JPH0552291U - 立軸ポンプ - Google Patents
立軸ポンプInfo
- Publication number
- JPH0552291U JPH0552291U JP10710491U JP10710491U JPH0552291U JP H0552291 U JPH0552291 U JP H0552291U JP 10710491 U JP10710491 U JP 10710491U JP 10710491 U JP10710491 U JP 10710491U JP H0552291 U JPH0552291 U JP H0552291U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- pumping channel
- pit
- channel
- pumping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 筒状の揚水路3をポンプピット1と一体にコ
ンクリートで構築する。揚水路3の下端にポンプピット
の底部に形成した導水路2に連通する吸込口4を設け
る。揚水路3の内部にポンプ軸7と羽根車9を設ける。 【効果】 揚水路3をポンプピット1と一体にコンクリ
ートで構築することにより、低コストで高揚程、大容量
しかも簡略な構造の揚水路を持った立軸ポンプを構成す
ることができる。
ンクリートで構築する。揚水路3の下端にポンプピット
の底部に形成した導水路2に連通する吸込口4を設け
る。揚水路3の内部にポンプ軸7と羽根車9を設ける。 【効果】 揚水路3をポンプピット1と一体にコンクリ
ートで構築することにより、低コストで高揚程、大容量
しかも簡略な構造の揚水路を持った立軸ポンプを構成す
ることができる。
Description
【0001】
本考案は、大深度地下に形成した地下流路から揚水するための立軸ポンプに関 する。
【0002】
近年、山間部の開発等により森林面積が減少して樹木による保水能力が低下し ており、平野部においても田畑の減少によって雨水が短時間で河川に流れ込み、 河川の水量が降雨後に急激に増加する傾向がある。一方、市街地を流れる河川の 幅員を大きくすることは、建設用地を確保することが困難であるために、ほとん ど不可能なことであり、河川の容量不足による洪水等の災害が懸念されている。
【0003】 このため、河川のバイパス流路を大深度に建設し、河川水を地下に迂回させて 後に下流側で地上に揚水することが考えられる。
【0004】
しかし、大深度から河川水を揚水するには、大型の立軸ポンプ等の揚水ポンプ を必要とし、揚水管も大径のものが必要とされるが、真円性のある大径管を鋳造 することは困難であり、コストも高くなる問題があった。
【0005】 本考案は上記課題を解決するもので、低コストで高揚程、大容量の揚水路を持 った立軸ポンプを提供することを目的とする。
【0006】
上記課題を解決するために、本考案の立軸ポンプは、大深度地下から地上に向 けて延びる筒状の揚水路をポンプピットと一体にコンクリートで構築し、揚水路 の下端にポンプピットの底部に形成した導水路に連通する吸込口を設け、揚水路 の上端側に吐出口を設け、揚水路の内部にポンプ軸を垂設し、ポンプ軸の上端に モータを連結するとともに、ポンプ軸の下端に吸込口に対向して羽根車を設けた 構成としたものである。
【0007】
上記構成により、モータの駆動によりポンプ軸を介して羽根車を回転させ、導 水路から吸込口を通して揚水路内に揚水し、揚水路の吐出口から外部に排出する 。そして、揚水路はポンプピットと一体に形成するので、ポンプピットの建設時 にポンプピットと同時に構築することができ、揚水路をポンプピットと別体の金 属管等の構造体によって形成する場合に較べて容易に構築することができ、構造 が簡略なものとなる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図2において、ポ ンプピット1は大深度の地下から地上まで円筒状に形成されており、ポンプピッ ト1の底部には地下水路に連通する導水路2が形成されている。
【0009】 そして、ポンプピット1の内部には複数の筒状の揚水路3がポンプピット1の 軸心方向に沿って上下に形成されており、ポンプピット1と揚水路3はコンクリ ートで一体に構築されている。この揚水路3は下端に形成した吸込口4を通して 導水路2に連通しており、揚水路3の上端側には吐出口5が設けられている。
【0010】 また、揚水路3の上端にはモータ6が設けられており、モータ6に一端を連結 してポンプ軸7が垂設されている。このポンプ軸7は揚水路3の途中の複数箇所 に設けた軸受部8によって回転自在に支承されており、ポンプ軸7の下端には羽 根車9が設けられている。さらに、羽根車9の周囲にはガイドベーン10が設け られている。また、揚水路3の途中には複数の点検口11が形成されており、各 点検口11には開閉可能な扉体12が設けられている。
【0011】 上記構成において、ポンプピット1の導水路2には地下水路を通して河川の河 川水13が流入している。揚水時には、モータ6の駆動によってポンプ軸7を介 して羽根車9を回転させ、羽根車9の回転によって導水路2の河川水13を吸込 口4を通して揚水路3に吸込み、揚水路3を通して地上側に揚水して吐出口5か ら外部に排出する。
【0012】 そして、揚水路3はポンプピット1と一体に形成するので、ポンプピット1の 建設時にポンプピット1と同時にコンクリートで構築することができ、揚水路3 をポンプピット1と別体の金属管等の構造体によって形成する場合に較べて大容 量、高揚程の流路を低コストで容易に構築することができる。しかも、構造が簡 略なものとなる。
【0013】
以上述べたように本考案によれば、揚水路をポンプピットと一体にコンクリー トで構築することにより、低コストで高揚程、大容量しかも簡略な構造の揚水路 を持った立軸ポンプを構成することができる。
【図1】本考案の一実施例における立軸ポンプの断面図
である。
である。
【図2】同実施例における立軸ポンプの平面図である。
1 ポンプピット 2 導水路 3 揚水路 4 吸込口 5 吐出口 6 モータ 7 ポンプ軸 9 羽根車
Claims (1)
- 【請求項1】 大深度地下から地上に向けて延びる筒状
の揚水路をポンプピットと一体にコンクリートで構築
し、揚水路の下端にポンプピットの底部に形成した導水
路に連通する吸込口を設け、揚水路の上端側に吐出口を
設け、揚水路の内部にポンプ軸を垂設し、ポンプ軸の上
端にモータを連結するとともに、ポンプ軸の下端に吸込
口に対向して羽根車を設けたことを特徴とする立軸ポン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10710491U JP2553230Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 立軸ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10710491U JP2553230Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 立軸ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552291U true JPH0552291U (ja) | 1993-07-13 |
JP2553230Y2 JP2553230Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=14450564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10710491U Expired - Lifetime JP2553230Y2 (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 立軸ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553230Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP10710491U patent/JP2553230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2553230Y2 (ja) | 1997-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |