JPH0552479A - 楕円筒状イメージ炉 - Google Patents
楕円筒状イメージ炉Info
- Publication number
- JPH0552479A JPH0552479A JP20969691A JP20969691A JPH0552479A JP H0552479 A JPH0552479 A JP H0552479A JP 20969691 A JP20969691 A JP 20969691A JP 20969691 A JP20969691 A JP 20969691A JP H0552479 A JPH0552479 A JP H0552479A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- elliptic
- heat
- specimen
- linear
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】棒状試料の全体を同時に加熱する。又、試料に
温度分布を持たせて加熱する。 【構成】楕円筒状の反射鏡面3をもち、線状の熱光源4
により試料5に線状にエネルギーを集光させて加熱す
る。又、熱放射分布をもたせた線光源を用いることによ
り棒状試料に温度分布をもたせ加熱する。
温度分布を持たせて加熱する。 【構成】楕円筒状の反射鏡面3をもち、線状の熱光源4
により試料5に線状にエネルギーを集光させて加熱す
る。又、熱放射分布をもたせた線光源を用いることによ
り棒状試料に温度分布をもたせ加熱する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は棒状の試料を加熱するた
めの楕円筒状イメージ炉に関する。
めの楕円筒状イメージ炉に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にイメージ炉は、回転楕円鏡面から
なる加熱炉であり、楕円の一方の焦点に熱光源を置き、
もう一方の焦点に試料を置いて、熱光源から出た光を試
料に集光させて試料を加熱させるものである。
なる加熱炉であり、楕円の一方の焦点に熱光源を置き、
もう一方の焦点に試料を置いて、熱光源から出た光を試
料に集光させて試料を加熱させるものである。
【0003】図3は従来のイメージ炉の加熱部分を示す
縦断面図であり、図4は同じく横断面図である。両図に
おいて、加熱炉11の加熱室12内の反射鏡面13は、
焦点F1,F2をもつ楕円をX軸の周りに回転させた回
転楕円面で形成されている。反射鏡面13の一方の焦点
F1にはハロゲンランプなどの熱光源14を配設し、他
方の焦点F2には試料15を配設して、焦点F1の熱光
源14から出た熱光線が反射鏡面13で反射され、焦点
F2に集光して試料15を加熱溶解させる。
縦断面図であり、図4は同じく横断面図である。両図に
おいて、加熱炉11の加熱室12内の反射鏡面13は、
焦点F1,F2をもつ楕円をX軸の周りに回転させた回
転楕円面で形成されている。反射鏡面13の一方の焦点
F1にはハロゲンランプなどの熱光源14を配設し、他
方の焦点F2には試料15を配設して、焦点F1の熱光
源14から出た熱光線が反射鏡面13で反射され、焦点
F2に集光して試料15を加熱溶解させる。
【0004】このようにイメージ炉では、1つの焦点か
らの熱エネルギーが、もう1つの焦点の試料の特定の点
へ集光される構造となっている。
らの熱エネルギーが、もう1つの焦点の試料の特定の点
へ集光される構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のイメー
ジ炉では、細長い棒状の試料を加熱する場合には、試料
又は加熱炉を移動させて集光点を試料上で移動させて順
次に加熱せざるを得ず、棒状試料の全体を同時に加熱す
ることは不可能である。
ジ炉では、細長い棒状の試料を加熱する場合には、試料
又は加熱炉を移動させて集光点を試料上で移動させて順
次に加熱せざるを得ず、棒状試料の全体を同時に加熱す
ることは不可能である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるイメージ炉
は、中空の楕円筒状の反射鏡面をもち、前記楕円筒の1
つの焦点に該楕円筒の軸に平行な線状の熱光源を置き、
これから反射される熱エネルギーをもう1つの焦点に置
かれた線状の試料に線状に集光して加熱するよう構成し
てある。
は、中空の楕円筒状の反射鏡面をもち、前記楕円筒の1
つの焦点に該楕円筒の軸に平行な線状の熱光源を置き、
これから反射される熱エネルギーをもう1つの焦点に置
かれた線状の試料に線状に集光して加熱するよう構成し
てある。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す部分破断斜
視図である。同図において、参照符号1は楕円柱状の加
熱炉、2は加熱室、3は楕円筒状の鏡面、4は熱光源、
5は棒状の試料をそれぞれ示す。熱光源4には、ハロゲ
ンランプあるいはニクロム線等を適宜選定して使用す
る。鏡面3の楕円の一方の焦点位置に配設した線光源4
から放出された熱エネルギーが楕円筒状の鏡面3で反射
し、もう一方の焦点位置に配設した試料5に線状に集光
され、試料5の全体を同時に加熱することが可能とな
る。
視図である。同図において、参照符号1は楕円柱状の加
熱炉、2は加熱室、3は楕円筒状の鏡面、4は熱光源、
5は棒状の試料をそれぞれ示す。熱光源4には、ハロゲ
ンランプあるいはニクロム線等を適宜選定して使用す
る。鏡面3の楕円の一方の焦点位置に配設した線光源4
から放出された熱エネルギーが楕円筒状の鏡面3で反射
し、もう一方の焦点位置に配設した試料5に線状に集光
され、試料5の全体を同時に加熱することが可能とな
る。
【0009】図2は本発明の他の実施例を示す部分破断
斜視図であり、図1と同一の部分には同一の参照符号を
付してある。同図には、棒状の試料5に温度分布をもた
せて加熱したい場合、すなわち試料5の中央付近の温度
を最も高く両端に近付くに従い温度を低くするよう加熱
する場合について例示している。熱光源6のヒータ巻き
線の密度を、中央が密で周辺が粗となるように、試料5
の温度分布要求に適合させることにより、所望の温度分
布で加熱することができる。
斜視図であり、図1と同一の部分には同一の参照符号を
付してある。同図には、棒状の試料5に温度分布をもた
せて加熱したい場合、すなわち試料5の中央付近の温度
を最も高く両端に近付くに従い温度を低くするよう加熱
する場合について例示している。熱光源6のヒータ巻き
線の密度を、中央が密で周辺が粗となるように、試料5
の温度分布要求に適合させることにより、所望の温度分
布で加熱することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
空楕円筒の加熱炉と線状の熱光源を用いることにより、
棒状の試料の全体を同時に加熱することが出来る。又、
試料を所望の温度分布をもたせて加熱することも可能と
なる。
空楕円筒の加熱炉と線状の熱光源を用いることにより、
棒状の試料の全体を同時に加熱することが出来る。又、
試料を所望の温度分布をもたせて加熱することも可能と
なる。
【0011】これにより、結晶成長などの特殊な試料加
熱要求に応じることが出来、イメージ炉固有の非接触加
熱の特長を損なうこと無く良好な結晶を得ることができ
る。
熱要求に応じることが出来、イメージ炉固有の非接触加
熱の特長を損なうこと無く良好な結晶を得ることができ
る。
【図1】本発明の実施例を示す部分破断斜視図。
【図2】本発明の実施例を示す部分破断斜視図。
【図3】従来のイメージ炉の縦断面図。
【図4】従来のイメージ炉の横断面図。
1,11 加熱炉 2,12 加熱室 3,13 鏡面 4,6,14 熱光源 5,15 試料
Claims (2)
- 【請求項1】 中空の楕円筒状の反射鏡面をもち、前記
楕円筒の1つの焦点に該楕円筒の軸に平行な線状の熱光
源を置き、これから反射される熱エネルギーをもう1つ
の焦点に置かれた線状の試料に線状に集光して加熱する
よう構成してあることを特徴とする楕円筒状イメージ
炉。 - 【請求項2】 前記試料上に所望の熱エネルギー照射分
布が得られるように、前記楕円筒の軸方向に熱エネルギ
ー放射分布をもたせた線状の前記熱光源を有する請求項
1記載の楕円筒状イメージ炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20969691A JPH0552479A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 楕円筒状イメージ炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20969691A JPH0552479A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 楕円筒状イメージ炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552479A true JPH0552479A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16577123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20969691A Pending JPH0552479A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 楕円筒状イメージ炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552479A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008021602A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP20969691A patent/JPH0552479A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008021602A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990817 |