JPH0551924B2 - - Google Patents
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- JPH0551924B2 JPH0551924B2 JP56099553A JP9955381A JPH0551924B2 JP H0551924 B2 JPH0551924 B2 JP H0551924B2 JP 56099553 A JP56099553 A JP 56099553A JP 9955381 A JP9955381 A JP 9955381A JP H0551924 B2 JPH0551924 B2 JP H0551924B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/282—Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
- G01R31/2829—Testing of circuits in sensor or actuator systems
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D18/00—Testing or calibrating apparatus or arrangements provided for in groups G01D1/00 - G01D15/00
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R19/00—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
- G01R19/0038—Circuits for comparing several input signals and for indicating the result of this comparison, e.g. equal, different, greater, smaller (comparing pulses or pulse trains according to amplitude)
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/50—Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/0055—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots with safety arrangements
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセンサたとえばジヤイロの故障検出、
一層詳細には、冗長センサの使用を必要としない
センサ故障検出に係る。
一層詳細には、冗長センサの使用を必要としない
センサ故障検出に係る。
多くの制御システムは種々の形式のセンサに応
答して作動する。一例として、ヘリコプタ自動飛
行制御システムは姿勢及び機首方向ジヤイロ並び
に高度計に、また航空機の運動を制御するためレ
ート・ジヤイロおよび加速度計に応答する。従つ
て、自動飛行制御システムを使用中の航空機の制
御は種々のセンサ(ジヤイロ、レート・ジヤイロ
および加速度計など)により飛行制御システムに
与えられる信号に依存している。センサが故障す
ると、航空機の飛行状態に望ましくない擾乱が惹
起される。この擾乱は急激に生ずることもあるし
徐々に生ずることもある。たとえば、航空機があ
る機首方向を保つている間に機種方向ジヤイロが
その設定値に於て故障した場合には、故障の影響
は実質的な動揺(たとえば突風)が航空機の機首
方向を変化させるまで、又はパイロツトが機首方
向を変更しようとするまでは認められず、それま
では航空機が所望の機首方向から徐々にドリフト
するのが認められるに過ぎない。他方、機首方向
ジヤイロが最大出力信号を与えるように故障した
場合には、自動飛行制御システムが見掛けの機首
方向偏差をなくす方向に作動するので、航空機は
直ちに運動を開始する。
答して作動する。一例として、ヘリコプタ自動飛
行制御システムは姿勢及び機首方向ジヤイロ並び
に高度計に、また航空機の運動を制御するためレ
ート・ジヤイロおよび加速度計に応答する。従つ
て、自動飛行制御システムを使用中の航空機の制
御は種々のセンサ(ジヤイロ、レート・ジヤイロ
および加速度計など)により飛行制御システムに
与えられる信号に依存している。センサが故障す
ると、航空機の飛行状態に望ましくない擾乱が惹
起される。この擾乱は急激に生ずることもあるし
徐々に生ずることもある。たとえば、航空機があ
る機首方向を保つている間に機種方向ジヤイロが
その設定値に於て故障した場合には、故障の影響
は実質的な動揺(たとえば突風)が航空機の機首
方向を変化させるまで、又はパイロツトが機首方
向を変更しようとするまでは認められず、それま
では航空機が所望の機首方向から徐々にドリフト
するのが認められるに過ぎない。他方、機首方向
ジヤイロが最大出力信号を与えるように故障した
場合には、自動飛行制御システムが見掛けの機首
方向偏差をなくす方向に作動するので、航空機は
直ちに運動を開始する。
航空機自動飛行制御システムに於けるいずれの
センサの故障に対しても、パイロツトはその故障
に応答して、航空機の運動の変化を補正し、また
故障システムを切離す必要がある。多くの場合、
故障システムの単なる切離しは逆運動を惹起する
可能性がる(たとえば一方向の大きな偏差が直ち
に零偏差に切換えられる)。同様に、パイロツト
が手動で逆方向の入力を与えて擾乱を補正する場
合には、故障システムが切離されているために、
パイロツトの指令が不適切であつても、それが補
正され得ないので、別の擾乱を惹起する可能性が
ある。
センサの故障に対しても、パイロツトはその故障
に応答して、航空機の運動の変化を補正し、また
故障システムを切離す必要がある。多くの場合、
故障システムの単なる切離しは逆運動を惹起する
可能性がる(たとえば一方向の大きな偏差が直ち
に零偏差に切換えられる)。同様に、パイロツト
が手動で逆方向の入力を与えて擾乱を補正する場
合には、故障システムが切離されているために、
パイロツトの指令が不適切であつても、それが補
正され得ないので、別の擾乱を惹起する可能性が
ある。
海上数フイートに於けるホバリング中に自動飛
行制御システムのセンサが故障した場合、たとえ
ばレーダー高度計が故障した場合には、航空機が
海面に接触するという事故に通ずるおそれがあ
る。
行制御システムのセンサが故障した場合、たとえ
ばレーダー高度計が故障した場合には、航空機が
海面に接触するという事故に通ずるおそれがあ
る。
このようなセンサ故障に伴う困難を克服するた
め、一対の同一形式のセンサ(冗長センサ)を使
用し、それらの出力を比較して、許容限度を越え
る不一致が認められた場合には故障表示を行なう
方法は知られている。しかし、この方法はセンサ
の追加だけでなくセンサに対する信号処理チヤネ
ルの追加を必要とする。さらに、同一形式の2つ
のセンサが同時に故障して同一の誤つた出力信号
を生ずる可能性もあり、この場合には両出力信号
の比較により許容限度を越える不一致が認められ
ず、従つて故障表示が行なわれない。このような
故障または異常の例としては、飛行開始前に2つ
のピトー静圧管のいずれからも保護カバーが取外
されなかつた場合がある。この場合、2つの対気
速度センサは同一の(零の)対気速度を示し、故
障表示は行なわれない。
め、一対の同一形式のセンサ(冗長センサ)を使
用し、それらの出力を比較して、許容限度を越え
る不一致が認められた場合には故障表示を行なう
方法は知られている。しかし、この方法はセンサ
の追加だけでなくセンサに対する信号処理チヤネ
ルの追加を必要とする。さらに、同一形式の2つ
のセンサが同時に故障して同一の誤つた出力信号
を生ずる可能性もあり、この場合には両出力信号
の比較により許容限度を越える不一致が認められ
ず、従つて故障表示が行なわれない。このような
故障または異常の例としては、飛行開始前に2つ
のピトー静圧管のいずれからも保護カバーが取外
されなかつた場合がある。この場合、2つの対気
速度センサは同一の(零の)対気速度を示し、故
障表示は行なわれない。
冗長比較のために必要とされるハードウエアを
減じかつ冗長比較の欠点のいくつかを克服するた
め、センサのアクテイビテイを診断する方法がこ
れまでに試みられてきた。公知のアクテイビテイ
診断では、センサ出力の微分値がセンサ出力の時
間的変化速度として求められ、それが航空機にと
つて可能な運動の観点で過大な場合には、最大変
化故障表示が行なわれる。しかし、センサ出力に
重畳するノイズが微分されることにより、実際に
は変化速度が過大ではないのに故障表示が行なわ
れることがある。この問題を避けるためには、そ
れよりも小さいが故障として検出されるべき変化
速度の検出が不可能になるほど検出感度が下げら
れなければらない。さらに、多くのセンサは好天
候の際に一定の機首方向及び速度で水平飛行して
いる場合のように定常状態で作動しているので、
その出力の変化が非常に小さく、そのために出力
が変化すべき際に最小の変化速度を越える速度で
出力変化が生ずるか否かによる零故障表示が比較
的長時間にわたり行なわれ得ない。
減じかつ冗長比較の欠点のいくつかを克服するた
め、センサのアクテイビテイを診断する方法がこ
れまでに試みられてきた。公知のアクテイビテイ
診断では、センサ出力の微分値がセンサ出力の時
間的変化速度として求められ、それが航空機にと
つて可能な運動の観点で過大な場合には、最大変
化故障表示が行なわれる。しかし、センサ出力に
重畳するノイズが微分されることにより、実際に
は変化速度が過大ではないのに故障表示が行なわ
れることがある。この問題を避けるためには、そ
れよりも小さいが故障として検出されるべき変化
速度の検出が不可能になるほど検出感度が下げら
れなければらない。さらに、多くのセンサは好天
候の際に一定の機首方向及び速度で水平飛行して
いる場合のように定常状態で作動しているので、
その出力の変化が非常に小さく、そのために出力
が変化すべき際に最小の変化速度を越える速度で
出力変化が生ずるか否かによる零故障表示が比較
的長時間にわたり行なわれ得ない。
米国特許第3505641号には、冗長センサを用い
ずに、相互に関連したパラメータを検出するセン
サの出力を比較して、センサの異常を検出するよ
うにしたセンサの異常検出方法が示されている。
この米国特許第3505641号に示された例では、冗
長センサを構成する二つのピツチ方向姿勢センサ
と二つのピツチレートセンサの三つのセンサを用
いたセンサ異常を行うために、第一のピツチレー
トセンサのセンサ出力を遅延回路を介して第一の
加算器に与え、ピツチ方向姿勢センサのセンサ出
力を高周波帯域濾波回路を経て第一の加算器に与
えて第一の加算出力を発生し、第二のピツチ方向
姿勢センサのセンサ出力を高周波帯域濾波回路を
介して第二の加算器に与える一方遅延回路を経て
第二のピツチレートセンサのセンサ出力を与えて
第二の加算出力を発生し、第一及び第二のピツチ
方向姿勢センサの出力を第三の加算器に与えて第
三の加算出力を発生し、第一及び第二のピツチレ
ートセンサのセンサ出力を第四の加算器に与えて
第四の加算出力を発生し、これらの第一乃至第四
の加算出力をそれぞれに対にして四つの論理回路
に導入、比較して各センサの異常を検出するよう
にしている。
ずに、相互に関連したパラメータを検出するセン
サの出力を比較して、センサの異常を検出するよ
うにしたセンサの異常検出方法が示されている。
この米国特許第3505641号に示された例では、冗
長センサを構成する二つのピツチ方向姿勢センサ
と二つのピツチレートセンサの三つのセンサを用
いたセンサ異常を行うために、第一のピツチレー
トセンサのセンサ出力を遅延回路を介して第一の
加算器に与え、ピツチ方向姿勢センサのセンサ出
力を高周波帯域濾波回路を経て第一の加算器に与
えて第一の加算出力を発生し、第二のピツチ方向
姿勢センサのセンサ出力を高周波帯域濾波回路を
介して第二の加算器に与える一方遅延回路を経て
第二のピツチレートセンサのセンサ出力を与えて
第二の加算出力を発生し、第一及び第二のピツチ
方向姿勢センサの出力を第三の加算器に与えて第
三の加算出力を発生し、第一及び第二のピツチレ
ートセンサのセンサ出力を第四の加算器に与えて
第四の加算出力を発生し、これらの第一乃至第四
の加算出力をそれぞれに対にして四つの論理回路
に導入、比較して各センサの異常を検出するよう
にしている。
この米国特許に開示されたセンサの異常検出技
術では、複数のセンサの動作を一括して判定出来
るものの、異常検出のため回路は非常に複雑化し
てしまうことになる。
術では、複数のセンサの動作を一括して判定出来
るものの、異常検出のため回路は非常に複雑化し
てしまうことになる。
本発明は、冗長センサを用いず、しかも簡単な
回路構成によつて効果的にセンサの異常を検出出
来るようにしたセンサの異常検出装置を提供する
ことを目的としている。
回路構成によつて効果的にセンサの異常を検出出
来るようにしたセンサの異常検出装置を提供する
ことを目的としている。
上記及び上記以外の目的を達成するために、本
発明の第一の構成によれば、一方が変化したとき
に他方が必然的に変化する相互に関連したそれぞ
れに異なる第一及び第二のパラメータを検出して
それぞれの検出パラメータに応じた第一及び第二
の出力信号を発生する第一及び第二のセンサと、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつてから前記第一のセンサが出力す
る第一の出力信号の変化量が第一の閾値を以上と
なるまでの経過時間が所定時間以上となつたとき
に第一のセンサの故障を示す第一の故障検出信号
を発生する第一の故障検出手段と、 前記第一のセンサの出力信号の変化速度を所定
範囲に維持するために前記第一の出力信号の信号
値を制限した制限信号を発生するとともに、該制
御信号と対応する第一のセンサの出力信号の信号
値の差を第二の閾値と比較して、前記制限信号と
前記第一のセンサの出力信号の差が前記第二の閾
値以上となつたときに前記第一のセンサの故障を
示す第二の故障検出信号を発生する第二の故障検
出手段とによつて構成したことを特徴とするセン
サシステムの故障検出装置が提供される。
発明の第一の構成によれば、一方が変化したとき
に他方が必然的に変化する相互に関連したそれぞ
れに異なる第一及び第二のパラメータを検出して
それぞれの検出パラメータに応じた第一及び第二
の出力信号を発生する第一及び第二のセンサと、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつてから前記第一のセンサが出力す
る第一の出力信号の変化量が第一の閾値を以上と
なるまでの経過時間が所定時間以上となつたとき
に第一のセンサの故障を示す第一の故障検出信号
を発生する第一の故障検出手段と、 前記第一のセンサの出力信号の変化速度を所定
範囲に維持するために前記第一の出力信号の信号
値を制限した制限信号を発生するとともに、該制
御信号と対応する第一のセンサの出力信号の信号
値の差を第二の閾値と比較して、前記制限信号と
前記第一のセンサの出力信号の差が前記第二の閾
値以上となつたときに前記第一のセンサの故障を
示す第二の故障検出信号を発生する第二の故障検
出手段とによつて構成したことを特徴とするセン
サシステムの故障検出装置が提供される。
また、本発明の第二の構成によれば、一方が変
化したときに他方が必然的にかつ前記一方の変化
方向に対して所定の方向に変化する相互に関連し
たそれぞれに異なる第一及び第二のパラメータを
検出してそれぞれの検出パラメータに応じた第一
及び第二二の出力信号を発生する第一及び第二の
センサと、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつたときに、前記第二のセンサの出
力信号の信号値が所定値以上変化したことを示す
変化検出信号を発生する変化検出手段と、 前記変化検出信号によつて起動されて経過時間
を計測するとともに、前記第一のセンサが出力す
る第一の出力信号の変化量が前記第二のセンサの
出力信号の信号値の変化方向に応じて設定される
第一の閾値を以上となるまでの経過時間が所定時
間以上となつたときに第一のセンサの故障を示す
第一の故障検出信号を発生する第一の故障検出手
段と、 前記第1のセンサの出力信号の変化速度を所定
範囲に維持するために前記第一の出力信号の信号
値を制御した制限信号を発生するとともに、該制
限信号と対応する第一のセンサの出力信号の信号
値の差を第二の閾値と比較して、前記制限信号と
前記第一のセンサの出力信号の差が前記第二の閾
値以上となつたときに前記第一のセンサの故障を
示す第二の故障検出信号を発生する第二の故障検
出手段とによつて構成したことを特徴とするセン
サシステムの故障検出装置が提供される。
化したときに他方が必然的にかつ前記一方の変化
方向に対して所定の方向に変化する相互に関連し
たそれぞれに異なる第一及び第二のパラメータを
検出してそれぞれの検出パラメータに応じた第一
及び第二二の出力信号を発生する第一及び第二の
センサと、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつたときに、前記第二のセンサの出
力信号の信号値が所定値以上変化したことを示す
変化検出信号を発生する変化検出手段と、 前記変化検出信号によつて起動されて経過時間
を計測するとともに、前記第一のセンサが出力す
る第一の出力信号の変化量が前記第二のセンサの
出力信号の信号値の変化方向に応じて設定される
第一の閾値を以上となるまでの経過時間が所定時
間以上となつたときに第一のセンサの故障を示す
第一の故障検出信号を発生する第一の故障検出手
段と、 前記第1のセンサの出力信号の変化速度を所定
範囲に維持するために前記第一の出力信号の信号
値を制御した制限信号を発生するとともに、該制
限信号と対応する第一のセンサの出力信号の信号
値の差を第二の閾値と比較して、前記制限信号と
前記第一のセンサの出力信号の差が前記第二の閾
値以上となつたときに前記第一のセンサの故障を
示す第二の故障検出信号を発生する第二の故障検
出手段とによつて構成したことを特徴とするセン
サシステムの故障検出装置が提供される。
また、本発明の第三の構成によれば、一方が変
化したときに他方が必然的に変化する相互に関連
したそれぞれに異なる第一及び第二のパラメータ
を検出してそれぞれの検出パラメータに応じた第
一及び第二の出力信号を発生する第一及び第二の
センサと、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつたときに、前記第二のセンサの出
力信号の信号値が所定値以上変化したことを示す
変化検出信号を発生する変化検出手段と、 前記変化検出信号によつて起動されて経過時間
を計測するとともに、前記第一のセンサが出力す
る第一の出力信号の変化量が第一の閾値以上とな
るまでの経過時間が所定時間以上となつたときに
第一のセンサの故障を示す第一の故障検出信号を
発生する第一の故障検出手段と、 前記第一のセンサの出力信号の変化速度を所定
範囲に維持するために前記第一の出力信号の信号
値を制限した制限信号を発生するとともに、該制
限信号と対応する第一のセンサの出力信号の信号
値の差を第二の閾値と比較して、前記制限信号と
前記第一のセンサの出力信号の差が前記第二の閾
値以上となつたときに異常変化検出信号を発生す
る異常変化信号発生手段と、 前記異常変化検出信号をカウントしてカウント
値が所定値に達したときに前記第一のセンサの故
障を示す第二の故障検出信号を発生する第二の故
障検出手段とによつて構成したことを特徴とする
センサシステムの故障検出装置が提供される。
化したときに他方が必然的に変化する相互に関連
したそれぞれに異なる第一及び第二のパラメータ
を検出してそれぞれの検出パラメータに応じた第
一及び第二の出力信号を発生する第一及び第二の
センサと、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつたときに、前記第二のセンサの出
力信号の信号値が所定値以上変化したことを示す
変化検出信号を発生する変化検出手段と、 前記変化検出信号によつて起動されて経過時間
を計測するとともに、前記第一のセンサが出力す
る第一の出力信号の変化量が第一の閾値以上とな
るまでの経過時間が所定時間以上となつたときに
第一のセンサの故障を示す第一の故障検出信号を
発生する第一の故障検出手段と、 前記第一のセンサの出力信号の変化速度を所定
範囲に維持するために前記第一の出力信号の信号
値を制限した制限信号を発生するとともに、該制
限信号と対応する第一のセンサの出力信号の信号
値の差を第二の閾値と比較して、前記制限信号と
前記第一のセンサの出力信号の差が前記第二の閾
値以上となつたときに異常変化検出信号を発生す
る異常変化信号発生手段と、 前記異常変化検出信号をカウントしてカウント
値が所定値に達したときに前記第一のセンサの故
障を示す第二の故障検出信号を発生する第二の故
障検出手段とによつて構成したことを特徴とする
センサシステムの故障検出装置が提供される。
上記の第一乃至第三の構成によれば、異常を検
出する第一のセンサの出力の変化時間を、第二の
センサの出力の信号値が所定の変化量を越えて変
化した時点で経過時間の計測を開始し、第一のセ
ンサのセンサ出力の変化量が所定の閾値を越える
時点で経過時間の計測値をリセツトするように構
成し、経過時間の計測値が所定の時間を越えてリ
セツトされない場合に、センサ異常と判断するよ
うに構成して、簡単な構成によつてセンサの異常
を確実に検出出来るようにしている。また、本発
明の第三の構成では、センサ出力の一時的な突変
出力に反応することによつて生じるセンサ異常の
誤検出を、センサ出力の異常変動を検出するごと
にカウント値を加算、加算値が所定値に達したと
きにセンサ異常と判定するようにして、効果的に
防止している。
出する第一のセンサの出力の変化時間を、第二の
センサの出力の信号値が所定の変化量を越えて変
化した時点で経過時間の計測を開始し、第一のセ
ンサのセンサ出力の変化量が所定の閾値を越える
時点で経過時間の計測値をリセツトするように構
成し、経過時間の計測値が所定の時間を越えてリ
セツトされない場合に、センサ異常と判断するよ
うに構成して、簡単な構成によつてセンサの異常
を確実に検出出来るようにしている。また、本発
明の第三の構成では、センサ出力の一時的な突変
出力に反応することによつて生じるセンサ異常の
誤検出を、センサ出力の異常変動を検出するごと
にカウント値を加算、加算値が所定値に達したと
きにセンサ異常と判定するようにして、効果的に
防止している。
本発明の他の目的、特徴及び利点は以下にその
典型的な実施例を図面により詳細に説明するなか
で明らかとなろう。
典型的な実施例を図面により詳細に説明するなか
で明らかとなろう。
第1図はセンサ10のアクテイビテイを監視す
るためのアナログ形式のシステムでり、監視は零
故障検出部分11(第1図の上半部)及び過大速
度検出部分12(第1図の下半部)により行なわ
れる。両検出部分はオア回路14を介して1つの
故障表示用双安定回路13をセツトし得る。双安
定回路13は導線15上に故障信号を与える。
るためのアナログ形式のシステムでり、監視は零
故障検出部分11(第1図の上半部)及び過大速
度検出部分12(第1図の下半部)により行なわ
れる。両検出部分はオア回路14を介して1つの
故障表示用双安定回路13をセツトし得る。双安
定回路13は導線15上に故障信号を与える。
第1図はアクテイビテイ監視システムの作動
は、導線18上の手動リセツト信号または導線1
9上に自動飛行制御システムのスイツチオンの際
に現わるようなシステムム始動信号に応答してオ
ア回路17により導線16上に発せられる信号に
よりリセツト又は再始動され得る。導線16上の
リセツト/始動信号の作用の仕方は後で説明す
る。
は、導線18上の手動リセツト信号または導線1
9上に自動飛行制御システムのスイツチオンの際
に現わるようなシステムム始動信号に応答してオ
ア回路17により導線16上に発せられる信号に
よりリセツト又は再始動され得る。導線16上の
リセツト/始動信号の作用の仕方は後で説明す
る。
零故障検出部分11は主としてタイマ20から
なり、このタイマは後で詳細に説明するようにセ
ンサ・アクテイビテイ検出器24によりリセツト
される以前にタイムアウトを許されるならば、導
線22上に零故障信号を発する。しかし、タイマ
20の始動が許されるのは、導線30により関連
センサ31に接続されているウインドウ・コンパ
レータ29からの導線28上に関連センサ・アク
テイビテイ信号によりセツトされる双安定回路2
7からの信号26に応答するときに限る。“関連
センサ”とは、監視対象であるセンサ10により
検出されているパラメータと特定の関係を有する
センサを意味している。たとえば、センサ10は
航空機の機首方向ジヤイロ、関連センサ31はヨ
ー・レート・ジヤイロであつてよく、またセンサ
10は対気速度センサ、関連センサ31はヘリコ
プタのピツチ・レート・ジヤイロであつてよく、
さらにセンサ10は高度計、関連センサ31は垂
直加速度計または上昇速度計であつてよい。セン
サ10がピツチまたはロール姿勢ジヤイロであれ
ば、関連センサ31はそれぞれピツチまたはロー
ル・レート・ジヤイロであつてよい。同様に、ヘ
リコプタまたは他の航空機の制御以外の用途で
は、センサの他の組合わせにより本発明のアクテ
イビテイ監視を行ない得る。一例をあげれば、セ
ンサ10は炉の燃料流量計であつてよい。センサ
及び関連センサとして何を使用するかは本発明に
とつて重要ではなく、本発明の開示に基づいて当
業者により適宜に選択可能であろう。
なり、このタイマは後で詳細に説明するようにセ
ンサ・アクテイビテイ検出器24によりリセツト
される以前にタイムアウトを許されるならば、導
線22上に零故障信号を発する。しかし、タイマ
20の始動が許されるのは、導線30により関連
センサ31に接続されているウインドウ・コンパ
レータ29からの導線28上に関連センサ・アク
テイビテイ信号によりセツトされる双安定回路2
7からの信号26に応答するときに限る。“関連
センサ”とは、監視対象であるセンサ10により
検出されているパラメータと特定の関係を有する
センサを意味している。たとえば、センサ10は
航空機の機首方向ジヤイロ、関連センサ31はヨ
ー・レート・ジヤイロであつてよく、またセンサ
10は対気速度センサ、関連センサ31はヘリコ
プタのピツチ・レート・ジヤイロであつてよく、
さらにセンサ10は高度計、関連センサ31は垂
直加速度計または上昇速度計であつてよい。セン
サ10がピツチまたはロール姿勢ジヤイロであれ
ば、関連センサ31はそれぞれピツチまたはロー
ル・レート・ジヤイロであつてよい。同様に、ヘ
リコプタまたは他の航空機の制御以外の用途で
は、センサの他の組合わせにより本発明のアクテ
イビテイ監視を行ない得る。一例をあげれば、セ
ンサ10は炉の燃料流量計であつてよい。センサ
及び関連センサとして何を使用するかは本発明に
とつて重要ではなく、本発明の開示に基づいて当
業者により適宜に選択可能であろう。
関連センサ31から導線30上に与えられる出
力信号が正または負の特定の最小値を超過してい
ることがウインドウ・コンパレータ29により判
定されると、導線28上の信号が双安定回路27
をセツトするので、導線26上の信号タイマ20
の始動を可能にする。タイマ20は、そのタイム
アウト以前にリセツトされなければ、導線22上
にここでは零故障信号と呼ばれているタイムアウ
ト信号を生じ、この信号がオア回路14と介して
双安定回路13をセツトし、導線15上に故障信
号を発する。双安定回路13は最初は導線16上
のリセツト/始動信号によりセツト状態におかれ
ている。タイマ20は導線16上のリセツト/始
動信号または航空機が地上にあることを示す導線
36上の信号またはアクテイビテイ検出器24に
より発せられる導線38上のアクテイビテイ信号
に応答してオア回路34により発せられる導線3
2上の再始動信号によりリセツトされる。導線3
2上の再始動信号はスイツチ40を開いて(たと
えば電界効果トランジスタを導通状態から遮断状
態に切換えて)、導線42上のセンサ出力信号を
保持回路44に接続するためにも用いられる。そ
の後、保持回路44はその出力導線46上に、再
始動信号が導線32上に現われた瞬間に於ける導
線42上のセンサ出力信号の大きさを示す信号を
与え続ける。導線46上の信号は加算点48で導
線42上の瞬時センサ出力信号と比較され、両信
号の差を示す信号が導線50を経てウインドウ・
コンパレータ52に与えられる。ウインドウ・コ
ンパレータ52は導線50上の差信号を正及び負
の基準信号と比較して、差信号が所定のスレシホ
ルド値を超過しているか否かを判定する。もし超
過していれば、ウインドウ・コンパレータ52は
導線38上にアクテイビテイ信号を与え、この信
号はオア回路34を通過して、タイマをリセツト
する再始動信号を導線32上に生ずる。従つて、
もしセンサの瞬時出力とタイマの前回リセツト時
点に於けるセンサ出力との差が所定のスレシホル
ド値を超過すれば、タイマはそのタイムアウト以
前にリセツトされるので、導線22上に零故障信
号が現われない。他方、もしウインドウ・コンパ
レータ52によりタイマのリセツトからタイムア
ウトまでの間にスレシホルド値を超過するセンサ
出力信号の変化が検出されなければ、導線22上
に零故障信号が発せられる。
力信号が正または負の特定の最小値を超過してい
ることがウインドウ・コンパレータ29により判
定されると、導線28上の信号が双安定回路27
をセツトするので、導線26上の信号タイマ20
の始動を可能にする。タイマ20は、そのタイム
アウト以前にリセツトされなければ、導線22上
にここでは零故障信号と呼ばれているタイムアウ
ト信号を生じ、この信号がオア回路14と介して
双安定回路13をセツトし、導線15上に故障信
号を発する。双安定回路13は最初は導線16上
のリセツト/始動信号によりセツト状態におかれ
ている。タイマ20は導線16上のリセツト/始
動信号または航空機が地上にあることを示す導線
36上の信号またはアクテイビテイ検出器24に
より発せられる導線38上のアクテイビテイ信号
に応答してオア回路34により発せられる導線3
2上の再始動信号によりリセツトされる。導線3
2上の再始動信号はスイツチ40を開いて(たと
えば電界効果トランジスタを導通状態から遮断状
態に切換えて)、導線42上のセンサ出力信号を
保持回路44に接続するためにも用いられる。そ
の後、保持回路44はその出力導線46上に、再
始動信号が導線32上に現われた瞬間に於ける導
線42上のセンサ出力信号の大きさを示す信号を
与え続ける。導線46上の信号は加算点48で導
線42上の瞬時センサ出力信号と比較され、両信
号の差を示す信号が導線50を経てウインドウ・
コンパレータ52に与えられる。ウインドウ・コ
ンパレータ52は導線50上の差信号を正及び負
の基準信号と比較して、差信号が所定のスレシホ
ルド値を超過しているか否かを判定する。もし超
過していれば、ウインドウ・コンパレータ52は
導線38上にアクテイビテイ信号を与え、この信
号はオア回路34を通過して、タイマをリセツト
する再始動信号を導線32上に生ずる。従つて、
もしセンサの瞬時出力とタイマの前回リセツト時
点に於けるセンサ出力との差が所定のスレシホル
ド値を超過すれば、タイマはそのタイムアウト以
前にリセツトされるので、導線22上に零故障信
号が現われない。他方、もしウインドウ・コンパ
レータ52によりタイマのリセツトからタイムア
ウトまでの間にスレシホルド値を超過するセンサ
出力信号の変化が検出されなければ、導線22上
に零故障信号が発せられる。
本発明の零故障検出部分の重要な特徴は、セン
サ10が測定可能な出力を有するべき時を判定す
るため関連センサ31のアクテイビテイが監視さ
れているので、センサ10が定常状態で長時間に
わたり有意な出力を生じないとしても、最小の大
きさのアクテイビテイに関して試験され得る。こ
うして、冗長センサではなく関連センサを利用す
ることにより、出力が零にとどまる状態となる故
障(たとえばジヤイロへの供給電源の喪失)を検
出するためのセンサのアクテイビテイ監視が可能
である。
サ10が測定可能な出力を有するべき時を判定す
るため関連センサ31のアクテイビテイが監視さ
れているので、センサ10が定常状態で長時間に
わたり有意な出力を生じないとしても、最小の大
きさのアクテイビテイに関して試験され得る。こ
うして、冗長センサではなく関連センサを利用す
ることにより、出力が零にとどまる状態となる故
障(たとえばジヤイロへの供給電源の喪失)を検
出するためのセンサのアクテイビテイ監視が可能
である。
導線42上のセンサ10の出力信号は突変的な
故障の際に生ずるような過大な速度での変化に関
しても監視される。たとえば、センサ10が2つ
の電位の間に接続された位置測定用ポテンシオメ
ータからなり監視対象要素に応答して位置決めさ
れるワイパを有する場合、両電位の一方が喪失す
ると、直ちに他方の電位がワイパにかかる。この
ことは、ワイパがその現在位置からポテンシオメ
ータの一端へ瞬間的に移動したことと等価であ
る。本発明の最大変化故障検出部分はこのような
突変的な故障の結果として生ずる過大速度での変
化を検出し得る。そのほかに、単に許容速度を越
える速度での変化の検出も可能である。
故障の際に生ずるような過大な速度での変化に関
しても監視される。たとえば、センサ10が2つ
の電位の間に接続された位置測定用ポテンシオメ
ータからなり監視対象要素に応答して位置決めさ
れるワイパを有する場合、両電位の一方が喪失す
ると、直ちに他方の電位がワイパにかかる。この
ことは、ワイパがその現在位置からポテンシオメ
ータの一端へ瞬間的に移動したことと等価であ
る。本発明の最大変化故障検出部分はこのような
突変的な故障の結果として生ずる過大速度での変
化を検出し得る。そのほかに、単に許容速度を越
える速度での変化の検出も可能である。
導線42上のセンサ出力信号は微分器56(ラ
プラス演算子Sで示されている)に与えられ、そ
の出力導線58上に生ずる信号は導線42上のセ
ンサ出力信号の変化速度の関数となる。この信号
はリミツタ60に与えられ、その出力導線62上
に生ずる信号は正及び負の側で速度制限された信
号となる。この信号は積分器64に与えられる。
積分器64は、内蔵の始動スイツチ66に導線1
6からリセツト/始動信号を与えられることによ
り、初期値から出発して導線62上の信号を積分
する。一例として、積分器64はキヤパシタンス
帰還回路付きの高利得演算増幅器からなり、その
リセツト/始動はたとえば帰還回路に挿入されて
いる電子スイツチの開閉により行なわれる。導線
70上の積分器64の出力信号は導線42上の瞬
時センサ出力信号に速度制限を課したものを表わ
している。なぜならば、瞬時センサ出力信号は先
ず微分器56で微分され、次いで積分器64によ
り積分されており、変化速度がリミツタ60によ
り定められる制限を越えている範囲を除けば、瞬
時センサ出力の完全な再現が行なわれるからであ
る。従つて、もし導線70上の信号が導線42上
の信号と異なつていれば、それは導線42上の信
号がリミツタ60により定められる所定の速度を
越える速度で変化していることによるものであ
る。たとえば、もしセンサ10が航空機の機首方
向ジヤイロであれば、航空機の機首は毎秒90のオ
ーダーの速度で変化し得る。もし機首方向が所定
の許容速度よりも速く変化し、導線58上の信号
がリミツタ60により制限されるような大きさと
なれば、積分器64の出力信号は直ちに導線42
上の信号と異なる大きさとなる。この差は加算点
72により検出され、この差を示す信号が導線7
4を経てウインドウ・コンパレータ76に与えら
れる。そこでこの信号と所定のスレシホルドを示
す正及び負の基準電圧とが比較され、その差によ
り最大変化故障の生起が検出される。すなわち、
導線42上のセンサ出力信号の変化速度が過大で
あれば、導線74上の差信号はウインドウ・コン
パレータ76に最大変化故障信号を導線78上に
発せしめるような大きさとなる。この信号はオア
回路14を通過して、双安定回路13をセツト
し、導線15上に故障信号を発する。
プラス演算子Sで示されている)に与えられ、そ
の出力導線58上に生ずる信号は導線42上のセ
ンサ出力信号の変化速度の関数となる。この信号
はリミツタ60に与えられ、その出力導線62上
に生ずる信号は正及び負の側で速度制限された信
号となる。この信号は積分器64に与えられる。
積分器64は、内蔵の始動スイツチ66に導線1
6からリセツト/始動信号を与えられることによ
り、初期値から出発して導線62上の信号を積分
する。一例として、積分器64はキヤパシタンス
帰還回路付きの高利得演算増幅器からなり、その
リセツト/始動はたとえば帰還回路に挿入されて
いる電子スイツチの開閉により行なわれる。導線
70上の積分器64の出力信号は導線42上の瞬
時センサ出力信号に速度制限を課したものを表わ
している。なぜならば、瞬時センサ出力信号は先
ず微分器56で微分され、次いで積分器64によ
り積分されており、変化速度がリミツタ60によ
り定められる制限を越えている範囲を除けば、瞬
時センサ出力の完全な再現が行なわれるからであ
る。従つて、もし導線70上の信号が導線42上
の信号と異なつていれば、それは導線42上の信
号がリミツタ60により定められる所定の速度を
越える速度で変化していることによるものであ
る。たとえば、もしセンサ10が航空機の機首方
向ジヤイロであれば、航空機の機首は毎秒90のオ
ーダーの速度で変化し得る。もし機首方向が所定
の許容速度よりも速く変化し、導線58上の信号
がリミツタ60により制限されるような大きさと
なれば、積分器64の出力信号は直ちに導線42
上の信号と異なる大きさとなる。この差は加算点
72により検出され、この差を示す信号が導線7
4を経てウインドウ・コンパレータ76に与えら
れる。そこでこの信号と所定のスレシホルドを示
す正及び負の基準電圧とが比較され、その差によ
り最大変化故障の生起が検出される。すなわち、
導線42上のセンサ出力信号の変化速度が過大で
あれば、導線74上の差信号はウインドウ・コン
パレータ76に最大変化故障信号を導線78上に
発せしめるような大きさとなる。この信号はオア
回路14を通過して、双安定回路13をセツト
し、導線15上に故障信号を発する。
必要に応じて、導線70上の速度制限出力は自
動飛行制御システムの機能を制御するためのセン
サ10からの出力として用いられ得る。それによ
り、もしセンサ10が突変的な故障を生じ導線4
2上の信号の大きさが急激に変化しても、導線7
0上の信号は急激に変化せずリミツタ60により
制限される速度でしか変化しないという追加的な
利点が得られる。このことは、自動飛行制御シス
テムの機能を制御するのに、許容値を越えないよ
うにスリユー・レートが制限されている信号を用
いることと等価であある。
動飛行制御システムの機能を制御するためのセン
サ10からの出力として用いられ得る。それによ
り、もしセンサ10が突変的な故障を生じ導線4
2上の信号の大きさが急激に変化しても、導線7
0上の信号は急激に変化せずリミツタ60により
制限される速度でしか変化しないという追加的な
利点が得られる。このことは、自動飛行制御シス
テムの機能を制御するのに、許容値を越えないよ
うにスリユー・レートが制限されている信号を用
いることと等価であある。
第1図の回路は当業者に知られている種々の技
術及び装置を用いて種々に実現可能である。たと
えば、タイマ20の機能は導線28上に開連セン
サのアクテイビテイ信号が存在する時にのみスイ
ツチの閉路により接続される一定入力電圧に応答
する積分器によつても実現され得る。この場合、
タイマのタイムアウトは積分器の出力が時間とと
もに直線的に増大するランプ電圧であることを利
用して判定され得る。また、ウインドウ・コンパ
レータ29,52,76により行なわれる比較
は、試験対象信号の絶対値をとり、それから基準
値を差引き、その結果を極性判定回路に通すこと
によつても行なわれ得る。絶対値形成回路はそれ
ぞれ単極性出力を有する相補性増幅器の対により
簡単に構成され得る。リミツタ60は正負の両方
向で出力がクランプされている増幅器により簡単
に実現され得る。微分器56は単なるRC回路で
あつてもよいし、それに増幅器を併用したアクテ
イブな微分回路であつてもよい。
術及び装置を用いて種々に実現可能である。たと
えば、タイマ20の機能は導線28上に開連セン
サのアクテイビテイ信号が存在する時にのみスイ
ツチの閉路により接続される一定入力電圧に応答
する積分器によつても実現され得る。この場合、
タイマのタイムアウトは積分器の出力が時間とと
もに直線的に増大するランプ電圧であることを利
用して判定され得る。また、ウインドウ・コンパ
レータ29,52,76により行なわれる比較
は、試験対象信号の絶対値をとり、それから基準
値を差引き、その結果を極性判定回路に通すこと
によつても行なわれ得る。絶対値形成回路はそれ
ぞれ単極性出力を有する相補性増幅器の対により
簡単に構成され得る。リミツタ60は正負の両方
向で出力がクランプされている増幅器により簡単
に実現され得る。微分器56は単なるRC回路で
あつてもよいし、それに増幅器を併用したアクテ
イブな微分回路であつてもよい。
以上に説明したのは、本発明のアナログ形成の
実施例である。第1図の回路の機能はデイジタル
計算機を含む装置によつても実現され得る。それ
に適した計算機の一例は“フエイル・オペレーシ
ヨナル、フエイル・セーフ多重計算機制御システ
ムに於ける選択的デイスイブルメント”という名
称の1978年8月31日付米国特許出願第928583号に
記載されている。このシステムでは、計算機によ
り冗長センサ間の比較が行なわれ、もし不一致が
認められれば、別のセンサから数学的に導き出さ
れた代替信号との比較によりどちらのセンサに故
障が生じたのかが判定される。しかし、この判定
方法が有効なのは特定のセンサに限る(ピツチ・
レート及びロール・レート・ジヤイロの信号と垂
直ジヤイロの信号から導き出されたピツチ・レー
ト及びロール・レート信号との比較)。それに対
して、本発明は代替信号が容易に数学的に導き出
されないセンサを含む装置にも利用され得る。
実施例である。第1図の回路の機能はデイジタル
計算機を含む装置によつても実現され得る。それ
に適した計算機の一例は“フエイル・オペレーシ
ヨナル、フエイル・セーフ多重計算機制御システ
ムに於ける選択的デイスイブルメント”という名
称の1978年8月31日付米国特許出願第928583号に
記載されている。このシステムでは、計算機によ
り冗長センサ間の比較が行なわれ、もし不一致が
認められれば、別のセンサから数学的に導き出さ
れた代替信号との比較によりどちらのセンサに故
障が生じたのかが判定される。しかし、この判定
方法が有効なのは特定のセンサに限る(ピツチ・
レート及びロール・レート・ジヤイロの信号と垂
直ジヤイロの信号から導き出されたピツチ・レー
ト及びロール・レート信号との比較)。それに対
して、本発明は代替信号が容易に数学的に導き出
されないセンサを含む装置にも利用され得る。
さて第2図を参照すると、デイジタル形式の実
施例に於て第1図の部分11に相当する零故障検
出部分の簡単化した論理流れ図が示されている。
ルーチンは零故障エントリ点80で開始し、第1
テスト82で機能故障フラグ及びパイロツト・オ
ーバーライド信号(後述するように、パイロツト
による手動制御によつて自動制御を無視すること
を示す信号)の有無により、アクテイビテイを監
視されているセンサにより制御される特定の機能
が(このセンサまたはその機能に関連する他のセ
ンサの故障の結果として)故障しているものと既
に判定されているか否かと、その機能が回復でき
るか否かを確認するためにパイロツトがオーバー
ライド(手動制御によつて自動制御を無視するこ
と)を行なうことを決定したか否か否かとがテス
トされる。このテストはルーチンの無意味な実行
を避けるためのものである。もしテスト82の結
果が否定的(N)であれば、ルーチンはテスト83に
進み、そこで航空機が地上にあるか否かが判定さ
れる。これは第1図の導線36上の信号(航空機
が地上にあることを示す信号)の作用と同様であ
る。もし航空機が地上にあれば、アクテイビテイ
監視は後記のようにリセツトまたは再始動される
ことになる。他方、もし航空機が地上になけれ
ば、テスト83の否定的結果によりルーチンはテ
スト81に進み、そこで関連センサのアクテイビ
テイのテストが既に満足されているか否かが判定
される。もし満足されていれば、テスト81の肯
定的(Y)結果によりルーチンはテスト88(後記)
に進む。もしテスト81の結果が否定的であれ
ば、ルーチンはテスト84に進み、そこで関連セ
ンサの出力信号の大きさが基準と比較される。こ
れは第1図のウインドウ・コンパレータ29が、
導線30上の関連センサ31の出力信号が所定の
スレシホルド値よりも大きいか否かを判定するの
と同様である。もし関連センサが十分な大きさの
出力を生じていれば、テスト84の肯定的結果に
よりルーチンはステツプ85に進み、そこで関連
センサ・アクテイビテイ・カウンタ(カウンタ値
が0のときに関連センサのアクテイビテイのテス
トが満足されていることを示す)が所定の基準か
ら減ぜられる。これは通常の形式の“パス・カウ
ンタ”である。たとえば、このカウンタが最初に
5にセツトされていれば、テスト84から肯定的
結果が得られるたびにカウンタは1ずつ減ぜら
れ、5回の肯定的結果によりカウンタは0に達す
る。次にテスト86で、カウンタが0に等しいか
否かがテストされ、もし等しければ、零故障検出
のためのテスト対象センサ(第1図のセンサ1
0)のアクテイビテイ監視が行なわれる。他方、
カウンタが0に等しくないと判定されれば、零故
障検出の過程はバイパスされる。このことは関連
センサ5がサイクル(または基準として用いられ
ている他のサイクル数)にわたりアクテイビテイ
を示していることを保証する。それにより、テス
ト対象センサ(センサ10)がアクテイビテイを
有しているべきであり、零故障に関してテストさ
れ得ることが保証される。従つて、テスト86の
肯定的結果はテスト81の肯定的結果(カウンタ
=0)と同等である。
施例に於て第1図の部分11に相当する零故障検
出部分の簡単化した論理流れ図が示されている。
ルーチンは零故障エントリ点80で開始し、第1
テスト82で機能故障フラグ及びパイロツト・オ
ーバーライド信号(後述するように、パイロツト
による手動制御によつて自動制御を無視すること
を示す信号)の有無により、アクテイビテイを監
視されているセンサにより制御される特定の機能
が(このセンサまたはその機能に関連する他のセ
ンサの故障の結果として)故障しているものと既
に判定されているか否かと、その機能が回復でき
るか否かを確認するためにパイロツトがオーバー
ライド(手動制御によつて自動制御を無視するこ
と)を行なうことを決定したか否か否かとがテス
トされる。このテストはルーチンの無意味な実行
を避けるためのものである。もしテスト82の結
果が否定的(N)であれば、ルーチンはテスト83に
進み、そこで航空機が地上にあるか否かが判定さ
れる。これは第1図の導線36上の信号(航空機
が地上にあることを示す信号)の作用と同様であ
る。もし航空機が地上にあれば、アクテイビテイ
監視は後記のようにリセツトまたは再始動される
ことになる。他方、もし航空機が地上になけれ
ば、テスト83の否定的結果によりルーチンはテ
スト81に進み、そこで関連センサのアクテイビ
テイのテストが既に満足されているか否かが判定
される。もし満足されていれば、テスト81の肯
定的(Y)結果によりルーチンはテスト88(後記)
に進む。もしテスト81の結果が否定的であれ
ば、ルーチンはテスト84に進み、そこで関連セ
ンサの出力信号の大きさが基準と比較される。こ
れは第1図のウインドウ・コンパレータ29が、
導線30上の関連センサ31の出力信号が所定の
スレシホルド値よりも大きいか否かを判定するの
と同様である。もし関連センサが十分な大きさの
出力を生じていれば、テスト84の肯定的結果に
よりルーチンはステツプ85に進み、そこで関連
センサ・アクテイビテイ・カウンタ(カウンタ値
が0のときに関連センサのアクテイビテイのテス
トが満足されていることを示す)が所定の基準か
ら減ぜられる。これは通常の形式の“パス・カウ
ンタ”である。たとえば、このカウンタが最初に
5にセツトされていれば、テスト84から肯定的
結果が得られるたびにカウンタは1ずつ減ぜら
れ、5回の肯定的結果によりカウンタは0に達す
る。次にテスト86で、カウンタが0に等しいか
否かがテストされ、もし等しければ、零故障検出
のためのテスト対象センサ(第1図のセンサ1
0)のアクテイビテイ監視が行なわれる。他方、
カウンタが0に等しくないと判定されれば、零故
障検出の過程はバイパスされる。このことは関連
センサ5がサイクル(または基準として用いられ
ている他のサイクル数)にわたりアクテイビテイ
を示していることを保証する。それにより、テス
ト対象センサ(センサ10)がアクテイビテイを
有しているべきであり、零故障に関してテストさ
れ得ることが保証される。従つて、テスト86の
肯定的結果はテスト81の肯定的結果(カウンタ
=0)と同等である。
テスト及びステツプ81〜86により、センサ10
のアクテイビテイが監視され得ることが示される
と、テスト88でセンサ出力の現在値(センサ
N)とその先行値(センサM)との差が所定のス
レシホルド値に達しないか否かが判定される。そ
の結果が肯定的であれば、ステツプ89でセンサ零
カウンタが増される。これは通常の形式のパス・
カウンタであり、サイクル毎にカウント値が増加
され、故障が連続的に数サイクルにわたつて認め
られなければ故障であると認識されないことを保
証する。それにより、急速に消える擬似条件によ
る無意味な故障表示が避けられる。ステツプ90で
は、センサ零カウンタが所定のパルス回数(3ま
たは5サイクルのオーダー)よりも高いカウント
まで進められたか否かが判定される。その結果が
肯定的であれば、ルーチンはステツプ91〜94に進
み、零故障コードがセツトされ、そのコードが
(たとえば前記米国特許出願に記載されている形
式のシステムであれば)メモリの不揮発性部分に
書込まれ、テスト対象センサの機能が故障してい
る事実を示すための機能故障フラグがセツトさ
れ、またその機能故障がパイロツトに表示され
る。ここで機能故障とは、たとえば自動飛行制御
システムが航空機の機首方向を保持する機能が喪
失している状態をいう。もし機首方向ジヤイロが
零故障を有すると判定されれば、機首方向保持機
能の故障が示される。パイロツトは、どの部品が
故障しているという事実よりも、どの機能が故障
しているという事実に関心がある。しかし、整備
員はどの部品が故障しているかに関心があるの
で、特定のセンサに対する零故障コードがセツト
され、不揮発性メモリに書込まれ、その事実が航
空機整備の際に確実に整備員に知らされれる。ス
テツプ93でセツトされる機能故障フラグは、前記
のように、テスト82でテストされるフラグであ
る。機能故障フラグはシステム内の関連のある他
部分の故障の結果としてもセツトされ得る。たと
えば機首方向保持機能は自動飛行制御システムの
機首方向保持部分の電源喪失によつても失なわれ
る。従つて、この電源喪失の事実により、ステツ
プ93でセツトされテスト82でテストされるもの
と同一の機能故障フラグがセツトされる。
のアクテイビテイが監視され得ることが示される
と、テスト88でセンサ出力の現在値(センサ
N)とその先行値(センサM)との差が所定のス
レシホルド値に達しないか否かが判定される。そ
の結果が肯定的であれば、ステツプ89でセンサ零
カウンタが増される。これは通常の形式のパス・
カウンタであり、サイクル毎にカウント値が増加
され、故障が連続的に数サイクルにわたつて認め
られなければ故障であると認識されないことを保
証する。それにより、急速に消える擬似条件によ
る無意味な故障表示が避けられる。ステツプ90で
は、センサ零カウンタが所定のパルス回数(3ま
たは5サイクルのオーダー)よりも高いカウント
まで進められたか否かが判定される。その結果が
肯定的であれば、ルーチンはステツプ91〜94に進
み、零故障コードがセツトされ、そのコードが
(たとえば前記米国特許出願に記載されている形
式のシステムであれば)メモリの不揮発性部分に
書込まれ、テスト対象センサの機能が故障してい
る事実を示すための機能故障フラグがセツトさ
れ、またその機能故障がパイロツトに表示され
る。ここで機能故障とは、たとえば自動飛行制御
システムが航空機の機首方向を保持する機能が喪
失している状態をいう。もし機首方向ジヤイロが
零故障を有すると判定されれば、機首方向保持機
能の故障が示される。パイロツトは、どの部品が
故障しているという事実よりも、どの機能が故障
しているという事実に関心がある。しかし、整備
員はどの部品が故障しているかに関心があるの
で、特定のセンサに対する零故障コードがセツト
され、不揮発性メモリに書込まれ、その事実が航
空機整備の際に確実に整備員に知らされれる。ス
テツプ93でセツトされる機能故障フラグは、前記
のように、テスト82でテストされるフラグであ
る。機能故障フラグはシステム内の関連のある他
部分の故障の結果としてもセツトされ得る。たと
えば機首方向保持機能は自動飛行制御システムの
機首方向保持部分の電源喪失によつても失なわれ
る。従つて、この電源喪失の事実により、ステツ
プ93でセツトされテスト82でテストされるもの
と同一の機能故障フラグがセツトされる。
ステツプ95で、(ステツプ89で増され、テスト
90でテストされた)センサ零カウンタがリセツ
トされ、またステツプ96で、(ステツプ85で減ぜ
られ、テスト86でテストされた)関連センサ・
アクテイビテイ・カウンタが基準値にリセツトさ
れる。これらのステツプは次回のルーチンで所定
回数の関連センサ・アクテイビテイの監視の後に
所定のテスト対象センサ・アクテイビテイの監視
により零故障の有無が判定されるようにするため
に必要である。ステツプ96の後に1回のルーチン
は完了し、リターン点97から計算機プログラム
の他の部分に戻る。
90でテストされた)センサ零カウンタがリセツ
トされ、またステツプ96で、(ステツプ85で減ぜ
られ、テスト86でテストされた)関連センサ・
アクテイビテイ・カウンタが基準値にリセツトさ
れる。これらのステツプは次回のルーチンで所定
回数の関連センサ・アクテイビテイの監視の後に
所定のテスト対象センサ・アクテイビテイの監視
により零故障の有無が判定されるようにするため
に必要である。ステツプ96の後に1回のルーチン
は完了し、リターン点97から計算機プログラム
の他の部分に戻る。
テスト83で航空機が地上にあることが示され
た場合(航空機以外の応用例ではそれに準ずる場
合)またはテスト84で関連センサの出力の大き
さが基準値に達しないと判定された場合には、ス
テツプ98で関連センサ・アクテイビテイ・カウン
タが基準回数にセツトされる。従つて、それ以前
に基準カウントに満たない何回かのカウントが行
なわれたとしても、カウントは新規に開始され
る。また、このような場合には、第2図のステツ
プ85からステツプ96までの部分はバイパスされ
る。しかし、センサ零カウンタはステツプ99でリ
セツトされ、またセンサ出力値はステツプ100で
更新される。
た場合(航空機以外の応用例ではそれに準ずる場
合)またはテスト84で関連センサの出力の大き
さが基準値に達しないと判定された場合には、ス
テツプ98で関連センサ・アクテイビテイ・カウン
タが基準回数にセツトされる。従つて、それ以前
に基準カウントに満たない何回かのカウントが行
なわれたとしても、カウントは新規に開始され
る。また、このような場合には、第2図のステツ
プ85からステツプ96までの部分はバイパスされ
る。しかし、センサ零カウンタはステツプ99でリ
セツトされ、またセンサ出力値はステツプ100で
更新される。
関連センサ(31、第1図)が所定の回数にわ
たり有意なアクテイビテイを有していたことが関
連センサ・アクテイビテイ・カウンタにより示さ
れ、従つてテスト対象センサ(10、第1図)の
アクテイビテイがその零故障検出のために監視さ
れ得る場合に、センサ出力の現在値とその先行値
との差が所定のスレシホルド値よりも大きい(す
なわちセンサが十分にアクテイブである)ために
テスト88の結果が肯定的であれば、その後の零
故障検出プログラム(ステツプ89〜96)はバイパ
スされ、また前記のように関連センサ・アクテイ
ビテイ・カウンタはステツプ98で基準回数にセ
ツトされ、センサ零カウンタはステツプ99で零
にリセツトされ、またセンサ出力値はステツプ
100で更新される。しかし、センサ出力の現在値
とその先行値との差が所定のスレシホルド値に達
しないためにステツプ88で零が検出された際には
常にセンサ零カウンタがステツプ89で増され、そ
のカウント回数がステツプ90でテストされる。零
がステツプ88で所定の回数だけ検出されるまで
はテスト90の結果は否定的であり、このような
場合にはセンサ出力の更新は行なわれず、ルーチ
ンはリターーン点97から戻される。所定回数の
零が検出されたときに初めて零故障と判定される
ことは前記のとおりである。
たり有意なアクテイビテイを有していたことが関
連センサ・アクテイビテイ・カウンタにより示さ
れ、従つてテスト対象センサ(10、第1図)の
アクテイビテイがその零故障検出のために監視さ
れ得る場合に、センサ出力の現在値とその先行値
との差が所定のスレシホルド値よりも大きい(す
なわちセンサが十分にアクテイブである)ために
テスト88の結果が肯定的であれば、その後の零
故障検出プログラム(ステツプ89〜96)はバイパ
スされ、また前記のように関連センサ・アクテイ
ビテイ・カウンタはステツプ98で基準回数にセ
ツトされ、センサ零カウンタはステツプ99で零
にリセツトされ、またセンサ出力値はステツプ
100で更新される。しかし、センサ出力の現在値
とその先行値との差が所定のスレシホルド値に達
しないためにステツプ88で零が検出された際には
常にセンサ零カウンタがステツプ89で増され、そ
のカウント回数がステツプ90でテストされる。零
がステツプ88で所定の回数だけ検出されるまで
はテスト90の結果は否定的であり、このような
場合にはセンサ出力の更新は行なわれず、ルーチ
ンはリターーン点97から戻される。所定回数の
零が検出されたときに初めて零故障と判定される
ことは前記のとおりである。
第2図で説明したデイジタル形式の零故障検出
を第1図に示したアナログ・ハードウエアと比較
すると、テスト83は航空機が地上にあることを
示す導線36(第1図)上の信号によりタイマを
リセツトする作用と等価である。テスト84はウ
インドウ・コンパレータ29(第1図)と等価で
ある。テスト88はウインドウ・コンパレータ5
2(第1図)と等価であり、ステツプ89及びテテ
スト90はタイマ20(第1図)のタイムアウト
と等価な機能である。第1図の導線32上の再始
動信号の作用に相当するのは第2図のステツプ98
及び99(ならびにステツプ95及び96)の作用であ
る。
を第1図に示したアナログ・ハードウエアと比較
すると、テスト83は航空機が地上にあることを
示す導線36(第1図)上の信号によりタイマを
リセツトする作用と等価である。テスト84はウ
インドウ・コンパレータ29(第1図)と等価で
ある。テスト88はウインドウ・コンパレータ5
2(第1図)と等価であり、ステツプ89及びテテ
スト90はタイマ20(第1図)のタイムアウト
と等価な機能である。第1図の導線32上の再始
動信号の作用に相当するのは第2図のステツプ98
及び99(ならびにステツプ95及び96)の作用であ
る。
次に第3図を参照すると、第1図の部分12に
相当するデイジタル形式の最大変化故障検出部分
の簡単化した論理流れ図が示されている。ルーチ
ンはは最大変化故障エントリ点101で開始し、
第1テスト102で第2図のテスト82と同様に
機能故障フラグ及びパイロツト・オーバーライド
信号の有無がテストされる。テスト102の結果
が否定的であれば、テスト103で積分が既に開
始されているか否かが判定される。もし積分がま
だ開始されていなければ、ステツプ104で前のサ
イクルのセンサ出力値(センサN)が現在のセン
サ出力値(センサM)に更新され、またステツプ
105で積分器(後記のようにレジスタまたはメモ
リ場所)の初期値がセンサ出力の現在値にセツト
される。これは第1図の積分器64に導線16上
のリセツト/始動信号を与えることと等価であ
る。ステツプ106では、積分が開始されたことを
示すフラグがセツトされ、このフラグはその後に
ルーチンをテスト103からステツプ104〜106を
バイパスしてステツプ107に進めるに用いられる。
相当するデイジタル形式の最大変化故障検出部分
の簡単化した論理流れ図が示されている。ルーチ
ンはは最大変化故障エントリ点101で開始し、
第1テスト102で第2図のテスト82と同様に
機能故障フラグ及びパイロツト・オーバーライド
信号の有無がテストされる。テスト102の結果
が否定的であれば、テスト103で積分が既に開
始されているか否かが判定される。もし積分がま
だ開始されていなければ、ステツプ104で前のサ
イクルのセンサ出力値(センサN)が現在のセン
サ出力値(センサM)に更新され、またステツプ
105で積分器(後記のようにレジスタまたはメモ
リ場所)の初期値がセンサ出力の現在値にセツト
される。これは第1図の積分器64に導線16上
のリセツト/始動信号を与えることと等価であ
る。ステツプ106では、積分が開始されたことを
示すフラグがセツトされ、このフラグはその後に
ルーチンをテスト103からステツプ104〜106を
バイパスしてステツプ107に進めるに用いられる。
第3図のステツプ107は第1図の微分器56と
等価であり、現在のセンサ出力値と前のサイクル
のセンサ出力値との差をとり、これらの間の差分
Dを求める。一対のテスト108、109はこの
差分が制御値(LIM)の範囲内であるか否かを
判定する。その結果が否定的であれば、第1図の
リミツタ60と等価なステツプ110、111により差
分値は正または負の制限値にセツトされる。ステ
ツプ112では、ステツプ105でセツトされた初期値
にステツプ107で求められた差分値Dを加算する
ことにより積分が行なわれる。もし差分値Dが制
限値(LIM)の範囲内にありテスト108,1
09の結果がいずれも否定的であれば、この差分
値は正の制限値でも負の制限値でもクランプさて
いないので、この差分値を初期値に加算した積分
値はセンサ出力の現在値Nと等しいはずである。
もし等しくなければ、ステツプ113で求められた
両値の差(X)は、ステツプ114で決定されるように、
所定の基準値(特定の機能に依存して予め設定さ
れる)よりも大きくなる。即ち、センサ出力の現
在値と前のサイクルの値との差が所定の制限値を
越えると、センサ出力が過大な変位速度で変化し
ていることを意味する。変位速度が速過ぎるた
め、差分値Dは制限され、積分値に加算された差
分値は、センサ出力の現在値とは等しくならな
い。しかし、十分な故障を示すためには、テスト
114で使用される基準値を越えてはならない。
しかし、その後のサイクルにおいて既に積分値に
影響を及ぼしているので、この過大な変位速度が
続いている場合には、不適当な量の差分値Dが加
えられながら更に積分値に影響を及ぼす。最終的
には、現在のセンサ値と積分値との差分値がテス
ト114の肯定的な結果を生ずる。このような事
態が起こると、最大変位カウンタはステツプ115
で増大され(これは、故障を認識する前に連続的
な幾つかの故障を要求するパスカウンタの形態と
同じである)、ステツプ116において、最大変位カ
ウンタが予め選択されたパス回数を越えたか否か
が判定される。越えている場合には、ステツプ
117−122において、故障が認識され、ハウスキー
ピングオペレーシヨンが行われる。ステツプ117
では、監視される特定のセンサのための最大変位
故障コードが設定される。このコードは、ステツ
プ118によつて不揮発性メモリに書き込まれる。
ステツプ119では、機能故障フラグが設定される
(これは、第2図のステツプ93において設定可能
な機能故障フラグと同じである)。また、ステツ
プ120(第2図のステツプ94に対応する)におい
て、その機能故障がパイロツトに表示される。次
に、ステツプ121において、最大変位カウンタが
リセツトされ、ステツプ122において、積分開始
フラグがリセツトされる。その後、このルーチン
が実行され(機能故障フラグがもはやセツトされ
ない後、あるいは、テスト102が否定的である
ようにパイロツトがオーバーライドスイツチを押
した場合)、第1図の導線16上のリセツト/始
動信号により最大変位故障検出部分が再始動され
るのと同様に、エントリ点101から繰り返され
る。
等価であり、現在のセンサ出力値と前のサイクル
のセンサ出力値との差をとり、これらの間の差分
Dを求める。一対のテスト108、109はこの
差分が制御値(LIM)の範囲内であるか否かを
判定する。その結果が否定的であれば、第1図の
リミツタ60と等価なステツプ110、111により差
分値は正または負の制限値にセツトされる。ステ
ツプ112では、ステツプ105でセツトされた初期値
にステツプ107で求められた差分値Dを加算する
ことにより積分が行なわれる。もし差分値Dが制
限値(LIM)の範囲内にありテスト108,1
09の結果がいずれも否定的であれば、この差分
値は正の制限値でも負の制限値でもクランプさて
いないので、この差分値を初期値に加算した積分
値はセンサ出力の現在値Nと等しいはずである。
もし等しくなければ、ステツプ113で求められた
両値の差(X)は、ステツプ114で決定されるように、
所定の基準値(特定の機能に依存して予め設定さ
れる)よりも大きくなる。即ち、センサ出力の現
在値と前のサイクルの値との差が所定の制限値を
越えると、センサ出力が過大な変位速度で変化し
ていることを意味する。変位速度が速過ぎるた
め、差分値Dは制限され、積分値に加算された差
分値は、センサ出力の現在値とは等しくならな
い。しかし、十分な故障を示すためには、テスト
114で使用される基準値を越えてはならない。
しかし、その後のサイクルにおいて既に積分値に
影響を及ぼしているので、この過大な変位速度が
続いている場合には、不適当な量の差分値Dが加
えられながら更に積分値に影響を及ぼす。最終的
には、現在のセンサ値と積分値との差分値がテス
ト114の肯定的な結果を生ずる。このような事
態が起こると、最大変位カウンタはステツプ115
で増大され(これは、故障を認識する前に連続的
な幾つかの故障を要求するパスカウンタの形態と
同じである)、ステツプ116において、最大変位カ
ウンタが予め選択されたパス回数を越えたか否か
が判定される。越えている場合には、ステツプ
117−122において、故障が認識され、ハウスキー
ピングオペレーシヨンが行われる。ステツプ117
では、監視される特定のセンサのための最大変位
故障コードが設定される。このコードは、ステツ
プ118によつて不揮発性メモリに書き込まれる。
ステツプ119では、機能故障フラグが設定される
(これは、第2図のステツプ93において設定可能
な機能故障フラグと同じである)。また、ステツ
プ120(第2図のステツプ94に対応する)におい
て、その機能故障がパイロツトに表示される。次
に、ステツプ121において、最大変位カウンタが
リセツトされ、ステツプ122において、積分開始
フラグがリセツトされる。その後、このルーチン
が実行され(機能故障フラグがもはやセツトされ
ない後、あるいは、テスト102が否定的である
ようにパイロツトがオーバーライドスイツチを押
した場合)、第1図の導線16上のリセツト/始
動信号により最大変位故障検出部分が再始動され
るのと同様に、エントリ点101から繰り返され
る。
テスト114で、現在値と積分値との差が基準
値を越えないと判定された場合には、テスト11
4の否定的結果により、ステツプ123で過大速度
カウンタがリセツトされ、またステツプ124でセ
ンサ出力の最終サイクルの値が更新される。しか
し、いつたん故障が検出され、バス・カウンタが
増されていれば、ステツプ124はバイパスされる
ので、センサ出力の最終サイクルの値の更新は行
なわれない。このことは、高い変化速度が検出さ
れている場合に必要である。なぜならば、センサ
が突変的に故障した場合に、もしセンサ出力値が
突変後の値に更新されたとすれば、それ以降のす
べてのサイクルでは新旧の値がほぼ等しく、パ
ス・カウンタが増されないからでである。換言す
れば、所定の回数のサイクルに対して突変前のセ
ンサ出力値が保持され、突変後のセンサ出力値と
比較されることがステツプ116で所定のパス回数
の超過により故障判定が行なわれ得るための必要
条件である。ステツプ124(1回も故障が検出され
ない)またはステツプ116(少なくとも1回の故障
が検出された)またはステツプ122(所定の回数の
故障が検出された)はリターン点126を通つて
プログラムの他の部分に進み得る。
値を越えないと判定された場合には、テスト11
4の否定的結果により、ステツプ123で過大速度
カウンタがリセツトされ、またステツプ124でセ
ンサ出力の最終サイクルの値が更新される。しか
し、いつたん故障が検出され、バス・カウンタが
増されていれば、ステツプ124はバイパスされる
ので、センサ出力の最終サイクルの値の更新は行
なわれない。このことは、高い変化速度が検出さ
れている場合に必要である。なぜならば、センサ
が突変的に故障した場合に、もしセンサ出力値が
突変後の値に更新されたとすれば、それ以降のす
べてのサイクルでは新旧の値がほぼ等しく、パ
ス・カウンタが増されないからでである。換言す
れば、所定の回数のサイクルに対して突変前のセ
ンサ出力値が保持され、突変後のセンサ出力値と
比較されることがステツプ116で所定のパス回数
の超過により故障判定が行なわれ得るための必要
条件である。ステツプ124(1回も故障が検出され
ない)またはステツプ116(少なくとも1回の故障
が検出された)またはステツプ122(所定の回数の
故障が検出された)はリターン点126を通つて
プログラムの他の部分に進み得る。
前記のように、第2図及び第3図で説明した本
発明によるデイジタル形式のシステムは前記米国
特許出願に記載されている形式の装置を用いて実
現され得る。たとえば、その明細書に表で説明さ
れているダイレクト・メモリ・アクセス・データ
移動を本発明に於けるセンサ出力値の読込みに用
い得る。また、その明細書に記載されているイン
ターラプト・ルーチンRT1〜RT4を本発明に
於けるサブルーチンとして用い得る。さらに、た
とえば、その明細書の第9図のサブルーチン90
6と第13図のサブルーチン1304とはそれぞ
れ対気速度故障検出、機首方向故障検出のための
テストに利用され得る。
発明によるデイジタル形式のシステムは前記米国
特許出願に記載されている形式の装置を用いて実
現され得る。たとえば、その明細書に表で説明さ
れているダイレクト・メモリ・アクセス・データ
移動を本発明に於けるセンサ出力値の読込みに用
い得る。また、その明細書に記載されているイン
ターラプト・ルーチンRT1〜RT4を本発明に
於けるサブルーチンとして用い得る。さらに、た
とえば、その明細書の第9図のサブルーチン90
6と第13図のサブルーチン1304とはそれぞ
れ対気速度故障検出、機首方向故障検出のための
テストに利用され得る。
第1図の導線70上の信号のように速度制限さ
れた信号が安全性の尺度として既に得られている
場合には、本発明による自動監視のために装置5
6,60及び66を使用する必要はなく既存の速
度制限値を加算点72に直接与えることができ、
また第3図でステツプ112からステツプ113に与え
る積分値として既存の速度制限値を利用すること
ができる。
れた信号が安全性の尺度として既に得られている
場合には、本発明による自動監視のために装置5
6,60及び66を使用する必要はなく既存の速
度制限値を加算点72に直接与えることができ、
また第3図でステツプ112からステツプ113に与え
る積分値として既存の速度制限値を利用すること
ができる。
以上には、本発明をヘリコプタまたは他の航空
機の自動飛行制御システムに応用するものとして
説明してきた。しかし本発明の原理は、センサの
インアクテイビテイまたはハイパーアクテイビテ
イがセンサの故障を検出するのに監視され得る場
合、一層詳細には、センサの出力が零であるべき
ではない時期をアイデンテイフアイし得る関連セ
ンサが存在している場合にセンサの零故障及び過
大速度故障を検出するのに、航空機以外にも応用
可能である。アナログ形式とデイジタル形式との
選択が、本発明の適用対象であるシステムにいず
れにせよデイジタル・プロセツシング能力が必要
とされるか否かに関係することは勿論である。本
発明に於て必要とする機能は簡単なものであるか
ら、デイジタル・システムの形式は任意であつて
よく、非常に小さいマイクロコンピユターの使用
も可能である。従つて、第2図及び第3図で説明
したデイジタル形式の実施例は任意に形式のデイ
ジタル・プロセツシング・システムに適した標準
的なプログラミング手法を用いて実現可能であ
る。実施例では信号として振幅が用いられている
が、周波数信号、パルス幅信号なども用いられ得
る。
機の自動飛行制御システムに応用するものとして
説明してきた。しかし本発明の原理は、センサの
インアクテイビテイまたはハイパーアクテイビテ
イがセンサの故障を検出するのに監視され得る場
合、一層詳細には、センサの出力が零であるべき
ではない時期をアイデンテイフアイし得る関連セ
ンサが存在している場合にセンサの零故障及び過
大速度故障を検出するのに、航空機以外にも応用
可能である。アナログ形式とデイジタル形式との
選択が、本発明の適用対象であるシステムにいず
れにせよデイジタル・プロセツシング能力が必要
とされるか否かに関係することは勿論である。本
発明に於て必要とする機能は簡単なものであるか
ら、デイジタル・システムの形式は任意であつて
よく、非常に小さいマイクロコンピユターの使用
も可能である。従つて、第2図及び第3図で説明
したデイジタル形式の実施例は任意に形式のデイ
ジタル・プロセツシング・システムに適した標準
的なプログラミング手法を用いて実現可能であ
る。実施例では信号として振幅が用いられている
が、周波数信号、パルス幅信号なども用いられ得
る。
本発明をその典型的な実施例について図示し説
明してきたが、本発明の範囲から逸脱することな
く、その形態及び細部に前記及び他の種々の変
更、省略及び追加がなされ得ることは当業者によ
り理解されよう。
明してきたが、本発明の範囲から逸脱することな
く、その形態及び細部に前記及び他の種々の変
更、省略及び追加がなされ得ることは当業者によ
り理解されよう。
第1図は本発明のアナログ形式の実施例の簡単
化したブロツク図である。第2図は本発明のデイ
ジタル形式の実施例に於ける零故障検出部分の簡
単化した論理流れ図である。第3図は本発明のデ
イジタル形式の実施例に於ける最大変化故障検出
部分の簡略化した論理流れ図である。 10……センサ、11……零故障検出部分、1
2……最大変化故障検出部分、13……故障表示
用双安定素子、14……オア回路、17……オア
回路、20……タイマ、24……センサ・アクテ
イビテイ検出器、27……双安定素子、29……
ウインドウ・コンパレータ、31……開連セン
サ、34……オア回路、40……スイツチ、44
……保持回路、48……加算点、52……ウイン
ドウ・コンパレータ、56……微分回路、60…
…リミツタ、64……積分回路、66……始動ス
イツチ、72……加算点、76……ウインドウ・
コンパレータ。
化したブロツク図である。第2図は本発明のデイ
ジタル形式の実施例に於ける零故障検出部分の簡
単化した論理流れ図である。第3図は本発明のデ
イジタル形式の実施例に於ける最大変化故障検出
部分の簡略化した論理流れ図である。 10……センサ、11……零故障検出部分、1
2……最大変化故障検出部分、13……故障表示
用双安定素子、14……オア回路、17……オア
回路、20……タイマ、24……センサ・アクテ
イビテイ検出器、27……双安定素子、29……
ウインドウ・コンパレータ、31……開連セン
サ、34……オア回路、40……スイツチ、44
……保持回路、48……加算点、52……ウイン
ドウ・コンパレータ、56……微分回路、60…
…リミツタ、64……積分回路、66……始動ス
イツチ、72……加算点、76……ウインドウ・
コンパレータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の航空機制御パラメータの内の所定の第
一の制御パラメータを検出して第一の出力信号を
発生する第一のセンサと、 前記第一の制御パラメータが変化したときにこ
れに伴つて必然的に変化する第二の制御パラメー
タを検出して第二の出力信号を発生する第二のセ
ンサと、 前記第一の出力信号を変化率を所定範囲内に維
持するように前記第一の出力信号の信号値を制限
し、この第一の出力信号の制御信号を航空機の制
御装置に出力する制御信号発生手段と、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつてから前記第一の出力信号の変化
量が第一の閾値に達するまでの経過時間を計測し
て、該計側時間が所定時間以上となつたときに第
一のセンサの故障を示す第一の故障検出信号を発
生する第一の故障検出手段と、 前記第一の出力信号と前記制限信号の信号値を
比較して、出力信号の差が所定の第二の閾値以上
となつた時に第一のセンサの故障を示す第二の故
障検出信号を発生する第二の故障検出手段とによ
つて構成したことを特徴とする航空機の自動飛行
制御システムにおけるセンサシステムの故障検出
装置。 2 複数の航空機制御パラメータの内の所定の第
一の制御パラメータを検出して第一の出力信号を
発生する第一のセンサと、 前記第一の制御パラメータが変化したときにこ
れに伴つて必然的に変化する第二の制御パラメー
タを検出して第二の出力信号を発生する第二のセ
ンサと、 前記第一の出力信号を変化率を所定範囲内に維
持するように前記第一の出力信号の信号値を制限
し、この第一の出力信号の制限信号を航空機の制
御装置に出力する制限信号発生手段と、 前記第二のセンサが出力する第二の出力信号の
変化量を検出し、該第二の出力信号の変化量が所
定値以上となつてから前記第一の出力信号の変化
量が第一の閾値に達するまでの経過時間を計測し
て、該計測時間が所定時間以上となつたときに第
一のセンサの故障を示す第一の故障検出信号を発
生する第一の故障検出手段と、 前記第一の出力信号と前記制限信号の信号値を
比較して、出力信号の差が所定の第二の閾値以上
となつた時に第一のセンサの出力信号の異常変化
を示す異常変化検出信号を発生する異常変化検出
信号発生手段と、 前記異常変化検出信号の継続をカウントしてカ
ウント値が所定時間に対応した第三の閾値に達し
た時に前記第一のセンサの故障を示す第二の故障
検出信号を発生する第二の故障検出手段とによつ
て構成したことを特徴とする航空機の自動飛行制
御システムにおけるセンサシステムの故障検出装
置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/163,445 US4337516A (en) | 1980-06-26 | 1980-06-26 | Sensor fault detection by activity monitoring |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5741711A JPS5741711A (en) | 1982-03-09 |
JPH0551924B2 true JPH0551924B2 (ja) | 1993-08-04 |
Family
ID=22590033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56099553A Granted JPS5741711A (en) | 1980-06-26 | 1981-06-26 | Automatic monitoring sensor system |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4337516A (ja) |
JP (1) | JPS5741711A (ja) |
AU (1) | AU542308B2 (ja) |
CA (1) | CA1164067A (ja) |
DE (1) | DE3124082A1 (ja) |
ES (1) | ES8204168A1 (ja) |
FR (1) | FR2488397A1 (ja) |
GB (1) | GB2079466B (ja) |
IT (1) | IT1137944B (ja) |
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