JPH05508070A - 磁気的駆動モータ - Google Patents

磁気的駆動モータ

Info

Publication number
JPH05508070A
JPH05508070A JP92511349A JP51134992A JPH05508070A JP H05508070 A JPH05508070 A JP H05508070A JP 92511349 A JP92511349 A JP 92511349A JP 51134992 A JP51134992 A JP 51134992A JP H05508070 A JPH05508070 A JP H05508070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnets
row
magnet
motor
polarity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP92511349A
Other languages
English (en)
Inventor
長谷部 繁太
正幸 青木
Original Assignee
マグマ コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マグマ コーポレーション filed Critical マグマ コーポレーション
Publication of JPH05508070A publication Critical patent/JPH05508070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K53/00Alleged dynamo-electric perpetua mobilia

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Linear Motors (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気的駆動モータ 本発明は永久磁石を用いた磁気的駆動モータに関するものである。
発明の開示 本発明のリニアまたは回転モータは、2つの対向する永久磁石の列を有し、この 各列は、互いに一線となるよう等間隔に離間して配置した複数の磁石を存し、一 方の列では隣接する磁石の隣接する磁極が互いに反対の極性とされ、他方の列で は隣接する磁石の隣接する磁極が互いに同一の極性とされる。一方の列の磁石の 磁界の方向は他方の列の磁石の磁界の方向と直交する。各列の各磁石は互いに接 近した先端を有するのが好ましい。
図面の簡単な説明 本発明の詳細を添付図面と共に説明する。
第1図は、本発明において用いる五角形の磁石の一実施例における磁石の周りの 磁界を説明するための説明図である。
第2図は、本発明において用いる磁石の第2の実施例における磁石の周りの磁界 を説明するための説明図である。
第3図は、本発明の実施例における第1図と第2図に示す磁石の配置の説明図で ある。
第4図は、本発明の実施例にお1)る第1図の磁石と第2図の異なる実施例に示 す磁石の配置の説明図である。
第5図は、本発明における磁気的リニア駆動モータの一実施例を示す一部の縦断 正面図である。
第6図は、本発明における磁気的リニア駆動モータの他の実施例を示す一部の縦 断正面図である。
第7図は、本発明における磁気的リニア駆動回転モータの縦断正面図である。
第8図は、本発明における磁気的リニア駆動回転モータの他の実施例を示す縦断 正面図である。
第9図は、第8図の9−9線からみた平面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図に断面で示すように、五角形の磁石10は、一対の平行側辺12.14と 、底辺16と、この底辺16の反対側で先端22で互いに合致する一対の傾斜辺 18.20とを有する。この磁石10は北又は“N”極24と南又は“S”極2 6とを育する。
平行側辺12.14の中間ライン28は五角形の磁石10の縦軸を示し、この軸 に沿った北及び南の磁界は互いに相殺される。第1図に示すように、磁石10は 、横断面内でN極24とS極26間に先端22の周りに2重矢印30で示される 第1の磁界と、底辺16の周りに第2の2重矢印32で示される第2の磁界を形 成する。
第2図は本発明の第2の実施例において用いる五角形の磁石40の断面を示す。
この磁石40は底面46によって接続された第1.第2の平行側辺42.44を 有する。
底辺46の反対側で第1.第2の平行側辺42.44に接続され先端52で互い に合致する第1.第2の傾斜辺48.50を有する。磁石40はN極54とS極 56とを有する。
第1.第2の平行側辺42.44に直交するライン58に沿ったN極及びS極の 磁界は互いに相殺される。第1の2重矢印60と第2の2重矢印62は、第2図 に示す磁石40の平面内におけるN極54とS極56間の磁界を示す。
第3図において、磁石10.40は対向して配置され、即ち磁石10の先端は磁 石40の先端22に対向する。この配置では、磁界を示す2重矢印60.62. 32は第1図、第2図に示すままどなる。然しなから、磁石10の2重矢印30 は存在せず、代わりに磁石10の側辺12側のS極と磁石10の傾斜辺50側の N極間に延びる2重矢印70が存在する。第3図より明らかなように、磁石10 のN極を有する傾斜辺20は、N極を有する磁石40の傾斜辺48と対向して配 置されている。従って、2つの傾斜辺20.48間には引き付は合う磁界は存在 せず、第3図に示すように先端22.52の左にポケットが形成され、ここでは 対向する北磁界は互いに相殺され、その結果断面、または三次元区域72内には 引き付は合う磁界は無い。仮に磁石10が、第3図に示す磁石の横断面内で磁石 40に相対的に横方向に移動できるものとすれば、2重矢印70の磁界は磁石1 0を矢印74によって示す方向に左方向に移動せしめるように働く。然しながら 、磁石10を固定し、磁石40を第3図の横断面内で横方向に移動できるように した場合には、磁石40は矢印72と反対の方向に移動するようになる。
第4図は、極性が反対であることを除いて磁石40に等しい五角形の磁石8oと 磁極10とを互いに対向したものを示す断面図である。磁石80は第1.第2の 側辺82.84と、底辺86と、この底辺86の反対側で先端92で互いに合致 する傾斜辺88、90とを育する。磁石80は、先端92に隣接するS極と、底 辺86に隣接するN極96とを有する。側辺82.84に直交するライン98に 沿った2つの磁極による磁界は互いに相殺される。側辺84と傾斜辺90間を接 続する第1の2重矢印100は、横方向磁界の一方を示す。側辺82と傾斜辺8 8間を接続する第2の2重矢印102は横方向磁界の他方を示す。磁石80は極 性が反対であることを除いて磁°石4oに等しく、この第4図の例では、磁石4 0のN極と磁石12のS極間に延びる第3図の2重矢印700代わりにS極94 に隣接する傾斜辺88とN極24に隣接する側辺14間に延びる2重矢印70A を有する。第4図の実施例では傾斜辺18.90間に、ここから生ずる磁界が夫 々S極であるためポケット72Aが形成される。従って、仮に磁石10が固定さ れ、磁石80がこれに相対的に横方向に移動できるようにした場合には、第4図 に示す配置では磁石80が磁石10に相対的に左方に移動するようになる。若し 、磁石10と同様のN極とS極とを有するが、これらが磁石10と反対の位置に ある磁石を用いた場合には、この磁石の移動方向は逆となる。
第5図は、本発明の磁気的リニア駆動モータ104の一部の縦断正面図である。
このモータ104は、第1ベース106と、これから外方に延びるよう固定され た複数の磁石80とを有する。またモータ104は、第1ベース106の反対側 に配置された第2ベース108と、これから延びその先端22が磁石80の先端 90に向かう複数の磁石12とを有する。従って第4図と第5図の比較から明ら かなように、第5図は一対の直線状の列をなす磁石対12.80を示す。説明上 、ベース106が固定でベース108が横方向に移動自在で、第5図においてベ ース108がベース106に相対的に右方に移動するものと仮定する。反対に若 し、ベース106がベース108に相対的に移動自在とした場合には、ベース1 06は左方に移動する。
第5図に示すように、対向する磁石の数は互いに等しい。従って、第5図の配列 ではベース106と108は相対的に移動できるが、可動ベースに固定した磁石 が固定ベースに固定した磁石に相対的に成る距離移動して横方向移動による磁力 が理論的に互いに相殺される状態においては、慣性力を無視すればこの位置を越 えて横方向に可動ベースを移動する力は生じない。
2つの磁石の列間に作用する磁力が変わるため慣性力は通常上記の状態を越すに 十分な値であるが、2つの磁石の列における隣接する磁石間の間隔を、一方の列 の磁石の先端が第5図とは異なり他方の列の磁石の先端に同時に一致しないよう に定めるのが好ましい。
第6図は本発明における磁気的リニアモータ110を示す縦断正面図である。
この磁気的リニアモータ110は、固定ベース112と、これに等間隔に一連に 配置固定した五角形の磁石114.116.118.120.122.124. 126.128.130.132゜134とを有し、第6図で“N″′及び“S ”として示すように、磁石114.116゜118、122.124.126. 128.130.132.134の北−南(N−3)の極性が固定ベース112 に対し平行している。従って、隣接する磁石の隣接する磁極は互いに反対の極性 である。五角形の磁石は、平行な一対の側辺と、これに直角な底辺として機能す る第3の側辺と、上記底辺と反対側で先端に連なる2つの辺とを有する不規則な 五角形を形成する磁石によって構成するのが好ましい。第6図に示すように、磁 石114〜134の夫々は、固定ベース112から最も離れた位置の先端114 A〜134八を夫々有する。
モータ110は、磁石の可動ベース136と、これから固定ベースの磁石の列に 向かって直角に外方に延びる等間隔に配置された五角形の永久磁石138.14 0゜142、144.146.148.150.152.154.156とを有 する。磁石138〜156は、固定ベース上の磁石114〜134に指向する先 端138A〜156Aを有する。然しなから、磁石138〜156は、隣接する 磁石の隣接する磁極の極性が等しくなるように配置し、可動ベース上の磁石13 8〜156の夫々の磁界が固定ベース上の磁石114〜134の夫々の磁界に対 し直角となるようにする。可動ベース上の磁石138〜156の極性は第6図に おいて“S“及び“N“として示す。
本発明の説明上、第6図においては固定ベース上の磁石114と可動ベース上の 磁石138は、固定ベース上の磁石134と可動ベース上の磁石156と同様互 いに縦方向に一線をなすものとする。従って、磁石の先端114Aと138Aは 、磁石の先端134Aと156Aと同様に互いに対向している。固定ベース11 2上の総ての他の磁石の先端116A〜132Aは、可動ベース上の磁石の先端 140A〜154人の最も近いものに対し横方向にづれている。
2つの磁極間の磁気的吸引、反発の大きさは2つの磁極間の距離の2乗に反比例 する。従って磁気的吸引、反発は磁極間の距離の変化によって影響される。
磁石114.138については、磁石114のN極と磁石138のS極との間で 吸引力が発生する。反発力は磁石114のS極と磁石138のS極間で発生する 。吸引力と反発力との相対的な大きさは通常対応する磁極間の距離の2乗に反比 例する。
第6図に示す磁石114.138の配置では吸引力と反発力は等しいから、固定 の磁石114は可動の磁石138を横方向に移動するように作動することはない 。然しながら、先端114A、 138Aを有する五角形の磁石114.138 を用いているため、磁力線は第4図に示すようになる。従って磁石114.13 8が第6図のように配置されているときは、固定ベース上の磁石114は可動ベ ース上の磁石138を右方向に移動するように作動する。
第6図においては、固定ベースの磁石116から可動ベースの磁石140が横方 向に偏位している。可動ベース上の磁石140のS極と固定ベース上の磁石11 6のS極間の距離は、可動ベース上の磁石140のS極と固定ベース上の磁石1 16のN極間の距離より小さい。従ってこの2つの磁石間に生ずる吸引力と反発 力とは等しくなく、S極間の距離が小さいことから固定ベース上の磁石116の N極と可動ベース上の磁石140のS極間の吸引力より反発力が大きくなり、づ れが大きくなる。更に、可動ベース上の磁石140は可動ベース上の磁石118 によって影響される。第6図における固定ベース上の磁石118のN極と可動ベ ース上の磁石140のS極間の距離が磁石118のS極と磁石140のS極間の 距離より小さい。従って、第6図の磁石の配置では固定磁石118と可動磁石1 40間の吸引力が同一磁石間の反発力より大きい。
固定磁石118と可動磁石142に関する同様の解析により、これら2つの磁石 間の反発力が吸引力より大きいことが明らかである。然しながら、可動ベース− Lの磁石142と固定ベース上の磁石120に関しては、第6図の配置では固定 ベース上の磁石120のN極と可動ベース上の磁石142のS極間の距離が、固 定ベース上の磁石120のS極と可動ベース上の磁石142のS極間の距離より 小さいので、吸引力が反発力より太き(なる。固定ベース上の磁石118に関し ては可動ベースLの磁石142と固定ベース上の磁石120間の横方向の距離が より大きいため、磁石118と142間の総合反発力は、磁石142.120間 の総合吸引力より大きい。従って、磁石116.140.1.18.142.1 20.144.122及び146の夫々に関連して可動ベース136が総合磁力 により第6図において右方向に駆動される。
固定ベースの磁石124とこの磁石124から横方向に等しい距離だけづらした 可動ベース上の磁石146.148間の吸引力と反発力を解析すれば、磁石12 4と126間の実際の総吸引力が磁石124.148間の実際の総反発力と等し くなることが明らかとなる。然しながら、磁石126.1.48.150に関連 して磁石126.148間の実際の吸引力は磁石126.150間の反発力より 大きい。吸引力の大きさは、磁石群128、150,152及び130.152 .154を通る反発力に比較して増加し続ける。磁石134.156は、磁石1 14.138と同様互いに同一位置、即ち横方向にづれていない位置にある。従 って、吸引力と反発力は、全体として可動ベース136を右方向に移動せしめる ように働く。
上記のように、第6図は磁気的リニアモータの一部を示す。第6図には、11個 の固定ベース上の磁石114〜134と、可動ベース上の10個の磁石138〜 156を示す。然しなから、解析結果から明らかなように、可動ベースには10 個ではな(11個の磁石を設け、右方向に連続して移動できるようにすることが できる。
然しながら、可動ベースに10個ではなく12個の磁石を設けた場合には、可動 ベースは右方向ではなく左方向に駆動されるようになる。
第6図に示す実施例においては、可動ベース136は右方に移動する。本発明リ ニアモータの一実施例では、可動ベース上の磁石は直流で附勢される電磁石であ る。広い意味では、本発明の概念には反対側の磁石に対向する先端を存する透磁 性鉄心を有する電磁石を使用することを含む。第6図に示す極性を与えるために 要求される電流の方向を逆にすることによって、可動ベース136は左方に移動 するようになる。このような実施例において可動ベースを往復動せしめるため可 動ベース上の磁石138〜156の極性を反転するには、従来既知の種々の電流 を流す方向の電気的制御システムを用いることができる。
他の実施例においては、固定ベース上の磁石として可動ベース136の移動方向 を制御するため電流の方向を変えて磁石の極性を選択的に制御できる五角形の透 磁性鉄心を有する電磁石とすることができる。必要に応じて両方の磁石を電磁石 とすることができる。
第7図は、ステータ部分162とロータ部分164とを有する磁気的回転モータ 160の磁石の配置を示す縦断正面図である。ステータ部分162は、夫々先端 166A〜184Aを有する等間隔で円周方向に配列した五角形のステータ磁石 166、168.170.172..174.176、178.180.18ム 184を含む。ロータ部分164は、夫々先端186A〜202Aを有し、ステ ータ部分162と同様等間隔で円周方向に配列した五角形のロータ磁石186. 188.190.192.194.196.198.200゜202を含み、ス テータ部分の磁石先端166A−182Aとロータ部分の磁石先端186A〜2 02Aは互いに対向し、且つ夫々同心円状に配列されている。第7図より明らか なように、ロータ磁石はステータ磁石より数が1つ少なく、従って半径方向の線 上で一致しているロータ磁石186とステータ磁石166を除いて他の総てのロ ータ磁石とステータ磁石は横方向にづれている。第7図に示すようにロータ磁石 の数をステータ磁石の数に等しく、またはこれより多くすることも可能である。
第7y!Jのロータ磁石とステータ磁石の配列は、第6図の固定及び可動磁石の 配列を単に円形に変更したものである。従って、第7図においては、第6図と同 様の解析によってロータ部分164が時計方向に移動することが明らかである。
然しながら、ロータ磁石として使用した電磁石を流れる直流電流の向きを逆とし 、ロータ磁石の極性を反転すれば、ロータの回転方向が反時計方向となる。
同様にして、ステータ磁石の極性を反転すれば、ロータの回転方向は反対とする 。然しながら、両者の極性を同時に反転すればロータの回転方向は反対とはなら ず、第6図の例では可動ベースの方向が反対となることはない。
第8図は、磁気的に駆動される回転モータ208の他の実施例の縦断面図を示す 。モータ208は、第1図の磁石10と同様の第1磁石2100列と、第2図の 磁石40と同様の第2磁石2400列とを有する。第3図に示す配列と同様互い に対向する磁石210.240の組が互いに配列されている。磁石210は、先 端222で合致する傾斜面218.220を有する。同様にして、磁石240は 、先端252で合致する傾斜面248.250を有する。磁石210は、板状ロ ータベース260の円弧面内に配置される。ロータベース260は、軸264の 周りに回転自在となるよう駆動軸262に固定されている。磁石240は、フラ ンジ268によって軸264に固定した板状ステータベース266の円弧面内に 同様にして配置されろ。板状ロータベース260と板状ステータベース266は 、その中心を貫通する軸264に直交する平行な面内に配置され、これらの周り にロータ磁石210とステータ磁石240が配列されている。
wcs図は、ロータベース上の磁石210とステータベース上の磁石240の数 が等しい場合を示す。然しなから、第5図、第6図及び第7図において説明した ように、2つのベース間の磁石の数を互いに異なる数とし、第5図及び第8図で 説明した互いに合致する配置ではな(、第6図及び第7図で説明した互いにづれ た配置とするのが好ましい。第8図に示すモータ208は、軸264の周りに反 時計方向にロータベース260が回転するように作動する。然しなから、先の実 施例で説明したように回転方向は磁石の相対的極性を変えることによって変更す ることができる。
第9図は、第8図の断面ではなく第8図の9−9線からみたロータベース260 の全体を示し、軸264の周りのロータベース260上の磁石の配列を明確に説 明するだめのものである。第9図に示すように、ロータベース上の磁石210の 夫々は内面270と外面272を存し、これらは第1の側面274と第2の側面 276及び傾斜面218.220によって互いに接続される。
上記各実施例においては、磁石10.40.80のような五角形の磁石の底辺1 6゜46、86の周りに生ずる磁界による磁界干渉を最小ならしめるため、透磁 性材料のベース106.108.112.136.162.164.264.2 66を設けるのが好ましい。
説明上、第5図〜第9図に示す装置では、固定ベースまたはステータ、及び可動 ベースまたはロータを有し、固定ベースまたはステータが、等間隔に離間された 横方向または円周方向で一致した異極性の磁石を存し、可動ベースまたはロータ が、等間隔に離間された横方向または円周方向で一致する同極性の磁石を有する ものとする。個々の固定ベースまたはステータ磁石の磁界の方向は、この磁石が 互いに同一位置となったとき対応する可動ベースまたはロータ磁石の磁界の方向 に直交する。然しなから、上記磁力の解析から明らかなように、可動ベースまた はロータを固定とし、固定ベースまたはステータを可動とし、第5図〜第9図に ついて説明した方向に対し固定ベースとステータの移動方向を反対とすることが 可能である。従って、磁石10と、磁石40または80の型によって説明された 磁石の特性を互いに交換し、対応する磁石の磁界を互いに直交せしめることがで きる。即ち、ここで使用している固定及び可動の列なる表現は上記の例に限定さ れず、等間隔に配置した一方の永久磁石の列では同一列内での隣接する磁石の隣 接する磁極の極性が異なり、他方の列では隣接する磁石の隣接する磁極の極性が 等しく、この2つの列の磁界が互いに直交するようにすることを含む。
更に、永久磁石なる表現には、透磁性鉄心先端を有し、コイルを通る電流によっ て極性を制御でき、移動方向を定めるため対向する列の磁石に関連する極性を作 るために望まれる所定の時間間隔で所望の極性を作ることができる磁石を含む。
磁石10.40.80の先端22.52.92を有する磁石は、総ての実施例に おいて用いるのが好ましく、また磁石が互いに一致してモータか停止することに なるおそれを防ぐため、対向する磁石の一対が互いに一致したとき他の総ての対 向する磁石が互いに一致するようになる第5図及び第8図に示す実施例ではこれ を用いる必要がある。第6図や第7図に示す実施例のように、一方の列の磁石が 同時に他方の列の磁石と一致することがない場合にはモータ停止を防ぐため先端 付き磁石を用いる必要はないが、第8図の実施例の場合には必要である。この実 施例では、ロータ260内の磁石の数かステータ266内の磁石の数と異なり、 従って対向する磁石の一対が互いに一致しても他の複数対は一致しないようにな る。このような実施例では、磁石の形を互角でなく四角とし、また異なる先端形 状とすることができる。
FIG、5 FIG、 7 要約書 第5図、第6図のりニアモータ(104,110)または第7図及び第9図の回 転モータ(160,208)の夫々は、第5図では(10)及び(80)、第6 図では(114〜134)及び(138〜156)、第7図では(166〜18 4)及び(186〜202)、第8図では(210)及び(240)の五角形永 久磁石の2つの列を有する。この2つの列における各磁石は第5図では(22) または(90)、第6図では(14A〜134A)または(138A〜156A ) 、第7図では(166A〜184A)または(186A〜202A)、第8 図では(222)または(252)の先端を有し、これらの先端は互いに対向す るように配置されている。各列は一線をなし複数の等間隔離間された磁石を有し 、この列の一方では隣接する磁石の隣接する磁極が互いに反対の極性となるよう にあらかじめ定められており、上記列の他方では隣接する磁石の隣接する磁極が 互いに等しくなるようあらかじめ定められている。従って一方の列における磁界 は他方に対し直交している。磁石の各列は透磁性のベース上に設けられている。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成5年1月21EI

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1のスペース内で等間隔離間して配置された永久磁石の第1の列を有し、 この第1の列の永久磁石の夫々は2つの磁極の中間に位置する先端を有し、上記 第1の列内の磁石の極性が隣接する磁石の隣接する磁極が互いに異なる極性とな るようあらかじめ定められており、第2のスペース内で等間隔離間して配置され た永久磁石の第2の列を有し、この第2の列の永久磁石の夫々は先端を有し、こ の先端は上記第2の列内の磁石の互いに等しい極性の磁極を形成し、上記第2の 列内の隣接する磁石の隣接する磁極が互いに等しい極性であり、 第2の列の磁石の磁界の方向が第1の列の磁石の磁界の方向に直交し第1の列の 磁石の先端と第2の列の磁石の先端が互いに対向されるような所定の位置関係で 上記第2の列が上記第1の列に対して配置される、磁気的駆動モータ。 2.上記第1の列の永久磁石が、互いに対向する第1,第2の側辺と、この第1 ,第2の側辺を接続する第3の側辺と、この第3の側辺の反対側で上記先端を形 成するため互いに接し且つ上記第1,第2の側辺を接続する第4及び第5の側辺 とにより五角形に形成される、請求項1記載のモータ。 8.上記第2の列の永久磁石が、互いに対向する第1,第2の側辺と、この第1 ,第2の側辺を接続する第3の側辺と、この第3の側辺の反対側で上記先端を形 成するため互いに接し且つ上記第1,第2の側辺を接続する第4及び第5の側辺 とにより五角形に形成される、請求項1または2記載のモータ。 4.上記磁石の第1の列が透磁性ベース上に線状に配置され、上記磁石の第2の 列が透磁性ベース上に線状に配置され、上記第1,第2の列間の相互移動が直線 往復動に制限されている請求項3記載のモータ。 5.上記磁石の第1の列が第1の透磁性ベース上に第1の円弧状に配置され、上 記磁石の第2の列が第2の透磁性ベース上に第2の円弧状に配置され、上記第1 ,第2の列間の相互移動が回転運動に制限される請求項3記載のモータ。 6.上記円弧の一方の直径が他方の円弧の直径より小さく、且つ同心状である請 求項5記載のモータ。 7.上記2つの円弧が平行な面に位置し、直径が互いに等しく、その中心が上記 平行な面に直角な軸上にある請求項5記載のモータ。 8.上記列の少なくとも一方における磁石の極性を選択的に制御するための機構 を含む先行請求項の何れか一つの記載のモータ。 9.上記極性制御機構が上記列の少なくとも一方における磁石の極性を選択的反 転せしめるため操作される請求項8記載のモータ。 10.第1のスペース内で等間隔瞬間して配置された永久磁石の第1の列を有し 、上記第1の列内の磁石の極性が隣接する磁石の隣接する磁極が互いに異なる極 性となるようあらかじめ定められており、第2のスペース内で等間隔離間して配 置された永久磁石の第2の列を有し、上記第2の列内の磁石の極性が隣接する磁 石の隣接する磁極が互いに等しい極性となるようあらかじめ定められており、第 2の列の磁石の磁界の方向が第1の列の磁石の磁界の方向に直交されるような所 定の位置関係で上記第2の列が上記第1の列に対し隣接して配置され、上記第2 の列内の1つの磁石が上記第1の列内の1つの磁石に一致したとき、上記第1の 列の磁石の磁極がこれに隣接する上記第2の列の磁石の磁極から横方向に等しい 距離だけづれており、上記第2の列の残りの磁石が上記第1の列の残りの磁石に 最接近するようには配置されないように上記第1,第2のスペースがあらかじめ 設定された磁気的駆動モータ。 11.上記磁気の第1の列が透磁性ベース上に線状に配置され、上記磁石の第2 の列が透磁性ベース上に線状に配置され、上記第1,第2の列間の相互移動が直 線往復動に制限されている請求項10記載のモータ。 12.上記磁石の第1の列が第1の透磁性ベース上に第1の円弧状に配置され、 上記磁石の第2の列が第2の透磁性ベース上に第2の円弧状に配置され、上記第 1,第2列間の相互移動が回転運動に制限される請求項10記載のモータ。 13.上記円弧の一方の直径が他方の円弧の直径より小さく、且つ同心状である 請求項12記載のモータ。 14.上記2つの円弧が平行な面に位置し、直径が互いに等しく、その中心が上 記平行な面に直角な軸上に或る請求項12記載のモータ。 15.上記列の少なくとも一方における磁石の極性を選択的に制御するための機 構を含む先行請求項の何れか一つに記載のモータ。 16.上記極性制御機構が上記列の少なくとも一方における磁石の極性を選択的 反転せしめるため操作される請求項15記載のモータ。
JP92511349A 1991-06-03 1992-01-28 磁気的駆動モータ Pending JPH05508070A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9103877 1991-06-03
US91/03877 1991-06-03
PCT/US1992/000669 WO1992022123A1 (en) 1991-06-03 1992-01-28 Magnetically driven motor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05508070A true JPH05508070A (ja) 1993-11-11

Family

ID=22225576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP92511349A Pending JPH05508070A (ja) 1991-06-03 1992-01-28 磁気的駆動モータ

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0550709A4 (ja)
JP (1) JPH05508070A (ja)
KR (1) KR930701856A (ja)
AU (1) AU1927692A (ja)
BR (1) BR9205280A (ja)
CA (1) CA2087426A1 (ja)
NO (1) NO930361L (ja)
WO (1) WO1992022123A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030062785A1 (en) * 2001-10-03 2003-04-03 Vasudevan Ramesh S. MagnoDrive
WO2005093933A1 (en) * 2004-03-26 2005-10-06 Magenco B.V. Motor with permanent magnets
NL1025823C2 (nl) * 2004-03-26 2005-02-23 Magenco B V Motor met permanente magneten.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226766A (ja) * 1984-04-21 1985-11-12 Kakushin Kogyo Kk 原動力装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR734084A (fr) * 1932-03-01 1932-10-15 Moteur utilisant pour son fonctionnement le magnétisme terrestre ou les courants d'ampère de la terre
DE2020544A1 (de) * 1970-04-27 1971-11-25 Guenther Freisler Magnetmotor
DE2160348A1 (de) * 1971-12-04 1973-06-07 Henrich Karl Heinz Magnetmotor
JPS51137812A (en) * 1975-05-22 1976-11-29 Matsumoto Hayato Motor using triangular permanent magnets
JPS576577A (en) * 1980-06-10 1982-01-13 Kazuhiro Fujita Magnetic prime mover
JPS58224552A (ja) * 1982-06-24 1983-12-26 Masamichi Ono 磁力動力装置
JPS61218360A (ja) * 1985-03-23 1986-09-27 Shin Yoneda 永久磁石原動機
GB8521009D0 (en) * 1985-08-22 1985-09-25 Jones G Electrical machines
JPS6377386A (ja) * 1986-09-17 1988-04-07 Yukishige Mizuno 磁力発電機
DE3916204A1 (de) * 1989-05-18 1990-03-22 Wilhelm Schmeer Magnetmotor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226766A (ja) * 1984-04-21 1985-11-12 Kakushin Kogyo Kk 原動力装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2087426A1 (en) 1992-12-04
WO1992022123A1 (en) 1992-12-10
KR930701856A (ko) 1993-06-12
BR9205280A (pt) 1993-08-03
NO930361L (no) 1993-04-02
EP0550709A4 (en) 1993-11-18
NO930361D0 (no) 1993-02-02
EP0550709A1 (en) 1993-07-14
AU1927692A (en) 1993-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2873372B2 (ja) 一つの物体に対して可動な物体を少なくとも一つの軸線に関して能動的に心出しする磁気軸受
KR100443590B1 (ko) 리니어모터 및 그 제조방법
US4387935A (en) Linear magnetic bearing
ES2322450T3 (es) Motor electrico de iman permanente rotatorio que tiene expansiones polares de estator de dimensiones variables.
US20070052312A1 (en) Permanent magnetic motor
JP2008512977A (ja) 磁気回転装置
JP2009509482A (ja) 磁気モーター
GB2030789A (en) Electrical step motor
EP1643618A3 (en) Rotor for rotary electric machine
CN113192718B (zh) 用于生成磁场的方法和设备
US5117128A (en) Motor with both stepped rotary and axial shift motions
US6897595B1 (en) Axial flux motor with active flux shaping
JP2006025476A (ja) 直線駆動装置
JPS60207440A (ja) 振動モータ
ES2394101T3 (es) Motor de rotor de campo único
WO2001093285A3 (en) Controlled high speed reciprocating angular motion actuator
JPH05508070A (ja) 磁気的駆動モータ
JP6402193B2 (ja) パーソナルケア機器用の強化された磁気ばね機能を備えたアクチュエータ
KR20020035420A (ko) 조인트 구동 장치
US20060238055A1 (en) Magnetic motor
EP0082033B1 (en) Controlled electric drive (ced) device
WO2021149420A1 (ja) 2自由度電動機
JPH11136927A (ja) 回転装置
US11005342B2 (en) Spiral helix electromagnetic linear pulse motor
JP2003219623A5 (ja)