JPH0552012A - インテリア材の並設施工方法 - Google Patents
インテリア材の並設施工方法Info
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- JPH0552012A JPH0552012A JP3213855A JP21385591A JPH0552012A JP H0552012 A JPH0552012 A JP H0552012A JP 3213855 A JP3213855 A JP 3213855A JP 21385591 A JP21385591 A JP 21385591A JP H0552012 A JPH0552012 A JP H0552012A
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- Japan
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- interior material
- microporous membrane
- parallel
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- porous membrane
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】表層部が紙、フィルム、あるいは繊維からな
り、裏面に粘弾性を有する微多孔質膜が積層されてなる
インテリア材を床面あるいは壁面などの止着面に並設施
工する時に、該微多孔質膜の表面に5〜250g/m2
の量の液体を付与した後、未乾燥状態にある間に該イン
テリア材を並設施工することを特徴とするインテリア材
の並設施工方法 【効果】インテリア材の並設施工において、床面あるい
は壁面などの止着面との密着性を増すことができ、初期
はインテリア材の止着面との密着性が劣っているので並
設時の位置決めが容易で、かつ、並設後の止着性が強固
になるため並設施工性、施工固定性、作業が共に優れて
おり、従来のインテリア材の欠点を一挙に解消し得る。
り、裏面に粘弾性を有する微多孔質膜が積層されてなる
インテリア材を床面あるいは壁面などの止着面に並設施
工する時に、該微多孔質膜の表面に5〜250g/m2
の量の液体を付与した後、未乾燥状態にある間に該イン
テリア材を並設施工することを特徴とするインテリア材
の並設施工方法 【効果】インテリア材の並設施工において、床面あるい
は壁面などの止着面との密着性を増すことができ、初期
はインテリア材の止着面との密着性が劣っているので並
設時の位置決めが容易で、かつ、並設後の止着性が強固
になるため並設施工性、施工固定性、作業が共に優れて
おり、従来のインテリア材の欠点を一挙に解消し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテリア材の並設施
工方法に関する。更に、詳しくは、無接着剤で簡易止着
・再剥離できる易並設性を付与したカーペット、マッ
ト、ラグ、壁装材、家具、小箱などの内・外張装飾材な
どのインテリア材の並設施工方法に関する。
工方法に関する。更に、詳しくは、無接着剤で簡易止着
・再剥離できる易並設性を付与したカーペット、マッ
ト、ラグ、壁装材、家具、小箱などの内・外張装飾材な
どのインテリア材の並設施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内・外張装飾材などのインテリア
材の床面あるいは壁面への並設施工方法として、あらか
じめ、種々の形状、大きさにインテリア材を裁断してお
き、それを床面あるいは壁面に並設してタイルカーペッ
ト、装飾材として用いられている。すなわち、インテリ
ア材は正方形、長方形、菱形などに切ることができ、容
易に局部的交換が可能で、しかも各種色彩のインテリア
材を組合せて所望の模様を形成することができるなどの
長所を有しているため最近多用されるようになった。
材の床面あるいは壁面への並設施工方法として、あらか
じめ、種々の形状、大きさにインテリア材を裁断してお
き、それを床面あるいは壁面に並設してタイルカーペッ
ト、装飾材として用いられている。すなわち、インテリ
ア材は正方形、長方形、菱形などに切ることができ、容
易に局部的交換が可能で、しかも各種色彩のインテリア
材を組合せて所望の模様を形成することができるなどの
長所を有しているため最近多用されるようになった。
【0003】このような従来のインテリア材は、インテ
リア材と床材あるいは壁面との間に例えば接着剤、粘着
剤あるいは両面粘着テープを介在させて、床面あるいは
壁面にインテリア材を貼り付け固定する技術が用いられ
ていた。
リア材と床材あるいは壁面との間に例えば接着剤、粘着
剤あるいは両面粘着テープを介在させて、床面あるいは
壁面にインテリア材を貼り付け固定する技術が用いられ
ていた。
【0004】更に、両面粘着テープを用いなくとも、イ
ンテリア材を床面あるいは壁面に繰り返し簡易止着・剥
離ができる粘弾性を有する微多孔質膜を介在させる方法
か提案されている。すなわち、インテリア材と床面ある
いは壁面との間に粘弾性を有する微多孔質膜を介在させ
ることにより、微多孔質膜の粘弾性と該微多孔質膜を構
成している開孔微多孔による吸盤作用との相乗効果によ
り、インテリア材圧着時に粘着効果を発現でき、インテ
リア材のずれを防止・並設施工ができるのである。
ンテリア材を床面あるいは壁面に繰り返し簡易止着・剥
離ができる粘弾性を有する微多孔質膜を介在させる方法
か提案されている。すなわち、インテリア材と床面ある
いは壁面との間に粘弾性を有する微多孔質膜を介在させ
ることにより、微多孔質膜の粘弾性と該微多孔質膜を構
成している開孔微多孔による吸盤作用との相乗効果によ
り、インテリア材圧着時に粘着効果を発現でき、インテ
リア材のずれを防止・並設施工ができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、微多孔質膜
積層インテリア材では、インテリア材並設施工時には高
度な並設施工技術が必要であった。すなわち、インテリ
ア材を床面あるいは壁面に並設施工する時、特にタイル
状インテリア材を並設施工する際の作業性が劣る。およ
そ所定の形状に裁断したタイル状インテリア材を、床面
あるいは壁面上に仮り置きし、次いで正確な形状、サイ
ズにカットし、ピッタリ並設施工することは苦労が大き
く、また無駄を招く不都合があった。すなわち多大な力
を要し作業が困難になるという、いわゆる並設施工性に
問題点があった。
積層インテリア材では、インテリア材並設施工時には高
度な並設施工技術が必要であった。すなわち、インテリ
ア材を床面あるいは壁面に並設施工する時、特にタイル
状インテリア材を並設施工する際の作業性が劣る。およ
そ所定の形状に裁断したタイル状インテリア材を、床面
あるいは壁面上に仮り置きし、次いで正確な形状、サイ
ズにカットし、ピッタリ並設施工することは苦労が大き
く、また無駄を招く不都合があった。すなわち多大な力
を要し作業が困難になるという、いわゆる並設施工性に
問題点があった。
【0006】本発明の目的は、前記の問題を解消するた
めになされたものであり、並設施工技術が未熟でも、簡
単に施工できる方法を提供せんとするものである。
めになされたものであり、並設施工技術が未熟でも、簡
単に施工できる方法を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
本発明の構成は、次の構成を有する。すなわち、表層部
が紙、フィルム、あるいは繊維からなり、裏面に粘弾性
を有する微多孔質膜が積層されてなるインテリア材を床
面あるいは壁面などの止着面に並設施工する時に、該微
多孔質膜の表面に、5〜250g/m2 の量の液体を付
与した後、未乾燥状態にある間に該インテリア材を並設
施工することを特徴とするインテリア材の並設施工方法
である。
本発明の構成は、次の構成を有する。すなわち、表層部
が紙、フィルム、あるいは繊維からなり、裏面に粘弾性
を有する微多孔質膜が積層されてなるインテリア材を床
面あるいは壁面などの止着面に並設施工する時に、該微
多孔質膜の表面に、5〜250g/m2 の量の液体を付
与した後、未乾燥状態にある間に該インテリア材を並設
施工することを特徴とするインテリア材の並設施工方法
である。
【0008】本発明において、表層部を構成するものと
しては、紙、フィルム、繊維からなるものを用い得る。
繊維は天然繊維、合成繊維、無機繊維など、通常用いら
れる各種繊維や糸が適用できる。
しては、紙、フィルム、繊維からなるものを用い得る。
繊維は天然繊維、合成繊維、無機繊維など、通常用いら
れる各種繊維や糸が適用できる。
【0009】更に詳述すれば、本発明の表層部の素材に
は、ナイロン、ポリエステル、ポリアクリロニトリルな
どの合成繊維、あるいはウールなどの天然繊維が使用で
きる。表層部がパイルを植設したものである場合、その
パイル糸はフィラメント糸(加工糸を含む)であっても
よく、スパン糸であってもよい。また、表層部は編織
物、不織布のいずれでもよい。また、これらを起毛した
ものなどを挙げ得る。表層部のパイル糸を固着するた
め、合成ゴム、合成樹脂あるいは天然ゴムなどでプレバ
ッキング加工を施し、次に、微多孔質膜を積層する。
は、ナイロン、ポリエステル、ポリアクリロニトリルな
どの合成繊維、あるいはウールなどの天然繊維が使用で
きる。表層部がパイルを植設したものである場合、その
パイル糸はフィラメント糸(加工糸を含む)であっても
よく、スパン糸であってもよい。また、表層部は編織
物、不織布のいずれでもよい。また、これらを起毛した
ものなどを挙げ得る。表層部のパイル糸を固着するた
め、合成ゴム、合成樹脂あるいは天然ゴムなどでプレバ
ッキング加工を施し、次に、微多孔質膜を積層する。
【0010】本発明における微多孔質膜としては、ポリ
ウレタン樹脂、SBR樹脂、NBR樹脂、PVC樹脂、
シリコーン樹脂などの樹脂組成物からなるものが好まし
く適用できる。特に好ましい樹脂としては、柔軟で粘弾
性のある樹脂、その中でもポリウレタン系樹脂が特に好
ましい。すなわち微多孔質膜の素材としては、ゴム領域
での動的弾性率(log10E′)が9.0dyne/cm2 以
下であることが重要である。これ以上の特性を有する樹
脂では、ヤング率、モジュラスが大きくなり、硬くな
る。
ウレタン樹脂、SBR樹脂、NBR樹脂、PVC樹脂、
シリコーン樹脂などの樹脂組成物からなるものが好まし
く適用できる。特に好ましい樹脂としては、柔軟で粘弾
性のある樹脂、その中でもポリウレタン系樹脂が特に好
ましい。すなわち微多孔質膜の素材としては、ゴム領域
での動的弾性率(log10E′)が9.0dyne/cm2 以
下であることが重要である。これ以上の特性を有する樹
脂では、ヤング率、モジュラスが大きくなり、硬くな
る。
【0011】一方、微多孔質膜は、動的損失E″のピー
ク温度が−50〜−10℃、損失正切(tanδ)ピー
ク値が0.8以下であることが重要である。この値が
0.8を越えるとこれを使って作った微多孔質膜は圧縮
などに対して孔構造がくずれ易い欠点がある。一方、動
的損失E″のピーク温度とは、一般にガラス転移点と言
われるもので、低温特性の観点より−50〜−10℃が
好ましい。E″のピーク温度は低いほど良いが、耐熱性
との関係があり、あまり低くすると必然的に耐熱性が低
下し、実用時に問題が発生する。一方、−10℃以上に
なると、一般に低温硬化性が大きくなり、好ましくな
い。
ク温度が−50〜−10℃、損失正切(tanδ)ピー
ク値が0.8以下であることが重要である。この値が
0.8を越えるとこれを使って作った微多孔質膜は圧縮
などに対して孔構造がくずれ易い欠点がある。一方、動
的損失E″のピーク温度とは、一般にガラス転移点と言
われるもので、低温特性の観点より−50〜−10℃が
好ましい。E″のピーク温度は低いほど良いが、耐熱性
との関係があり、あまり低くすると必然的に耐熱性が低
下し、実用時に問題が発生する。一方、−10℃以上に
なると、一般に低温硬化性が大きくなり、好ましくな
い。
【0012】なお、本発明における粘弾性特性は、下記
の方法により測定した。シート状試験片をバイブロン試
験機(オリエンテック(株)製)(110cps)によ
り−90℃〜200℃の温度範囲においてゴム領域での
動的弾性率(log10E′)、損失正切(tanδ)、
動的損失E″のピーク温度を測定した。また、本発明に
おける微多孔質膜は、最大直径3〜250ミクロン、好
ましくは20〜100ミクロンの微小孔径からなるもの
で、微多孔質膜表面から裏面に貫通する多数の微細な小
孔を有するものであることが好ましい。
の方法により測定した。シート状試験片をバイブロン試
験機(オリエンテック(株)製)(110cps)によ
り−90℃〜200℃の温度範囲においてゴム領域での
動的弾性率(log10E′)、損失正切(tanδ)、
動的損失E″のピーク温度を測定した。また、本発明に
おける微多孔質膜は、最大直径3〜250ミクロン、好
ましくは20〜100ミクロンの微小孔径からなるもの
で、微多孔質膜表面から裏面に貫通する多数の微細な小
孔を有するものであることが好ましい。
【0013】かかる微多孔質膜の厚さは薄ければ薄いほ
ど柔軟性が増大して望ましい。好ましくは0.1mm以上
の厚さのものが床面との密着性の点から選択される。し
かし、厚さが6.5mmを越えると柔軟性ならびに密着性
が阻害される。また、微多孔質膜全面に占める開孔面積
は20%以上が好ましい。
ど柔軟性が増大して望ましい。好ましくは0.1mm以上
の厚さのものが床面との密着性の点から選択される。し
かし、厚さが6.5mmを越えると柔軟性ならびに密着性
が阻害される。また、微多孔質膜全面に占める開孔面積
は20%以上が好ましい。
【0014】本発明において、微多孔質膜に粘着剤を付
与することは好ましい。すなわち、粘着剤を付与するこ
とによって一層インテリア材と止着面との密着性を増
す。
与することは好ましい。すなわち、粘着剤を付与するこ
とによって一層インテリア材と止着面との密着性を増
す。
【0015】粘着剤としては、ウレタン系粘着剤、ゴム
系粘着剤、アクリル系粘着剤およびゴム−アクリル系併
用粘着剤が好適である。
系粘着剤、アクリル系粘着剤およびゴム−アクリル系併
用粘着剤が好適である。
【0016】なお、本発明におけるインテリア材とくに
タイル状インテリア材の並設施工法として、微多孔質膜
層を裏面に有するタイル状インテリア材(A)と非微多
孔質膜層を裏面に有するタイル状インテリア材(B)を
混合配列並設せしめ、少なくとも汚れ易いところ、外観
を著しく変えたい部分および/または並設箇所の外側部
分のみに前記タイル状インテリア材(A)を並設するこ
とは有意義である。
タイル状インテリア材の並設施工法として、微多孔質膜
層を裏面に有するタイル状インテリア材(A)と非微多
孔質膜層を裏面に有するタイル状インテリア材(B)を
混合配列並設せしめ、少なくとも汚れ易いところ、外観
を著しく変えたい部分および/または並設箇所の外側部
分のみに前記タイル状インテリア材(A)を並設するこ
とは有意義である。
【0017】すなわち、床面あるいは壁面全体に微多孔
質膜層を裏面に有するタイル状インテリア材を並設した
場合には極めて高価になるのに対し、微多孔質膜層を有
するタイル状インテリア材を壁面に一部、少なくとも汚
れ易いところ、外観を著しく変えたい部分および/また
は並設箇所の外側部分に並設するだけで、壁面全体のタ
イル状インテリア材並設目的は十分達せられ、かつコス
トアップも僅少ですむ。更に、損傷が生じた場合の部分
的な取り替えが容易に行なえるなどの効果が得られる。
質膜層を裏面に有するタイル状インテリア材を並設した
場合には極めて高価になるのに対し、微多孔質膜層を有
するタイル状インテリア材を壁面に一部、少なくとも汚
れ易いところ、外観を著しく変えたい部分および/また
は並設箇所の外側部分に並設するだけで、壁面全体のタ
イル状インテリア材並設目的は十分達せられ、かつコス
トアップも僅少ですむ。更に、損傷が生じた場合の部分
的な取り替えが容易に行なえるなどの効果が得られる。
【0018】また、本発明のインテリア材は、該材料の
裏面に直接、微多孔質膜形成樹脂を塗布、貼着する方法
以外に、微多孔質膜含有布帛を設ける方法がある。すな
わち、織布、編布あるいは不織布などの布帛に粘弾性を
有する微多孔質膜形成配合樹脂の溶液あるいは分散液を
コーティング、スプレーイング、ディッピングなどによ
って処理して、微多孔質膜含有布帛を得て、それを該材
料の裏面に貼着する。このような方法は、微多孔質膜形
成樹脂を裏面に直接付着させる方法で問題になる点を解
消し得る。すなわち、配合樹脂の塗布量の微小変動によ
って微多孔質膜の止着性が著しく変化し、到底商品とし
て再現性よく生産し得ない欠点を解消し得る。特に、ス
エード調人造皮革のように不織布からなり、繊維の絡合
状態が部位によってバラツキが大きいものでは、極めて
有意義である。
裏面に直接、微多孔質膜形成樹脂を塗布、貼着する方法
以外に、微多孔質膜含有布帛を設ける方法がある。すな
わち、織布、編布あるいは不織布などの布帛に粘弾性を
有する微多孔質膜形成配合樹脂の溶液あるいは分散液を
コーティング、スプレーイング、ディッピングなどによ
って処理して、微多孔質膜含有布帛を得て、それを該材
料の裏面に貼着する。このような方法は、微多孔質膜形
成樹脂を裏面に直接付着させる方法で問題になる点を解
消し得る。すなわち、配合樹脂の塗布量の微小変動によ
って微多孔質膜の止着性が著しく変化し、到底商品とし
て再現性よく生産し得ない欠点を解消し得る。特に、ス
エード調人造皮革のように不織布からなり、繊維の絡合
状態が部位によってバラツキが大きいものでは、極めて
有意義である。
【0019】積層された粘着性を有する微多孔質膜の表
面に液体を付与する。液体を付与することで、止着面と
の密着性を減少することができ、並設時の微妙な位置決
めが極めて容易にすることができる。しかも経時すると
該膜の表面に付与した液体が蒸発乾燥し、止着面との密
着性が良くなることに起因して強固に止着し得る。
面に液体を付与する。液体を付与することで、止着面と
の密着性を減少することができ、並設時の微妙な位置決
めが極めて容易にすることができる。しかも経時すると
該膜の表面に付与した液体が蒸発乾燥し、止着面との密
着性が良くなることに起因して強固に止着し得る。
【0020】ここで、液体付与は、インテリア材の裁断
の前あるいは後、あるいは同時に行なうこともできる
が、通常は、所望の大きさに裁断したタイル状インテリ
ア材について、たとえば裏面バッキング層にスプレーな
どにより容易に行なうことができる。
の前あるいは後、あるいは同時に行なうこともできる
が、通常は、所望の大きさに裁断したタイル状インテリ
ア材について、たとえば裏面バッキング層にスプレーな
どにより容易に行なうことができる。
【0021】次に、本発明に用いられる液体としては、
微多孔質膜を構成している樹脂に対し実質非溶解性な液
体ならば、いかなるものでもよいが、通常は安価で容易
に使用し得る水が用いられる。もちろん、2種以上の非
溶媒の混合物も使用できるし、溶媒ないし膨潤剤の混入
もさしつかえない。
微多孔質膜を構成している樹脂に対し実質非溶解性な液
体ならば、いかなるものでもよいが、通常は安価で容易
に使用し得る水が用いられる。もちろん、2種以上の非
溶媒の混合物も使用できるし、溶媒ないし膨潤剤の混入
もさしつかえない。
【0022】膨潤剤について詳述する。すなわち、本発
明においては、床面あるいは壁面との密着性を高めるた
めに膨潤剤の併用は特に好ましい。膨潤剤としては、イ
ンテリア材の裏面構成微多孔質膜の構成樹脂の乾式膜片
を50℃で2時間浸漬した時の体積膨潤倍率が1.1〜
5.5なる範囲を示す液体のことである。
明においては、床面あるいは壁面との密着性を高めるた
めに膨潤剤の併用は特に好ましい。膨潤剤としては、イ
ンテリア材の裏面構成微多孔質膜の構成樹脂の乾式膜片
を50℃で2時間浸漬した時の体積膨潤倍率が1.1〜
5.5なる範囲を示す液体のことである。
【0023】ここで体積膨潤倍率の具体的な測定方法は
厚さ0.2mm、面積10mm×50mmの支持体に塗布した
構成樹脂溶液を減圧下で溶媒を蒸発除去することにより
得られた構成樹脂乾式膜を作成し、45ccの溶剤中に5
0℃で2時間浸漬したときの試料片の大きさを測定する
方法である。
厚さ0.2mm、面積10mm×50mmの支持体に塗布した
構成樹脂溶液を減圧下で溶媒を蒸発除去することにより
得られた構成樹脂乾式膜を作成し、45ccの溶剤中に5
0℃で2時間浸漬したときの試料片の大きさを測定する
方法である。
【0024】構成樹脂の乾式膜に対する体積膨潤率が
1.1〜5.5なる膨潤剤は具体的には用いられる構成
樹脂の化学組成および構成樹脂の溶媒と凝固剤との溶解
性によって適用され得る種類が限定され、中でも構成樹
脂の化学組成によって制約されるところが大きい。次に
示す膨潤剤の具体例はグリコール伸長ポリウレタンおよ
びジアミン伸長ポリウレタンの場合で、樹脂溶剤として
N,N′−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチル
スルホキシド(DMSO)、N,N−ジメチルアセトア
ミドあるいはN−メチル−2−ピロリドンを用い、該樹
脂に対して非溶媒であり、かつ該樹脂の溶液の溶媒に対
しては混和性である液体として水を用いた混合溶液を挙
げ得る。
1.1〜5.5なる膨潤剤は具体的には用いられる構成
樹脂の化学組成および構成樹脂の溶媒と凝固剤との溶解
性によって適用され得る種類が限定され、中でも構成樹
脂の化学組成によって制約されるところが大きい。次に
示す膨潤剤の具体例はグリコール伸長ポリウレタンおよ
びジアミン伸長ポリウレタンの場合で、樹脂溶剤として
N,N′−ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチル
スルホキシド(DMSO)、N,N−ジメチルアセトア
ミドあるいはN−メチル−2−ピロリドンを用い、該樹
脂に対して非溶媒であり、かつ該樹脂の溶液の溶媒に対
しては混和性である液体として水を用いた混合溶液を挙
げ得る。
【0025】また、 A.グリコール伸長ポリウレタンとジアミン伸長ポリウ
レタンのいずれにも適用できる膨潤剤としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、アセチルアセトン、アセトニ
トリルスルホラン、ニトロエタンおよびこれらの混合
物。
レタンのいずれにも適用できる膨潤剤としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、アセチルアセトン、アセトニ
トリルスルホラン、ニトロエタンおよびこれらの混合
物。
【0026】B.ジアミン伸長ポリウレタンのみに用い
られる膨潤剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ピリジン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、
アセチルアセトン、アセトフェノン、γ−ブチロラクト
ン、O−メチルグリコール、トリエチルホスフェート、
トリメチルホスフェートおよびこれらの混合物。
られる膨潤剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、ピリジン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、
アセチルアセトン、アセトフェノン、γ−ブチロラクト
ン、O−メチルグリコール、トリエチルホスフェート、
トリメチルホスフェートおよびこれらの混合物。
【0027】なお、体積膨潤率の効果について言及す
る。微多孔質膜に付与される膨潤剤の体積膨潤率が5.
5倍以上であると、構成重合体の溶出が伴ない、微多孔
質膜厚みの不均一化や表面凹凸が生じ易い。また、体積
膨潤率が1.1倍未満の溶剤ならば構成重合体の通常の
非溶媒の如く、微多孔質膜中への浸透がおこらないた
め、微多孔質膜構造に変化をもたらさない。しかるに体
積膨潤率が1.1〜5.5倍の膨潤剤を適用した場合
は、微多孔質膜中へ浸透し、微多孔構造に変化をもたら
すとともに表面平滑性のすぐれた、表面品位上の欠陥
(ピンホール、表面凹凸)のない微多孔質膜が得られ
る。
る。微多孔質膜に付与される膨潤剤の体積膨潤率が5.
5倍以上であると、構成重合体の溶出が伴ない、微多孔
質膜厚みの不均一化や表面凹凸が生じ易い。また、体積
膨潤率が1.1倍未満の溶剤ならば構成重合体の通常の
非溶媒の如く、微多孔質膜中への浸透がおこらないた
め、微多孔質膜構造に変化をもたらさない。しかるに体
積膨潤率が1.1〜5.5倍の膨潤剤を適用した場合
は、微多孔質膜中へ浸透し、微多孔構造に変化をもたら
すとともに表面平滑性のすぐれた、表面品位上の欠陥
(ピンホール、表面凹凸)のない微多孔質膜が得られ
る。
【0028】なお、この時に、液体中に塗布もしくは内
部に防虫剤を含浸させて防虫効果を付与することもでき
る。防虫剤としては、BHC、DDT、アルドリンのよ
うな塩素系防虫剤、更に、ピレトリン、デリス剤、ニコ
チン剤、松脂合剤、機械油乳剤など、またTEPP、パ
ラチオン、EPN、マラチオンのような有機リン剤、お
よびナフタリンなどがあり、いずれも適当な濃度の溶液
にして用いられる。
部に防虫剤を含浸させて防虫効果を付与することもでき
る。防虫剤としては、BHC、DDT、アルドリンのよ
うな塩素系防虫剤、更に、ピレトリン、デリス剤、ニコ
チン剤、松脂合剤、機械油乳剤など、またTEPP、パ
ラチオン、EPN、マラチオンのような有機リン剤、お
よびナフタリンなどがあり、いずれも適当な濃度の溶液
にして用いられる。
【0029】更に、上記防虫剤以外に抗菌剤および/ま
たは殺菌剤および/または防カビ剤あるいは防臭加工
剤、芳香剤をも使用し得る。
たは殺菌剤および/または防カビ剤あるいは防臭加工
剤、芳香剤をも使用し得る。
【0030】なお、付与する液体量について言及する。
微多孔質膜表面に付与される液体量は5〜250g/m
2 、好ましくは7〜200g/m2 である。また、スプ
レー方式で液体を付与するときは、粒径が5〜1000
μの液体が特に好ましい。
微多孔質膜表面に付与される液体量は5〜250g/m
2 、好ましくは7〜200g/m2 である。また、スプ
レー方式で液体を付与するときは、粒径が5〜1000
μの液体が特に好ましい。
【0031】付与される液体量が5g/m2 未満である
液体付与による効果はなんら発揮されない。一方、25
0g/m2 以上であると、インテリア材がすべり過ぎ、
正確な止着位置を決めることができず、また、乾燥に長
時間かかり、インテリア材の微多孔質が未乾燥時にそれ
に、たとえば、歩行により負荷がかかるとインテリア材
がすべり、歩行者が転倒するなどの事故が発生する危険
が大きい。しかるに液体付与量が5〜250g/m2 の
場合は、微多孔質膜を湿潤せしめ、微多孔質膜面と止着
面との界面に変化をもたらすことで、並設時の微妙な位
置決めが極めて容易にすることができ、しかも短時間に
乾燥されることで止着面との密着性が極めて強固にな
る。
液体付与による効果はなんら発揮されない。一方、25
0g/m2 以上であると、インテリア材がすべり過ぎ、
正確な止着位置を決めることができず、また、乾燥に長
時間かかり、インテリア材の微多孔質が未乾燥時にそれ
に、たとえば、歩行により負荷がかかるとインテリア材
がすべり、歩行者が転倒するなどの事故が発生する危険
が大きい。しかるに液体付与量が5〜250g/m2 の
場合は、微多孔質膜を湿潤せしめ、微多孔質膜面と止着
面との界面に変化をもたらすことで、並設時の微妙な位
置決めが極めて容易にすることができ、しかも短時間に
乾燥されることで止着面との密着性が極めて強固にな
る。
【0032】また、上記各種液体を微多孔質膜の表面に
薄く付与する方法については特に制限はないが、具体的
方法としては、リバースロールコーター、ナイフコータ
ー、スプレーコーターその他のコーティングm/cを用
い得る。これらはいずれも公知の技術を適用できる。す
なわち、その他の被覆方法は浸漬、ブラシの作用、噴霧
処理、押出し処理などである。また、該微多孔質の表面
の全面に付与してもよいし、部分的に付与してもよい。
部分的には、例えばリボン状、もしくは島状に各種液体
を付与すればよい。
薄く付与する方法については特に制限はないが、具体的
方法としては、リバースロールコーター、ナイフコータ
ー、スプレーコーターその他のコーティングm/cを用
い得る。これらはいずれも公知の技術を適用できる。す
なわち、その他の被覆方法は浸漬、ブラシの作用、噴霧
処理、押出し処理などである。また、該微多孔質の表面
の全面に付与してもよいし、部分的に付与してもよい。
部分的には、例えばリボン状、もしくは島状に各種液体
を付与すればよい。
【0033】
【実施例】以下、実施例に基づいてさらに本発明につい
て説明する。 実施例1 1600デニール2本ヨリのナイロンBCFをパイル糸
に用い、タフト機でパイル高さ8.2mmを得た。次に、
この生機を酸性染料で染色し、引続きSBRを主成分と
するラテックスを生機の裏面に塗布し、130℃×20
分間乾燥した(SBRの付与量0.7kg/m2 )。一
方、ポリエステル系ポリウレタン(固形分50%)10
0重量部に起泡剤として脂肪酸塩系活性剤10重量部、
架橋剤として水溶性エポキシ3重量部を混合し、この混
合物を発泡機で機械的に泡立てた。
て説明する。 実施例1 1600デニール2本ヨリのナイロンBCFをパイル糸
に用い、タフト機でパイル高さ8.2mmを得た。次に、
この生機を酸性染料で染色し、引続きSBRを主成分と
するラテックスを生機の裏面に塗布し、130℃×20
分間乾燥した(SBRの付与量0.7kg/m2 )。一
方、ポリエステル系ポリウレタン(固形分50%)10
0重量部に起泡剤として脂肪酸塩系活性剤10重量部、
架橋剤として水溶性エポキシ3重量部を混合し、この混
合物を発泡機で機械的に泡立てた。
【0034】このものを上記SBRをプレコートしたカ
ーペット裏面に塗布し、次に120℃×15分間→16
0℃×5分間熱処理を行ない、発泡倍率3.3倍、塗膜
厚み2.7mmの発泡ポリウレタン膜を貼着したカーペッ
トを得た。
ーペット裏面に塗布し、次に120℃×15分間→16
0℃×5分間熱処理を行ない、発泡倍率3.3倍、塗膜
厚み2.7mmの発泡ポリウレタン膜を貼着したカーペッ
トを得た。
【0035】次に、上記カーペットを45×45cm2 大
にカットし、スプレーを用い、裏面バッキング層に液体
としてDMF2/水98混合液を20g/m2 付与し、
並設施工を試みた。このものは並設時止着面とのすべり
が良好で微妙な位置決めが極めて容易にできた。更に、
位置決め後の止着面との密着性が極めて強固であった。
かつ、再剥離機能の持続性も優れていることが判った。
にカットし、スプレーを用い、裏面バッキング層に液体
としてDMF2/水98混合液を20g/m2 付与し、
並設施工を試みた。このものは並設時止着面とのすべり
が良好で微妙な位置決めが極めて容易にできた。更に、
位置決め後の止着面との密着性が極めて強固であった。
かつ、再剥離機能の持続性も優れていることが判った。
【0036】一方、比較として裏面バッキング層に液体
を付与しない以外は実施例1と全く同規格のタイルカー
ペットを並設施工した。このものでは、並設施工時止着
面との止着性が強く、微妙な位置決めが極めて困難であ
った。また、止着面との密着性も不良で、歩行により、
並設施工したタイルカーペットがずれることもあり問題
であった。
を付与しない以外は実施例1と全く同規格のタイルカー
ペットを並設施工した。このものでは、並設施工時止着
面との止着性が強く、微妙な位置決めが極めて困難であ
った。また、止着面との密着性も不良で、歩行により、
並設施工したタイルカーペットがずれることもあり問題
であった。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成される本発明において
は、床面あるいは壁面などの止着面との密着性を増すこ
とができ、初期はインテリア材の止着面との密着性が劣
っているので並設時の位置決めが容易で、かつ、並設後
の止着性が強固になるため並設施工性、施工固定性、作
業が共に優れており、従来のインテリア材の欠点を一挙
に解消し得たもので、その効果は極めて大きい。
は、床面あるいは壁面などの止着面との密着性を増すこ
とができ、初期はインテリア材の止着面との密着性が劣
っているので並設時の位置決めが容易で、かつ、並設後
の止着性が強固になるため並設施工性、施工固定性、作
業が共に優れており、従来のインテリア材の欠点を一挙
に解消し得たもので、その効果は極めて大きい。
Claims (3)
- 【請求項1】 表層部が紙、フィルム、あるいは繊維か
らなり、裏面に粘弾性を有する微多孔質膜が積層されて
なるインテリア材を床面あるいは壁面などの止着面に並
設施工する時に、該微多孔質膜の表面に5〜250g/
m2 の量の液体を付与した後、未乾燥状態にある間に該
インテリア材を並設施工することを特徴とするインテリ
ア材の並設施工方法。 - 【請求項2】 微多孔質膜が、動的損失E″のピーク温
度が−50℃〜−10℃、正切(tanδ)のピーク値
が0.8以下、ゴム領域での動的粘弾性(log
10E′)が9.0dyne/cm2 以下を有する樹脂により構
成されていることを特徴とする請求項1記載のインテリ
ア材の並設施工方法。 - 【請求項3】 微多孔質膜は、最大直径3〜250ミク
ロン気孔を含有し、厚さが0.1〜10.5mmであるこ
とを特徴とする請求項1記載のインテリア材の並設施工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3213855A JPH0552012A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | インテリア材の並設施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3213855A JPH0552012A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | インテリア材の並設施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552012A true JPH0552012A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16646142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3213855A Pending JPH0552012A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | インテリア材の並設施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0552012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2108675A1 (en) * | 2007-01-30 | 2009-10-14 | Asahi Kasei E-materials Corporation | Polyolefin microporous membrane |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP3213855A patent/JPH0552012A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2108675A1 (en) * | 2007-01-30 | 2009-10-14 | Asahi Kasei E-materials Corporation | Polyolefin microporous membrane |
EP2108675A4 (en) * | 2007-01-30 | 2011-01-05 | Asahi Kasei E Materials Corp | MICROPOROUS POLYOLEFINMEMBRANE |
US8283073B2 (en) | 2007-01-30 | 2012-10-09 | Asahi Kasei E-Materials Corporation | Microporous polyolefin membrane |
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