JPH0554200U - 循環式呼吸器の安全装置 - Google Patents
循環式呼吸器の安全装置Info
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- JPH0554200U JPH0554200U JP10640591U JP10640591U JPH0554200U JP H0554200 U JPH0554200 U JP H0554200U JP 10640591 U JP10640591 U JP 10640591U JP 10640591 U JP10640591 U JP 10640591U JP H0554200 U JPH0554200 U JP H0554200U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 循環式呼吸器において、ガス切れ元弁や調整
弁の開き忘れを未熟練者でも確実に知ることが出来る呼
吸器の安全装置。 【構成】 筒状の外筒21と、この外筒21の一方の端
部に設けられ、源ガスが導入される調整ガス導入口25
と、上記外筒の中間を仕切り、上記調整ガス導入口25
との間に調整ガス室24を形成する可動弁部材壁26
と、この可動弁部材壁の上記調整ガス導入口25と反対
側の面で閉塞された、呼吸器ガス導入口29が設けられ
た呼吸器ガス室27、および逆止弁31を介して外部に
連通する放出ガス室28とを有する循環式呼吸器の安全
装置。
弁の開き忘れを未熟練者でも確実に知ることが出来る呼
吸器の安全装置。 【構成】 筒状の外筒21と、この外筒21の一方の端
部に設けられ、源ガスが導入される調整ガス導入口25
と、上記外筒の中間を仕切り、上記調整ガス導入口25
との間に調整ガス室24を形成する可動弁部材壁26
と、この可動弁部材壁の上記調整ガス導入口25と反対
側の面で閉塞された、呼吸器ガス導入口29が設けられ
た呼吸器ガス室27、および逆止弁31を介して外部に
連通する放出ガス室28とを有する循環式呼吸器の安全
装置。
Description
【0001】
本考案は、潜水などに用いられる循環式呼吸器に取付けられる安全装置に関す る。
【0002】
一般にレジャー潜水においては、200気圧、10リットル程度の高圧空気ボ ンベにレギュレータを接続した呼吸器が用いられている。
【0003】 この呼吸器には、吸気として送られて酸素(あるいは空気の如く酸素を含む混 合ガス)等の呼吸用ガスを吸気し、続く呼気時に吐き出す呼気ガスを系外に排出 する開放型呼吸器と、上記吐き出される呼気ガスを該ガス中のCO2 を除去して 精製し、吸気ガスとして循環し、新たに送気される呼吸用ガスに混合し、再利用 する循環式呼吸器と、更にこれら2つの機能を備えた中間型の半循環式呼吸器等 がある。
【0004】 そしてこれらの呼吸器のうち、用意した呼吸用ガスを有効に使用し得て、同量 のガスでより長時間にわたって活動可能な循環式呼吸器が好まれて使用されるよ うになってきている。
【0005】 以下これを図6および図7に、循環式呼吸器の一例を示す平面図、正面図に図 示して説明する。 図中符号1は、樹脂製で僅かに円弧状をなす短い筒状の呼吸室であり、その凹 面側の中央部にはくわえ止め2A付きのマウスピース2が固定されている。この マウスピース2は呼吸室1内に通路1Aを介して連通し、呼吸室1には図中左側 端部に呼気時に呼吸室1からの左側への流出を阻止する吸入側逆止弁3、右側端 部に吸入時右側管路より呼吸室1への流入を阻止する呼気側逆止弁4が設けられ ている。また呼吸室1には流入口5が形成され、呼吸室1にはこの流入口5に連 通して箱状のガス供給部6が設けられている。
【0006】 該ガス供給部6は、一側面に呼吸室1へのガス供給路6aにつながる呼吸用ガ ス容器接続孔8、他側面に予備ガス容器固定穴9を有し、いずれも酸素ガス等の 呼吸用ガス容器10の先端をねじ込み式やワンタッチ固定機構等により着脱可能 に固定する構造となっている。
【0007】 前記ガス容器10には元弁(図示せず)が設けられており、接続孔8に呼吸用 ガス容器10を取付け元弁を開くことによってガス供給路6aに酸素等の呼吸用 ガスが導入されるようになっている。
【0008】 さらに、前記供給路には数種のオリフィスを備えてこれを切り換えて所定の流 量にする流量切り換え弁(図示せず)が設けられ、その調節ツマミ11がガス供 給部6の下面に配置されている。この流量切り換え弁は、たとえば0(offの 状態),1.0,1.5,2リットル/分の3段階に呼吸ガスの流量を切り換え し得るもので、潜水者が自身の呼吸状態を確認しつつ流量を適宜水中で調節でき るようになっている。なお、人間の酸素消費量は常圧下平常時で約0.5リット ル/分である。
【0009】 また、呼吸室1の右側下壁には逆止弁7が設けられ、後述するフレキシブルチ ューブ12が膨らみきって呼吸室1の内圧が外圧より高まった場合にのみ開き、 混入水をトラップするとともに、外部にガスを逃すようになっている。
【0010】 前記呼吸室1の両端には、柔軟な合成ゴムや樹脂等からなる蛇腹状のフレキシ ブルチューブ12の一端がそれぞれ連結されるとともに、これらチューブ12の 管路途中に筒状の炭酸ガス吸収部13が着脱自在に介装され、全体で閉回路を形 成する輪状管路14が構成されている。
【0011】 前記フレキシブルチューブ12は、使用者の通常の呼吸量以上の内容積増減が 可能であるように、太さ、材質、肉厚、蛇腹形状等が総合的に決定されている。 具体的には、成人用として1〜2リットル、子供用であれば0.5〜1リットル 程度の内容積増減が、不快な呼吸抵抗を生じずに可能な範囲とされている。また 輪状管路14の直径は、平常時に人の首が十分に通り、伸縮時に首を締め付ける ことがなく、かつ拡張時に肩からずり落ちない範囲に設定されている。
【0012】 一方、前記炭酸ガス吸収部13は、樹脂製パイプ15内に、粒状または顆粒状 等のCa(OH)2 ,Ba(OH)2 ,KOH,NaOH等の混合物からなる炭 酸ガス吸収剤16(例えばケメトロン社製「バラライム」,ワコー純薬製「ソー ダソープ」)を充填し、漏れないよう防水フィルタ(図示せず)で封止したもの で、その充填量は2本分のガス容器10を呼吸して発生した炭酸ガスを略完全に 除去できる量とされている。
【0013】 以上の構成からなる呼吸装置を使用するには、まず、炭酸ガス吸収部13およ び各酸素ガス容器10を新品と交換し、輪状管路14を首にかけてマウスピース 2をくわえる。次いで流量切り換え弁の調節ツマミ11を回して所望の呼吸用ガ ス量とし、数回呼吸の後、水中に入りゆっくり潜降する。
【0014】 この状態で息を吐くと、逆止弁3が閉じ、逆止弁4が開いて輪状管路14内に 一部の酸素ガス等呼吸用ガスとともに呼気が流入し、チューブ12が膨らみつつ 一部の酸素ガス等呼吸用ガスと呼気が炭酸ガス吸収部13を通過して呼気中の炭 酸ガスが除去される。この時、排気量が大きく各チューブ12が完全に膨らみき ると、排気弁7が開いて過剰のガスが排出される。
【0015】 一方、逆に息を吸うと、逆止弁3が開いて逆止弁4が閉じ、炭酸ガス吸収部1 3を通過して炭酸ガスを除去された酸素ガスを含むガスが輪状管路14より呼吸 室1に入り、酸素ガス等呼吸用ガス容器よりの呼吸用ガスとともに潜水者の肺に 入る。
【0016】 このサイクルを繰り返すことにより、地上と変わりなく快適に呼吸することが できる。そして1本分の呼吸用ガス容器10を使い終わる前に浮上して、水面ま たは陸上で左右のガス容器10を交換することにより再度の潜水が可能である。 なお上記循環式呼吸器として循環輪状管路14として伸縮・膨張可能なフレキシ ブルチューブ12を用いたものを例示したが、フレキシブルチューブ12に代え て単なる硬質の輪状管としてこの管路に可撓バックを配設したものも同様な作動 をする。
【0017】 この循環式の呼吸器においては、ガス供給源から酸素等の呼吸用ガスの供給が 全くない場合においても、呼吸が可能で、酸素分圧が徐々に低下してはじめて気 がつき、あわてることがある。
【0018】 そのため、このような循環式呼吸器では、呼吸用ガス容器10のガス切れ、元 弁や調整弁の開き忘れを装着者に知らせる安全装置として、(a)酸素センサ( 分圧計)、(b)残圧計、(c)ホイッスル等が使用されている。
【0019】 (a)の酸素センサによる方法は、呼吸回路内の酸素分圧を常時測定し、分圧 が所定値以下となった場合に警報音などによって装着者に知らせるもの。
【0020】 (b)の残圧計による方法は、呼吸用ガス容器内のガス圧力を圧力計によって 測定し、装着者はその表示を見て判断するもの。
【0021】 (c)のホイッスルによる方法は、呼吸用ガス容器のガスを放出する部分にホ イッスルを設け、ガスが供給されていることを音によって、装着者に知らせるも の。などである。
【0022】
ところでこのように、上記従来の安全装置は、ガス切れ、元弁や調整弁(以下 元弁等という)の開け忘れ等、異状状態であることを装着者に知らせることは出 来るが、開放式呼吸器のように、元弁等を開き忘れれば一切吸気が得られないの と異なり、呼吸は正常時と同様に出来、酸素分圧が徐々に低下してはじめて感知 される。 そのため、循環式呼吸器は、上記安全装置の確認訓練をし、ある程度の熟練を 経た後に実際の現場で使用することが必要である。
【0023】 本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、上記のようなガス源切れ、元弁等 の開き忘れ等を、呼吸回路内に供給する直前の調整圧力の変動から感知し、呼気 ガスの一部を水中に放出させることによって、未熟練者でも確実に異常であるこ とがわかる循環式呼吸器の安全装置を提供することを目的とする。
【0024】
本考案に係る安全装置においては、外壁を形成する筒状の外筒内に、呼吸器内 のガスを導入する導入口を有する呼吸器ガス室を中間に配して、その両端に所定 圧力の呼吸器送給ガスを導入する導入口を有する調整ガス室と、外部に向けて放 出可能な逆止弁を設けてなる放出ガス室との三つの区画室を形成してなり、かつ 上記呼吸器ガス室と調整ガス室とをそれぞれの室の圧力差で作動する可動弁部材 壁で仕切られてなるとともに、上記呼吸器ガス室と放出ガス室とを上記可動弁部 材壁の作動で開閉する連通口を有する仕切壁で仕切られてなることを問題解決の 手段とした。
【0025】
本考案の安全装置は、上記の構成となっているので、呼吸用ガス容器から安全 装置の調整ガス室に調整ガス導入口を介して導入されるガスの圧力が小さいと、 呼吸器ガス室と、放出ガス室との連通口を閉塞している可動弁部材壁26の閉塞 力が低下し、呼吸器ガス室27から放出ガス室28にガスが流れ、放出ガス室の 逆止弁から水中に放出されるので、ガス容器の異状や調整器等ガス容器〜ガス流 路内で異状が発生していることが明瞭にわかる。
【0026】
図1は本考案に係る呼吸器の安全装置の一実施例を示すもので、図中21は筒 状の外筒である。この外筒21の一方の端部には呼吸用ガス容器22から、圧力 調整器23によって所定圧力に調整された調整ガスを調整ガス室24内に導入す る調整ガス導入口25が設けられている。
【0027】 上記外筒1の中間は、たとえば可撓性ダイヤフラムよりなる可動弁部材壁26 によって仕切られ、このダイヤフラム26の上記調整ガス導入口25と反対側の 面によって閉塞された、呼吸器ガス室27および放出ガス室28が設けられてい る。
【0028】 上記呼吸器ガス室27は、呼気が流入する呼吸器ガス導入口29が設けられ、 循環式呼吸器の循環管路30に連通しており、放出ガス室28は、外側に開く逆 止弁31を介して、外部に開放されている。なお22aは呼吸用ガス容器22よ りの呼吸用ガスを循環管路30に所定流量供給するための流量調整器である。
【0029】 以下その動作につき説明する。 図2は呼吸器への呼吸ガスが正常に供給されている時の本考案の安全装置の作 動状態を示すもので、呼吸用ガスは呼吸用ガス容器22より圧力調整器23で所 定の一定圧力にし、次いで流量調整器22aで所望流量に定めて循環式呼吸器の 循環管路30に供給される。このような状態で上記圧力調整器23で一定圧力に された呼吸器用ガスの一部を分岐し、安全装置の調整ガス導入口25より調整ガ ス室24に導入される。そしてこの調整ガスは調整ガス室24と呼吸器ガス室2 7とを仕切っている可撓性ダイヤフラムの如き可動弁部材壁26を加圧する。一 方安全装置の呼吸器ガス室27は導入口29を介して呼吸器の循環管路30の系 と連設されている。 このような配設で使用者は呼吸器により、呼吸器用ガス容器22より供給され る呼吸器用ガスを吸入する。
【0030】 しかし、呼吸用ガス容器22のガス切れや元弁、圧力調整器の開き忘れや閉塞 の場合には、調整ガス室24及び循環管路30への呼吸用ガスの流入が止まり、 図3に示すように環境圧力と調整ガス室24の圧力は均圧化し、ダイヤフラムの 如き可動弁部材壁26に作用する圧力は低くなる。このため循環管路30での呼 気時には安全装置の呼吸器ガス室27内の圧が上昇し、ダイヤフラム26を正常 状態とは逆方向(図面左方向)に押し上げる。この結果呼吸器ガス室27と放出 ガス室28を仕切る壁に隙間が生じこれらが連通され、呼気の一部が放出ガス室 28に流れ、この呼気の一部は逆止弁31を介して水中に放出される。したがっ て、熟練者でなくとも、異状の発生を知ることができる。
【0031】 上記循環式呼吸器は、呼気を再循環させて再利用するものであるから、呼気を 循環回路外に放出すると、吸気量が減少し、装着者は呼吸困難となる。この場合 、逆止弁31を介して排出されるガス量は、逆止弁31、可動弁部材壁26の径 、硬さ等を変えることによって、変えることができ、装着者が安全に使用できる 範囲を選定することができる。
【0032】 図4、図5は、可動弁部材壁26をダイヤフラムの代りに逆止弁41、或いは スプリング42aを用いた逆止弁42を用いたもので、作動については上記ダイ ヤフラム26と同様である。この場合においても、逆止弁41の弾性やスプリン グ42aの強さを変えることによって、呼吸回路から外部に放出されるガス量が 調整できる。 なお上記実施例では安全装置の調整ガス室24への調整ガスの導入を、呼吸用 ガス容器22より圧力調整器23を経た後の呼吸用ガスを分岐して導いたが、こ れに限定されるものでなく、更に流量調整器22a後の呼吸器の循環管路30に 導入する前で呼吸用ガスを分岐して導いても良いし、また流量調整器22a後の 呼吸用ガスを本安全装置の調整ガス室24に導入し、調整ガス室24を経由して これを呼吸器の循環管路30に供給するようにしてもよい。
【0033】 次に安全装置を試作して、テストを実施した。 試作した装置は、内径22mmの外筒21を用い、可動弁部材壁26として厚 さ1mmのダイアフラムを取付け、図1の構造の安全装置とした。この装置を、 図6に示す循環式呼吸器に組込み、深さ5mの実験プールにおいて試用テストを 行なった。 本体の逆止弁7の設定圧力は通常呼吸時(約15リットル/分)において約4 0cmH2 Oである。これに対して、本装置の逆止弁31の作動圧は、通常呼吸 時で10cmH2 Oであった。
【0034】 この装置を組込んだ循環式呼吸器を使用して、水中で呼吸を行ない、各使用状 態における作動状態を調べた。
【0035】 (i)呼吸用ガス容器元弁の開け忘れ 本装置を使用した場合呼気の一部は、本装置の逆止弁31を介して水中に排気 されて気泡の発生が確認された。本装置未設置の循環式呼吸器では、元弁閉の使 用に際して約1分間の呼吸(10回程度の呼吸)が可能であったが、本装置を組 込んだ後は、15sec程度(約3回)の呼吸が可能であった。
【0036】 (ii)正常の作動時 呼吸用ガス容器の元弁が開かれ、全ての調整器が正常に作動している通常の呼 吸時には、本装置を組込んだ後においても、本装置を介して水中への排気は無く 、通常の呼吸ができた。
【0037】 (iii)ガス切れ時 本装置が組込まれた循環式呼吸器において、呼吸用ガス容器内でのガス切れ後 は、呼気の一部が本装置の逆止弁31を介して水中に排気され、水中で気泡の発 生が確認された。本装置が組込まれていない場合には、ガス切れ後約3分間(約 30回)の呼吸が可能であったが、組込み後は、約1分間(約10回)の呼吸が 可能であった。上記循環式呼吸器の調整圧力は約0.1kgf/cm2 であった 。
【0038】
以上説明したように本考案に係る安全装置は、呼吸用ガス容器の元弁や系の各 調整器の開き忘れ、系の閉塞等による呼吸用ガスの未供給事故や、更には呼吸用 ガスのガス切れになると、呼吸器ガス室に送入された呼気が放出ガス室に流入さ れ、安全装置の逆止弁31から水中に放出されて気泡が発生するので、未熟練者 でもただちに異状であることがわかり、パニックに追込まれることなく対策する ことができる。
【0039】 また異状の感知の水中に気泡を噴出させる他、呼吸器ガス室から放出ガス室に ガスが移動する場合に、警報音を発生させることによって行なってもよい。
【図1】本考案に係る循環呼吸器の安全装置の一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1の安全装置が正常に作動している状態を示
す図である。
す図である。
【図3】図1の安全装置が作動して異状を報知している
場合を示す図である。
場合を示す図である。
【図4】本考案に係る安全装置の他の例を示す図1相当
図である。
図である。
【図5】本考案に係る安全装置のさらに他の例を示す図
1相当図である。
1相当図である。
【図6】循環式呼吸器の一例を示す平面図である。
【図7】図6の呼吸室部分の正面図である。
1 呼吸室 1A 通路 2 マウスピース 2A くわえ止め 3 吸入側逆止弁 4 呼気側逆止弁 5 流入口 6 ガス供給部 6a ガス供給路 7 逆止弁 8 ガス容器接続孔 9 ガス容器固定穴 10 酸素ガス容器(ガス容器) 11 調節ツマミ 12 フレキシブルチューブ 13 炭酸ガス吸収部 14 輪状管路 15 樹脂製パイプ 16 炭酸ガス吸収剤 21 外筒 22 呼吸用ガス容器 22a 流量調整器 23 圧力調整器 24 調整ガス室 25 調整ガス導入口 26 可動弁部材壁 27 呼吸器ガス室 28 放出ガス室 29 呼吸器ガス導入口 30 循環管路 31 逆止弁 41 逆止弁 42 逆止弁 42a スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 正三 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内 (72)考案者 高橋 仁 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 外壁を形成する筒状の外筒内に、呼吸器
内のガスを導入する導入口を有する呼吸器ガス室を中間
に配して、その両端に所定圧力の呼吸器送給ガスを導入
する導入口を有する調整ガス室と、外部に向けて放出可
能な逆止弁を設けてなる放出ガス室との三つの区画室を
形成してなり、かつ上記呼吸器ガス室と調整ガス室とを
それぞれの室の圧力差で作動する可動弁部材壁で仕切ら
れてなるとともに、上記呼吸器ガス室と放出ガス室とを
上記可動弁部材壁の作動で開閉する連通口を有する仕切
壁で仕切られてなることを特徴とする循環式呼吸器の安
全装置。 - 【請求項2】 可動弁部材壁が可撓性ダイヤフラムであ
ることを特徴とする請求項1記載の循環式呼吸器の安全
装置。 - 【請求項3】 ダイヤフラムの代りに、導入室および放
出室をそれぞれ閉塞、或いは連通する弁が設けられた請
求項1記載の循環式呼吸器の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10640591U JP2502449Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 循環式呼吸器の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10640591U JP2502449Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 循環式呼吸器の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554200U true JPH0554200U (ja) | 1993-07-20 |
JP2502449Y2 JP2502449Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=14432775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10640591U Expired - Lifetime JP2502449Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 循環式呼吸器の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502449Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP10640591U patent/JP2502449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2502449Y2 (ja) | 1996-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |