であ
る。本発明によるフイルタユニツトは、これに支
持されかつ解放可能に係合させる汚染物収集ボウ
ル(bowl)を備え、この収集ボウルは、別々の
第1および第2収集帯域を有し、この第1収集帯
域は、燃料がフイルタユニツトを通過するとき、
液状汚染物を周囲汚染物出口から収集するように
配置されており、第2収集帯域は、燃料がフイル
タユニツトを通過するとき、液状汚染物を中央汚
染物出口から収集するように配置されている。作
動中、第1および第2収集帯域は、互いに壁で完
全に仕切られており、第1収集帯域と第2収集帯
域との唯一の連通は、中央汚染物出口および第1
濾過媒体を通してフイルタユニツトを介して行な
われる。燃料の流路は、第1濾過媒体を通る燃料
の半径方向内方の流れを有し、周囲汚染物出口
は、汚染物の予備濾過除去を行う。第1濾過媒体
は、凝集用媒体であり、本発明は、第2濾過媒体
を中央燃料室内に備えるのがよく、この第2濾過
媒体は隔壁媒体である。フイルタユニツトは、内
側から出る流れおよび外側から入る流れについて
汚染物の予備濾過除去を行うように作動できる。 変更例として、本発明による燃料フイルタユニ
ツトは、これを通る半径方向内方の燃料の流路を
形成するように第1および第2ポートを有するケ
ーシングと;このケーシング内の閉鎖ループに配
置されかつ中央燃料室を周囲燃料室から分離する
第1濾過媒体とを備え、周囲燃料室は、第1濾過
媒体とケーシングとの間に直接配置され、上記第
1濾過媒体は、燃料の流路に第1燃料ポートと第
2燃料ポートとの中間に配置され、上記燃料の流
路は、第1濾過媒体を通る燃料の半径方向内方の
流れを有し;さらに燃料フイルタユニツトは、周
囲燃料室から直接汚染物の予備濾過を行うように
作動できる周囲汚染物出口と;汚染物を中央燃料
室から直接排出するように作動できる中央汚染物
出口とを備えていることを特徴としている。さら
に、フイルタユニツトは、汚染物チヤンネルが通
つている端キヤツプを備え、この汚染物チヤンネ
ルは、周囲燃料室を周囲汚染物出口に連結してい
る。さらに、フイルタユニツトは、複数の汚染物
チヤンネルおよびこれらと関連した周囲汚染物出
口を有している。内方に延びる汚染物チヤンネル
の各々は端キヤツプにある。 変更例として、本発明は、中央汚染物出口およ
び周囲から半径方向内方に延びる少なくとも1つ
の汚染物チヤンネルを有する燃料フイルタ端キヤ
ツプよりなり、この端キヤツプは、ケーシング内
の閉鎖ループに配置された第1濾過媒体を固着し
て、中央汚染物出口が第1濾過媒体内の汚染物を
通すとともに、汚染物チヤンネルが第1濾過媒体
の外側からの汚染物を通すようになつており、ま
た端キヤツプは内側から出る燃料の流れおよび外
側から入る燃料の流れについて汚染物の予備濾過
排出を行うように作動できる。端キヤツプは、そ
の周囲から半径方向内方に延びる複数の同様に構
成された汚染物チヤンネルを備えている。端キヤ
ツプは、中央汚染物出口の中心に心出しされた共
通半径の円筒形周囲部分および隣接したせ円筒形
周囲部分間にある引込み部分を有し、この引込み
部分は、円筒形部分よりも中心に近い。さらに端
キヤツプは、二番取り部分を下面に有し、これら
の二番取り部分は、汚染物チヤンネルの一部を構
成する。端キヤツプは、燃料フイルタユニツトの
一部であり、この燃料フルタユニツトはまた、こ
れを通る燃料の流路を形成するように第1および
第2燃料ポートを有するケーシングと、このケー
シング内の閉鎖ループに配置されかつ中央燃料室
を周囲燃料室から分離する第1濾過媒体とを備
え、上記周囲燃料室は、第1濾過媒体とケーシン
グとの間に直接配置され、第1濾過媒体は、燃料
の流路に第1燃料ポートと第2燃料ポートとの中
間に配置され、またフイルタユニツトは、汚染物
を周囲燃料室から汚染物チヤンネルを通して直接
流出させように作動できる複数の汚染物出口を備
えている。
を示しており、このフイルタは、単一の収集溜め
部への出口を備えた燃料の半径方向外方の流れの
ための実施態様および汚染物を収集帯域すなわち
溜め部へ通すための出口を有する交互の半径方向
内方の流れのための実施態様有する。 カツセンの特許は、半径方向外方の流れと、凝
集水を濾過媒体の外側層から受け入れる単一溜め
部を備える燃料フイルタ/分離器とを示してい
る。 シヤルテイスの特許は、燃料が初めに環状濾過
媒体から半径方向外方に通るような双流路(dual
flow paths)を有する回転装着型燃料フイルタ
を示している。燃料のいくらかは、下方汚染物収
集領域を流下し、そして流上するが、残りの燃料
は半径方向内方に流れる。 シソン等の特許は、半径方向内方の流体の流れ
および単一の汚染物収集帯域を有するフイルタ組
立体を開示している。リリーフ弁は、要素を通る
流体を流れ方向によりいずれかの方向に流体を流
すように二方弁である。 「フイルタアセンプリ」と称するウイルソン等
によつて1984年1月3日出願された米国特許出願
第568271号には、回転装着型フイルタで双収集帯
域すなわち溜め部構造を使用することが開示され
ている。この出願は、本発明の譲受人に譲渡され
た米国特許出願第351761号(1982年2月24日出
願)の継続である。ウイルソン等のフイルタユニ
ツトの設計は、内側円筒形濾過媒体および外側円
筒形濾過媒体を有する。中央汚染物収集帯域すな
わち溜め部は、燃料が内側濾過倍体を通過する前
に、汚染物を受け入れるようになつており、環状
汚染物帯域すなわち溜め部は、燃料が凝集用内側
濾過媒体を通過した後に、汚染物を受け入れるよ
うになつている。 先行フイルタの設計は、一般に有用であつた
が、使用中のそれらの適応性は限られてていた。
同様に、このようなフイルタの設計用に使用され
る端キヤツプも適応性が限られていた。 発明の目的および概要 本発明の目的は、新規な改良燃料フイルタユニ
ツトを提供することである。 本発明の別の目的は、新規な改良燃料ヌイルタ
端キヤツプを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、逆の燃料の流れに
順応する燃料フイルタユニツトおよび端キヤツヴ
を提供することである。 本発明の他の目的は、第1および第2溜め部
を、いずれかの方向の燃料を流れに順応させる燃
料フイルタユニツトおよび端キヤツプを提供する
ことである。 本発明はさらに他の目的は、双溜め部収集ボウ
ムの場合に使用し得る燃料フイルタユニツトおよ
び端キヤツプを提供することである。 本発明の上記目的および他の目的は、説明が進
むにつれて明らかになるであろうが、フイルタユ
ニツトを通る燃料流路を形成するように第1およ
び第2燃料ポートを有するケーシングと、ケーシ
ング内の閉鎖ループに配置されかつ中央燃料室を
周囲燃料室から分離する第1濾過媒体とを備え、
周囲燃料室が、上記第1濾過媒体とケーシングと
の間に直接配置され、第1濾過媒体が、燃料流路
に第1燃料ポートと第2燃料ポートとの中間に配
置されており、そして汚染物を周囲燃料室から、
少なくとも1つの内方に延びる汚染物チヤンネル
を通して直接流出させるように作動できる中央汚
染物出口と、汚染物をこの中央汚染物室から直接
流出させるように作動できる中央汚染物口とを備
えている燃料フイルタユニツトによつて達成され
る。このフイルタユニツトは、さらに端キヤツプ
を有し、上記の内方に延びる汚染物チヤンネル
は、端キヤツプ内にある。ケーシングは、側壁部
および底部を有し、汚染物チヤンネルは、端キヤ
ツプと側壁部との間および端キヤツプと底部との
間に延びている。ケーシングは、円筒形であり、
端キヤツプは、ケーシングと同一形状になつてい
る円筒形周部分およびケーシングから引込んだ引
込み部分を有し、各引込み部分は、周囲汚染物出
口まで延びている汚染物チヤンネルの一部であ
る。本発明によるフイルタユニツトは、これに支
持されかつ解放可能に係合させる汚染物収集ボウ
ル(bowl)を備え、この収集ボウルは、別々の
第1および第2収集帯域を有し、この第1収集帯
域は、燃料がフイルタユニツトを通過するとき、
液状汚染物を周囲汚染物出口から収集するように
配置されており、第2収集帯域は、燃料がフイル
タユニツトを通過するとき、液状汚染物を中央汚
染物出口から収集するように配置されている。作
動中、第1および第2収集帯域は、互いに壁で完
全に仕切られており、第1収集帯域と第2収集帯
域との唯一の連通は、中央汚染物出口および第1
濾過媒体を通してフイルタユニツトを介して行な
われる。燃料の流路は、第1濾過媒体を通る燃料
の半径方向内方の流れを有し、周囲汚染物出口
は、汚染物の予備濾過除去を行う。第1濾過媒体
は、凝集用媒体であり、本発明は、第2濾過媒体
を中央燃料室内に備えるのがよく、この第2濾過
媒体は隔壁媒体である。フイルタユニツトは、内
側から出る流れおよび外側から入る流れについて
汚染物の予備濾過除去を行うように作動できる。 変更例として、本発明による燃料フイルタユニ
ツトは、これを通る半径方向内方の燃料の流路を
形成するように第1および第2ポートを有するケ
ーシングと;このケーシング内の閉鎖ループに配
置されかつ中央燃料室を周囲燃料室から分離する
第1濾過媒体とを備え、周囲燃料室は、第1濾過
媒体とケーシングとの間に直接配置され、上記第
1濾過媒体は、燃料の流路に第1燃料ポートと第
2燃料ポートとの中間に配置され、上記燃料の流
路は、第1濾過媒体を通る燃料の半径方向内方の
流れを有し;さらに燃料フイルタユニツトは、周
囲燃料室から直接汚染物の予備濾過を行うように
作動できる周囲汚染物出口と;汚染物を中央燃料
室から直接排出するように作動できる中央汚染物
出口とを備えていることを特徴としている。さら
に、フイルタユニツトは、汚染物チヤンネルが通
つている端キヤツプを備え、この汚染物チヤンネ
ルは、周囲燃料室を周囲汚染物出口に連結してい
る。さらに、フイルタユニツトは、複数の汚染物
チヤンネルおよびこれらと関連した周囲汚染物出
口を有している。内方に延びる汚染物チヤンネル
の各々は端キヤツプにある。 変更例として、本発明は、中央汚染物出口およ
び周囲から半径方向内方に延びる少なくとも1つ
の汚染物チヤンネルを有する燃料フイルタ端キヤ
ツプよりなり、この端キヤツプは、ケーシング内
の閉鎖ループに配置された第1濾過媒体を固着し
て、中央汚染物出口が第1濾過媒体内の汚染物を
通すとともに、汚染物チヤンネルが第1濾過媒体
の外側からの汚染物を通すようになつており、ま
た端キヤツプは内側から出る燃料の流れおよび外
側から入る燃料の流れについて汚染物の予備濾過
排出を行うように作動できる。端キヤツプは、そ
の周囲から半径方向内方に延びる複数の同様に構
成された汚染物チヤンネルを備えている。端キヤ
ツプは、中央汚染物出口の中心に心出しされた共
通半径の円筒形周囲部分および隣接したせ円筒形
周囲部分間にある引込み部分を有し、この引込み
部分は、円筒形部分よりも中心に近い。さらに端
キヤツプは、二番取り部分を下面に有し、これら
の二番取り部分は、汚染物チヤンネルの一部を構
成する。端キヤツプは、燃料フイルタユニツトの
一部であり、この燃料フルタユニツトはまた、こ
れを通る燃料の流路を形成するように第1および
第2燃料ポートを有するケーシングと、このケー
シング内の閉鎖ループに配置されかつ中央燃料室
を周囲燃料室から分離する第1濾過媒体とを備
え、上記周囲燃料室は、第1濾過媒体とケーシン
グとの間に直接配置され、第1濾過媒体は、燃料
の流路に第1燃料ポートと第2燃料ポートとの中
間に配置され、またフイルタユニツトは、汚染物
を周囲燃料室から汚染物チヤンネルを通して直接
流出させように作動できる複数の汚染物出口を備
えている。
本発明の上記の特徴および他の特徴は、添付図
面を参照して以下の詳細な説明を考慮することに
よつて、一層容易に理解できるであろう。添付図
面において、数多の図面の全体にわたつて同じ符
号と同じ部分を示している。 第1図は本発明によるフイルタ組立体の横断面
図;第2図は本発明のフイルタユニツトの頂面
図;第3図は本発明のフイルタユニツトの底面
図;第4図は本発明による端キヤツプの底面図;
第5図は第4図の線5−5に沿つた横断面図;第
6図は端キヤツプの頂面図;第7図は第6図の線
7−7に沿つた横断面図である。 詳細な説明 第1図を参照すると、本発明によるフイルタ組
立体10は、横断面図に示されている。このフイ
ルタ組立体10は、ヘツド14に螺着されたフイ
ルタユニツト12を有する。このフイルタユニツ
ト12の底部には、汚染物収集ボウル16が螺着
されている。 ヘツド14および収集ボウル16は、前期特許
{ウイルソン等)の第4図のヘツドおよび収集ボ
ウルと実質的に操作上同一のものである。従つ
て、これらの構成要素を以下簡単にのみ述べる。 ヘツド14は、燃料入口18およびボール逆止
弁20を有し、この逆止弁は、燃料入口18から
の燃料の逆流を防ぐ。ボール逆止弁20へ接近す
るためには、プラグ22のねじを使用すればよ
い。ヘツド14の中には、手動操作可能なプライ
マ(primer)24が配置され、このプライマは、
シリンダ26内を延びており、シリンダ26は、
フイルタユニツト12の中央に位置決めされた雌
ねじ30に取付けるための雄ねじ28を有する。
さらに、ヘツド14は、濾過された燃料ヘツド1
4から送る燃料出口32を有し、濾過された燃料
をフイルタユニツト12からシリンダ26を経て
上方に通す。 収集ボウル16は、円筒形外壁部34および円
筒形内壁部36を有し、これらの円筒形内壁部と
外壁部との間には、周囲汚染物収集帯域38が延
びている。円筒形外壁部34と共軸である円筒形
内壁部36内には、中央汚染収集帯域すなわち溜
め部40が配置されている。周囲汚染物帯域38
および中央汚染物溜め部40を同時に排液するた
めに、前記ウイルソン等の特許に組入れられたも
のと同様のドレイン構造体42を使用すればよ
い。円筒形内壁部36には任意のヒータ44をフ
イルタユニツト12の中まで延びるように有利に
設けてもよく、このヒータは、1983年4月14日出
願の「フイルタアセンブリ」と称するシヤツプ氏
の米国特許出願第484904号明細書により詳細に記
載されている。電義ワイヤをヒータ44に接続す
るために、概略的に示してある部分43を使用す
ればよい。 さらに、収集ボウル16は、外壁部34にガス
ケツト46、そして円筒形外壁部36に雄ねじ4
8を有し、収集ボウル16をフイルタユニツト1
2の雄ねじ50に螺合することができる。変更例
として、外壁部34には、ねじをガスケツト46
の内側に配置することができ、内壁部36のシー
ルとしてOリングを使用することができる。望む
なら、任意のレベルセンサを収集ボウル16の中
に前記ウイルソン等の特許明細書に開示されたも
のと同様な態様で内蔵してもよい。 第1図を続けて参照し、また本発明のフイルタ
ユニツト12の頂面図および底面図を夫々示す第
2図および第3図をも考慮して、フイルタユニツ
ト12の構成を以下詳細に述べる。フイルタユニ
ツト12は、円筒形ハウジング52を有し、この
ハウジングは、例えば金属で作られるのがよい。
ガスケツト54を使用してフイルタユニツト12
とヘツド14との間の界面をシールする。ガスケ
ツト54は、デイスク部片58に取付けられたリ
ング部片56によつてすえ付けられ、デイスク部
片58には複数の円周に配列された燃料ポート6
0が設けられている。さらに、デイスク部片58
は、ヘツド14のシリンダ26の雄ねじ28とか
み合う雌ねじ30を有する。雌ねじ30内および
シリンダ26内の空間を中央燃料ポート62とし
て考えることができる。ガスケツト64を使用し
て中央燃料ポート62を周囲の燃料ポート60か
ら分離する。上方部片66がガスケツト64によ
つてデイスク部片58から間隔をへだてている。
環状または円筒形の濾過媒体68がこの部片66
から下向きに延びており、任意の第2すなわち内
側濾過媒体70がまた上方部片66から下方に延
びるのがよい。図示のように、内側濾過媒体70
はバツク、ソツクスまたはひだ媒体でもよい。 本発明は、種々の型式の濾過媒体について可能
であるが、環状の外側濾過媒体68は、凝集用媒
体であり、ソツク(sock)すなわち内側の媒体
70は、隔隔型フイルタであるのが好ましい。 環状または円筒形の媒体68は、ハウジング5
2の内部を濾過媒体68内に配置された中央燃料
室72および環状フイルタ68と円筒形ハウジン
グ52との間に直接(すなわち、介在フイルタな
しに)配置された周囲燃料室74に分割してい
る。 環状濾過媒体68の下端には、端キヤツプ76
が配置されている。この端キヤツプ76は、円筒
形ハウジング52内でフイルタ媒体68を支持
し、このハウジングは底部分78を有する。 本発明の端キヤツヴ76の特定の細部を続けて
述べる前に、特に第1図を参照してその作動を簡
単に要約することが役立つであろう。端キヤツプ
76は、中央汚染物出口80および複数の周囲汚
染物出口82を有し、これら両方の出口は、夫々
中央燃料室72および周囲燃料室74内の汚染物
を夫々の中央汚染物収集帯域40および周囲すな
わち環状汚染物収集帯域38の中に落下させる。
周囲汚染物出口82は、端キヤツプ76とハウジ
ング52の円筒形側壁部および底部78との間の
汚染物チヤンネル84を介して環状の周囲燃料室
74と連通している。注意することとしては、汚
染物帯域すなわち溜め部38,40は、互いに壁
で仕切られており、従つて、出口80,82およ
びフイルタ媒体68を通るフイルタユニツト12
を介してのみ連通することができる。 第4図乃至第7図をも考慮して第1図および第
3図を続けて参照して、端キヤツプ76の構成の
特定の細部を説明する。第4図は、端キヤツプ7
6の底面図を示し、第5図は、第4図の線5−5
に沿う横断面図を示している。第6図は、端キヤ
ツプ76の頂面図を示し、第7図は、第6図の線
7−7に沿う横断面図を示している。初めに、第
3図、第4図及び第6図を参照すると、フイルタ
ユニツト12およびこれと関連した端キヤツプ7
6は、同一に構成された4つの四半体を有し、こ
れらの四半体の各々の部分は同一であることがわ
かる。従つて、図示の簡単化のために、同一に構
成された部分すべてには参照番号を付していな
い。 端キヤツプ76は、4つの円筒形周部分86を
有し、これらの部分は、ケーシング52と、同じ
外形になつている。詳細には、外方の円筒形周部
分86は、底部78の一部を切取つた第3図の左
側に最も良く示すようにケーシング52の円筒形
壁部の内径よりわずかに小さい外径を有する。隣
接した円筒形周部分86間には、引込み部分すな
わちセクタ(sectors)88が配置され、これら
のセクタは、円筒形周部分86よりも端キヤツプ
76の中心90に近い。各引込み部分すなわちセ
クタ88は、テーパ状の半径方向の境界92およ
びテーパ状の弧形境界94内に形成された2つの
二番取り部分93を有する。弧形境界の弯曲中心
は中心90である。 円筒形外周部分86の各々は、2つの半径方向
のリツジ(ridges)98の間を弧形のリツジ96
が延びているホタテ具状(scalloplike)の構造
を有する。第5図および第7図に示すように、半
径方向のリツジ98は、弧形リツジ96までおよ
びこれからテーパになつている。 第3図に示すように、ケーシング52の底部7
8は、円筒形縁部100まで延び、これらの円筒
形縁部は、弧形リツジ96および引込み部分88
に相応する円筒形内縁部102に当接している。
周囲の汚染物出口82は、底部78の円筒形内縁
部102と端キヤツプ76の二番取り部分93の
内側孤状境界94との間に配置されている。底部
78の円筒形縁部100は、半径方向リツジ98
と平行に延びる半径方向縁部104によつて底部
の円筒形内縁部102に連結され、それにより端
キヤツプ76をハウジング52に対して回転しな
いようにしている。円筒形外周部分86に相当す
るセクタ各々における表面104は、円筒形ハウ
ジング52の一部を切取つた第5図の右側に再も
良く示すように、弧形リツジ96のすぐ外側かつ
ハウジングの底部78のすぐ上に配置されてい
る。隣接した二番取り部分93間とリツジ91は
表面104と同レベルであり、従つて、二番取り
部分93を金属ハウジング52の底部78から片
寄らすために単に支持体として働くだけである。
かかる半径方向リツジ91が存在しない場合、高
圧により、二番取り部分93は金属ハウジング5
2の金属底部78に向けて下方に押圧せしめられ
るかも知れない。 半径方向内方の作動中、燃料は、周囲燃料ポー
ト60を経てフイルタユニツト12に流入し、そ
して周囲燃料室74に進む。重い粒状物および/
または大きい水滴のいくらかは、汚染物チヤンネ
ル84を経て周囲汚染物出口82から直接(すな
わち、介在フイルタなし)流出していく。汚染物
出口84は、端キヤツプ76の部分88とハウジ
ング52の円筒形内壁部との間の間隔(特に、第
3図の切取り部分参照)、および底部78の円筒
形円縁部102を通り越して半径方向内方に延び
る二番取り部分93によつて形成される。かかる
汚染物は、外方の汚染物収集帯域38の中に落下
する。環状すなわち周囲燃料室78からの燃料
は、濾過媒体68を通つて半径方向内方に進み、
これらの濾過媒体は、粒状物を濾過し、かつ/あ
るいは、水を凝集する。中央燃料室72に入つた
燃料中の凝集用水および/または他の汚染物は、
中央汚染物出口80から中央汚染物収集帯域40
の中へ進む。水および/または他の汚染物は、任
意に収容し得る隔壁媒体70との接触前または接
触後、中央燃料室から流出する。次いで、濾過済
み燃料は、シリンダ26まで進み、そして燃料出
口32から流出する。 本発明の非常に有利な構成は、半径方向内方又
は半径方向外方へのいずれかの流れについての予
備濾過溜め部即ち収集帯域を考慮してのものであ
る。例えば、濾過ユニツト12は、任意的な隔壁
濾過媒体70を除外すると、半径方向内方への流
れ又は半径方向外方への流れのいずれについても
容易に且つ迅速に使用し得る。本発明の端キヤツ
ヴ76は、このような流れ方向の逆転を考慮して
いる。端キヤツプ76は又、濾過媒体68と円筒
形ハウジング52との間の周囲燃料室74を、収
集ボール16の周囲汚染物収集帯域38に連結さ
せる。半径方向内方に延びた汚染物チヤンネル8
4を有する本発明の端キヤツプ76は、半径方向
方への流れ及び半径方向外方への流れに順応する
フイルタに使用するのに有利であるばかりでな
く、いずれかの型式の燃料フイルタに使用するの
にも有利である。すなわち、半径方向内方への流
れと半径方向外方への流れに対して別々のフイル
タを設計したとしても、いずれの型式とフイルタ
に対しても同じ端キヤツプ76を使用することが
できる。換言すると、半径方向方への流れ用のフ
イルタと半径方向外方への流れ用のフイルタの両
方を製造する製造業者は、いずれの型式のフイル
タについても同じ端キヤツプ76を使用すること
ができる。 本発明の特定の構成および構造について説明し
たが、これらの構成および構造は単に例示のため
のものであることは容易にわかるであろう。種々
の変更例および変形例は当業者には容易に明らか
になるであろう。
面を参照して以下の詳細な説明を考慮することに
よつて、一層容易に理解できるであろう。添付図
面において、数多の図面の全体にわたつて同じ符
号と同じ部分を示している。 第1図は本発明によるフイルタ組立体の横断面
図;第2図は本発明のフイルタユニツトの頂面
図;第3図は本発明のフイルタユニツトの底面
図;第4図は本発明による端キヤツプの底面図;
第5図は第4図の線5−5に沿つた横断面図;第
6図は端キヤツプの頂面図;第7図は第6図の線
7−7に沿つた横断面図である。 詳細な説明 第1図を参照すると、本発明によるフイルタ組
立体10は、横断面図に示されている。このフイ
ルタ組立体10は、ヘツド14に螺着されたフイ
ルタユニツト12を有する。このフイルタユニツ
ト12の底部には、汚染物収集ボウル16が螺着
されている。 ヘツド14および収集ボウル16は、前期特許
{ウイルソン等)の第4図のヘツドおよび収集ボ
ウルと実質的に操作上同一のものである。従つ
て、これらの構成要素を以下簡単にのみ述べる。 ヘツド14は、燃料入口18およびボール逆止
弁20を有し、この逆止弁は、燃料入口18から
の燃料の逆流を防ぐ。ボール逆止弁20へ接近す
るためには、プラグ22のねじを使用すればよ
い。ヘツド14の中には、手動操作可能なプライ
マ(primer)24が配置され、このプライマは、
シリンダ26内を延びており、シリンダ26は、
フイルタユニツト12の中央に位置決めされた雌
ねじ30に取付けるための雄ねじ28を有する。
さらに、ヘツド14は、濾過された燃料ヘツド1
4から送る燃料出口32を有し、濾過された燃料
をフイルタユニツト12からシリンダ26を経て
上方に通す。 収集ボウル16は、円筒形外壁部34および円
筒形内壁部36を有し、これらの円筒形内壁部と
外壁部との間には、周囲汚染物収集帯域38が延
びている。円筒形外壁部34と共軸である円筒形
内壁部36内には、中央汚染収集帯域すなわち溜
め部40が配置されている。周囲汚染物帯域38
および中央汚染物溜め部40を同時に排液するた
めに、前記ウイルソン等の特許に組入れられたも
のと同様のドレイン構造体42を使用すればよ
い。円筒形内壁部36には任意のヒータ44をフ
イルタユニツト12の中まで延びるように有利に
設けてもよく、このヒータは、1983年4月14日出
願の「フイルタアセンブリ」と称するシヤツプ氏
の米国特許出願第484904号明細書により詳細に記
載されている。電義ワイヤをヒータ44に接続す
るために、概略的に示してある部分43を使用す
ればよい。 さらに、収集ボウル16は、外壁部34にガス
ケツト46、そして円筒形外壁部36に雄ねじ4
8を有し、収集ボウル16をフイルタユニツト1
2の雄ねじ50に螺合することができる。変更例
として、外壁部34には、ねじをガスケツト46
の内側に配置することができ、内壁部36のシー
ルとしてOリングを使用することができる。望む
なら、任意のレベルセンサを収集ボウル16の中
に前記ウイルソン等の特許明細書に開示されたも
のと同様な態様で内蔵してもよい。 第1図を続けて参照し、また本発明のフイルタ
ユニツト12の頂面図および底面図を夫々示す第
2図および第3図をも考慮して、フイルタユニツ
ト12の構成を以下詳細に述べる。フイルタユニ
ツト12は、円筒形ハウジング52を有し、この
ハウジングは、例えば金属で作られるのがよい。
ガスケツト54を使用してフイルタユニツト12
とヘツド14との間の界面をシールする。ガスケ
ツト54は、デイスク部片58に取付けられたリ
ング部片56によつてすえ付けられ、デイスク部
片58には複数の円周に配列された燃料ポート6
0が設けられている。さらに、デイスク部片58
は、ヘツド14のシリンダ26の雄ねじ28とか
み合う雌ねじ30を有する。雌ねじ30内および
シリンダ26内の空間を中央燃料ポート62とし
て考えることができる。ガスケツト64を使用し
て中央燃料ポート62を周囲の燃料ポート60か
ら分離する。上方部片66がガスケツト64によ
つてデイスク部片58から間隔をへだてている。
環状または円筒形の濾過媒体68がこの部片66
から下向きに延びており、任意の第2すなわち内
側濾過媒体70がまた上方部片66から下方に延
びるのがよい。図示のように、内側濾過媒体70
はバツク、ソツクスまたはひだ媒体でもよい。 本発明は、種々の型式の濾過媒体について可能
であるが、環状の外側濾過媒体68は、凝集用媒
体であり、ソツク(sock)すなわち内側の媒体
70は、隔隔型フイルタであるのが好ましい。 環状または円筒形の媒体68は、ハウジング5
2の内部を濾過媒体68内に配置された中央燃料
室72および環状フイルタ68と円筒形ハウジン
グ52との間に直接(すなわち、介在フイルタな
しに)配置された周囲燃料室74に分割してい
る。 環状濾過媒体68の下端には、端キヤツプ76
が配置されている。この端キヤツプ76は、円筒
形ハウジング52内でフイルタ媒体68を支持
し、このハウジングは底部分78を有する。 本発明の端キヤツヴ76の特定の細部を続けて
述べる前に、特に第1図を参照してその作動を簡
単に要約することが役立つであろう。端キヤツプ
76は、中央汚染物出口80および複数の周囲汚
染物出口82を有し、これら両方の出口は、夫々
中央燃料室72および周囲燃料室74内の汚染物
を夫々の中央汚染物収集帯域40および周囲すな
わち環状汚染物収集帯域38の中に落下させる。
周囲汚染物出口82は、端キヤツプ76とハウジ
ング52の円筒形側壁部および底部78との間の
汚染物チヤンネル84を介して環状の周囲燃料室
74と連通している。注意することとしては、汚
染物帯域すなわち溜め部38,40は、互いに壁
で仕切られており、従つて、出口80,82およ
びフイルタ媒体68を通るフイルタユニツト12
を介してのみ連通することができる。 第4図乃至第7図をも考慮して第1図および第
3図を続けて参照して、端キヤツプ76の構成の
特定の細部を説明する。第4図は、端キヤツプ7
6の底面図を示し、第5図は、第4図の線5−5
に沿う横断面図を示している。第6図は、端キヤ
ツプ76の頂面図を示し、第7図は、第6図の線
7−7に沿う横断面図を示している。初めに、第
3図、第4図及び第6図を参照すると、フイルタ
ユニツト12およびこれと関連した端キヤツプ7
6は、同一に構成された4つの四半体を有し、こ
れらの四半体の各々の部分は同一であることがわ
かる。従つて、図示の簡単化のために、同一に構
成された部分すべてには参照番号を付していな
い。 端キヤツプ76は、4つの円筒形周部分86を
有し、これらの部分は、ケーシング52と、同じ
外形になつている。詳細には、外方の円筒形周部
分86は、底部78の一部を切取つた第3図の左
側に最も良く示すようにケーシング52の円筒形
壁部の内径よりわずかに小さい外径を有する。隣
接した円筒形周部分86間には、引込み部分すな
わちセクタ(sectors)88が配置され、これら
のセクタは、円筒形周部分86よりも端キヤツプ
76の中心90に近い。各引込み部分すなわちセ
クタ88は、テーパ状の半径方向の境界92およ
びテーパ状の弧形境界94内に形成された2つの
二番取り部分93を有する。弧形境界の弯曲中心
は中心90である。 円筒形外周部分86の各々は、2つの半径方向
のリツジ(ridges)98の間を弧形のリツジ96
が延びているホタテ具状(scalloplike)の構造
を有する。第5図および第7図に示すように、半
径方向のリツジ98は、弧形リツジ96までおよ
びこれからテーパになつている。 第3図に示すように、ケーシング52の底部7
8は、円筒形縁部100まで延び、これらの円筒
形縁部は、弧形リツジ96および引込み部分88
に相応する円筒形内縁部102に当接している。
周囲の汚染物出口82は、底部78の円筒形内縁
部102と端キヤツプ76の二番取り部分93の
内側孤状境界94との間に配置されている。底部
78の円筒形縁部100は、半径方向リツジ98
と平行に延びる半径方向縁部104によつて底部
の円筒形内縁部102に連結され、それにより端
キヤツプ76をハウジング52に対して回転しな
いようにしている。円筒形外周部分86に相当す
るセクタ各々における表面104は、円筒形ハウ
ジング52の一部を切取つた第5図の右側に再も
良く示すように、弧形リツジ96のすぐ外側かつ
ハウジングの底部78のすぐ上に配置されてい
る。隣接した二番取り部分93間とリツジ91は
表面104と同レベルであり、従つて、二番取り
部分93を金属ハウジング52の底部78から片
寄らすために単に支持体として働くだけである。
かかる半径方向リツジ91が存在しない場合、高
圧により、二番取り部分93は金属ハウジング5
2の金属底部78に向けて下方に押圧せしめられ
るかも知れない。 半径方向内方の作動中、燃料は、周囲燃料ポー
ト60を経てフイルタユニツト12に流入し、そ
して周囲燃料室74に進む。重い粒状物および/
または大きい水滴のいくらかは、汚染物チヤンネ
ル84を経て周囲汚染物出口82から直接(すな
わち、介在フイルタなし)流出していく。汚染物
出口84は、端キヤツプ76の部分88とハウジ
ング52の円筒形内壁部との間の間隔(特に、第
3図の切取り部分参照)、および底部78の円筒
形円縁部102を通り越して半径方向内方に延び
る二番取り部分93によつて形成される。かかる
汚染物は、外方の汚染物収集帯域38の中に落下
する。環状すなわち周囲燃料室78からの燃料
は、濾過媒体68を通つて半径方向内方に進み、
これらの濾過媒体は、粒状物を濾過し、かつ/あ
るいは、水を凝集する。中央燃料室72に入つた
燃料中の凝集用水および/または他の汚染物は、
中央汚染物出口80から中央汚染物収集帯域40
の中へ進む。水および/または他の汚染物は、任
意に収容し得る隔壁媒体70との接触前または接
触後、中央燃料室から流出する。次いで、濾過済
み燃料は、シリンダ26まで進み、そして燃料出
口32から流出する。 本発明の非常に有利な構成は、半径方向内方又
は半径方向外方へのいずれかの流れについての予
備濾過溜め部即ち収集帯域を考慮してのものであ
る。例えば、濾過ユニツト12は、任意的な隔壁
濾過媒体70を除外すると、半径方向内方への流
れ又は半径方向外方への流れのいずれについても
容易に且つ迅速に使用し得る。本発明の端キヤツ
ヴ76は、このような流れ方向の逆転を考慮して
いる。端キヤツプ76は又、濾過媒体68と円筒
形ハウジング52との間の周囲燃料室74を、収
集ボール16の周囲汚染物収集帯域38に連結さ
せる。半径方向内方に延びた汚染物チヤンネル8
4を有する本発明の端キヤツプ76は、半径方向
方への流れ及び半径方向外方への流れに順応する
フイルタに使用するのに有利であるばかりでな
く、いずれかの型式の燃料フイルタに使用するの
にも有利である。すなわち、半径方向内方への流
れと半径方向外方への流れに対して別々のフイル
タを設計したとしても、いずれの型式とフイルタ
に対しても同じ端キヤツプ76を使用することが
できる。換言すると、半径方向方への流れ用のフ
イルタと半径方向外方への流れ用のフイルタの両
方を製造する製造業者は、いずれの型式のフイル
タについても同じ端キヤツプ76を使用すること
ができる。 本発明の特定の構成および構造について説明し
たが、これらの構成および構造は単に例示のため
のものであることは容易にわかるであろう。種々
の変更例および変形例は当業者には容易に明らか
になるであろう。
Applications Claiming Priority (2)
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US626031 | 1984-06-29 | ||
US06/626,031 US4626348A (en) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | End cap which will accommodate flow reversal |
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Family Applications (1)
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JP60502834A Granted JPS61502523A (ja) | 1984-06-29 | 1985-06-24 | 流れの逆転に順応する流れ逆転端キャップを備えたフィルタ |
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JP (1) | JPS61502523A (ja) |
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