JPH0553860A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH0553860A
JPH0553860A JP3209360A JP20936091A JPH0553860A JP H0553860 A JPH0553860 A JP H0553860A JP 3209360 A JP3209360 A JP 3209360A JP 20936091 A JP20936091 A JP 20936091A JP H0553860 A JPH0553860 A JP H0553860A
Authority
JP
Japan
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control information
memory
processor
remote maintenance
dual port
Prior art date
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Application number
JP3209360A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Yamada
満 山田
Akiyoshi Teramoto
昭好 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御部5A内のインタフェース回路10によ
りバス4をアクセスでき、制御部5A内のインタフェー
ス回路11により制御部5Aと遠隔保守用プロセッサ6
の物理的な着脱を可能とし、制御部5A内のデュアルポ
ートメモリ16が「制御情報」の格納領域として設定さ
れ、CPU1と遠隔保守用プロセッサ6の両方から「制
御情報」の非同期アクセスを可能とされる。 【効果】 「制御情報」をデュアルポートメモリ16に
割り付け、情報伝達プロセスを簡素化することで、情報
遅延を低減し、制御部5Aのプロセッサを不要とし、ハ
ードウエアのコストを低減できるシステムを構築するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ処理装置に関
し、特に中央処理装置や主記憶装置等の外部装置とのシ
ステム構成及びインタフェース方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来例の構成を図13、図14及び図1
5を参照しながら説明する。図13〜図15は、例えば
特開平1−246641号公報に示された従来のデータ
処理装置、その制御部及び遠隔保守用プロセッサを示す
ブロック図である。
【0003】図13において、1は制御情報及び読み出
し/書き込みデータ(以下、「制御情報」という。)を
入出力すると共に、データ処理装置を動作させるCP
U、2はCPU1が動作するために必要なメモリ、3は
CPU1の周辺装置の制御を補助する周辺制御部、4は
各機器間を接続するためのバス、5はハードウエア保守
のために用意され、図示しない中央処理装置や主記憶装
置(以下、「中央処理装置」という。)との間でデータ
の授受を実現するための制御部、6は制御部5に接続さ
れ制御情報を表示するための遠隔保守用プロセッサ、7
は遠隔保守用プロセッサ6と中央処理装置とを接続する
ためのモデムである。
【0004】図14において、8は制御部5を動作させ
るためのプロセッサ、9はプロセッサ8が動作するため
に必要なローカルメモリ、10はバス4をアクセスする
ためのインタフェース回路、11は制御部5と遠隔保守
用プロセッサ6を接続するためのインタフェース回路で
ある。
【0005】図15において、12は遠隔保守用プロセ
ッサ6を動作させるためのプロセッサ、13はプロセッ
サ12が動作するために必要なローカルメモリ、14は
制御部5と遠隔保守用プロセッサ6を接続するためのイ
ンタフェース回路、15は遠隔保守用プロセッサ6とモ
デム7を接続するための通信制御回路である。
【0006】つぎに、前述した従来例の動作を説明す
る。データ処理装置の「制御情報」を変更して動作状態
を変えるための「制御情報書き込み要求」が、中央処理
装置から出力された際には、遠隔保守用プロセッサ6の
通信制御回路15とプロセッサ12の働きにより、「制
御情報書き込み要求」がモデム7を経由してローカルメ
モリ13に格納される。
【0007】次いで、ローカルメモリ13に格納された
「制御情報書き込み要求」は、遠隔保守用プロセッサ6
のプロセッサ12、インタフェース回路14と、制御部
5のインタフェース回路11、プロセッサ8の働きによ
り、ローカルメモリ9に転送される。このローカルメモ
リ9に格納された「制御情報書き込み要求」は、制御部
5のプロセッサ8により解読、認識され、CPU1とバ
ス4とを共用するための調停機能を有するインタフェー
ス回路10を利用して、変更要求の出された「制御情
報」の内容に対応するシステム設計上あらかじめ決めら
れたメモリ領域に新たな「制御情報」を書き込む。
【0008】メモリ2に格納された「制御情報」は、C
PU1により読み出され、その内容ごとにシステム設計
上取り決められた制御プロセスが実行される。
【0009】また、メモリ2に格納されたCPU1の
「制御情報」を読み出すために、中央処理装置からデー
タ処理装置に対して、どの「制御情報」を読み出したい
かという指定を含む「制御情報読み出し要求」が出力さ
れた際には、遠隔保守用プロセッサ6の通信制御回路1
5とプロセッサ12の働きにより、「制御情報読み出し
要求」がモデム7を経由してローカルメモリ13に格納
される。
【0010】ローカルメモリ13に格納された「制御情
報読み出し要求」は、プロセッサ12、インタフェース
回路14と、制御部5のインタフェース回路11、プロ
セッサ8の働きにより、ローカルメモリ9に転送され
る。次いで、制御部5のプロセッサ8は、ローカルメモ
リ9に格納された「制御情報読み出し要求」を認識、解
読した後、インタフェース回路10のCPU1とバス4
とを共用するための調停機能を利用して、読み出し要求
の出された内容に対応するシステム設計上あらかじめ決
められたメモリ領域から「制御情報」を読み出す。
【0011】読み出された「制御情報」は、中央処理装
置で処理できるように「制御情報読み出し応答」として
編集し、制御部5のインタフェース回路11と、遠隔保
守用プロセッサ6のプロセッサ12、インタフェース回
路14の働きにより、ローカルメモリ13に格納され
る。このローカルメモリ13に格納された「制御情報読
み出し応答」は、通信制御回路15とプロセッサ12の
働きにより、モデム7を経由して中央処理装置へ送出さ
れる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
データ処理装置では、中央処理装置とCPU1の間にお
いて「制御情報」の授受を実現するためには、複数のプ
ロセッサを含む機能ブロックを経由しなければならず、
各機能ブロック間のインタフェース及び処理プロセス間
のハンドリングが必要であるために、インタフェースに
必要なハードウエア部品点数が増大したり、ハンドリン
グに発生する待ち時間の累積により情報の伝送所要時間
が増大するという問題点があった。
【0013】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、機能ブロック間のインタフェース
及び処理プロセス間のハンドリングが削除できると共
に、ハードウエア部品点数の削除と、情報の伝送時間を
低減することができるデータ処理装置を得ることを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るデータ処理装置は、次に掲げる手段を有する制御部を
備えたものである。 〔1〕 制御情報が割り付けられたデュアルポートメモ
リ。 〔2〕 CPUから前記デュアルポートメモリの非同期
アクセスを可能とする第1のインタフェース回路。 〔3〕 遠隔保守用プロセッサから前記デュアルポート
メモリの非同期アクセスを可能とする第2のインタフェ
ース回路。
【0015】この発明の請求項2に係るデータ処理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 制御情報が割り付けられ、CPUから直接非同
期アクセスを可能とするメモリ。 〔2〕 遠隔保守用プロセッサから前記メモリの非同期
アクセスを可能とするインタフェース回路だけを有する
制御部。
【0016】この発明の請求項3に係るデータ処理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 制御情報が割り付けられたデュアルポートメモ
リ、及びCPUから前記デュアルポートメモリの非同期
アクセスを可能とするインタフェース回路を有する制御
部。 〔2〕 前記デュアルポートメモリと中央処理装置間で
前記制御情報の転送を行うデータ転送回路を有する遠隔
保守用プロセッサ。
【0017】この発明の請求項4に係るデータ処理装置
は、次に掲げる手段を備えたものである。 〔1〕 制御情報が割り付けられた第1のデュアルポー
トメモリ、及びCPUから前記第1のデュアルポートメ
モリの非同期アクセスを可能とする第1のインタフェー
ス回路を有する制御部。 〔2〕 前記制御情報が割り付けられた第2のデュアル
ポートメモリ、及び中央処理装置から前記第2のデュア
ルポートメモリの非同期アクセスを可能とする第2のイ
ンタフェース回路を有する通信/バスインタフェース。 〔3〕 前記第1のデュアルポートメモリと前記第2の
デュアルポートメモリ間で前記制御情報の転送を行うデ
ータ転送回路を有する遠隔保守用プロセッサ。
【0018】
【作用】この発明の請求項1に係るデータ処理装置にお
いては、第1のインタフェース回路によって、CPUか
ら制御情報が割り付けられたデュアルポートメモリの非
同期アクセスが可能とされる。また、第2のインタフェ
ース回路によって、遠隔保守用プロセッサから前記デュ
アルポートメモリの非同期アクセスが可能とされる。
【0019】この発明の請求項2に係るデータ処理装置
においては、制御情報が割り付けられたメモリによっ
て、CPUから直接非同期アクセスが可能とされる。ま
た、インタフェース回路だけを有する制御部によって、
遠隔保守用プロセッサから前記メモリの非同期アクセス
が可能とされる。
【0020】この発明の請求項3に係るデータ処理装置
においては、デュアルポートメモリ及びインタフェース
回路を有する制御部によって、制御情報の非同期アクセ
スが可能とされる。また、データ転送回路を有する遠隔
保守用プロセッサによって、前記デュアルポートメモリ
と中央処理装置間で前記制御情報の転送が行われる。
【0021】この発明の請求項4に係るデータ処理装置
においては、第1のデュアルポートメモリ及び第1のイ
ンタフェース回路を有する制御部によって、CPUから
制御情報の非同期アクセスが可能とされる。また、第2
のデュアルポートメモリ及び第2のインタフェース回路
を有する通信/バスインタフェースによって、中央処理
装置から前記制御情報の非同期アクセスが可能とされ
る。さらに、データ転送回路を有する遠隔保守用プロセ
ッサによって、前記第1のデュアルポートメモリと前記
第2のデュアルポートメモリ間で前記制御情報の転送が
行われる。
【0022】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1及び図2を
参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1を
示すブロック図であり、制御部以外は上述した従来装置
のものと全く同一である。図2は、この発明の実施例1
の制御部を示すブロック図であり、インタフェース回路
10、11は上述した従来装置のものと全く同一であ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
【0023】図1において、5Aはハードウエア保守の
ために用意され、中央処理装置との間でデータの授受を
実現するための制御部である。
【0024】図2において、16は「制御情報」領域と
して設定し、インタフェース回路10により片方のポー
トをバス4に接続し、インタフェース回路11によりも
う一方のポートを遠隔保守用プロセッサ6と接続するこ
とで、CPU1と遠隔保守用プロセッサ6から「制御情
報」の非同期アクセスを可能とするデュアルポートメモ
リである。
【0025】つぎに、前述した実施例1の動作を説明す
る。「制御情報」を含む「制御情報書き込み要求」が中
央処理装置から出力された際には、遠隔保守用プロセッ
サ6の通信制御回路15とプロセッサ12の働きによ
り、「制御情報書き込み要求」がモデム7を経由してロ
ーカルメモリ13に格納される。
【0026】このローカルメモリ13に格納された「制
御情報書き込み要求」は、遠隔保守用プロセッサ6のプ
ロセッサ12により解読、認識され、インタフェース回
路14及び11を利用して、書き込み要求の出された
「制御情報」の内容に対応するシステム設計上あらかじ
め決められたデュアルポートメモリ16のメモリ領域に
「制御情報」を格納する。
【0027】デュアルポートメモリ16に格納された
「制御情報」は、CPU1により、インタフェース回路
10とバス4を利用して、解読、認識し、その内容ごと
にあらかじめシステム設計上取り決められた制御プロセ
スが実行される。
【0028】また、中央処理装置がデュアルポートメモ
リ16に格納されたCPU1の「制御情報」を読み出す
ためには、前述した中央処理装置から「制御情報」をC
PU1に伝送するのと同様に、読み出したい「制御情
報」を指定する情報を含む「制御情報読み出し要求」が
中央処理装置から出力された際には、通信制御回路15
とプロセッサ12の働きにより、「制御情報読み出し要
求」がモデム7を経由してローカルメモリ13に格納さ
れる。
【0029】次いで、この「制御情報読み出し要求」
は、プロセッサ12により解読、認識し、インタフェー
ス回路14と11を利用して、読み出し要求の出された
「制御情報」の内容に対応するシステム設計上あらかじ
め決められたデュアルポートメモリ16から「制御情
報」を読み出す。読み出された「制御情報」は、中央処
理装置で処理できるように「制御情報読み出し応答」と
して編集し、通信制御回路15とプロセッサ12の働き
により、モデム7を経由して中央処理装置に送出され
る。
【0030】この発明の実施例1は、制御部5Aにおい
て、プロセッサ8とローカルメモリ9を削除して、デュ
アルポートメモリ16を設置することにより、CPU1
と遠隔保守用プロセッサ6の間に、非同期アクセスが可
能な共有メモリ領域が形成されると共に、CPU1と遠
隔保守用プロセッサ6の間で制御を行うために必要とな
る「制御情報」をデュアルポートメモリ16に割り付け
ることにより、従来の制御部5のプロセッサ8のソフト
ウエアにより実行していた「制御情報」の授受を行うハ
ンドリング処理が削除可能となる。
【0031】また、遠隔保守用プロセッサ6から「制御
情報」の直接アクセスが可能となるために、従来、CP
U1、制御部5及び遠隔保守用プロセッサ6の機能ブロ
ック間で実施されていたハンドリング処理によるプロセ
ッサ負荷や、待機時間の累積による情報伝送の遅延が低
減できる。つまり、高速処理が可能となるという効果が
ある。
【0032】さらに、この実施例1のシステム構成は、
「制御情報」の授受を行うハンドリング処理が削除可能
となったので、プロセッサ負荷が低減され、従来、制御
部で実施していた中央処理装置から与えられた要求につ
いての解読、編集処理を遠隔保守用プロセッサ6に移管
することが可能となり、制御部のプロセッサとそれに付
随するローカルメモリが不要となり、図2に示すよう
に、制御部5Aをデュアルポートメモリ16と、バス4
と接続するためのインタフェース回路10と、遠隔保守
用プロセッサ6と接続するためのインタフェース回路1
1とで構成できる。つまり、ハードウエア部品点数の低
減により装置を簡素で安価にできるという効果がある。
【0033】この発明の実施例1では、デュアルポート
メモリ16の片方のポートをバス4に接続し、もう一方
のポートを遠隔保守用プロセッサ6に接続することによ
り、CPU1と遠隔保守用プロセッサ6からデュアルポ
ートメモリ16の非同期アクセスを可能とすると共に、
「制御情報」を非同期アクセスが可能なデュアルポート
メモリ16に割り付けることにより、遠隔保守用プロセ
ッサ6から「制御情報」をアクセスする際のソフトウエ
アによるハンドリングを削除したものである。さらに、
システム構成は、デュアルポートメモリ16の非同期ア
クセスと、「制御情報」のデュアルポートメモリ16へ
の割り付けにより内部プロセスが簡素化されたことによ
り、制御部5Aを簡単なハードウエアロジックで構成し
たものである。
【0034】実施例2.この発明の実施例2の構成を図
3及び図4を参照しながら説明する。図3は、この発明
の実施例2を示すブロック図であり、制御部以外は上述
した従来装置のものと全く同一である。図4は、この発
明の実施例2の制御部を示すブロック図である。なお、
各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0035】図3において、5Bはハードウエア保守の
ために用意され、中央処理装置との間でデータの授受を
実現するための制御部である。なお、メモリ2には「制
御情報」の領域を設定し、CPU1と制御部5Bを経由
して遠隔保守用プロセッサ6から「制御情報」の非同期
アクセスを可能とする。
【0036】図4において、10はバス4を共用するた
めの調停機能をもつインタフェース回路、11は制御部
5Bと遠隔保守用プロセッサ6の物理的な着脱を可能と
するためのインタフェース回路である。
【0037】つぎに、前述した実施例2の動作を説明す
る。「制御情報」を含む「制御情報書き込み要求」が中
央処理装置から出力された際には、遠隔保守用プロセッ
サ6の通信制御回路15とプロセッサ12の働きによ
り、「制御情報書き込み要求」がモデム7を経由してロ
ーカルメモリ13に格納される。
【0038】次いで、ローカルメモリ13に格納された
「制御情報書き込み要求」は、プロセッサ12により解
読、認識され、インタフェース回路14、11及び10
を利用して、書き込み要求の出された「制御情報」の内
容に対応するシステム設計上あらかじめ決められたメモ
リ2の領域に「制御情報」を格納する。この「制御情
報」は、バス4を通じてCPU1により読み出され、あ
らかじめシステム設計上取り決められた制御プロセスが
実行される。
【0039】また、中央処理装置がメモリ2に格納され
たCPU1の「制御情報」を読み出すためには、上述し
た中央処理装置から「制御情報」をCPU1へ伝送する
のと同様に、読み出したい「制御情報」を指定する情報
を含む「制御情報読み出し要求」が中央処理装置から出
力された際には、通信制御回路15とプロセッサ12の
働きにより、「制御情報読み出し要求」がモデム7を経
由してローカルメモリ13に格納される。
【0040】次いで、ローカルメモリ13に格納された
「制御情報読み出し要求」は、プロセッサ12により解
読、認識され、インタフェース回路14、11と10を
利用して、読み出し要求の出された「制御情報」の内容
に対応したシステム設計上あらかじめ決められたメモリ
2の領域から「制御情報」を読み出す。この「制御情
報」は、中央処理装置で処理できるように「制御情報読
み出し応答」として編集し、通信制御回路15とプロセ
ッサ12の働きにより、モデム7を経由して中央処理装
置へ送出される。
【0041】この発明の実施例2は、従来の制御部のプ
ロセッサ8とローカルメモリ9を削除し、図4に示すよ
うに、CPU1とバス4を共用するための調停機能をも
つインタフェース回路10と、制御部5Bと遠隔保守用
プロセッサ6の物理的な着脱を可能とするインタフェー
ス回路11とで制御部5Bを構成し、メモリ2内に「制
御情報」領域を設置することにより、CPU1と遠隔保
守用プロセッサ6の間に非同期アクセスが可能な共有メ
モリ領域を形成し、遠隔保守用プロセッサ6のプロセッ
サ12から「制御情報」を直接アクセスが可能となるこ
とにより、従来のプロセッサ8のソフトウエアにより実
行していた「制御情報」の授受を行うハンドリング処理
が削除可能となった。
【0042】従って、従来、CPU1、制御部5、遠隔
保守用プロセッサ6の機能ブロック間で実施されていた
ハンドリング処理によるプロセッサ負荷や、待機時間の
累積による情報伝送の遅延が低減できる。つまり、高速
処理が可能になるという効果がある。
【0043】また、システム構成は、「制御情報」のハ
ンドリング処理が削除可能となったので、プロセッサ負
荷が低減され、従来、制御部で実施していた中央処理装
置から与えられた要求の解読、編集処理を遠隔保守用プ
ロセッサ6に移管することが可能となり、制御部のプロ
セッサとそれに付随するローカルメモリが不要となり、
図4に示すように、制御部5Bをインタフェース回路1
0及び11で構成できる。ハードウエアの部品点数の低
減により装置を簡素に安価にできるという効果がある。
【0044】この発明の実施例2は、CPU1以外のプ
ロセッサとバス4を共用可能とする調停機能をもつイン
タフェース回路10を制御部5B内に設置することによ
り、CPU1と遠隔保守用プロセッサ6とによるメモリ
2の非同期アクセスを可能とすると共に、「制御情報」
を非同期アクセスが可能となったメモリ2に割り付け、
遠隔保守用プロセッサ6から「制御情報」をアクセスす
る際の、ソフトウエアによるハンドリング処理を削除す
るものである。
【0045】さらに、システム構成は、メモリ2の非同
期アクセスと、「制御情報」のメモリ2への割り付けに
より、内部プロセスを簡素化したことにより、制御部5
Bをプロセッサ無しで構成するものである。
【0046】実施例3.この発明の実施例3の構成を図
5及び図6を参照しながら説明する。図5は、この発明
の実施例3を示すブロック図であり、制御部及び遠隔保
守用プロセッサ以外は上述した従来装置のものと全く同
一である。図6は、この発明の実施例3の遠隔保守用プ
ロセッサを示すブロック図である。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
【0047】図5において、5Aはハードウエア保守の
ために用意され、中央処理装置との間でデータの授受を
実現するための制御部であり、実施例1と同一のもので
ある。6Aは遠隔保守用プロセッサである。
【0048】図6において、14は制御部5Aと遠隔保
守用プロセッサ6Aを運転中にも、物理的な着脱を可能
とするためのインタフェース回路、15はモデム7を通
じて中央処理装置と「制御情報」の一括授受を行うため
の通信制御回路、17は「制御情報」が割り付けられC
PU1及び遠隔保守用プロセッサ6Aから非同期アクセ
スが可能なデュアルポートメモリ16と通信制御回路1
5間のデータ転送を、簡単なロジックやDMA等のハー
ドウエア手段で実現するデータ転送回路である。
【0049】この発明の実施例3のデータ構成を図7を
参照しながら説明する。図7は、この発明の実施例3の
データ構成を示す図である。図7において、18はデー
タ処理装置側に設置し、中央処理装置へ送信する「制御
情報」を格納するための送信メモリ、19もデータ処理
装置側に設置し、中央処理装置から受信した「制御情
報」を格納するための受信メモリである。また、20は
中央処理装置側に設置し、データ処理装置から受信した
「制御情報」を格納するための受信メモリ、21は中央
処理装置側に設置し、データ処理装置へ送信する「制御
情報」を格納するための送信メモリである。
【0050】送信メモリ18と受信メモリ19の両者
は、デュアルポートメモリ16により構成される。送信
メモリ18と受信メモリ20は送受信方向が異なるもの
の、対応する同じ「制御情報」を格納し、受信メモリ1
9と送信メモリ21も同様に、対応する同じ「制御情
報」を格納するものである。22は中央処理装置側に設
置し、受信メモリ20と送信メモリ21に割り付けられ
た「制御情報」を読み出したり、変更する際に各「制御
情報」ごとの割り付けたアドレスを識別するためのメモ
リテンプレートである。
【0051】つぎに、前述した実施例3の動作を図8を
参照しながら説明する。図8は、この発明の実施例3と
データの授受を行う中央処理装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【0052】中央処理装置はシステム起動時に、ステッ
プ30の初期化処理により、受信メモリ20と送信メモ
リ21の初期化を実行する。その後、ステップ31の判
定処理により、送信メモリ21の変更が必要か否かを判
定し、送信メモリ21の変更が必要な場合のみステップ
32の変更処理により、メモリテンプレート22を使用
してデータを変更する。
【0053】ステップ33の送信処理は、送信メモリ2
1の変更の有無にかかわらず、データ処理装置に対し
て、送信メモリ21に格納されたデータの一括送信処理
を行う。中央処理装置から、送信メモリ21のデータが
伝送回線に送出された際には、モデム7を経由して、遠
隔保守用プロセッサ6Aの通信制御回路15とデータ転
送回路17の働きにより、インタフェース回路14と1
1を利用して、受信メモリ19に送信メモリ21のデー
タをそのまま転送する。
【0054】続いて、データ転送回路17は、インタフ
ェース回路11と14を利用して、送信メモリ18から
「制御情報」を読み出し、通信制御回路15に転送し、
通信制御回路15ではモデム7を経由して中央処理装置
へ送信する。中央処理装置では、ステップ34の受信処
理によって、遠隔保守用プロセッサ6Aから受信した送
信メモリ18のデータをそのまま受信メモリ20に格納
する。
【0055】ステップ35の判定処理により受信メモリ
20の変更の有無を判定し、変更が有りの場合のみ、ス
テップ36の解読処理によってメモリテンプレート22
を使用して変更データを解読し、変更データに必要な、
システム的に規定されたプロセスを起動させる。なお、
中央処理装置では、以上のプロセスの内、ステップ30
の初期化処理を除く各処理を繰り返す。
【0056】一方、上記の中央処理装置の動作とは独立
して、データ処理装置のCPU1では、受信メモリ19
に格納された「制御情報」を読み出し、変更されたデー
タが有れば、システム的に規定された処理プロセスを実
行すると共に、制御状態が変化した「制御情報」につい
ては、送信メモリ18のデータを変更すると共に、以上
のプロセスを繰り返す。
【0057】この発明の実施例3は、「制御情報」を送
信メモリ18と受信メモリ19に割り付け、中央処理装
置には「制御情報」を格納する受信メモリ20と送信メ
モリ21を設置し、さらに、受信メモリ20と送信メモ
リ21に格納される「制御情報」の解読、変更を行うた
めのメモリテンプレート22を設置する。そして、中央
処理装置とデータ処理装置間において、「制御情報」の
一括受信により効率的なデータ伝送が可能となると共
に、「制御情報」の解読、編集等の処理を中央処理装置
に移管して実行することにより、システム全体の処理速
度が向上する。つまり、「制御情報」の編集機能の高速
化、実効伝送時間の短縮、システム内の機能分担の最適
化ができるという効果がある。
【0058】システム構成では、「制御情報」の解読、
変更等の処理を中央処理装置に移管することにより、遠
隔保守用プロセッサ6Aの機能を単純化したので、遠隔
保守用プロセッサ6Aはインタフェース回路14、通信
制御回路15及びデータ転送回路17だけで構成するこ
とを可能にする。つまり、機能の単純化により遠隔保守
用プロセッサ6Aをプロセッサ無しで構成でき、装置を
簡素で安価にできるという効果がある。
【0059】この発明の実施例3は、「制御情報」をC
PU1と遠隔保守用プロセッサ6Aから非同期アクセス
が可能なメモリ18、19に割り付けると共に、中央処
理装置にはデータ処理装置の「制御情報」を格納するメ
モリ20、21と、解読するために必要なメモリテンプ
レート22を設置し、中央処理装置に「制御情報」の書
き換え、読み出し機能を付加し、中央処理装置とデータ
処理装置間の情報伝送機能は「制御情報」の一括送受信
に限定し、単純化するものである。
【0060】さらに、システム構成は、単純化した中央
処理装置とデータ処理装置間の情報伝送機能と、この情
報伝送機能への「制御情報」の転送をハードウエアで実
現することにより、遠隔保守用プロセッサ6Aをプロセ
ッサ無しで構成するものである。
【0061】実施例4.この発明の実施例4の構成を図
9及び図10を参照しながら説明する。図9は、この発
明の実施例4を示すブロック図であり、CPU1〜バス
4及びモデム7は上述した従来装置のものと全く同一で
ある。図10は、この発明の実施例4の通信/バスイン
タフェースを示すブロック図である。なお、各図中、同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0062】図9において、5Aはハードウエア保守の
ために用意され、中央処理装置との間でデータの授受を
実現するための制御部であり、実施例1と同一のもので
ある。6Aは遠隔保守用プロセッサであり、実施例3と
同一のものである。23は中央処理装置とデータ処理装
置との伝送回線を接続するためのモデム、24は中央処
理装置内の汎用システムバスに接続し、遠隔保守用プロ
セッサ6Aと通信を行うことで、中央処理装置とデータ
処理装置間の「制御情報」の授受を行う通信/バスイン
タフェースである。なお、25は中央処理装置とデータ
処理装置という、離れて設置された異機種間の異なるイ
ンタフェースを接続するためのメモリによる情報結合機
能の範囲を示す。
【0063】図10において、26は中央処理装置と通
信/バスインタフェース24をVMEbus等の汎用シ
ステムバスで接続するためのインタフェース回路、27
は中央処理装置の汎用システムバスからアクセス可能で
「制御情報」を格納するデュアルポートメモリ、29は
モデム23と7を通じて遠隔保守用プロセッサ6Aと
「制御情報」の一括授受を行うための通信制御回路、2
8はデュアルポートメモリ27と通信制御回路29間の
データ転送を、簡単なロジックやDMA等のハードウエ
ア手段で実現するデータ転送回路である。
【0064】この発明の実施例4のデータ構成を図11
を参照しながら説明する。図11は、この発明の実施例
4のデータ構成を示す図である。図11において、18
は制御部5Aに設置し、通信/バスインタフェース24
へ送信する「制御情報」を格納するための送信メモリ、
19も制御部5Aに設置し、通信/バスインタフェース
24から受信した「制御情報」を格納するための受信メ
モリである。また、38は通信/バスインタフェース2
4に設置し、遠隔保守用プロセッサ6A側から受信した
「制御情報」を格納するための受信メモリ、39は通信
/バスインタフェース24に設置し、遠隔保守用プロセ
ッサ6A側へ送信する「制御情報」を格納するための送
信メモリである。
【0065】送信メモリ18と受信メモリ19の両者
は、デュアルポートメモリ16により構成される。送信
メモリ18と受信メモリ38は送受信方向が異なるもの
の、対応する同じ「制御情報」を格納し、受信メモリ1
9と送信メモリ39も同様に、対応する同じ「制御情
報」を格納するものである。22は中央処理装置側に設
置し、受信メモリ38と送信メモリ39に割り付けられ
た「制御情報」を読み出したり、変更する際に各「制御
情報」ごとの割り付けたアドレスを識別するためのメモ
リテンプレートである。
【0066】つぎに、前述した実施例4の動作を図12
を参照しながら説明する。図12は、この発明の実施例
4とデータの授受を行う中央処理装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0067】中央処理装置はシステム起動時に、ステッ
プ40の判定処理により、送信メモリ39の変更が必要
か否かを判定し、送信メモリ39の変更が必要な場合の
み、ステップ41の変更処理により、メモリテンプレー
ト22を使用してデータを変更する。
【0068】続いて、ステップ42の判定処理により受
信メモリ38の変更の有無を判定し、変更が有りの場合
のみ、ステップ43の解読処理によってメモリテンプレ
ート22を使用して変更データを解読し、変更データに
必要な、システム的に規定された処理プロセスを起動さ
せる。なお、中央処理装置では、以上のプロセスを繰り
返す。
【0069】また、遠隔保守用プロセッサ6Aのデータ
転送回路17により、インタフェース回路14と、制御
部5Aのインタフェース回路11を通じて、デュアルポ
ートメモリ16に格納される送信メモリ18の「制御情
報」を通信制御回路15に転送し、通信制御回路15で
は、送信メモリ18の「制御情報」をモデム7と23を
経由して、通信/バスインタフェース24の通信制御回
路29に送信する。
【0070】通信制御回路29では、受信した送信メモ
リ18の「制御情報」をデータ転送回路28に引き渡
し、データ転送回路28ではデュアルポートメモリ27
の受信メモリ38に格納する。
【0071】続いて、通信/バスインタフェース24の
データ転送回路28により、デュアルポートメモリ27
に格納される送信メモリ39の「制御情報」を通信制御
回路29に転送し、通信制御回路29では送信メモリ3
9の「制御情報」をモデム23と7を経由して、遠隔保
守用プロセッサ6Aの通信制御回路15に送信する。こ
の通信制御回路15は受信した送信メモリ39の「制御
情報」をデータ転送回路17に引き渡し、データ転送回
路17ではインタフェース回路14と、制御部5Aのイ
ンタフェース回路11を通じてデュアルポートメモリ1
6の受信メモリ19に格納する。以上のプロセスを高速
周期で繰り返し実行する。
【0072】一方、上記の中央処理装置の動作とは独立
して、データ処理装置のCPU1では受信メモリ19に
格納された「制御情報」を読み出し、変更されたデータ
が有れば、システム的に規定された処理プロセスを実行
すると共に、制御状態が変化した「制御情報」について
は、送信メモリ18のデータを変更し、以上のプロセス
を繰り返す。
【0073】この発明の実施例4は、「制御情報」を送
信メモリ18と受信メモリ19、受信メモリ38と送信
メモリ39に割り付け、中央処理装置には受信メモリ3
8と送信メモリ39の「制御情報」を解読し、変更を行
うためのメモリテンプレート22を設置し、中央処理装
置は伝送処理を実施せずに、データ処理装置の「制御情
報」を内部メモリのごとくアクセスすることが可能とな
る。また、システム構成では、通信/バスインタフェー
ス24の伝送処理を単純なものとしたので、ハードウエ
アによるシステム構成を実現できる。つまり、中央処理
装置は伝送処理から解放され、比較的実行速度が遅い伝
送等の外部処理を低減できるので、リアルタイム制御が
可能となり、中央処理装置の機種に拘束されないシステ
ムができると共に、伝送処理の切り離しにより、シンプ
ルなソフトウエア構築ができるという効果がある。
【0074】また、「制御情報」をデータ処理装置のC
PU1と遠隔保守用プロセッサ6Aから非同期アクセス
が可能なメモリに割り付けると共に、中央処理装置側か
らも内部の汎用バスインタフェースを経由して、非同期
アクセスが可能なメモリをデータ処理装置に設置し、そ
れぞれのメモリを高速で周期的な情報伝送手段により接
続するものである。さらに、システム構成は、中央処理
装置とデータ処理装置間の情報伝送手段と、この情報伝
送手段への「制御情報」の転送をハードウエアで実現す
ると共に、非同期アクセスが可能なメモリにより、シス
テムにおける「情報伝送機能」と「制御機能」を物理的
に分割するものである。
【0075】なお、実施例3及び4において、実施例1
の制御部5Aの代わりに実施例2の制御部5Bを用いて
も同様の作用効果を奏する。
【0076】この発明の代表的な実施例を要約すると、
制御部5A内のインタフェース回路10によりバス4を
アクセスでき、制御部5A内のインタフェース回路11
により制御部5Aと遠隔保守用プロセッサ6の物理的な
着脱を可能とし、制御部5A内のデュアルポートメモリ
16が「制御情報」の格納領域として設定され、CPU
1と遠隔保守用プロセッサ6の両方から「制御情報」の
非同期アクセスを可能とされる。すなわち、「制御情
報」をデュアルポートメモリ16に割り付け、情報伝達
プロセスを簡素化することで、情報遅延を低減し、制御
部5Aのプロセッサを不要とし、ハードウエアのコスト
を低減できるシステムを構築することができる。
【0077】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るデータ処理装
置は、以上説明したとおり、制御情報が割り付けられた
デュアルポートメモリと、CPUから前記デュアルポー
トメモリの非同期アクセスを可能とする第1のインタフ
ェース回路と、遠隔保守用プロセッサから前記デュアル
ポートメモリの非同期アクセスを可能とする第2のイン
タフェース回路とから構成された制御部を備えたので、
機能ブロック間のインタフェース及び処理プロセス間の
ハンドリングが削除できると共に、ハードウエア部品点
数の削除と、情報の伝送時間を低減することができると
いう効果を奏する。
【0078】この発明の請求項2に係るデータ処理装置
は、以上説明したとおり、制御情報が割り付けられ、C
PUから直接非同期アクセスを可能とするメモリと、遠
隔保守用プロセッサから前記メモリの非同期アクセスを
可能とするインタフェース回路だけを有する制御部とを
備えたので、機能ブロック間のインタフェース及び処理
プロセス間のハンドリングが削除できると共に、ハード
ウエア部品点数の削除と、情報の伝送時間を低減するこ
とができるという効果を奏する。
【0079】この発明の請求項3に係るデータ処理装置
は、以上説明したとおり、制御情報が割り付けられたデ
ュアルポートメモリ、及びCPUから前記デュアルポー
トメモリの非同期アクセスを可能とするインタフェース
回路を有する制御部と、前記デュアルポートメモリと中
央処理装置間で前記制御情報の転送を行うデータ転送回
路を有する遠隔保守用プロセッサとを備えたので、機能
ブロック間のインタフェース及び処理プロセス間のハン
ドリングが削除できると共に、ハードウエア部品点数の
削除と、情報の伝送時間を低減することができるという
効果を奏する。
【0080】この発明の請求項4に係るデータ処理装置
は、以上説明したとおり、制御情報が割り付けられた第
1のデュアルポートメモリ、及びCPUから前記第1の
デュアルポートメモリの非同期アクセスを可能とする第
1のインタフェース回路を有する制御部と、前記制御情
報が割り付けられた第2のデュアルポートメモリ、及び
中央処理装置から前記第2のデュアルポートメモリの非
同期アクセスを可能とする第2のインタフェース回路を
有する通信/バスインタフェースと、前記第1のデュア
ルポートメモリと前記第2のデュアルポートメモリ間で
前記制御情報の転送を行うデータ転送回路を有する遠隔
保守用プロセッサとを備えたので、機能ブロック間のイ
ンタフェース及び処理プロセス間のハンドリングが削除
できると共に、ハードウエア部品点数の削除と、情報の
伝送時間を低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の制御部を示すブロック図
である。
【図3】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施例2の制御部を示すブロック図
である。
【図5】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例3の遠隔保守用プロセッサを
示すブロック図である。
【図7】この発明の実施例3のデータ構成を示す図であ
る。
【図8】この発明の実施例3とデータの授受を行う中央
処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】この発明の実施例4を示すブロック図である。
【図10】この発明の実施例4の通信/バスインタフェ
ースを示すブロック図である。
【図11】この発明の実施例4のデータ構成を示す図で
ある。
【図12】この発明の実施例4とデータの授受を行う中
央処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】従来のデータ処理装置を示すブロック図であ
る。
【図14】従来のデータ処理装置の制御部を示すブロッ
ク図である。
【図15】従来のデータ処理装置の遠隔保守用プロセス
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 4 バス 5A、5B 制御部 6A 遠隔保守用プロセッサ 7、23 モデム 10、11 インタフェース回路 16、27 デュアルポートメモリ 17、28 データ転送回路 24 通信/バスインタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御情報が割り付けられたデュアルポー
    トメモリ、CPUから前記デュアルポートメモリの非同
    期アクセスを可能とする第1のインタフェース回路、及
    び遠隔保守用プロセッサから前記デュアルポートメモリ
    の非同期アクセスを可能とする第2のインタフェース回
    路から構成された制御部を備えたことを特徴とするデー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 制御情報が割り付けられ、CPUから直
    接非同期アクセスを可能とするメモリ、及び遠隔保守用
    プロセッサから前記メモリの非同期アクセスを可能とす
    るインタフェース回路だけを有する制御部を備えたこと
    を特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 制御情報が割り付けられたデュアルポー
    トメモリ、及びCPUから前記デュアルポートメモリの
    非同期アクセスを可能とするインタフェース回路を有す
    る制御部、並びに前記デュアルポートメモリと中央処理
    装置間で前記制御情報の転送を行うデータ転送回路を有
    する遠隔保守用プロセッサを備えたことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 制御情報が割り付けられた第1のデュア
    ルポートメモリ、及びCPUから前記第1のデュアルポ
    ートメモリの非同期アクセスを可能とする第1のインタ
    フェース回路を有する制御部、前記制御情報が割り付け
    られた第2のデュアルポートメモリ、及び中央処理装置
    から前記第2のデュアルポートメモリの非同期アクセス
    を可能とする第2のインタフェース回路を有する通信/
    バスインタフェース、並びに前記第1のデュアルポート
    メモリと前記第2のデュアルポートメモリ間で前記制御
    情報の転送を行うデータ転送回路を有する遠隔保守用プ
    ロセッサを備えたことを特徴とするデータ処理装置。
JP3209360A 1991-08-21 1991-08-21 データ処理装置 Pending JPH0553860A (ja)

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