JPH0553481B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0553481B2 JPH0553481B2 JP60219495A JP21949585A JPH0553481B2 JP H0553481 B2 JPH0553481 B2 JP H0553481B2 JP 60219495 A JP60219495 A JP 60219495A JP 21949585 A JP21949585 A JP 21949585A JP H0553481 B2 JPH0553481 B2 JP H0553481B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- tape
- decorative tape
- mold
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本発明は、飾りテープを有する射出成形靴、特
に靴胴部に飾りテープを容易にかつ精度よく装着
加工するための射出成形靴の製造方法に関する。
に靴胴部に飾りテープを容易にかつ精度よく装着
加工するための射出成形靴の製造方法に関する。
＜従来の技術＞
射出成形ブーツにおいて商品価値を上げるため
手作りブーツと同様な履口部に飾りテープを装着
させることは従来より行われていた。
手作りブーツと同様な履口部に飾りテープを装着
させることは従来より行われていた。
たとえば特公昭43−8430号公報に開示されてい
るように履口部の飾りテープを射出成形によつて
形成する方法や一般の手造りブーツのように完成
品の履口部に毛描き作業を行い毛描き線に沿つて
テープを貼り付ける方法などがあつた。
るように履口部の飾りテープを射出成形によつて
形成する方法や一般の手造りブーツのように完成
品の履口部に毛描き作業を行い毛描き線に沿つて
テープを貼り付ける方法などがあつた。
＜発明が解決しようとする問題点＞
しかしながら、従来の方法ではいずれも容易に
装着加工できるものではなかつた。飾りテープを
射出成形で得る方法ではテープ位置、テープ幅等
を変えることは即ち金型を新しく作るか改修する
ことになり製造コストを高くするものであつた。
又、ブーツ本体以外に射出成形を行うことはもう
一組の射出成形装置を装備する必要があり設備費
がかさむ問題もあつた。一方、毛描き作業による
方法はまがらずに毛描きを行うことはかなりの熟
練を必要とする作業であり、量産体制の射出成形
の製造方法にはなじまないものであつた。
装着加工できるものではなかつた。飾りテープを
射出成形で得る方法ではテープ位置、テープ幅等
を変えることは即ち金型を新しく作るか改修する
ことになり製造コストを高くするものであつた。
又、ブーツ本体以外に射出成形を行うことはもう
一組の射出成形装置を装備する必要があり設備費
がかさむ問題もあつた。一方、毛描き作業による
方法はまがらずに毛描きを行うことはかなりの熟
練を必要とする作業であり、量産体制の射出成形
の製造方法にはなじまないものであつた。
本発明はかかる欠点を改良した飾りテープを有
する射出成形靴の製造方法を提供するものであ
る。
する射出成形靴の製造方法を提供するものであ
る。
＜問題点を解決するための手段＞
本発明は、射出成形された靴の胴部に飾りテー
プを装着させてなる飾りテープを有する射出成形
靴の製造方法において、ラストモールド、サイド
モールド及びボトムモールドを組合せて構成され
る靴成形空隙部における靴胴部の成形空隙部に臨
むサイドモールド内面に全周に亘り、耐熱性粘着
テープを囲繞付与し、該サイドモールドにラスト
モールド、ボトムモールドを組合せて靴成形空隙
部を構成し、該靴成形空隙部に射出成形樹脂素材
を射出して、靴胴部外面の全周に亘り、飾りテー
プの装着位置をマークする溝を形成してなる靴を
成形した後、該溝に飾りテープを装着することを
特徴とする飾りテープを有する射出成形靴の製造
方法に係わる。
プを装着させてなる飾りテープを有する射出成形
靴の製造方法において、ラストモールド、サイド
モールド及びボトムモールドを組合せて構成され
る靴成形空隙部における靴胴部の成形空隙部に臨
むサイドモールド内面に全周に亘り、耐熱性粘着
テープを囲繞付与し、該サイドモールドにラスト
モールド、ボトムモールドを組合せて靴成形空隙
部を構成し、該靴成形空隙部に射出成形樹脂素材
を射出して、靴胴部外面の全周に亘り、飾りテー
プの装着位置をマークする溝を形成してなる靴を
成形した後、該溝に飾りテープを装着することを
特徴とする飾りテープを有する射出成形靴の製造
方法に係わる。
本発明においてサイドモールドの内面に耐熱性
粘着テープを付与する方法としては、飾りテープ
と同じ巾又はそれ以上の巾の耐熱性粘着テープを
付与する手段が考えられるが、この手段としては
耐熱性粘着テープを飾りテープと同巾にすること
により靴の胴部に飾りテープを嵌合し得る溝が得
られるし、飾りテープより広い巾のものを使用す
ることにより飾りテープの下側をそろえる凹み状
段差を靴の胴部に設けることができる。耐熱性粘
着テープとしてはアルミ製粘着テープ、ポリエス
テル製粘着テープ、テフロン製粘着テープ等があ
り、その厚みは飾りテープ厚よりも薄い方が装着
された飾りテープが表面より突出しボリユーム感
が出せて好ましい。
粘着テープを付与する方法としては、飾りテープ
と同じ巾又はそれ以上の巾の耐熱性粘着テープを
付与する手段が考えられるが、この手段としては
耐熱性粘着テープを飾りテープと同巾にすること
により靴の胴部に飾りテープを嵌合し得る溝が得
られるし、飾りテープより広い巾のものを使用す
ることにより飾りテープの下側をそろえる凹み状
段差を靴の胴部に設けることができる。耐熱性粘
着テープとしてはアルミ製粘着テープ、ポリエス
テル製粘着テープ、テフロン製粘着テープ等があ
り、その厚みは飾りテープ厚よりも薄い方が装着
された飾りテープが表面より突出しボリユーム感
が出せて好ましい。
＜実施例＞
以下、本発明の製造方法の実施例を図面により
説明する。
説明する。
第１図に示すとおり靴下１を吊り込んだラスト
モールド２に両側からサイドモールド３，３、下
側からボトムモールド４を組合せて長靴成形空隙
部５を設ける。サイドモールド３の内面の履口部
６には耐熱性粘着テープ７を付与する。耐熱性粘
着テープ７はたとえば厚み0.3mm、巾6.2mmのテフ
ロンテープを貼り付ける、耐熱性粘着テープ７の
位置は必ずしも履口部６ばかりでなく他の位置た
とえば胴部中央部などに付与してもよい。次に上
記長靴成形空隙部５に射出成形樹脂素材を射出
し、脱型して靴胴部における履口部６に耐熱性粘
着テープとして使用したテフロンテープとほぼ同
じ形状の深さ0.3mm、巾6.2mmの溝９を有する長靴
本体８を得る。次いで第２図に示すとおり該長靴
本体８の履口部６の溝９に飾りテープ１０を粘着
させ、飾りテープ１０の上端に沿つて、長靴本体
８を切り取つて第３図に示すとおり履口部に飾り
テープを有する射出成形長靴を得る。飾りテープ
１０としてはポリ塩化ビニルシート、ポリ塩化ビ
ニルレザー、加硫ゴムシート、合成皮革等やこれ
らの材料の加工品を使用できる。又、裏面にはホ
ツトメルト接着剤や一般の接着剤を塗布して溝に
装着させる。飾りのテープの装着の一例としては
厚み1.0mm、巾6.0mmのポリ塩化ビニルシートをポ
リウレタン系ホツトメルト接着剤を塗布してお
き、長靴本体８及び飾りテープ１０を60℃〜70℃
に加熱させて圧着する。
モールド２に両側からサイドモールド３，３、下
側からボトムモールド４を組合せて長靴成形空隙
部５を設ける。サイドモールド３の内面の履口部
６には耐熱性粘着テープ７を付与する。耐熱性粘
着テープ７はたとえば厚み0.3mm、巾6.2mmのテフ
ロンテープを貼り付ける、耐熱性粘着テープ７の
位置は必ずしも履口部６ばかりでなく他の位置た
とえば胴部中央部などに付与してもよい。次に上
記長靴成形空隙部５に射出成形樹脂素材を射出
し、脱型して靴胴部における履口部６に耐熱性粘
着テープとして使用したテフロンテープとほぼ同
じ形状の深さ0.3mm、巾6.2mmの溝９を有する長靴
本体８を得る。次いで第２図に示すとおり該長靴
本体８の履口部６の溝９に飾りテープ１０を粘着
させ、飾りテープ１０の上端に沿つて、長靴本体
８を切り取つて第３図に示すとおり履口部に飾り
テープを有する射出成形長靴を得る。飾りテープ
１０としてはポリ塩化ビニルシート、ポリ塩化ビ
ニルレザー、加硫ゴムシート、合成皮革等やこれ
らの材料の加工品を使用できる。又、裏面にはホ
ツトメルト接着剤や一般の接着剤を塗布して溝に
装着させる。飾りのテープの装着の一例としては
厚み1.0mm、巾6.0mmのポリ塩化ビニルシートをポ
リウレタン系ホツトメルト接着剤を塗布してお
き、長靴本体８及び飾りテープ１０を60℃〜70℃
に加熱させて圧着する。
本発明の製造方法は短靴やサンダル等にも適用
できる。
できる。
＜効果＞
本発明の製造方法はサイドモールドの内面の飾
りテープ装着位置に耐熱性粘着テープを設けるこ
とにより、成形品である靴の表面に飾りテープ装
着位置を示すマークとしての溝が精度よく、且く
つきりと容易に付与されるためその溝を目安とし
て飾りテープの装着作業が容易にかつ精度良く作
業を行え、しかしその溝は靴の胴部の外面に形成
されるから、飾りテープの装着作業は更に容易に
かつ精度よく行うことができるので他の方法に比
べて低い製造コストで外観の良い付加価値の高い
靴を作ることができる。また耐熱性粘着テープを
その粘着力によりサイドモールドに付与するよう
にしたので、サイドモールドの内面を傷つけるこ
とがなく、しかも簡単な飾りテープの幅や靴にお
ける位置の変更に対応できるし、必要に応じて元
のモールドに再帰もできる。
りテープ装着位置に耐熱性粘着テープを設けるこ
とにより、成形品である靴の表面に飾りテープ装
着位置を示すマークとしての溝が精度よく、且く
つきりと容易に付与されるためその溝を目安とし
て飾りテープの装着作業が容易にかつ精度良く作
業を行え、しかしその溝は靴の胴部の外面に形成
されるから、飾りテープの装着作業は更に容易に
かつ精度よく行うことができるので他の方法に比
べて低い製造コストで外観の良い付加価値の高い
靴を作ることができる。また耐熱性粘着テープを
その粘着力によりサイドモールドに付与するよう
にしたので、サイドモールドの内面を傷つけるこ
とがなく、しかも簡単な飾りテープの幅や靴にお
ける位置の変更に対応できるし、必要に応じて元
のモールドに再帰もできる。
更に耐熱性粘着テープは、耐熱性なので射出成
形樹脂素材のもつ高熱にも耐えるので、くりかえ
しの射出成形を行うことが可能である。
形樹脂素材のもつ高熱にも耐えるので、くりかえ
しの射出成形を行うことが可能である。
飾りテープとしては胴部に形成された溝の深さ
にかかわらず、厚みのあついものをその溝を目安
に装着できるから、そのことにより飾りテープ
が、表面より突出したボリユーム感ある外観の靴
を提供することもできる。
にかかわらず、厚みのあついものをその溝を目安
に装着できるから、そのことにより飾りテープ
が、表面より突出したボリユーム感ある外観の靴
を提供することもできる。
第１図は本発明の製造方法の一例を示す説明
図、第２図は第１図において射出成形された長靴
を脱型させたのち、履口部に飾りテープを装着さ
せる工程を示す説明図、第３図は本発明の製造方
法の一実施例により得られた履口部に飾りテープ
を有する長靴の射視図である。 １……靴下、２……ラストモールド、３……サ
イドモールド、４……ボトムモールド、５……長
靴成形空隙部、６……履口部、７……耐熱性粘着
テープ、８……長靴本体、９……溝、１０……飾
りテープ。
図、第２図は第１図において射出成形された長靴
を脱型させたのち、履口部に飾りテープを装着さ
せる工程を示す説明図、第３図は本発明の製造方
法の一実施例により得られた履口部に飾りテープ
を有する長靴の射視図である。 １……靴下、２……ラストモールド、３……サ
イドモールド、４……ボトムモールド、５……長
靴成形空隙部、６……履口部、７……耐熱性粘着
テープ、８……長靴本体、９……溝、１０……飾
りテープ。
Claims (1)
- １ 射出成形された靴の胴部に飾りテープを装着
させてなる飾りテープを有する射出成形靴の製造
方法において、ラストモールド、サイドモールド
及びボトムモールドを組合せて構成される靴成形
空隙部における靴胴部の成形空隙部に臨むサイド
モールド内面に全周に亘り、耐熱性粘着テープを
囲繞付与し、該サイドモールドにラストモール
ド、ボトムモールドを組合せて靴成形空隙部を構
成し、該靴成形空隙部に射出成形樹脂素材を射出
して、靴胴部外面の全周に亘り飾りテープの装着
位置をマークする溝を形成してなる靴を成形した
後、該溝に飾りテープを装着することを特徴とす
る飾りテープを有する射出成形靴の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60219495A JPS6279002A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 飾りテ−プを有する射出成形靴の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60219495A JPS6279002A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 飾りテ−プを有する射出成形靴の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6279002A JPS6279002A (ja) | 1987-04-11 |
| JPH0553481B2 true JPH0553481B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=16736343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60219495A Granted JPS6279002A (ja) | 1985-10-02 | 1985-10-02 | 飾りテ−プを有する射出成形靴の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6279002A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60140408U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | 株式会社アサヒコーポレーション | 射出成形長靴 |
-
1985
- 1985-10-02 JP JP60219495A patent/JPS6279002A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6279002A (ja) | 1987-04-11 |
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