JPH0552531A - 3次元計測用内視鏡装置 - Google Patents

3次元計測用内視鏡装置

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JPH0552531A
JPH0552531A JP3209575A JP20957591A JPH0552531A JP H0552531 A JPH0552531 A JP H0552531A JP 3209575 A JP3209575 A JP 3209575A JP 20957591 A JP20957591 A JP 20957591A JP H0552531 A JPH0552531 A JP H0552531A
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JP
Japan
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light
measurement
measuring
ccd
image
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Withdrawn
Application number
JP3209575A
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English (en)
Inventor
Keiichi Hiyama
慶一 檜山
Masahide Sugano
正秀 菅野
Shinichiro Hattori
眞一郎 服部
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0552531A publication Critical patent/JPH0552531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも撮像手段の全撮像領域に、測定光
投影光学系からの測定光を照射し、効率的に3次元計測
を行うことのできる3次元計測用内視鏡装置を得る。 【構成】 3次元計測用内視鏡装置1は、イメージガイ
ド17で伝送された測定光を投影する投影レンズ26
と、CCD32で撮像するための通常照明光をライトガ
イド16で伝送し照明レンズ25を経て出射する照明手
段とを有する計測用電子スコープ2を備え、イメージガ
イドコネクタ18bに供給される照明光及び測定光は、
先端部12に固定された出射側の端面からさらに投影レ
ンズ26及びプリズム27を経て被写体25側に出射さ
れ、被写体25側を広域照明する。このプリズム27
は、測定光がCCD32の撮像領域全体にわたり照射で
きるように、照明光及び測定光の照射角を広げるように
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計測用内視鏡の全撮像
領域に3次元的計測用の測定光を照射する3次元計測用
内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来技術】体腔内などに挿入することによって、体腔
内の深部などを観察したり、必要に応じて処置具を用い
ることにより、治療処置なども行うことのできる内視鏡
が医療分野において広く用いられるようになった。又、
工業分野においても、ジェットエンジン内部とかプラン
ト内部などの検査に内視鏡が広く用いられる。
【0003】この内視鏡による観察の場合において、腫
瘍などの被検査対象物の大きさなどを計測することが診
断などを行う場合必要になる。
【0004】このため、例えば特願平1ー342229
号で、本出願人は計測のための測定光を投影する測定光
投影光学系と通常照明光により立体観察を可能とする装
置を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
ような従来例の3次元計測用内視鏡装置は、測定光投影
光学系による測定光の照射領域と、反射光を計測する撮
像手段の撮像領域が異なり、撮像領域全体を測定するこ
とができないという問題点がある。
【0006】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、少なくとも撮像手段の全撮像領域に、測定光投
影光学系からの測定光を照射し、効率的に3次元計測を
行うことのできる3次元計測用内視鏡装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【問題点を解決する手段】本発明の3次元計測用内視鏡
装置は、距離などの計測のための3次元的計測用の測定
光を投影する測定光投影光学系と、照明光を広域的に照
射する照明光学系と、前記測定光投影光学系に測定光を
伝送する測定光伝送部材と、前記照明光学系に通常照明
光を伝送する照明光伝送部材と、前記測定光または照明
光による光学像を撮像する撮像手段とを有する計測用内
視鏡と、前記測定光伝送部材と前記照明光伝送部材に、
測定光及び照明光を供給する機能を有する光源装置と、
少なくとも前記撮像手段の全撮像領域に、前記測定光投
影光学系からの測定光を照射する広域照射手段とを備え
ている。
【0008】
【作用】 前記広域照射手段により、少なくとも前記撮
像手段の全撮像領域に、前記測定光投影光学系からの測
定光を照射する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。
【0010】図1ないし図7は本発明の第1実施例に係
り、図1は第1実施例の3次元計測用内視鏡装置の全体
構成を示す構成図、図2は電子スコープの先端面を示す
説明図、図3は測定光の光軸及びCCDの光軸とスキャ
ン方向の関係を示す説明図、図4は測定光を入射端面側
でスキャンした場合におけるCCDで撮像される光スポ
ットを示す説明図、図5はモニタ画面に対象部位の凹凸
形状を表示した様子を示す説明図、図6は測定光を入射
端面側でスキャンした第1の変形例の場合におけるCC
Dで撮像される光スポットを示す説明図、図7は測定光
を入射端面側でスキャンした第2の変形例の場合におけ
るCCDで撮像される光スポットを示す説明図である。
【0011】図1に示すように、第1実施例の3次元計
測用内視鏡装置1は、撮像手段を内蔵した3次元計測用
電子スコープ(以下、電子スコープと記す)2と、この
電子スコープ2に通常照明光を供給する通常照明光/測
定光光源手段3と信号処理及び距離計算を行う信号処理
手段4とを内蔵した光源・処理装置5と、信号処理手段
4で信号処理されて生成された標準的な映像信号を表示
するカラーモニタ6とから構成される。
【0012】上記電子スコープ2は、体腔内などに挿入
できるように細長で可撓性を有する挿入部7と、この挿
入部7の後端に連設された太幅の操作部8と、この操作
部8の側部から延出されたユニバーサルケーブル9とか
らなり、このユニバーサルケーブル9の端部に取り付け
た総合コネクタ11を光源・処理装置5に着脱自在で接
続することができる。
【0013】上記挿入部7は、先端側から硬質の先端部
12と、湾曲自在の湾曲部13と、可撓性の可撓管部1
4とからなり、操作部8の側面に設けた湾曲ノブ15を
操作することによって、湾曲部13を湾曲できるように
なっている。
【0014】上記挿入部7内には、通常照明光及び測定
光を伝送する通常照明光/測定光伝送手段としてのイメ
ージガイド17が挿通され、イメージガイド17は、ユ
ニバーサルケーブル9内も挿通され、端部のイメージガ
イドコネクタ18bが総合コネクタ11で一体的に固定
されている。
【0015】上記光源・処理装置5には、イメージガイ
ドコネクタ18bを着脱自在で接続できるイメージガイ
ドコネクタ受け18aが設けてあり、また、この光源・
光源装置5内には、イメージガイドコネクタ受け18a
に対向してハーフプリズム42が配置され、このハーフ
プリズム42の一方の分岐面に対向して面順次の通常照
明光発生手段43が配置され、他方の分岐面に対向して
測定光発生手段44が配置されている。
【0016】通常照明光発生手段43として、モータ4
5によって回転駆動される、例えば、RGB回転円板4
6にはランプ21の白色照明光が照射され、このRGB
回転円板46を通して生成されたRGB光は、コンデン
サレンズ22により集光されてハーフプリズム42の一
方の分岐面に入射され、このハーフプリズム42を透過
してイメージガイドコネクタ18bに供給されるように
なっている。
【0017】また、測定光発生手段44として、イメー
ジガイドコネクタ受け18aの奥にレーザ光を発生する
半導体レーザ23とコンデンサレンズ24が配置され、
半導体レーザ23による可集光性のレーザ光、つまり測
定光をコンデンサレンズ24で集光し、さらにハーフプ
リズム42で反射されて、イメージガイドコネクタ18
bを形成するファイババンドル端面に直線状にスキャン
する測定光を照射するようになっている。
【0018】上記イメージガイドコネクタ18bに供給
される照明光及び測定光は、イメージガイド17で伝送
され、先端部12に固定された出射側の端面からさらに
投影レンズ26及びプリズム27を経て被写体25側に
出射され、被写体25側を広域照明する。このプリズム
27は、測定光が後述する撮像素子としてのCCD32
の撮像領域全体にわたり照射できるように、照明光及び
測定光の照射角を広げるように形成されている。また、
上記投影レンズ26は、イメージガイド17の出射側端
面から該投影レンズ26のフォーカス距離に取付けられ
ており、出射側端面のファイバから出射される測定光の
場合、光ビームは殆ど広がることなく、被写体25面上
に微小な光スポットを形成できるようにしてある。
【0019】上記半導体レーザ23とコンデンサレンズ
24は、圧電素子28によって振動的に駆動される台2
9に取り付けられ、この圧電素子28に測定光走査制御
手段30から、例えば、階段波の駆動信号を印加するこ
とによって、圧電素子28は図1において、例えば矢印
で示すように左右方向に振動移動するようになってい
る。この左右方向に振動移動により、半導体レーザ23
も同様に振動移動され、イメージガイドコネクタ18b
のファイババンドルに照射される測定光は、一定間隔を
隔てたファイバ毎に順次照射され、投影レンズ26及び
プリズム27を経て被写体25側に直線状にスキャンす
る。
【0020】上記照明光で広域的に照明された被写体2
5は、先端部12の観察窓に取り付けられた対物レンズ
31によって、その焦点面に配置された撮像素子として
のCCD32の撮像面に結像される。このCCD32は
信号ケーブル34aを介して距離計算回路38に接続さ
れる。この距離計算回路38は測定光により三角測量の
原理によって被写体25の凹凸を計算するようになって
いる。距離計算回路38の出力は信号ケーブル34cを
介してコネクタ11の信号コネクタ35と接続され、ま
たコネクタ11の信号コネクタ35には信号ケーブル3
4bを介して直接CCD32に接続されている。この信
号コネクタ35が接続される信号コネクタ受け36を経
て信号処理回路37に接続される。
【0021】この実施例では、対物レンズ31とプリズ
ム27は、例えば、図2に示すように、隣接して先端部
12に設けられ、これらの一方には送水口37、38が
設けられ、他方には送気バルブ39が設けられ、これら
対物レンズ31とプリズム27を洗浄等することができ
るようになっている。
【0022】また、この実施例では、図1に示すように
台29を左右方向に振動した場合、イメージガイド17
の入射端面側ではレーザ光は、ファイババンドルを左右
方向に走査し、この走査により、出射端面側では、図1
では水平方向にスキャンした状態に対応し、投影レンズ
26及びプリズム27を経て被写体25側に投影される
測定光は、図3に示すように、例えば、投影レンズ26
の光軸l1と対物レンズ31の光軸l2とを含む面m内で
あるx軸方向に、該投影レンズ26により放射状に出射
されるようにしてある。
【0023】上述のように台29は段階的に走査され、
測定光がプリズム27によりCCD32の撮像領域全体
にわたり照射されるので、図4(a)に示すように上記
面m内で測定光を走査し、例えば、被写体25の表面が
平面であり、この面に垂直に先端部12の端面が臨む状
態で測定光をスキャンした場合には、CCD32の撮像
面には図4(b)に示すように段階的な走査に対応し
て、殆ど一定間隔のスポット列sが撮像領域全体に現れ
るようになる。このスポット列sの間隔はスコープ2の
先端面と被写体25との距離に依存して変化し、三角測
量の原理から実際のスポットの距離を算出することがで
きる。
【0024】このスポット列sの数或いは段階波のピッ
チは1フィールドまたは1フレームの期間において、各
スポットをCCD32の出力信号から分離認識できる数
以内或いはピッチ以上に設定される。
【0025】一方、被写体25の表面が凹凸面である場
合には、その凹凸面に応じて一定間隔でないスポット列
が直線状に現れるようになる。この場合にもCCD32
上での各スポットの位置情報から三角測量の原理を用い
て、被写体25面に実際に形成されているそのスポット
位置までの距離を算出することができ、上記距離計算回
路38はこの距離の算出を行う。
【0026】なお、凹凸量の大きい部分では被写体25
の面上のスポットが重なってしまうこともあるため、使
用状況に応じて上記段階波のピッチの大きさを可変設定
できるようにしている。上記距離計算回路38はCCD
32の出力信号を色分離し、例えば、レーザ光の波長の
信号成分を抽出し、この信号成分からこの信号成分の包
絡線検波信号或いは低域信号を減算してスポットを検出
して、CCD32面上でのスポット位置を求めるように
している。
【0027】又、この距離計算回路38は、距離の算出
に続いてさらに被写体26とスコープ2先端面とを結ぶ
距離方向成分、つまり、被写体25面の高さ方向の凹凸
量を算出し、この凹凸データ信号を信号処理回路37に
出力し、この信号処理回路37は内視鏡画像を表す映像
信号に凹凸データ信号をスーパインポーズしてモニタ6
に出力し、例えば図5に示すように、内視鏡画像表示エ
リア6aの下の部分に、算出された凹凸データをモニタ
表示面における測定スポットの走査範囲hにわたって表
示する。
【0028】上記のように第1実施例の3次元計測用内
視鏡装置1は、広域照射手段であるプリズム27によ
り、少なくとも測定光の照射角を広角にし、CCD32
の撮像領域全体に測定光を照射できるので、被写体25
を効率的に3次元計測できる。
【0029】尚、測定光のスキャンを投影レンズ26の
光軸l1と対物レンズ31の光軸l2とを含む面m内であ
るx軸方向に行われるとしたが、これに限らず、図6
(A)に示すように、図3に於いて面mに直交するz軸
方向にスキャンさせても良い。このとき、CCD32の
撮像面には、図6(B)に示すようなスポット列sが撮
像領域全体に現れるようになる。被写体25の表面が凹
凸面である場合には、その凹凸面に応じて一定間隔でな
いスポット列sがほぼ直線状に現れるようになる。すな
わち、スポット列sは被写体25の表面に応じて、スキ
ャン方向の凹凸情報及びスキャン方向に直交する方向の
近傍の凹凸情報である2次元の情報を得ることができ
る。
【0030】また、図7(A)に示すように、図3に於
いて面mに直交する面y=0に対して、例えば、45゜
の角を有するx=zで示される直線方向にスキャンさせ
ても良い。このとき、CCD32の撮像面には、図7
(B)に示すようなスポット列sが撮像領域全体に現れ
るようになる。被写体25の表面が凹凸面である場合に
は、その凹凸面に応じて一定間隔でないスポット列sが
ほぼ直線状に現れるようになる。すなわち、スポット列
sは被写体25の表面に応じて、スキャン方向の凹凸情
報及びスキャン方向に直交する方向の近傍の凹凸情報で
ある2次元の情報を得ることができる。ここでスキャン
方向の角度を45゜としたが、これに限らず、面mに直
交する面y=0内で、任意の角度でスキャンさせても良
い。
【0031】さらに、距離計算回路38は、電子スコー
プ2内に設けられ、CCD32上での各スポットの位置
情報から三角測量の原理を用いて、被写体25面に実際
に形成されているそのスポット位置までの距離を算出す
るとしたが、これに限らず、距離計算回路38は、測定
光の撮像信号を電子スコープ2に応じて補正する回路と
し、上述の演算は信号処理回路32により行う構成とし
ても良く、また、信号処理回路37と一体として光源・
処理装置5内に構成しても良い。
【0032】図8は第2実施例に係る電子スコープの先
端部の構成を示す断面図である。
【0033】第2実施例の3次元計測用内視鏡装置は、
第1実施例とほとんど同じ構成であり、照射角広角手段
をプリズムを用いることなく構成したものである。
【0034】図8に示すように、第2実施例の電子スコ
ープの先端部12に於いて、投影レンズ26を介して、
CCD32の撮像領域全体を測定光が照射できるよう
に、イメージガイド17の端面及び投影レンズ26を先
端部12内後方に設けている。
【0035】その他の構成、作用は第1実施例と同じで
ある。
【0036】このような第2実施例の3次元計測用内視
鏡装置は、イメージガイド17の端面及び投影レンズ2
6を先端部12内後方に設けることにより、測定光の照
射領域を広げ、CCD32の撮像領域全体に測定光を照
射できるので、被写体25を効率的に3次元計測でき
る。
【0037】尚、スキャン方向は、第1実施例同様に、
任意の方向にスキャンして良い。
【0038】図9は第2実施例に係る電子スコープの先
端部の構成を示す断面図である。
【0039】第3実施例の3次元計測用内視鏡装置は、
第1実施例とほとんど同じ構成であり、照射角広角手段
をプリズムを用いることなく構成したものである。
【0040】図9に示すように、第3実施例の電子スコ
ープの先端部12に於いて、CCD32の撮像領域全体
を測定光が照射できるように、投影レンズ26の代わり
に広角の広角投影レンズ26’を配置している。
【0041】その他の構成、作用は第1実施例と同じで
ある。
【0042】このような第3実施例の3次元計測用内視
鏡装置は、広角投影レンズ26’により、測定光の照射
領域を広げ、CCD32の撮像領域全体に測定光を照射
できるので、被写体25を効率的に3次元計測できる。
【0043】尚、スキャン方向は、第1実施例同様に、
任意の方向にスキャンして良い。
【0044】図10は第4実施例に係る電子スコープの
先端部の構成を示す断面図である。
【0045】第4実施例の3次元計測用内視鏡装置は、
第1実施例とほとんど同じ構成であり、照射角広角手段
をプリズムを用いることなく構成したものである。
【0046】図10に示すように、第4実施例の電子ス
コープの先端部12に於いて、CCD32の撮像領域全
体を測定光が照射できるように、電子スコープの先端部
12内でイメージガイド17の先端部を、図3に於い
て、光軸を面m内に保ちCCD32光軸の方向に傾くよ
うに電子スコープの先端部12内でイメージガイド17
の先端部を内側に向け形成し、このイメージガイド17
の光軸に一致した光軸を有するように投影レンズ26を
配置している。
【0047】その他の構成、作用は第1実施例と同じで
ある。
【0048】このような第4実施例の3次元計測用内視
鏡装置は、イメージガイド17の先端部を内側に向け形
成することにより、測定光の照射領域を広げ、CCD3
2の撮像領域全体に測定光を照射できるので、被写体2
5を効率的に3次元計測できる。
【0049】尚、スキャン方向は、第1実施例同様に、
任意の方向にスキャンして良い。
【0050】図11及び図12は第5実施例に係わり、
図11は3次元計測用内視鏡装置の全体構成を示す構成
図、図2は電子スコープの先端面を示す説明図である。
【0051】測定光を複数照射するように構成したもの
で、その他は第1実施例の3次元計測用内視鏡装置とほ
とんど同じなので、異なる構成のみ説明し、同一の構成
に対しては同一の符号をつけ説明を省略する。
【0052】図11に示すように、第5実施例の3次元
計測用内視鏡装置51は、撮像手段を内蔵した電子スコ
ープ2bと、この電子スコープ2bに通常照明光を供給
する通常照明光/測定光光源手段と信号処理及び距離計
算を行う信号処理手段とを内蔵した光源・処理装置5b
と、信号処理手段4で信号処理されて生成された標準的
な映像信号を表示する図示しないカラーモニタとから構
成される。
【0053】上記電子スコープ2bは、挿入部7内にイ
メージガイド17と同様に、第2の測定光を伝送する第
2測定光伝送手段としての第2イメージガイド17bが
挿通され、第2イメージガイド17bは、ユニバーサル
ケーブル9内も挿通され、端部のイメージガイドコネク
タ19bが総合コネクタ11で一体的に固定されてい
る。
【0054】上記光源・処理装置5bには、イメージガ
イドコネクタ19bを着脱自在で接続できるイメージガ
イドコネクタ受け19aが設けてあり、また、この光源
・光源装置5b内には、イメージガイドコネクタ受け1
9aに対向して測定光発生手段44bが配置されてい
る。
【0055】測定光発生手段44bとして、イメージガ
イドコネクタ受け19aの奥にレーザ光を発生する半導
体レーザ23bとコンデンサレンズ24bが配置され、
半導体レーザ23bによる可集光性のレーザ光、つまり
測定光をコンデンサレンズ24bで集光し、イメージガ
イドコネクタ19bを形成するファイババンドル端面に
直線状にスキャンする測定光を照射するようになってい
る。
【0056】上記イメージガイドコネクタ19bに供給
される第2の測定光は、第2イメージガイド17bで伝
送され、先端部12に固定された出射側の端面からさら
に投影レンズ26b及びプリズム27bを経て被写体2
5側に出射され、被写体25側を広域照明する。このプ
リズム27bは、測定光がCCD32の撮像領域全体に
わたり照射できるように、測定光の照射角を広げるよう
に形成されている。また、上記投影レンズ26bは、第
2イメージガイド17bの出射側端面から該投影レンズ
26bのフォーカス距離に取付けられており、出射側端
面のファイバから出射される測定光の場合、光ビームは
殆ど広がることなく、被写体25面上に微小な光スポッ
トを形成できるようにしてある。
【0057】上記半導体レーザ23bとコンデンサレン
ズ24bは、圧電素子28bによって振動的に駆動され
る台29bに取り付けられ、この圧電素子28bに測定
光走査制御手段30bから、例えば、階段波の駆動信号
を印加することによって、圧電素子28bは図11にお
いて、例えば矢印で示すように上下方向に振動移動する
ようになっている。この上下方向に振動移動により、半
導体レーザ23bも同様に振動移動され、イメージガイ
ドコネクタ19bのファイババンドルに照射される測定
光は、一定間隔を隔てたファイバ毎に順次照射され、投
影レンズ26b及びプリズム27bを経て被写体25側
に直線状にスキャンする。
【0058】この実施例では、図12に示すように、プ
リズム27bは、隣接して先端部12に設けられた対物
レンズ31とプリズム27の光軸面と異なる位置に設け
られている。
【0059】その他の構成、作用は第1実施例と同じで
ある。
【0060】尚、スキャン方向は、第1実施例同様に、
任意の方向にスキャンして良い。
【0061】このように構成された第5実施例の3次元
計測用内視鏡装置51は、被写体25をイメージガイド
17による測定光で測定する際、被写体の凹凸により測
定光が当たらない箇所が生じる場合、イメージガイド1
7による測定光と異なる光軸を有する第2イメージガイ
ド17bによる測定光で測定することにより、イメージ
ガイド17による測定光では陰となり測定できない凹凸
を測定することができ、さらに細部にわたり3次元計測
を行うことができる。
【0062】その他の効果は第1実施例と同じである。
【0063】尚、各実施例において、電子スコープは、
照明光と測定光を1つのイメージガイドを用いてハーフ
プリズムにより分離して照射する構成としたが、本発明
はこれに限らず、照明光伝送手段として挿入部内等内を
挿通する別体のライトガイドを備えた電子スコープでも
良い。
【0064】また、各実施例において、カラー画像を得
るために、照明光発生手段は、モータ45によって回転
駆動されるRGB回転円板46にはランプ21の白色照
明光が照射され、このRGB回転円板46を通して生成
されたRGB光を照射する面順次方式としたが、本発明
はこれに限らず、ランプの白色照明光を照射しCCD撮
像面の前に、例えば、モザイクカラーフィルタを取り付
け、光学的に色分離する色分離方式としても良い。
【0065】また、照明光発生手段は、モータ45によ
って回転駆動されるRGB回転円板46を、ランプ21
とコンデンサレンズ22との間に設けて構成したが、こ
れに限らず、例えば、コンデンサレンズ22とイメージ
ガイドコネクタ18bの入射端面との間に設けて構成し
ても良い。
【0066】さらに、各実施例において、少なくとも測
定光を伝送するのに用いられるイメージガイドの代わり
に、屈折率分布型レンズとかリレーレンズ系を用いるこ
ともできるし、ライトガイドのように一方の端面と他方
の端面におけるファイバの配置に規則性がないものに対
して、相関付ける手段を設けたライトガイドを用いるこ
ともできる。
【0067】さらにまた、上述の各実施例では光源装置
側で測定光を、例えば圧電素子でメカニカルにスキャン
して、像伝送手段の一方の端面への入射位置を変えてい
るが、圧電素子の代わりにKDPなどの光学素子を用い
て、この素子の電気信号に対する光学特性を制御して同
等の機能をもたせることもできる。また、メカニカルな
どでスキャンするのでなく、像伝送手段の一方の端面に
対向して複数のLEDを一定間隔などでライン状などに
配置し、これらを同時に点灯させても良い(選択的に駆
動しても良い)。
【0068】また、測定光スポットは図3などでは直線
に沿って形成される場合について説明してあるが、これ
に限定されるものでなく、例えば正方格子状など2次元
的な広がりを有するように形成しても良い。また、2次
元的に測定光スポットを形成した場合には、それらの測
定光スポットの距離を算出して、被写体表面の凹凸形状
を3次元的に表示させることもできる。この場合、必要
に応じ、補間して測定点以外の凹凸形状を求めるように
しても良い。
【0069】尚、測定光の波長は可視光域内でもよい
し、可視光域以外でも良い。また、上述した各実施例を
部分的に組み合わせて異なる実施例を形成しても良い。
【0070】ところで、従来より被写体の詳細な3次元
計測が望まれる場合があり、このような場合は、図13
に示すように、撮像手段の撮像領域うち、集光レンズ1
00等により所望の測定領域のみに測定光投影光学系か
らの測定光を照射する狭域照射手段を設けることによっ
て、図14(A)に示すような従来の測定ピッチのスポ
ット列sの測定領域Lでの測定を、図14(B)に示す
ようなより狭い測定ピッチのスポット列s’の測定領域
lでの測定にすることにより、スポットの数を変えるこ
となく該測定領域lでの3次元計測を高分解能で行うこ
とができ、被写体の詳細な3次元計測という要望を満た
すこともできる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の3次元計測用内視鏡装置は、少なくとも撮像手段
の全撮像領域に、測定光投影光学系からの測定光を照射
し、効率的に3次元計測を行うことのできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
【図2】 第1実施例に係る電子スコープの先端面を示
す説明図である。
【図3】 第1実施例に係る測定光の光軸及びCCDの
光軸とスキャン方向の関係を示す説明図である。
【図4】 第1実施例に係る測定光を入射端面側でスキ
ャンした場合におけるCCDで撮像される光スポットを
示す説明図である。
【図5】 第1実施例に係るモニタ画面に対象部位の凹
凸形状を表示した様子を示す説明図である。
【図6】 第1実施例に係る測定光を入射端面側でスキ
ャンした第1の変形例の場合におけるCCDで撮像され
る光スポットを示す説明図である。
【図7】 第1実施例に係る測定光を入射端面側でスキ
ャンした第2の変形例の場合におけるCCDで撮像され
る光スポットを示すである。
【図8】 第2実施例に係る電子スコープの先端部の構
成を示す断面図である。
【図9】 第3実施例に係る電子スコープの先端部の構
成を示す断面図である。
【図10】第4実施例に係る電子スコープの先端部の構
成を示す断面図である。
【図11】第5実施例に係る3次元計測用内視鏡装置の
全体構成を示す構成図である。
【図12】第5実施例に係る電子スコープの先端面を示
す説明図である。
【図13】高分解能の3次元計測用内視鏡装置の電子ス
コープの先端部の構成を示す断面図である。
【図14】高分解能の3次元計測用内視鏡装置の測定領
域とスポット列を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…3次元計測用内視鏡装置 2…電子スコープ 3…光源手段 4…信号処理手段 5…光源・処理装置 6…モニタ 7…挿入部 8…操作部 17…イメージガイド 21…ランプ 23…半導体レーザ 26…投影レンズ 27…プリズム 28…圧電素子 30…測定光走査制御手段 31…対物レンズ 32…CCD 37…信号処理回路 38…距離計算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 距離などの計測のための3次元的計測用
    の測定光を投影する測定光投影光学系と、 照明光を広域的に照射する照明光学系と、 前記測定光投影光学系に測定光を伝送する測定光伝送部
    材と、前記照明光学系に通常照明光を伝送する照明光伝
    送部材と、前記測定光または照明光による光学像を撮像
    する撮像手段とを有する計測用内視鏡と、 前記測定光伝送部材と前記照明光伝送部材に測定光及び
    照明光を供給する機能を有する光源装置と、 少なくとも前記撮像手段の全撮像領域に、前記測定光投
    影光学系からの測定光を照射する広域照射手段とを備え
    たことを特徴とする3次元計測用内視鏡装置。
JP3209575A 1991-08-09 1991-08-21 3次元計測用内視鏡装置 Withdrawn JPH0552531A (ja)

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JP3209575A JPH0552531A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 3次元計測用内視鏡装置
US08/279,082 US5436655A (en) 1991-08-09 1994-07-22 Endoscope apparatus for three dimensional measurement for scanning spot light to execute three dimensional measurement

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191554A (ja) * 2000-12-26 2002-07-09 Asahi Optical Co Ltd 3次元画像検出装置を備えた電子内視鏡
JP2007233231A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Fujitsu Ltd 距離測定機能を有する撮像装置
JP2017518787A (ja) * 2014-04-28 2017-07-13 アルブル サアベドラ、マリオ 組織の感覚応答を測定するためのシステム及び方法

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