JPH05508329A - 医療器具と、ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 医療器具と、ハンドル 技術分野 本発明はヒトまたは動物の歯科、医療および外科で行われる種々の健康管理で使 用される多重機能を有する医療器具に関するものである。本発明の医療器具の各 機能は個別に使用することもできるが、一部または全部を組み合わせて使用する こともできる。

本発明は特に、種々の健康管理で必要な操作を行うための使い捨て可能な各種ヘ ッドを支持するための圧力感受性の剛性または滅菌可能な万能ハンドルに関する ものである。

発明の背景 国際特許ＰＣＴ／ＡＩＪ８９１００４０２には臨床で測定具すなわちゲージとし て使用されるゾンデ（ｐｒｏｂｅ）が開示されている。このゾンデはニードル部 材と、このニードル部材の上端が取付けられたヘッドと、弾性変形可能な部材を 介してヘッドに装着されるハンドルとで構成されている。このハンドルとヘッド の各々にはマークが付いており、このマークはニードル部材に力が加わっていな い時には整合しないで、所定の力が加わった時には整合するようになっている。

この特許に記載のゾンデは歯周ポケットの深さ、歯茎後退の程度、歯用付属品の レベル、その他の口腔臨床分野に特に有用であるが、口腔組織以外の組織の健康 を測定する上でも有用である。

いずれにせよ、上記特許のゾンデの特徴はニードル部材が所定の正確な力を再現 性よく組織に加えることができるという点にある。この特許はニードル部材と使 い捨て型のヘッドとを用い、しかも、臨床での測定を予定の力で行うことができ るという点が特に有用である。すなわち、ヘッドを迅速、簡単且つ容易に取付け ることができるため、多くの特徴点を測定し、組織からの出血反応を起こすこと によって感染、炎症または病気の有無を調べることができる。例えば、組織が０ ．５閤のゾンデで２０ｇの力で出血した場合には、その組織には感染または炎症 がある。

しかし、操作者が病気または感染を確認した後にその程度を判定し、種類を同定 し、病状の進行具合を判定できれば、さらに有利である。換言すれば、これらの 情報無しに単に病気を確認しても意味がなく、操作者は病気または感染を確認し た後に再度検査をして、患部のサンプルを摂取し、治療を行って、病気の程度と 種類を決定しなければならなくなる。

本発明者は、患部から組織またはその他の物質を簡単に採取できるようにするこ とによって、認定、同定、診断および確認を含む各種の方法で分析をすることが できるようにすることが極めて有利であるということを見出した。

本出願人は、上記ゾンデの有用性を債なわずにゾンデのニードル部材を採取手段 を取付けたり、組織や組織関連物質に再現性のある正確な所定の力を有効に加え ることができる種々の器具（この器具にはサンプリング、その他の操作を正確、 簡単かつ経済的に行うことができる一連のアタッチメントが含まれる）と交換す ることができるということを見出した。

発明の開示 本発明は、ヘッドと、ハンドルと、弾性変形可能な部材を介してヘッドとハンド ルと接続する圧力感応手段と、ヘッドに取付けられる器具とで構成され、ヘッド およびハンドルにはそれぞれマークが付いており、これらのマークは器具に力が 加わっていない状態では整合しないが、所定の力が加わった時に整合するように なっており、さらに、器具が組織または組織関連物質に適用される部材を有して いることを特徴とする組織や組織関連物質に適用される医療器具にある。

本発明の具体例では、所定の力が器具に加わっていることを判定するためのマー クの代わりに電気接点手段が用いられ、電気接点手段がヘッドとハンドルのそれ ぞれに設けられ、両方の電気接点手段はコンピュータ、記録手段、音声手段、視 覚手段の少なくとも一つを有する電気回路を介して接続されていて、電気接点手 段が閉じられた時に電気回路が駆動されるようになっている。この電気回路は医 療器具に内蔵した電池で駆動するか、リード線により外部電源に接続される。ま た、適当な視覚手段を医療器具の内部または外部に配置するか、ブザー等の適当 な聴覚手段を医療器具の内部または外部に配置することができる。また、医療器 具にリード線を介してコンピュータや記録手段を接続することもできる。

所定の力が加わったことを操作人に知らせるために、適当な音声手段／視覚手段 を医療器具の内部または外部に設置すると同時に、コンピューターを用いて記録 手段することができる。

より器械に接続されたチャート式の記録機あるいは電気接点手段はヘッドの上下 いずれに設置しても良い。

好ましい具体例ではヘッドが弾性変形可能な部材と一体に形成されていて、ハン ドルに取り外し可能な状態で取付けられるようになっている。そうすることによ ってヘッドは使い捨て可能になる。これは感染や病気の転移を減らす上で重要で ある。

この具体例で好ましい設計にするには、ヘッドと、弾性変形可能な部材と、ハン ドルとを合成プラスチック素材で作るのが望ましい。プラスチックの種類は部品 をオートクレーブで滅菌、蒸気滅菌、化学的滅菌または放射線滅菌に耐えるもの か、繰り返して滅菌可能か、使い捨てかを考慮して決定する。

その他の材料、例えば金属材料を使用することもできる。

ヘッドと弾性変形可能な部材とをハンドルから取り外し可能にする一ツノ手段Ｇ ｔ　ＰＣＴ／ＡＵ８９１００４０２（Ｄ図６．８お、Ａび１工にＡ体的に記載さ れている。

組織に適用される器具には医療現場で使用される下記用途の器具が含まれる： （１）組織の検査 （２）組織のスティタスまたはインテグリテイ−の測定（３ン健全な部位および 病気部位の確認（４）病気の過程の確認および診断 （５）任意の部位からの組織、流体または物質の採取（６）処置−手術またはポ ジティブプレースメント、インブラントなど能動的なもの −例えば痛み緩和、鎮静、調査的処置の処置等の受動的なもの、 （７）任意の種類の抗生物質、抗炎症薬、イリガント、化粧品類または創面切除 術など治療上の薬剤投与、（８）調査−不定期あるいは定期的または臨時に行う 、組織、物質および病状の評価 （９）付随物−フアイバーオプティックス−レーザー 一アイソトープおよびその類似物を用いた画像診断（１０）その他の健康管理ま たはその分野で要求させる任意の試験管理または処置。

本発明の医療器具用に特に有用な器具はサンプリング器具であり、具体的には以 下の器具がある： （ａ）上端がヘッドに固定され、下端が採取される組織、流体および固体に適用 されるカニユーレまたは毛細管（ｂ）　（ａ）のカニユーレまたは毛細管の上端 に可撓性チューブを介して風船を取付けてサンプルを毛細管へ吸引し、バイアル 瓶、その他の収集手段へと採取する方式（ｃ）吸収用の細長い部材 （ｄ）サンプルを保持するための少なくとも１つの凹部を有する細長い部材 （ｅ）長手方向に沿った一連の鋸歯状切込みまたはサンプル収集用の細部構造を 有する長尺部材 （ｆ）０〜４５°の２つの角を成すベーベルを有するサンプリング用に物質を回 収する赤道レッジまたはリムを成す半球形のポールチップ。

上記の器具は金属またはプラスティック材料で作ることができ、剛体でも、柔軟 体でもよい。

上記の器具は最終用途に応じて、流体、組織、微生物またはその他任意のものを 採取するのに使用される。

必要な場合には器具に深さを示す目盛りを付けることができる。

本発明のハンドルはＰＣＴ／ＡＩＪ８９１００４０２の図１０および１１に示す ハンドルで構成することができるが、本発明の改良型ハンドルは長尺部材より成 り、この部材は一端がヘッドを含む弾性変形可能な部材に設置される手段を有し 、この一端と隣接する第１の部文はグリップ部分であり、第２の部分はこの第１ の部分から先端まで次第に先細りになっており、設置手段は第１および第２の部 文で規定されるハンドルの主軸を通る面と鈍角を成す面上にある。

本発明の好ましい具体装置では、設置手段は互いに隔てられた一対のプレートで 構成され、使用中ヘッドが動く際に、それらの間で障害なく動くことができるよ うになっている。この空間は必須である。なぜなら、ハンドルの過剰な横方向へ の動きによって、障害が関知され、操作人は好ましいあるいは好ましくない要因 である横方向の動きが加わっていることを知ることができるからである。従って 、面は、通常はハンドルの正しい向きを、使用中はヘッドに加わる力の方向を与 えるように設計されている。さらに、各プレートの外面には力を一致させるガイ ドを示すマークが付けられている。

別の具体装置では、所定の力が加わっていることを判定するのに電気接点が用い られる。この場合にはマークの代わりに面の片方に電気接点が付けられる。

アタッチメントは全て第１および第２の部分に対して鈍角を成し、長さは２〜２ ．５ｃｍである。

設置手段はヘッドを受けるように成形された開口を有し、プレートの間に設置さ れる。この開口はヘッドの細部構造に対応して、誘導、保持、取外しを容易にす る内側細部構造を有している。全ての種類のヘッドの挿入、操作および処分はこ の細部構造によって便利に行えるようになっている。

設置手段と第１部分とが結合する部分はアタッチメントの外面が第１部分の外面 と六角形の遷移部分を介して融合されるようなデザインになっている。

第１の部分はハンドルの「グリップ」領域を含み、この部分は親指と次の２本の 指で行う通常の３点ペングリップに適した形と寸法になっているのが好ましい。

−例としては、六角形がある。これは指骨の大きさの範囲に合うように十分な長 さとするが、長すぎてグリップ位置が不正確になり、器具の調節、正確さまたは 感度を損なわないようにする。従って、これは器具とその使用において重要な調 節要素である。この部分の平均的な長さは１．５〜２．５ｃｍである。

第２の部分はハンドルの先端まで全体的に先細りになっている。この部分の長さ はハンドルの先細りになった先端と接触させ、この部分が人差指の根元に乗るか 、あるいはその拳の関節付近にくるようなものであるのが好ましい。そうするこ とによって操作人の手の中で器具が正確な方向および位置に握られることになる 。この部分の長さが７〜８ｃｍ＋であり、寸法は８ｆｆｌＩ１１以下である第１ 部分と第２部分の結合部から、寸法５ＩＩＩＩ１１以下のハンドル先端に向かっ て先細りになっている。

従って、本発明の改良型ハンドルの全長は一般に１４ｃ＋＋＋以下、通常は１２ 〜１２．５ｃｍにする。寸法をこのように設定する理由は、ハンドルが、先細り になった先端よりでなく、グリップ部位で正確に握られ、使用時に最大の正確さ および感度を得る為である。

ハンドルの重量は４〜５ｇが好ましい。

圧力感応性手段を含まないヘッドを本発明ハンドルと共に使用することもできる 。そのようなヘッドは圧力感応ヘッドのような便利さはないが、正確な圧力の調 節を必要としない場面や方法では使える。

ヘッドを含む弾性変形可能な部材が正確に受け取られ、位置されるように、ハン ドルは平坦面に置けるようになっているのが好ましい。

図面の簡単な説明 本発明の理解を助けるために、以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明す る。

図１は本発明の医療器具の斜視図。

図２ａ、２ｂ、２Ｃ１２ｄは本発明の各種サンプリング器の部分側面図。

図２ｅは歯の易動度を測定する器具の側面図。

図２ｆは本発明の別のサンプリング器の部分側面図。

図２ｇは図２０および２ｆに示す器具の断面図。

図２ｈは図２０および２ｆに示す器具の他の断面図。

図２１は図２ｂに示すサンプリング器の変形例の部分側面図。

図２ｊは別のサンプリング器の分解部分側面図。

図３．４および５は図１に示す本発明のハンドルの斜視図、平面図および逆手面 図。

発明の実施態様 本発明の医療器具１０はハンドル１１と、着脱自在且つ弾性変形可能な部材１２ と、ヘッド１３とで構成される。ヘッド１３はＰＣＴ／ＡＵ８９１００４０２の 図６に記載のニードル部材１４を有し、このニードル部材１４にはミリメートル 目盛りが細く黒い線で描かれている。

本実施例では３．５〜５．５　ｔｒｍ領域１４ａは黄色、８．５〜１１−５ｆｍ ＋領域１４ｃは青色になっている。これ以外の適当な対照色を適当な強度と明度 で使用することもでき、例えば上記領域をミリメートル毎に付けた細い浮き彫り の黒色線にすることもできる。本発明者はニードル部材の先端にボールを取り付 けたもので効果的にサンプリングを行うことができるということを見出した。

この場合には、赤道上の最大直径に対して０〜４５度の２つの角度でベーベルを 付ける。

弾性変形可能な部材１２は相対的に薄い平行な２枚のプレート１５で構成され、 これら２枚のプレート１５は一端がヘッド１３に結合され、他端は成形部１６に 接続されている。成形部１６はハンドルに形成した係止部１７に摺動係合するよ うになっている。ハンドル上のこの係止部１７は空間を介して互いに隔てられた 一対のプレート１８であり、各プレート１８はハンドルの１９で示す部分の面に 対して鈍角を成す面の上にある。

２枚のプレート１８は弾性変形可能な部材１２を図で矢印で示す方向へ移動せて 係止位置へ滑り込ませた時に弾性変形可能な部材１２が収容できるよにう十分に 離れている。

プレート１８上にはニードル部材１４に所定の力が加わった場合に突起部２１と 整合する突起Ｒ２０が形成されている。

弾性変形可能な部材１２をハンドルから容易に取り外せるようにするために突起 ２２が設けられている。すなわち、親指またはその他の指で突起２２を押すだけ で部材１２が容易にハンドルから外れるようになっている。

ハンドルには六角形部分２３があり、そこから直径約４−５ｍの先端部まで先細 りになっている。

図２ａ−２ｅに記載の器具はハンドル１１に取付けられるようになっている。各 実施例で同じ部材には図１と同じ参照番号が付けである。

図２ａに示す器具は分岐（ｆｕｒｃａｔｉｏｎ）を調べるのに有用である。この 器具は剛体の湾曲部材または柔軟な変形自在な部材で作られる。

あるいは、この図が紙等の吸収材料を表していてもよい。この吸収材料を所定部 位に一定時間設置されて液体サンプルや物質をその部位からサンプリングするこ とができる。

また、この図が剛性のないプラスティック素材を表していてもよい。その場合に は、清白根部のような湾曲部、分岐または任意の湾曲輪郭を探査するのに有利で ある。

図２ｂに示す器具は液体物質２７を採取する毛細管２６である。

図２０に示す器具は長尺の金属部材２８を有し、この金属部材２８の下端にはフ ック状凹部２９があって、例えば膿や組織等を採取するのに使用される。フック 状凹部２９の断面は図２ｇ図に示す円形断面にすることができる。この円形断面 のものは柔らかくて白がり易い物質を採取するのに使用される。図２ｈはフック 状凹部２９の別の断面図であり、この断面は半円形で、鋭い端部で掻き取り、削 ぎ落とし、付着した硬い試料の採取で有利に使用される。

図２ｄに示す器具は鋸歯状切込み３１を有する細長い金属部材３０であり、この 器具は組織、微生物、その他の物質を歯周ポケットまたはその他の部位から採取 するのに使用される。

図２０に示す器具は切株状部材３２であり、この部材３２は歯を押して動きを調 べるのに利用される。この検査は一般に例えば１００　ｇから５００ｇの力を加 えて、その力での歯の動きを測定するスライディングニードルアレンジメントを 用いて行う。

図２ｆに示す器具は図２０のものと類似しているが、細長い金属部材３３の下端 にループ３４を備えている。図２ｃの器具と同様に、このループ３４の断面も円 形または半円形をしており、断面は図２ｇ、２ｈに示しである。円形または半円 形の断面にする有利は図２０の器具と同様であるが、ループ構造にすることって よって多量の試料を保持できるという利点もある。

図２１に示す器具は図２ｂと類似の器具であるが、この例ではも細管２６が可撓 性チューブ３５を介して風船３６に連結されている。この器具では風船３６を圧 縮した後に除々に開放することによって試料を吸引することができる。試料が突 然漏れることは逆止弁３７で防ぐことができる。

図２ｊにはサンプリング器具が示しである。このサンプリング器具は細長い中実 部材３８で構成され、その下端は半球状のボール３９になっている。このボール は赤道レンジ（ｌｅｄｇｅ）　４０を有し、この赤道レッジ４０は中実部材３８ の横軸に対してＯｏを成すかく図示した場合）か、４５°を戊すく破線で示す） 。使用時には試料がレッジ４０上に保持される。

本発明の医療器具はＰＣＴ／ＡｌＩ３９１００４０２に記載のものに比べて大幅 に進歩している。例えば同定、診断および試験の適用範囲がより広い。

本発明のハンドルは上記国際特許に記載のハンドルに比べて大幅に進歩している 点は、各部品の寸法、形状および構造に臨界値があるということを見出した点と 、サンプリングから治療まで組織または物質を連続的に検査できるという点とに ある。

それによって、治療医が正しい科学検査と実験操作を行うことができるようにな るという利点がある。また、どの器具を用いた場合でも、データをコンピュータ に保存されているファイルに直接送ることができるので、臨床医が患者の完全な 診察記録にアクセスできるという点において明らかに有益である。

上記の本発明器具は口内組織の検査、測定、評価、診断、サンプリング、処理、 投薬、監視、その他の面で特に有利であるが、同じ器具を万能ハンドル右よび交 換可能な各種アタッチメントと一緒に用いることによってヒトまたは動物の口内 組織以外の組織・物質あるいは病気の検査、評価、治療、サンプリング、処置、 投薬または監視に有利に使用することができる。

本発明の特に有利な点は一定量をサンプルすることができる点にある。すなわち 、各アタッチメントに加える力を同じにすれば一定量の流体、物体または組織を 採取することができる。

従って、本発明は各種サンプルを一定量採取するという独特の利点によって各種 分野で定量的且つ定性的な評価をすることができる。特定の部位で一定量の物質 を完全に回収でき、そのサンプルがその時点でのその位置での病気の度合いを反 映する。

本発明では一定量をサンプリングすることができる他に、得られたサンプルを病 理学的、微生物学的、組織学的、化学的、酵素的、免疫学的または組織、病気ま たは物質の研究、同定あるいは診断に適した任意の方法で分析することができる 。

本発明のアタッチメントを付けたハンドルは、上記の各種操作、例えば採取サン プルの試験の結果で行われる処理操作を容易に行えるようにするという利点があ る。すなわち、本発明は組織検査、測定、診断、サンプリング、処置、監視、付 随する治療または手段、これらを任意に組み合わせて行うことができる。本発明 は所定の寸法および力で正確、均一かつ高い信頼性で特定時期に特定場所で健康 管理を行うのに最も適した万能手段を提供する。本発明の有用性は実施者が同じ ハンドルに任意のアタッチメントを単独で用いるか、組み合わせて用いるか、一 時に用いる（例えば診察時に）か、時間的に前後して用いることができる。本発 明の器具の利点はこれら全ての操作で常に一貫性があり、操作者の違いや時間の 経過によって大きなバラつきが無いように設計され、寸法付けられている。

本発明の精神を逸脱しない限り、上記実施例を種々変形・改良することができる ということは当業者には理解できよう。

〜 要約書 組織または組織関連物質から試料を摂取するのに便利な医療器具（１０）。この 医療器具（１０）はヘッド（１３）と、ハンドル（１１）と、弾性変形可能な部 材（１２）を介してヘッド（１３）とハンドル（１１）とを連結する圧力感受性 手段と、ヘッドに保持される器具（１４）とで構成される。ヘッド（１３）とハ ンドル（１１）にはそれぞれマーク（２１）が付いており、所定の力が器具（１ ４）に加わった時にはマークが整合する。器具（１４）は歯周ポケットを探るニ ードル部材にすることができる。医療器具用のハンドル（１１）も開示されてい る。このハンドル（１１）は一端に装着手段を備えた細長い部材であり、この装 着手段は空間を介して設置された一対の平行なプレート（１ｇ）とこれら２枚の プレートの間の開口（１７）とで構成される。ヘッドは装着手段でハンドルに装 着される。この装着手段に隣接する部分はハンドルのグリップ部（２３）である 。ハンドル（１１）はグリップ（２３）からその全長（１９）に渡って先端（２ ４）まで次第に細くなっている。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成４年１１月９日１

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. １．ヘッドと、ハンドルと、弾性変形可能な部材を介してヘッドとハンドルと接 続する圧力感応手段と、ヘッドに取付けられる器具とで構成され、ヘッドおよび ハンドルにはそれぞれマークが付いており、これらのマークは器具に力が加わっ ていない状態では整合しないが、所定の力が加わった時に整合するようになって おり、さらに、器具が組織または組織関連物質に適用される部材を有しているこ とを特徴とする組織や組織関連物質に適用される医療器具。
2. ２．ヘッドと、ハンドルと、弾性変形可能な部材を介してヘッドとハンドルと接 続する圧力感応手段と、ヘッドに取付けられる器具とで構成され、ヘッドおよび ハンドルにはそれぞれ電気接点手段が設けられており、この電気接点手段は器具 に所定の力が加わった時に閉じて、コンピュータ、音声手段、視覚手段または記 録手段の少なくとも一つを含む電気回路が作られることを特徴とする組織や組織 関連物質に適用される医療器具。
3. ３．器具が所定部位から組織、流体またはその他の物質を採取するのに適したサ ンプリング装置を備えている請求項１または２に記載の医療器具。
4. ４．サンプリング器具に深さを示す目盛りが付けられている請求項３に記載の医 療器具。
5. ５．サンプリング装置が細長い吸収部材で構成される請求項３に記載の医療器具 。
6. ６．サンプリング装置が長手方向に鋸歯状の切込みを有する請求項３に記載の医 療器具。
7. ７．サンプリング装置が試料を保持するための少なくとも１つの凹部を有する細 長い部材である請求項３に記載の医療器具。
8. ８．サンプリング装置が上端がヘッドに支持され、下端が組織または組織関連物 質に適用される毛細管またはカニューレである請求項３に記載の医療器具。
9. ９．毛細管またはカニューレの上端が可撓性チューブを介して風船に連結してお り、サンプルを毛細管またはカニューレに吸引して収集手段へ排除することがで きるようになっている請求項８に記載の医療器具。
10. １０．サンプリング装置が細長い部材であり、この細長い部材の下端には半球形 ボールチップがあり、このボールチップには細長い部材の横軸に対して０〜４５ °の２つの角を成すベーベルによって赤道レッジまたはリムが形成されている請 求項３に記載の医療器具。
11. １１．器具が剛体の湾曲部材または柔軟な変形可能な部材より成る請求項１また は２に記載の医療器具。
12. １２．器具が歯を押して易動度を測定する切株状部位よりなっている請求項１ま たは２に記載の医療器具。
13. １３．ヘッドが弾性変形可能な部材と一体に形成されて、取外し可能な状態でハ ンドルに取付けられる請求項１〜１２のいずれか一項に記載の医療器具。
14. １４．ハンドルがヘッドを収容する開口を有し、この開口が、弾性部材を収容す るための空間を介して互いに隔てられた状態でハンドルの両側から延びた２枚の プレートによって構成されている請求項１３に記載の医療器具。
15. １５．器具に所定の力が加わった時にヘッドの対応するマークと整合するマーク が、上記プレートの少なくとも１方に設けられている請求項１４に記載の医療器 具。
16. １６．プレートの一方とヘッドとにそれぞれ電気接点手段が設けらている請求項 １４に記載の医療器具。
17. １７．組織または組織関連物質に適用される部分を一端に有する器具を含むヘッ ドに装着される細長い部材で構成され、一端部の近くにグリップ用の第１部分を 有し、この第１部分から先端まで次第に先細りになった第２部分を有し、装着手 段が第１および第２の部分が規定するハンドルの主軸を通る面と鈍角を成す面上 にあるような医療器具用のハンドル。
18. １８．装着手段がヘッドを収容する開口と、ハンドルの反対側から延びてこの開 口内にヘッドを収容するのに十分な空間を介して互いに隔てられた２枚のプレー トとで構成され、これら２枚のプレートにはマークが付けられている請求項１７ に記載のハンドル。
19. １９．装着手段の外面と第１部分とが六角形の遷移区域を介して融合されている 請求項１８に記載のハンドル。
20. ２０．第１部分がハンドルのグリップ部分を構成し、親指と次の２本の指によっ て３点ペングリップを行うのに適した形状および寸法になっている請求項１９に 記載のハンドル。
21. ２１．グリップ部分の断面が六角形である請求項２０に記載のハンドル。
22. ２２．第２部分の長さが７〜８ｃｍで、第１部位と第２部位の連結部分の幅が８ ｍｍ以下、先端の幅が５ｍｍ以下である請求項２０または２１に記載のハンドル 。
23. ２３．全長が１４ｃｍ以下、好ましくは１２〜１２．５ｃｍである請求項２２に 記載のハンドル。
24. ２４．請求項１７〜２３のいずれか一項に記載のハンドルを備えた請求項１〜１ ６のいずれか一項に記載の医療器具。