JPH0552665A - 温度検出端 - Google Patents
温度検出端Info
- Publication number
- JPH0552665A JPH0552665A JP3235592A JP23559291A JPH0552665A JP H0552665 A JPH0552665 A JP H0552665A JP 3235592 A JP3235592 A JP 3235592A JP 23559291 A JP23559291 A JP 23559291A JP H0552665 A JPH0552665 A JP H0552665A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- insulating
- insulating member
- bent
- temperature detection
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、石英などの管に熱電対を挿入した温
度検出端であって、管を加熱してＬ字形に曲げた後に熱
電対を挿入することができることを目的とする。 【構成】本発明の構成は、途中で屈曲した管１の中に熱
電対２の導線３，４が硬い材料で形成された細長い絶縁
部材５でカバ−されている温度検出端において、前記絶
縁部材５の先端６から少なくとも絶縁部材５が屈曲する
部分７までは、絶縁部材５は多数の絶縁小片８を連ねて
構成されていることを特徴とする。
度検出端であって、管を加熱してＬ字形に曲げた後に熱
電対を挿入することができることを目的とする。 【構成】本発明の構成は、途中で屈曲した管１の中に熱
電対２の導線３，４が硬い材料で形成された細長い絶縁
部材５でカバ−されている温度検出端において、前記絶
縁部材５の先端６から少なくとも絶縁部材５が屈曲する
部分７までは、絶縁部材５は多数の絶縁小片８を連ねて
構成されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主に温度制御装置に用
いられる温度検出端の改良に関する。
いられる温度検出端の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の温度検出端は図４に示すようにＬ
字形の石英管９の中に細長い二本のセラミック製絶縁部
１０，１１をＬ字形にならべ、それらの絶縁部１０，１
１の間の曲げ部分には長さの短い絶縁小片１４をならべ
て、それらの絶縁部材の中に熱電対の導線１２，１３を
通していた。
字形の石英管９の中に細長い二本のセラミック製絶縁部
１０，１１をＬ字形にならべ、それらの絶縁部１０，１
１の間の曲げ部分には長さの短い絶縁小片１４をならべ
て、それらの絶縁部材の中に熱電対の導線１２，１３を
通していた。
【０００３】このような従来品の構造では、あらかじめ
石英管９をＬ字形に曲げておくと、先端寄りのセラミッ
ク製絶縁部１０を石英管９内に挿入しようとしてもＬ字
形の屈曲部を通過することはできない。したがって、従
来品を製造するときは、曲げられていない直線状の石英
管９の中に絶縁部材１０，１１，１４を挿入した後、絶
縁小片１４がならんだ部分の石英管を加熱してこれを曲
げていた。
石英管９をＬ字形に曲げておくと、先端寄りのセラミッ
ク製絶縁部１０を石英管９内に挿入しようとしてもＬ字
形の屈曲部を通過することはできない。したがって、従
来品を製造するときは、曲げられていない直線状の石英
管９の中に絶縁部材１０，１１，１４を挿入した後、絶
縁小片１４がならんだ部分の石英管を加熱してこれを曲
げていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来品の構成は上述の
通りであるから、製造に際しては真っ直な石英管の中に
導線１２，１３が絶縁部材１０，１１，１４でカバ−さ
れた熱電対を挿入した後で、石英管を加熱して曲げてい
た。しかしながら、石英管の曲げ加工の仕上げ状態は種
々の条件で異なるために、曲げ部分の数値が規格に合わ
なかったり、特に曲げた際の伸び側部分の厚みが薄くな
り過ぎて強度の不足するものが生じる。石英管の中には
通常５〜６本の熱電対が挿入されるから、石英管の曲げ
加工は中に挿入された熱電対の影響を受け易く欠陥品が
生じ易かった。また、欠陥品が生じると石英管を割って
熱電対を取り出さなければならないから、この熱電対が
破損するおそれもあった。本発明はこれら従来品の欠点
を除去することを目的とするものである。
通りであるから、製造に際しては真っ直な石英管の中に
導線１２，１３が絶縁部材１０，１１，１４でカバ−さ
れた熱電対を挿入した後で、石英管を加熱して曲げてい
た。しかしながら、石英管の曲げ加工の仕上げ状態は種
々の条件で異なるために、曲げ部分の数値が規格に合わ
なかったり、特に曲げた際の伸び側部分の厚みが薄くな
り過ぎて強度の不足するものが生じる。石英管の中には
通常５〜６本の熱電対が挿入されるから、石英管の曲げ
加工は中に挿入された熱電対の影響を受け易く欠陥品が
生じ易かった。また、欠陥品が生じると石英管を割って
熱電対を取り出さなければならないから、この熱電対が
破損するおそれもあった。本発明はこれら従来品の欠点
を除去することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、途中で
屈曲した管１の中に熱電対２の導線３，４が硬い材料で
形成された細長い絶縁部材５でカバ−されている温度検
出端において、前記絶縁部材５の先端６から少なくとも
絶縁部材５が屈曲する部分７までは、絶縁部材５は多数
の絶縁小片８を連ねて構成されていることを特徴とす
る。
屈曲した管１の中に熱電対２の導線３，４が硬い材料で
形成された細長い絶縁部材５でカバ−されている温度検
出端において、前記絶縁部材５の先端６から少なくとも
絶縁部材５が屈曲する部分７までは、絶縁部材５は多数
の絶縁小片８を連ねて構成されていることを特徴とす
る。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面に従って説明する。図
１は本発明の正面図を示すものであって、途中で屈曲し
た管１は石英で形成され、その中に熱電対２の導線３，
４が絶縁部材５でカバ−され挿入されている。絶縁部材
５はセラミックで形成され、屈曲する部分７から先端６
まで連なる多数の短い絶縁小片８、及び細長い絶縁管１
５から成る。絶縁小片８は長さ３〜５ｍｍ、断面の長径
は２．３ｍｍ及び短径は１．４ｍｍ程度となっている。
通孔の本発明の絶縁部材５はこの実施例に限定されるこ
とはなく、そのすべてが絶縁小片８を連ねたものであっ
てもよい。熱電対２は、通常、管１の中に５〜６本程度
挿入される。また、絶縁部材５は断面が楕円形をなし、
導線３，４を通すための２個の通孔１６，１６が設けら
れている。
１は本発明の正面図を示すものであって、途中で屈曲し
た管１は石英で形成され、その中に熱電対２の導線３，
４が絶縁部材５でカバ−され挿入されている。絶縁部材
５はセラミックで形成され、屈曲する部分７から先端６
まで連なる多数の短い絶縁小片８、及び細長い絶縁管１
５から成る。絶縁小片８は長さ３〜５ｍｍ、断面の長径
は２．３ｍｍ及び短径は１．４ｍｍ程度となっている。
通孔の本発明の絶縁部材５はこの実施例に限定されるこ
とはなく、そのすべてが絶縁小片８を連ねたものであっ
てもよい。熱電対２は、通常、管１の中に５〜６本程度
挿入される。また、絶縁部材５は断面が楕円形をなし、
導線３，４を通すための２個の通孔１６，１６が設けら
れている。
【０００７】
【発明の効果】本発明の構成は上述の通りであって、絶
縁部材５の先端６から少なくとも絶縁部材５が屈曲する
部分７までは、絶縁部材５は多数の絶縁小片８を連ねて
構成されている。したがって、絶縁小片８が連ねられた
部分は自由に曲げることができるから、熱電対２の管１
への挿入は、挿入前にあらかじめ管１を曲げ加工した後
で行うことができる。これによって、管１が曲げ加工の
際に欠陥品が生じても管のみを破棄すれば良いので、熱
電対が何ら影響を受けることがない。また、管１を曲げ
加工するところまで外注に出しても、精度誤差のあるも
のあるいは強度不足のものを製造段階で除くことができ
るから、規格通りのものが容易に供給される。従来は、
曲げ加工する前の管１を外注し、完成品製造者が熱電対
を管の中に挿入した後に曲げ加工していたので、完成品
に欠陥を生じることが多く歩留まりが悪かった。本発明
では、完成品の歩留まりに対し、管１の曲げ加工の影響
を受けることがないという効果を奏する。
縁部材５の先端６から少なくとも絶縁部材５が屈曲する
部分７までは、絶縁部材５は多数の絶縁小片８を連ねて
構成されている。したがって、絶縁小片８が連ねられた
部分は自由に曲げることができるから、熱電対２の管１
への挿入は、挿入前にあらかじめ管１を曲げ加工した後
で行うことができる。これによって、管１が曲げ加工の
際に欠陥品が生じても管のみを破棄すれば良いので、熱
電対が何ら影響を受けることがない。また、管１を曲げ
加工するところまで外注に出しても、精度誤差のあるも
のあるいは強度不足のものを製造段階で除くことができ
るから、規格通りのものが容易に供給される。従来は、
曲げ加工する前の管１を外注し、完成品製造者が熱電対
を管の中に挿入した後に曲げ加工していたので、完成品
に欠陥を生じることが多く歩留まりが悪かった。本発明
では、完成品の歩留まりに対し、管１の曲げ加工の影響
を受けることがないという効果を奏する。
【図１】本発明の正面図
【図２】絶縁部材の先部の斜視図
【図３】絶縁部材を構成する絶縁小片の斜視図
【図４】従来品の正面図
１ 管 ２ 熱電対 ３ 導線 ４ 導線 ５ 絶縁部材 ６ 絶縁部材の先端 ７ 絶縁部材が屈曲する部分 ８ 絶縁小片 ９ 石英管 １０ 絶縁部 １１ 絶縁部 １２ 導線 １３ 導線 １４ 絶縁小片 １５ 絶縁管 １６ 通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 途中で屈曲した管１の中に熱電対２の導
線３，４が硬い材料で形成された細長い絶縁部材５でカ
バ−されている温度検出端において、前記絶縁部材５の
先端６から少なくとも絶縁部材５が屈曲する部分７まで
は、絶縁部材５は多数の絶縁小片８を連ねて構成されて
いることを特徴とする温度検出端
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235592A JPH0552665A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 温度検出端 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3235592A JPH0552665A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 温度検出端 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552665A true JPH0552665A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16988287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3235592A Pending JPH0552665A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 温度検出端 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552665A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6742355B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-06-01 | Calsonic Kansei Corporation | Receiver-drier for use in an air conditioning system |
| CN113811030A (zh) * | 2020-06-12 | 2021-12-17 | 日本碍子株式会社 | 热电偶引导件及陶瓷加热器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538978B1 (ja) * | 1976-02-26 | 1978-04-03 | ||
| JPS6124629B2 (ja) * | 1982-07-19 | 1986-06-11 | Hitachi Shipbuilding Eng Co |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP3235592A patent/JPH0552665A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538978B1 (ja) * | 1976-02-26 | 1978-04-03 | ||
| JPS6124629B2 (ja) * | 1982-07-19 | 1986-06-11 | Hitachi Shipbuilding Eng Co |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6742355B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-06-01 | Calsonic Kansei Corporation | Receiver-drier for use in an air conditioning system |
| CN113811030A (zh) * | 2020-06-12 | 2021-12-17 | 日本碍子株式会社 | 热电偶引导件及陶瓷加热器 |
| JP2021196237A (ja) * | 2020-06-12 | 2021-12-27 | 日本碍子株式会社 | 熱電対ガイド及びセラミックヒータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |