JPH05509379A - モジュール構造を有する、多重たわみパッド動圧スラスト及びジャーナル軸受 - Google Patents

モジュール構造を有する、多重たわみパッド動圧スラスト及びジャーナル軸受

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JPH05509379A JP3510469A JP51046991A JPH05509379A JP H05509379 A JPH05509379 A JP H05509379A JP 3510469 A JP3510469 A JP 3510469A JP 51046991 A JP51046991 A JP 51046991A JP H05509379 A JPH05509379 A JP H05509379A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 玉、とユニ、先JUL上コLす パ ′ スース ト ジ − ルミ帆曵!i 本発明は動圧軸受に関する。動圧軸受においては、シャフトのような回転体は、 オイル、空気又は水といった圧力流体を介して静止軸受ノfノドに支持される。
動圧軸受の利点は、回転体が移動するときに、回転体は流体の表面をスライドし ない点にある。その代わり、回転体に接触している流体は回転体に強く吸着され 、移動動作時には流体膜の高さ全体に渡って流体分子間で滑り又は剪断を伴う。
このように、回転体と流体の接触層とが所定の速度で移動すると、流体の厚みの 中間高さにおける速度は所定の割合で減少し、静止軸受t4.1ドと接触してい る流体は軸受パッドに吸着されて移動しなくなる。回転体を支持することで生じ る荷重により軸受パッドが回転体に対して小さな角度を形成するようにたわむと 、流体はくさび形状の開口に引き込まれる。そして、流体膜に充分な圧力が生じ て荷重を支持する。以上のような事実は、従来の動圧ジャーナル軸受は言うまで もな(、油圧タービンや船舶のプロペラ/ヤフトに用いられるスラスト軸受でも 利用されている。
スラスト軸受およびラジアル(ジャーナル)軸受は、通常、軸の回りに互いに間 隔をあけて置かれた分離型のシャフト支持パッドを備えていることが特徴である 。パッドが周囲に配置された軸は、スラスト軸受およびジャーナル軸受のいずれ においても、支持されるシャフトの長手方向軸に概ね一致している。この軸を主 軸と名付けることができる。
理想的な動圧軸受では、動圧くさびは軸受パッド面の全体にわたって延びており 、流体膜の厚みは荷重を支持するのに丁度よい大きさであり、軸受の主軸とシャ フトの軸は芯出しされており、くさびの先端および後端に近接している軸受/< ノド面両端から漏れる流体は最小限であり、流体膜はシャフトが回転を開始する とすぐに形成され、スラスト軸受の場合には各軸受7tフドは均等に荷重が与え られている。理想的な動圧軸受というのはまだ実現していないが、前記目的を個 々に実質的に達成する軸受は設計されており、最適な(さび形成が行われてt\ る。
特定の実施例における“最適なくさび”とは、他にも要素はあるが、支持する荷 重の大きさによって決定される。大きな荷重が支持される場合には、比較的厚い 膜が必要さなる。それ以外の場合は、摩擦と摩擦に関連して生じるパワーロスと を減らすために、薄い膜が用いられる。
本発明は、概して、可動パッド軸受と呼ばれることもある動圧軸受と、その製造 方法とに関する。一般に、この櫂の軸受のパッドの取り付けられ方は、相対的に 動く部位間に潤滑剤からなるくさび膜が形成されるようにパッドが動くようにな っている。過剰な流体は好ましくない摩擦とパワーロスとを引き起こすので、流 体厚みは最大荷重を支持するだけあるのが好ましい。最適なくさび形成時にはそ のようになる。パッドがパッド表面前方に位置する点を中心に揺動又はスイング 動作を伴いながら移動し、軸受の摩擦がくさびを開かせる傾向を有するのが基本 的な性質である。くさび形成が最適になると、くさびはパッド而全体にわたって 形成される。さらに、くさびは、可能な限り最低の速度時に、理想的にはシャフ トが回転開始するとすぐに形成される。
トランブラーに与えられた米国特許3,107,955号は、パッド面の前方に 位置する点を中心にして揺動あるいはスイング動作を伴いながら移動するビーム を有する軸受の一例を開示している。なお、ビームは輪受パッドに取り付けられ ている。この軸受は、他の多くの先行技術の軸受と同様に、パッドたわみの2次 元モデルにのみ基づいている。その結果、最適なくさびは形成されない。
ホールに与えられた米国特許2,137,487号は、可動バンドを有しており 、パッドが球面に沿うて滑ることで動圧くさびを形成する動圧軸受を示している 。それでは、多くの場合にバ1ドは固着してしまい、パッドに対応してできるは ずのくさびが形成されない。グリーンに与えられた米国特許3,930,691 号では、エラストマーを用いて揺れ動作を与えているが、これは汚れや劣化に対 して弱い。
エトンオンに与えられた米国特許4,099,799号は、非一体型片持ちぼり に取り付けられた弾性パッドを用いた気体軸受を開示している。この軸受は、長 方形の片持ちばリビームに取り付けられたパッドを用いて、パッド面と回転/ヤ フトとの間に潤滑くさびを発生させている。スラスト軸受とラジアル(ジャーナ ル)軸受の両方が開示されている。
本願発明者のイブの米国特許4.496.251号では、網状の靭帯を有し、く さび形状の潤滑剤膜が相対的に動く部位間で形成されるようにたわむパッドを開 示している。
同じくイブの米国特許4,515,486号は、動圧のスラストおよびジャーナ ル軸受を開示している。この軸受は多数の軸受パッドを備えており、各パッドは 、ゴム弾性材料により互いに固着された別個の面部材と支持部材とを有してぃイ ブの米国特許4,526,482号は、プロセス流体潤滑用であることを主とし て意図されている動圧軸受、すなわち特別の潤滑流体ではなく一般的に用いられ る流体内で作動するように設計された軸受を開示している。この動圧軸受は、軸 受の他の部分よりも動きゃすい荷重受は血中央部を育している。そのため、この 軸受は荷重が加わるとたわみ、流体圧力ポケットを形成する、あるいは偏心性を 変更する。
本願は、特に動圧スラスト及びジャーナル軸受に関するものである。この軸受の くさびが最適な状態である場合、スラスト軸受において円周方向に間隔を空けて 配置された各パッドにかかる荷重は実質的に等しくなる。
現在においては、最も広く使用される動圧スラスト軸受は、いわゆるキックスベ リ・シュータイプ軸受である。キックスベリ・シュータイプ軸受は、揺動ツユ− と、シャフトと一体回転しシューに荷重を与えるスラストカラーと、シューを支 持するベースリングと、内部軸受エレメントを内部に含みかつ支持するハウジン グと、潤滑/ステムと、冷却Vステムとを含んでおり、複雑な構造になっている 。このような複膿な構造の結果、キックスベリ・ン二−タイプ軸受は通常は極め て高価なものとなる。
複雑なキックスベリ・ンユータイブ軸受に代わるものとしては、一体支柱型軸受 があり、これは深井戸ポンプに特に用いられる。この軸受は比較的単純な構造で あり、砂型鋳物又は他の原始的な製造技術により普通は形成される。この軸受の 構造は、厚い内側円周突起を有するフラットペースと、ペースから横切るように 延びる複数の剛性支柱部と、中央部が各剛性支柱部に当たるスラストパッドとに より特徴付けられる。
本願発明者は、周知の剛性支柱型軸受とキノゲスベリ・7ユータイブ軸受とは共 に、それらの特徴である中心ピボットが軸受の効率を低下させていることも発見 した。また、剛性中心ピボットのためIこ、キノゲスベリ・/ニータイプ軸受と 支柱型軸受のいずれも、自由度6でたわむことで最適なくさびを形成することが できない点にも注巨すべきである。このように幾つかの事例では、先行技術の軸 受は、自由度6になるように成形又は設計されていないために、得られる性能に は限度がある。
先行技術の動圧軸受に関する問題は、本願発明者であるイブに与えられた米国特 許4,676.668号で述べられた軸受構造によりかなりの程度解決されてい る。この軸受構造は、支持部にプレスばめされた複数の分離型軸受パッドを含ん でいる。軸受パッドは、3方向に可撓性をもたらす少なくとも1つの脚部によっ て支持部材から間隔が空けられている。動作平面に可撓性を与えるために、脚部 は内側に傾いており、パッド面の前方に円錐の頂点又は交差点がある円錐形を形 成する。各脚部の断面係数は所望の動き方向に比較的小さくなっており、ミスア ライメントを補償するようになっている。これらの開示内容は、ジャーナル及び スラスト軸受の両方に適用され得る。
本願発明者による先の特許で開示された構造は当該技術分野においては大きな前 進をもらした一方で、商業的生産の見地から改良点があることが分かっている。
たと丸ば、軸受パッドの形状は比較的複雑である。その結果、大量生産、ラジア ル(ジャーナル)軸受での使用、減衰などを行うのが幾分困難になる。
さらに、各軸受パッドが一体になっているので、軸受の特定の部分で必要な材料 の最も高価なものから全体の軸受バ・ラドが製造されなければならないことがあ る。一体型構造は、さらに、特定の軸受パッドの性能特性を変更することも困難 にする。このことにより、各タイプに対して異なる軸受パッドが必要になり、そ のために軸受部品を標準化(すなわち、各タイプの翼なる形状において標準部品 を使用すること)が行われにくくなり、さらに標準化から生じるコスト及び他の 商業的利点を達成しにくくなる。パッドをキャリアにプレスばめすると、軸受の 組立が複雑になる。さらに、プレスばめをすると、軸受パッドを容易にキャリア から取り外せない。これは、故障が生じた際にキャリア(軸受の最も重要な部分 )の再使用を廣雉にする。
さらl二また、この輪受は1つの作動モードでのみ最適に働き、軸受のたわみ特 性を能動的に制御できない。
兄囲塁塁1 本発明は、各々に円周方向に間隔をあけてキャリアに取り付けられた複数の分離 車軸受パッドを含むタイプの動圧スラスト及びジャーナル軸受の改良に関する。
本発明は、概して、パッドとキャリアの設計の改良に関する。
概念的には、本発明の軸受バッドとキャリアとは、以下のことを念頭において設 計されている。すなわち、パッドとキャリアを堅い1個の材料として扱い、次に その堅い材料に、設計荷重下で望ましくたわむように構成材料を取り除くか加え るかを選択する。無数の設計が可能であることは容易に理解されるに違いない。
ここで述べられる構造的な特徴は、構造的条件が許せば他のいかなる軸受パ。
ドにも概ね用いることができる点が重要である。
本発明は、回転シャフトを支持する動圧スラスト及びジャーナル軸受を特に提供 する。この軸受は、複数の穴又はその他の開口が形成されたキャリア部材と、キ ャリアの穴内に固定された複数の軸受パッドとを含んでいる。キャリア部材の穴 は、所定の軸の回りに対称に配!されている。各軸受パッドは、パッド面を有す るパッド部と支持部とを有している。支持部は、第1支持構造と箪2支持構造と 第3支持構造とを含んでいてもよい。本発明の一見地によれば、パッド部は支持 部の第1支持構造に取り外し可能に固定され、第3支持構造は複数の穴又は開口 の一つに取外し可能に固定され得る。さらに、キャリアは、取り付けられた分離 型パッドを支持するばね又は他の可撓性支持部材を配置するような形状を取り得 る。その場合、パッドは分離した支持部分を有していても有していなくてもよい 。たとえば、キャリアは、各パッドを薄いビーム又は膜支持部で支持するように 、切欠き及び溝の両方又は一方が形成されてもよい。ビーム又は膜部は、望まし い場合には粘性減衰が可能である。各軸受パッドの支持部は荷重がかかるとたわ むようになっており、それによりパッド部のパッド面が回転シャフトに対して動 圧くさびを形成させる。支持部は様々な異なる形状を有することができる。たと えば、中空の錐台、錐台から形成された攪数の脚部、円筒部材から形成された脚 部及び空洞の日間部材から形成された脚部である。
本発明の構造は、先の分離型パッド軸受構造に関する不利な点を除去する。その ために、支持構造に軸受パッドを取外し可能に固定するためのねじ又は同様なタ イプの接続部材を有するモノニール軸受パッドを含む軸受を提供する。支持構造 には、対となって接続される接続手段が設けられている。支持構造は他端にねし 又は同様な接続部材を有することができ、その接続部材が支持構造を対となるも う一方の接続部材に取外し可能に固定され得る。対となるもう一方の接続部材は 、軸受の組立及び分解を助けるためにキャリアに設けられている。軸受/スツド 部のパッド面は、硬化ゴムといった別の材料によって被覆されてもよいし、ノイ 。
ド面は炭化珪素といった高性能材料分離パッド挿入部を有していてもよい。個々 の軸受パッドがモジュール構造になる結果、標準化が大きく進む。具体的には、 たとえば標準軸受パッド支持部分と軸受パッド部との組み合わせを異ならせるこ とにより、標準部品がいずれの軸受の性能特性を変更するのにも使用可能になる 。はとんど全ての形状の軸受パッドを使用することができ、さらに分離型軸受1 <ノドではなく連続した軸受バッドリングを用いることが可能となる。さらに、 標準部品は製造するのがはるかに容易な形状を有している。標準化部品の使用は 、顧客の要求にかなうように性能変更するのを容易にする。その上、モジュール 構造は、特定の部分に必要な高価な高性能材料を、パッド全体ではなくその部分 にだけ用いることができるので、軸受パッドのコストが低くなる。
本発明の他の見地によれば、軸受バ1ドの支持部は変形された支持構造を含んで いてもよい。この変形された支持構造では、第1支持部は、所定方向に予荷重が かかるように又は傾くように非対称に孔があけられた連続膜に装着されている。
第1支持部そのものは、単一の比較的剛性の高いビーム、又は下部又は上部ある いはその両方を切欠かれて荷重がかかると所定方向に揺動するようになっている 筒状部材を構成するように単純化され得る。さらに付は加えると、軸受ノ<−1 ドを所定方向に傾かせるように膜部に形成された孔又は開口は、軸受パッドをキ ャリアに対して正確に配置するようにキャリアに取り付けられた位置決めビンが 嵌まる位置決め開口部として機能することもできる。この改良された軸受ノイ1 ドは、本発明者による先の特許で述べられた比較的?1111なスツールタイプ 軸受、イ、ドに比べて大量生産が容易である。
他の変形例において、支持構造の第1支持部を円錐台形にできる。このような構 造は、靭帯タイプ構造に比べて製造が容易でありかつ耐久性が高い。錐台タイプ の第1支持部はパッドの剛性を高める。つまり、錐台構造は大きな荷重がかかる 場合に適している。
本発明は、コイン状パッドといった堅い非たわみノ<ブトを用いる分離型ノ(、 ド軸受にも関している。このようなパッドは、くさび形成を調整するために形状 又は大きさを変丸られる材料から形成され得る。非たわみt<、yドは、ビーム に取付けられたパッド支持面を含むキャリアに取り付けられており、そのために ノイアドそのものはたわまないが、パッドが支持される面はたわんでパッド面姿 勢を調整して適切な(さび形成を行う。
本発明は、さらに、本発明の軸受パッドを支持するこのようなたわみ可能なキャ リアの使用に関する。
本発明はさらにあり溝式モジュール軸受構造に関する。この軸受構造では、キャ リアにはあり溝が形成されており、軸受パッドはあり溝に嵌まるあり部を有して いる。このようにして、軸受パッドは取り外し可能にキャリア内に止められてい る。軸受パッドは、パッド部とあり部を有する支持部とを含んでいる。パッド支 持部とキャリアの両方又は一方は、軸受パッド部をたわみ可能に支持する。概し て、あり溝構造は、ラジアル(ジャーナル)軸受に最も適している。
本発明はさらに、2又はそれ以上の別個の作動条件セフ)、すなわち作動モード において最適に作動する多重モード軸受に関する。多重モード軸受は、2又はそ れ以上のタイプの軸受パッドをキャリアに設けることで実現される。たとえば、 パッドの1セツトは低速での高荷重支持用に設計され、/スアドの他のセットは 高速で低荷重支持用に設計され得る。各タイプのパッドは、キャリアの円周回り に均等に分配配置される(円周言回に間隔を開けている)。ある構造においては 、低荷重支持用に設計されたパッドはシャフトの被支持部にわずかに接近してお り、そのため低荷重時に低荷重支持用パッドのみがシャフトを支持するように働 く。荷重が高(なると、これらのパッドは/セットから離れるようにたわみ、別 のグループのパッドが/セットを支持する。このような効果をもたらす一つの方 法として、低荷重用パッドを、キャリアの高い荷重時にだわむ可撓性ビーム又( を膿支持部に取り付ける。別の方法としては、ノイノド支持構造そのもの力(望 ましtλようにたわむように設計できる。このようにして、軸受喜ヨ二、三又1 1それ以上の作動条件セットで最適にシャフトを支持できる。
本発明はさらに、能動的に又は動的に制御可能な軸受構造1こ関する。
本発明はさらに、いわゆる“インテリジエンビ又は“スマート”材料を軸受内に 用いて、能動的に又は動的にくさび形成を制御すること1こ関する。スマート軸 受構造は、各々が特定の機能を有する3タイプの部品を結合してなる。藁1部材 は、軸受パッドの核となる構造部品である。構造部品は、鋼、青銅、アルミニウ ム、セラミ、クス、プラスチック又は軽量複合物と0つた構造材料力)らなり、 軸受支持部の枠組み又は骨格を形成する。第2部品は、センサ部品である。セン サ部品は、動圧くさびの性質を示す温度や圧力の変化及び状態を検知してモニタ するような目的に合わせた材料からなる。以上の機能を行うこと力(できる材料 (裏、石英水晶といった圧電材料と、特定のポリマーと、TERFENOLとを 含んでいる。いわゆるスマート軸受の3番目の部品は、作動部品である。作動部 品Cよ、最適なくさび形成を行うように、拡張したり縮小したりその剛性を変更 したりする。このことが可能な材料としては、圧電材料と、電界の存在ζこよっ て粘性を変更する電気流動(ER)流体(電界の強さによって自由流動液体から 疑似固体に素早く変化することができ、剛性を選択できる)と、磁界↓こざらさ れると寸法を大きく変えるたとえばTERFENOLといった磁気歪み希土合金 とを含んでいる。
上述したように、用いられるスマート材料は、圧電材料や電気流動(ER)流体 を含む。別のそのような材料として、環境の変化(たとえば気圧化学変化)を検 知でき、検知された変化に応じて動く又は別の物理的変化を行う電気セラミック 材料がある。たとえば、鉛ジルコニウムーチタンに基づtまたデノイイスカ(作 られており、これらは圧力にゴムのようにしたがって変化する。このよう1こし て、本質的には堅いセラミックデバイスが振動を跳ね返すより1よむしろ吸収す るようjこ作られ得る。
別の役に立つ材料はいわゆる形状記憶金属である。形状記憶合金1よ、転移11 i度と呼ばれる点を超えて加熱されると、ある形状から元の形状に変化する。こ のような形状記憶金属は複合材料に用いることができ、温度が変化し閉じ込めら れた合金が先の形状に戻ろうとすると、回りを囲む複合物が内部からの動きに抵 抗する。次に、この抵抗が複合物の機械的性質、たとえば剛性及び振動する際の 周波数を変化させる。最もよく知られた形状記憶金属は、ニッケル−チタン合金 にチ/−ル)である。
本発明の動的又は能動的制御軸受の構造部品は、ここで開示された他の軸受及び 軸受パッドに類似している。しかし、センサ部品と作動部品とが、軸受/ずノド や軸受構造やキャリア構造のたわみ特性や形状を動的に制御できるように設番す られている。−例では、センサ部品と作動部品とはフィートノイックシステムで 用(嵐られ、センサにより検知された物理的状態は作動部品を制御するのに使わ れる。
たと丸ば、センサ部品と作動部材の両方は、圧電材料といったスマート材料から 構成され得る。箪1圧電材料は圧力を検知し、フイードノイ1り増幅器に送られ る信号を作る。フィードパ1り増幅器は1.fルス又は信号を処理し、作動部品 力f拡大又は縮小するように電圧を送る。作動部品が自ら拡大又は縮小す伺こつ れで検知される状態を変更して、平衡状態をもたらす。
本発明の軸受は、適した材料であればどれからも形成され得る。最も考慮しなけ ればならない点は、適切な(さび形成を行うためには支持構造は変形ではなくた わまなければならないということである。このように、変形は許容され得るし時 には望ましいこともある一方で、適切なくさび形成は主としてたわみによって行 われる。
区i囚1星立説■ 図IAは、本発明に係るスラスト軸受構造の側方断面図である。
図IBは、図IAの輪受構造の部分上面図である。
図ICは、本発明に係るジャーナル軸受構造の部分的に切欠かれた斜視図である 。
図IDは、断面を有する、図ICに示されたタイプの軸受の部分端面図である図 2は、本発明に係る第1モジユール軸受パツドの側面図である。
図3Aは、キャリアに組み込まれたモジュール軸受パッドの断面図である。
図3Bは、本発明に係る別のモジュール軸受パッドの断面図である。
図30は、本発明に係る円錐台形又は錐台形状の軸受パッドの斜視図である。
図3Dは、破線で隠れた断面の線が示された、図3Cの円錐台形軸受パッドの側 面図である。
図3Eは、本発明に係る別の円錐台形軸受パyドの斜視図である。
図3Fは、図3Eの円錐台形軸受パッドの断面図である。
図4Aは、本発明に係る円筒軸受パッドの断面図である。
図4Bは、本発明に係る別の円筒軸受パッドの断面図である。
図40は、破線で隠れた線が示された、図4Bで示す線に沿って切られた図4B の軸受パッドの断面図である。
図4Dは、破線で隠れた線が示された、本発明に係る別の軸受パッドの底面図で ある。
1iii14Eは、図40の円筒軸受パッドの断面図である。
図5Aは、本発明に係る中空間状軸受パッドの断面図である。
図5Bは、破線で隠れた線を示す、図5Aの軸受パッドの底面図である。
図5Cは、図5Bに示された線から見た、図5A及び5Bの軸受パッドの側面図 である。
図5Dは、本発明に係る別の中空筒状軸受パッドの断面図である。
図5Eは、破線で隠れた線を示す、図5Dの軸受パッドの底面図である。
図6Aは、軸受パッドの位置決めを行う位置決めポストを有するキャリア部材の 上面図である。
図6Bは、図6Aの線に沿って切った図6Bのキャリア部材の断面図である。
図60は、図6Dのキャリア部材の上面図である。
図6Dは、位置決め突起を有する別のキャリア部材の断面図である。
図7は、本発明に係る、キャリア上の軸受パッドの配列を示す上面図である。
図8は、本発明に係る別の軸受パッド配列の上面図である。
図9Aは、キャリアに装着された一体型軸受パッド構造を含む軸受の上面図であ る。
図9Bは、図9Aの輪受の側方断面図である。
図1OAは、本発明に係る連続軸受リング構造を含む軸受の上面図である。
図10Bは、図1OAの軸受の側面図である。
図10Cは、荷重がかかっていない状態での、図1OAの構造の概略図である図 10Dは、荷重がかかりたわんだ状態での、図1OAの構造の概略図である図1 1Aは、モジュール軸受パッド支持構造の側面図である。
図11Bは、別のモジュール軸受パッド支持構造の側面図である。
図12Aは、ねじ式モジトル接続部材の詳細な側面図である。
図12Bは、ロック・スプライン式モジュール接続部材の詳細な側面図である図 12Cは、図12Bのロック・スプライン式モジュール接続部材の上面図である 。
図12Dは、軸受パッドがペース上にモールドされたベースとは異なる材料を有 する、ねじ式接続部材を有するモジトル軸受パッドの側方断面図である。
図12Eは、モジュール円錐台形軸受パッド支持構造部品の側方断面図である図 12Fは、パッド挿入部が軸受パッドに支持されているモジュール軸受パ。
ド部品の一部切欠かれた側面図である。
図13Aは、ビーム装普盟牛ヤリアと複数の軸受パッドとを含む軸受の側方断面 図である。
図13Bは、図13Aの軸受の1つの軸受パッドの底面図である。
図14Aは、ビームに装着車キャリアと複数の円錐台形軸受パッドとを含む軸受 の一部が切欠かれた側面図である。
図14Bは、図14Aの軸受の斜視図である。
図15Aは、複数の軸受パッドを支持する、ビーム装着型キャリアを含む軸受の 部分的に切欠かれた側面図である。
図15Bは、図15Aの軸受の斜視図である。
図16Aは、複数の軸受パッドを支持する、ビーム装着型キャリアを含む軸受の 上面図である。
図16Bは、図16Aの軸受の断面図である。
図17Aは、本発明に係る多重モート′軸受の断面図である。
図17Bは、図17Aの多重モード軸受の上面図である。
図17cは、図17Aの多重モード軸受の底面図である。
図18Aは、本発明に係る別の多重モード軸受の断面図である。
図18Bは、破線で隠れた流体通路を示す、図18Aの軸受の上面図である。
図19Aは、内蔵された電気リード線を有する位置決め突起を含むキャリアの一 部分の上面詳細図である。
図198は、内蔵された電気リード線を有し図19Aのキャリアに装着されるよ うになっている軸受パッドの斜視図である。
図19Cは、モジュール軸受パッドに用いられるスマート軸受パッドの側方断面 図である。
図1.9 Dは、本発明に係る、調整可能な剛性を有する支持構造の一部切欠き 側面図である。
図19Eは、本発明に係る、調整可能な剛性を有するキャリアの断面図である図 19Fは、本発明に係る、調整可能な剛性を有する軸受パッドの一部断面の側面 図である。
図20Aは、本発明に係るモジュール式ラジアル軸受のあり溝形の側面図である 。
図20Bは、図20Aの軸受に用いられる軸受パッドの部分斜視図である。
図20Cは、変形例としての軸受パッドの側面図である。
図20Dは、別の軸受パッドの側面図である。
図20Eは、軸受パッドの別の形態の側面図である。
図21は、2つの脚部を有するビームに装着車キャリアを有する、本発明に係る スラスト軸受の上面図である。
図22は、図21のスラスト軸受の側部断面図である。
図23は、図21の軸受の底面図である。
図23Aは、図21の軸受の変形例の底面図である。
図24は、rl:i21の軸受の原型部分の斜視図である。
図25は、本発明に係る別の軸受の断面図である。
図26は、本発明に係る別の軸受の断面図である。
図27は、ビーム装着型キャリア構造を有する、本発明に係る別の軸受の側部断 面図である。
図28は、図27の軸受構造の上方断面図である。
図29は、ビーム装着型キャリア構造を有する、本発明に係る別の軸受構造の側 方断面図である。
図29Aは、ビーム装着型キャリアを有する、本発明に係る別のスラスト軸受構 造の断面図である。
図29Bは、図29Aの軸受の断面図である。
図30は、図29の軸受lif造の上部断面図である。
図3OAは、図29Aの軸受の上面図である。
図30Bは、図29Aの軸受の底面図である。
図31は、本発明に係る別のあり連成ジャーナル軸受構造の側面図である。
図31Aは、図31に示された軸受の一部分の半径方向断面図である。
図32は、本発明に係る別のジャーナル軸受構造の側面図である。
図32Aは、図32の軸受の半径方向断面図である。
図33は、本発明に係る別のあり連成ジャーナル軸受構造の側面図である。
図33Aは、図33の軸受の外周部分の一部分詳細図である。
図33Bは、図33の軸受の断面図である。
図33Cは、図33の軸受の別の断面図である。
図34は、本発明に係る別のあり温式ジャーナル軸受の側面図である。
図34Aは、図34の軸受の外周部分の一部分の詳細図である。
図348は、図34の軸受の断面図である。
図34Cは、図34の軸受の別の断面図である。
図34Dは、図34の軸受の別の断面図である。
図35は、襦合盟ラジアル・スラストキャリアを宵する、本発明に係る軸受の側 面図である。
図35Aは、図35の軸受の断面図である。
図35Bは、図35の軸受の別の断面図である。
艮面皇星細し工皿 図IA〜図IDは、本発明の一般的な状況、すなわちスラスト又はジャーナル式 の動圧軸受を示しており、この動圧軸受は、たとえば穴のような複数の開口を有 するキャリア部材IQと、開口に装着された複数の軸受パッド部材2oとを含ん でいる。軸受パッドは、たとえば図IB、図IC,図7〜図91図16.図17 B及び図188に示すように円周方向に間隔を空けて配置され得る。
以後の議論中では、ここで開示された軸受パッドはいずれも、図IA〜図IDで 概略的に開示された方法でスラスト及びジャーナル軸受のいずれにも使用可能で あり、又は容易に使用可能に作り変えられる点を心に止めておく必要がある。
このように、いくつかの事例はスラスト軸受構造に用いられる軸受パッドを示す 特定例であるが、その軸受パッドはラジアル軸受構造でも使用可能である。この ように、また、ラジアル軸受においても、スラスト軸受と全く同様な方法で可撓 性キャリア構造を設置することができる。
図IA及び図IBに示されたような環状のディスク状キャリアに円周方向に間隔 を空けた穴を形成することは、当然簡単なことである。他方で、図10及び図1 0に示されたタイプのジャーナル軸受に放射状に配置された円筒穴を形成するの は、若干問題を有している。このような穴を設けるのに最も簡単な方法は、キャ リアlO全体に穴を放射状に貫通させて形成することである。いくつかの事例で はこの方法は望ましくなく、その場合には図IDに示すような2バートキヤリア を用いることができる。図10に示すキャリアは2つの日間部材、内側円r15 N材10Aと外側円11ff部材10Bとから構成されている。内側円間部材1 0Aには、軸受パッド20が取付可能な複数の半径方向を向いた穴が形成されて いる。外側円筒部材10Bは連続しており、それによって軸受パッドを後ろから 押さえる又は支持しており、また連続外周面となっている。2つの日間部材10 A及びlOBは、1ユニツトとして作動するように互いに固定されている。図I Dは別の部材からなるパッド挿入部PIを有する新しい中空間状軸受パッド2o を示している。パッド挿入部PIについては後に詳細に説明される。
図2は、本発明の一見地に係る変形例としての軸受パッド構造を示している。
この軸受パッドは、主としてパ、ド部23と支持部27とを含んでいる。パ、ド 部23は、パッド面23sを含んでいる。軸受パッド2oの支持部27は、少な くとも1つの東!支持部271と、第2支持部272と、第3支持部273とを 含んでいる。支持部は、複数の傾斜した脚部271と、外側に延びる第2支持部 272と、急角度で折れ曲がった第3支持部273と含んでいる。複数の傾いた 支持部271は、パッド面の上方の一点に集中するように傾いており、中空の円 錐台形又は錐台の部分から形成された複雑な形状を有している。軸受パッドは、 概して、米国特許4,676.668号に開示された軸受パッドに類似している 。しかし、図2のパッド20はその下側端部にねじ4oを有している。以下で詳 述するように、このようなねじが設けられることでパッドは取り外し可能にキャ リアに固定され、そのことはいくつかの場合で1r利な点となる。
図3A〜18!ff3Fは、円錐台形又は錐台形状の軸受パッド構造の池の形管 を図示している。
図3Aは、キャリア10に装着された図2に示されたタイプの軸受パッドを断面 で示している。軸受パッドは、パッド部23とパッド部が負荷時にたわむように 支持する支持部27と含んでいる。図示された例において、支持部は、円錐台形 体から形成された複数の角度のついたビーム又は靭帯を構成する第1支持部27 1を含んでいる。脚部又はビームは、パッド面の上方に位置する一点に向かって 傾斜している。支持部27は、さらに第2支持部である環状膜272と、第3支 持部である急角度で折れ曲がった部分273とを備えている。軸受パッド2゜は 、軸受パッドの最下端に形成されたねじ42によりキャリア1o内に取り外し可 能に固定されている。同様に、軸受パッドの軸受パッド部23は、支持構造27 の最上部に形成されたねじ3oによって、支持構造27に取り外し可能に固定さ れている。
図38の軸受パッドは、図3Aに類似しているがいくつかの点では異なる。墓1 の相違点として、ねじを有する連結ポスト3oは、軸受パyF′部23と支持構 造27とを取り外し可能に連結するために用いられる。第2の相違点として、第 2及び策3支持N272,273は互いに対して可撓性を有しておらず、すなわ ち急角度で曲がる部分として形成されている。
図3C及び図3Dは、円錐台形パッド2oの別の形態を示している。このパッド は図21図3A及び図3Bのパッドと、以下の点で異なる。1!T1支持部27 1は、連続した中空の円錐台形形状の部材271であり、そのような形状の部材 から形成された複数のビームや靭帯ではない。第1支持部271を構成する連続 円錐台形形状は、パッド部23の表面上方に位置する点に向かってテーパ状にな っている。さらに、円錐台形の第1支持部271は、単一の急角度で折れ曲がっ た部分273に支持されている。剛性の高い急角度折れ曲がり部273に加えて 第1支持部271の連続構造が、この軸受パッドの剛性を図29図3A及び図3 Bの軸受パッドの剛性をよりはるかに高(す颯。このような剛性の高いパッドは 、一般に高荷重の例において用いられる。特に示していないものの、軸受パッド 部23が支持部27と一体的に又は分離して形成され得ることは理解されるべき である。さらに、急角度で折れ曲がった第3支持部273は、たとえばねじ形状 の接続手段を有することができる。
図3E及び図3Fは、本発明に係る別の円錐台形状軸受パッドを示している。
この軸受パッドは、連続膜形状の第2支持部272を含む意思外で、図3c及び 図3Dに類似している。後で詳しく述べるように、膜部は開口を設けることで複 数のビームに分割され得る。膜部又は他の形状の第2支持部272を設けること で、支持構造27の可撓性が大きくなり(特に垂直方間に)、そのために図3E 及び図3Fの軸受パッドは図30及び図3Dの軸受パッドより可撓性が大きい。
ここで述べられる軸受パッド形状はいずれもモノニール/ステムの一部として用 いたければそうできる。たとえば、パッド部と支持構造とを分離して接続可能部 品として形成しかつ支持構造をキャリアに取り外し可能に固定する手段を設ける ことで又はその一方を行うことで、モジュール/ステムの一部として用いられる 。
上述したように、本発明の一見地は軸受のモジトルIlaに関する。特に、ここ で述べられる軸受パッドのいずれにおいても、パッド部23は、支持i1+27 から分離して形成されかつ接続部を有することができる。この接続部は、支持部 側の対となる接続部材と協働して、輪受パッドを形成する製造中にパッド部を支 持部に取り外し可能lこ又は取り外し不能に固定する。図3Aに図示された実施 例では、接続部材はパッド支持部の上端に形成されたねじ3oの影響をとってい る。
対となるねじ穴又はねじ受け部はパッド部23に形成されている。かくして、パ ッド部23は支持部27上に取り外し可能にねじ止めされており、一つの軸受パ ッド完成品となっている。本来は、周知の対となる接続部材はいずれもパッド部 を支持部に接続するのに採用され得る。実際には、たとえば図20A〜図20E 及び図31及び図32に示されたあり溝式軸受パッドは、接続部材上に設けられ たスナップといった非回転接続部材のみが用いられる。すなわち、ねじタイプの 接続部材は使用不可能である。さらに、パッドはパッド部に対して取り外し可能 にあるいは取り外し不能に固定され得る。取り外し可能に固定される際には、パ ッドは通常の方法で取り外し及び再固定を繰り返すことができる。たと尤ば、パ ッド部は支持部にプレスばめされ得る。パッド部は下部が支持部にロブクされ得 る(取り外し不能)。パッド部は支持部にキーで止められ得る(取り外し可能) 0パッド部をスナップばめできる(一般に取り外し不能)ポリマー又はゴムから なるパッド部が望ましい場合は、パッド部は支持構造上にモールド成形により又 は他の方法で直接に形成してもよい。接続部材の例は、図12A〜図12Fで示 され以下で述べられる。
パッド部と支持部を分離して形成するのは、周知の一体型構造に対して大きな有 利点である。たとえば、標準パッド部と標準支持部が結合されて数多くの実用例 に用いられるのに適した多様な軸受パッドを提供できるように、翼なるパッド部 をいずれか特定の支持部に結びつけられる。かくして、標準軸受パッド部の所定 の数Xと標準支持部の所定のv!kYとを設定すると、XとYの積の数だけ軸受 パッドのバリエーノヨンが製造され得る。したがって、実質上、望まれる性能特 性はいかなるものでも得られる。モジトルンステムの多様性は、以下に述べるば ね状ビームに取り付けられたキャリアを用いることでさらに増大する。
標準パッド部と標準支持部とは、所望の性能特性を得るために、形状、材料及び 大きさを変更し得る。たとえば、パッドはポリマー材料、金属、セラミック又は 複合物から形成され得る。以下で詳細に述べられるように、パッド、支持構造及 びキャリアのいずれも又は全ては、′スマート”構造を有して、パッドが実際の 状態に応じて自ら!I!!でき、さらにこれらの部品が能動的に制御可能な構造 を育することができる。パッドの形状は、通常、製造及び性能について考慮され る点により決定される。通常は、図7〜図10に示された形状が用いられる。し かし、パッドが別々に形成されるときにはいずれの所望の形状の製造もより節単 になる。たとえば、軸受全体がモールド成形できないときでもパッドはスタンピ ング又はモールド成形できる。
当然、パッドの形状は自身の可撓性に影響を与え、その結果として性能にも影響 を与える。一般に、はとんど連続した軸受面を有することが好ましい。それゆえ に、軸受が組み立てられる際にパッド同士がほとんど接触するようにパッドのサ イズを決めるのが通常は好ましい。
本発明に係る別の見地によれば、パッド支持構造27は接続部材4oを最下端に 有することができる。この接続部材4oが、軸受パッド2oをキャリアに形成さ れた対となる接続部材を介して+ヤリア10に取り外し可能に固定され得るよう にしている。図3Aに図示された実施例において、第3支持部273の外周にね じが切られており、キャリア内に対となるねじ受け穴が形成されている。この構 造により、軸受パッドはキャリアlo内に容易にねじ止めすることができ、組立 が容易である。さらに、万一軸受パッドが故障すると、キャリア10を取り外し て再度利用できる。キャリア10は軸受パッドに比べて著しく重くて大きくて、 また材料コストの点でも著しく高価であるので再利用が重要である。軸受バ。
ドは今まではキャリアにプレスばめされていた。
もともと、対となっている接続部材の周知の形1はいずれも軸受バッド2oをキ ャリア10に固定するのに用いられ得る。図12A〜図12Cには、別の接続部 材の例が示されており、図2OAのあり溝構造及び以下のものが後述される。
しかし、既に述べたように、対となる接続部材は図示されたねじのように取り外 すことを選べる点で、!ll準化を達成する上で特に有利になる。
図4A−i1i!14Eは、第1支持部371が相当に剛性の高い単一の円筒状 又は支柱型部材であることを本質とする、軸受パッド構造を示している。説明を 簡単にするために、軸受パッドは一体型部材として示されている。当然、パッド は分離したパッド部及び支持部を有することができ、さらにキャリアに取り付け が容易となるためのねし又は他の手段を含むことができる。図4Aに示される例 において、第2支持部372は開口372oによりビームに分割された膜部材で あり、第3支持部373は連続した環状フランジである。軸受パッドはさらに、 上述されたように一体に(図示されるように)又はモジュール形式で分離して形 成される軸受バFl’部330を含んでいる。上記の構造は、第1支持部が比較 的単純であるので前述した構造より単純になっている。第1支持部材371は、 ピボット型支持部として機能する。ピボット効果を増すために、支柱部及び膜部 は、*Sを通り支持部を部分的に通る孔372oを延ばして(たとえばフライス 加工により)下部を切欠く。別の方法としであるいはこれに加えるものとして、 支柱部は図4Cに示すように支柱部に溝を形成することで下部を切欠いてもよい 。以上のように、膜部372に孔を通すことで、膜部を複数のビーム部に分割す る。下部切欠き371vは非対称性を有しており、支柱部371を(そのために パッド部330を)軸受パッドの主軸Mを横切る軸Rの回りで揺れ動くようにす る。主軸は、軸受パッドの長手方向軸として定義されており、軸受パッドがキャ リアの穴内に装着されている場合には、荷重がかかっていないときの軸受パッド 面の平面を横切り、穴の中心と軸受パッド面の幾何学的中心とを通過する軸に通 常は一致している。連続膜部3720分割は、軸受パッドを所定方向に傾けさせ ることを可能にしている。具体的には、軸受パッドは、膜部すなわち第2支持部 372に非対称の開口372oを設けることで所定方向に傾かせることができる 。非対称の開口又は他の構造的特徴を設けることにより、軸受支持構造が他の方 向より特定の一方向に可撓性が大きくなるようにすると、可撓性の大きい方向に 必ず傾くようになる。図示された構造により、軸Rを横切る他の軸の回りより軸 Rの回りでより簡単にたわむ傾向を有する。このように下部切欠きと非対称開口 との両方が、軸受パッドが所定方向に傾くようにする。傾いたパッドがキャリア 内で正しい位置決めされるように、以下に述べられるタイプの位置決め手段が使 用される図4B及び図40は、図4Aの軸受パッドの構造に類似した構造を有す る軸受バンドの断面図を示している。この軸受パッドが図4Aの軸受パッドと異 なる点は、第2支持部372が連続膜部であり、下部切欠き371vは支柱部3 71に溝を形成することで設けられている点である。既に述べられたように、下 部切欠き37!vにより、軸受は所定の軸Rの回りで揺れ動く傾向を有している 。その結果膜部へ非対称的な荷重が生C1矢印りで示す方向に荷重がかかるとき にパッド部330が下方にたわむようにする。
もちろん、このパッド支持構造では多くの変形例が可能である。たとえば、膜支 持部372は、膜部に可撓性を追加するための開口を設けることができる。この ような開口は、軸受パッドを傾かせるために非対称に設けることが可能である。
さらに、連続外周箪3支持部373は、多数の円周ビーム部に分割され得る。
このように分割されると、支持構造には可撓性が追加され、支持構造が1所定方 同に傾き、以下に述べるようにパッドを正確に位置決めできるようになる。以上 の効果はどれか一つの場合もありまた全ての場合もある。
図4D及び図4Eは、別の実現可能な円筒パッド支持構造を示している。この構 造は、図4Aに示す軸受パッドの構造的特徴と、図4D及び図4Eに示された軸 受パッドとを結合している。具体的には、第1支持部371は2つの溝又はスロ ット371vにより垂直に切欠かれており、さらに第2支持部372を貫通して 延びる開口3720により下部を切欠かれている。図4D及び図4Eの両方から 明らかなように、スロット371vの1つは他のスロットより深く支柱部371 内に切り込まれている。この非対称スロット配列が、パッドが深いスロット鋼に 傾く(たわむ傾向を有する)ようにする。この構造の結果、第1支持部は、たわ むあるいは2つの軸の回りを揺れ動くように傾く。力yh371vと開口とは平 行になっているので、これらの軸も平行である。当然のことながら、支持M造に 設けられたカット又は開口のいずれの配列及び寸法は、パッド支持部37のたわ み特性を変更する目的で翼ならせることができる。
図4Dは、図4Eの軸受パッド支持構造の底面図である。図4Aの支持構造の底 面は、とてもよく似ているがスロット371vを示す破線を含んではいない。
図4Eに示すように、膜部372の開口372oは、膜部が均等に前もって傾け られるように対称に配列されている。もちろん、膜部には、以下に図5Bを参照 して説明する方法によって非対称に傾くようなIfl加開口開口部けることもで きる図4A〜図4Eに示す円筒軸受パッド構造は、所望の結果を得るために円筒 軸受パッドの設計に取り入れることが可能な構造的な特徴を明らかにしている。
当然、これらの構造的特徴には、数多(の変形例と可能な組合せがある。具体例 としては、支柱状の第1支持部37]に切欠かれて形成された複数のスロットを 含む図4に示された構造では、たわみ特性を変更するためにスロットを互いに対 して斜めにしたり同じ面に存在しないようにできる。同様に、m部に形成された 開口372は、たわみ特性を変更するために、図4A及び図4Eに示すように第 1支持部内に延びて所望の高さに達することができるし、第2支持部にだけ形成 することもできる。さらに、開口は非対称に形成することができるし、数は幾つ にでも設定できる。最後の例としては、上述したように、たわみ特性を変更する ために、第3支持部3フ3はビーム状扇型に分割あるいは他の形に変形できる。
概念的に見ると、本発明の軸受パッドのいずれの設計も、軸受パッドのたわみ特 性を変更するために支持構造の選択した部分に材料を追加するあるいは材料を取 り除くあるいはその両方行うことに基づいている。このようにして、軸受パ。
ドは選択した範囲から材料を取るあるいは材料を加える1個のパテとして見るこ とができる。材料の追加及び除去は、設計条件下で所望のたわみを達成するよう に支持構造の剛性を高めたり低めたりする。以下に詳細に説明されるように、キ ャリアもまた同様に設計可能である。
図5A〜図5Eは、筒状支持構造を有する軸受パッド構造を図示している。第l のill造は、図5A〜図50に示されている。この構造は、軸受パッドがパッ ド部330を含んでおり、第2支持部372が膜状部材(開口があっても無くて もよい)、第3支持部373が連続環状フランジを備えているという点で、II K4Aに示された構造に大体よく似ている。図5A〜図50のパッド支持構造は 、図4Aに示された支持構造と以下の点で異なる。つまり、第1支持部371は 中央穴371cを有しており、第1支持部は円筒状の筒状中空支持部として形成 されている。図5Aに示された実施例において、中空の支持部の環状壁は厚みが 大きく剛性がかなり高い。この*1支持部に可撓性を与えるためには、開口、下 部切欠き又は上部切欠きが環状壁に形成される。図示された例において、図5A に最もよく示されるように壁の一部を下部切欠きを行うように、膜部372に形 成された開口372oを壁の一部を貫通させることで可撓性を与える。この下部 切欠きにより、ml支持部は下部切欠きの方向にたわむ傾向を有する。当然第1 支持部371は、図4Eに図示されたのと同様に壁を下部切欠きする等の別のや り方で傾かせることもできる。
図50は、図5Aの軸受の側面図である。この図は、第I支持部を中心にしてた わむ傾向を有する軸Rの軸線に沿って見ている。
図5Bに最もよく示すように、第2支持部372の膜部には、軸受パッドの主軸 に対して非対称に配置された追加量0372pが設けられている。この開口の非 対称配置により、膜部すなわち第2支持fX372は追加の開口372pの方向 に可撓性が大きくなっている。したがって、支持構造全体は、膜部の可撓性の大 きい方向に、すなわち前もって追加開口372pが配置された方向に傾くように なっている。372pに示された追加開口は、別の機能としてキャリア部材に形 成された位置決めピンが嵌められる。その結果、以下に述べられるように、前も って傾くようになっているパッドをキャリア部材内に正確に位置決めできる。
図5D及び図5Eは、本発明に係る中空間状軸受パッドの変形例を示している0 図5A及び図50に示された軸受パッドと同様に、この軸受パッドは、中空間状 東1支持部371と、膜状第2支持部372と、円周第3支持部373とを含ん でいる。しかし、図5D〜図5Eに示す軸受パッドでは、東l支持部371はか なり薄くなっているので可撓性が大きくなっている。膜部372に形成された開 口372oは膜部371を完全に貫通してパッド部330まで延びている。その ために、開口372が第1支持部371を量刑状からなる複数のビームに分割す る。さらに図示された実施例では、開口372oは非対称に設けられており、そ の結果系1支持部を開口372oが設けられた方向に傾かせるようになっている 。軸受のたわみ特性を変更するために、開口372oは省略又は他の形状をとる ことができるし、開口やスロットといった構造的特徴を追加できる。
図5Dはさらに図5D〜図5Eに示す軸受パッドのたわみ特性を概略的に示して いる。具体的には、力が図5Dに示された矢印Fの方向に加えられると、支持構 造の一端が正側モーメント(十M)により上方に持ち上げられ、他端が負側モー メント(−M)により下側に押し下げられる。これにより、流体くさびがバ。
ド面とシャフトの被支持部との間に形成されるようにパッドがたわむ。
図4A〜図4E及び図5A〜図5Eに示された軸受パッド構造の変形例は、図2 及び図3に関して示されたのと同様な方法でモジュール構造から形成され得る。
すなわち、分難した軸受パッド部及び支持部と、パッド部を支持部に又は軸受パ ッドをキャリア内に取り外し可能に固定するあるいは両方を行うために対となっ ている連結部材とを設けて形成され得る。しかし、以上の方法は必ずしも必要で はなく、一体形成が容易な軸受パッドには特に必要ない。
本発明の他の見地によれば、軸受のキャリア部10は、軸受パッド2oをたわみ 可能に支持又はたわむように支持するように形成され得る。このことが必然的に キャリア構造に構造的特徴(ビーム、膜部等)を設けることになり、キャリアが たわみ可能な支持部として作用する。
図13Aは、比較的簡単なたわみ可能なキャリア構造lOを示している。キャリ ア10は、半径方向に延びる内側及び外側溝を有しており、パッド支持部105 と、連続した比較的細い第1支持部106と、第2支持部107等とに分割され ている。本実施例の第2支持部107は、単純な、平坦なベースである。キャリ アは比較的剛性が高くて垂直可撓性を有していない。ところが、半径方向に延び る溝を設けることで、パッド支持部105にピボット動作可能な可撓性を与える 。図13Aは、軸受パッド20を正確に位置決めするための位置決めポスト10 2(後述)が用いられたものを図示している。
図13[3は、図13Aの軸受において支持された軸受パッド20の底面図であ る。図に示すように、軸受パッドの第3支持部373は、位置決めポスト+02 を外側から覆うように嵌まるスリーブ部373Sを含んでおり、軸受パッド20 の正確な位置決めを行っている。軸受パッド20は別の点では図5A〜図5Eに 示された軸受パッドに類似している。当然、軸受パッドの他のタイプは図13A に示されたキャリアのタイプとともに用いることができる。
図14A及び図14Bは、比較的可撓性の大きいキャリア10を含む軸受パ。
ドを示している。具体的に、キャリア!0は片持ちばり軸受支持部105を含ん でおり、片持ちぼり軸受支持部105は、パッド支持面105aと、支持面10 5aを片持ちばり支持する連続外周ビーム105bと、半径方向内側に延びる円 周面105Cとを含んでいる。円周面105cは第1支持部106に片持ちばり 状態で支持されており、支持部106は、円周方向に延びる2つの脚部108に 支持された膜状第2支持部107に支持されている。第2支持部107の可撓性 とパッド支持面105の片持ちばり支持及び構造とにより、この構造では軸受パ ッド20は弾性的に支持される。
図14A及び図14Bに示す軸受は、図30及び図3Dに関連して述べられたも のに大まかな点では類似した円錐台形軸受パッド20を含んでいる。しかし、図 14Aは、構造的ベース部材232からなるパッド部23を用いる可能性を示し てイル。構造的ベース部材232は、その上にたとえば硬化ゴムポリマー又は他 の剛性軸受材料キャップ231がモールドあるいは他の方法で形成されたベース 部材と異なる材料からなる部分を有している。当然のことながら、ここで開示さ れたパッドはいずれも、このタイプのキャリアとともに用いることができる。
図15A及び図158は、本発明に係る可撓性を有する別のキャリア構造を示し ている。この場合、第1及び第2支持部106,107は、図13Aのものに類 似している。しかし、パッド支持部105は、パッド支持面105aを含む2重 片持ちぼり構造を有している。パッド支持面105aは半径方向内側円周ビーム 105b上に支持されており、ビーム105bは円周面に片持ちばりで支持され ており、円周面105cは円周ビーム+ 056に支持されており、円周ビーム 105Cは円周面+05eに片持ちばり状態で支持されている。以上に述べた構 造は、パッド支持構造に垂直方間における可撓性を大幅に増やしている。可撓性 をさらに追加するために、第2支持部107は図14A及び図148の軸受の場 合と同様に円周ビームに取り付けられ得る。
図15A及び図15Bの可撓性キャリアに取り付けられた軸受パッド20は、単 純なコイン状平坦パッドである。これらのパッドは、炭化珪素、青銅、鋼又はポ リマー材料といった高性能材料の中で適したものから形成され得る。さらに、本 発明の他の見地によれば、後述されるが、パッド20は検知された作動状態に対 応できるいわゆる“スマート”又は“インテリジェント”材料から形成され得る 。もちろん、本発明の他の軸受パッドのいずれの場合でも、好ましい場合にはこ のタイプのキャリアとともに使用できる。
図16A及び図16Bは、本発明に係る、ビーム装着型キャリア構造を示してい る。この構造は、輪受パッド20が個々の分離パッド支持面105上に支持され ているという点で先に述べた可撓性キャリア構造と異なる。パッド支持面105 の各々は、第1支持部+06と第2支持部107と第3支持部108とを含む支 持構造上に支持されている。図示された例において、第1支持部106は垂直方 間に延びる単一のビームであり、第2支持部107は膜状部材であり、第3支持 部108は2つの円周方向連続ビームとして形成されている。ここでもコイン状 パッドが例示されているが、他の種類のパッドを用いてもよいことは当然である 。
支持構造の配置には数多くの場合が考えられ得る。特に、軸受パッドが分離パッ ド支持面に取り付fすられ得る際にはW!ζ二実現可能な例が多くなる。別のス ラスト軸受キャリアの形状例が図21〜図30に示されている。これらの軸受と 図16A及び図16Bに示された軸受構造との違いは、主に、第1支持部と第2 支持部と第3支持部との構造の違いにある。スラスト、ラジアル又は複合型スラ スト・ラジアル軸受のビーム装着型キャリアを説明するにあたって、円筒素材を 機械加工でカット、溝及び穴を形成して支持構造を形作ることでキャリアを形成 したものと思い浮かべると便利である。もちろん、キャリアは、必ずしも必要は ないが機械加工により形成してもよい。キャリアはモールド成形してもよいし、 鋳造又は他の手段により形成できる。
他の種類のキャリア形状の一例が図21〜図24に図示されている。この軸受の 上面図は図21に示されており、断面図が図22に示されており、底面図が図2 3に示されており、斜視図が図24に示されている。図21〜図24に示された キャリア10は図18A及び図16Bの軸受に類似しているが、2つの重要な違 いがある。第!の違いとしては、図21〜図24の軸受は図16Aにある垂直支 持ビームではなく角度のついた又は傾斜した支持ビーム134Aを含んでいる0 第2の例外点は、支持ビーム136を貫通して延びてキャリア10に円筒状開口 を形成する追加孔144を含んでいる点である。円筒状開口は、支持ビーム内に 長円形の開口を形成するように傾いた又は角度のついたビーム134を通って形 成されている。長円形の開口はビームを1対の複雑な靭帯に分割しており、その 形状は図24の斜視図を参照して理解され得る。開口144を設けてその結果と して傾斜ビーム134Aが111雑な靭帯に分割されることにより、図21〜図 24に示された軸受バッド20のキャリア支持構造は図16A及び図16Bに示 された軸受に比べて可撓性が著しく同上する。このように、図21〜図24の軸 受のパッド支持面132は、図16A及び図16Bに示された軸受のパッド13 2の場合より低い荷重に反応してたわむ。その結果として、図21〜図24に示 されたキャリアは低荷重用軸受パッドにより適しており、図16A及び図16B に示された軸受は高荷重用軸受パッドにより適している。さらに、ビーム134 Aのような傾斜支持ビームは、ビームを複雑な靭帯に分割する開口の有無にかか わらず、パッド支持面の垂直方向への可撓性を増加させる。その理由としては、 垂直方向にかかる荷重はビームを軸受の中心又は内径側にたわませる傾向を有す るモーメントを生み出し、それによって潤滑流体の遠心力による漏れを生じさせ な図示された軸受パッド20は、単純なコイン状軸受パッドである。パッド20 は炭化珪素又は他の高性能軸受材料から形成され得る。ここで述べられた軸受パ ッドの形態はいずれも採用可能であることは当然である。
図23Aは、図21〜図24に示されたタイプの軸受の底面図であり、そこでは 追加孔+46が膜部又は支持ビーム136に形成されてビーム又は膜部】36の 可撓性をさらに加えている。図23Aに示すように、孔146は各パッド支持扇 形に対して非対称に形成されている。これらの孔が非対称に形成されていること により、パッド支持部とそのためにパッドとが他方向より一方向に容易にたわむ 傾向を有する軸受が得られる。言い換えると、軸受パッドは、非対称の開口がキ ャリア支持構造に設けられることで一方向に傾いている。このような非対称に配 置された開口は、本発明の軸受バッドを一方向に傾かせたい軸受構造のいずれに も設けられる。選択した軸受パッドの20のみを傾かせるように開口又は孔を非 対称に設けることが望ましい場合もある。
図25は、本発明に係る別の軸受の断面図である。この構造によれば、軸受パッ ド20はパッド支持面132に支持されており、パッド支持面132はスタブ1 34sに支持されており、スタブ134は水平方向に向けられたビーム部134 H上に支持されており、ビーム部134Hは逆方向に傾斜したビーム部134I 上に支持されている。他の点で、キャリア構造は先に述べられた軸受のキャリア 構造に類似している。この構造のためにキャリア10は一方向に大きな可撓性を 有しているが反対方向にはひどく剛性が高い。圧電素子lOOは、パッドの傾き を能動的に制御できるように、図示されたように水平ビーム部とパッドとの間に 設けることができる。中空円錐台形軸受パッド20が図示されている。しかし、 キャリア10はここで述べられた軸受パッドの他の形態を支持することも可能で ある。
同様な構造が図26に例示されている。図26に示された軸受キャリアと図25 に示された軸受キャリア10との違いは、図26の軸受のキャリア10は逆向き に傾斜したビーム部134Iではなく垂直ビーム部134vを用いている点にあ る。両方のキャリア10は他の点では全て同様である。図26の軸受においては 角度のついたビームがないために、垂直方向に剛性が高くなる。逆から言えば、 図26に示された膜タイプ軸受パッド20は図25の中空円錐軸受パッド20よ り可撓性が高い。ここで述べられた他のキャリア構造と同様に、軸受バッドの他 の形態を用いることが当然できる。
図27〜図28は、本発明の軸受構造の他の実施例を示している。図に示すよう に、この軸受と複数の軸受パッド支持部321〜326(図28で破線で示す) を有するキャリア10を含んでいる。軸受パッド支持部321〜326の各々は 、キャリア支持構造の支持面342に支持されている。キャリア支持構造は、第 1支持部と第2支持部と第3支持部とを含んでいる。第1支持部は、第2支持部 上に支持された1対の入れ子錐台からなっている。第2支持部は第3支持部上に 支持された分断された外周膜部360を含んでいる。第3支持部は1対の外周ビ ーム382を含んでいる。外周ビーム380,382は前に説明した構造に類似 している。膜部360は、輪受の底部に形成され入れ子式になった錐台を形成す る溝により分割されているので、先に述べられた構造の腹部とは異なる。内側錐 台は外側錐台に対して反対側に向けられており、両錐台の平均中心線は、パッド 支持面342の上方の点350で一致しており、逆Vに似たように見える断面を 有している。両錐台の中心線が支持面の上方で上方の点350で交差するために 、第1支持構造は軸受バッドをパッド面上方の点を中心にピボット動作するよう に支持する。このことにより、適切なたわみが確実に得られる。
軸受バッドを支持するビーム346.344は、互いに対して同じ角度で傾斜を 付けることができるし、互いに対して異なった角度で傾斜を付けることもできる し、1つのビームが傾斜し他方は傾斜しないようにすることもできるし、両者が 同じ方向に傾斜するようにもできる。当然、第1支持構造のビームの傾斜程度を 様々に変更すると、軸受のたわみ特性に強い影響を与える。
軸受支持構造の回りに対称に配置された複数の孔又は開口420は、入れ子式の 頭声を分割してパッド支持面342を形成する。例えば、パッド支持部321は 、1対の複雑な支持ビーム344,346によりパッド支持面342に支持され ている。1対の支持ビーム344,346は互いに対してテーパ形状になってお り、入れ子式錐台部分を通過して延びる円筒状開口によって複雑な幾何学的形状 になっている。図27に最も良く示すように、ビーム344,346の中心線は パッド面の上方の点350で交差し、適切なピボット支持が確実にしている。
個々のビーム344,346は、錐台を形成する溝により分割された外周膜部3 6o上に支持されている。siは外周ビーム380,382により支持されてい る。前記のように、外周ビーム380.382及び外周膜部360は円周方向に 分断されて個々のビーム支持部を形成できる。
キャリア支持構造には数多くの変形を施すことが可能である。例えばビームの角 度を変える、脚部を形成する孔又は開口の位置を変える、ビーム又は膜部のいず れかの長さを斐える、又はビーム又は膜部のどれかの幅又は厚みを変えること等 で、支持構造のたわみを変更できる。以上の変更例の多くの可能例を図示するた めに、図27及び図28は、各パッド支持面321〜326において異なる支持 構造を描いている。これらの様々な支持構造は本発明を例示するための目的で単 一の軸受に示されている点を理解すべきである。通常使用時においては、パッド 支持部321〜326の各々は、同様な、必ずしも同一ではないが、支持構造を 有しており均一な性能を確保する。
軸受バッド支持部322を支持する支持構造は、孔又は開口422を設ける点で パッド支持面321の支持構造とは異なる。孔又は開口422は、ビーム346 を複数のビーム又はサブビーム346a、346bに分割するようにビーム34 6を通って延びている。開口422のように、開口の直径及び位置決めがビーム が完全に分離するようになっていると、ビームは分離ビームに分割される。別の 場合で、開口(例えば開口423)がビームを部分的に分離している場合には、 ビームはサブビームに分割される。図27に示すように、開口422はビーム3 46の側部に長円形の開口を形成し、図27で半径方向外側ビーム344が見ら れる。このような構造により、パッド支持部322は3つの角度のついた靭帯又 はビーム344,346A及び346Bにより支持される。
軸受パッド支持部323は、4つの角度がついたビーム又は靭帯344a、34 4b、346g及び346bにより支持されている。この構造は、ビーム344 とビーム346とを通って延びてパッド支持面342を2つの部分に分割する孔 又は開口423を設けることで実現される。
ここで述べられた全ての変形例に関して言えば、開口のサイズはビーム344. 346が分離ビームに分割される程度に基づいて選択されるべきである。大きい 開口が用いられる場合にはビーム部を完全に分離させることが望ましい。別の場 合では、軸受パッド支持部323の支持に関して示されたように、ビームの側壁 に沿ったある点でビームを中途分割するのが望ましい。図面はビーム344と3 46とに分割するために軸受パッド支持構造に設けられた1・つの開口を図示し ているが、図28に示された開口422〜426に類似した2つ又はそれ以上の 開口を設けることが可能である。2つ以上の開口は、ビーム344,346を3 つ又はそれ以上のビーム又はサブビームに分割する。通常は、採用される支持部 のタイプの決定は、望ましい性能特性によって決められる。一般的に、ビームを 分離したビーム又はサブビームに分割すると、支持構造の可撓性が増す。軸受バ 、ド支持部322.324及び326を支持する支持構造と同様に支持構造の軸 方向に可撓性を増やすと、軸受パッド支持部は一所定方向に傾く。
軸受パッド支持部324を支持する支持構造は軸受パッド支持部322を支持す る支持構造と類似しているが、開口424が内側支持ビーム346ではなく外側 支持ビーム344を通って延びている点が異なる。かくして、軸受パット支持部 322と同様に、軸受バッド支持部324は3つの角度のついた脚部により支持 されている。
パッド支持部325を支持する支持構造はパッド支持部321に類似12でいる が、開口425が外周ビーム380と外周膜部360を通って非対称に配置され ている点が異なる。かくして、軸受パッド325は一所定方向に、すなわち開口 425が設けられることで最大の可撓性を有する方向に傾く。
パッド支持部326を支持する支持構造はパッド支持部322に類似しているが 、ビーム346を分割する開口426が非対称に設けられている点が異なる。
この非対称配置により、パッド支持部326が可撓性の高い方向すなわち大きさ が小さくて可撓性の高いビームの方向に傾けられる。
パッド支持部321〜326の各々には、軸受パッド20を支持できるように穴 又は他の開口が形成されている。コイン形状の軸受パッドが示されているが、こ こで述べられた軸受パッドのいずれが用いられてもよい。さらに、パッド20は ここで述べられるようにパッド支持部に取り外し可能に固定される。
当然ながら、図27.28に図示された支持構造を組み合わせて所望の性能特性 を達成できる。
図29〜図30は、本発明に係る軸受の別の実施例を示している。図に示すよう に、この軸受は複数のパッド支持部521〜526く図30に破線で位置が示さ れている〉キャリア1oを含んでいる。パッド支持部521〜526の各々は、 キャリア支持構造に一体支持されている。概略的に説明すると、キャリア支持構 造は、内側円周支持ビーム546と外側円周支持ビーム544とを含む少なくと も1つの第1支持構造と、内側外周膜部362と外側外周膜部364とを含む第 2支持部と、内側外周支持ビーム382と外側外周支持ビーム380とを含む第 3支持部とを含んでいる。図29に最もよく示すように、円周方向支持ビーム5 44.546は、部分的に、キャリアの底部からパッド支持面に延びる深い円周 方向チャンネルによって形成される。支持ビームは、軸受パッド支持構造の回り に対称に配置されビーム544,546を隣りのビームから分離する複数の孔又 は開口620によっても形成されている。このように、例えば、支持パッド52 1は、概ね狂いのない側壁を有する1対のビーム544,546に支持されてい る。先に述べたように、ビーム支持構造は、膜部364.362と外周ビーム3 80.382とを含んでいる。
キャリア支持構造に数多(の変更を行うことが可能である。これらの可能な例を 多数示すために、図29及び図30は、パッド支持部521〜526を支持する ためのそれぞれ異なる支持構造を示している。図27〜図28の実施例で先に述 べたように、これらの様々な支持構造は本発明を図示する目的で単一のキャリア 10に示されているが、通常使用時には各パッド支持構造521〜526は、必 ずしも同一ではないが同様な支持構造を有しており、均一な性能を得る。
パッド支持部522を支持する支持構造は、孔又は開口622が設けられている 点でパッド支持部521とは異なる。孔又は開口622は、ビーム546を複数 のビーム546aとビーム546bに分割するように内側円周ビーム546内に 延びている。このような構造により、パッド支持部522は3つの垂直方向に延 びるビーム又は靭帯544,546a及び546bにより支持されている。
パッド支持部523は、4つの垂直方向に延びるビーム又は靭帯544a、54 4b、546a及び546bにより支持されている。ビーム544とビーム54 6を通って延びる孔又は開口623を設けることで、上記の構造が得られる。
この変更点により得られる薄いビームは、パッド支持部522,521を支持す る支持構造より大きい可撓性を有する。
パッド支持部524は、5つの比較的薄い垂直方向に延びるビーム又は靭帯によ り支持されている。この構造は、孔又は開口624を設けて内側ビーム546を 2つのビームに分割して、さらに2つの孔624を設けて外側ビーム544を3 つのビームに分割することで実現される。
パッド支持部525を支持するキャリア支持構造は、)ずラド支持部522に類 似しているが、追加開口635が外側ビーム544を2つのビームに非対称に分 割している点が異なる。外側ビーム544を非対称に分割することで、この軸受 パッドは可撓性の大きい方向に傾いている。
パッド支持部526を支持するキャリア支持構造はパッド支持部522を支持す る支持構造に類似しているが、内側ビーム546ではなく外側ビーム544が分 割されている点が異なる。さらに、開口626が開口622より幾分太き(なっ ており、内側ビーム546の可撓性をいくぶん増えるように、溝が内側ビーム5 46の外側外周部に形成されている。
図29及び図30に示された支持構造を組み合わせて所望の性能特性を得られる ことは0明である。
各パッド支持面には、軸受パッド20が取り付けられる穴又は類似の開口が形成 される。軸受パッド20は、図示したコイン状パッドそのものではなくここで述 べられた他の形態であってもよい。さらに、望ましい場合には、ツクメトはここ で述べられたようにパッド支持部に取り外し可能に固定され得る。
図29A1図29B2図3OA及び図30Bは、詳細に、キャリア10を有する スラスト軸受を示している。ここでは、キャリア支持構造の)4メト支持部52 IAの各々は、図29及び図30のパッド支持部521を支持するために用いら れるものと大変よ(似ている。しかし、ビーム544A及びビーム546Aは図 29及び図30に示されたキャリアlOの対応する部分に対して円周方向に狭く 垂直方向に短い点だけが異なる。当然のことながら、短いビームは比較して長い ビームより剛性が高く、狭いビームは比較して広いビームより剛性が低い。さら に、図29及び図30に図示された軸受ではビーム544とビーム546は等し い幅を有しているのに対して、ビーム544Aはビーム546Aより半径方向に 幅が狭くなっている。ビーム544A及びビーム546Aの円周方向の程度を決 定する大きな開口620がビーム544Aの円周方向幅がビーム546Aより著 しく大きくなるように配置されているので、半径方向の厚みの違いは相殺される 。開口620は、図29及び図30の軸受キャリア構造の開口620に比べて著 しく大きい点が重要である。大きな開口がその形成場所である支持構造の可撓性 を増加させることは言うまでもない。
前述したビーム装着璽パッド支持構造により、軸受パッド20はその配列を変更 するためにたわみ可能なキャリア上に支持されている。必要な可撓性がパッド2 0ではなくキャリアに与えられるので、このような構造はコイン状軸受パッド2 0に特に適している。しかし、ここで述べられた軸受パッドはいずれも、所望の たわみを得ることが必要であれば用いられ得る。しかしながら、個々に制御可能 な支持面105と、これらの支持面を支持する支持構造106,107及び10 8が最適なたわみを実現するので、通常は図16A及び図16Bに示されたタイ プのコイン状軸受パ・ラドを用いることが現在考慮されている。繰り返すが、軸 受パッドは高性能軸受材料又は“スマート“又は“インテリジェント”材料を用 いて構成され、以下に述べるようにくさび形成を動的に又は能動的に制御できる ようにする。
モジュール軸受構造の別の形管が図20A〜図20Hに示されている。この種の モジュール構造はラジアル(ジャーナル)軸受に最も適している。具体的に、図 20Aに最も良く示すように、この軸受は複数の長手方向に延びるあり溝を有す るキャリア10を含んでいる。あり溝は、キャリア10の内周の回りに円周方向 に間を空けて形成されている。複数のあり溝式軸受バッド120は、キャリア1 0に形成されたあり溝内に固定されている。あり溝弐軸受パブド120は、パッ ド部123と支持部127とを含んでいる。図示された実施例において、支持部 は第1支持部1271と、膜状第2支持部1272と、1P+3支持部1273 とを含んでいる。本発明の1つの見地によれば、第3支持部はキャリアIOに形 成されたあり溝にはまる外側あり部形状を有している。軸受パッド120の下側 端のあり部形状によって、軸受バブドはキャリアlOの軸方向の一端から長手方 向に延びる溝にスライド挿入され得るようになっている。その結果、パッド12 0はキャリア10に対して半径方向にロックされている。このようにして、あり 溝式軸受バッド120はキャリア1(+に対して素早くかつ取り外し可能に固定 され得る。さらに、あり連成軸受パ1ど120のキャリア10内での位置は、軸 受パッド120が支持する/ナフトの回転に影響を受けない。しかし、これだけ では軸受パッド120はキャリア10内で軸方向にスライドしてしまう。しかし 、端部プレート、口・ツクボルト又は他の同様な構造を設けることで、軸受パッ ド120はキャリアに対して容易に止められる。
本発明に係る他の見地によれば、図2OAに示すあり連成軸受構造はモジュール /ステムの一部であってもよい。特に、モジュールシステムは、あり温式軸受バ /ド120の広い範囲に渡る変形例を含むことが可能である。各々のパッドは、 標準あり溝式手中リアに形成された長平方向の溝と対になって形成された下側の 部分を有している。このようにして、標準手中リアは様々な軸受tlI造を支持 するものとして役立つことができる。
図20B−図20Eは、本発明に係るあり導式軸受パッド構造の様々な例を図示 している。あり溝式軸受パッド構造の各々は、図20Aのキャリア10に形成さ れたあり溝の形状と対になる形状を有する下側端を有している。この結果、そこ に示された軸受パッドはいずれも図2OAの手中リア1oに取り付けられ、特別 な必要を満たすことができる。さらに、モジュールシステムは、異なった半径方 向(図における垂直方向)寸法を育するモジュール軸受パッドを設けることでさ らに様々に異ならせることが可能である。このような方法で、単一のキャリアI Oが様々な直径のシャフトを支持できるようになる。
図20Bは、e120Aに示すものと同じ一般的なタイプのモジュールあす温式 軸受パッドを示す。軸受パッド120は、バ、 F部123と支持部127とを 含んでいる。この場合、支持部127は、第1支持部として働く垂直(半径)に 延びる単一ビームと、第2支持部としての水平(円周〉方向に延びる腰部と、第 3支持部としての!対のあり溝式支持脚部とを含んでいる。
図20Cは、同様なモジュールあり温式軸受バyドを示す。異なる点としては、 1tlN支持部が非対称のビームネットワークを含んでおり、このネットワーク はパッド支持ビームと円周片持ちぼりビームと第2支持部の膜部上にビームネ、 )ワークを支持する垂直ビームとから構成されている。この軸受バ、どの非対称 の特徴により、このようなパッドを用いて構成される軸受は2方向ではなく1方 向に機能する。
図20Dは、パッド支持部123の下部が切欠かれてかつ半径方向に延びるビー ムにより一端が支持される、モジトルあり温式軸受パッドを示している。半径方 向に延びるビームは片持ちぼり状態で円周ビームに支持されており、円周ビーム は半径ビームに支持されており、半径ビームは円周ビームに支持されて詰り、円 周ビームは最後に半径ビーム上に支持されている。このようにビーム上にビーム が支持される構造は、図200のあり溝式構造に大きな可撓性を与える。
図20Eは、異なるビーム状にビームが支持された構造の形態を有するあり溝工 軸受パッドを示す。この場合、パッド部123は下部が切欠かれており、半径方 向に延びるビームに支持されている。半径方向ビームは円周方向に延びるビーム に支持されており、円周ビームはもう1つの半径ビームにぶら下がった状態で支 持されており、その半径ビームは固定ベース部に支持されている。図20Hの場 合、パッド部と支持ネットワークを形成するための開口は、先に述べたあり溝式 軸受パッド構造に形成された開口に比べて細くなっている。
図20B〜図20Hに示すあり溝工軸受パッドの形態に加えて、例えば図31〜 図34に示すような中身が詰まったあり温式軸受パッドを用いることができる。
変形のみできてたわむことができないこのような中身が詰まった軸受パッドは、 一般に、キャリアが軸受パッドをたわみ可能に支持するためのビーム支持ネット ワークを含む場合に用いられる。
概して、この軸受パッドは炭化珪素のような高性能材料から形成される。他方で 、図20B〜図20Hに示すようなたわみ可能軸受パッドはプラスチック、青銅 又は鋼から形成される。二とがある。
図31及び図31Aは、本発明に係る別のあり温式ジャーナル軸受を示す。図3 1及び図31Aに示す軸受構造は2方向に機能する。すなわち、軸受は図31に 示すように/ナフトが時計方向に又は反時計方向に回転する場合のいずれも支持 可能である。この軸受が2方向に働くのはパッド支持部がその中心線の回りに対 称だからである。パッド支持部の中心線は、軸受の主軸とパッドの幾何学的中心 とを通過する半径方向に延びる線として想定されている。図31及び図31Aの 軸受は、複数の薄い半径方向及び円周方向のスリットをaするキャリア10を含 んでいる。スリットは、複数の軸受パッド20を支持するための円周方向に間を 空けた複数の軸受バッド支持面を形成している。
特に、各軸受パッド支持面632は、2つのパッド支持面632psにおいてビ ーム支持構造に支持されている。バッド支持面632psで軸受パッドに連結さ れたビームネットワークは同一であり、軸受を2方向に作用させる軸受の対称構 造を生む。説明を簡単にするために、軸受の1つのバッド支持面を支持するビー ムのネットワークのみが説明される。というのは、他のパッド支持面も同一の方 法で支持されているからである。このように、図31に示すように、累1の概ね 半径方向に延びるビーム640は軸受パッド支持面632に連結されている。
第2の概ね円周方向に延びるビーム642は、ビーム640の半径方向最外端に 連結されている。第3の概ね半径方向に延びるビーム644はビーム642から 半径方向内側に延びる。箪4の概ね円周方向に延びるビーム646は、ビーム6 44の半径方向最内部から延びる。第5の概ね半径方向に延びるビーム648は ビーム644の半径方向外側から支持構造のハウジング部に延びる。まとめると 、図31に示す軸受の軸受パッド支持表面632の各々は、10本のビームとキ ャリアハウジングとに支持されている。重要な点として、パッド支持面の下部に 形成された切欠きゃスリットは可撓性を追加して、パッド支持面がばね状膜部と して作用する。
この実施例では、単純なあり温式軸受パフド120が用いられている。しかし、 この軸受構造のモジュール特性が、軸受パッドの他の形態を採用可能にしている 。例えば、図20A〜図20Eに示すようなあり連成軸受パッドを用いることが できるし、ここで述べられた非あり温式軸受パッドを用いることもできる。
図31Aは図31の半径方向断面であり、第3ビーム644と軸受パッド支持面 632と軸受パッド120とハウジングである外周部とを示している。
以下に詳細に述べるように、圧電素子100を支持構造内に設けてたわみ特性を 選択的に調整可能にできる。
図32及び図32Aは、本発明に係る別のあり連成ジャーナル軸受構造を図示し ている。この軸受構造は先に述べた軸受構造に比べて、キャリア10が“円筒素 材”jこ形成された比較的大きい溝及び開口により形成されている点が異なる。
通常この種の構造は、先に述べられた実施例における小さな溝を形成するための 放電加工や他の類似の技術ではなく、素材をフライス削りして形成される。図3 2に図示されたキャリアII!の有利な点として、手堅軸受が必要な場合に図3 2及び図32Aに示されたタイプのキャリアを形成するのに必要な比率的に大き な切欠きと開口を正確に形成するのは容易である。これは、図31及び図31A に示された構造に必要な比率的に小さな切欠き及び開口を形成するのに比べての 話である。さらに、大きな溝や開口は一般にモールド成形や射出成形が容易であ る。大きなカットにより形成されたキャリアは、剛性が高い軸受パッド支持構造 を有する人望軸受が必要な場合にも使用される。
図32に示す軸受パッド20は、主軸706の回りに対称に支持されている。
そこで、軸受は2方向に作用する。しかも、キャリアは隠れた開口を有さない連 続断面を持っているので、押し出し成形とモールド成形が容易である。断面を不 連続にすることですなわち半径方向に延びる円周溝又は半径方向に延び非対称に 配置された開口を設けて支持構造を変更することで、キャリアの変更がなされて 性能特性が変更される。
図32に示すように、軸受は円周方向に間隔を空けた複数の軸受バッド支持面7 32を含んでいる。各軸受バッド支持面732は、軸受バッド支持面732に連 結された1対の概ね半径方向に延びるビーム740を含む支持構造に支持されて いる。第2の概ね円周方向に延びるビーム742はビーム740の各々を支持し ている。ビーム742はハウジング又は第3支持スタブ744に片持ちパリ状態 で連結されている。図31及び図31Aの軸受のように、平豐あり溝式軸受バッ ド120が図示されている。どのタイプの軸受パッドを用いてもよいが、軸受の 2方向に作用する性質を維持するためにパッド120は2方向に作用しなければ ならない。図32Aは、図32に図示された軸受の一部半径方同断面図である。
この断面図において、軸受バ1)120と軸受バッド支持面732と第1ビーム 740とが確認できる。
図33は、本発明に係るあり連成ジャーナル軸受構造を示している。図32の軸 受と同様に、図33の軸受のキャリア】0は、比率的に大きい溝及び孔から形成 される。特に、等間隔で配置され半径方向に延びる複数の円周溝が円周方向に間 隔を開けた複数の軸受パッド支持面832を形成する。軸受支持面832は、円 筒素材の平坦面から軸方向に延びる!対の円周溝がさらに形成されている。円周 溝は図338及び図33Cに最もよく示されており、参照数字834及び835 により示されている。キャリア支持構造は、前記の構造的特徴と円周方向に間を あけた複数の対称配置浅穴838と円周方向に間隔をあけて対称に配置された深 穴837とにより形成されている。“隠れた”穴837,838が存在すること で、図33のキャリア構造は押し出し成形ができないし成形容易な単純2個構成 金豐モールド成形もできない。
図33Aに最もよく示すように、深穴837は軸方向溝836に交差して各軸受 パッドを支持する支持構造を形成する。支持構造は、円筒素材の外周部から延び る円周溝839によりさらに形成されている。
図33〜図33Cを1#照すると、前述した構造部材を設けることでパッドを直 接支持するビーム840である第】支持構造を含む軸受パッド支持面832を支 持する支持構造が得られることが理解される。2つの連続ビーム882すなわち 第3支持構造と*2支持構造とは、ビーム840を連続ビーム882に連結する 穴837,838により部分的に形成された複数のビームからなる。
図33〜図33Cに示されたキャリアの支持構造が主軸806から延びるパッド 中心線806Aの回りに非対称であるために、この軸受は1方同に作用するよう になっている。さらに、図32のキャリア10のように、このキャリアは、この キャリアを形成する比率的に大きな溝及び孔はより容易に製造されるので、極端 に小さい軸受が必要とされる場合に特に適している。
あり温式軸受パッド120は、互いに間隔をあけた2つの傾斜脚部により形成さ れた支持部を有している。そのために、パッド120の中心領域はたわみ可能に 支持されている。当然、他の種類のあり温式パッドを用いることができる。
図34及び図34A〜図34Dは、本発明に係る別のあり連成ジャーナル軸受構 造を示す。図34の軸受構造は図33のものに対して、両キャリアは図に示す比 率的に大きい溝により形成されている点だけが類似している。特に、軸受パ。
ド支持面932を支持する支持構造は同一であるものの、各軸受パッドに対して 支持構造が非対称である。それによって、図34に図示されたキャリアは1方向 に作用する。さらに、キャリアは“隠れた”開口を含むために、キャリアは押し 出し成形も単純な2(lll構成金子モールド成形不可能である。
繰り返すと、示されたあり溝式軸受パッド120は単に説明のためのものである 。本発明のモジュール性質によれば、あり連成輪受パメド120のいずれでもま たそこに多少の変形を加えたらで、又はここで開示された他の軸受パッド20の いずれも用いられる。
図に示すように、キャリアは、軸受パッド支持面932に連結され対称に配置さ れた開口942により部分的に形成される1対のビーム状膜部940からなる藁 1支持構造を含んでいる。軸受の外周部上に形成された浅い円周溝が、1対の連 続したビーム状エレメント982からなる第3支持構造を形成している。ビーム 940を連続ビーム982に連結するためのビームと膜部のネットワーク960 からなる箪2支持構造は、複数の大きい対称に配置された穴944と、小さくて 対称に配置された穴946と、小さくて非対称に配置された穴948を設けるこ とで形成されている。非対称に配置された穴948を設けることによって、支持 構造は可撓性が増し、そのためこれらの穴の方向に傾く。
図35は、本発明に係る複合型スラスト・ラジアル動圧軸受を示している。図3 5に示された軸受は図34に示された軸受に大変類似しており、同様な構造を指 し示すのに同様な番号が用いられている。しかしながら、ラジアル・スラスト軸 受はラジアルのみの軸受に比べて、軸受パッド面1032psが主軸1006に 対して傾斜している点で異なる。パッド面の傾斜により、図35の軸受は主軸1 006方向と主軸1006から半径方向とにかかる両方の荷重を支える。
傾斜したパッド支持面1032psに支持されるためには、/セットはパッド支 持面の角度に合うような角度を有するランナーを装着していなければならない。
軸受に係る軸方向荷重の配分と半径方向荷重方向の配分とは、パッド面+032 psの角度によって決まる。もしパッドが主軸1006に対して角度αで傾(と 、軸受にかかる軸方向荷重は以下の式によって決定され得る。
軸方向にかかる荷重富全体の軸方同荷重(Sinα)同様に、軸受にかかる半径 方向荷重は以下の式により決定され得る。
半径方向にかかる荷重−全体の半径方向荷t(Cosα)図35の軸受に用いら れるキャリア支持構造は、図34に示す軸受の支持構造に類似している。
図17A〜図17C及び図18A、図18Bは、本発明にかかる多重モード軸受 lll造の様々な影響を示している。多重モード軸受構造は、別個でさらに他種 類の作動モードを含む使用例において役に立つ。例えば、低速に回転するときも あれば超高速で回転するときもあるシャフトが用いられる使用例や、高荷重を加 えられたり低荷重を加几られたりすることがあるシャフトが用いられる使用例に おいてである。作動モードが広い範囲に渡って異なる場合には、作動状態の各セ ットで最適に作用できる単一軸受を設計するのは困難なときがある。多重モード 軸受構造は、各作動モードに対して別々の軸受パッドセットを設けることでこの 問題を解決する。各軸受パッドセットは、キャリアの回りに円周方向に間隔をあ けて配置されており、1つの作動状態のセットにおいてそれ目前でシャフトを支 持できる。設計目的以外の作動状態では、そのパッドセットはほとんどわずかシ ャフトを支持するかあるいは全く支持しない。そのときにはシャフトはもう1つ のパッドセットにより支持される。理論的には、軸受は、以上の方法で多くの異 なる作動状態において/セットを最適に支持するための分離した軸受/イツドセ ットを何セットでも含むように設計され得る。実際には、このような軸受t4. yドセ。
トを4つ以上含むように軸受を設計するのは難しい。
概略的に述べると、多重モード軸受構造は本願の別の箇所で述べられた単一モー ド構造と同じであるが、多重モード軸受は2又はそれ以上の別々の種類の軸受パ ッドと、選択的支持構造とを含んでいる点が異なる。選択的支持構造は、各パッ ドセットそのセットが設計された作動モード時にはシャフトを支持するように、 そうでない作動モードの場合にはほとんど支持しないあるいは全く支持しないよ うにする。選択的支持構造の1タイプは、荷重差動の原理に基づいている。選択 的支持構造の別のタイプは、圧電水晶又はポリマーといった能動的制御可能な“ スマート”材料を用いる。
荷重差動は以下の事実によって実現されている。多重モード軸受を必要とするく らい興なる2つの作動モードは必ず翼なるパッド荷重をもたらす。すなわち、! モードは比較的高い荷重をもたらし、池のモードは比較的低い荷重をもたらす。
本発明の多重モードは、低荷重時でシャフトを支持するように設計されたパッド セットが支持される/ヤフト部に対して高荷重時にシャフトを支持するように設 計されたバ7ドセ・ノドよりわずかに接近するように、設計されている。低荷重 作動状態では、そのような状態で/セットを支持するように設計されたパッドセ ットのみが7中フトを支持するように働く。低荷重用パッドは、高荷重時には支 持されるシャフト部からたわんで離れるように設計された支持部に取り付けられ た又はそのように設計されている。そのため高荷重条件では、低荷重用パッドは 支持されるシャフト部から離れるように押されて、/セットは高荷重用パッドに 支持される。このときに、低荷重用パッドはたわんだ位置においてほとんど支持 しない。又は全く支持しない。
荷重差動は少なくとも2つの方法でもたらされる。箪1には、パッドがその設計 された荷重以外の大きい荷重に対してはシャフトからたわんで離れるようにパッ ドそのものの支持構造を設計してもよい。別の方法としであるいは前記方法に併 用するものとして、低荷重用パッドを支持するキャリア部を高荷重に対応して/ セットからたわんで離れるように設計してもよい。
図17A〜1iiil17cは、2タイプの軸受パッド20L及び20はを含む 多重モード軸受構造を示す。第1のタイプの軸受パッド20Lは、比較的可撓性 が高くて比較的低い荷重の作動モードでシャフトを支持するように設計されてい る。第2のタイプの軸受パッド20Hは、比較的剛性が高くて、比較的荷重の高 い作動モードでシャフトを支持するように設計されている。具体例では、低荷重 用軸受は図3E及び図Fに示され前述された軸受に類似しており、高荷重用軸受 は図30及び図りに示され同じく既に述べられた軸受に類似している。他の種類 の軸受パッドを使用できることは当然である。図17A〜図17Cの軸受におい て、荷重差動キャリア10の設計によって主として生じる。より具体的には、キ ャリアは、パッドセットのそれぞれ(高荷重用パッド及び低荷重用パッド)がパ ッド支持部105上に支持されるように設計される。パッド支持部105は連続 円周リング部106に支持されている。高荷重用パッド20Hのために連続円周 部106は堅いベース108に支持されている。しかし、低荷重用パッド20L 用の堅いベース108には開口1080が形成され、そのために連続ビーム10 6はとても薄い膜部107に載っている。このような構造のおかげで、低荷重用 lパッド20Lは、高荷重用パッド20Hより図17Aの垂直方向にはるかに大 きい可撓性を有するキャリアlOの部分で支持されている。そのため、低荷重用 /パッド20Lに高荷重がかかると、これらのパッドを支持する支持部が垂直方 間下方にたわんで、低荷重用パッド20Lのパッド面が支持される面から離れる ようにたわむ。別の場合には、高荷重用パッド20)1を支持するキャリア支持 部は比較的剛性が高く前述のようにはたわまない。そのため、高荷重がかかると それに応じて、高荷重用パッド20Hが実質的に全ての支持を受け持つことにな る。
低荷重用パッド20Lが低荷重状1で実質的に全て支持するのを確実にするため には、低荷重用パッド20Lが高荷重用パッド20Hのt4 フド面よりわずか に高く取り付けられたパッド面を有するように軸受の配置が行われる。この高さ の違いが、図17AにHDで図示されている。高さの違いを生み出すためには、 高荷重用バッド20H用のキャリア10に深い取り付は穴を設けるかあるいは低 荷重用パッド20Lを幾分高くしてもよい。この高さの違い(HD)の結果、低 荷重用パッドの表面は高荷重用パッド20Hの表面より先に支持される面に接触 する。設計上の条件にしたがって、軸受パッド及びキャリア支持構造は、低荷重 モードにおいて低荷重用パッド20Lが全体の荷重を充分に支えるように設計さ れている。
図17Bは、高荷重パッドと低荷重用パッドとがキャリア10に円周方向に配列 された図を示している。図示されたように、パッドの各セットすなわち高荷重用 パフドセノト及び低荷重用パノドセIトは軸受の中心軸の回りに円周方向に間を あけて配置されている。この配置は、各軸受バノドセyトが独立して支持される /セット部分を支持できるようにするためには必要である。中間の荷重条件にお いて/セットを支持するために追加の軸受バノドセ1トを設けることができる。
設けられ得る追加軸受バyドセ1トの数は、主として、そのセットのみで/セッ トを支持するのに必要な各セットの軸受パッドの数と、軸受t< yドと全体の 軸受サイズとを妥当なものに抑える必要といった実際的な理由とによって制限さ れる。さらに、作動モードは荷重差動が行われるように充分に異なっていなけれ ばならない。
図1.7 Cは、低荷重用パッド20Lの位置の下方に薄い膜支持部107を形 成するためにキャリアの底部に形成された穴108の位置を示している。
図+1A及び図18Bは、荷重差動が軸受パッド構造のために生じる別の構造を 示している。具体例として、軸受構造は2つのタイプの軸受パッド20L及び軸 受パッド20Hを含んでいる。第1のタイプの軸受パッド20Lは、比較的可撓 性が高いので比較的荷重の低い作動モードで7ヤ7トを支持するように設計され ている。第2のタイプの軸受バッド20Hは比較的剛性が高(、比較的荷重の高 い作動モードで7中フトを支持するように設計されている。図30及び図3Dに 図示され先に述べられたタイプの高荷重用パッドセット20H及び低荷重用パッ ドセット20Lは図4B及び図40により図示され先に述べられたものと大変類 似している。軸受パッドの他の形態を好みに応じて用いることができる。
キャリア10は、軸受パッド20L、20Hの各タイプを実質的に等しく支持す る従来のキャリアにしてもよい。キャリア10に形成された通路109は、以下 に述べられるように特別の目的のためのものであり、荷重差動のためのものでは ない。軸受パッド20Lは軸受パッド20Hより幾分高(なっており、図18A に示す組立状智で高さの違い(HD)が得られる。荷重差動を得るために、低荷 重用パッドセット20Lは高荷重条件の時にシャフト面から離れるようにたわみ 、高荷重用パッド20Hが必要な支持のほとんどを行うように設計される。この 目的のために、低荷重用パッド20Lは可撓性がとても大きい支持構造を有して おり、この支持構造は円筒状第1支持部371と薄膜の第2支持部372と円筒 脚形状の第3支持部373とを含んでいる。これはひどく可撓性の大きい軸受パ ッド構造の一例を示したのみであり、ここで述べられた可撓性の大きい軸受パッ ド構造のいずれのパッドでもできる。
図18A及び図18Bに示す構造により、低荷重状態では、低萄重用パッド20 Lの表面が最初にシャフトの被支持部分に接触する。この軸受バッド20Lを支 持する支持構造は、この低い荷重作動状態で/セットを適当に支持するように設 計されている。高荷重時には、低荷重用パッド20Lがたわんで離れて、高荷重 用パッド20Hが/セットの支持をほとんど受け持つ。
電気エネルギーを生み出すので、優れて速い反応速度を宵するセ/す〜とじても 用いられ濤ることを意味している。flllの無定形磁気弾性材料(鉄・シリコ ン・−素)は、ゲージファクタがsoo、oooまであり磁気弾性結合係数が0 .98もある例を検知するの1.:現在使われている。
TERFENOLは夏00mmのC1,yドにおいてO〜15kHzの高い帯域 幅を有している。TERFENOLは低周波数でもよく作動し、1kHz未満の 音のR波に理想的である。つまり、信号はさらに進むようになり、戻ってくると きに高い分解能を生み出すようになる。ヤング率、すなわち材料の共振周波数及 び音の速度は、磁気バイアス場を使うことで広い範囲にわたって制御可能な材料 の共振周波数と音の速度になり得る。ヤング率は、材料が飽和状態の時に元の値 の2倍に達する。
図19Cに幾分概略的に示された単純な構造は、“スマート”軸受パッドである 。スマート軸受パッドは、センサーと作動手段とを含んでおり、両者は、圧力が 軸受パッドに加えられると電圧を図示しないフィードパγり増幅器に供給するよ うな圧電材料から作られている。フィードバック増幅器は、パルスを処理し電圧 を作動手段に送って、拡張させたり圧力を弱める必要があるときには椿事させた りする。最終的に、設計上最適なくさび形成となる所望の平衡状態が得られる他 のタイプのスマート構造も検討されている。たとえば、センサー部品は温度、圧 力、エネルギー消費、パワー口孔摩擦又は(さびの性質を示す他の条件のいずれ か別々に検知する別々の物理センサーにしてもよい。これらの検知された状Cは 中央演算装置(CPU)に送られ、それが信号を作動手段に供給する。作動手段 は、圧電材料、TERFENOL、ER流体、ニチノールにッケルチタン合金) のような形状記憶金属、又は別のスマート材料又は軸受の特性を変えるための機 械的作動手段を含み得る。
スマート軸受構造は、正確な制御が必要な広い範囲に渡る実施例において用いら れる。上で提案したように、スマート軸受が多重モード軸受用の選択的支持構造 を設けるのに用いられるときには、軸受パッドの別個のセyトが選択されて作用 させるように又は作用させないように能動的制御可能エレメントが配置される。
例えば、パッドは圧電素子上に又は機械的作動手段上に取り付けられて、その設 計用のモード時にはンナフトを支持する支持位置に持ち上げられることができて 、シャフト回転の別のモードには下げられることができる。別の場合、パッドを 設計するときに、そのパッドの設計用モード時にはシャフトの回転を支持するよ うに堅くなり別の作動モード中にはほとんど少ししか支持しないようにあるいは 全く支持しないように柔らかくなるように設計され得る。
能動的制御可能軸受構造を他の方法で用い得るのは当然である。例えば、本発明 の軸受は、作動時の欠陥を訂正するために、検知された作動状態に応じて調整さ れ得る。より具体的に述べると、本発明の軸受は(さびの形状、パッド面、及び 支持構造のたわみ特性の全て又はそれぞれを物理的に変更するための分離エレメ ントを含み得る。分離エレメントは、中央演算処理装置(CPU)により制御さ れ、中央演算処理装置はくさびの性質を示す信号を受け取る。例えば、センサー は湿度、ンナフトのパッドに対する接触状態、トルク、騒音、パワー消費等の物 理的特性を検知できる。センサーからの信号はCPUに伝達され、最適なくさび 形成を示す条件と比較される。実際の検知された状態が最適なくさび形成を示す 条件から大き←逸脱している場合には、CPUは、くさびの形状、パッド面及び パッド及びキャリア支持構造のたわみ特性の全て又はいずれかを物理的に調整す る手段に信号を与える。そのようにして、最適なくさび形成が行われるようにく さびの調整を強制的に行う。別の例では、又は先の例に付は加えるものとして、 cpuが例えば“層性を高めろ”又は“後端を持ち上げろ”のような直接の手動 λカコマンドに反応できるようにもできる。このような信号が受信されると、C PUは所望の結果を得るように前もって決められたルーチーンを行う。
くさびの性質を物理的に変えるために用いられる手段は各種ある。例えば、くさ びの性質は、流体を減衰チャンバ(II述)に押し込めて軸受支持構造の減衰特 性を変更するa他の方法として、機械式ロブド又はねじジヤツキを支持構a1こ 接触させるようにして支持用ねじのたわみ特性を物理的に変更できる。以上に述 べた手段のどれも電気的に制御可能である。
検知された作動条件に応じてくさびを物理的に調整するために多くの手段を用い ることができるが、現在最も良いと考えられている手段は、軸受支持構造内の隙 間にあるいは支持構造と軸受パッドとの間に設けられた1つ以上の圧1に素子で ある。圧電素子をこのように設けると、パノどの形状や配列を能動的に制御又は 調整でき、さらに支持構造のたわみ特性に影響を与えられる。勿論、同様な結果 はTERFENOLのような磁気歪み年上合金から形成されたエレメントあるい はER流体のボケ、トを用いると得られる。かくして、以下の説明は圧電素子に ついて具体的に述べるものの、他のスマート材料も本質的に同じ方法で用いても よい。上述したように、電流を特定の水晶及びセラミック材料に与えると、機械 的に拡張する力が生まれることが知られている。交流電圧が印加されると、結晶 又はセラミックの材料は振動して厚みが変化する。しかし、直流が定常的に印加 されている場合は厚みの変化は生じない。このように、特定の圧電材料は電圧印 加時に寸法を変光られることが知られている。これらの圧電材料の中で有名なも のは、石英水晶、ロノエル塩(カリウム、四硫化ナトリウム)、適当な極性を有 するチタン酸バリウム、リン酸二水素アンモニウム、通常の糖及びセラミックス である。圧電効果を示すこれらの物質全ての中にも、所望の特性を全て有するも のはない。望ましい特性としては、安定性、高出力、極端な温度及び湿度に対す る非反応性、及びどんな望ましい形状にでも変化できる能力が挙げられる。ロ/ エル塩は高出力をもたらすが、湿度と空気とから保護することが必要であり、ま た45℃(115°F)より高温で使用できない。石英水晶は間違いなく最も安 定しており、そのために電子発振器によく使われているがその出力は低い。石英 水晶は、電極を取着けるために各面が銀メッキされた薄いディスク板に形成され る。ディスク板の厚みは、所望の電気周波数に等しい機械的共振周波数をもたら す寸法に研磨される。この結晶は、周波数制御を行う適当な電気回路内に組み込 まれる。軸受での使用時には、ポリマーの又はセラミックの圧電材料が最も適し ているようである。
圧電素子は、本発明のいずれの動圧軸受の軸受パッド隙間やキャリアの隙間に配 置可能である。しかし、圧電素子を支持構造内に又はばねが装着されたキャリア 内に又は支持構造と軸受パッドとの間に配置することの容易さは、当然のことな がら支持構造と軸受パッドとの開の空間のサイズに又は支持構造内の空間のサイ ズによって決定される。ここで述べられた軸受は広い範囲にわたって異なるサイ ズの隙間空間を有しておりさらに空間の実際のサイズは軸受のサイズ吹下である ので、圧電制御される軸受に用いられるものでここに述べられた軸受バンド又は キャリアの形態の選択は、用いられる軸受の直径によって特に決められる。
キャリア又はパッド支持構造に形成される開口が比例して大きくなってしまう比 較的大きい軸受には、比較的小さい開口を設けるのが適している。その反対に、 隙間又は空間が比例してとても小さくなる極小のキャリア又は軸受パッドには、 比較的大きい開口を設けるのがより適している。気に止めてもらいたい点として 、圧電素子のサイズが支持構造要素のサイズに近くなるつれて、圧電素子の全体 の軸受構造に対する効果は比例して大きくなる。通常の状態では、圧ms子は軸 受の性能に小さな変更をもたらす巨的のみで用いられている。その理由としては 、軸受はたとえ圧電素子機能がなくても最適状態に近いためである。したがって 、図32のキャリアの支持構造内空間に圧電素子を埋め込むと、軸受の特性が動 圧軸受から圧電制御軸受に変更され、いくつかの場合では変更が望ましい。
例えば、図25及び図31に示す軸受は、キャリア支持構造内で支持構造と軸受 パ1ドとの間に配置された圧電素子100を含んでいる。電気リード線く図示せ ず)は各圧電素子に接続されている。制御/ステムが電気リード線への電流供給 を制御している。動圧くさびの状態をモニタするセンサーから得られた信号に又 は手動入力信号に応じて、全ての圧電素子を制御する中央演算処理装置(cPU )を制御システムが有していることが好ましい。
本発明に係る軸受内の圧電素子100を制御する制−システムの一例は、cPU を含んでおり、CPUは動圧くさびの性質を示す状態をモニタする各種センサー からの入力信号を受ける。例えば、CPUは、温度センサー、騒音センサー、シ ャフトのパッドに対する接触センサー、パワー消費センサー、トルクセンサー及 びひずみセンサー等から信号を受ける。これらの各センサーから得られた信号は 、読み込み専門記憶装置t (ROM)内の最適なくさび形成を示す値に順次比 較される。ROMは、1つ又はそれ以上の所望くさび形成用の値を記憶できる。
例えば“最大荷重支持能力”や“低摩擦・低パワー”等である。検知された状態 が適切な範囲から外れていると判断されると、適切な訂正手段を決定するために 診断分析が行われる。この診断分析の結果、圧電素子がある場合にはそのいずれ に電流を供給するかが、さらにどの程l1fII流を供給すべきかが決定される 。
上に述べたように、図25の軸受はキャリア構造内に配置された圧電素子100 を有することができ、軸受パッド支持面132の下方へのたわみ量を選択して正 確に制御できるようになる。この特別な事例において、圧電素子100は各軸受 パッドにおいて共通の位置に設けられているので、圧電素子は単一の機能、すな わち軸受パッド支持面が下方にたわむのを制御することのみを行う。追加の圧電 素子100を別の目的のために別の場所に設けることが可能であるのは言うまで もない。繰り返しになるが、圧電素子100にはリード線(図示せず)が接続さ れており、リード線への電流の供給は上述されたタイプの中央演算処理装置に制 御される。
図31の軸受は圧電素子100を含み、この圧電素子100は、検知された作動 状響に応じてくさびを選択的にIll!!できるように、場所を選択して配置さ れ得る。再度繰り返すと、リード線は圧電要素圧電素子100に接続されており 、圧電素子に電気リード線を通って流れる電流は上述されたタイプの制御システ ムにより制御される。圧電素子への電流の供給は手動操作の電気制御システムに より制御され得ることも注意してほしい。しか1−1中央演算処理装置を用いる とより良い結果が得られると考丸られている。多重モード軸受の目的を達成する ために、スマート軸受構造は2つの方法で用いられる。第1の方法は、軸受は“ スマート”構造を有する軸受パッドの1セツトのみを含むように設計され得る。
この場合、軸受パッドのたわみ特性は翼なる作動モードの必要性を満たすために 様々に変更され得る。もう1つの場合には、選択された軸受ノイ1ドセノトをシ ャフトの被支持部に近付けたり遠去けたりするように押すことによって、そのセ ットを作動させるあるいは作動させない動的制御可能材料が用いられる。
図19Aは、位置決め突起102を含む装着穴101を有するキャリアlOの部 分上面図である。位置決め突起102は、2つの電気リード線ELi及びEL2 を含んでいる。このようなキャリア部材は、圧電材料、ER流体、形状記憶金属 又はその他のスマート材料に電流を流すあるいはそこから流す目的のために軸受 パッド又は支持構造内に引き込まれた電気リード線を必要とするスマート軸受構 造で用いられる。
図198は、そのようなキャリアで用いられ得る軸受パッド20の一例を示して いる。特に、軸受パッド20は図30及び図3Dで示され既に述べられた軸受パ ッドに類似している。ところが、パッド部23はパッド挿入部PIを含んでおり 、このパッド挿入部PIは実際のパッド作用の面となる。切れ目が急角度で折れ 曲がった第3支持部373に加えられており、軸受パッド20がキャリア10に 取り付けられるようになっている。電気リード線273ELは、軸受ノ(ラド2 0が図19Aのキャリア10に装着される際にリード線ELI、EL2と電気的 に接触するように切れ目に近接して形成されている。図に示すように、スマート 材料が軸受パッド部23に用いられると、電気リード273ELはパッド挿入部 PIにまで延びる。当然、スマート材料はパッド面ではなく支持構造内に用いら れる。そうなると、電気リード線はそのように用いられた位置に電流を供給する 図19Bに示すパッド挿入部PIは圧電材料であってもよい17、あるタイプの 圧電材料を含む複合物であってもよい。そのような材料である場合、電流が)f ラド挿入部に供給されると、パッド挿入部の形状はくさび形成を調整するように 変化する。
図19Dは、調整可能な剛性を有するモジュール支持構造部品を示す。具体例と して、支持構造の骨格部は、薄い筒状の第1支持部371と、薄い膜状の第2支 持部372と、円周ビーム状第3支持部373とを含んでいる。支持構造の両端 に連結部30.40がそれぞれ設けられており、この連結部が支持構造をねし4 0を介してキャリアに取り付け、ねじ30を介して軸受パッド部に取り付けられ るようになっている。
骨格部372,372は比較的薄いため、構造はとても可撓性が大きい構造にな っている。しかし、支持構造の内部は流体が漏れないようにシールされており、 ER流体を含んでいる。電気リード線ELはER流体に可変電流量を選択的に変 化させて供給するために設けられている。そのような電流が供給されると、支持 構造の剛性はとても可撓性の大きい支持構造から極端に剛性の高い支持構造へと 選択的に変化し得る。電流供給の制御は、くさびの性質を示す検知された選択状 態を検知するセンサー(図示せず)に応じて行われる。
図19Eは、スマートキャリア構造10を示している。キャリアIOは、復数の パッド装着用穴101を含んでいる。各t4 yド装着用穴101の支持は薄L Xt4ッド支持面10PSにより行われる。各ノイノド支持面1ossのすぐ下 方にはERfi体10Fが満たされた流体閉じ込めチャン/イがある。電気リー ド線ELは電流を流体が満たされたチャンバに供給するためのものである。上述 した方法で、電流は、パッド支持面10PSの剛性を可撓性の大きい面から極端 に剛性の高tI面へと選択的に変化させるよめに供給され得る。繰り返しになる が、電流の供給は、くさびの性質を示す物理的状態を検知するセンサーに応じて 制御され得る。
図19Fは、本発明に係るスマート軸受/イ1ドを示している。この軸受ノ42 ドは、本発明に係るモジュール構造において、支持構造内に取り付は可能とする ねじ状の突起を含む骨格部を有している。さらに、図19Fの切り欠かれた部分 ζこ示すように、軸受パッドは交互に形成されたER流体23Fと複合材料との 層を含んでいる。電圧が印加されると、ER流体の分子が再整列され、流体は固 体のようにほとんど剛体となる。ER流体の層がフィード/イブクシステムによ って制御されるときには、くさびの性質を示す検知された状態に応じて軸受tf フッドの剛性を微調整できる。
プレバイアス軸受パッドを用いる軸受では、軸受ノミラドが正確にキャリア内τ こ配置され軸受パッドが適切に整列されて荷重がかかると適切にたわむよう書ニ なっていることが重要である。能動的制御可能な軸受構造において/リドの正確 な位置決めが重要な理由としてはさらに、変化が生じる基準固定点がなければな らないからである。
図6A、図6B、図60及び図6Dは、本発明の別の見地を図示しており、そこ では軸受パッド20がキャリアIO内に正確に位置決めされて−)る。図6A及 び図6Bにおいて、キャリアlOには、軸受ノミラド20を受けるための孔10 1内に非対称に配置された位置決めビン102が形成されてし\る。位置決めビ ン102は、軸受バッドをキャリア10内の穴に正確に位置決めをするためのも のであり、軸受パッド支持構造に非対称に配置された開口(又は軸受/f、ドの 別の場所に設けられた同様な開口)の1つに嵌まることができる。別の構造が図 6C及び図6Dに示されている。この構造では位置決め突起102は穴+01の 壁から延びており、分離位置決めビンの代わりに用いられる。位置決め突起は本 発明の軸受パッドの急角度で折れ曲がった第3支持部に形成された対となる切れ 口内に嵌められる。このロック用ビン又は突起の配列によって、プレノイイアス 軸受i<ノドは穴内に取り付けられた時に適切な芯出しがされる。位置決めポス ト又は突起が用いられる時には、軸受パッドをキャリア内に回転させて止める必 要のない接続部材のみが使用可能である。すなわち、プレスばめ又は図12B及 び図12Cに示された接続部材は使用可能であるが、ねじは使用できない。
図7〜図10は、本発明に係る軸受構造に関して得られるモジュール方式を示し ている。より特定すると、これらの図面は異なる標準部品を用いるだけで得られ る多くの軸受形状の可能例を示している。既に述べられたように、標準軸受ノf ノド支持部と標準軸受パッド部との組合せは自由である。
図7において、数多(の従来丸型軸受パッド20がキャリア10内に円周方向に 互いに間をあけて配置されている。以前は、パッド部が支持部と一体に機械加工 されるときには丸型パッド部を形成するのが容易であるために、このような丸型 部が主として採用されていた。しかし、コストを増やすことがないならば、本発 明に係る別の見地によって非円形軸受)4ブトを用いるのが望まい1堝合もあり 得る。
本発明にしたがって軸受パッド部が分離して形成されるときには、ノミラドの形 状はいかなるものでも容易に製造されるためにt4フドの形状を選択するにあた って製造上の複雑さは重要な問題とならない。側光ば、図8に示すようなくさび 車軸受パッド20を用いることで、より大きなパッド面が得られてシャフトの支 持力を増やす。そのために、従来の丸型軸受パッドに加えて標準くさび形状軸受 、<ラドを設けることが望ましいこともある。さらに、図示はされていないが、 組立られたときにほとんど連続したようになる軸受ノイ1ド面が得られるような 軸受ノくラド部を有することが通常は望ましい。例えば、/41ドのサイズに関 しては隣接する軸受パッドの縁部分がほとんど接触した状態にできる。
複数の分離車パッドよりむしろ単一の連続軸受1<ブトを設けることが望まい1 こともある。図9A及び図9Bはそのような連続して軸受/マッドリングを示し ている。この軸受リングパッドは、凹部310と複数のl< yド部320とを 含んでいる。凹部310とパッド部320とが対称に配置されているので、この 軸受は分離型軸受パッドを有する軸受のように多様に機能する。部材300が連 続していることは、例えば支持構造の剛性を高くしさらに個々のパッドのたわみ を抑制することで性能に影響を与える。これらの効果は凹部をとても薄くするこ とで最小限となる。標準のキャリア及びパッド支持部を用いると、連続部材30 0は、軸受パッド支持部の数に対応する数のパッド支持部受は止め部材を有する 。連続部材300は、連続部材を内部に収容可能なパッド支持部にブレスばめ又 はスナップばめ、又は取り外し可能な池の固定手段により固定される。連続部材 は、軸受パッド面の正確な位置決めと均一なたわみとを得るのに役立つ。
図1OA及び図10Bは、軸受バプド部350のパッド面が平坦な連続軸受リン グ構造の別の一例を示している。パッド部及び支持部の両方又は一方は荷重がか かると軸受パッド面350が変形するように支持しなければならない。それによ ってシャフトを動力学的に支持する必要があるからである。平坦面の平面は、荷 重がかかっていない状態でのシャフトの支持される面に平行である必要があり、 荷重がかかると円周方向に間隔をあけた複数の動圧くさびをもたらすように変形 する。図10Bに最もよく示すように、以上の動作は繰り返しである一連の支持 部を含む一体型支持構造を設けて実現される。前記各支持部は、全体的剛性部、 極端に薄い連結部、部分的剛性部及びもう1つの極端に薄い連結部を以上の順番 で含んでいる。
図10C〜図10Eは、連続した内径を有rる軸受の作動原理を図示している。
この軸受は以下のものを含む/ステムに原則として基づいている。システムが含 むものは、垂直刃ImVと水平方向Hとの両方に剛性の高い一連の全体的剛性支 持ブロックC]、 Oと、2つの全体的剛性ブロタクC10の間に間隔をあけて 各々が配置された、一連の部分的に(すなわち垂直方向に)剛性の高い支持プロ 、りC20と、モーメントに抵抗不能な一連の支持部C30とである。支持部C 30は、概念的には図1に示すように、全体的剛性支持ブロックCIOのコーナ ーを所定方向に剛性の高い支持部C20のコーナーに連結する紐として考えるこ とができる。
ラジアル、スラスト又は複合型ラジアル・スラスト軸受のいずれにしても連続し たすなわち円形の支持ネットワークを含んでいるので、本発明を採用したどの軸 受のセクタ1ンもまた概ね連続した状態で連結されている。すなわち、終わりの セタン1ンの端は最初のセクシ蓄ンの始まりに連結されており、連続した支持ネ ットワークができている。
図100及び図100は、連続軸受面を有する軸受の基礎をなす概念を図示して いる。特に、これらの図面は、連続した状態で互いに連結される同一の一連のセ クン璽ンからなる輪受の1セクシ璽ンを幾分概略的に示している。この軸受は連 続軸受面350と一連の同−七クシ1ンを含む支持構造とを含んでいる。各セク ン璽ンは、全体的剛性の高い荷重支持部CIOと、垂直方向に(部分的に)剛性 の高いTffi垂直支持部C20と、剛性の高い支持部lOとT型支持部C20 との間を連結する連結部C30とを含んでいる。
連結部30は、モーメントに抵抗する能力を少ししか有していないが、この連結 部はモーメント抵抗能力を大幅に減らすことが可能なように最大限薄く作られて いる。接続部C30が薄くなるにつれて、モーメントに抵抗する能力は減ってい き、この構造は上述されかつ図10C〜図10Dに図示された概念的システムの ように作用する。もちろん、連結部30は疲労破壊や荷重がかかったときの他の 破壊を避は得る程度には厚くなければならない。
T型部の横バ一部が極端に片持ちぼり状態になると、横バーを設ける利点がなく なる。すなわち、垂直支持部C20のたわみ角度当たりの上側左コーナーC20 Lと上側右コーナーC2ORとの間の差動及び水平方向の空間が増加しなくなる 。したがって、設計上で考えなければならない別の重要な点として、T型部C2 0の水平方向に延びる損バーは垂直方向に比較的剛性が高(なければならない。
そうすれば荷重がかかっても槓バーが著しく片持ちばり状態にはならない。
図10Cは、荷重がかかつていない状態の軸受構造を示している。この状態で、 連続軸受面は平坦である。図10Dは、荷重が軸受面8にわたってかけられた時 の支持構造のたわみ(大きく強調されている)とその結果の支持面8の変形とを 示している。特に、図10Dに示すように、垂直支持ビームは、上側左コーナー C20Lが上側右コーナー20Rの実質的に上方の位置になるようにたわんだり 又は片持ちぼり状態になる。前述したように、レノ<一部は剛性を比較的高くt べきである。さもないと、1部材が傘状の両側片持ちばり状態にたわんでしま( 1、そのために左コーナーC2OLの右コーナーC2ORに対する水平高さの程 度が少なくなるからである。T型部C20のたわみ(これが左コーナーC20L と右コーナーC2ORとの間に大きな差を生み出す)の結果として、また連結部 C30のモーメント抵抗能力が極端に制限されており、全体的剛性部材C30が iiとんどたわまないようになっているために、支持構造は図10Dに示す平衡 状態の位置をとる。この位置において、連続軸受面は円周方向に間をあけて配置 された一連のくさび形状面特徴を達成する。支持構造が適切にたわむように設計 されていると、くさび形状の特徴は最適な動圧くさびに一致し、シャフトは、支 持されるシャフトが回転するときに、シャフト面と連続軸受面との間の動圧くさ びζこ圧力をかけられた流体によって支持される。
図11Aは、本発明によって考えられたモジュール式軸受/イツト構造に用も1 られるモジュール軸受パッド支持部の一形態を示す。特に、図11Aは図4A〜 図4E及び図5A〜図5Eに示された一体型軸受に基づくモジュール式軸受を製 造するのに用いられる軸受パッド支持部を示す。図11Aに示すように、支持部 ζよ、第1支持部の上方にあるねじ部30と第3支持部のねじ延長部40とを含 んでいる。これらの2つのねじ部30.40は、軸受/スツド部とキャリア部材 と1こ形成された対となるねじ穴にそれぞれ嵌められる。このようにして、図1 1Aに示すモジュール構造はキャリア及び軸受ノ4ツドに取り外し可能に固定さ れるようζこなっている。他の周知の対となる接続部材を用いることができるの は当然である図11Bは、ねじの切られた上側部30と第3支持部材のねじが切 られた延長部40とを有するモジュール式軸受パッド支持部の別の形態を示して しする。この軸受の実際の支持部27は、図29図3A及び図3Bに示されたモ ノx)し式の軸受を製造するのに用いることができる。この場合にもやはり、周 知の対となる接続部材を用いることが可能である。
図11A及び図11Bに示すモジュール構造は比較的広いベースを有するねじの 切られた連結構造を含んでいるが、別のタイプのモジュール部品及び連結部材も 可能である。図12A−図12Fは、そのような部品及び連結部材を幾つ力)示 している。具体的に図12Aは、図11Aに示されたタイプのモノニール支持部 の上側部分を示している。ここでは、図11Aに示された広(\ベースを有する ねじ部材ではなくねじの切られた固定用ポストが設けられてLlる。このような ポストを図1. I A及び図11Bに示す広いベースを有するねじの切られた 部材の代わりとして用いることができるのは自明である。図12B及び図12C は、図12Aに示すねじ部材の代わりとして用いることが可能なスプライン形状 のスナップ式口、りを示す。当然、接続部材の雄部分は支持構造ではなくノイフ ド状に形成され得る。そのような構造の一例は、図12D及び図12Fに示され ており、図12Eは雌棲続部を有する支持構造を示す。図12Dはさらζこ、− 材料(一般(こ金属)とそこにモールド成形された別のタイプの材料(一般にゴ ム又ポリマー)力1らなるキャップ等とから形成された構造的ベースを有する複 合/イツトを示す。図12Fは、軸受バラどの他の部分と異なる材料からなる分 離ノリド挿入部PIを含む軸受パッドを示す。パッド挿入部は例えば炭化珪素、 青銅、硬化ゴム、ポIJマー又は能動的制御が可能な“スマート材料”のような 高性能軸受材料から形成され得る。
パッドの残りの部分はシャフトの被支持部分に接触しなし\ので、コストの低L )材料で形成できる。
図示された構造に加えて、他の構造は、レノイーロック、カムロック、捩じりロ ック又は他の周知の取り外し可能固定手段を含んで実現され得る。ざら【こ、具 体的に図示はされていないが、特定の事例ではモジュール部品は例えばプレス1 fめ、糊付け、溶接又は池の周知の製造方法により互いに取り外し不能に固定し てもよい。
FIG、 IA FIG、IC FIG、3D FIG、 3F FJG、4A FIG、5A FIG、5日 FIG、 6B FIG、 7 FIG、 9A FfG、98 FIG、+OA FIG、l0C FIG、 l0C FIG、11A FIG、ll5 FIG、 12A FIG、 128 FIG、 12CFIG、 +2D FIG、 12E FIG、 13A FIG、 138 FIG、14AFIG、14B FIG、 f5A FIG、 16A FIG、16B FIG、 17A FIG、176 FIG、 17C FIG、 f8A FIG、 188 FIG、19B FIG、19G K)FSX/lot FIG、25 FIG、 29 FIG、 30 FIG、31 FIG、 33C FIG、34 FIG、 34A FIG、 348 FIG、 34CFIG、 34D FIG 35A FIG、35B 要約書 国際調査報告

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.回転シャフトを支持するためのモジュール式動圧軸受であって、所定の軸の 回りに互いに間隔をあけて形成された複数の開口を有する、キャリァと、 各前記キャリアの前記開口に取り外し可能に固定された複数の軸受パッドであり 、パッド面を有するパッド部と前記パッド部を支持する支持部とを有し、前記パ ッド部は前記支持部の一部に取り外し可能に固定され、前記支持部の他の部分は 前記複数の開口の1つに取り外し可能に固定されている前記軸受パッドと、を備 え、 前記複数の軸受パッドの各支持部は、荷重がかかると前記複数の軸受パッドがた わみ前記シャフトに対して動圧くさびを形成するように設計されている、動圧軸 受。
  2. 2.前記各パッド部は各支持部にねじ止め可能に連結されている、請求項1に記 載の動圧軸受。
  3. 3.前記各パッド部は前記支持部に、キー結合によって取り外し可能に連結され ている、請求項1に記載の動圧軸受。
  4. 4.前記軸受パッドのパッド面は全てが、前記軸受に荷重がかかっていないとき に実質的に共通な面に位置しており、前記共通面は、前記シャフトの支持されて いる部分の面に実質的に平行である、請求項1に記載の動圧軸受。
  5. 5.前記パッドは異なる材料で形成された2つの別個の部分を含み、少なくとも 1つの部分は前記支持部とは異なる材料で形成されている、請求項1に記載の動 圧軸受。
  6. 6.前記パッド面は非円形である、請求項1に記載の動圧軸受。
  7. 7.前記パッド部及び支持部の一方は位置決め用の突起を有しており、他方は、 前記支持部に前記非円形軸受パッドを正確に位置決めするために前記突起を嵌め る突起受け用開口を含んでいる、請求項1に記載の動圧軸受。
  8. 8.前記複数の軸受パッド支持部及びキャリアの一方は位置決め用突起を有して おり、他方は、前記キャリアに前記支持部を正確に位置決めするために前記突起 を嵌める突起受け用開口を含んでいる、請求項1に記載の動圧軸受。
  9. 9.前記軸受パッド支持部は前記キャリアにねじ止め可能に連結されている、請 求項1に記載の動圧軸受。
  10. 10.前記各軸受パッドの前記支持部は、キー結合を介して前記キャリアに連結 されている、請求項1に記載の動圧軸受。
  11. 11.前記複数の軸受パッドの各支持部は、第1支持構造、第2支持構造及び第 3支持構造を含んでいる、請求項1に記載の動圧軸受。
  12. 12.前記各軸受パッドの前記支持部は連続膜部を含んでいる、請求項1に記載 の動圧軸受。
  13. 13.前記膜部には、前記支持構造が他の方向に比較して1方向により可撓性が 大きくなるように少なくとも1つの開口が設けられている、請求項12に記載の 動圧軸受。
  14. 14.前記軸受は縦軸を有するジャーナル軸受であり、前記キャリアに形成され た開口は前記縦軸に向かって半径方向に延びている、請求項1に記載の動圧軸受 。
  15. 15.回転シャフトを支持するための動圧軸受であって、キヤリアと、前記キャ リア内に互いに間隔をあけて配置された複数の軸受パッドとを備え、 前記複数の軸受パッドの各々は、パッド面を有するパッド部と支持部とを有し、 前記支持部は、円筒状ビームを有する第1支持部と膜部を有する第2支持部と第 3支持部とを有しており、 前記パッド部は前記第1支持部に接して前記支持部に連帯されており、前記第3 支持部は前記キャリアに取り外し可能に固定きれている。
  16. 16.前記第1支持部は中実の円筒状ビーム部材で構成されている、請求項15 に記載の動圧軸受。
  17. 17.前記第1支持部は中空の円筒状部分を有している、請求項15に記載の動 圧軸受。
  18. 18.前記第3支持部は連続した環状フランジを有している、請求項15に記載 の動圧軸受。
  19. 19.前記第2支持部の膜部には、前記支持構造が他の方向に比較して1方向に より可撓性が大きくなり、これにより所定の方向に予め傾くように、少なくとも 1つの開口が非対称に投げられている、請求項15に記載の動圧軸受。
  20. 20.前記複数の軸受パッドの各々は所定の方向に予め傾くようになっている、 請求項15に記載の動圧軸受。
  21. 21.前記キャリア及び軸受パッド支持部の一方に形成された位置決めピンと、 他方に形成されたビン受け用の開口とをさらに備え、前記位置決めピンは、前記 キャリア内に前記軸受パッドを正しく配置するために前記ピン受け用開口に嵌め られている、請求項20に記載の動圧軸受。
  22. 22.前記パッド部は前記パッド支持部とは異なる材料で形成された部分を含ん でいる、請求項15に記載の動圧軸受。
  23. 23.前記パッド部は前記支持部にねじ止め可能に連結されている、請求項15 に記載の動圧軸受。
  24. 24.前記支持構造は、前記複数の軸受パッドが1所定方向に予め荷重を受ける ように非対称である、請求項15に記載の動圧軸受。
  25. 25.前記非対称の複数の軸受パッドの各々を前記キャリア内に正確に位置決め するための位置決め手段をさらに備えている、請求項24に記載の動圧軸受。
  26. 26.前記キャリアは前記複数の軸受パッドを受けるための複数の穴を含んでお り、前記各穴内には位置決め用の突起が形成されており、各軸受パッドは、前記 軸受パッドが前記キャリア内の穴に嵌められたときに前記位置決め突起が前記キ ャリアに前記軸受パッドを正確に位置決めするように、前記位置決め突起を嵌め るための開口を含んでいる、請求項15に記載の動圧軸受。
  27. 27.前記パッド部は前記支持部に取り外し可能に固定されている、請求項15 に記載の動圧軸受。
  28. 28.回転シャフトを支持するための動圧軸受であって、キャリアと、 前記キャリアに固定され、所定の軸の回りに対称に配置された複数の軸受パッド 支持部と、 前記複数の軸受パッド支持部に支持され、前記回転シャフトを支持するパッド面 を有する連続軸受パッドリングと、 を備えた動圧軸受。
  29. 29.前記軸受パッドリングのパッド面は、複数の非凹部形成パッド部で形成さ れる円周方向に間隔を空けて配置された複数の凹部をさらに有している、請求項 28に記載動圧軸受。
  30. 30.前記軸受パッドリングのパッド面は実質的に平面である、請求項28に記 載の動圧軸受。
  31. 31.回転シャフトを支持するための動圧軸受であって、所定の軸の回りに配置 された複数の穴を有するキャリアと、各々が前記キャリアの複数の穴の1つに固 定された複数の軸受パッドとを備え前記各軸受パッドはパッド面と支持部とを含 み、前記支持部は第1支持構造、第2支持構造及び第3支持構造を含み、前記第 1支持構造は、前記軸受パッドの幾何学的中心で前記軸受バッドを支持し、前記 第1支持構造と第2支持構造との間の連結部に対応して下部が非対称に切り欠か れている支柱部材を有しており、前記第2支持構造は、前記軸受パッドの平面に 実質的に平行な平面に設けられた連続膜部を有し、前記膜部には、所定の方向に 前記膜部を予め傾かせるために少なくとも1つの開口が形成されており、前記第 3支持構造は、前記第2支持構造から延びかつ前記軸受パッドから離れるように 延びるリング状フランジを有し、前記複数の軸受パッドの各支持部は、前記パッ ド部のパッド面に前記回転シャフトに対して動圧くさびを形成きせるようにたわ むように設けられている。
  32. 32.回転するシャフト部を支持するための動圧軸受であって、軸を有し、前記 軸の回りに互いに間隔をあけて設けられた複数の開口を備えた一体型キャリアと 、 各々が前記一体型キャリア内の複数の開口の1つに取り付けられ、パッド部と、 大きなベースと前記パッド部に固定された細い端部とを有する連続円錐台形部を 含む支持部とを有する複数の軸受パッドと、を備えた動圧軸受。
  33. 33.前記支持部は前記パッド部に取り外し可能に固定されている、請求項32 に記載の動圧軸受。
  34. 34.前記支持部は前記キャリアに取り外し可能に固定されている、請求項32 に記載の動圧軸受。
  35. 35.前記複数の軸受パッドの支持部は、前記円錐台形部のベースに連結された 膜部と、前記膝部に連結された環状の脚部とを含んでいる、請求項32に記載の 動圧軸受。
  36. 36.前記パッド部は異なる材料で形成された少なくとも2つの別個の部分を含 んでいる、請求項32に記載の動圧軸受。
  37. 37.前記複数の材料の1つは圧電材料である、請求項36に記載の動圧軸受。
  38. 38.前記キャリアは、複数の開口で形成された可撓性を有するキャリアであり 、前記開口には、前記複数の軸受パッドが所定の方向にたわみ可能に取り付けら れて支持されている、請求項32に記載の動圧軸受。
  39. 39.回転するシャフト部を支持するための動圧軸受であって、所定の間隔で形 成された複数のあり溝を有するキャリアと、各々がパッド部とパッド支持部とを 含む複数の軸受パッドであり、少なくとも1つのあり部を有し、前記あり部は、 前記キャリアに形成されたあり溝内に前記軸受パッドのあり部がスライドするこ とによって前記キャリアに前記軸受パッドが支持され得るように前記キャリアの あり溝と対になっている前記軸受パッドと、を備え、 前記複数の軸受パッドのパッド部が軸受面となるように、前記複数のあり溝の各 々に1つの軸受パッドが取り付けられている、あり溝式軸受。
  40. 40.前記複数の軸受パッドの各支持部は前記複数の軸受パッドのパッド部をた わみ可能に支持にしており、この結果前記シャフトの支持される部分の回転に起 因する摩擦圧力が作用している下で、前記支持されたシャフト部分に対して動圧 くさびを形成するように前記パッド部がたわむ、請求項39に記載のあり溝式軸 受。
  41. 41.前記各軸受パッドの支持部は、第1支持部、第2支持部及び第3支持部を 有し、 前記第1支持部は前記パッド部に連結された一端と前記第2支持部に連結された 第2端とを有し、前記第3支持部は前記キャリアに取り付けられたあり部と前記 第2支持部に連結された端部とを有している、請求項40に記載のあり溝式軸受 。
  42. 42.前記キャリアは前記複数の軸受パッドの各々をたわみ可能に支持している 、請求項39に記載のあり溝式軸受。
  43. 43.前記たわみ可能な支持は、ビームに取り付けられた、前記複数の軸受パッ ドの各々を支持するためのパッド支持面によりもたらされており、前記ビームに 取り付けられた前記パッド支持面は、第1支持部、第2支持部及び第3支持部を 含む支持構造によって支持されている、請求項42に記載のあり溝式軸受。
  44. 44.2またはそれ以上の別個のモードで回転するシャフトを支持するための多 重モード動圧軸受であって、 複数の開口を存するキャリアと、 複数セットの軸受パッドとを備え、 前記各セットの軸受パッドの各々はパッド部と支持部とを含む軸受パッドからな り、各セントの軸受パッドは、各軸受バッドのパッド部が前記支持部及び前記キ ャリアによって支持されるように前記キャリアの複数の開口に取り付けられ、前 記複数の軸受パッドの各セットのパッド部の支持は、そのセット内の他の軸受パ ッドの支持と実質的に等しいが、他のセットの軸受パッドのパッド部の支持とは 異なり、 これにより複数の軸受パッドの各セットは、別個のたわみ特性を得るように前記 複数のパッドの支持部及びキャリアによって支持されている複数のパッド部を有 しており、したがって前記複数のパッド部は、複数の軸受パッドの各セットがそ れ用に設計された回転モードで前記シャフトを支持し、他の回転モード中にはほ とんど支持を行わないように取り付けられている、多重モード軸受。
  45. 45.少なくとも2つの別のモードで回転するシャフトを支持するための多量モ ード動圧軸受であって、 複数の開口を有するキャリアと、 前記キャリアの開口内に取り付けられ、前記キャリアの回りに互いに間隔をあけ て配置され、各々が所定の高さを存するとともにパッド部と所定の可撓性を有す る支持部とを有する複数の低荷重用軸受パッドセットと、各々が所定の高さを有 するとともに、パッド部と前記底荷重用パッドの支持部より小さい可撓性を有す る支持部とを有する高荷重用軸受パッドとを備え、前記高荷重用パッド及び低荷 重用パッドは、前記低荷重用パッドが前記シャフトの被支持部分に前記高荷重用 パッドより近づくように前記キャリア内に支持され、低荷重モードにおいては前 記低荷重用パッドが実質的に回転シャフトの全ての支持を行うように、かつ高荷 重モードにおいては前記低荷重用パッドが前記シャフトから離れるようにたわん でおり主に前記高荷重用パッドが前記シャフトを支持するようになっている、 多重モード軸受。
  46. 46.前記キャリアの各開口は等しい深さを有し、前記低荷重用軸受パッドの高 さは前記高荷重用軸受パッドの高さよりも大きくなっており・そのために、前記 軸受パッドが前記キャリアに取り付けられたとき前記低荷重用パッドが高荷重用 パッドより前に前記シャフトに接触するように、高荷重用パッドのパッド面と低 荷重用パッドのパッド面との間に高さの違いがある、請求項45に記載の多重モ ード軸受。
  47. 47.前記複数の軸受パッドセットのうちの少なくとも1つのセットは、前記支 持部の剛性を能動的に制御するための手段を含んでいる、請求項45に記載の多 重モード軸受。
  48. 48.前記複数の軸受パッドの支持部と前記キャリアとの間に形成された流体閉 じ込めチャンバと、前記チャンバに流体を導入しかつ導出する流体通路と、前記 チャンバの減衰特性を調節するために前記チャンバに流入及び流出する流体の流 れを選択的に制御可能な流体制御機構とを備えた、請求項47に記載の多重モー ド軸受。
  49. 49.2又はそれ以上のモードで回転するシャフトを支持する多重モード動圧軸 受であって、 互いに間隔をあけて設けられた複数のパッド支持面と、各々が所定の方向に実質 的に異なる可撓性を有し、少なくとも2つの別個のグループのパッド支持面を支 持するための少なくとも2グループの支持構造とを有するキャリアと、各々がパ ッド面と前記キャリアのパッド支持面に接触する面とを含む複数の軸受パッドと を備え、 それによって、前記低荷重支持面に取り付けられた前記パッドは、低荷重作動モ ード時に前記シャフトを支持し、高荷重時に前記シャフトから離れるようにたわ みその結果前記高荷重パッドが前記シャフトを支持する、多重モード動圧軸受。
  50. 50.回転シャフトを支持するための動圧軸受であって、ビームに取り付けられ た複数のパッド支持面と、前記各パッド支持面を支持するための、一体型支持構 造とを有するキャリアであり、ビームに取り付けられた前記複数のパッド支持面 が可撓性を有して取り付けられるように複数の切欠き及び溝が形成された前記キ ャリアと、 ビームに取り付けられた前記複数の支持面の1つに各々が支持され、パッド面と 前記キャリアの前記パッド支持面に取り付けられた支持面とを有する複数の軸受 パッドとを備え、 前記キャリアは、荷重がかかると、前記複数のパッド面が前記回転シャフトに対 して動圧くさびを形成するように前記複数のパッドを支持している、動圧軸受。
  51. 51.前記複数のパッド支持面の各々を支持する前記支持構造は、第1支持部、 第2支持部及び第3支持部を含んでいる、請求項50に記載の動圧軸受。
  52. 52.前記複数のパッドの各々は、パッド部と、荷重がかかるときには可撓性を 有する支持部とを含んでいる、請求項50に記載の動圧軸受。
  53. 53.能動的に制御可能なスマート構造を有し、回転するシャフトを支持するた めの動圧軸受であって、 構造骨格部と、センサ部と、作動部とを備え、前記骨格部は、支持構造内に互い に間隔をあけて配置された複数の軸受パッドを有し、前記支持構造は荷重がかか るとたわむように前記複数の軸受パッドを支持しており、 前記センサ部は、動圧くさび特性を示す運転状態を検知でき、かつ前記検知され た状態に応じて信号を出力する少なくとも1つのエレメントを有し、前記作動部 は、前記センサ部から出力された信号に応じて前記構造骨格部のたわみ特性を調 整するための機械的調整エレメントを含んでいる、動圧軸受。
  54. 54.前記作動部は、前記センサ部の信号を直接受けて反応する、請求項53に 記載の動圧軸受。
  55. 55.前記センサ部によって出力された信号は中央演算処理装置に受けられ、前 記中央演算処理装置は前記構造骨格部のたわみ特性を調整するために作動部に信 号を出力し、その結果前記作動部は前記センサ部によって出力された信号に間接 的に反応するようになっている、請求項53に記載の動圧軸受。
  56. 56.前記作動部は、前記支持構造内に配置された圧電素子を有している、請求 項53に記載の動圧軸受。
  57. 57.前記作動部は、前記支持構造内に配置された電気流動流体と、前記電気流 動流体に、その粘性を選択的に変えるための電流を供給する手段とを有している 、請求項53に記載の動圧軸受。
  58. 58.前記作動部は、形状記憶合金エレメントと、前記形状記憶合金エレメント を選択的に加熱する手段とを有している、請求項53に記載の動圧軸受。
  59. 59.前記作動部は、磁気歪み希土合金エレメントと、前記合金の寸法を変える ための磁界を供給する手段とを有している、請求項53に記載の動圧軸受。
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