JPH05507861A - おむつ―パンツの如き衛生品の連続製造法及びかく製造された衛生品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 おむつ−パンツの如き衛生品の連続 製造法及びかく製造された衛生品 本発明は、液体不透過性外側シート及び液体透過性内側シートの間に配置された 吸収材パッドを含有する種類の、おむつ−パンツ（ｎａｐＧ）ｙ−ｐａｎｔｓ） の如き衛生品の連続製造法に関する６本発明は又かく製造された衛生品に関する 。

かかる物品の連続製造のための通常の方法によれば、プラスチック、例えばポリ エチレンの連続フィルムがリールから巻き出され、熱溶融型の接着剤のライン又 はストリップで被覆される、そして相互に間隔をあけた個々の吸収材パッドをフ ィルム上に間隔をあけて付着させ、次いで透過性材料の連続ストリップ、例えば 不織布のストリップをフィルム及びパッド上に適用し、少なくともシートの長手 方向の縁に沿って、シートに接着させるようにしている。これらの物品を長手方 向の弾性部材で提供したとき、連続弾性部材は、少なくとも間隔をおいてとびと びに接着剤で被覆され、フィルム上に透過性ストリップの適用前にフィルム上に 延伸された状態で付着せしめられる。

これらの既知の方法は幾つかの確実な欠点を有している例えばポリエチレンフィ ルムのリールの使用は、取扱い上の束縛を負わせ、リールを変えるとき時間の損 失を含んでいる。衛生品の種々の構成要素（外側シート、内側シート、弾性部材 及び他の部材）を−緒に結合することは、比較的大きな接着剤の消費を含み、重 大な束縛（速度制限、適用の正確性等）を負っている。

更に通常の方法により製造されるおむつ−パンツの場合において、例えば外側シ ートが、相互に間隔を置いたライン又はストリップに沿っただけで吸収材パッド に接着する場合においては、抵抗特におむつ〜パンツの外側シートの引裂抵抗が 、最初の接着剤結合後、それらの再位置決定の点から見て接着ファスナーの非結 合をするにはしばしば不適切である。

本発明の目的は、衛生品の液体不透過性外側シートを形成するためリールの形で のポリエチレンフィルムの使用による束縛を除き、そして衛生品の構成要素を結 合するための例えば熱溶融型の接着剤の使用を除くか又は少なくとも著しく減少 し、そして接着剤の使用から生ずる束縛を除くか減少するおむつ−パンツの如き 衛生品の連続製造法にある０本発明の別の目的は改良された強度の衛生品を得る ことを可能にする衛生品の連続製造法にある。

本発明の更に別の目的は、減少したコストで作られるおむつ−パンツの如き衛生 品にある。

液体不透過性外側シート及び液体透過性内側シートの間に配置した吸収材パッド を含む種類のおむつ−パンツの如き衛生品の連続製造のための本発明による方法 によれば、個々の吸収材パッドを、リールから巻き出される液体透過性連続スト リップ上に間隔をあけて付着させる６次にプラスチック材料のフィルムを押し出 し、それが未だ凝固しない状態で、前記フィルムをストリップ及びパッドに対し て適用することによって前記ストリップ及びパッド上に付着させ、それに接着さ せる。前記フィルムの凝固後、複合構造物を横方向に切って、連続パッド間に位 置する帯域で個々の衛生品にする。

押し出されたフィルムが付着し、それが凝固する前にストリップ及びパッド上に 付着せしめられかつ適用されるから、それは、従来既知の方法による如き接着剤 の使用を必要とせずにそれらに接着する。更に押し出されたフィルムは、既知の 方法による如く、相互に間隔をおいた接着剤結合ラインに沿ってだけでなく、全 接着面積にわたってストリップ及び吸収材パッドに直接結合することによって連 続的に結合せしめられる。結果として、吸収材パッドにより、衛生品の外側シー トの引裂抵抗及び凝着が強化される。

かくして外側シートのために比較的薄いフィルムを使用した場合においてさえも 、ファスナーの再位置決めの点から見て、外側シートのこの帯域での接着ファス ナーを結合させず、そして接着剤的に結合することを可能にする。

吸収材パッドの両側で、外側シートに延伸された状態で取りつけられた長手方向 弾性部材を含む衛生品の連続製造のため、本発明の方法によれば、プラスチック フィルムが押し出され、ストリップ及びパッド上に付着される前に、前記ストリ ップ上に延伸された状態で弾性部材を付着させ、かくして前記フィルムもそれが 凝固する前に前記弾性部材に接着するようにする。

従って弾性部材の取り付けも接着剤を用いることなく生ずる。

長さの一部上にのみ、即ちおむつ−パンツの股の帯域にのみ不透過性外側シート にとりつけた長手方向弾性部材を含むおむつ一パンツの製造のための既知の方法 によれば、不透過性ストリップ、透過性ストリップ及び相互に間隔を置き、前記 二つのストリップの間に配置された吸収材パッドを含む複合構造物を横方向に切 断するとき、弾性部材は、接着剤で被覆されていない部分で自由に収縮するよう 、間隔を置いて接着剤で連続弾性部材を被覆することが知られている。

本発明による方法によれば、外側シートの長さの一部上にのみ、外側シートにと りつけた弾性部材を含む衛生界の製造の観点で、連続弾性部材を、押し出される フィルムにこれらの帯域で接着するのを防ぐための接着防止材料の被覆を間隔を 置いて連続弾性部材に設け、フィルムが未だ凝固しない状態でストリップ、吸収 材パッド及び前記連続弾性部材上に付着させる。かくして複合構造物を個々の製 品に横方向で切断するとき、フィルムが接着防止材料の被覆部分で弾性部材に接 着しないから、接着防止材料の被覆を設けた部分でこれらの弾性部材は自由に収 縮できる。

おむつ−パンツと閉じるため接着ファスナーのとりつけに関係する本発明の方法 の別の特長によれば、フィルムが未だ凝固しない状態でフィルムが透過性ストリ ップ及び接着ファスナーのとりつけ部分上に付着される前に、接着ファスナーは 透過性ストリップ上のとりつけ部分の接着剤結合によって付着し、接着させる。

従って完成したおむつ一パンツで、接着ファスナーは、透過性内側シート例えば 不織布と、不透過性外側シート例えばポリエチレンシートの間で緊く接着し、と りつけられる。

更に所望による弾性化された横方向ベルト部材を含むおむつ一パンツを製造する ため、これらの横方向部材は一般に不透過性外側シートに接着結合によってとり つけられる。一方本発明方法によれば、これらの横方向ベルト部材は接着剤を用 いずに、前記フィルムを未だ凝固しない状態で、ストリップ上に付着させる前に ストリップ上に前記ベルト部材を付着させることによってとりつけることができ る、結果として横方向ベルト部材はこのフィルムに接着剤を用いずに緊くとりつ けられ、従っておむつ一パンツの不透過性外側シートにとりつけられる。

本発明の更に詳細な説明を添付図面を参照して以下に説明する。

図１はおむつ−パンツ製造のための本発明による一般的概要を示す。

図２は本発明により作られる一組のおむつ−パンツの拡大した図１のＩＩ−ＩＩ 線でとった断面図である。

図３は本発明により方法の別の例の一般的概要を示す。

図１に示す如く本発明による方法は、リール４から巻き出される透過性ストリッ プ３、例えば不織布ストリップ上に、コンベヤー２によって搬送される例えばセ ルロース毛羽（ｆ　Ｉｕｆｆ）を基材とした吸収材パッドｌを送出し、ストリッ プ３はコンベヤー５、例えば吸引コンベヤーベルトによって支持させることから なる。同時に吸収材パッド１として、リール７から引き出される連続弾性部材６ を、被覆ステーション８で接着防止剤例えばシリコーンの被覆を断続的に設けた 後、吸収材パッドの両側で、ストリップ３の長手方向でストリップ３上に延伸状 態で付着させる。

ステーション９で、接着ファスナーをストリップ５上に付着させ、かくしてそれ らの付属部分を各パッド１の端近くでストリップ３の長手方向縁に重ねる。

コンベヤーベルト５によって規定された搬送通路の端で、ダイ１１によって押し 出された熱可塑性材料例えばポリエチレンのフィルム１０を、ストリップ３上及 びストリップ３上に予め付着させた他の成分（吸収材パッドｌ、弾性部材６、接 着ファスナーの付属部分）の全部の上に付着させる０例えば厚さ５〜３０μｍで あることのできるフィルム１ｏは、それが未だ凝固しない状態で、パッド１の形 に良くマツチしたセル１２ａを設けた冷却ロール１２と裏支持ロール１３の間で 、ストリップ３及びこのストリップによって担持された部材に対して適用し、ロ ール１３は又冷却及び同時にコンベヤーベルト５のための戻りロールとして使用 する。

ダイ１１の幅は調整可能であるのが好ましく、これは製造すべき衛生界の幅に相 当する幅でフィルム１０を押し出すことを可能にする。フィルム１０が冷却され た後、それはパッドの形が何であれ（四角形、砂時計形）、吸収材パッド１の一 面及びパッドの縁の周囲に接着し、かくして液体の漏洩防止バリヤーを形成する 。更にフィルム１ｏは、パッド１でカバーされていないストリップ３の前面上に 、パッド１の周囲でストリップ３に接着する。

フィルム１０は又接着防止剤の被覆を設けていない弾性部材６の部分にも接着す る。最後にフィルム１０は、ストリップ３上に９で付着させた接着ファスナーの 付属部分に接着する。

ロール１２上でのフィルム１０の凝固後、ストリップ３、吸収材パッド１、弾性 部材６及び接着ファスナーから作られた複合構造物１４は、横方向切断ステーシ ョン１５に送られ、ここで構造物１４は、各連続吸収材パッド１間の領域で個々 の衛生界１６に切断される。

図３に示した方法は、図１による方法とは、上方ストリップ１７に保持されなが らコンベヤー２によって送られたパッドｌがコンベヤーベルト５上に送られず、 裏支持ロール１３上に直接送られ、ロール１３上には又ストリップ３がリール４ から送られ、ストリップ３上にはり−ル１８から出る接着ファスナーが予め９で 接着接合されていることで異なる。セル１２ａを有する冷却ロール１２と相互に 作用する裏支持ロールは、一つ以上の吸引セグメント（図示せず）を有し、これ がダイ１１によって押し出されるフィルムとパッドが接触するようになるまでス トリップ３に対してパッドを保持する。

上述した例は単に例示として示したもので、多くの改変及び変更が本発明の範囲 内で可能である。

例えばフィルム１０の付着前にステーション９で行う代りに接着ファスナーの位 置決めはフィルム１０の付着後に行うことができ、このとき接着ファスナーは接 着結合により通常の方法でとりつける。

更にフィルム１０の付着前に、透過性ストリップ３上に所望によって弾性で熱収 縮しつる横方向ベルト部材を付着させることができ、かくするとこのベルト部材 も接着剤を用いることなくおむつ−パンツの外側シート１０に接着させることが できる。延伸した状態で置いた弾性横方向ベルト部材を用いる場合、これらの部 材の仮の接着結合を少なくともそれらの端で設ける必要がある。

３００℃台の温度で押し出すことができるポリエレンからなる代りに、フィルム １０は他の好適な熱可塑性材料、例えばＥＶＡ　（エチレン／ビニルアセテート 共重合体）又はＥＢＡ　（エチレン／ブチルアクリレート共重合体）からなるこ とができ、それはこのフィルムにとって、水蒸気に対し透過性にでき好ましい、 バルクで着色できるこのフィルムは、種々の厚さく横手方向及び／又は長手方向 で）のものであることができ、又例えばおむつ−パンツのベルト帯域を形成する ため、弾性にした帯域を有することができる。

同様に液体透過性ストリップ３は不織布以外の透過性材料例えば多孔質化された シートからなることができる。

生産量を増大させることを可能にする多数の平行ラインでストリップ３上に付着 させることもできる吸収材パッド１は、例えばセルロース繊維、フラッフペース ト又は他の材料例えば部分的に溶融させることによってパッドの内部凝着を改良 させることができる熱溶融繊維、又は無機繊維その他セルロース繊維と熱溶融繊 維及び／又は無機繊維の混合物からなることができる。更に粒子又は繊維の形で の超吸収材材の如き他の構成成分を吸収材パッド中に混入することもできる。

弾性部材６は、図２に示す如くマルチストランド部材例えば４本ストランドであ ることができ、或は個々の弾性部材が２本ストランドであることもできる。切断 ステーション１５で複合構造物１４の切断後収縮させることを意図する弾性部材 の部分でのそれへの接着からシートｌＯを防止するため、これらの弾性部材にシ リコーン又は他の好適な接着防止材料の被覆を設けてもよい。

最後に、本発明は、弾性部材料を用いた又は用いないで、液体不透過性シートと 液体透過性シートの間に配置した吸収材パッドを含むあらゆる種類の衛生品（小 供及び大人用おむつ−パンツ、失禁用内張、衛生タオル）の製造に適用する。

要　約　書 液体不透過性外側シート及び液体透過性内側シートの間に配置した吸収材パッド を含む種類の、おむつ−パンツの如き衛生品の連続製造法において、吸収材パッ ド（１）を、リール（４）から巻き出される液体透過性連続ストリップ（３）上 の間隔を置いて付着させ、プラスチック材料のフィルム（１０）を押し出し、そ してそれが未だ凝固しない状態で前記ストリップオ及び前記パッド上に付、看さ せ、前記フィルムをストリップ及びパッドに対して適用してそれをそれらに接着 させ、前記フィルムの凝固後、複合ストリップ（１４）を吸収材パッド間に位置 する領域で横方向で切断して個々の物品（１６）を作ることを特徴とする特表平 ５−５０７８６１　（５） 手続補正書 １、事件の表示　ＰＣＴ／ＦＲ９１１００３４１、発明の名称 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 委任状 図面の翻訳文 国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．液体不透過性外側シート及び液体透過性内側シートの間に配置した吸収材パ ッドを含む種類の、おむつ一パンツの如き衛生品の連続製造方法において、吸収 材パッドを、リールから巻き出される液体透過性連続ストリップ上に間隔をおい て付着させ、プラスチック材料のフィルムを押出し、それが未だ凝固しない状態 で、前記フィルムをストリップ及びパッドに適することによって前記ストリップ 及び前記パッド上に付着させてそれをそれらに接着させ、前記フィルムの凝固後 、吸収材パッド間に位置する帯域で横方向に複合ストリップを切断することを特 徴とする方法。
2. ２．吸収材パッドの両側で、外側シートに延長状態でとりつけた長手方向弾性部 材を含む衛生品の製造のため、前記フィルムを押し出し、ストリップ上に付着す る前に、連続弾性部材を延伸状態で前記ストリップ上に付着し、かくして前記フ ィルムをそれが凝固するとき前記弾性部材にも接着する請求の範囲第１項記載の 方法。
3. ３．弾性部材を前記シートにそれらの長手方向の一部のみにとりつける衛生品の 製造のため、前記連続弾性部材に接着防止材料の被覆を間隔をあけて設けて、そ れらを押し出されたフィルムにこれらの帯域で接着するのを防止しそれが未だ凝 固しない状態で、前記ストリップ、前記パッド及び前記弾性部材に付着させる請 求の範囲第２項記載の方法。
4. ４．おむつ−パンツを閉じるための接着ファスナーを更に含むおむつ−パンツの 製造のため、前記フィルムを押し出し、ストリップ上に付着させる前に、接着フ ァスナーをストリップ上に接着結合することによってとりつけ、かくして前記フ ィルムも、それが凝固するとき前記ファスナーに接着する請求の範囲第１項〜第 ３項の何れか１項記載の方法。
5. ５．所望により弾性化された横方向ベルト部材を更に含むおむつ−パンツの製造 のため、前記フィルムを押し出し、ストリップ上に付着する前に前記ベルト部材 をストリップ上に付着させ、かくして前記フィルムが固化するとき、前記フィル ムが前記ベルト部材にも接着する請求の範囲第１項〜第４項の何れか１項記載の 方法。
6. ６．液体不透過性外側シート及び液体透過性内側シートの間に配置された吸収材 パッドを含む種類のおむつ−パンツの如き衛生品において、前記外側シートを、 接着剤を加えることなく、接触する全面積にわたって直接接触によって連続的に 吸収材パッド及びパッドの周囲の内側シートに接着させたことを特徴とする衛生 品。
7. ７．吸収材パッドの両側で外側シートに延伸した状態でとりつけた長手方向弾性 部材を更に含有し、弾性部材を接着剤を用いずに外側シートに固定した請求の範 囲第６記載の衛生品。
8. ８．少なくとも一つの所望により弾性化された横方向ベルト部材を更に含み、前 記横方向ベルト部材が接着剤を加えることなく外側シートにとりつけた請求の範 囲第６項又は第７項記載の衛生品。
9. ９．外側シートが蒸気に対して透過性である請求の範囲第６項〜第８項の何れか １項記載の衛生品。