JPH0552622U - フリーアクセスフロア - Google Patents

フリーアクセスフロア

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JPH0552622U
JPH0552622U JP10074491U JP10074491U JPH0552622U JP H0552622 U JPH0552622 U JP H0552622U JP 10074491 U JP10074491 U JP 10074491U JP 10074491 U JP10074491 U JP 10074491U JP H0552622 U JPH0552622 U JP H0552622U
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screwless terminal
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screwless
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JP10074491U
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義久 大上
明夫 三友
雄 菊池
伸郎 星野
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Hitachi Metals Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの上面に設けたヒータユニットに電気
的に接続する電源線の接続における作業性、安全性およ
び信頼性の向上を図る事を目的とする。 【構成】 パネル2と支持脚3およびヒータユニット4
から成り、パネル2の下部には接続器のねじなし端子9
が設置され、係るねじなし端子9は金属でできたケース
10で覆われ、ケース10の一部には貫通口11があり
この近傍にねじなし端子9が配置され、ねじなし端子9
に接続され、ケース10の開口部分のねじなし端子9の
電源線14の端末部は絶縁物の保護部材12で覆った構
成とした。 【効果】 フリーアクセスフロアの接続を構造するねじ
なし端子や電源線端末の部分を保護部材で覆うことで、
この保護部材により電源線の組立作業時の引っ張りや、
屈曲することによるストレスがねじなし端子の接続部へ
伝わりにくくなるため、固定部の信頼性が一段と向上さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は床暖房機能を備えた2重床構造のフリーアクセスフロアに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
近年はOA機器類や電話機等の電力用、通信用の電送ケーブル等の自在配線が 要求され、コンピュータ室や電話交換室などでは、フリーアクセスフロアに見ら れるような2重構造を取り入れ床下内に伝送ケーブルを収納することが通常行わ れるようになってきた。
【0003】 前記フリーアクセスフロアは、一般にアルミ合金製のパネルと、これを支える 支持脚からなり、パネル上面にはカーペットなど敷きつめて使用される。そして 最近ではOA機器類の増加と汎用化、そして環境や美観上の観点から、インテリ ジェントビルを始めとして、一般のビルやクリーンルームなどの工場施設にもこ のような二重床構造を施工することが多くなってきている。
【0004】 更に、高級マンションやリゾートマンションでは、居住性がよくて高付加価値 のものが望まれ、上記のような二重床構造は今後一般家庭にも普及していくこと が考えられる。
【0005】 一方、従来床暖房と言えば、床下に配管を施設し、管内に温水を循環させる温 水式の床暖房や、内部に電気式のヒータエレメントを内蔵した床材、あるいは一 般的な電気カーペットなどが普及し、市販されている。
【0006】 しかしながら、上述したフリーアクセスフロアには上記のような床暖房を行う ことは通常行なわれておらず単に空調による冷暖房によっているのが実状である 。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このようなフリーアクセスフロアタイプの部屋の暖房は空調による暖房等があ るが足元が冷えることがあるなど問題がある。特にクリーンルームなどでは長期 間の作業で足元が冷えることがあるなど、最近の傾向としてフリーアクセスフロ アの部屋にも局部的に床暖房を行うことが望まれてきている。このことを満足さ せるためにはフリーアクセスフロアにヒータを埋設することが容易に考えられる 。フリーアクセスフロアは一般的には1個500mm角前後で多数並べて構成さ れ、個々に電気用品の技術基準の適応をうけ、全体的には電気設備の技術基準を 適応しなければならない。
【0008】 従ってヒータと電源線を接続する場合、接続箇所は導電部露出が余儀なくされ るが、係る場所は外部より容易に触れないように金属製のケース等で覆われてい た。ヒータと電源線の接続は直接電源線とヒータを接続する構造、あるいはヒー タ線、電源線の導線を直接的に又は座金などを介し、締め付けて接続を行う例え ば、JIS C2811で規定される工業用端子台のねじなし端子等で知られて いるねじなし端子を用いる構造がある。
【0009】 しかし、これらの構造であると多数個のヒータ付きフリーアクセスフロアを接 続する場合、作業性、信頼性に問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は床面上に設置した支持脚とパネルから成り、前記パネルの上面にヒー タユニットを設け、その上に伝熱板を積層し、パネルの下部に設けられた接続器 は外部と隔離するため、金属製のケースで覆われ、係るケースの一部に貫通口が あり、この内側近傍にねじなし端子が配置され、ねじなし端子に接続される電源 線の端末部の外部との電気的な隔離と固定保持のため、係る部分に金属製のケー スを介し、係る部品の外側にねじなし端子と相対し絶縁物で構成された保護部材 を設けたものとした。
【0011】
【作用】
本考案によれば、ヒータユニットの電熱線と外部電源の接続にはパネルの下部 に設けたねじなし端子を採用し、このねじなし端子を金属製のケースに設けた貫 通口に嵌合するように内側に配置すると共に、ケースの貫通口の外面近傍に絶縁 性の保護部材を設けたことにより、ねじなし端子とこれに接続する電源線端末部 が外部と電気的に隔離できる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 フリーアクセスフロアの外観図を図1、部品構成図を図2に示す。図3は図1 A部の拡大断面図である。
【0014】 フリーアクセスフロア1は基本的にはパネル2と支持脚3より成り立っている 。本実施例はアルミ合金より成るパネル2は450mm角の大きさのもので、パ ネル2上面にはヒータユニット4をはめ込むときの溝5が蛇行状に一体的に成形 してある。ヒータユニット4はコードヒータのような合成樹脂材を被覆した電熱 線6を透視性のある熱可塑性の樹脂あるいは網目状基布でできた支持材7に固定 したものである。この電熱線6はパネル2に形成された溝5内と嵌合するように 装着され、その上に伝熱板16及びカーペットのような床仕上げ材が積層される 。
【0015】 一方パネル2の裏面下部には電源をヒータユニット4に接続する接続器を設け 、この接続器には、日本工業規格の配線用差込接続器(C8303)で規定され ていように、電線(軟銅単線)の導体を直接端子へ差し込み、自動的に接続され る構造の端子であり、約11mm間隙の電極を有するねじなし端子9を使用して ある。ねじなし端子9は貫通口11を有する金属製のケース10の内側の貫通口 11の近傍に配置されている。保護部材12はねじなし端子9と金属製のケース 10を介し相対し配置されている。
【0016】 ねじなし端子9に接続される電源線14はねじなし端子9に適合した電線を使 用するが、一般的には600Vビニル絶縁シースケーブルが使われる。
【0017】 次に、前記構成における作用を説明する。
【0018】 係る電源線14をねじなし端子9に接続するとき、ねじなし端子9の電極間は 約11mmあるため電源線14の外被13を除去し絶縁体15を露出させ、この 内側にある軟銅単線をねじなし端子9に挿入すると、ねじなし端子9により自動 的にはさみ込んで固定され接続する。電源線14の軟銅単線はもちろんのこと、 絶縁体15も外部から容易に触れることは安全上このましくなく、電気用品の技 術基準上でも禁じられているため、ねじなし端子9に接続している電源線14の 露出した絶縁体15及び外被13を保護するように保護部材12を係る部分に配 置させているので、外部から容易に電源線14の絶縁体15・外被13等に触れ ない。
【0019】 また保護部材12は電源線14を貫通させるため作業時にねじなし端子9へ曲 げ、引っ張り力が直接加わらない。
【0020】 次に上記のフリーアクセスフロア1を施設した場合の例を図4に示す。
【0021】 この例は、マンションの一室に1畳分(1.8mm×0.9m)の床暖房を施 した場合の例を示している。即ち、一室の一部に上述したモジュール450のフ リーアクセスフロア1(4×2枚)を敷き並べたものである。
【0022】 以上のようなフリーアクセスフロア1をコンクリート床18の上にフリーアク セスフロア1A、1B、‥‥1Hを図示のように並べる。係る電源線14はコン トローラ19に接続される主電源線に接続され、コントローラ19により発熱コ ントロールを行う。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、パネルの下部に設けた金属製ケースの貫通口内側近傍にねじ なし端子を配置し、金属製のケースの貫通口を介してねじなし端子と相対し配置 された絶縁性の保護部材を配置することにより (イ)電源線の接続がワンタッチとなり作業性が著しく向上できる。
【0024】 (ロ)電源線の端末部が電気的に外部から隔離できる。
【0025】 (ハ)電源線取付作業時、ねじなし端子部へ保護部材が緩衝となり曲げなどの無 理なストレスが加わらない。
【0026】 などの効果があり作業向上と安全性、信頼性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すフリーアクセスフロア
の外観図。
【図2】本考案の一実施例を示すフリーアクセスフロア
の分解した部品構成を示す斜視図。
【図3】図1のA部を示した要部断面図。
【図4】本考案の一実施例を示すフリーアクセスフロア
の敷設例を示す斜視図。
【符号の説明】
2 パネル 3 支持脚 4 ヒータエレメント 9 ねじなし端子 10 ケース 11 貫通口 12 保護部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 菊池 雄 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)考案者 星野 伸郎 三重県桑名市大福2番地 日立金属株式会 社桑名工場内 (72)考案者 高田 栄治 三重県桑名市大福2番地 日立金属株式会 社桑名工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面との間に所定の空間を区画する支持
    脚(3)を備えたパネル(2)の上面側にヒータユニット(4)
    と伝熱板(16)とを積層装着するとともに、パネル(2)の
    下面側に接続器であるねじなし端子(9)を設けてなるフ
    リーアクセスフロアにおいて、前記ねじなし端子(9)が
    そのケース(10)に設けた貫通口(11)の内側に配置させ、
    かつ上記ケース(10)の貫通口(11)の外面近傍に絶縁性の
    保護部材(12)を設けたことを特徴とするフリーアクセス
    フロア。
JP10074491U 1991-12-06 1991-12-06 フリーアクセスフロア Expired - Lifetime JP2569304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10074491U JP2569304Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 フリーアクセスフロア

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JP10074491U JP2569304Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 フリーアクセスフロア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552622U true JPH0552622U (ja) 1993-07-13
JP2569304Y2 JP2569304Y2 (ja) 1998-04-22

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ID=14282062

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014101718A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nichias Corp ヒータ機能付きフロアパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014101718A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nichias Corp ヒータ機能付きフロアパネル

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JP2569304Y2 (ja) 1998-04-22

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