JPH0551926U - 自動基板スクライバーにおけるテーブル - Google Patents

自動基板スクライバーにおけるテーブル

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JPH0551926U
JPH0551926U JP10988091U JP10988091U JPH0551926U JP H0551926 U JPH0551926 U JP H0551926U JP 10988091 U JP10988091 U JP 10988091U JP 10988091 U JP10988091 U JP 10988091U JP H0551926 U JPH0551926 U JP H0551926U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブル表面のメッキが剥がれ易い箇所のみ
を簡単に交換することができるものである。 【構成】 ガラス基板等の基板1に記されたマークMを
画像検出装置15にて検出しながら自動切断する自動基板
スクライバーAにおけるテーブル2であって、基板を表
面処理したテーブル2上に設置する時に、表面処理面が
剥げて基板のマークMが検出しにくくなる箇所の少なく
ともテーブル2表面側の一部を取り替え自在としたこと
を特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、基板として例えば液晶表示板等の透明導電膜パターン入りガラス基 板を予め設定されたラインに沿ってスクライブする自動基板スクライバーにおけ るテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動ガラススクライバーとしては、本出願人が特開昭64−9826号 にて開示したものがある。この自動ガラススクライバーでは、ガラス基板1とし て、図4の如く液晶表示器のための複数の導電パターン1aが印刷され、この各 導電パターン1a毎にガラスカッターにて正確な寸法にスクライブできるように 所定部には予めカッター位置を示す半透明なマークM(スクライブマーク)が記 された四角形の液晶表示板を用いている。そして、テーブル2上にガラス基板1 をスライドさせながら設置し、このスクライブマークMを画像検出装置で検出し てずれを補正しながらガラス基板1をガラスカッターにてスクライブするのであ る。更に、ガラス基板1を載置した時に半透明なスクライブマークMが画像検出 装置にて視覚で確認し易いようにこのテーブル2表面には例えばクロムメッキが 施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のものであると、図4の如くテーブル2上にガラス基板1をスラ イドさせながら設置する時に、特にガラス基板1の角部とテーブル2表面が擦れ ることによりテーブル2表面のクロムメッキが剥がれ、このクロムメッキが剥が れたテーブル2表面の乱反射でガラス基板1である液晶表示板の半透明なスクラ イブマークMが画像検出装置では確認できなくなる場合がある。従って、テーブ ル2を取り外して、このテーブル2全体を再びクロムメッキをし、装置上に平面 出しを行いながらテーブル2を取り付ける作業が必要となり、大変に手間と労力 がかかるという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は、テーブル表面の表面処理面が剥がれ易い箇所のみを簡単に 交換することができる自動基板スクライバーにおけるテーブルを提供しようとす るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、ガラス基板等の基板に記されたマークを画像検出 装置にて検出しながら自動切断する自動基板スクライバーにおけるテーブルであ って、基板を表面処理したテーブル上に設置する時に、表面処理面が剥げて基板 等のマークが検出しにくくなる箇所の少なくともテーブル表面側の一部を取り替 え自在としたことを特徴とするものである。
【0006】 また、後述する効果により、基板の角部が擦れて表面処理面が剥げ易いテーブ ルの一部を交換用テーブルとし、装置本体或いはテーブルに取付ボルトで取り替 え自在としたものが好ましい。
【0007】
【作用】
以上の如く本考案の自動基板スクライバーにおけるテーブルによれば、基板を 表面処理したテーブル上に設置する時に表面処理面が剥げると、テーブル表面側 の一部等を取り替えることにより、テーブル表面を表面処理した状態に戻すこと ができる。
【0008】 次に、基板の角部が擦れて表面処理面が剥げ易いテーブルの一部を交換用テー ブルとし、装置本体或いはテーブルに取付ボルトで取り替え自在としたものを用 いた場合には、取付ボルトにて簡単に交換用テーブルを取り替えることができる 。
【0009】
【実施例】
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明する。 図1は、ガラス基板、合成樹脂等の基板に記されたマークを画像検出装置にて 検出しながら自動切断する自動基板スクライバーであるが、以下は特に基板1と して、図4の如く液晶表示器のための複数の導電パターン1aが印刷され、この 各導電パターン1a毎にガラスカッターにて正確な寸法にスクライブできるよう に所定部には予めカッター位置を示す半透明なマークM(スクライブマーク)が 記された四角形の液晶表示板を用いた場合を設定して行う。そして、本考案のポ イントは、自動基板スクライバーAにおいて基板1を載置するためのテーブル2 であって、少なくともテーブル2表面側の一部を交換用テーブル3として取り替 え自在した点にある。
【0010】 まず、図1に基づいて自動基板スクライバーA全体の説明から行う。2は、基 板1が載置されるテーブルであり、4は、テーブル2の所定部に設けられた基準 ピンであり、基板1のセット時、この基準ピンにあてがうことにより所定の位置 にセットされるようになっている。5は、ブリッジであり、Y方向に延存するレ ール6をガイドとしてY方向に移動可能に設けられていて、ブリッジ5の底面5 aに固定した雌ネジ7に螺合している棒ネジ8をY軸モータMyで回転させるこ とにより、該ブリッジ5はY方向に移動する。また、ブリッジ5の上板5bには 、X方向に延存するレール9をガイドとしてX方向に移動可能としたカーソル10 が設けられていて、Y方向の駆動部と同様に、棒ネジ11をX軸モータMxで回転 させることにより、カーソル10はX方向に移動する。尚、特に図示していないが カーソル10にはガラスカッターのカッターヘッドが設けられていて、カッターヘ ッドを90°回転させることにより、X及びYの2方向に切断可能となっている 。12は、支持ポールであり、13は、支持ポール12より水平方向に突出するアーム であり、14は、アームの先端に設けられ、前記ブリッジ5及びカーソル10の上方 に位置し、2次元の画像を取り込むCCDカメラである。尚、図中の位置Sにも 、同様な支持ポール12′が設けられていて、同様にCCDカメラ14′が設けられ ている。ここで、一対のCCDカメラ14、14′を画像検出装置15としている。16 は、CCDカメラ14等による画像を表示したりするモニタ用表示装置であり、17 は、操作用の各種スイッチであり、テンキーや基準ラインスイッチ等を備えてい る。
【0011】 そして、この自動基板スクライバーAは、図4に示された基板1を、スクライ ブマーク(M1、M2・・)を目印として画像検出装置15にて検出しながら補正 し、各導電パターン1a毎にガラスカッターにて正確な寸法にスクライブできる のである。即ち、スクライブする基板1における一方向、例えばX方向のスクラ イブ方向が、装置AにおけるX方向の基準ラインとずれている場合には、基板1 を載置するテーブル2を回動する代わりにガラスカッターのスクライブ方向を、 基板1におけるX方向に一致させるようにしたものであり、基準ラインに対する 、基板1のX方向のスクライブ方向のずれ量を検出するために、画像検出装置15 により得た画像から演算して求めている。
【0012】 次に、自動基板スクライバーAにおいて基板1を載置するためのテーブル2に ついて述べる。テーブル2は、図2に示すように上方端部に基準ピン4、4を立 設し、基板1を載置する全面には、吸着して固定するための吸着孔18を多数穿設 し、そして基板1を載置した時に基板1の角部に記したスクライブマークMが位 置する箇所、即ち図2中上方の角部に交換用テーブル3を取付ボルト19・・にて 取り付けることにより取り替え自在としたものであり、エアーシリンダー等にて 出没自在とした押圧部20にて基板1の側面を押圧して固定するようにしている。 更に、詳述すると、テーブル2の一部を交換用テーブル3とし、図3の如く交換 用テーブル本体3′に取付ボルト19の頭部に係止しうる係止部21aを有する取付 孔21を穿設し、取付ボルト19の螺部を装置A上の支持台22に設けた螺孔23に螺合 させることにより、交換用テーブル3を取り付け、交換用テーブル3の一部を含 めたテーブル2に、吸着孔18を多数穿設し、図3に示すように支持台22表面を切 り欠いて、吸着孔18・・をつなぐ連通口24を設けたものである。 そして、交換用テーブル3を含めたテーブル2表面にクロムメッキ等表面処理 を施すことにより、基板1を載置した時に濃淡により半透明なスクライブマーク Mが画像検出装置15にて視覚で確認し易いようにしている。しかし、基板1の角 部とテーブル2表面が擦れると、テーブル2表面のクロムメッキが剥がれ、この クロムメッキが剥がれたテーブル2表面の乱反射で基板1に記された半透明なス クライブマークMが画像検出装置15では確認できなくなる場合がある。そこで、 テーブル2全体を取り外して、テーブル2全体の表面を再びクロムメッキでメッ キ処理するのではなく、基板1を載置してセットする時に、クロムメッキが剥が れ易い箇所である交換用テーブル3を新しいものに交換するか、或いは再びクロ ムメッキを施したものに交換することにより行うことができるのである。
【0013】 尚、図例の交換用テーブル3は、図3に示すようにテーブル2の一部を交換可 能としたものであるが、テーブル2表面側の一部のみを交換可能としてもよい。 また、図例の交換用テーブル3は、図2の如く基板1の角部が擦れて表面処理面 が剥げ易い箇所である図中上方の角部の2箇所に設けているが、特に限定されず 、基板1を表面処理したテーブル2上に載置する時に、表面処理面が剥げて基板 1のマークが検出しにくくなる箇所であれば、さまざまな箇所に位置させること ができる。更に、交換用テーブル3を含めたテーブル2は、全体に吸着孔18・・ を設けたものであるが、テーブル2に焼結金属等の多孔質材料を用いたものであ ってもよい。
【0014】 而して、本考案に係る代表的実施例の自動基板スクライバーにおけるテーブル 2によれば、テーブル2上に基板1をスライドさせ、テーブル2の基準ピン4、 4に基板1の二辺をあてがって位置決めをするため、エアーシリンダ等にて押圧 部20、20を前進させ、この押圧部20、20にて基板1の側面を押圧し、基準ピン4 ・・に基板1の二辺が接触後、連通口24を通じてエアー吸引することにより、吸 着孔18・・が基板1を定位置に吸着固定することができ、図4に示された基板1 のスクライブマーク(M1、M2・・)を目印として画像検出装置15にて検出し ながら補正し、各導電パターン1a毎にガラスカッターにて正確な寸法にスクラ イブできるのである。そして、押圧部20、20による押圧を緩めるとともに、連通 口24を通じて吸引するのを止め、スクライブされた各導電パターン1aを取り出 すことができる。この時、基板1の角部と交換用テーブル3表面が擦れると、交 換用テーブル3表面の表面処理面が剥がれるので、交換用テーブル3を取り替え る場合は、取付ボルト19・・を取り外して交換用テーブル3のみを取り外し、既 に表面処理をした新しいもの或いは、再表面処理したものを取付ボルト19・・に て取り付けることができる。
【0015】 このように本考案に係る代表的実施例の自動基板スクライバーにおけるテーブ ル2によれば、テーブル2全体を取り外して、このテーブル2全体を再び表面処 理をし、装置上に平面出しを行いないがらテーブル2を取り付ける作業が不要と なり、交換用テーブル3のみを交換するだけで再び画像検出装置5にて基板1に 記された半透明なスクライブマークMの確認することができるので、従来の作業 に比べて作業が大変容易になる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 請求項1の自動基板スクライバーにおけるテーブルによれば、テーブル全体を 取り外して、このテーブル全体を再び表面処理をし、装置上に平面出しを行いな いがらテーブルを取り付ける作業が不要となり、交換用テーブルのみを交換する だけで再び画像検出装置にて基板に記された半透明なスクライブマークの確認す ることができるので、従来の作業に比べて作業が大変容易になる。
【0017】 請求項2の自動基板スクライバーによれば、表面処理面が一番剥げ易い箇所を 交換用テーブルとしているので、効率がよく、取付ボルトにて交換用テーブルの 取り付け、取り外しを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のテーブルを用いた自動基板スクライバ
ーの斜視図
【図2】本考案のテーブルを示す平面図
【図3】同じく要部を示す縦断面図
【図4】基板の詳細図
【符号の説明】
A 自動基板スクライバー 1 基板 2 テーブル 3 交換用テーブル 4 基準ピン 5 ブリッジ 6 レール 7 雌ネジ 8 棒ネジ 9 レール 10 カーソル 11 棒ネジ 12 支持ポール 13 アーム 14 CCDカメラ 15 画像検出装置 16 モニタ用表示装置 17 操作スイッチ 18 吸着孔 19 取付ボルト 20 押圧部 21 取付孔 22 支持台 23 螺孔 24 連通口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板等の基板に記されたマークを
    画像検出装置にて検出しながら自動切断する自動基板ス
    クライバーにおけるテーブルであって、基板を表面処理
    したテーブル上に設置する時に、表面処理面が剥げて基
    板のマークが検出しにくくなる箇所の少なくともテーブ
    ル表面側の一部を取り替え自在としたことを特徴とする
    自動基板スクライバーにおけるテーブル。
  2. 【請求項2】 基板の角部が擦れて表面処理面が剥げ易
    いテーブルの一部を交換用テーブルとし、装置本体或い
    はテーブルに取付ボルトで取り替え自在とした請求項1
    の自動基板スクライバーにおけるテーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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