JPH05507324A - 吸湿剤及び熱可塑性材料を基体中に付着させるための方法及び装置 - Google Patents

吸湿剤及び熱可塑性材料を基体中に付着させるための方法及び装置

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JPH05507324A
JPH05507324A JP91510221A JP51022191A JPH05507324A JP H05507324 A JPH05507324 A JP H05507324A JP 91510221 A JP91510221 A JP 91510221A JP 51022191 A JP51022191 A JP 51022191A JP H05507324 A JPH05507324 A JP H05507324A
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フェナ,アーネスト,ジェー.
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ベッカー,リチャード,エー.
フイメン,チャールズ,エル.
セレスターク,デヴィッド,エム.
シュラパク,ロバート.
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ノードソン コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸湿剤及び熱可塑性材料を基体中に付着させるための方法及び装置 〈発明の分野〉 本発明は吸湿性基体を製造するための方法及び装置に関し、より詳細には、吸湿 性の高い粒子と熱可塑性ホットメルト接着材料を不織製品内の繊維材料バッドの 所定部分に渡って散在させるための方法及び装置に関する。
〈発明の背景〉 使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁用バッド、病人用ベッドシーツなどの衛 生用品は高い水分吸収能力を有して排出された体液を容認しつる期間有効に保持 する必要がある。この種の初期の衛生用品は吸収材料としてセルロース詰綿、綿 毛様セルロース、又は、吸水性綿を使用していた。これら材料でのひとつの問題 は、それらの水分保持容量がその体積に比較して比較的小さし)事である。これ ら材料より製造された衛生用品の水分保持容量を改善するため、衛生用品中の吸 収材料の体積を増加させねばならない、これによってかさ張った製品ができてし まい、それは多くの衛生用品、特に生理用ナプキンには容認できないものである 。
衛生用品の体積やサイズを低減するためそしてそれらの吸収容量を増加するため 、かかる製品のひとつの層はセルロース綿毛、木材バルブ、紡織繊維、または他 の不織繊維材料より形成された不織バッドよりなり、その中において吸湿性の高 い材料がバッドの繊維構造内盛こ結合されている。これら吸湿性の高い材料は好 ましくは水や体液を吸収する高い容量を有している水不溶性の吸収ポリマーであ り、それらは一部または全部が合成であり、微細粒状で市販されている。たとえ ば米国特許第3.997゜ 484号、 第3. 661. 815号、 第4 .117.222号、及び第3.936.441号を参照のこと。
不織繊維材料を不織バッドに成形するひとつのシステムが米国特許第3,984 .272号に開示されている。
このシステムにおいて、入口及び出口を有する成形チャンバは供給導管によって 細かく粉砕した木材バルブのごとき繊維材料源に連結されている。穿孔したコン ベアが入口と出口の間で成形チャンバを通って移動でき、その穿孔コンベアの一 方の側において真空に引くための構成が与えられている。チャンバに導入される 繊維材料は真空によってコンベアの他方の側に引つ張られ、この繊維材料がコン ベア上に不織バッドを形成し、チャンバの入口からその出口へと向かう方向に厚 さを増加する。従って、不織バッドはコンベア上にのりでいる底面と、チャンバ の入口からその出口へとコンベアに対し上方に角度のついた即ち傾斜した上面を 有している。成形チャンバの出口付近にあるレベリング即ちそぎローラが不織バ ッドの上部において繊維材料の少なくとも一部を取り除き、均一な厚さの不織バ ッドを製造するよう作動している。
次にバッドは最終衛生用品を形成するための引き続く作業のため成形チャンバの 出口を通ってコンベアにより搬送される。
米国特許第3. 984.272号に開示されるタイプの装置や上述の装置にお ける成形チャンバ内で形成される不織バッド内に吸湿性の高い材料を合体させる 2つの方法が採用されてきた。1つの方法では、吸湿性の高い材料は繊維材料を チャンバの内部へと供給する同一の供給導管内へと注入される。吸湿性の高い材 料と繊維材料は供給導管内で混ぜ合わされ、成形チャンバへの導入以前に吸湿性 材料を繊維内にわたって完全に散在させる。
これによって不織バッドがチャンバ内のコンベア上に形成されるが、この場合に 、吸湿性材料は不織バッドの全厚さ、全幅、及び全長さにわたって存在している 。
上述した方法での1つの問題は成形チャンバ内で穿孔コンベアを通って吸湿性材 料が失われることである。繊維及び吸湿性材料の混合物が穿孔コンベア上へと引 かれ不織バッドを形成するにつれ、不織バッドの下側部分にある吸湿性材料がコ ンベアを通ってフィルター再生装置内へと引かれる。その吸湿性材料のいくらか は失われる。
更に、吸湿性材料はフィルター装置でさえ拘束するのが難しく、環境汚染を引き 起こす可能性がある。
この方法のもう1つの問題は吸湿性材料が不織バッド中にその全長、全幅、全厚 さにわたって分布されていることである。引き続く成形作業に右いて、不織バッ ドは衛生用品の所望の長さに裁断されるのでそれはかなりの無駄を生む、更に、 不織バッドの全幅にわたって吸湿性材料を塗布することはある種の衛生用品、特 に、脚用穴がその層の端で切断される使い捨て右むっにとっては不要なものであ る。衛生用品に使用される不織バッドと吸湿性材料を組み合わせる他の方法は、 レベリング即ちそぎローラの下流においてそして成形チャンバの外側に右いて不 縁パッドの上面上に吸湿性材料を塗布することを含んでいる。従って、吸湿性材 料がその上面に集中し、パッドの残る厚さ部分内には実質的に吸湿性材料がない 不織パッドが製造される。
この第2の方法のひとつの欠点はパッドに付与される吸湿性材料の取扱い及び損 失に関するものである。この方法では成形チャンバの外側において吸湿性材料の 塗布が行われるので、噴霧し過ぎた吸湿性材料を捕えそれが環境へと逃げるのを 防止する比較的高価な補集システムが必要である。又、粉体の全てがその上面に 集中されているためこの方法ではパッドの外へ吸湿性材料が移行することが特に 問題となる0粒子即ち粒状では、吸湿性材料は、両端がシールされていないタイ プのパッドから容易に抜は落ちてしまう。
高吸湿性材料を不織バッドへと合体させるこの第2の方法での他の問題は、吸湿 性材料がパッドの上部に集中していることである。これによって、不織バッドの 上部にある吸湿性材料が液体で飽和し、パッドの残る部分にある繊維材料へと水 分が吸い上げ即ち移行することを阻止してしまういわゆる「ゲル閉塞」を引き起 こしてしまう、結果として、液体は衛生用品の装着者と接触するパッドの表面に 保持され不快感を引き起こす、更に、パッドの全厚さの比較的少ない部分のみが 水分を吸収するために利用されている。
これらの問題は1989年5月2日に提出され「吸湿性材料を基体中に付与する ための装置」と言う名称を持ち、本出願の譲受人により所有される米国特許出願 第07/348.149号に右いて言及された。特許出願筒07/348. 1 49号に開示される装置は米国特許第3.984.272号に開示される成形チ ャンバと実質的に同じ型のチャンバを採用しているが、そのチャンバはパッドの 厚さの所定部分内に且つ必要であれば、パッドに沿って長手方向に離間した位置 において高吸湿性材料を繊維材料と混ぜ合わせるのに有効である。スプレーガン のような吐出器が、コンベア上に引かれる繊維材料の不織バッドの上方へ傾斜し た上面に対し所定の位置で成形チャンバ内に少なくとも一部を中にして配置され ている。吐出器はかかる所定位置にコンベア上へと引かれる繊維材料の一部と高 吸湿性材料を混ぜ合わせるのに有効である。パッドの厚さの所定の部分内に繊維 材料と粒子材料の混合物の層が形成される一方、不織バッドの厚さの他の部分は 粒子材料が実質的にない状態に維持される。
言い換えるならば、出願番号第07/348. 149号に開示される装置は、 以下の如く不織バッドを成形する。その装置において、繊維材料は成形チャンバ への入口に始まってコンベア上へと引かれ、かかる繊維材料が入口と高吸湿性材 料用のスプレーガンの位置の間でコンベア上へ累積し始める。これにより、コン ベア上に直接載っている不織バッドの底層が形成され、チャンバを通るコンベア の移動の方向に厚さが増加する。スプレーガンは第2の材料、即ち、高吸湿性粒 子材料をスプレーガンが少なくともその一部が成形チャンバ内へと配置されてい る所定位置においてコンベア上へと引かれる繊維材料と混ぜ合わせる。この繊維 材料と粒子材料の混ぜ合わせによりスプレーガンの位置の上流においてコンベア 上に既に蓄積した繊維材料の底層上へと引かれる中間層が形成される。コンベア が成形チャンバの出口へと移動し続けると、コンベアへと更に繊維材料が引かれ 混ぜ合わせた繊維材料と吸湿性材料の中間層の上に繊維材料の上層を形成する。
結果として、不織バッドは繊維材料の底層と、混ぜ合わされた繊維材料と粒子材 料の中間層と、II維材料の上層とを有し、繊維材料の上層と底層が吸湿性材料 を実質的に含んでいない状態で形成される。
米国特許出履第07/348. 149号の主題である上述の装置は多くの点に おいて上述した方法にかなりの改良を加えている。高吸収材料がパッドの上lに 対向する不織バッドのコア即ち中央部分に好ましくは集中しているので、ゲル閉 塞の問題は実質的に除外される1粒子状吸湿材料の損失は低減され、かかる材料 の遇噴霧の問題も実質的に取り除かれている。更に、吸湿性材料をパッドの厚さ 及び長さ内の選択された領域に位置付けることによって、必要とされる吸湿性材 料の量がかなり節約される。
出願番号第07/348.149号に開示される装置により得られる改良にもか かわらず、ある種の衛生用品用の不縁バッドの製造においである制限が見られる 0例えば、高吸湿性の粒子材料がかかる方法や装置を使って不織コアの中心層内 に集中されているにもかかわらず。
まわりの繊維材料層を通って粒子材料が移行してしまうことが依然として起る。
最終衛生用品を形成するためのプロセスに必要なさらなる工程を与え、かかる衛 生用品を箱詰めし運搬すると、高吸湿粒子材料がまわりの繊維材料内へともしく は完全に不縁バッドを通り抜けて移行してしまうことが起り得る。
更に、不織バッドの構造的一体性を増すこと、特に、高吸湿性材料を含むパッド の厚さのその部分を増すことが望ましい、不織バッドが濡れた場合に、水分は高 吸湿性材料の領域内に集中し、パッドの中央部の一体性及び安定性が減少し、裂 けの問題が発生することが分かつている。
〈発明の概要〉 従って、本発明の目的の1つは、不織バッドの厚さの所定部分中に分散された吸 湿性材料の如き第2材料を含む不織繊維材料のパッドを形成する方法及び装置で あって、吸湿性材料の無駄を最小限に押さえ不織バッドの構造的一体性と安定性 を増し、不織バッドの水分保持容量を維持しながらより少ない繊維材料を使用で きる方法及び装置を提供することである。
これらの目的は、セルロース綿毛、木材バルブ、紡織繊維、又は同様な材料など の繊維が入口と出口を有する成形チャンバ内への供給導管を通りで導入されるよ うになっている繊維材料の不織パッド成形方法及び装置において達成される。穿 孔コンベアが成形チャンバの入口と出口の間で移動でき、繊維材料をコンベアの 反対側へと引(ためコンベアの一方の側に真空が付与される。穿孔コンベア上へ と引かれる際に、繊維材料は、コンベア上に位置する底面と、チャンバの入口か らその出口へとコンベアに対し上方へと傾斜している上面とを有する不織パッド を形成する。不織バッドの傾斜した上面に対し所定の位置に、少なくとも一部が チャンバ内に位置付けされた吐出器がかかる所定位置でコンベア上へと引かれる 繊維材料と高吸湿性材料とを混ぜ合わせるのに有効となっている。同時に、同様 に少なくとも一部がチャンバの内部に配置されている第2の吐出器がストランド 又は繊維状の熱可塑性ホットメルト接着剤又は他の高分子バインダー材料をかか る所定位置に置いてコンベア上へと引かれる繊維材料及び吸湿性材料と混ぜ合わ せるのに有効である。結果として、混ぜ合わされた繊維材料、吸湿性材料、及び 熱可塑性繊維の層が不織バッドの厚さの所定位置内へと形成され、同時に、吸湿 性材料や熱可塑性繊維が実質的にない不織バッドの厚さの他の部分を維持する。
従って、本発明は、 1つの現在好ましい実施例において、パッドの厚さの所定 部分内に混ぜ合わせた繊維材料と吸湿性材料と熱可塑性繊維の離散した層を有す る一部パッドのJ’l’lの部分が吸湿性材料や熱可塑性繊維を実質的に含んで いない不縁パッドを形成すると言う概念に基づくものである0本実施例において 熱可塑性繊維の1つの目的は繊維材料や吸湿性材料と絡まって不縁パッドのかか る層内に右ける所定位置に吸湿性材料を保持するのを助けるようになることであ る。好ましくは、吸湿性材料はパッドの中央部即ち中央層に位置し、熱可塑性繊 維はかかる位置に吸湿性材料を実質的に保持し不織バッドの隣接する上層や底層 へそれが移行することを阻止するのに有効である。これによって吸湿性材料の損 失が低減され、従って、かかる不織バッドの吸湿容量が高められる。
本実施例の他の態様に右いて、不織バッドの中央において繊維材料と吸湿性材料 と混ぜ合わされる熱可塑性繊維は又かかる層の安定性と構造的一体性を高める機 能を有している。特に、パッドが濡れている時、吸湿性材料を含むパッドの中央 部は吸湿性材料の存在とかなりの容量の液体を吸収するその容量のせいで液体で 重くなり満たされるようになる。不縁パッドのこの中央層内に混ぜ合わされる熱 可塑性繊維はかかる層を安定化するのに役立ち、裂けに対する抵抗力を、特に濡 れた状態において、増加する。ポリアミドのようなある種の高分子バインダー材 料が特に有用であり、本発明の方法及び装置に従って形成される不織バッドのか かる中央層の引き裂き強度と安定性を増すのに有効であることが考えられる。
本発明の別の態様おいて、パッドを成形するために使用される繊維材料の量は本 発明がより大量の吸湿性材料の使用を可能にしている点に右いて減少することが できる。これはパッド内へと供給される熱可塑性繊維材料が、吸湿性材料が特に 最初に塗布されるところであるパッドの中央部内に吸湿性材料をより効果的に保 持しているからである。従って、吸湿剤のかなりの部分がパッドの中心部からパ ッドの底(この部分では吸湿性材料はパッドの吸湿容量を増すのにあまり有効で はないが)へとドリフトすると言う問題なしにパッドの中央部により多くの吸湿 性材料を保持することができる。
本発明の別の態様おいて、熱可塑性繊維材料と共に液体界面活性剤を付与し熱可 塑性繊維の吸水能力を高めパッドの吸湿容量を向上させることができる。この界 面活性剤は熱可塑性材料供給容器内で熱可塑性材料と混ぜ合わせることができ、 また熱可塑性材料グイヘッドに供給される加熱空気と混合することもでき、また は熱可塑性材料グイヘッドに隣接して配置されるスプレーガンを通して成形チャ ンバ内へと噴霧することもできる。
本発明のほかの実施例において、熱可塑性繊維用の2つの分離した吐出器が成形 チャンバの内部内に少な(とも一部が配置されてるり、2種類の熱可塑性高分子 バインダー材料をコンベア及びその上に形成される不縁パッドに対し所定の位置 上へと引かれる繊維材料及び高吸湿性材料と混ぜ合わせる。これによって混ぜ合 わされた繊維材料と吸湿性材料と2種類の熱可塑性材料よりなる層が不織バッド の内部に形成される。これら熱可塑性材料の1つは好ましくはポリアミド又は、 比較的高い引っ張り強さを有する他の適当な種類の熱可塑性高分子バインダー材 料であり、不織バッドの中央混合層の一体性と安定性を高める。この中央層内に 混ぜ合わされる他の熱可塑性高分子バインダー材料は好ましくはポリエチレン又 は等価物であり、それはかかる層内で繊維材料間の空隙即ち空間を維持するのに 役立つ、このようにして、かかる中央層を形成する綿毛即ち繊維材料の「嵩」即 ち厚さが保持され、不織パッド全体の柔らかさそして綿毛様感触を高めることが できる。
本発明のもう一つの実施例において、二つの熱可塑性繊維材料吐出器が用いられ 、高吸湿性材料が繊維材料と混ぜ合わされる所定の位置の両側において熱可塑性 繊維を導入する。一方の熱可塑性繊維材料吐出器は所定位置の上流でコンベア上 へと引かれる繊維材料と熱可塑性繊維とを混ぜ合わせるよう配置され、他方の熱 可塑性繊維材料吐出器は所定位置の下流でコンベア上へと引かれる繊維材料と熱 可塑性繊維とを混ぜ合わせるよう配置されでいる。これによつて、パッドの厚さ 内に3つの分離した層を有する不織バッドが形成され、混ぜ合わされた繊維材料 と吸湿性材料の中央層と、中央層の両側で混ぜ合わされた繊維材料と熱可塑性繊 維の上層及び底層を含んでいる。混ぜ合わされた繊維材料と熱可塑性繊維のこれ ら上層及び下層の目的は中央層の両側において、バリヤーを形成し、パッドの内 部から外へと向かう吸湿性材料の移行を低減即ち阻止することである。
現在好ましい実施例において、熱可塑性高分子バインダー材料を成形チャンバの 内部へと導入するために使用される吐出器のそれぞれは押出グイヘッドであり、 それらはホットメルト接着剤のような高分子バインダー材料の比較的薄いストラ ンド即ち繊維を形成するのに有効であり、又かかる熱可塑性繊維を成形チャンバ へと向けるのに有効である。熱可塑性繊維製造用グイヘッドはホットメルト接着 材料を多くの接着剤通路へと送る入口を有して形成されるグイヘッドボディを有 している。そのグイヘッドボディは又加熱空気をグイヘッドボディ内に形成され た多くの空気通路へと送る加熱空気源へと接続されるエアキャップを含んでいる 。ノズルブロックが、複数の排出口を有する中央接着剤排出ブレナムと、接着剤 排出ブレナムの両側に形成される一対の空気排出ブレナムを有して形成され、グ イヘッドボディへと取り付けられている。
ホットメルト接着剤は入口及びタイへラドボディの接着剤通路を通ってノズルブ ロック内の接着剤排出ブレナム内へと導入され、その中の排出口から多くの個別 の接着剤ストランド即ち押出物として吐出される。同時に、加熱空気がグイヘッ ドボディ内のエアキャップ及び空気通路からノズルブロックの両側にある空気排 出ブレナム内へと送られる。加熱空気は空気排出ブレナム内の長尺の出口から接 着剤ストランドに対しある角度で排出され、加熱空気が接着剤ストランドにあた り細長い熱可塑性繊維を形成する。これら熱可塑繊維は加熱空気の力によって成 形チャンバ内へとそしてコンベアへと向かって押しやられ上述したように繊維材 料及び/又は吸湿性材料と混ぜ合わされる。
く図面の説明〉 本発明の現在好ましい実施例の構成、作用、効果は添付図面と共に以下の説明を 考慮してより明らかとなるであろう。
図1は本発明の方法及び装置の1実施例の概略正面図であり。
図2は図1の装置により形成される不織パッドの拡大部分図であり、 図2Aは図2内で丸く囲った部分の拡大概略図であり、図3は本発明の装置の別 の実施例の概略正面図であり、図4は図3の装置と共に形成される不織バッドの 拡大部分図であり、 図4Aは図4中で丸く囲った部分の拡大概略図であり、図5は本発明の装置のさ らなる実施例の概略正面図であ リ。
図6は図5の装置に従い形成される不織バッドの拡大部分図であり、 図7は本発明の熱可塑性材料グイヘッドの部分断面正面図であり、 図8は図7の8−8線に沿って得られた図7に示す熱可塑性材料グイヘッドの断 面図であり、図9は混ぜ合わされた繊維材料と吸湿性材料と熱可塑性繊維の長手 方向に離間した領域を持って形成された不織バッドの平面図であり。
図10A及び図10Bは熱可塑性材料グイヘッドから排出された熱可塑性繊維上 へと界面活性剤を導入するための他の実施例の図1に似た概略図であり、図10 C及び図10Dは熱可塑性材料グイヘッドから排出された熱可塑性繊維上へと界 面活性剤を導入するための他の実施例の図5に類似した概略図である。
〈発明の詳細な説明〉 図1及び図2を参照して、吸湿性材料と熱可塑性繊維が以下に述べるパッドの選 択された部分にわたって分散されている不織の繊維材料のパッドを形成する装置 10を説明する。装置10は入口14と出口16を有する成形チャンバ12を含 んでいる。フィードローラ20a−dにより担持される無端穿孔コンベア18は 成形チャンバ12を通ってその人口14と出口16の間で図1の矢印により示さ れる方向に移動できる。コンベア18は。
穿孔コンベア18の一方の側に設けられたブレナム22の上を移動でき、このブ レナム22は真空源24に接続されている。
繊維供給導管26が図1に見られる成形チャンバ12の底付近の位置で成形チャ ンバ12のコンベア人口端部に接続されている。繊維供給導管26はセルロース 綿毛。
木材バルブ、紡織繊維、又は他の適当な繊維材料などの繊維材料28の(図示な き)源に接続されている。繊維材料28は成形チャンバ12内へと引き入れられ 、そして真空源24及びブレナム22の作動によってコンベア18上へと引かれ る0図1及び2に示されるように、ブレナム22を通ってコンベア12の一方の 側で付与される真空は、ブレナム22が始まる成形チャンバ12の入口14とブ レナム22が終わる成形チャンバ12の出口16の間でコンベア18の他方の側 へと繊維材料28が引かれるようにするために有効である。コンベア18が成形 チャンバ12を通って移動する時、次第に多くの繊維材料28がコンベア18へ と引かれ、絡み合った木材パルプ又は綿毛繊維の不織バッド35を形成し、その パッドの厚さは成形チャンバ12の入口14付近の最低厚さの領域からその出口 16における最大厚さの領域へと次第に増加する。従って、不織バッド30はコ ンベア18の一方の側に載っている底面32と入口14から成形チャンバ12の 出口16へと向かってコンベア18に対して上方へと傾斜している上面34とを 有している。
本発明の主な特徴は、高吸湿性材料と熱可塑性高分子バインダー材料がコンベア 18へと引かれる繊維材料28の所定の部分と混ぜ合わされ、吸湿性材料と熱可 塑性材料が不織バッド30の厚さの所定の部分にわたって分散されてなる不織バ ッド30を形成することである0本発明の方法及び装置において採用される吸湿 性材料は好ましくは水や体液を吸収する高い容量を有する実質的に水不溶性の吸 湿ポリマーであり1例えば米国特許第3゜997.484号、 第3. 661 . 815号、 第4.117.222号、及び、第3.936.441号に開 示されている如き材料である。それら特許の開示をここにすべてを参照として組 み入れる6図2に見られるように、吸湿性材料は粒体又は粒子36の形で描かれ ているが、かかる吸湿性材料はストランドなどの他の形を取ってもよい、更に、 ここに述べられる高分子パイグー材料はホットメルト接着材料などの熱可塑性材 料を指すものであり、好ましくは熱可塑性繊維38の形で、即ち、後述するグイ ヘッドで作られるホットメルト接着剤のストランド状糸又は繊維である。しかし ながら、必要であればかかる高分子バインダー材料は繊維形状以外の状態でチャ ンバ12内へと導入し得る。
吸湿性粒子36を不織バッド30の所定部分へと導入し、不織バッド30の他の 部分をかかる粒子36を含まないようにする方法及び装置は、 1989年5月 2日に出願され、 [吸湿性材料を基体中へ付着させる装置」と名称付けられ、 本発明の譲受人に譲渡されている米国特許出願番号第07/348. 149号 に開示されてIINる。
その開示をすべてここに参照として組み入れる。出願番号筒07/348. 1 49号に詳細に述べられてし)るように、吸湿性粒子36は本出願と同じ譲受人 に譲渡された米国特許第4.600.603号に開示されるタイプのスプレーガ ン40により不織バッド30内へと導入される。その特許の開示をすべてここに 参照として組み入れる0粒子36はプログラム可能なコントローラのような電気 コントローラ44に接続される供給ホック\−42よりスプレーガン40へと供 給され、そのコントローラ44は又空気供給46に接続されている。スプレーガ ン40はコンベア18の上に形成されている不織ノ(ラド30の傾斜した上面3 4に沿って所定の位置48で吸湿性粒子36を成形チャンバ12の内部へと排出 するよう作動する。米国特許出願第07/348.149号もこ詳細に述べられ ているようにスプレーガン40の位置と吸湿性粒子36がそこから排出される速 度によって、吸湿性粒子36は所定位置48でコンベア18上へと引力)れる繊 維材料28と混ぜ合わされ不織バッド30の厚さの所定部分内に混ぜ合わされた 繊維材料28と吸湿性粒子36の中央層50を形成すると共に、不織バッド30 の他の部分が吸湿性粒子36を殆ど含まないよう維持する。
図29照。
図1及び2に見られるように、不織バッド30の厚さ内に分離した中央層50が 所定位置48での吸湿性粒子36の排出によって一部得られる。成形チャンバ1 2内へと導入される繊維材料28はコンベア18上へと引かれ、コンベア18が 成形チャンバ12を通って移動するにつれ累積され始める。コンベアがスプレー ガン40の位置する所定位置48に到達する頃までには、不織バッド30の底、 即ち底層52が既に形成されている。スプレーガン40かも排出される吸湿性粒 子36は所定位置48の近辺で繊維材料28と混ぜ合わされ、この混合物が既に 形成されている不織バッド30の底層52の上にコンベア18へと引かれる。従 って、混ぜ合わされた吸湿性粒子36と繊維材料28の中央層50は底層52の 上に形成される0次に、コンベア18が所定位置48及びスプレーガン40の下 流へと成形チャンバ12の出口16へ向かって移動し続け、更に繊維材料28が コンベアへと向かい中央層50の上に引かれ不織バッド30の上部即ち上層54 を形成する0図2に示されるように。
不織バッド30は繊維材料28の底層52と混合された吸湿性粒子36と繊維材 料28の中間即ち中央層50と繊維材料28の上層54とを有して形成され、そ の底層と上層52.54は吸湿性粒子36を殆ど含んでいない。
本発明の1つの現在好ましい実施例において、熱可塑性繊維38を中央層50へ と組み入れ、かかる中央層50が図2及び図2Aに概略水されろように繊維材料 28と吸湿性粒子36と熱可塑性繊維38の混合により形成されることが望まし いとわかっている。熱可塑性繊維38をこの層50に加える目的は、かかる層5 0内に吸湿性粒子36を保持し、それらが不織バッド30から完全に外へ逃げ出 すかもしくは底部や上部52.54へと逃げ出すことを防止するのを助けること である。これ(こよって、より少ない繊維材料をその吸湿容量を減らすことな( 不織バッド30を形成するのに利用できるようになる。更に、熱可塑性繊維38 は中央部50の安定性や構造的一体性を増し、更にその引き裂き強度を増し、特 Iこ不織バッドが使用中温れた場合にそれらを増加してし)る。
熱可塑性繊維38を不織バッド30の中間層即ち中央層50内へと導入するシス テムは概略図11こ示されてしする。この現在好ましい実施例におし1て、以下 に詳述する熱可塑性材料グイヘッド56が少なくともその一部分を成形チャンバ の内部内に配置し、その排出口58がコンベア18に対しほぼ45@の角度で配 置されてし)る、グイヘッド56は本発明と同じ譲受人により所有される米国特 許第4.785.996号に開示されるタイプの接着剤スプレーガン60からホ ットメルト接着材料のような高分子バインダー材料を供給される。その特許の開 示をここにすべて参照として組み入れる。スプレーガン60は本発明の譲受人で あるオハイオ州アムへ−ストのノードソンコーポレーションにより「シリーズ3 700アプリケータ」の名のもとに売られるタイプの接着剤供給及びコントロー ラ62からの信号に応答してグイヘッド56へと接着剤を連続的又は間欠的に供 給するの暴こ有効である。この接着剤供給及びコントローラ62は溶融したホッ トメルト接着剤をスプレーガン60へと供給し、スプレーガン60の作動をコン トロールし、それによって接着剤を必要とされるグイヘッド56へと供給するの に有効である。グイヘッド56は又空気供給66に接続される空気ヒータ64か ら加熱空気を供給される。空気ヒータ64は市販されているユニットであり、空 気ヒータ64のひとつの好ましい型はオハイオ州り1ノーブランドのアンダーソ ンボールスカンパニー(Anders。
n Bohls Company)により商品名「クロモロックス(C,hr  omo 1 ox)Jとして売られてし)られるものである。
図1−2Aの実施例に右いて、熱可塑性材料グイヘッド56は所定位置48にお いてコンベア18上へと弓1力1れる繊維材料28と吸湿性粒子36との混合の ため成形チャンバ12の内部内へと熱可塑性繊維38を導入するのに有効である 0図1に見られるように、熱可塑性材料グイヘッド56はスプレィガン40の上 に位置し、コンベア18に対し約45°で傾斜しており、それにより、熱可塑性 繊維38が、コンベア18へと向かl/)スプレィガン40から排出される吸湿 性粒子36の通路を横切る。
これによって不織バッド30内に繊維材料28と吸湿性粒子36と熱可塑性繊維 38の混合物より成る中間層即ち中央層50が形成される1図2Aに示されるよ うに、熱可塑性繊維38は好ましくは繊維材料28及び粒子36と絡み合いそれ に接着し、それによって粒子36を繊維材料28へと接着保持し、かかる粒子3 6の中央層50からの移行を実質的に阻止する。不織バッド30の厚さの残りの 領域、即ち、底層52と上層54は両級湿性、粒子36と熱可塑性繊維38が殆 どなしλ状態に維持される。
く例〉 図1及び図2を参照して説明した方法及び装置を使って不織パッド30を形成す る条件の一例を以下に示す。
本例において、成形チャンバ12はイタリアのグロベロカイロリのヌオヴア レ ッド イクリアーナ ニス。
ビイ、 エイ (Nuova Red ItalianaS、P、A、 of  Gropello Ca1rolL、 Italy)によって販売されている「 ヌオヴアレッド」縦型成形チャンバであり、その成形チャンバは図1において高 さ即ち縦方向寸法が約50インチで1幅が約15.5インチである。ヌオヴアレ ッド縦型成形チャンバは不織バッド30を製造するため、特に使い捨ておむつ用 の不縁パッドを1分間に約250のおむつの速度で製造するよう運転される。供 給ホッパーに取り付けられたベンチュリ粉体ポンプは図工に示されるスプレーガ ン40とほぼ同じ場所に成形チャンバ12のベース即ち入口14から約12イン チの所に配置される導管に接続されている。熱可塑性材料ダイヘッド56はコン ベア18に対し約45°の角度でスプレーガン40の上に配置され、その結果、 そこから排出される熱可塑性繊維38は成形チャンバ12の底即ち入口14から 高さ約15インチの場所へ向けられる。システムの作動条件は以下の通りである 。
繊維材料流量: 36グラム/i5むっホットメルト接着剤: HL−6149 X(ポリアミド) ミネソタ州バドネイスハイツのエイチ ビー フラー社(H,B、Fuller  Company、 Vadnais Heights、Minnesota) 製接着剤温度: 400@F ダイヘッド接着剤圧力ニ 80 psiグイヘッド接着剤流量:3.75グラム /おむつ空気濃度+ 325−350°F(ダイヘッド部)ダイヘッド空気圧力 ニ 20 psi 吸湿性材料: ケンダル スーパー アブソーベントマテリアル(Kendal  5uperabsorbent Material) マサチェウセッツ州ボストンのケンダル社(KendaI Company B oston、 Mssachug6tts) 吸湿性材料流量= 6グラム/おむつ 以上の条件の基に、繊維材料28の底層52と、混ぜ合わされた繊維材料28と 吸湿性粒子36と熱可塑性繊維38の中央層50と、繊維材料28の上層54を 有する不縁パッド30が得られ、その底層及び上層52,54は両級湿性粒子3 6と熱可塑性繊維38を殆ど含んでいないものである。
さて図3−4Aを参照し、本発明の方法の他の実施例を説明するが、その実施例 は熱可塑性繊維を所定位置48へと導入する位置に少なくとも一部を成形チャン バ12の内部内へと配置した第2の熱可塑性材料グイヘッド68を付加した点を 除き、図1−2Aに関連して述べた装置と同じ装置10を採用している0本実施 例において、第2の接着剤供給及びコントローラ70と第2の接着剤スプレーガ ン72が第2の熱可塑性材料グイヘッド68と連結され、この設備は図3に示さ れ、図1及び2に関して上述した熱可塑性材料グイヘッド56に接続される接着 剤供給及びコントローラ62とスプレーガン60と同一である。
2つの分離したグイヘッド56.68とそれらに関連した熱可塑性材料供給設備 を採用する目的は、不織バッド76の厚さの所定部分内に2つの異なる種類の熱 可塑性材料、即ち、図4A内に実線で示されるダイヘッド56からの熱可塑性繊 維38と図4Aにおいて破線により示される第2グイヘツド68からの熱可塑性 繊維74を導入することである。好ましくは、第2グイヘツド68は少なくとも その一部が成形チャンバ12内に配置され。
コンベア18に対する所定の位置48、そこにおいて吸湿性粒子36がスプレー ガン40より排出される位置で。
熱可塑性繊維74を導入するよう位置決めされている。
不織バッド76は中間層即ち中央層78が4つの材料即ち繊維材料28、吸湿性 粒子36、熱可塑性繊維38、熱可塑性繊維74の混合物から形成される点を除 き不織バッド30に関連して上述したと同様に形成され、傾斜した上面77とコ ンベア18上に載っている底面79とを有している。不織バッド76の上層及び 底層80.82はそれぞれ図1及び2の実施例に右いて上述したと同様に、吸湿 性粒子36及び熱可塑性繊維38.74を実質的に含まずに維持されている。
不織バッド76の中央即ち中間層78内へと導入される2種類の熱可塑性繊維3 8と74は中央層78内に特定の性質を発生させるためのものである。好適には 、熱可塑性繊維38はポリアミド熱可塑性ホットメルト接着剤のような高分子バ インダー材料又は比較的高い引っ張り強さを有する他の適当な材料から形成され る。かかる熱可塑性繊維38は、特に不織バッド76が濡れた時、中間層78に さらなる強度と安定性と耐引裂性を付与する。熱可塑性繊維74は好ましくはポ リエチレン、ポリプロピレン、又は中間層78の「嵩」を保持するのに役立つ他 の適当な種類の熱可塑性バインダー材料のような材料から形成される。ポリエチ レン材料より形成された熱可塑性繊維74は中央層78内で繊維材料28の間に 空隙を維持し、その結果、例えば、赤ちゃんが不織バッド76で作った使い捨て 右むつの上に座った時圧縮に対し抵抗する「綿毛様」堅さを維持する。2つの異 なる種類の熱可塑性繊維38と74を排出する2つのグイヘッド56.68を採 用している点を除き、図3及び4の実施例は図1及び2に関連して上述したもの とほぼ同一である。
図5及び6を参照して本発明の方法のさらなる実施例を説明する0本実施例は、 下側熱可塑性材料ダイヘッド83が図5及び6に示される粒子スプレーガン40 と所定位置48の上流即ち下方の位置に成形チャンバ12内に少なくとも一部分 を入れて配置され、上側ダイヘッド84が粒子スプレーガン40と所定位置48 の上方即ち下流の位置に成形チャンバ12内に少なくとも一部を入れて配置され ている点を除き図1−2Aに開示される実施例と同じものである。これらグイヘ ッド83% 84は双方ともグイヘッド56と68と同一であり、それらは図1 −4Aに示されると同じ方法で且つ同じ装備で熱可塑性材料を供給される。好適 には、グイヘッド83は接着剤供給及びコントローラ85とスプレーガン86か ら熱可塑性材料を供給され、一方グイヘッド84は接着剤供給及びコントローラ 87とスプレーガン88によって供給される。更に、繊維材料28は上述したと 同じ方法で図5及び6の実施例においてコンベア18上へと引かれ、傾斜した上 面90とコンベア18上に載っている底面91を有する不織バッド89を作る。
しかしながら、本実施例の差は熱可塑性繊維と吸湿性材料が不織バッド89の厚 さ内の異なる位置において導入されると言うことである。
図5及び6に示されるように、下側グイヘッド83は成形チャンバ12の入口1 4に対して位置決めされ、熱可塑性繊維38を不織バッド89が丁度成形され始 める領域で入口14へと向けて排出する。これら熱可塑性繊維38は所定位置4 8の上流の位置でコンベア18上へと引かれる繊維材料28と混ぜ合わされ、そ れによって混ぜ合わされた繊維材料28と熱可塑性繊維38の底層92を形成す る。コンベア18が成形チャンバ12を通って所定位置48へと移動するにつれ 、吸湿性粒子36は所定位置48において粒子スプレーガン40より排出され、 これら吸湿性粒子36がそこで繊維材料28と混ぜ合わされ、底層92の上に混 ぜ合わされた繊維材料28と吸湿性粒子36の中央層92を形成する。コンベア 18が成形チャンバ12の出口16へとその移動を続けると、上側熱可塑性材料 グイヘッド84が熱可塑性繊維38を、粒子スプレーガン40が配置されている 所定位置48と成形チャンバ12の出口16の間の領域内へと排出する。上側熱 可塑性材料グイヘッド84からのこれら熱可塑性繊維38は所定位置48の下流 でコンベア18上へと引かれる繊維材料28と混ぜ合わされ中間層93の上に混 ぜ合わされた繊維材料28と熱可塑性繊維38の上層98を形成する。
従って、図6に示されるように、不織バッド89は混ぜ合わされた繊維材料28 と熱可塑性繊維38の底層92と、混ぜ合わされた繊維材料28と吸湿性粒子3 6との中間層93と、混ぜ合わされた繊維材料28と熱可塑性繊維38の上層9 4とよりなっている。底層92と上層94は不織バッド89の内部から吸湿性粒 子36が損失又は移行することを防止又は減少するためのものである。底層92 と上層94内の熱可塑性繊維38はそれを通る吸湿性粒子の通過を阻止するが、 吸湿性粒子36による吸収のため中間層93へと液体を通過させるには有効であ る。
ここで図10A−10Dを参照して、本発明の方法及び装置の更に他の実施例を 説明する0図10A及び10Bはそれぞれ上述した図1に示す装置とその構成及 び作動においてほぼ同一の装置を開示し、その装置は、成形チャンバ12内に導 入される熱可塑性繊維38の外表面に界面活性剤のような水分吸い上げ物質を付 与する構成を付加した点でのみ相違する。同様に、図10C及び10Dに示され る実施例はやはり上述した図5に示される装置と構成及び作動において同様な装 置を開示するが、成形チャンバ12内へと導入される熱可塑性繊維38の外表面 に水分吸い上げ物質を付与する構成を付加した点でのみ相違するものである。
ある用途においては、熱可塑性繊維38の吸水即ち水分移行能力を増大し、水分 がより効率的に不織バッド内の吸湿性粒子36へと移行することが望ましい0図 1及び5に関連して上述したと同様な方法で、図10A及び10Bの実施例は不 織バッド3oを、図100及び10Dの実施例は不織バッド89をそれぞれ形成 する。これらのバッド30.89はそれぞれ底層、中央層、上層を有し、その中 で、上述したように、吸湿性材料36は中央層へと向けられ、熱可塑性繊維38 は中央層へ、又は上層及び底層の双方へ、のいずれかにと向けられる。いずれの 種類の不織バッド30及び89においても、熱可塑性繊維38の外表面に塗布さ れる界面活性剤のような水分吸い上げ物質はかかる繊維38の吸上げ能力を高め 、不織バッド30.89の上層、又は中央層に入る水分がその中央層内の吸湿性 粒子36へと繊維38によって吸い上げられ、即ち、移行する。これにより不織 バッド30.89の吸湿容量が高まる。
現在好ましい実施例に右いて、用語「水分吸い上げ物質」は界面活性剤や可塑剤 などの組成物を指すものとして使用されているが、それらは熱可塑性繊維38の 外表面上に有効な量で存在する時熱可塑性繊維38の吸い上げ即ち水分移行能力 を増加するようもくろまれている。
遺していると思われる1つの市販されている界面活性剤はペンシルバニア州フィ ラデルフィアのロームアンドハースカンパニー(Rohm & Haas Co mpany of Ph1ladelphia、 Psnnsylvania) によって製造されるトリタン X100(Tritan−X !00)である、 他に適していると思われる水分吸い上げ物質の例は、アリールアルステル、ポリ エーテル、燐酸エステル、アルキドジェタノールアミン、及びグリセリンモノス テアラードである。
この説明のためにかかる水分吸い上げ物質を「界面活性剤」と命名したが、この 用語は例えとして使用したものであり、使用に適した水分吸い上げ物質の種類を 限定しようとするものではないことを理解されたい。
図10A及びIOBを参照し、不織バッド30の中央層50内へと導入される熱 可塑性繊維38の外表面に界面活性剤を与久るための他の実施例を説明する0図 1OAにおいて、界面活性剤供給210は手動バルブ212を介して接着剤供給 及びコントローラ62へと接続されている。界面活性剤はバルブ212を開位置 にして接着剤供給及びコントローラ62内のホットメルト接着剤と混ぜ合わせる ことができ、この混合物即ちブレンドをグイヘッド56へと送る。グイヘッド5 6は、少なくともいくらかの界面活性剤がその外表面上に塗布された熱可塑性繊 維38を作り、これら繊維38は成形チャンバ12内へと排出される。界面活性 剤供給210はオハイオ・州アムハーストのノードソンコーポレーションによっ てノードソンバート(Nordson、Pa、rt) No。
270.963のもとに市販されているタイプの圧力ポットであると良い、他の 方法として、界面活性剤を55ガロンのドラム罐から例えば、オハイオ州アムハ ーストのノードソンコーポレーションにより製造されるモデル25Bポンプの如 きピストンポンプを介して供給することもできる。更に、手動バルブ212はい かなるタイプの適当な市販されているバルブで良く、又変わって接着剤供給及び コントローラ62により制御されるソレノイドバルブのような自動バルブであっ ても良い。
IgloHに示される他の実施例において、界面活性剤はスプレーガン214に よってグイヘッド56から排出される熱可塑性纏J138の通路に成形チャンバ 12内へと直接に導入され、その結果、熱可塑性繊維38の少なくとも一部分の 外表面は界面活性剤で覆われその水分吸い上げ能力を増す、スプレーガン214 はポンプ218に接続される界面活性剤供給216により界面活性剤を供給され る。好適には、スプレーガン214はオハイオ州アムハーストのノードソンコー ポレーションにより販売されるモデルA7Aエアレススプレーガンである。界面 活性剤供給216とポンプ218は界面活性剤との使用に適した市販の製品で良 (、例λば上述したドラムやノードランモデル25Bポンプである。
図100及び10Dはそれぞれ不織バッド89の上層と底層94.92内の熱可 塑性繊維38の外表面上に界面活性剤を位置付けるための構成を開示−している 、図IOCの実施例では、界面活性剤供給220はバルブ222を有するライン によってミキサーブロック224へと連結されている。ミキサーブロック224 は横断孔228に接続される貫通孔226を有して形成されている。
貫通孔226の一端は空気ヒータ64に接続され、横断孔228は界面活性剤供 給210からのラインに接続されている。加熱空気と界面活性剤はミキサーブロ ック224内で混ぜ合わされ、貫通孔226の反対端を通って各グイヘッド83 及び84に接続されるラインへと排出される。混ぜ合わされた界面活性剤と加熱 空気は次に各グイヘッド83.84内の熱可塑性材料と組み合わされ混合物を形 成する。グイヘッド83.84のそれぞれは図5と共に説明したように不織バッ ド89内へと熱可塑性繊維38を排出するのに有効であり、界面活性剤の少なく とも一部は有効な量で繊維38の外表面に位置付けられ、繊維38の吸水能力を 増加させる。
界面活性剤を成形チャンバ12へと導入する構成を説明する更に他の実施例は図 10Dに示されている0本実施例において、ポンプ230が界面活性剤供給23 2に載置され、グイヘッド84近辺に配置される第1スプレーガン234とグイ ヘッド83近辺に配置される第2スプレーガン236に接続されている。これら スプレーガン234.236のそれぞれは好ましくは、スプレーガン214のよ うなエアレススプレーガンである。スプレーガン234.236は界面活性剤を タイヘッド84及び83から排出される熱可塑性繊維38の通路内に成形チャン バ12の内部へと効果的に導入し、繊維238の少なくとも一部の外表面は少な くとも部分的に界面活性剤で覆われ、その水分吸い上げ能力を増加させるように なる。
図9を参照して、不織バッド200の厚さの一部内に配置される混ぜ合わせた繊 維材料28と吸湿性粒子36と熱可塑性繊維204の一連の長平方向に離間した 領域202を含む不織バッド200を説明する。この不織バッド200は所望で あれば図1−6及び図10A−10Dにおいて説明した実施例のそれぞれにおい て示される装備と方法によって形成することができる0例えば、図1に示される 装備と方法を使って、長手方向に離間した領域202を不織バッド202のほぼ 中央部に位置する混ぜ合わせた繊維材料28と吸湿性粒子36と熱可塑性繊維3 8より形成することができる。図3の実施例において、長手方向に離間した領域 202は又不織バッド200の中央部に位置するが、2種類の熱可塑性繊111 3B、74は繊維材料28及び吸湿性粒子36とそこで混ぜ合わされる0図5の 方法及び装置に従い作られる不織バッド200は互いに縦方向に並べられるパッ ドの3つの層の中に長平方向に離間した領域202を有し、パッド200の底に ある1つの領域202は混ぜ合わされた繊維材料28と熱可塑性繊維38を含み 、パッド200の中央にある他の領域202は混ぜ合わされた繊維材料28と吸 湿性粒子36を含み、パッド200の頂部にある第3の領域202は混ぜ合わさ れた繊維材料28と熱可塑性材料38を含んでいる。
図1−6の実施例のそれぞれの方法に従い形成されるバッド200内の長手方向 に離間した領域202は吸湿性粒子36と熱可塑性繊維38又は74がパッド2 00の長手方向に離間した領域202内にのみ導入されるようにスプレーガン4 0とグイヘッド56.68.83及び/又は84を間欠的に作動させることによ って得られる。コントローラ44はスプレーガン40の間欠的動作を制御するよ う作動し、同じ接着剤供給及びコントローラ62.70.85.及び/又は87 は熱可塑性材料をグイヘッド56.68.83及び84にそれぞれ供給するのを 制御するよう作動する。
〈熱可塑性材料グイヘッド〉 図7及び8を参照し、熱可塑性材料グイヘッド56.68.83.84の詳細な 構成(これらは全て同一のものである)について説明する。これら熱可塑性材料 グイヘッドのそれぞれは縦方向通路100によって送り通路102に接続される 接着剤入口98を有して形成されるグイヘッドボディ96を有している。この送 り通路102はタイへラドボディ96のベース106に形成される4つの薄口1 04に接続されている。現在好ましい実施例において、グイヘッドボディ96の 側!108はグイヘッドボディ96内の接着剤人口98と連通する通路112を 有するアダプタープレート110を載せている。
このアダプタープレート110は図1に示す吐出器60のような接着剤吐出ガン のノズル116に係合するカップリング114を有している。接着剤吐出器60 は接着剤供給及びコントローラ62によって制御されながら連続的又は間欠的に 熱可塑性ホットメルト接着剤をグイヘッドボディ96内のアダプタープレート1 10と接着剤人口98を通してグイヘッドボディ96内へと導入するのに有効で ある。好適には、ホットメルト接着剤は送り通路102の上のグイヘッドボディ 96の中央部内に形成される開口内にそれぞれ保持される3つのヒータ115a −cにより溶融状態に維持される。RTD117も又ヒータ115a−c近くの ダイヘッドボディ96内に載置されそこの温度をモニターする。
図7に示されるようにグイヘッドボディ96の頂壁には空気チャンバ120を形 成する空洞の内部を有する長方形のエアキャップ118が載置されている。加熱 空気は空気チャンバ120の両側において開口122a、122bを通して空気 チャンバ120内へと供給され、その開口のそれぞれは上述した空気ヒータ64 に接続されている0図111照1図8に最も良く示されるように、エアキャップ 118の空気チャンバ120内へと導入される加熱空気はグイヘッドボディ96 の対向する側面内に形成される空気通路124.126内へと分配される。
好適には、グイヘッドボディ96の1つの面上に4つの空気通路124があり、 その対向する側面上に他の4つの空気通路126がある。
現在好ましい実施例において、グイヘッドボディ96のベース106にはノズル ブロック126が設けられている。ノズルブロック126は中央のホットメルト 排出ブレナム128と、ホットメルト排出ブレナム128の両側に配置される2 つの空気ブレナム130、132と共に形成されている。ホットメルト排出ブレ ナム128はタイへラドボディ96のベース106に載っている楕円形の突出部 134を有し、ダイヘッドボディ96内の接着剤開口104がノズルブロック1 26内のホットメルト排出ブレナム128の内部と連通している。この突出部1 34はグイヘッドボディ96のベース106の各端部上に形成される下方に突出 するフランジ138、139を載せているシ1ルグー136を形成している。好 適には、0リング140がフランジ138,139と突出部134の間に置かれ 、その間に液体密封を形成する。
ノズルブロック126とグイヘッドボディ96は好ましくはボルト141によっ て互いに連結されている。
図7に示されるように、ノズルブロック126内のホットメルト排出ブレナム1 28の底部はホットメルト排出ブレナム128の長さ方向に沿って並んで配置さ れる複数の排出口142と共に形成されている。これら排出口142のそれぞれ は図7に矢印によって示されるように熱可塑性ホットメルト接着剤の分離したス トランド144を吐出するのに有効である。ホットメルト接着剤は上述した接着 剤流路によって排出口142へと送られ、即ち、接着剤は先ず接着剤スプレーガ ン60からアダプタープレート110の通路内へと導入され、そこで接着剤はグ イヘッドボディ96の接着剤入口98内へと流れる。接着剤はグイヘッドボディ 96の縦方向通路100を通って送り通路102へと向けられる6次に、送り通 路102に接続されるグイヘッドボディ96のベース106にある開口104の それぞれが接着剤をノズルブロック126のホットメルト排出ブレナム128内 へと送り、そこから接着剤は排出ノズル142を通して吐出される。
接着剤ストランド144を熱可塑性繊維38へと成形するため、接着剤ストラン ド144は排出口142から吐出された後加熱空気のジェット又はファンによっ て打たれる0図8に見られるように、ノズルブロック126の対向する側面はそ れぞれ凹所146.147を有して形成され、それぞれが内壁149と角度の付 いた外壁150とを有している。カバープレート152は凹所146上の角度の 付いた外壁150に取り付けられ、カバープレート154は凹所147上の角度 の付いた外壁150の上に取り付けられ、それぞれ空気ブレナム130.132 を形成する。プレート152、154のそれぞれはそれらの底の内表面内に長平 方向に伸びるスロット155を有して形成され、各空気ブレナム130及び13 2の底に長尺の排出開口156を形成する。これら排出開口156のサイズは所 望であれば異なるサイズの長平方向スロット155を有するプレート152又は 154を採用することによって変えることもできる。
ダイヘッドボディ96内のエアキャップ118のエアチャンバ120に入る加熱 空気はグイヘッドボディ96の両側にある空気通路124,126を通って空気 ブレナム130及び132内へと送られる。カバープレート152.154は空 気ブレナム130.132の内壁149に対しある角度で載置されるので、各空 気ブレナム130、132内の排出開口156を通って排出される加熱空気はホ ットメルト排出ブレナム128の排出口142から吐出される接着剤ストランド 144の通路に対しある角度で向けられる。エアブレナム130、132の長尺 の排出スロット156から吐出される加熱空気のほぼ連続の流れ即ちファンは接 着剤ストランド144を打ち、接着剤を稀薄にして長くストランド状の熱可塑性 繊維38を形成する。これら熱可塑性繊維38は空気ブレナム130、132か ら排出される加熱空気の力によって先に詳細に述べたように繊維材料28及び/ 又は吸湿性粒子36と組み合わせるため成形チャンバ12の内部へと向けられる 。
本発明を好適実施例に間して説明したが、本発明の範囲を逸脱することな(各種 の変更が可能であり又その要素を等価物で代替^できることは当業者には理解で きよう、更に、本発明の必須の範囲を逸脱することな(本発明の教示に特定の状 況や材料を適用して多くの変形例を作ることができる。
例えば、ある種の熱可塑性高分子バインダー材料を本発明の方法に従い形成され た不織バッドの厚さ内に様々な位置において組み合わせるよう上述した。しかし ながら、所望の不織バッドの同じ又は異なる特性を達成するため他の種類の熱可 塑性バインダー材料を採用することもできる。従って、ここで述べた特定の種類 の熱可塑性材料は制限を与えるつもりのものではなく、他の種類の材料を成形チ ャンバ12内に形成された不縁パッドに沿って各種の離散した位置に右いて注入 することもできることを理解されたい。
更に、熱可塑性繊維のためのコーティングとして界面、活性剤を導入するため図 10A−10Dに示す各種の実施例は本質的に互いに交換可能なものであり、図 3の実施例と共に使用することができることを理解されたい。
例えば、図1OAに示す界面活性剤供給210とバルブ212は又界面活性剤を 図3の接着剤供給及びコントローラ60.70及び/又は図5の接着剤供給及び コントローラ85.87内へと導入するため使用することもできる。同様に2  図100に示されるミキサーヘッド224と関連する構成は界面活性剤を図1の グイヘッド56及び/又は図3のダイヘッド56.68へと供給するため使用す ることができる。
更に、本発明の方法及び装置は縦型成形チャンバ12に関連して説明したが、他 の種類の成形チャンバを使用することもでき、本発明の範囲内で考えることがで きることを理解されたい0例えば、水平成形チャンバを英国特許出願第2. 1 50.033A号に開示される一般型の成形チャンバとして良好に利用でき、そ の場合に、円周方向に離間したパッド形成用ポケットを有するドラムを回転可能 に成形チャンバ内に配置して、そのドラムは。
繊維材料及び/又は吸湿性材料がドラム上のポケット内へと引かれるステーショ ン間で移動できる。
それ故、本発明は、本発明を実施するために考えられた最良の形態として開示さ れている特定の実施例に限定されるべきものではなく、本発明は付随の請求の範 囲内にある全ての実施例を含むものと解釈されるべきである。
FIG、2A− FIG、4A FIG、6 FIG、9 要約書 繊維材料(28)の不織バッド(3o)を形成する方法及び装置が示されている 。
ここでは不織バッドの厚さの所定部分内で吸湿性材料(36)と熱可塑性繊維が 繊維材料と混ぜ合わされる一部パッドの残りの部分が吸湿性材料や熱可塑性繊維 を実質的に含んでいない。
不織バッドは真空源(24)に連結するダクト(22)を有する成形チャンバ( 12)を通るコンベア(12)の一方の側に形成される。この真空源によりチャ ンバからコンベアへ吹き出る繊維材料を引(ことができる。
1つのディスペンサー(40)は、コンベア上に引かれる繊維材料に対して、あ らかじめ決まった位置で吸湿性材料を放出し、少なくとも他の1つのディスペン サー(56,68,83,84)は熱可塑性繊維を放出する。
国際調査報告

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.不織バッドの厚さの選択された部分を通して分散された第1材料と熱可塑性 材料を有する繊維材料の不織バッドを形成する装置であって、 内部を有する成形チャンバと、 該不織バッドを支持し、該成形チャンバの該内部内で第1方向に可動なバッド支 持手段と、 該成形チャンバの該内部へと繊維材料を導入する手段と、 該繊維材料を該バッド支持手段上へと引くため真空を付与する真空手段と、該繊 維材料は該バッド支持手段の上に不織バッドを形成し、不織バッドは該バッド支 持手段の移動の該第1方向へと厚さを増し、該成形チャンバ内の所定の位置で該 バッド支持手段上へと引かれる該繊維材料の一部と該第1材料を混ぜ合わせる第 1分配手段と、 該熱再塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該バッド支持手段上へ と引かれる該第1材料及び該繊維材料と混ぜ合わせるため該成形チャンバ内へと 該熱可塑性繊維を分配し、該不織バッドの該厚さの所定部分内に混ぜ合わされた 繊維材料と第1材料と熱可塑性繊維の層を形威する、一方、該不織バッドの該厚 さの他の部分が該第1材料と該熱可塑性繊維を実質的に含まないように繊維する 第2分配手段とよりなる装置。
  2. 2.前記バッド支持手段がコンベアであることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の装置。
  3. 3.前記第2分配手段が、 熱可塑性材料を送るための少なくとも1つの第1通路と空気を送るための少なく とも1つの第2通路とを有して形成されるタイヘッドと、 複数の排出口を有する第1排出ブレナムと、該排出口の軸に対してある角度で配 置される出口を有する少なくとも1つの第2排出ブレナムとを有して形成される ノズルブロックであって、該第1通路が該熱可塑性材料を該第1排出ブレナム内 へと送るとともに、その該排出口を通して送りだし、該第2通路が空気を該第2 排出ブレナム内へと送り、該排出口から吐出される該熱可塑性材料と係合するた め第2排出ブレナムの該排出口を通して送るよう該タイヘッドに載置されるノズ ルブロックとを有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 4.前記ダイヘッドの少なくとも1つの第1通路は、入口通路と、該入口通路に 接続された送り通路と、各々が前記ノズルブロック内で該送り通路と該第1排出 ブレナムの間に接続される多くの排出開口とを含んでいることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の装置。
  5. 5.前記第1排出ブレナムが前記ノズルブロックの中央に形成され、前記少なく とも1つの第2排出ブレナムが該第1排出ブレナムの対向する側面上に配置され る2つの空気ブレナムよりなり、該空気ブレナムの各々が該ノズルブロックの1 つの側面内に形成される凹所と、該凹所の上で該ノズルブロックに接続されるブ レートによって画成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置 。
  6. 6.前記タイヘッドが空気源と連通する空気チャンバを有して形成され前記ダイ ヘッドの少なくとも1つの第2通路は、該ダイヘッドの1つの側面上に配置され る1群の排出通路と、該タイヘッドの他の側面上に配置されるもう1つの群の排 出通路とを含み、排出通路の両群の各々は該空気チャンバと該ノズルブロック内 に形成される該空気ブレナムの一方との間に延在していることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の装置。
  7. 7.不織バッドの厚さの選択された部分を通して分散される第1、第2、及び、 第3材料を有する繊維材料の下繊バッドを形成する装置であって、 内部を有する成形チャンバと、 該不織バッドを支持し、該成形チャンバの該内部内で第1方向に可動なバッド支 持手段と、 繊維材料を該成形チャンバの該内部内へと導入する手段と、 該バッド支持手段上へと該繊維材料を引くため真空を付与する真空手段と、該繊 維材料が該バッド支持手段上に不織バッドを形成し、不織バッドは該バッド支持 手段の移動の該第1方向に厚さを増し、 該成形チャンバの該内部内の所定位置で該バッド支持手段上へと引かれる該繊維 材料の一部と該第1材料を混ぜ合わせるための第1分配手段と、 該熱可塑柱材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該バッド支持手段上へ と引かれる該第1材料と該繊維材料と混ぜ合わせるため該成形チャンバ内へと該 熱可塑性繊維を分配するための第2分配手段と、第3材料を該繊維材料と混ぜ合 わせるための第3分配手段であって、第1材料と熱可塑性繊維が該所定位置で該 バッド支持手段上へと引かれ該下繊バッドの該厚さの所定部分内に混ぜ合わされ た繊維材料と第1材料と熱可塑性繊維と第3材料の層を形成する、一方、該不織 バッドの該厚さの他の部分が実質的に該第1材料と熱可塑性材料と第3材料を含 まないよう維持する第3分配手段とよりなる装置。
  8. 8.不織バッドの厚さの複数の選択された部分を通して分散される第1材料、熱 可塑性材料、第3材料を有する繊維材料の不織バッドを形成する装置であって、 内部を有する成形チャンバと、 該不織バッドを支持し、該成形チャンバの該内部内で第1方向に可動なバッド支 持手段と、 繊維材料を該成形チャンバの該内部ヘと導入するための手段と、 該繊維材料を該バッド支持手段上へと引くため真空を付与する真空手段と、該繊 維材料が該バッド支持手段上に不織バッドを形成し、不織バッドが該バッド支持 手段の移動の該第1方向に厚さを増し、 該成形チャンバの該内部内の所定位置で該バッド支持手段上へと引かれる該繊維 材料の一部と該第1材料を混ぜ合わせるための第1分配手段と、 該熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置の上流の位置で該バッド 支持手段上へと引かれる該繊維材料と混ぜ合わせるため該成形チャンバ内へと該 熱可塑性繊維を分配するための第2分配手段と、該所定位置の下流の位置で該バ ッド支持手段上へと引かれる該繊維材料と該第3材料を混ぜ合わせるための第3 分配手段であって、それによって、該不織バッドが、該所定位置の上流で該バッ ド支持手段上へと引かれる混ぜ合わされた繊維材料と熱可塑性繊維の第1層と、 該所定位置で該第1層の上に引かれる混ぜ合わされた繊維材料と該第1材料の第 2層と、該所定位置の下流で該第2層の上に引かれる混ぜ合わされた繊維材料と 該第3材料の第3層を有して形成されるための第3分配手段とよりなる装置。
  9. 9.不織バッドに沿って離間した位置で不織バッドの厚さの選択された部分を通 して分散される第1材料と熱可塑性材料とを有する繊維材料の不織バッドを形成 する装置であって、 入口と出口を有するチャンバ内、 該チャンバの該入口と該出口の間で可動で、第1の側と第2の側を有するコンベ アと、 繊維材料を該チャンバヘと導入する手段と、該コンベアの該第1側上に配置され 、該繊維材料を該コンベアの該第2側上ヘと引くため該チャンバ内に真空を付与 する真空手段と、該繊維材料が該コンベア上に不織バッドを形成し、該不織バッ ドが該チャンバの該入口からその該出口へ向かう方向に厚さを増加し、該不織バ ッドが該コンベアの該第2側上に載っている底面と該チャンバの該入口からその 該出口へ向かって該コンベアに対し上方ヘと傾斜する上面を有し、 該不織バッドの該上方へ傾斜する上面に対し所定の位置で該コンベア上へと引か れる該繊維材料の一部と該第1材料を間欠的に混ぜるための第1分配手段と、該 熱可塑性材料から熱可塑性繊維を間欠的に形成し、前記所定位置で該コンベア上 へと引かれる該第1材料と該繊維材料と混ぜ合わせるため該成形チャンバ内へと 該熱可塑性繊維を分配し、不織バッドに沿って離間した位置で該不織バッドの該 厚さの所定部分内に混ぜ合わせた繊維材料と第1材料と熱可塑性繊維の層を形成 する、一方、不織バッドに沿う離間した位置で該不織バッドの該厚さの他の部分 が実質的に該第1材料と該熱可塑性繊維を含まないよう維持するための第2分配 手段とよりなる装置。
  10. 10.不織バッドの厚さの選択された部分を通して分散される第1材料と熱可塑 性材料とを有する繊維材料の不織バッドを形成する装置であって、 入口と出口を有するチャンバと、 該チャンバの該入口と該出口の間で可動で、第1側と第2側を有するコンベアと 、 繊維材料を該チャンバ内へと導入する装置と、該コンベアの該第1側上に配置さ れ、該コンベアの該第2側上に該繊維材料を引くため該チャン入内に真空を付与 する真空手段と、該繊維材料が該コンベア上に不織バッドを形成し、該不織バッ ドが該チャンバの該入口からその該出口へとむかう方向に厚さを増し、該不織バ ッドが該コンベア上に載っている底面と該チャンバの該入口からその該出口へと 該コンベアに対し上方へ傾斜する上面とを有し、 該不織バッドの該上方へ傾斜する上面に対し所定の位置で該コンベア上へと引か れる該繊維材料の一部と該第1材料を混ぜ合わせるための第1分配手段と、該熱 可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該コンベア上へと引かれる 該第1材料と該繊維材料と混ぜ合わせるため該成形チャンバ内へと該熱可塑性繊 維を分配し、該不織バッドの該厚さの所定部分内に混ぜ合わせた繊維材料と第1 材料と熱可塑性繊維の層を形成する、一方、該不織バッドの該厚さの他の部分が 実質的に該第1材料と該熱可塑性繊維を含まないよう維持するための第2分配装 置と、 該熱可塑性繊維を該第2分配手段へと供給する手段と、該第2分配手段の作動を 制御するための制御手段とよりなる装置。
  11. 11.不織バッドの厚さの選択された部分を通して分散される第1材料と熱可塑 性材料とを有する繊維材料の不織バッドを形成する装置であって、 入口と出口を有するチャンバと、 該チャンバの該入口と該出口の間で可動で、第1側と第2側を有するコンベアと 、 繊維材料を該チャンバヘと導入する手段と、該コンベアの該第1側上に配置され 、該コンベアの該第2側上へと該繊維材料を引くため該チャンバ内に真空を付与 する真空手段と、該繊維材料が該コンベアの該第2側上に不織バッドを形成し、 不織バッドが該チャンバの該入口からその該出口へ向かう方向に厚さを増し、該 不織バッドが該コンベアの該第2側上に載っている底面と該チャンバの該入口か らその該出口へ向かって該コンベアに対し上方に傾斜する上面を有し、該不織バ ッドの該上方へ傾斜する上面に対し所定の位置で該コンベア上へと引かれる該繊 維材料の一部と該第1材料を混ぜ合わせるための第1分配手段と、該熱可塑性科 料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該コンベア上へと引かれる該第1材 料と該繊維材料と混ぜ合わせるため該成形チャンバ内へと熱可塑性繊維を分配す るための第2分配手段と、 水分吸い上げ物質を有効な量で該第2材料の外表面に与え該熱可塑性繊維の該外 表面が水分を吸い上げることができるようにする手段であって、それによって、 混ぜ合わされた繊維材料と第1材料と外表面に水分吸い上げ物質を有する熱可塑 性繊維の層が該不織バッドの該厚さの所定部分内に形成される、一方、該不織バ ッドの該厚さの他の部分が実質的に該第1材料と該熱可塑性繊維を含まないよう 維持するための手段とよりなる装置。
  12. 12.前記水分吸い上げ物質を付与する手段は該水分吸い上げ物質を該熱可塑性 材料の外表面へ塗布する手段を含んでなることを特徴とする請求の範囲第11項 に記載の装置。
  13. 13.前記水分吸い上げ物質を付与する手段は該水分吸い上げ物質と該熱可塑性 材料を混ぜ合わせて混合物を形成し、該水分吸い上げ物質の一部が該熱可塑性材 料の外表面に位置するようにする手段を有していることを特徴とする請求の範囲 第11項に記載の装置。
  14. 14.不織バッドの厚さの選択された部分を通して分散される第1材料と熱可塑 性材料とを有する繊維材料の不織バッドを形成する方法であって、 繊維材料をチャンバヘと導入するステップと、該チャンバ内で第1方向に移動す るバッド支持体上ヘヒ該繊維材料を引くため真空を付与し、該繊維材料が該バッ ド支持体上に不織バッドを形成し、不織バッドが該バッド支持体の移動の該第1 方向に厚さを増すステップと、 該チャンバ内の所定位置で該バッド支持体上へと引かれる該繊維材料の一部と該 第1材料を混ぜ合わせるステッブと、 該熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該バッド支持体上へと 引かれる該繊維材料及び該第1材料と混ぜ合わせるため該熱可塑性繊維を該成形 チャンバ内へと分配し、該バッドの該厚さの所定部分内に、混ぜ合わせた繊維材 料と第1材料と熱可塑性繊維の層を形成する、一方、該バッドの該厚さの他の部 分が実質的に該第1材料と該熱可塑性繊維を含まないよう維持するステップとよ りなる方法。
  15. 15.バッドの厚さの所定部分を通して分散される第1材料と熱可塑性材料とを 有する繊維材料の不織バッドを形成する方法であって、 繊維材料をチャンバヘと導入するステップと、該チャンバ内で第1方向に移動す るバッド支持体上へ該繊維材料を引くため真空を付与し、該繊維材料が該バッド 支持体上に不織バッドを形成し、不織バッドが該バッド支持体の移動の該第1方 向に厚さを増すステップと、該チャンバ内の所定位置で該バッド支持体上へと引 かれる該繊維材料の一部と該第1材料を間欠的に混ぜ合わせるステップと、 該熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該バッド支持体上へと 引かれる該繊維材料と該第1材料と混ぜ合わせるため該熱司塑性繊維を該成形チ ャンバ内へと間欠的に分配し、該不織バッドの長さに沿って離間した位置で該不 織バッドの厚さの所定部分内に、混ぜ合わせた繊維材料と第1材料と熱可塑性繊 維の層を形成する、一方、該不織バッドの厚さの他の部分が実質的に該第1材料 と該熱可塑性繊維を含まないよう維持するステップとよりなる方法。
  16. 16.不織バッドの厚さの複数の選択された部分を通して分散される第1材料と 熱可塑性材料と第3材料を有する繊維材料の不織バッドを形成する方法であって 、繊維材料をチャンバヘと導入するステップと、該チャンバ内で第1方向に移動 するバッド支持体上へと該繊維材料を引くため真空を付与し、該繊維材料が該バ ッド支持体上に不織バッドを形成し、不織バッドが該バッド支持体の移動の該第 1方向に厚さを増すステップと、 該チャンバ内の所定位置で該バッド支持体上へと引かれる該繊維材料の一部と該 第1材料を混ぜ合わせるステッブと、 該熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該バッド支持体上へと 引かれる該繊維材料と該第1材料と混ぜ合わせるため該熱可塑性繊維を該チャン バ内へと分配するステップと、 該第3材料を該所定位置で該バッド支持体上へと引かれる該繊維材料と該第1材 料と該熱可塑性繊維と混ぜ合わせ該不織バッドの厚さの所定部分内に、混ぜ合わ せた繊維材料と第1材料と熱可塑性繊維と該第3材料の層を形成する、一方、該 不織バッドの該厚さの他の部分が実質的に該第1材料と熱可塑性繊維と該第3材 料を含まないよう維持するステップとよりなる方法。
  17. 17.不織バッドの複数の選択された部分を通して分散される第1材料、熱可塑 性材料、及び、第3材料を有する繊維有料の不織バッドを形成する方法であって 、繊維材料をチャンバヘと導入するステップと、該チャン入内で第1方向に移動 するバッド支持体上へと該繊維材料を引くため真空を与え、該繊維材料が前記バ ッド支持体上に不織バッドを形成し、不織バッドが該バッド支持体の移動の該第 1方向に厚さを増すステップと、 該チャンバ内の所定位置で該バッド支持体上へと引かれる該繊維材料の一部と第 1材料を混ぜ合わせるステッブと、 該熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置の上流位置で該バッド支 持体上へと引かれる該繊維材料と混ぜ合わせるため該熱可塑性繊維を該成形チャ ンバ内へと分配するステップと、 該所定位置の下流位置で該バッド支持体上へと引かれる該繊維材料と第3材料を 混ぜ合わせ、それによって、該不織バッドが、該所定位置の上流で該バッド支持 体上へと引かれる、混ぜ合わされた繊維材料と熱可塑性繊維の第1層と、該所定 位置で該第1層の上に引かれる、混ぜ合わされた繊維材料と第1材料の第2層と 、該所定位置の下流で該第2層の上に引かれる、混ぜ合わされた繊維材料と第3 材料の第3層を有して形成されるステップとよりなる方法。
  18. 18.不織バッドの厚さの複数の選択された部分を通して分散される第1材料、 熱可塑性材料、第3材料を有する繊維材料の不織バッドを形成する方法であって 、繊維材料をチャンバヘと導入するステップと、チャンバの入口と出口の間で該 チャンバを通って移動するコンベア上へと該繊維材料を引くため該チャンバ内に 真空を付与し、該繊維材料が該コンベア上に不織バッドを形成し、不織バッドが 該チャンバの該入口からその該出口に向かう方向に厚さを増し、該不織バッドが 該コンベア上に載っている底面と該チャンバの該入口からその該出口へと該コン ベアに対し上方に傾斜する上面を有するステップと、 該所定位置で該コンベア上へと引かれる該繊維材料の一部と混ぜ合わせるため該 不織バッドの該上方へ傾斜している上面に対し所定の位置で該チャンバ内に第1 材料を分配するステップと、 該熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成し、該所定位置で該バッド支持体上へと 引かれる該繊維材料及び該第1材料と混ぜ合わせるため該熱可塑性繊維を該チャ ンバ内へと分配するステップと、 所定位置で該コンベア上へと引かれる該繊維材料、該第1材料、該熱可塑性繊維 と混ぜ合わせるため第3材料を該所定位置で該チャンバ内へと分配し該不織バッ ドの厚さの所定部分内に混ぜ合わせた繊維材料と第1材料と熱可塑性繊維と第3 材料の層を形成する、一方、該不織バッドの該厚さの他の部分が実質的に該第1 材料と熱可塑性繊維と第3材料を含まないよう維持するステップとよりなる方法 。
  19. 19.前記熱可塑性繊維を形成しチャンバヘと分配するステップが、該不織バッ ドの引裂強さを高める性質を有する熱可塑性有料から熱可塑性繊維を形成して分 配するステップを含んでいることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法 。
  20. 20.前記熱可塑性繊維を該チャンバ内へと形成分配するステップは、該不織バ ッドが所望の嵩を有するよう前記混ぜ合わされた層内の前記繊維材料内に空気の 空間を維持する熱可塑性材料から熱可塑性繊維を形成分配するステップを含むこ とを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。
  21. 21.前記第1材料をチャンバ内へと分配するステップは、前記不織バッドの層 内の前記繊維材料と混ぜ合わせるため高吸湿性材料を分配するステップを有して いることを特徴とする請求の範囲第18項に記載の方法。
  22. 22.不織バッドの厚さの選択された部分を通して分散される第1材料と熱可塑 性材料とを有する繊維材料の不織バッドを形成する方法であって、 繊維材料をチャンバヘと導入するステップと、該チャンバを通って移動するコン ベア上へと該繊維材料を引くため該チャンバ内に真空を付与し、該繊維材料が該 コンベアの一方の側に載っている底面と該チャンバの入口から出口へと向かい該 コンベアに対し上方に傾斜する上面とを有する不織バッドを形成するステップと 、該不織バッドの該上方へ傾斜している上面に沿って所定位置で該第1材料を該 チャンバ内へと分配し、該第1材料が該所定位置で該コンベア上へと引かれる該 繊維材料の一部と混ぜ合わされるステップと、該熱可塑性材料から熱可塑性繊維 を形成し、該熱可塑性繊維が該所定位置で該コンベア上へと引かれる該繊維材料 及び該第1材料と混ざり合うように該熱可塑性繊維を該チャンバ内へと分配する ステップと、水分吸い上げ物質を有効な量で該熱可塑性材料の外表面に付与し、 それから形成される該熱可塑性繊維の外表面が水分を吸い上げることができるよ うにし、それによって、混ぜ合わされた繊維材料と第1材料とその外表面上に水 分吸い上げ物資を有する熱可塑性繊維との層を該バッドの該厚さの所定部分内に 形成する、一方、該バッドの該厚さの他の部分が実質的に該第1材料と該熱可塑 性繊維を含まないよう維持するステップとよりなる方法。
  23. 23.前記水分吸い上げ物質を付与するステップは、水分吸い上げ物質を該熱可 塑性材料の外表面上に塗布するステップを含んでいることを特徴とする請求の範 囲第22項に記載の方法。
  24. 24.前記水分吸い上げ物質を付与するステップは、前記熱可塑性材料と前記水 分吸い上げ物質を混ぜ合わせて混合物を形成し、その中で該水分吸い上げ物質の 少なくとも一郎が該熱可塑性材料の外表面に位置するようにするステップよりな る請求の範囲第22項に記載の方法。
  25. 25.前記熱可塑性材料から形成された熱可塑性繊維を分配するステツプは、外 表面を有する繊維を分配するステップよりなり、前記水分吸い上げ物質を付与す るステップは水分吸い上げ物質を繊維の外表面上へと塗布するステップよりなる ことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。
  26. 26.前記水分吸い上げ物質を付与するステップは、前記熱可塑柱材料を水分吸 い上げ物質と混ぜ合わせて混合物を形成し、該混合物が少なくとも1つのダイヘ ッドに供給され、該混合物が該ダイヘッドから排出されて該熱可塑性繊維を形成 し、該水分吸い上げ物質の少なくとも一部が該熱可塑性繊維の外表面上に配置さ れるステップよりなることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。
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