JPH0551299U - 立体整形乾燥機用のズボンの支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ズボンの胴部の左右両端をクリップ等で挟まず
とも、能率的且つ確実にピンと張った状態で支持し得る
立体整形乾燥機用のズボンの支持体の提供を目的とす
る。 【構成】ズボン胴部の開口部分に挿入される一対の係止
体４，４と、これらの係止体の少なくとも何れか一方を
移動させることにより一対の係止体間の間隔を広げる拡
張機構とを備える。そして、拡張機構により移動させら
れる係止体４，４を回動可能とすることによって、ズボ
ンの胴部の布を送り得るようにし、ズボンの胴部が完全
に拡がるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、クリーニング作業に用いられる立体整形乾燥機用のズボンの支持体 の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

今日、クリーニングの仕上げ工程には、立体整形乾燥機が用いられている。こ の立体整形乾燥機は、ドレス、ジャケット、ズボン等の衣服を支持する支持体と 、この支持体に支持された衣服に対し下方から熱風等を供給する手段とを備えて いる。 そして、この種の立体整形乾燥機に用いられる支持体は、衣服の種類や形状に 応じて種々のものが用意される。例えば、ドレスやジャケットの場合、人体の形 状に近いものを用いて、これに衣服を着せるようにして支持させるが、ズボンの 場合には、ズボンの左右夫々の裾を下部に配位してクリップ等の適当な係止具に よって支持すると共に、胴部の左右両端とを上部に配位して同様なクリップ等の 係止具によって支持し、胴部から熱風等を供給するようにしている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、ズボンの胴部の左右両端を、一々クリップ等で挟んでいくのは能率 が悪い。そこで、本願考案は、胴部の左右両端をクリップ等で挟まずとも、能率 的に支持し得るものを提供することを目的とする。 又、ズボンの胴部を上方に配位した場合、この胴部に対して熱風を供給するに は、熱風を下方から上方に導く通路が必要となり装置が複雑化することは勿論、 上方に導く間に熱風の温度が低下するおそれもあり、熱効率の点からも好ましく はない。尚、この場合、熱風の供給源を上方に配位することも考えられるが、他 のドレスやジャケットの場合は、熱風の供給源を下方に配位する方が好ましい。 そのため、ドレスやジャケットとの互換性を考えると、熱風の供給源を下方に配 位せざるを得ないこととなる。 さらに、裾の挟持は、単に裾の折り目を合わせて挟むだけで足るが、ズボンの 胴部は裾に比して皺等が発生しやすく、作業も複雑となる。ところが、従来のよ うに胴部を上にすると、常に胴部の落下を防止しつつその作業を行う必要が生じ 、作業能率が極めて悪いものとなっている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

そこで本願の第１の考案は、次の構成を特徴とするズボンの支持体を提供する ことにより、上記の課題を解決する。 本願のズボンの支持体は、ズボンｚ胴部の開口部分に挿入される一対の係止体 ４，４と、これらの係止体の少なくとも何れか一方を移動させることにより一対 の係止体間の間隔を広げる拡張機構とを備える。そして、拡張機構により移動さ せられる係止体４，４の少なくともズボンｚ胴部の開口部分に接触する部分が、 回動可能であることを特徴とするものである。 本願の第２の考案は、第１の考案の支持体において、ズボンｚ胴部の開口部分 に挿入される一対の係止体４，４が下部に配位され、ズボン裾の下端を係止する 挟持具７，７が上部に配位されていることを特徴とするものを提供する。 本願の第３の考案は、第２の考案の支持体において、下部に配位された一対の 係止体４，４の上方にズボンのポケットを支持するポケット載置部５が配位され たことを特徴とするものを提供する。

【０００５】

【作用】

本願考案のズボンの支持体は、次のようにしてズボンを簡単に支持することが できる。まず、両係止体４，４間を狭めた状態で、それらの外周にズボンの胴部 ｚを沿わせる（図５の（Ａ）参照）。次に、拡張機構により、両係止体４，４間 を左右に広げる（図５の（Ｂ）参照）。このとき、両係止体４，４が回動不能で あるとすると、ズボンの胴部ｚの布を送ることができないため、ズボンの胴部ｚ が完全に拡がらない状態で、両係止体４，４の動きが停止してしまうおそれがあ るが、両係止体４，４を回動可能とすることによって、ズボンの胴部ｚの布を送 り得るようにし、ズボンの胴部ｚが完全に拡がるようにした（図５の（Ｃ）参照 ）。 又、ズボンｚ胴部の開口部分に挿入される一対の係止体４，４を下部に配位し 、ズボン裾の下端を係止する挟持具７，７を上部に配位さることによって、作業 の簡単な裾を先に上方で支持させることができる。これによりズボンの落下のお それを無くし、丁寧にズボンの胴部の支持を行うことができるものである。 尚、ポケット載置部５を設けておくことよって、ポケットが、ズボンの胴部か ら垂れ下がり、両係止体４，４の上端を塞ぐことを防止し得る。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に基づき、本考案の実施例を説明する。 まず実施例の支持体が用いられる立体整形乾燥機の概略について、図４に基づ き説明しておく。この立体整形乾燥機は、扉によって開閉可能な出し入れ口１０ １を前面に有する整形乾燥室１０２と、この整形乾燥室１０２の天部１０３に設 けられた吸引手段１０７と、底部１０４とを備える。この底部には、図示はしな いが、ヒータ或いは蒸気発生機が配位されていると共に、空気の導通孔が形成さ れている。そして、支持体１ａ，１にズボン等の衣服を装着して、空気の導通孔 上に載置され、扉が閉められる。尚、支持体１ａはジャケット用の支持体であり 、１が本願実施例の支持体である。この扉を閉めた状態では、整形乾燥室１０２ 内は略密閉されているため、吸引手段１０３を作動させることにより、外部の空 気が底部１０４の導通孔を介して整形乾燥室１０２へと導かれる。このとき、ヒ ータ或いは蒸気発生機により空気は、熱風或いは蒸気を含んだ熱風となり、ズボ ン等の衣服の整形乾燥を行い、吸引手段１０３から外部へと排出される。

【０００７】 図１は、実施例の支持体を用いた衣服の立体整形乾燥機の斜視図であり、図２ は同正面図である。この正面図では、整形乾燥室１０２内への収納状態を明らか にするため、整形乾燥室１０２の出し入れ口１０１と天部１０３と底部１０４と を図示した。 この支持体１は、基部２と、この基部の上面に設けられた左右一対の係止体４ ，４と、これらの係止体４，４の上方に配位されたポケット載置部５とを備える 。さらに、基部２の後部からは一対の支柱６，６が上方に立設され、その先端に は挟持具７，７が設けられている。

【０００８】 基部２についてさらに詳しく説明すると、この基部２は、内部が空洞の略直方 体形状をなしており、その底面には、上記の立体整形乾燥機の底部１０４の導通 孔に接続し得る開口（図示せず）が形成されている。 そしてこの底面の開口と導通するように、上面にも開口３が形成されており、 熱風或いは蒸気を含んだ熱風は、立体整形乾燥機の底部１０４の導通孔から、支 持体の基部の底面に形成された開口（図示せず）を経て、上面の開口３から上方 へ流れるようになっている。

【０００９】 次に、一対の係止体４，４について説明すると、各係止体４は、中空の略円筒 形状をなし、バー材４１によって、軸４２に回動可能に取り付けられている。さ らに詳しくは、各係止体４の略円筒形の壁面には、多数の小孔４３が穿設されて いる。 軸４２は、上記の上面の開口３内に配位されており、各係止体４は基部２の上 面より突出した状態に配位されている。 この軸４２は、拡張機構により左右方向に移動し、この軸４２，４２の移動に より、各係止体４が移動する。

【００１０】 この拡張機構の一例について、図３に基づき説明する。この図３は基部２の内 部構造の説明図であり、上記の軸４２，４２は、一対のアーム材４４，４４の先 端に取り付けられている。各アーム材４４の後端は、基部２の後部に回動可能に 取り付けられ、引っ張りコイルスプリング４５によって、アーム材４４先端が外 側に開くように付勢されている。各アーム材４４の後端寄りには、補助材４６の 後端が回動可能に取り付けられ、各補助材４６の先端は中央の摺動駒４７に回動 可能に取り付けられている。この摺動駒４７は、ガイド軸４８に摺動可能に取り 付けられている。従って、引っ張りコイルスプリング４５によって、各アーム材 ４４先端が外側に開く際には、中央の摺動駒４７が後方へ移動し、これによって 左右均等に両アーム材４４先端が外側に開くようにしている。

【００１１】 さらに、一方のアーム材４４の先端寄りには、係合材４９が回動可能に取り付 けられ、他方のアーム材４４の先端寄りには、この係合材４９の係合凹部５１に 係合するピン５２が設けられている。そして、この係合凹部５１とピン５２との 係合によって、両アーム材４４，４４は互いに接近した状態に保持されると共に 、両者の係合が外れることによって、両アーム材４４，４４は引っ張りコイルス プリング４５によって外側へ開き、各係止体４も互いに遠ざかる方向に移動する 。

【００１２】 この係合を外すための機構として、係合材４９には当て板５３が形成され、こ の当て板５３を押すためのステム５４が基部２に設けられている。このステム５ ４は、押しボタン５５に接続されていると共に、スプリング（図示せず）によっ て、常時前方に付勢されている。即ち、常時は、当て板５３とステム５４とは離 れた状態に保たれている。そして、押しボタン５５を押すと、スプリング（図示 せず）に抗してステム５４が移動して当て板５３を押し、これによって、係合材 ４９の係合凹部５１とピン５２との係合が外れ、両アーム材４４，４４が外側に 開き、各係止体４も互いに遠ざかる方向に移動する。

【００１３】 両係止体４，４を元の接近した状態に戻すには、直接両係止体４，４を持って 中央に移動させればよい。そのとき、図示はしないが、前記の係合材４９にスプ リング等を設けて、初期の位置に戻るようにしおくことによって、自動的に係合 材４９の係合凹部５１とピン５２との係合がなされる。尚、径の異なる係止体４ を用いる場合を想定し、この係合材４９に、上記の係合凹部５１に加えて、もう 一つの係合凹部５０を設けておいてもよい。即ち、胴部のサイズが極端に大きな 肥満者用のズボンの場合には、係止体４を一回り大きなものに交換する必要が生 ずる。この場合には、通常の係合凹部５１の位置では、係止体４，４同士がぶつ かり、うまく係合が行えなくなるため、もう一つの係合凹部５０を設けておき、 この係合凹部５０とピン５２との係合を行うようにする。尚、図中の８は、支持 体の基部底面の開口を示す。

【００１４】 この拡張機構は、上記の例の他、エアシリンダ或いは電動機等の適宜の駆動源 を含むものとして実施することができる。例えば、エアシリンダを用いた場合に は、そのピストンロッドの先端に軸４２を取り付け、ピストンロッドの収縮によ って軸４２を左右方向に移動させるようにすればよい。又、電動機を用いた場合 には、電動機の駆動軸にピニオンギヤを接続し、このピニオンギヤによりラック を左右方向に移動させるものとし、このラックに軸４２を取り付けることによっ て、軸４２を左右方向に移動させるようにすればよい。又、一対の軸４２，４２ の内、一方の軸のみを左右方向に移動させるだけでも実施可能である。

【００１５】 図１に戻り、ポケット載置部５について説明すると、このポケット載置部５は 、線材を横長円形になしたもので、その後方側中央に取り付けられた支持板５１ によって、上記の一対の係止体４，４上方に配位されている。

【００１６】 最後に、基部の後部の支柱６，６について説明する。この支柱６，６は、左右 対称に設けられており、図示は略するが、両者間に適宜な補強バーを渡す等して 適度な強度と安定性を持たせてもよい。そして、両者の上端は、前方に延びると 共に、その先端には挟持具７，７が設けられている。これらの挟持具７，７は、 ズボンの裾を挟持するもので従来と同様のクリップ状のものを使用すればよい。 又、ズボンの丈に対応させるため、支柱６，６の長さを調整可能としてもよく、 或いは、挟持具７をスプリング等によって吊り下げる等してもよく、支柱を中央 に１本のみ設けるようにしてもよい。

【００１７】 以上の構成よりなるズボンの支持体は、次の方法で使用される。 再度図４を参照して、支持体１を用いた整形乾燥作業の全体を図４に基づき説 明しておくと、この作業には複数の支持体１，１ａと、この支持体１に衣服を着 脱するためのプレセット台１０５と、この衣服を装着した支持体１を出入り可能 に収納して衣服を整形するための整形乾燥室１０２と、プレセット台１０５と同 整形乾燥室１０２との間において支持体１を移動させるためのカート１０６とを 用いる。尚、本願考案の支持体１は、ズボンに適するものであるが、この作業で は、ジャケット等のズボン以外の衣服には、異なる形状の支持体１ａを用いるこ ととなる。このような場合でも、図４のシステムによれば、形状の異なる支持体 を適宜数用意しておくだけで、他の装置を共用して用いることができる。

【００１８】 整形作業においては、まず、プレセット台１０５に支持体１，１ａを載置して 、衣服を支持体１，１ａに装着する。支持体１，１ａをカート１０６に載せて整 形乾燥室１０２に運び込み、衣服を整形乾燥させる。整形乾燥室１０２において 支持体１，１ａにより支持された衣服を整形乾燥させている間に、プレセット台 １０５において、他の支持体１，１ａから衣服を着脱する。従って、支持体１， １ａへの衣服の着脱を広いスペースで行い得ると共に、衣服の乾燥中に次の衣服 を他の支持体１，１ａに着脱することができるため、乾燥後は支持体１，１ａを 整形乾燥室１０２に出し入れする時間を要するだけで済み、能率良く連続作業を 行い得るものであり、実質的に、衣服を支持体１，１ａに着脱するためにのみ要 する時間を無くすることができるものである。さらに、複数の整形乾燥室１０２ を設けた場合、支持体１，１ａと整形乾燥室１０２との関係は全く自由となるた め、複数種類の支持体を複数個準備しておくことによって、整形乾燥室１０２の 使用効率が極めて高くなるものである。 上記のように、この実施例では、整形乾燥室１０２と、これに着脱可能な支持 体１とを用いることにより、作業能率を高めたものであるが、両者１，１０２を 固定したものとして実施することもできる。

【００１９】 この支持体１に対する衣服（ズボン）の装着作業についてさらに詳細に説明す る。 まず、挟持体７，７にズボンの左右の裾を挟持する。これにより、ズボンは倒 立した状態で上方から吊下げられることとなる。 次に、両係止体４，４間を狭めた状態で、それらの外周にズボンの胴部ｚを沿 わせる（図５の（Ａ）参照）。尚、ポケットが、ズボンの胴部から垂れ下がり、 両係止体４，４の上端を塞ぐおそれがあるため、これらポケットを、ポケット載 置部５上に載せる。 次に、拡張機構により、両係止体４，４間を左右に広げる（図５の（Ｂ）参照 ）。このとき、両係止体４，４が回動不能であるとすると、ズボンの胴部ｚの布 を送ることができないため、ズボンの胴部ｚが完全に拡がらない状態で、両係止 体４，４の動きが停止してしまうおそれがある。 そこで、両係止体４，４を回動可能とすることによって、ズボンの胴部ｚの布 を送り得るようにし、ズボンの胴部ｚが完全に拡がるようにした（図５の（Ｃ） 参照）。 かくして、ズボンの胴部ｚがピンと張った状態で係止体４，４に支持されるも のである。

【００２０】 次に、支持体１をプレセット台１０５からカート１０６に載せかえて整形乾燥 室１０２に運び込み、ズボンを整形乾燥させる。詳しくは、前述のように、熱風 或いは蒸気を含んだ熱風は、立体整形乾燥機の底部１０４の導通孔から、支持体 の底面の開口（図示せず）を経て、上面の開口３から上方へ流れ、さらにその一 部は係止体４の上端の開口及び壁面の小孔４３から流れ、ズボンの胴部から裾ま でを整形乾燥させる。

【００２１】 尚、上記の実施例では、ズボンを倒立状態で支持したが、正立状態で支持する こともできる。図６は正立状態で支持する例を示すもので、この支持体２０１は 、基部２の上面にズボンの裾を支持する挟持具７が設けられている。他方、左右 一対の係止体４は、上方に配位されている。詳しくは、基部２の後部から、中空 のパイプ２０２が立設され、パイプ２０２には天部２０３が設けられている。こ の天部２０３には、係止体４と開口（図示せず）が下方に向けて形成されている 。 使用方法は、先の実施例と上下が逆である他は実質的に同一であり、熱風或い は蒸気を含んだ熱風は、立体整形乾燥機の底部１０４の導通孔から、支持体の底 面の開口（図示せず）を経て、パイプ２０２から天部２０３へと流れ、天部２０ ３の係止体４，４と開口（図示せず）から流出する。

【００２２】 以上の実施例の他、本願考案は種々変更して実施することができ、例えば、係 止体の形状は、円筒形の他、球形や多角柱形状とする等、適宜変更し得る。又、 係止体は全体を回動可能としたが、その外周面のみを回動可能とする等、ズボン の生地を送って回動し得るものであれば適宜変更し得る。さらに、ポケット載置 部の形状は、ポケット載置し得るものであれば適当な形状に変更して実施するこ とができる。

【００２３】

【考案の効果】

本願の第１の考案においては、ズボンの胴部を能率的に且つピンと張った状態 で支持し得る支持体を提供することができたものである。 本願の第２の考案においては、装置の複雑化を防止でき、又、熱効率の点でも 優れると共に、胴部の支持作業をより能率的に行い得る支持体を提供することが できたものである。 本願の第３の考案は、上記の支持作業において、ポケットの取扱をより簡便に した支持体を提供し得たものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】一実施例のズボンの支持体の斜視図である。

【図２】同正面図である。

【図３】同ズボンの支持体の拡張機構の説明図である。

【図４】本願考案の支持体を用いた整形乾燥作業の説明
図である。

【図５】本願考案の作用説明図である。

【図６】他の実施例のズボンの支持体の側面図である。

【符号の説明】

１…支持体 ２…基部 ３…基部上面の開口 ４…係止体 ５…ポケット載置部 ６…支柱 ７…挟持具。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ズボン等の衣服に対して熱風等を供給し整
   形する立体整形乾燥機用に取り付けて用いられる衣服の
   支持体において、 この支持体が、ズボン(z) 胴部の開口部分に挿入される
   一対の係止体(4)(4)と、これらの係止体の少なくとも何
   れか一方を移動させることにより一対の係止体間の間隔
   を広げる拡張機構とを備え、 拡張機構により移動させられる係止体(4)(4)の少なくと
   もズボン(z) 胴部の開口部分に接触する部分が、回動可
   能であることを特徴とする立体整形乾燥機用のズボンの
   支持体。
2. 【請求項２】ズボン(z) 胴部の開口部分に挿入される一
   対の係止体(4) (4) が下部に配位され、ズボン裾の下端
   を係止する挟持具(7) (7) が上部に配位されていること
   を特徴とする請求項１記載の立体整形乾燥機用のズボン
   の支持体。
3. 【請求項３】下部に配位された一対の係止体(4) (4) の
   上方にズボンのポケットを支持するポケット載置部(5)
   が配位されたことを特徴とする請求項２記載の立体整形
   乾燥機用のズボンの支持体。