JPH05506816A - 切削工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 切　削　工　具 本発明は、切削工具に関するが、特に言えば、配管のニップルを切削するに適し た工具に関する。

普通にはねじがついたある長さの黄銅の管であるニップルは、多くの分野の配管 に用いられるが、ニップルの中でも最も多く使われるのは、シャワーの散水口や 風呂の給水ノズルの接続のため、そしてまた、洗面器、流し、水槽および類似の ものにおける蛇口用の管の接続のためのちのである。

普通の場合、配管は、タイル工事が行われるより前に配管工事業者によって位置 決めされ、ニップルが、接続が行われるべき場所へと外側に向けて延びた状態に され、キャップをつけられる。タイル工事業者は。

ニップルの回りにタイルを、必要ならばタイルを切りながら位置決めする。そし て、タイル工事の完了後に、要求された継手がそのニップルに接続される。

配管工事業者は、タイルの厚さや正確な位置については必ずしも自信がないので ５ニツプルは、相変わらず所望の長さよりも長い状態にされ、したがって、大抵 の場合には、そこに継手が接続されるよりも前に切り取られることを必要とする 。

従来普通には、この切り取りは、金切りのこで行われており、そこで知られるこ とは、その金切りの二が、普通には、ニップルが貫通している面に平行に、そし てその面に近接して動かされねばならないことであり、そのことは、ニップルを 所定長さま７切り取ることが幾分あきあきする仕事であることを意味し、また、 タイルまたは類似のものが破損し、配管工事業者がその責を負うということがあ り得ることを意味する。

本出願人は既に、１９８９年９月２５日付で“切削工具”というタイルの同時係 属のオーストラリア特許出願第６３１９３／９０号の中で、配管ニップルを切り 取るに適した特別な型式の工具を提案しており、この工具は、実用上極めて満足 すべきものであることを実証した。

しかし、本出願人が以前に設計した工具が十分に満足すべきではないという幾つ かの場合があり、それは、ニップルの回りのスペースが極度に制限されている場 合と、そしてさらに、前記従来の工具が、便利屋のような時々しか使わないユー ザーにとフてあまりにも高価につく場合がある。

本発明の目的は、ニップルが難なく現場において迅速に、しかも周囲に損傷を与 えるおそれなしに切り取られ得るような切削工具を提供することにある。

本発明において本出願者は、一方の端を通してニップルを受入れるように直径が できているほぼ円筒形のボディと、上記の端の近くにあってボディにニップルを クランプするための手段と、ボディの中にあってそしてボディの後方外側へと延 びている一つのシャフトに取付けられている切削刃物を有していて、その切削刃 物はシャフトによって回転させられるようになっており、そのシャフトは電動ド リルまたは類似のものに取付けられ得るので、ニップルを、それの外側に向いて いる端から内方へと切削し得る、切削工具を提供している。

シャフトが、ボディの軸線に沿って動くように位置してボディのなかに収容され ているのが望ましい。

本発明が、より容易に理解され得るように、本出願者は、添付の図面に関係して いる本発明の一つの特定の実施例を以降において説明する。

図１は、工具の前方からの斜視図である１図２は、工具の側面断面図であって、 ニップルが所望により長く延びている場合の表面に対する工具の位置を示してい る図である１図３は、図２に似た親図であってニップルが切削された場合を示し ている図である１図４は、図３の４−４矢視図すなわち切削刃物を見た図である 。

図５は、図３の５−５矢視図であって、クランプの構造を示している図である。

ボディ１０は、基本的に形が円筒形であり、どんな所望の材料ででも作られ得る 。しかし本出願者は、それが機械加工され得る工具声で作られることを望む。

ボディのボアー１１の内径は、切り取られるべきニップル３０の回りにぴったり はまるように決められていて、一つの実用的寸法においては、それは約２２ｍ１ １１になる。

ボディの全長は、所要の切込み深さに依存して決まるが、本出願者は、実際上、 この直径のボディで用いるについては全長は約７０＋ａ＋ｏで十分であると考え る。

ボディの、ニップル３０にかぶさるに適した端１２の近傍に、本出願者は、一つ の拡大された部分１３を設けており、その部分は、その中に位置している切れ目 のあるスリーブ１４を有している。

スリーブ１４は一つのグラブねじまたは類似のもの１５によって規定位置に保持 されていて、そのグラブねじまたは類似のものは、拡大された部分１３を通過し てスリーブ１４に入っていればよい。

グラブねじの直径上の反対側に、ねじ部材１７を受入れるのに適しているねじ穴 １６があり、このねじ部材１７は、切れ目のある部材を圧縮変形させ得るように 頭部１８を有している。

この構造は、ニップル３０がスリーブ１４のなかに入れられてねじ部材１７が締 付けられたとき、スリーブ１４がニップルを回りでクランプし、工具をニップル の上で、しかしながらニップルのねじを傷めることなしに定位置に保持するよう になっている。

スリーブの材料は、ニップルよりも殆んど硬くなくして損傷を最小にするように 、黄銅または類似のちのとするのが望ましい。

ボディの他方の端は、プラグ１９によって部分的に閉じられていればよく、その プラグ１９は、ボディの材料に似た材料または例えばりん青銅でできていて、貫 通した軸方向のボアーを有している。

ボディｌＯは、ラジアルボアーの場所とプラグの間において、ボディの回りで均 等間隔で配置された四つの切抜きスロット２０を有するということで切り抜かれ ていてよい。

切削刃物４０は、タップシートカッターに幾分値た形になっていてよいし、実際 にタップシートカッターであってもよい。

切削刃物のボディ４１は、形が円筒形であり、この実施例の場合にはねじがつい ている一つの貫通したボアー４２を有しており、また、外面上においては１対の 歯４３を有している。

これらの歯４３の場合々々の構造／状態は様々であり得る。

図示されているとおり、それらの歯４３は、直径線から離れて位置していて、外 面は、ニップルが切削されるときニップルの端に面取り部分が生ずるような形に なっていればよい、そのようになっていると１面を切削するために加えられる押 圧力が、軸に直角の面切削の場合よりも少なくてよいという利点がある。

シャフト４５が、ボディのプラグにあるボアーを貫通しているが、このシャフト は、その自由端において。

切削刃物のボアー４２にあるねじと係合されているので、切削刃物はシャフトに 強固に結合され得る。

シャフトには、ボディの閉じた端１９の外側においてカラー４６または類似のち のが設けられているのが望ましく、そのカラーは、切削刃物のボディの開放端に 向かう動きを止めるストッパーとして働く。

シャフトの、カラーよりも後方に延びている部分４７は、ドリルのチャックの中 で保持されるに適するように１円筒形であってもよいがあるいは六角に形作られ ていてもよい。

使用時には、シャフトの部分４７は、バッテリー駆動型であっても給電駆動型で あってもよいドリルに結合されてボディの開放端１２が、ニップル３０の延びて いる部分にかぶさった位置に置かれている。

ボディのこの部分の構造は、ニップルが貫通しているタイルまたは他の表面５０ の近くにボディの自由端を位置決めすることによって、後述するようにニップル の最終の長さを効果的にコントロールするようにされ得る。

位置決めされたならば、ねじ部材１７が、ローレット仕上された部材１８によっ て締めつけることによって、スリーブ１４を圧縮変形させ、ボディがニップルに 強固に結合されるようにする。ドリルが作動され、切削刃物４０がニップルの自 由端に接触するまで動かされる。

生成した切り屑は、ボディから、その中にあるスロットを通過させられるので、 前進方向に押圧力がかかると共にニップルの端は削り去られる。

その作業は、シャフト上のカラー４６がボディのプラグに接触するまで続き、そ の時点で切削作業は完了する。

ねじ部材１７を単に弛めるだけで、組立体がニップルから取外され得る。

もし、ニップルが最初にタイルまたは他の面からかなりの長さ延びているならば 、ボディの開放端１２が所望の位置に最終的に到達するまで、この作業を繰返し て行えばよい。

本発゛明の仕掛けが大きな利点を有することが知られるであろう、先ず、スペー スが制限されている場所においても、ドリルのチャックに至るまでにおいては、 ローレット仕上げされた部材１８以外は、ボディの直径を超えて張り出している 所がないし、ドリルのタイプによっては、チャックの直径がボディの直径より大 きくないこともある。

この場合、第一に張り出すのが実際のドリルのボディとなるか、またはドリルの 形によっては、ボディが少なくとも一方の側で、チャックよりも僅かしか張り出 さないが、または全く張り出さない。

したがってこの仕掛けは、極めて限られたスペースの中で使われ得る。

切削面は極めてきれいであり、外側に向いた面は面取りされるので、ニップル上 のねじの再加工することなしに、タップまたは他の連結物が、ニップルに結合さ れ得る。

本発明の仕掛けは極めて簡単ではあるが、このものは、実用的であり、要求され たことを迅速に遂行でき、近くにあるタイルまたは他の壁の表面への損傷のおそ れをなくする、ということが評価されるであろう。

要　約　書 配管のニップルを切削する切削工具であって、当該ニップルを通過させることが できるボディ（ｌＯ）と、ボディをニップル上にクランプすることができるクラ ンプ手段（１４）と、前方へ延びる歯（４３）を有する切削ヘッド（４２）とを 含み。

前記切削ヘッドは、シャフト（４５）に取付けられ、シャフト（４５）は、回転 させるためのドリルに連結され、それによってニップル（３０）の端が所望のプ ロフィルを残すように歯（４４）によって削り取られるようになっている。

補正書の写しく翻訳文）提出書く特許法第１８４条の８）平成４年１１月２４日

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．一方の端を通してニップルを受入れるような直径を有するほぼ円筒形のボデ ィと、上記の端の近くにあってボディにニップルをクランプするための手段と、 ボディ内にあってそしてボディの後方外側へと延びている一つのシヤフトに取付 けられている切削刃物を有し、その切削刃物はシャフトによって回転させられる ようになっており、そのシヤフトは順番に電動ドリルまたは類似のものに取付け られ得るので、ニップルを、ニップルの外側に向いている端から内方へと切削し 得る、切削工具。
2. ２．端部（１２）の中に位置している圧縮変形可能なバンド（１４）または類似 のものであって、そのバンドが、部材（１７）から力を受けることによって選択 的に圧縮変形し、それによりニップルに密接に当たることとなる、請求項１記載 の切削工具。
3. ３．切削刃物（４０）が、ボディの内径とほぼ等しい外径を有し、また、自身か ら外へと張出した少なくとも一つの切削刃部材（４３）を有し、その切削刃部材 は、ニップル（３０）の外側端に、要求されるとおりのプロフィルを付与するよ うな形になっている、請求項１または２記載の切削工具。
4. ４．切削刃部材（４３）が２個ある、請求項３記載の切削工具。
5. ５．シヤフトが、ボディの端にあるふた板（１９）内に形成された軸受を貫通し ている、請求項１ないし４のいずれか１項記載の切削工具。
6. ６．切削刃物のシヤフトが、該シヤフト上に突出部（４６）を有し、その突出部 は、ふた板に当たることによってシヤフト（４５）の内向きの運動を制限する働 きをなし得るものである、請求項１ないし５のいずれか１項記載の切削工具。
7. ７．ボデイが、ボディから切り層を通過させ得る切抜き部分（２０）を有する、 請求項１ないし６のいずれか１項記載の切削工具。