JPH0552835A - ガスクロマトグラフ - Google Patents
ガスクロマトグラフInfo
- Publication number
- JPH0552835A JPH0552835A JP8315891A JP8315891A JPH0552835A JP H0552835 A JPH0552835 A JP H0552835A JP 8315891 A JP8315891 A JP 8315891A JP 8315891 A JP8315891 A JP 8315891A JP H0552835 A JPH0552835 A JP H0552835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- code
- memory
- gas chromatograph
- type
- Prior art date
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- Pending
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- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カラムに応じた諸パラメータを自動設定し得る
ガスクロマトグラフを提供する。 【構成】あらかじめメモリ１１にカラム種別と、この種
別に対応するパラメータとを記憶しておき、カラム４の
ジョイント６にカラム種別を示すコード部７を設ける一
方、カラム装着状態でコード部７の種別を読取るコード
読取部９を備え、このコード読取部９で読取ったカラム
種別に応じたパラメータをメモリ１１から読出し、自動
設定する。
ガスクロマトグラフを提供する。 【構成】あらかじめメモリ１１にカラム種別と、この種
別に対応するパラメータとを記憶しておき、カラム４の
ジョイント６にカラム種別を示すコード部７を設ける一
方、カラム装着状態でコード部７の種別を読取るコード
読取部９を備え、このコード読取部９で読取ったカラム
種別に応じたパラメータをメモリ１１から読出し、自動
設定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスクロマトグラ
フ、特にカラムの種別に応じたパラメータを自動設定し
得るガスクロマトグラフに関する。
フ、特にカラムの種別に応じたパラメータを自動設定し
得るガスクロマトグラフに関する。
【０００２】
【従来の技術】ガスクロマトグラフにおけるカラム温
度、キャリアガス流量などの諸パラメータは、メモリ
（ＲＡＭ）やディスケットに保存している。これら諸パ
ラメータはカラムの種別毎に相違し、従来はオペレータ
が使用するカラムに応じ、メモリやディスケットに設定
入力していた。
度、キャリアガス流量などの諸パラメータは、メモリ
（ＲＡＭ）やディスケットに保存している。これら諸パ
ラメータはカラムの種別毎に相違し、従来はオペレータ
が使用するカラムに応じ、メモリやディスケットに設定
入力していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のガスク
ロマトグラフでは、カラムとそれらの諸パラメータとの
対応は人（オペレータ）が管理しなければならず、扱い
が煩わしく、また、人の記憶違いによって誤ってパラメ
ータを設定することもあるという問題があった。この発
明は、上記問題点に着目してなされたものであって、使
用するカラムがカラム槽に装着されると自動的に諸パラ
メータが設定し得るガスクロマトグラフを提供すること
を目的としている。
ロマトグラフでは、カラムとそれらの諸パラメータとの
対応は人（オペレータ）が管理しなければならず、扱い
が煩わしく、また、人の記憶違いによって誤ってパラメ
ータを設定することもあるという問題があった。この発
明は、上記問題点に着目してなされたものであって、使
用するカラムがカラム槽に装着されると自動的に諸パラ
メータが設定し得るガスクロマトグラフを提供すること
を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明のガス
クロマトグラフは、あらかじめメモリにカラム種別と、
この種別に対応するパラメータとを記憶しておき、カラ
ムの一部にカラム種別を示すコード部を設ける一方、カ
ラム装着状態で前記コード部の種別を読取るコード読取
り部を備え、このコード読取部で読取ったカラム種別に
応じたパラメータを前記メモリから読出し、自動設定す
るようにしている。
クロマトグラフは、あらかじめメモリにカラム種別と、
この種別に対応するパラメータとを記憶しておき、カラ
ムの一部にカラム種別を示すコード部を設ける一方、カ
ラム装着状態で前記コード部の種別を読取るコード読取
り部を備え、このコード読取部で読取ったカラム種別に
応じたパラメータを前記メモリから読出し、自動設定す
るようにしている。
【０００５】このガスクロマトグラフでは、カラムがカ
ラム槽に装着された状態で電源がオンされると、カラム
のコード部のコードがコード読取部によって読取られ、
このコードによりメモリからカラム種別に応じたパラメ
ータが読出され設定される。
ラム槽に装着された状態で電源がオンされると、カラム
のコード部のコードがコード読取部によって読取られ、
このコードによりメモリからカラム種別に応じたパラメ
ータが読出され設定される。
【０００６】
【実施例】以下、実施例によりこの発明をさらに詳細に
説明する。図１は、この発明の一実施例を示すガスクロ
マトグラフの側断面図である。同図において、カラム槽
１の上方の試料注入口２と検出器部３にキャピラリーカ
ラム４のジョイント５、６を接続している。そして検出
器側のジョイント６にバーコード等のコード部７が設け
られている。このコード部７には、カラムの種別に応じ
たコードが付せられている。このコード部７に対面する
カラム槽１の側壁１ａにガラス窓８が設けられてあり、
カラム槽１の外側にはガラス窓に光を投射しコード部７
からの反射光を受け、コードを読取るバーコードリーダ
等のコード読取部９を設けている。コード読取部９で読
取られたコードは電気制御部１０に取り込まれる。電気
制御部１０にはメモリ１１が接続されている。このメモ
リ１１には、カラムの種別と対応させて、カラム最高温
度（そのカラムの耐熱を考慮した）、カラムの入力圧、
注入口、検出器温度（カラム最高温度の２０〜３０℃以
下）、キャリアガス温度等のパラメータが記憶してあ
る。試料が決まっておれば、さらにカラムの昇温条件、
スプリット比、検出器等の条件も記憶させておけばよ
い。なお、メモリ１１としては、ディスケット、ＩＣカ
ード、ＲＡＭ等が使用される。
説明する。図１は、この発明の一実施例を示すガスクロ
マトグラフの側断面図である。同図において、カラム槽
１の上方の試料注入口２と検出器部３にキャピラリーカ
ラム４のジョイント５、６を接続している。そして検出
器側のジョイント６にバーコード等のコード部７が設け
られている。このコード部７には、カラムの種別に応じ
たコードが付せられている。このコード部７に対面する
カラム槽１の側壁１ａにガラス窓８が設けられてあり、
カラム槽１の外側にはガラス窓に光を投射しコード部７
からの反射光を受け、コードを読取るバーコードリーダ
等のコード読取部９を設けている。コード読取部９で読
取られたコードは電気制御部１０に取り込まれる。電気
制御部１０にはメモリ１１が接続されている。このメモ
リ１１には、カラムの種別と対応させて、カラム最高温
度（そのカラムの耐熱を考慮した）、カラムの入力圧、
注入口、検出器温度（カラム最高温度の２０〜３０℃以
下）、キャリアガス温度等のパラメータが記憶してあ
る。試料が決まっておれば、さらにカラムの昇温条件、
スプリット比、検出器等の条件も記憶させておけばよ
い。なお、メモリ１１としては、ディスケット、ＩＣカ
ード、ＲＡＭ等が使用される。
【０００７】ジョイント６は、セラミック材で構成さ
れ、コード部７を形成するため光の反射方法を変えるの
に、図２の（ａ）のように、Ｖ状の溝１２を付けたもの
を使用してもよいし、図２の（ｂ）に示すようにライン
群１３をニッケル、金等をメタライズするか、カーボン
を付着させてもよい。これらのジョイント６は、カラム
４と一体に構成されており、カラム槽１から取り外して
もカラムとともに保存できる。
れ、コード部７を形成するため光の反射方法を変えるの
に、図２の（ａ）のように、Ｖ状の溝１２を付けたもの
を使用してもよいし、図２の（ｂ）に示すようにライン
群１３をニッケル、金等をメタライズするか、カーボン
を付着させてもよい。これらのジョイント６は、カラム
４と一体に構成されており、カラム槽１から取り外して
もカラムとともに保存できる。
【０００８】実施例ガスクロマトグラフにおいて、キャ
ピラリーカラムがカラム槽１に装着された状態で回路部
の電源がオンされると、コード読取部９の光源からの光
がジョイント６のコード部７に投射され、その反射光が
コード読取部９のフォトセンサで受光され、コード部７
のコードが読取られ、電気制御部１０に入力される。電
気制御部１０では、そのコードによりカラム種別が特定
され、メモリ１１からカラム種別に対応するパラメータ
が読出され、自動設定される。
ピラリーカラムがカラム槽１に装着された状態で回路部
の電源がオンされると、コード読取部９の光源からの光
がジョイント６のコード部７に投射され、その反射光が
コード読取部９のフォトセンサで受光され、コード部７
のコードが読取られ、電気制御部１０に入力される。電
気制御部１０では、そのコードによりカラム種別が特定
され、メモリ１１からカラム種別に対応するパラメータ
が読出され、自動設定される。
【０００９】なお、上記実施例では、キャピラリーカラ
ムを例に上げたが、この発明はこれに限られるものでは
なく、ガラスカラム、ＳＵＳカラム等その他のカラムに
も適用できる。これらガラスカラム、ＳＵＳカラムの場
合には、カラム自体にライン、つまりコード部を設ける
ことが可能である。
ムを例に上げたが、この発明はこれに限られるものでは
なく、ガラスカラム、ＳＵＳカラム等その他のカラムに
も適用できる。これらガラスカラム、ＳＵＳカラムの場
合には、カラム自体にライン、つまりコード部を設ける
ことが可能である。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、あらかじめメモリに
カラム種別と、この種別に対応するパラメータを記憶し
ておき、カラムの一部にカラム種別を示すコード部を設
け、カラムの装着状態でこのコード部のコードを読取っ
てカラム種別を知り、対応するパラメータをメモリから
読出し、自動設定するものであるから、オペレータはカ
ラムに応じた諸パラメータを記憶したディスケット、フ
ァイル等を管理する煩わしさから解放され、またカラム
種別に対応して確実に諸パラメータを設定でき、誤って
設定することが皆無となる。
カラム種別と、この種別に対応するパラメータを記憶し
ておき、カラムの一部にカラム種別を示すコード部を設
け、カラムの装着状態でこのコード部のコードを読取っ
てカラム種別を知り、対応するパラメータをメモリから
読出し、自動設定するものであるから、オペレータはカ
ラムに応じた諸パラメータを記憶したディスケット、フ
ァイル等を管理する煩わしさから解放され、またカラム
種別に対応して確実に諸パラメータを設定でき、誤って
設定することが皆無となる。
【図１】この発明の一実施例を示すガスクロマトグラフ
の側断面図である。
の側断面図である。
【図２】同実施例ガスクロマトグラフのカラムのジョイ
ントのコード部の一例を示す図である。
ントのコード部の一例を示す図である。
【符号の説明】 ４ キャピラリーカラム ６ ジョイント ７ コード部 ９ コード読取部 １０ 電気制御部 １１ メモリ
Claims (1)
- 【請求項１】あらかじめメモリにカラム種別とこの種別
に対応するパラメータとを記憶しておき、カラムの一部
にカラム種別を示すコード部を設ける一方、カラム装着
状態で前記コード部の種別を読取るコード読取部を備
え、このコード読取部で読取ったカラム種別に応じたパ
ラメータを前記メモリから読出し、自動設定するように
したことを特徴とするガスクロマトグラフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315891A JPH0552835A (ja) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | ガスクロマトグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315891A JPH0552835A (ja) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | ガスクロマトグラフ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552835A true JPH0552835A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13794440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8315891A Pending JPH0552835A (ja) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | ガスクロマトグラフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552835A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001188061A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Shimadzu Corp | 分析用マイクロチップ |
| JP2003337124A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体クロマトグラフ装置及び液体クロマトグラフ用カラム液体クロマト測定方法 |
| JP2004085357A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Shimadzu Corp | クロマトグラフ装置用データ管理装置 |
| JP2008107136A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析システムおよびその制御方法 |
| WO2020079732A1 (ja) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフ制御装置、クロマトグラフシステム、クロマトグラフ制御方法およびクロマトグラフ制御プログラム |
| WO2021166255A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 株式会社島津製作所 | 液体クロマトグラフおよび分析方法 |
| US11493489B2 (en) | 2018-02-27 | 2022-11-08 | Cytiva Sweden Ab | Apparatus, method, and computer program product for adapting a predefined liquid chromatography process |
-
1991
- 1991-03-23 JP JP8315891A patent/JPH0552835A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001188061A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Shimadzu Corp | 分析用マイクロチップ |
| JP2003337124A (ja) * | 2002-05-20 | 2003-11-28 | Sekisui Chem Co Ltd | 液体クロマトグラフ装置及び液体クロマトグラフ用カラム液体クロマト測定方法 |
| JP2004085357A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Shimadzu Corp | クロマトグラフ装置用データ管理装置 |
| JP2008107136A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析システムおよびその制御方法 |
| US11493489B2 (en) | 2018-02-27 | 2022-11-08 | Cytiva Sweden Ab | Apparatus, method, and computer program product for adapting a predefined liquid chromatography process |
| WO2020079732A1 (ja) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフ制御装置、クロマトグラフシステム、クロマトグラフ制御方法およびクロマトグラフ制御プログラム |
| JPWO2020079732A1 (ja) * | 2018-10-15 | 2021-09-02 | 株式会社島津製作所 | 液体クロマトグラフ制御装置、液体クロマトグラフシステム、液体クロマトグラフ制御方法および液体クロマトグラフ制御プログラム |
| WO2021166255A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 株式会社島津製作所 | 液体クロマトグラフおよび分析方法 |
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