JPH0552938A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

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Publication number
JPH0552938A
JPH0552938A JP3216835A JP21683591A JPH0552938A JP H0552938 A JPH0552938 A JP H0552938A JP 3216835 A JP3216835 A JP 3216835A JP 21683591 A JP21683591 A JP 21683591A JP H0552938 A JPH0552938 A JP H0552938A
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JP
Japan
Prior art keywords
wedge
light
optical
convex lens
laser diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP3216835A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shirakawa
博之 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0552938A publication Critical patent/JPH0552938A/ja
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの凸レンズと1つのレーザダイオードと
でレーザ光の照射方向を変更する。 【構成】 レーザダイオード2と、このレーザダイオー
ド2からのレーザ光を集束する凸レンズ3との光路中
に、複数のウェッジ角を有する円板状光学ウェッジ4を
回転可能に配置した。 【効果】 1つのレーザダイオードと1つの凸レンズの
組合わせで広い範囲の測距が行え、安価な装置が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光を対象物に向けて照
射し、その対象物からの反射光を検出して距離を測定す
る距離測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外レーザ光などを対象物に向けて照射
し、照射光が対象物によって反射されてくる反射光を凸
レンズ又は凹面鏡などの光学手段で受光し、レーザ光の
照射から受光までの遅延時間を検出して対象物までの距
離を測定する装置はすでに公知であり、例えば車両にお
いて先行車までの距離を測定したり、前方の障害物を検
出する装置が例えば特開昭59−24278号公報など
で開示されている。
【0003】ところで、このような光学式測距装置にお
いては、レーザ光の照射範囲を拡げて広い範囲にわたっ
て走行車や障害物を検出したり、またはレーザ光の照射
方向を順次変更して所定の範囲内を順次操作するために
複数の照射光源を設けることが考えられるが、この場
合、照射光を所定のビーム角に集束するための光学系も
当然複数個必要となり、装置全体が大型化するとともに
価格も高くなる欠点がある。これを解決するものとして
例えば特開昭61−259185号公報に開示されてい
るように1つの集束レンズと、複数のレーザダイオード
又は複数の発光素子を1つのチップで構成した集積化レ
ーザダイオードを組合わせたものがある。この場合、光
学系は1つで済むが複数のレーザダイオードを使う場合
は当然高価なレーザダイオードを複数個必要とするため
装置が高価格となる。また複数の発光素子を1つのチッ
プで構成した集積化ダイオードではこのダイオードの製
造工程における歩留り率が大幅に低下するため、非常に
高価なものとなる問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題点を解消するためになされたもので、1つの集束
レンズを1つのレーザダイオードでありながらレーザ光
の照射方向を順次変更して用いることのできる距離測定
装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る距離測定
装置は、パルスレーザ光を対象物に向けて照射し、その
反射光を受信するまでの遅延時間により対象物までの距
離を測定する距離測定装置において、レーザ光の光源
と、それを集束する光学系の光路中に複数のウェッジ角
を有する円板状光学ウェッジを回転的に切換可能な状態
で配置したものである。
【0006】
【作用】この発明における距離測定装置は、1つのレー
ザダイオードからの光がウェッジ角の異なる円板状光学
ウェッジの切換えによって照射方向が変更でき、これに
よって広い範囲の測距が行える。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は送光ユニットを示し、これは
レーザ光の発光源であるレーザダイオード2と、そのレ
ーザ光を所定の照射角θtに集束するための凸レンズ3
を有し、これに複数の光学ウェッジを円板状に配した光
学ウェッジ4と、これを回転させるステッピングモータ
5より構成されている。
【0008】6は受光ユニットで、これは対象物からの
反射光を所定の角度に集束するための凸レンズ7と、そ
の凸レンズ7のほぼ焦点に配置されたフォトダイオード
8よりなる。9はコントロールユニットで、これは前記
送光ユニット1のレーザダイオード2をパルス駆動する
ためのパルス発生器91、前記受光ユニット6のフォト
ダイオード8の出力を検出するパルス検出器92、及び
これらの信号を処理する信号処理回路93、さらに前記
送光ユニット1内に設けられた光学ウェッジ4を回転さ
せるモータ5を駆動するためのモータ駆動回路94を内
蔵している。10は測定した距離を具体的な数字やグラ
フなどで表示するための表示装置である。
【0009】次に本装置の動作について説明する。図1
において、送光ユニット1内に収められているレーザダ
イオード2は凸レンズ3の光軸上に設置されているから
対象物に向かって照射されるレーザ光は光軸と同方向で
ある。次にレーザダイオード2と凸レンズ3の間の光路
中に図2に示す光学ウェッジ4bを挿入すると、ウェッ
ジから出た光はウェッジの厚い側に偏角させられて凸レ
ンズ3に入射し、その結果、凸レンズ3から射出された
照射光も光軸と同方向とはならず、ある角度を持ったも
のとなる。これはレーザダイオード2を位置21に配置
した場合と等価であり、光学ウェッジ4bを挿入しない
場合において、レーザダイオード2を光軸よりずらして
設置した場合と同じ効果を生じる。図3は光学ウェッジ
による偏角を示す図で、光学ウェッジ4bのウェッジ角
をθ、その材料の屈折率をnとすると、このウェッジを
透過した光の偏角δはδ=(n−1)θで示される通
り、ウェッジの厚い側に偏角させられる。
【0010】図4は本発明に実施した円板状光学ウェッ
ジ4を示す斜視図で、この例では3種類のウェッジ4a
〜4cを円板状に配している。図5はこれらの断面形状
を示すものでこのうち、4aはウェッジ角θ=0の平行
板であり、4bは前述の図2、図3で示した断面形状の
ものであり、さらに4cは図2、図3のものとは逆方向
のウェッジ角を有するものである。
【0011】これら3つのウェッジ4a〜4cを回転軸
41を中心として円板状に配置し、これをレーザダイオ
ード2を凸レンズ3の光路中に設置してこの円板状ウェ
ッジの回転軸41をステッピングモータ5で回転駆動さ
せるようにする。
【0012】この装置において、例えば直線道路を走行
中の先行車までの測距を行う場合には、照射するレーザ
光は凸レンズ3の光軸と同方向とする必要があるからウ
ェッジ4aが光路中にくるようにステッピングモータ5
を駆動する。この場合、ウェッジ4aはウェッジ角θ=
0であるから凸レンズ3からの射出光は光軸と同方向に
直進する。
【0013】次に例えばカーブ路において、左旋回中の
先行車までの測距を行う場合にはウェッジ4bを光路中
に配置すれば照射光は左に偏角する。逆に右旋回車をキ
ャッチする場合にはウェッジ4cを使用すればよい。こ
れらの制御はステッピングモータ5と図示しない自車の
ハンドル角センサにより簡単に行える。
【0014】なお、この円板状光学ウェッジ4はプラス
チック材で成型すれば安価に製造できる。また、本例で
は3種類のウェッジの場合について述べたがさらにウェ
ッジの種類を増やすことも可能である。
【0015】上述の例では円板状光学ウェッジ4を回転
的に切換えて旋回時の測距を行う場合について説明した
が、この円板状光学ウェッジ4を連続回転させるように
すれば広い範囲の水平方向を走査することができる。
【0016】また、一般に図1に示す送光角θtはこれ
を細く絞るよう凸レンズ3のフォーカス位置を調整すれ
ば遠方の対象物まで測距可能となるが、その反面照射光
の面積が小さくなるため対象物の捕捉が困難となる問題
が生じるが、上述のように水平方向に連続走査すること
によりこの問題が解消される。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、発光源
であるレーザダイオードと、光を集束する光学系との光
路中に複数のウェッジを切換可能な状態で配置するよう
にしたので、1つのレーザダイオードと1つの光学系の
組合わせでありながら複数のレーザダイオードを使用し
た場合と同様の広い範囲の測距が可能であり、しかも高
価なレーザダイオードが1つで済むことから安価な装置
が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による距離測定装置の全体の構成図で
ある。
【図2】この発明による送光部の偏角状態を示す説明図
である。
【図3】光学ウェッジによる光の偏角を説明する説明図
である。
【図4】この発明に使用した円板状光学ウェッジの斜視
図である。
【図5】各ウェッジの断面図である。
【符号の説明】
1 送光ユニット 2 レーザダイオード 3 凸レンズ 4 円板状光学ウェッジ 5 モータ 6 受光ユニット 9 コントロールユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスレーザ光を対象物に向けて照射
    し、その反射光を受信するまでの遅延時間により対象物
    までの距離を測定する距離測定装置において、上記レー
    ザ光の光源と、レーザ光を集束する光学系の光路中に複
    数のウェッジ角を有する円板状光学ウェッジを回転的に
    切換可能な状態で配置したことを特徴とする距離測定装
    置。
JP3216835A 1991-08-28 1991-08-28 距離測定装置 Pending JPH0552938A (ja)

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JP3216835A JPH0552938A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 距離測定装置

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JP3216835A JPH0552938A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 距離測定装置

Publications (1)

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JPH0552938A true JPH0552938A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16694649

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JP3216835A Pending JPH0552938A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 距離測定装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006226931A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Denso Corp 車載用レーダ装置
JP2009121991A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Casio Comput Co Ltd 距離測定装置及びプロジェクタ
JP2013247145A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Canon Inc レーザ装置

Cited By (4)

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US7679726B2 (en) 2005-02-21 2010-03-16 Denso Corporation Radar for use in vehicle
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