JPH05507057A - 少なくとも1個の正八面体部位と少なくとも1種の型の正四面体部位とを有する大孔モレキュラーシーブ - Google Patents

少なくとも1個の正八面体部位と少なくとも1種の型の正四面体部位とを有する大孔モレキュラーシーブ

Info

Publication number
JPH05507057A
JPH05507057A JP91509833A JP50983391A JPH05507057A JP H05507057 A JPH05507057 A JP H05507057A JP 91509833 A JP91509833 A JP 91509833A JP 50983391 A JP50983391 A JP 50983391A JP H05507057 A JPH05507057 A JP H05507057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molecular sieve
crystalline molecular
contacting
composition
solution containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP91509833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3310282B2 (ja
Inventor
カズニツキ,スチーブン・エム
スラシユ,キヤスリーン・エイ
Original Assignee
エンゲルハード・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エンゲルハード・コーポレーシヨン filed Critical エンゲルハード・コーポレーシヨン
Publication of JPH05507057A publication Critical patent/JPH05507057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3310282B2 publication Critical patent/JP3310282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/26Aluminium-containing silicates, i.e. silico-aluminates
    • C01B33/28Base exchange silicates, e.g. zeolites
    • C01B33/2807Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures
    • C01B33/2884Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures the aluminium or the silicon in the network being partly replaced
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/89Silicates, aluminosilicates or borosilicates of titanium, zirconium or hafnium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J39/00Cation exchange; Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
    • B01J39/08Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
    • B01J39/14Base exchange silicates, e.g. zeolites

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 少な(とも1個の正八面体部位と少なくとも1種の型の正四面体部位とを有する 大孔モレキュラーシーブ本発明は、約6ないし少なくとも10オングストロ一ム 単位の微孔寸法を有する、骨格構造中に正八面体を形成し得る金属を少なくとも 1種含有する新規な結晶性モレキュラーシーブゼオライト組成物に、その製造方 法に;その使用、たとえばそれを用いる有機化合物の転化、特に炭化水素の転化 、イオン交換への応用、その溶液からの金属イオンの除去、その貯蔵を含む選択 的様式および非選択的様式の双方における気体の除去;非炭化水素媒体たとえば 水からの炭化水素の除去に関するものである。本発明記載の新規物質は、少なく とも1種の金属を正八面体的に配位した状態で含有する骨格を有しており、また 、少なくとも1種の他の金属をその骨格中で正四面体的に配位した状態で含有し ている。
2、 発明の背景および先行技術 1950年代後半における、アルミノケイ酸塩系が天然産のモレキュラーシーブ ゼオライトに類似した均一な、多孔性の、内部電荷を有する結晶の形成に誘導し 得るというミルトン(Milton)および共同研究者ら(U。
S、 2,882.243およびU、S、 2,882.244)による発見以 来、合成アルミノケイ酸塩ゼオライトモレキュラーシーブの性質が多くの軍服の 重要な触媒、吸着材およびイオン交換への応用の基礎を形成してきた。この高度 の利用性は、正四面体的に配位しているA1−3により誘起された静電的に帯電 している部位と結び付いたゼオライト結晶の“骨格”構造に帰せられる、高い表 面積と均一な多孔性との独特な組合わせの結果である。
したがって、多数の“活性”な帯電部位が、吸着および触媒的な相互作用に適し た寸法および幾何学的構造の分子にとって容易に到達し得るものなのである。さ らに、電荷を相殺するカチオンはアルミノケイ酸塩の骨格に共有結合でではなく 静電的に結合しており、これらは一般に、異なる固有の性質を有する他のカチオ ンと交換可能である。このことが活性部位の改質に対する幅広い自由度を与え、 このために、特異的な吸着剤および触媒を特定の用途に向けて調製し得るのであ る。
“ゼオライトモレキュラーシーブズ(Zeolite Mo1ecular 5 ieves) ”第2章、 1974という刊行物において、ブレツク(D、  W、 Breck)は、恐らくは1.000種のアルミノケイ酸塩ゼオライトの 骨格構造が理論的に可能であるという仮説を立てたが、今日までに約150種が 同定されているのみである。U、S、 4,524,055、U、S、 4,6 03.040およびU、S。
4、606.899のような刊行物には合成的なニュアンスが記載されているが 、全く新規なアルミノケイ酸塩骨格構造は無視し得る速度でしか発見されていな い。比較的大きな炭化水素分子の触媒反応、特に液体クラッキング操作における 基本的な進歩に関して特に重要なことは、いかなるものにせよ、新規な大孔アル ミノケイ酸塩ゼオライトの発見から1世代が経過しているという事実である。
新規な床孔アルミノケイ酸塩基剤のモレキュラーシーブの発見の進歩が遅いため に、研究者らは、新規なゼオライト様の骨格構造を生み出す、または類似のアル ミノケイ酸塩基剤の物質で得られるものとは質的に異なる活性部位を形成させる という希望を持って、ゼオライト合成におけるアルミニウムまたはケイ素の置き 換えに種々のアプローチをとってきた。学問的な関心の増大は種々のアプローチ から得られたが、新規な床孔モレキュラーノーブゼオライトの発見における成功 はほとんど得られなかった。
ゼオライト型のアルミノケイ酸塩の骨格には、種々の程度のリンの生成が同時に 起こり得ると考えられていた。最近では(アメリカ化学会誌(JAC3)朗、  1146ページ(1982) :第7回国際ゼオライト協議会予講Jl(Pro ceedings of the 7th International Ze olite Conference)。
103−112ページ、 (1986) ) 、フラニガン(E、組Flani gan)および共同研究者らは、種々の構造の純粋なアルミノリン酸塩基剤のモ レキュラーシーブの製造を示している。しかし、A1−3により誘起される部位 は基本的にはp−aにより中和されて、骨格に−1の電荷を与えている。したが って、“モレキュラーシーブの新しい類が生まれたのではあるが、これらは“活 性”荷電部位を欠いているので基本的な意味ではゼオライトではない。
この固有の利用性を限定する欠陥を認識して、この数年間にモレキュラーシーブ ズの研究集団は混合アルミノケイ酸塩−金属酸化物および混合アルミノリン酸塩 −金属酸化物の骨格系の合成を強調してきた。アルミノケイ酸塩ゼオライト合成 の進歩の遅さを克服するこのアプローチは約200種の新規な組成物を生んだが 、その全てが、共存するp+5の部位除去効果を受けるか、またはアルミノケイ 酸塩型の骨格に組み入れられる事実上中性の正四面体の一4価の金属の部位希釈 効果を受ける。
結果として、モレキュラーシーブ研究集団による広範な研究は、これらの物質の いかなるものに関しても有意の利用性を示すことに失敗している。
一連のゼオライト様“骨格”のケイ酸塩が仮定されており、そのあるものはアル ミノケイ酸塩ゼオライトで観測されるものより大きな均一な微孔を有している( マイヤー(f、 M、 Meier) 、第7回国際ゼオライト協議会予講集、  13−22ページ(1986) )。この特定の合成のアプローチは、定義に よれば、全体的に活性な荷電部位に乏しい物質を生むが、この話題に関する公開 の文献には作業がほとんど現れていないにも拘わらず、合成後の逆実施は買間か らは明らかにされていない。
新規な構造、またはアルミニウムにより誘起されるものとは質的に異なる部位を 生む潜在的な可能性のある他の最も直裁的な手段は、ゼオライト様構造中のアル ミニウムに関するある種の他の電荷誘起仕種の直接置換であろう。このアプロー チのこれまで最も注目されている成功例は、鉄も同様の物質に主張されているが 、ZMS−5類似体の場合のホウ素であろうと考えられる(EPA 68,79 6 (1983) :タラマー)vcTaramasso)ら、第5回国際ゼオ ライト協議会予講集、 40−48ページ(1980) :ボール(J、 W、  Ba1l)ら、第7回国際ゼオライト協議会予講集、 137−144ページ (1986) 、クエノウエン(Kouennoven)らのU、S、 4,2 80,205)。不幸なことに、アルミニウムを置き換える化学種の組み入れレ ベルが低いために、通常はこれらの種が吸蔵されたのか、または骨格が組み入れ たのか疑問が残る。
1967年にヤング(Young)はU、S、 3,329.481に、チタニ ウムが“臨界剤”−IIIペルオキソ種として存在するならば、アルミノケイ酸 塩ゼオライトの生成と同様の条件下の電荷を担った(交換可能な)ケイ酸チタニ ウムの合成が可能であることを報告した。これらの物質は“チタニウムゼオライ ト”と呼ばれたが、若干の疑わしいX−線回折(XRD)像以上の証拠は与えら れておらず、彼の特許請求は一般的にはゼオライト研究集団により退けられてい る。(ブレツク、ゼオライトモレキュラーシーブ、322ページ(1974)  、パーラ−(Rll、 9arrer)、ゼオライトの熱水化学(Hydrot hermal Chemistry of Zeolftes) 、 293ペ ージ(1982) ;ペレゴ(G、 Perego)ら、第7回国際ゼオライト 協議会予講集、129ページ(1986) )。この一連の物質(TS物質と呼 ぶ)の最後の一例を除く全てのものに関して与えられたXRD像は、モレキュラ ーシーブであるとするには余りに高密度の相を示している。疑わしい最後の一例 (TS−26と呼ぶ)の場合には、XRD像は、他に支持する証拠はなく、極め て疑わしいが、恐らくは小孔ゼオライトと解釈されるであろう。
“シライト(zorite) ”として同定される天然産のアルカリ性チタノケ イ酸塩は、1972年にコーラ半島+Jola Pen1nsula)で痕跡量 で発見された(メリコフ(A、N、 Mer’kov)ら、鉱物物質論文集(Z apiski VsesMineralog、 0bshch、) 、54−6 2ページ(1973) ) 。公刊されたXRD像は、“シライトのOD槽構造 The 005tructure of Zorite)”と題されたのちの文 献(サンドミルスキー (Sandoiirskfi)ら、ソビエト物理結晶学 (Sov、 Phys、 Crystallogr、) 、 24 (6) 、  1979年ti −12月号、 686−693ページ)に報告された、非難 された、意図的な構造である。
“チタニウムゼオライビに関するその他の報告は、ZSM−5類似体中に痕跡レ ベルの正四面体のTi (IV)が報告された1983年まで、公開の文献には 現れない。(タラマッソ(M、 Taramasso)ら、米国特許4.410 .501 (1983) ;ペレゴら、第7回国際ゼオライト協議会予講集11 29ページ(1986) )。同様の特許請求が1985年の中期に研究者らか ら現れる(EPA 132.550 (1985) )。より最近に研究集団は 、混合アルミノケイ酸塩−’!−タニf)ム(IV)を報告したCEPA 17 9.876 (179,876(1985) : EPA 1g1.884 ( 1985) )が、その構造は、TAPO(EPA 12L232 (1985 ) )系によればチタニウムの配位のために活性チタニウム部位可能性はないと 考えられる。そのままでは、その利用性は高度に疑わしい。
電荷を有する交換可能なケイ酸チタニウムが可能であるということは、交換可能 なチタン酸アルカリの存在、およびU、S、 3,329,481に開示されて いる不適当に定義されたケイ酸チタニウムに関する初期の業績からのみではな( 、ある種の改質ゼオライト中のTie、単位の観測(クズニツキ−(S、 M、  Kuznicki)ら、物理化学雑誌(J、 Phys、 Chew、) 、  64゜535−537ページ(1980) )からも推論することが可能であ る。
チャツプマン(David M、 Chapman)は、ミシガン州デアポーン における触媒協会の第11同化アメリカ会議(11th North A+ae rican l[eetfngof Catalysis 5ociety、  1989)での講演において、全てのアルミニウム 。
が方沸石(超微小孔アルミノケイ酸塩)中に隔離されて、彼が観測した純粋なケ イ酸チタニウムである鉱物質ビッグラドバイトの類似体のようなチタニウム担持 相のいかなるものにも組み入れられていないならば、アルミノケイ酸チタニウム ゲルが結晶化することを提示した。天然に見いだされるビッグラドバイトがアル ミニウムを含有すると報告されていることに注意すべきである。しかし、ビッグ ラドバイトの合成類似体も鉱物質のビッグラドバイトもモレキュラーシーブでは ない。
大孔ケイ酸チタニウムモレキュラーシーブの分野における主要な突破口は、米国 特許4.853.202に開示され、特許請求されている。この特許の結晶性ケ イ酸チタニウム大孔そレキュラーシーブを以下にETS−1Oと呼ぶが、これは 意図的に添加したアルミナは含有していないが、不純物の存在による極めて微量 のアルミナを含有するであろう。したがって、E T 5−10は典型的には1 00またはそれ以上のSiO2:Al□03l用0を有する。
第2の突破口は、その全開示を本件明細書中に引用文献として組み入れた、19 89年6月29日付で受理された同時係属中の出願一連番号07/373.85 5に開示され、特許請求されている。この出願は、荷電正八面体チタニウム部位 と荷電正四面体アルミニウム部位とを有する、ETAS−10と同定される大孔 モレキュラーシーブに関するものである。
発明の概要 本発明は: (1) ETS−10またはETAS−10中の正八面体チタニウムの少なくと も一部の、少なくとも1種の他の正八面体金属原子による置き換え: (2) E T 5−10中の正四面体ケイ素またはETAS−10中の正四面 体ケイ素およびアルミニウムの少なくとも一部の、少なくとも1種の他の正四面 体金属原子による置き換え;(3) (1)と(2)との組合わせ より得られる新規な一部の安定なモレキュラーシーブに関するものである。
発明の詳細な記述 これらの新規な物質は、酸化物のモル比で表して以下の式・a (1,0±0. 25)M!/−0: XO,: d Zoo : 0−100 HzO式中、 Xは少なくとも1種の正八面体骨格原子であり:Zは少なくとも1種の正四面体 骨格原子であり;Mは少なくとも1種の価数nのカチオンであり:αはXの価数 の1/2であり; βはZの価数の1/2であり: dは2−100であり; aはXとZとの全体により与えられた電荷の172に等しいのように同定するこ とができるが、前提として、Xがチタニウムのみである場合にはZはケイ素のみ でも、またはケイ素とアルミニウムとのいかなる混合物のみでもあり得ない。
上式において、Xはチタニウム、アルミニウム、ヒ素、コバルト、クロム、銅、 鉄、ゲルマニウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニオブ、ニッケル、 アンチモニー、スズ、ウラニウム、バナジウム、イ、ットリウム、アクチニドた とえばウラニウム、ランタニドたとえばセリウム、亜鉛、ジルコニウム、ハフニ ウム、ならびにこれらの混合物よりなるグループから選択し;Zはケイ素、アル ミニウム、ヒ素、ビスマス、ホウ素、ベリリウム、コバルト、クロム、銅、鉄、 ガリウム、ゲルマニウム、インジウム、鉛、マグネシウム、マンガン、モリブデ ン、ニオブ、ニッケル、リン、アンチモニー、スズ、チタニウム、バナジウム、 タングステン、亜鉛およびこれらの混合物よりなるグループから選択する。
電荷のバランスを説明するために、上式の全カチオンに、正八面体部位および正 四面体部位により与えられた電荷の合計の172である、°a”で示した係数を 掛ける。
正八面体原子Xおよび正四面体原子2の双方とも複数の原子であり得るので、適 当な電荷バランスを得るためには特定の金属原子のモル数および価数の双方を考 慮に入れる必要がある。
正八面体部位Xに関しては、これは、特定の価数を有する各Xのモル数を計算し 、以下のように加工して達成される:(6−各Xの価数)にそのモル数を掛ける 。
したがって、Xが0.5モルのTi+4と0.5モルのCr”とであるならば、 この正八面体的に配位している原子の双方により与えられる全電荷は以下のよう になるであろう: チタニウムに関しては (6−4) X O,5= 1 クロムに関しては (6−3) X O,5= 1.5 Xよりの全電荷はI + 1.5 = 2.5である。したがって、そのaに対 する寄与は2,5の172、すなわち1.25である。
正四面体部位Zに関しては、これは、特定の価数を有する各Zのモル数を計算し 、以下のように加工して達成される:dに(4−各Zの価数)を掛け、そのモル 数を掛ける。
同様に、Zが0.5モルのA I”と0.5モルのSi“4とであるならば、こ の正四面体的に配位している原子の双方により与えられる全電荷は以下のように なるであろうニ アルミニウムに関しては d(4−3)=d ケイ素に関しては d(4−’ 4) = O Zよりの全電荷は0+d=dである。したがって、“a“に対する寄与は1/2 dである。
最も好ましい具体例の記述 dが2−20であることが好ましく、2−10が特に好ましい。Mが合成直後の 物質中のアルカリ金属カチオンの混合物、特にナトリウムとカリウムとであるこ とも好ましい。
本発明の特に好ましい具体例は、Xの少なくとも若干の原子がチタニウムであり 、Zの少なくとも若干の原子がケイ素である場合である。
XがZ と等しくないことも好ましい。
以下の表は、本発明記載の特定のモレキュラーシーブを説明するもの最初のカチ オンMは、周知の交換技術により少なくとも部分的に他のカチオンで置き換える ことができる。好ましい置き換え用のカチオンには水素、アンモニウム、遷移金 属、希土類およびその混合物が含まれる。本件新規モレキュラーシーブゼオライ トは、少なくとも150℃またはそれ以上の高度の熱安定性を有し、このために 高温工程で効果的になっている。
本件のモレキュラーンーブゼオライトの新規な一部の成員は、ETAS−10ま たはE T 5−10と実質的に同一の結晶構造とX−線粉末回折像とを有し、 以下の有意の回折線を有している。
有意のd−間隔(度) I/I 。
15.5 ±2.5 W−M 7.20±0.15(任意) W−M 4.41±0.15−0.25 W−M3.60±0.25−0.40 VS 2.28±0.23−0.25 M−3上の表において、 VS = 100 S=40−10 05=40−6 0+ 6−20 である。
上記の値および以下に述べる値は、標準的な技術を用いて、シータ補償器を装備 したフィリブス(Phillips) A P D3720回折計テ集メタモの である。シータ補償器は、試料上の一定面積の照射を維持するので、シータ補償 された装置から得られるX−線の強度は非補償装置のものとは直接には比較し得 ない。したがって、本件明細書および特許請求の範囲中で述べる全ての値は上記 のシータ補償したX−線装置で測定したものである。照射は銅のに一α二重項で あり、シンチレーション計数分光計を使用した。ピークの高さ Z とシータが ブラッグ角である2倍シータの関数としての位置は、分光計の記録紙から読み取 った。これらの値から、■。が最強線、すなわちピークの強度である相対強度1 001/Io−および記録した回折線に対応するAの面間間隔d(1111定値 )を計算した。このX−線回折像は全ての組成物の特性であると理解すべきであ る。ナトリウムイオンおよびカリウムイオンとカチオンとの間でイオン交換が起 きても、面間間隔の若干の微小なシフトと相対強度の変化とを伴うが、実質的に 同一の像が示される。特定の試料のXのZに対する比、骨格中の種々の金属に応 じて、また、熱処理にかけたか否かに応じて、他の微小な変化も生じ得る。
本件新規モレキュラーシーブは、正八面体的に配位し得る少なくとも1種の金属 の供給源を含有する、また、骨格構造中で正四面体的に配位し得る少なくとも1 種の金属の供給源、アルカリ性源、たとえばアルカリ金属水酸化物、水および任 意に、モル比で表して以下の範囲に入る組成を有するアルカリ金属フッ化物造鉱 素を含有する反応混合物から製造することができる。
表−鼻 Z/X 1 −200 2 −100 2−20H20/Z 2 −100 5  − 50 5−25M”/Z O,1−200,5−101−5ここで、Mは アルカリ金属の水酸化物およびフッ化物および/またはアルカリ金属塩から誘導 された価数nのカチオンを示す。
この反応混合物を約100℃ないし250℃の温度に約2時間ないし40日、ま たはそれ以上の範囲の時間加熱する。この熱水反応を結晶が生成し、その後、得 られる結晶性生成物が反応混合物から分離するまで行わせ、室温に冷却し、濾過 し、水洗する。反応混合物を撹拌することかで者るが、必要ではない。ゲルを使 用する場合には撹拌は不必要ではあるが、使用してもよいことが見いだされてい る。好ましい温度範囲は、4時間ないし7日の範囲の時間に対しては150℃な いし225℃である。
結晶化は、オートクレーブまたは静的ボンベ反応器中での自発的な圧力下で連続 的に、または回分式で行わせる。水洗段階に続いて、この結晶性モレキュラーシ ーブを100ないし600°Fの温度で20時間までの時間、乾燥する。
結晶化に先立って、反応混合物から得られるゲルを1回または2回以上の、約1 50℃ないし800℃、1−48時間の温度における熱処理にかけることができ ると理解すべきである。熱的に処理したゲルは水と混合して結晶化させる。
全く明らかに、表3に示したものよりアルカリ性の少ない他の反応剤をゲル中に 使用し、これをゲルを熱処理したのちの結晶化段階中に供給することも可能であ る。
正八面体的に配位する、または正四面体的に配位する金属の供給源には、適当な 金属塩、たとえば硝酸塩、硫酸塩、塩化物、炭酸塩等、および可溶性金属の固体 供給源が可能である。
アルカリ性の供給源は好ましくは、U、 S、 4,853.202で考案され ている技術を用いて電荷の中性を維持し、反応混合物のpHを10.0ないし1 2.0の範囲に制御するためのアルカリ金属イオンの供給源を提供する、アルカ リ金属水酸化物、たとえば水酸化ナトリウムの水溶液である。アルカリ金属水酸 化物は酸化ナトリウムの供給源としての役割を果たすが、酸化ナトリウムは、ケ イ素含有モレキュラーシーブ用のケイ酸ナトリウムの水溶液により供給すること もできる。
合成した結晶性モレキュラーシーブは、当該技術で周知されている技術に従って 、広範囲の他の成分で置き換えられたその最初の成分を有していてもよい。典型 的な置き換え用成分には、その混合物を含む水素、アンモニウム、アルキルアン モニウムおよびアリールアンモニウム、ならびに金属が含まれるであろう。水素 形状は、たとえば最初のナトリウムのアンモニウムによる置き換えにより、また は弱酸の使用により製造することができる。ついで、この組成物をたとえば 1 000°Fの温度でか焼してアンモニアを発生させ、組成物中に水素を、すなわ ち水素形状および/または脱カチオン形状を残留させる。置き換え用の金属の中 では周期表のII、 IVおよびVIII族の金属、好ましくは希土類金属が好 ましい。
ついで、この結晶性モレキュラーシーブを好ましくは水で洗浄し、約1000F ないし約600°Fの範囲の温度で乾燥し、その後、空気または他の不活性気体 中で、500°Fないし1500°Fの範囲の温度で1/2ないし48時間、ま たはそれ以上の範囲の時間友焼する。
モレキュラーシーブの合成した形状とは無関係に、得られたモレキュラーシーブ のX−線粉末回折像で測定した基本的な結晶格子を形成する原子の空間配置はナ トリウムまたは池のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の置き換えによって は、また、最初の反応混合物中におけるナトリウム以外の金属の存在によっては 基本的に変化していない。この種の生成物のX−線回折像は、(7,20+ 0 .15Aの線がときには観測されないことを除いて)基本的には上の表2に示さ れたものと同一である。
本発明に従って製造した結晶性モレキュラーシーブは種々の特定の寸法で生成す る。一般には、粒子には粉末、顆粒または、触媒をたとえば押出しにより成形す る場合には成形品、たとえば2メツシユ(タイラー)の網目を通過し、400メ ツシユ(タイラー)の網目に留まるのに十分な粒子寸法を有する押出し成形品の 形状が可能である。本件組成物は乾燥前に押出し成形することもでき、乾燥また は部分乾燥し、ついで押出し成形することもできる。
ときには、本件新規結晶性モレキュラーシーブに温度および使用中に利用される 他の諸条件に対して抵抗性の他の物質を組み入れることが望ましい。この種の物 質には、活性物質および不活性物質、ならびに合成ゼオライトおよび天然産のゼ オライトが、また、無機物質たとえば粘土、シリカおよび/または金属酸化物が 含まれる。後者は天然産のものであっても、ゼラチン性の沈澱またはシリカと金 属酸化物との混合物を含有するゲルの形状であってもよい。本件新規モレキュラ ーシーブとの組合わせでの、すなわち本件新規モレキュラーシーブとの結合での 活性な物質の使用は、ある種の有機転化工程における触媒の添加率および/また は選択率を改良する傾向を有する。不活性物質は、与えられた工程における転化 量を制御して、反応速度を制御する他の手段を使用することな(生成物が経済的 に、かつ規則的な様式で得られるようにするための希釈剤としての役割を好適に 果たす。通常は、結晶性物質に天然産の粘土、たとえばベントナイトまたはカオ リンを、たとえば炭化水素転化の商業的な操作条件下において触媒として使用す る場合の押し潰し強度を改良するために組み入れてきた。これらの物質、すなわ ち粘土、酸化物等は触媒用の結合剤として機能する。石油精製においては触媒が しばしば粗雑な取り扱いを受けて、触媒が工程中で問題を生ずる粉末様の物質に 破壊される傾向を有するので、良好な押し潰し強度を有する触媒を提供すること が望ましい。これらの粘土質結合剤は触媒の押し潰し強度を改良する目的に使用 されている。
本件明細書中で記述した結晶性モレキュラーシーブに配合することができる天然 産の粘土には、モンモリロナイト、たとえば亜ベントナイトおよびその主要な構 成成分がカオリナイト、ハロイサイト、ディクタイト、ナクライトまたはアノキ サイドであるカオリンを含むスメクタイトおよびカオリンの一部が含まれる。こ の種の粘土は通常の方法で細かくしたのちに原料状態で使用することもでき、さ らに加工、たとえばた焼、酸処理または化学改質にかけることもできる。
上記の物質に加えて、結晶性モレキュラーシーブは基質物質、たとえばシリカ− アルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ−ジルコニア、シリカ−ドリア、シリカ −ベリリア、シリカ−チタニア、ならびに三元組成物、たとえばシリカ−アルミ ナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ−アルミナ−マグネシアお よびシリカ−マグネシア−ジルコニアと配合することもできる。この基質は共ゲ ルの形状であってもよい。最終的に分割された結晶性の金属有機ケイ酸塩と無機 酸化物ゲル基質との相対比率は広い範囲で変えることができ、結晶性有機ケイ酸 塩の含有量は組成物の約1ないし90重量%の範囲、より通常には約2ないし約 60重量%の範囲である。
上記のものに加えて、本件結晶性モレキュラーシーブには工程内技術で使用する 基質を組み入れることもできる。たとえばアルミニウム含有物質を製造する場合 には、形成性溶液を上記のようにして製造することもでき、形成性溶液がアルミ ニウムを含有しない、または表2に示されているものより少ないアルミニウムを 含有することも可能である。全(明らかに、アルカリ性反応剤または他の反応剤 をより少な(含有することも可能である。
上記のようにして混合物を形成させ、これに反応性の粘土、たとえばメタカオリ ンを添加する。この混合物を混和し、種子、たとえばETA 5−10またはE  T 5−10を添加してもよく、混合物を微少球体にスプレー乾燥し得るよう に十分な水を導入してもよい。アルカリの水溶液、ケイ酸アルカリ(ケイ素が望 ましいならば)または水(十分なアルカリが存在するならば)を添加し、これを オートクレーブ中、自発的な圧力下で結晶化させて、この微少球体をモレキュラ ーシーブに転化させる。メタカオリンの一部がアルミナおよび/またはシリカを 供給し得ることは明らかである。当該技術で知られているように、酸触媒反応に 使用する物質のアルカリ金属含有量を制限することカルばしば望ましい。これは 、通常は水素イオンまたはその前駆体、たとえばアンモニウムカチオンおよび/ または金属カチオン、たとえば希土類とのイオン交換により達成される。
水素化成分を含有する本発明記載の触媒を使用すれば、重質石油残留物原料、循 環原料等の炭化水素負荷原料を400’ Fないし625°Fの温度で、2ない し 80の範囲の水素対炭化水素負荷物のモル比を用いてハイドロクラッキング することができる。使用する圧力は10ないし2゜500 psigの範囲で、 液体毎時空間速度は0.1ないし10の範囲で変化するであろう。
本発明記載の触媒を接触クラッキングに使用すれば、約0.5ないし50の液体 毎時空間速度、約550’ Fないし1100°Fの温度、はぼ大気圧以下ない し数百気圧の圧力で炭化水素クラブキング原料をクラブキングすることができる 。
水素化成分を含有する本発明記載のモレキュラーシーブの一部の、触媒として活 性な形状の一員を使用すれば、700°Fないし1000°Fの温度を使用して リフォーミング原料をリフオーミングすることができる。
圧力は100ないし1,000 psigが可能であるが、好ましくは200な いし700 psigである。液体毎時空間速度は一般には0.1ないし10、 好ましくは0.5ないし4であり、水素対炭化水素モル比は一般には工ないし2 0、好ましくは4ないし12である。
本件触媒はまた、水素化成分、たとえば白金を有しているならば、ノルマルパラ フィンの水素異性化に使用することもできる。水素異性化は200ないし700 °Fの、好ましくは300°Fないし550’ Fの温度、0.01ないし2の 、好ましくは0,25ないし0.50の液体毎時空間速度で、水素対炭化水素モ ル比が1:1ないし5:1であるような水素を用いて行う。加えて、本件触媒は 30°Fないし500°Fの温度を用いてオレフィンの異性化に使用することも できる。
本発明の性質とこれを実施する様式とをより十分に説明するために、以下の実施 例は現在意図し得る最良の様式を説明する。
実施例 1 正八面体配位においては、Zr(IV)はTL (IV)より若干大きい。20 % HCl中で、Zr/Ti −1、Zr −Ti = 1.06モルとなるよ うにTfClsとZrCl4との溶液を製造した。l、 758.4gの“n” 標識のケイ酸ナトリウムを 252gのNaOHおよび112.4gのKFと混 和してアルカリ性ケイ酸塩溶液を製造した。混合金属溶液163゜2gを312 .8gのケイ酸塩溶液と十分に混和した。この混合物は、TLの1/2をZrで 置き換えた“標準的なE T 5−10ゲルと類似のものであった。この混合物 の一部を自発的な圧力下、200℃で48時間オートクレーブに入れた。若干の 移動はあるが、E T 5−10に酷似するXRD像を有する結晶性生成物が得 られた。
ETS−10Zrが存在するE T 5−10の混合物最大d−間隔 14.6 −14.7 14.65最強 3.60 3.62 深刻なものではないが、これらの移動は正常な分析的誤差を超えており、ある程 度のジルコニウムの組み入れを示している。
正四面体配位においては、Ga (III)は5i(IV)またはAI (II I)より大きい。20%HCl中で、Ga/Ti = 0.5、Ga −Ti  = 〜1゜45モルとなるようにTiCl3とGaC14との溶液を製造した。
100゜5gの“N”標識のケイ酸ナトリウム溶液を21.0gのNaOHおよ び9.5gの無水KF と混和してアルカリ性ケイ酸塩溶液を製造した。
Ti −Ga溶液をアルカリ性ケイ酸塩溶液と混合し、十分に混和して“pH” が10.2であることを見いだした。この混合物に、“pH”を上昇させるため に、3.0gのNaOHを4.9gの脱イオン水中に含有する溶液を添加し、十 分に混和して、ここでは’pH”が約10.6であることを見いだした。この混 合物に、0.93gの主焼したE T 5−10型の種を添加した。この混合物 の一部、15グラムを自発的な圧力下、200℃で24時間オートクレーブに入 れた。若干の移動はあるが、E T S −10に酷似するXRD像を有する結 晶性生成物が得られた。
ETS−10Gaが存在するE T 5−10の混合惣最大d−間隔 14.6 −14.7 14.95最強d−間隔 3.60 3.62 チタニウムより大きい原子による正八面体置き換えと同様に、ケイ素より大きい 正四面体原子による置き換えがE T 5−10型の構造の格子変量を“拡大” すると考えられる。
実施例 3 正八面体配位においては、Ce (IV)はZr (IV)より太き(、Ti( IV)より有意に大きい。骨格組み入れにより、ジルコニウムより顕著な移動が 得られると期待されるであろう。
ZrCl4をCeCl3で、混合金属溶液におけるモル対モル基準で直接に置き 換えたことを除いて、実施例1を繰り返した。複数の相を有する結晶性生成物が 得られ、その一つは、E T 5−10に酷似していたが、XRDのピークの位 置には深刻な移動があった。
ETS−10Ceが存在するE T 5−10の混合物最大d−間隔 14.6 −14.7 15.2最強 3.60 3.69 これらの移動は深刻なものである。E T 5−10様の結晶格子への置き換え セリウムの組み入れが起きていることは疑う余地がない。
実施例 4 実施例1および3は、基本的には酸化物の正八面体配位に常に存在し、したがっ て恐らくは正八面体のチタニウムに置き換えられる原子をE T 5−10様の 物質中に組み入れ得ることを示したが、格子面の顕著な拡大がETAS−10へ のアルミニウムの組み入れ中に観測される拡大とは全体的に異なるメカニズムで 生ずるという仮説を試験することを決定した。これらの2種の拡大が独立である ならば、その効果は恐らくは加算的なものであろう。
実施例1の残留ゲルの一部に、AI/(Tt+Zr)= 0.5となるようにN aAlO2を添加した。これは、経験的に、Tiの1/2をZrで置き換えた一 連番号07/373.855 (E T A S−10)の実施例5と等価であ る。8グラムの試料を、成長を促進するために種々の量のアルカリを添加して固 化させた。8グラムの負荷物に約0.35グラムのNaOHを添加して、ETA S−10と類似しているが、明らかに移動したXRD d−間隔を有する結晶性 生成物を得た。
E T S −10実施例I ETAS−10実施例4(AI/Ti −0,5 ) 最大d−間隔 14.6−1.4,7 14.85 14.9−15.0 15 .3最強d−間隔 3.60 3.62 3.63−3.64 3.70格子の 拡大の加成性のみならず、2種のメカニズムが共働的に作用しているように見え る。これは、アルミニウムが抑制の度合いが少ない純粋なTi (m鎖より高度 にTi/Zr混合鎖を混合相”することによるものと理論的に説明することがで きる。
実施例 5 実施例2 (7)残留ゲルノ一部に、AI/(Ti+Ce)= 0.5となるよ うにNaA10.を添加した。これは、経験的に、Tiの1/2をCeで置き換 えた一連番号07/373.855の実施例5と等価である。8グラムの試料を 、成長を促進するために種々の量のアルカリを添加して固化させた。8グラムの 負荷物に約 0.25グラムのNaOHを添加して、そのかなりの部分がETA S−10と類似しているが、先行の実施例よりさらに移動したXRD d−間隔 を有する混合相結晶性生成物を得た。
E T S −10実施例2 ETAS−10実施例5(AI/Ti = 01 5) 最大d−間隔 14.6−14.7 15.2 14.9−15.0 15.4 5最強d−間隔 3.60 3.69 3.63−3.64 3.78ここでも 、セリウム置き換えとアルミニウム置き換えとの双方の効果が格子の拡大におい て明らかである。最強ピークの場合には、先行の実施例の場合と同様に、明らか な共働作用が注意された。
実施例 6 Cr (III)はTi(IV)より有意ではないが大きい。アルミニウム源を 等モル基準のCrC1gで置き換えて、一連番号07/373.855の実施例 5と同様の配合物を製造した。
以下の反応剤からアルカリ性ケイ酸塩溶液を製造した:502.4gのn−標識 のケイ酸ナトリウム105.0gのNaOH 46,4gのKF(無水) 以下の反応剤からCr/Ti混合溶液を製造した:326.4gのフィッシャー TiCl3溶液(酸中20%)46.4gのCrC1g ・6HtO 頭上型撹拌機を用いてアルカリ性ケイ酸塩溶液とCr/Ti混合溶液とを十分に 混和し、得られたゲルに4gの色焼E T 5−10種結晶を添・加した。
種結晶を入れたクロム−チタニウム−アルミニウムーケイ酸塩の反応剤混合物を 、自発的な圧力下、200℃で24時間オートクレーブに入れた。
この実施例においては、反応剤混合物中のCr/Ti比が1:2となるように製 造した。その空気平衡d−間隔がE T 5−10のものに相当する高度に結晶 性の生成物が得られた。
ETS−fOCrが存在するE T 5−10の混合物最大d−間隔 14.6 −14.7 14.6−14.7最強 3.60 3.69 この実施例の高度に結晶性の生成物を、標準的な湿式化学法で分析した。その元 素組成とE T 5−10のものとを以下に与える:E T S −10実質的 ニTi (IV)を正八面体Cr (III)で置き替え S i 61.4 9.0 58.9 8.5Ti 22.7 2.5 13. 0 1.4Cr 7.1 0.8 Na 13.8 3.9 13.2 3.7に3.10.6 7.8 1.4 Si/Ti 3.6 6.0 St/(Ti+Cr) 3.6 3.8E T 5−10においてはNa十に/ 2Tiの比は1である。クロム置き換えされた物質では(Na+K)/(2Ti +3Cr)= 0.97である。電荷バランスは、クロムが三価の荷電部位を誘 起した場合にのみ可能である。クロム(III)が単に標準的なE T 5−1 0中のカチオンであるならば、(Na+に=3Cr/2Ti)は1に等しい。こ の高度に純粋な相中のチタニウム含有量の抑制とE T 5−10中のSi/  Tiとの比較におけるSi/(Cr十Ti)の等優性とを考慮すれば、正八面体 クロムのチタニウムとの直接置き換えが生じ、三価の正八面体Cr (III) 部位が発生したことには疑いを入れる余地はない。
実施例 7 ある場合には、E T 5−10構造およびETAS−1(l構造における正八 面体チタニウムまたは正四面体ケイ素もしくはアルミニウム以外の種の置き換え を配位の概観から正確に指摘することはほとんど不可能であるが、ある種の置き 換えは明らかに生じている。適切な場合は、電荷バランスの概観から同等である と考えられる正四面体Ni QII)もしくは正八面体Ni (V) 、または これらの混合物のニオブである。
以下の反応剤からアルカリ性ケイ酸塩溶液を製造した:124、00 gのニケ イ酸ナトリウム溶液(SDS)42.60gのNaOH 10,45gのKF(無水) 8.44gの脱イオン8.0 以下の反応剤から1:1:lのTi:Nb:Al比を有するNb/Ti/A1混 合溶液を製造した: 10.65gのTiC1゜ 15.208のNbCt。
13.56gのALCM、・6Hg。
46.40gの濃HCl 0.63gの脱イオンH,0 頭上型撹拌機を用いてアルカリ性ケイ酸塩溶液とNb/Ti/Al混合溶液とを 十分に混和し、得られたゲルに4gの色焼ETS−10種結晶を添加した。得ら れたゲルのpHは、本件発明者らの標準的な希釈法によれば11.6であった。
8グラムのニオブ−チタニウム−アルミニウムーケイ酸塩の反応剤混合物を0. 21gのアルミン酸ナトリウムおよび1.79gの脱イオンH,0と混合し、自 発的な圧力下、200℃で7日間オートクレーブl二人れた。
その空気平衡d−間隔が以下のようなものである高度に結晶性の生成物が得られ た: 最大d−間隔 14.6−14.7 15.8最強d−間隔 3.60 3.6 2 実施例 8 より大きな格子拡大と恐らくはより高いレベルの金属組み入れと力(得られる他 の合成技術も使用することができる。この種の技術の一例を、以下にニオブの組 み入れに使用した。
以下の反応剤からアルカリ性ケイ酸塩溶液を製造した・1116.0gのニケイ 酸ナトリウム溶液(SDS)318.8gのNaOH 83,6gのKF(無水) 以下の反応剤から1+1:1のTi:Nb:Al比を有するNb/Ti/At混 合溶液を製造した: 85.2gのTiC1゜ 121.4gのNbCl5 108.5gのAlCl3・6H20 371,1gの濃HCl 5、Ogの脱イオンH00 頭上型撹拌機を用いてアルカリ性ケイ酸塩溶液とNb/Ti/At混合溶液とを 十分に混和し、得られたゲルに10.0gのた焼E T 5−10種結晶を添加 した。得られたゲルのpHは、本件発明者らの標準的な希釈法によれば116で あった。
このニオブ−チタニウム−アルミニウムーケイ酸塩の反応剤混合物を鋼製の皿に 入れ、200℃で乾燥した。乾燥した生成物を微細な粉末に磨砕し、500℃で 2時間た焼した。た焼したゲル4グラムを6グラムの脱イオンH20と混合し、 200℃で4日間オートクレーブに入れた。
その空気平衡d−間隔が以下のようなものである高度に結晶性の生成物が得られ た: ETS−10Nb、!=Alとが存在するE T S −10の混合物最大d− 間隔14.6−14.7 16.3最強d−間隔 3.60 3.62 最強ピークが僅かに移動したのみであるのにd−間隔が深刻な移動を起こした理 由は、現在までのところ不明である。
実施例 9 実施例7のものと同様のニオブ−チタニウム−アルミニウムーケイ酸塩ゲルを製 造し、200℃で6日間結晶化させた。この結晶性生成物を1゜0重量%の N aOH溶液中で30分間煮沸して無定形の汚染物質を溶解させ、XRFによる元 素分析にかけた。分析により、以下のことが明らかになった。
E T S −10ニオブとアルミニウムとを組み入れたETS−10様の相 S i 61.4 9.0 36.4 5.2T f 22.7 2.5 13 .2 1.4Nb −−+ 19.2 1.2 AI O,30,08,91,5 Na 13.8 3.9 20.1 5.6K 3.1 0.6 1.2 0. 2 Si/T 3.6 3.7 E T 5−10においてはNa+に/2Tiの比は1である。ニオブ/アルミ ニウム置き換えされた物質では(Na+K)/(2Ti+Nb+AI)= 1. 04である。各ニオブ原子が一価の骨格電荷を誘起していることは明らかである が、これが正八面体のNb ff)もしくは正四面体のニオブ(H工)を表すも のであるか、またはその組合わせを表すものであるかは明らかでない。上記の結 果とは無関係に、組成はなお、酸化物のモル比に関して上に示した式の範囲内で ある。
精検 本件発明者らは、チタニウム以外の正八面体原子をE S T−10様の構造に 組み入れ得ることを示した。置き換えられた原子がTi (Iv)より大きいな らば、格子の拡大が生ずる。この格子がモレキュラーシーブの結晶性の微孔を決 定するので、格子の拡大に伴う微孔の拡大も直感的に明らかである。本件発明者 らは、この拡大が適当な正四面体の置き換えにより誘起された格子拡大に相加的 に作用し得ることを示した。実際に、より大きな正八面体原子が正八面体置を拡 大し、より大きな正四面体“結合”原子が抑制された鎖を高度に“緩和”させる ので、E S T−10様の構造中のある種の正八面体置き換えと正四面体置き 換えとの対の間に、共働的な効果が存在し得ると信する理由がある。
実施例3.4.5.7および8の格子拡大は有意の大きさを持っている。これら の物質の微孔がE S T−10の8−9オングストロームよりかなり大きいこ とに、疑いはほとんど存在しない。
他のモレキュラーシーブも、チタニウムの全て、または一部を少なくとも1種の 正八面体的に配位する金属置き換えることにより、かっ/またはケイ素および/ またはアルミニウムの一部を少なくとも1種の他の正四面体的に配位する金属で 置き換えることにより、同様の様式で製造することができる。
用語の語常集 定義、方法および使用した反応剤 −N(n)標識のケイ酸ナトリウムはPQ社から得た市販の溶液である。典型的 なロット分析によれば、約29重量%のS i O2とNa、Qとして9重量% のアルカリとを含有し、残部は水である。
−SDSにケイ酸ナトリウム)は、工、7ゲルハルト(Engelhard)の FCC操作に商業的に使用されるケイ酸ナトリウム溶液であり、内部で得た。典 型的なロット分析は約27重量%のSiO2とNa2Oとして14重量%のアル カリを含有し、残部は水である。
−フッ化カリウム(KF)はファルツ・アンド・バウアー社(Pfaltzan d Bauer、 Inc、)から無水物基準で得た。使用するケイ酸塩溶液中 でのフッ化物の溶解度は、混合時に部分的に溶解するのみであるようなものであ り、残部はケイ酸塩混合物中に懸濁している。
− アルカリ(NaOH)は、フィッシャー科学(Fisher 5cient ific)から基本的に無水の物質として得た。
−三塩化チタニウム溶液(TiC1g)は、フィッシャー科学から20重量%の HCl中の20重量%のTfCl、として得た。残部は水であり、1.25−1 .30のTiC1sの正味モル濃度が得られる。
−四塩化チタニウム(TiC1,)は、アルファーベントロン(AlphaJe ntron)から99重量%の液体として得た。
−六水塩としての三塩化アルミニウム(AlCl2・6H20)はフィッシャー 科学から得た。三塩化アルミニウムは、混合金属溶液をアルカリ性ケイ酸塩混合 物に混和する前に三塩化チタニウム溶液に完全に溶解させる。
−アルミン酸ナトリウム(NaA102)はファルツ・アンド・バウアー社から 基本的には無水基準で得た。この反応剤をアルミニウム源として使用する場合に は、アルミン酸ナトリウムを固体として製造直後のケイ酸チタニウムゲルに添加 し、明らかに溶解するまで混和する。
−塩化ナトリウム(NaC1)はフィッシャー科学から基本的に無水の塩として 得た。塩化ナトリウムは、イオン含有量をより高いアルミニウム含有量の混合物 のものに近いレベルにまで増加させるために、低アルミニウム含有量の混合物に 添加した。
−ゲルに関しては、これを頭上型の撹拌機により撹拌して目視的に均一に見える 点まで十分に混和した。全ての混和は環境温度で行うが、酸塩基反応および塩基 の溶解により一時的にゲルの温度の上昇が起こり得る。
−各実施例の全ての生成物は、その後の全ての処理または試験に先立って真空濾 過し、過剰の脱イオン水(少なくとも10 cc/g)で洗浄し、200℃で少 なくとも30分間乾燥する。
−空気平衡は乾燥試料を少な(とも1時間環境温度に暴露することにより行った 。
−元素分析は、X−線蛍光法により測定した揮発性物質非含有の基準で与えた。
使用したX−線蛍光法の試料作成技術には、高温−典型的には1100℃への暴 露が含まれる。したがって、この高温への暴露により試料がある種の水素形状に 転化するので、アンモニア交換して与えられた試料は実際には水素形状である。
−正八面体配位〜金属が、−12/2 =−6の電荷を与える6個の酸素原子を 共有する場合に起きる条件。たとえばTi (IT)は+4の電荷を与えるので 、電荷は−2である。
−正四面体配位−金属が、−8/2 =−4の電荷を与える4個の酸素原子を共 有する場合に起きる条件。たとえばAl (III)は+3の電荷を与えるので 、配位したアルミニウム中心は−1の正味電荷を担う。他方、+4の価数を有す る金属、たとえばケイ素は−4−4:0の正味電荷を与える結果となる。
微孔寸法−微孔寸法は、!/2飽和圧および25℃±5℃の温度で、特定の純粋 なモレキュラーシーブにより気相から吸着される実質的に最大の分子(5重量% またはそれ以上)の動力学的直径として定義される。
収着能力の測定に先立って、上記のモレキュラーシーブを真空下で、または不活 性気体流下で350℃に少なくとも1時間加熱して活性化する。
たとえばトルエンは約6オングストローム単位の、トリエチルアミンは約8オン グストローム単位の、1,3.5−トリイソプロピルベンゼンは約10オングス トローム単位の分子寸法を有することが知られている。
したがって、本発明記載の新規なモレキュラーシーブは全て、上記の手順に従っ てトルエンを収着することができる。
元素分析一実施例6および9に関する元素分析は、揮発性物質非含有の重量基準 で与えた。
要約書 少くとも1種の正八面体的に配位している金員と少くとも1種の正四面体的に配 位している金属とをその骨格中に有する結晶性モレキュラーシーブか開示されて いる。
補正書の写しくl!訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成4午11月2 6ヨ

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも6オングストローム単位の微孔寸法を有し、酸化物のモル比で表 して以下のような組成: a(1.0±0.25)M2/nO:XOα:dZOβ:0−100H2O式中 、 Xは少なくとも1種の正八面体骨格原子であり;Zは少なくとも1種の正四面体 骨格原子であり;Mは少なくとも1種の価数nのカチオンであり;αはXの価数 の1/2であり; βはZの価数の1/2であり; dは2−100であり; aはXとZとの全体により与えられる電荷の1/2に等しいを有する、Xがチタ ニウムのみである場合にはZはケイ素のみ、またはケイ素とアルミニウムとの混 合物のみではあり得ないという事実を特徴とする結晶性モレキュラーシーブ。
  2. 2.dが2−20であることを特徴とする請求の範囲1記載の結晶性モレキュラ ーシーブ。
  3. 3.dが2−10であることを特徴とする請求の範囲1記載の結晶性モレキュラ ーシーブ。
  4. 4.Xがチタニウム、アルミニウム、ヒ素、コバルト、クロム、銅、鉄、ゲルマ ニウム、ハフニウム、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニオブ、ニッケル 、アンチモニー、スズ、ウラニウム、バナジウム、イットリウム、亜鉛、ジルコ ニウム、アクチニドたとえばウラニウム、ランタンおよびランタニドたとえばセ リウム、ならびにこれらの混合物よりなるグループから選択したものであること を特徴とする請求の範囲1記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  5. 5.Zがケイ素、アルミニウム、ヒ素、ビスマス、ホウ素、ベリリウム、コバル ト、クロム、銅、鉄、ガリウム、ゲルマニウム、インジウム、鉛、マグネシウム 、マンガン、モリブデン、ニオブ、ニッケル、リン、アンチモニー、スズ、チタ ニウム、バナジウム、タングステン、亜鉛およびこれらの混合物よりなるグルー プから選択したものであることを特徴とする請求の範囲4記載の結晶性モレキュ ラーシーブ。
  6. 6.Xがチタニウムを含有するものであり、Zがケイ素を含有するものであるこ とを特徴とする請求の範囲1記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  7. 7.Xがジルコニウムを含有するものであることを特徴とする請求の範囲6記載 の結晶性モレキュラーシーブ。
  8. 8.Xがクロムを含有するものであることを特徴とする請求の範囲6記載の結晶 性モレキュラーシーブ。
  9. 9.Zがアルミニウムおよびセリウムを含有するものであることを特徴とする請 求の範囲6記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  10. 10.Mがナトリウムとカリウムとの混合物であることを特徴とする請求の範囲 1記載の組成物。
  11. 11.Mが水素を含有するものであることを特徴とする請求の範囲1記載の組成 物。
  12. 12.Mが希土類を含有するものであることを特徴とする請求の範囲1記載の組 成物。
  13. 13.Xがガリウムを含有するものであることを特徴とする請求の範囲6記載の 結晶性モレキュラーシーブ。
  14. 14.XまたはZがニオビウムを含有するものであることを特徴とする請求の範 囲6記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  15. 15.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲1記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  16. 16.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲2記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  17. 17.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲3記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  18. 18.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲4記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  19. 19.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲5記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  20. 20.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲6記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  21. 21.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲7記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  22. 22.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲8記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  23. 23.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲9記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  24. 24.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲10記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  25. 25.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲11記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  26. 26.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲12記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  27. 27.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲13記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  28. 28.明細書の表2に示されているようなX−線回折像を有することを特徴とす る請求の範囲14記載の結晶性モレキュラーシーブ。
  29. 29.有機化合物を転化条件において請求の範囲1記載の組成物と接触させるこ とよりなる有機化合物の転化方法。
  30. 30.炭化水素を請求の範囲1記載の組成物と高温で接触させることよりなる炭 化水素の接触クラッキング方法。
  31. 31.添加した水素と水素化/脱水素成分との存在下にナフサを請求の範囲11 記載の組成物と接触させることよりなるナフサのリフォーミング方法。
  32. 32.添加した水素と水素化/脱水素成分との存在下にナフサを請求の範囲12 記載の組成物と接触させることよりなるナフサのリフォーミング方法。
  33. 33.二価イオンを含有する溶液を請求の範囲1記載の組成物と接触させること よりなる、二価イオンを含有する溶液からの二価イオンの除去方法。
  34. 34.多価イオンを含有する溶液を請求の範囲2記載の組成物と接触させること よりなる、多価イオンを含有する溶液からの多価イオンの除去方法。
  35. 35.多価イオンを含有する溶液を請求の範囲3記載の組成物と接触させること よりなる、多価イオンを含有する溶液からの多価イオンの除去方法。
  36. 36.多価イオンを含有する溶液を請求の範囲4記載の組成物と接触させること よりなる、多価イオンを含有する溶液からの多価イオンの除去方法。
  37. 37.上記の多価イオンがPb+2であることを特徴とする請求の範囲34記載 の方法。
  38. 38.上記の多価イオンがPb+2であることを特徴とする請求の範囲35記載 の方法。
  39. 39.上記の多価イオンがPb+2であることを特徴とする請求の範囲36記載 の方法。
  40. 40.有機化合物を転化条件において請求の範囲15記載の組成物と接触させる ことよりなる有機化合物の転化方法。
  41. 41.炭化水素を請求の範囲15記載の組成物と高温で接触させることを特徴と する炭化水素の接触クラッキング方法。
  42. 42.添加した水素と水素化/脱水素成分との存在下にナフサを請求の範囲25 記載の組成物と接触させることよりなるナフサのリフォーミング方法。
  43. 43.添加した水素と水素化/脱水素成分との存在下にナフサを請求の範囲26 記載の組成物と接触させることよりなるナフサのリフォーミング方法。
  44. 44.二価イオンを含有する溶液を請求の範囲15記載の組成物と接触させるこ とよりなる、二価イオンを含有する溶液からの二価イオンの除去方法。
  45. 45.多価イオンを含有する溶液を請求の範囲16記載の組成物と接触させるこ とよりなる、多価イオンを含有する溶液からの多価イオンの除去方法。
  46. 46.多価イオンを含有する溶液を請求の範囲17記載の組成物と接触させるこ とよりなる、多価イオンを含有する溶液からの多価イオンの除去方法。
  47. 47.多価イオンを含有する溶液を請求の範囲18記載の組成物と接触させるこ とよりなる、多価イオンを含有する溶液からの多価イオンの除去方法。
  48. 48.上記の多価イオンがPb+2であることを特徴とする請求の範囲45記載 の方法。
  49. 49.上記の多価イオンがPb+2であることを特徴とする請求の範囲46記載 の方法。
  50. 50.上記の多価イオンがPb+2であることを特徴とする請求の範囲47記載 の方法。
JP50983391A 1990-05-28 1991-04-30 少なくとも1個の正八面体部位と少なくとも1種の型の正四面体部位とを有する大孔モレキュラーシーブ Expired - Lifetime JP3310282B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US52762490A 1990-05-28 1990-05-28
US527,624 1990-05-28
PCT/US1991/002972 WO1991018833A1 (en) 1990-05-28 1991-04-30 Large-pored molecular sieves containing at least one octahedral site and tetrahedral sites of at least one type

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05507057A true JPH05507057A (ja) 1993-10-14
JP3310282B2 JP3310282B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=24102270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50983391A Expired - Lifetime JP3310282B2 (ja) 1990-05-28 1991-04-30 少なくとも1個の正八面体部位と少なくとも1種の型の正四面体部位とを有する大孔モレキュラーシーブ

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0531364B1 (ja)
JP (1) JP3310282B2 (ja)
AT (1) ATE167459T1 (ja)
AU (1) AU654818B2 (ja)
CA (1) CA2084086C (ja)
DE (1) DE69129627T2 (ja)
ES (1) ES2117010T3 (ja)
WO (1) WO1991018833A1 (ja)
ZA (1) ZA913514B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346535A (en) * 1991-08-23 1994-09-13 Engelhard Corporation Use of crystalline molecular sieves containing charged octahedral sites in removing volatile organic compounds from a mixture of the same
ES2092428B1 (es) * 1993-06-15 1997-08-01 Univ Valencia Politecnica Material de estructura tipo zeolita de poros ultragrandes con un red constituida por oxidos de silicio y titanio; su sintesis y utilizacion para la oxidacion selectiva de productos organicos.
AU704624B2 (en) * 1994-10-25 1999-04-29 Australian National University, The Aluminosilicate cation exchange compounds
ATE184863T1 (de) * 1994-10-25 1999-10-15 Univ Australian Alumosilikatverbindungen mit kationenaustauschkapazität
US5688484A (en) * 1996-07-29 1997-11-18 Arco Chemical Technology, L.P. Non-hydrothermal method of making a titanium-containing zeolite
GB9810271D0 (en) * 1998-05-14 1998-07-15 British Nuclear Fuels Plc Ion exchange materials
EP1038580B1 (en) * 1999-03-26 2005-05-25 Uop Llc Ammonium ion adsorption process using zirconium silicate and zirconium germanate molecular sieves
CN106170283B (zh) * 2013-11-08 2019-08-20 Zs制药公司 用于治疗高钾血症的微孔硅酸锆

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2017807A1 (de) * 1969-05-01 1970-11-12 W.R. Grace & Co., New York, N.Y. (V.St.A.) Synthetischer Alumosilikatzeolith und Verfahren zu dessen Herstellung
US4891197A (en) * 1983-12-19 1990-01-02 Mobil Oil Corporation Silicophosphoaluminates and related crystalline oxides
US4917876A (en) * 1984-04-13 1990-04-17 Uop Iron-titanium-aluminum-phosphorus-oxide molecular sieve compositions
US4707345A (en) * 1984-04-26 1987-11-17 Union Carbide Corporation Titanium-aluminum-silicon-oxide molecular sieve compositions and process for preparing the same
US4853202A (en) * 1987-09-08 1989-08-01 Engelhard Corporation Large-pored crystalline titanium molecular sieve zeolites
US4853201A (en) * 1988-07-11 1989-08-01 Occidental Chemical Corporation Recovery of P2 O5 values from phosphoric acid hemihydrate crystals
US5244650A (en) * 1989-06-29 1993-09-14 Engelhard Corporation Large-pored molecular sieves with charged octahedral titanium and charged tetrahedral aluminum sites

Also Published As

Publication number Publication date
EP0531364A1 (en) 1993-03-17
EP0531364B1 (en) 1998-06-17
DE69129627D1 (de) 1998-07-23
ATE167459T1 (de) 1998-07-15
ZA913514B (en) 1992-04-29
ES2117010T3 (es) 1998-08-01
DE69129627T2 (de) 1999-01-14
AU7881691A (en) 1991-12-31
WO1991018833A1 (en) 1991-12-12
CA2084086C (en) 2002-10-08
CA2084086A1 (en) 1991-11-29
JP3310282B2 (ja) 2002-08-05
AU654818B2 (en) 1994-11-24
EP0531364A4 (en) 1993-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5208006A (en) Large-pored molecular sieves containing at least one octahedral site comprising titanium and at least silicon as a tetrahedral site
EP0405978B1 (en) Large-pored molecular sieves and their use as catalysts and ion exchangers
US5888472A (en) Zirconium silicate molecular sieves and process using the same
US4333859A (en) High silica faujasite polymorph - CSZ-3 and method of synthesizing
US3373109A (en) Crystalline aluminosilicate catalyst
US4309313A (en) Synthesis of cesium-containing zeolite, CSZ-1
JPS58223614A (ja) 改良されたゼオライトl
EP0271563A1 (en) LAYERED SILICATES AND THEIR SYNTHESIS.
US4300013A (en) Isomerization of xylenes
JPH02296715A (ja) 結晶性4a族金属―含有分子ふるい組成物
US5328675A (en) Transition-metal-aluminosilicate hydrocarbon conversion catalysts having an L type structure, ECR-22-D
US3650990A (en) Catalyst and method for preparing same
JPH05507057A (ja) 少なくとも1個の正八面体部位と少なくとも1種の型の正四面体部位とを有する大孔モレキュラーシーブ
JPS61501981A (ja) チタン−シリケ−ト組成物
US5185136A (en) Trivalent transition-metal-aluminosilicate hydrocarbon conversion catalysts having mazzite-like structures, ECR-23-T (C-2491)
JPS62155942A (ja) 触媒組成物
US5110571A (en) Stannosilicates and preparation thereof (C-2417)
US6761875B2 (en) Rare earth silicate molecular sieves
JPH02184515A (ja) 小細孔の結晶性チタンモレキユラーシーブゼオライト
EP0162719A2 (en) Theta-3, a novel crystalline aluminosilicate and its preparation
EP1038580B1 (en) Ammonium ion adsorption process using zirconium silicate and zirconium germanate molecular sieves
US5185137A (en) Divalent transition-metal-aluminosilicate hydrocarbon conversion catalysts having mazzite-like structures, ECR-23-D (C-2494)
EP0108271B1 (en) Ferrosilicate molecular sieve composition
JPS6272785A (ja) 軽質オレフイン類の留出油及び潤滑油範囲炭化水素類の転化方法
US3640680A (en) Method of decreasing the potassium content of potassium-containing zeolites

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term