JPH05506718A - 液相免疫診断アッセイ - Google Patents

液相免疫診断アッセイ

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 y遍1 本発明は、液体(fluid)中のアナライト(analyte)の存在を調べ るための免疫診断アッセイ方法で有用な試薬、この新規試薬の製造方法、この新 規試薬を用いる免疫診断方法、並びに前記アッセイ方法を実施するためのキット に関する。
生物学的液体中の物質の存在を調べるためのエンザイムイムノアッセイは既に知 られている。この種の方法の1つは、アッセイすべき抗原と酵素とからなる結合 体(conju−gate)を形成する“EMIT”ホモジーニアスエンザイム イムノアッセイである。前記結合体が適当な抗体と結合すると酵素の活性は低下 する。これに対し、前記結合体ではなく非結合抗原が液体試料中に存在していれ ば、酵素の活性は存在する非結合抗原の量に比例して増加する。しかしながら、 このEMIT法は小さいハプテンの使用を必要とするため、大きい分子のアッセ イには適していない。
ホモジーニアスエンザイムリンクトイムノソルベントアッセイ(homogen eous enzyme−linked immunosorbent ass ay。
EL I SA)と称する別の方法では、プレートのような固相支持体に抗原を 吸着させることによりこの支持体を感作する0次いで溶液状の検査抗体を加え、 その後リガンドを加える。このリガンドは通常、結合抗体に対して特異的な分子 に結合した酵素である。最後に、リガンドの酵素部分の存在下で着色最終産生物 を生成せしめる色原体(ehromo−gen)を加える。所定時間経過後に測 定した溶液の光学密度は存在する酵素の量に比例し、従って検査抗体の量に比例 する。
ELI SA法は感度はかなり高いが、固体支持体を使用しなければならないと いう大きな欠点を有する。固体支持体を使用すると、支持体の感作の後で洗浄ス テップが必要であると共に、検査抗体及びリガンドをそれぞれ添加しなければな らない、また、総てのステップを連続的に実施しなければならない、従って、典 型的ELISAの所要時間は約2〜6時間である。更に、ELISAの適切な実 施には、アッセイの性質に関して知識のある人員が必要とされる。加えて、タン パク質のような大きい抗原の酵素結合体の活性を調節する(−odulate) のは困難であることが判明した。
エンザイムイムノチャネリングアッセイ(enzymeimmun。
channelin4 assay、E r CA )と称する方法は、酵素活 性の調節という問題を回避するために直接的抗原−杭木結合を使用する。この場 合は、成る酵素の生成物が次の酵素の基質として機能する多酵素複合体(mul tienz)+ne cos+plex)が形成される。生成物はバルク溶液( bulk 5olution)中に消散する前に第2の酵素と相互作用し得る。
このようにして、第1の生成物が第2の酵素に「チャネリング」される。
ビーズ又はプレートのような固体支持体を必要とするEICA法は、ELISA と顕似の欠点を有する。
EICAは固体支持体なしでも実施できるが、EICAを液体に適合させること は難しい、この方法を実施するためには通常アッセイすべき物質が、比較的接近 した2つのエピトープを含んでいなければならない、このような近接性はチャネ リングに必要な微小環境 ゛ ° を提供する。極めて大きい分子が有用なエピ ト−1を2つしか有しておらず且つこれらのエピトープがかなり離開していると 、必要な微小環境の形成が不可能となり得る。また、ErCA法は各エピトープ 毎に別個の特異的抗体を必要とする。6断上重要である可能性のある分子の中に は別個の有用エピトープを2つ備えていないものもあるため、2つの抗体の間で 同一エピトープに対する競合が生じ得る。このような条件ではEICA法を実施 するのは極めて難しい。
米国特許第4,687,735号に開示されているチャネリング結合アッセイ( channeling bindiB assay)は、アッセイの開始時にプ レート、ビーズ又は他の一般的固体支持体と使用せずに液体媒体中で実施される 。しかしながらこの先行技術の方法では、信号発生システムの酵素の1つをポリ マー凝集体(polyverie aggregate)に含ませてその場で固 体支持体を形成する結合系が形成される。標準的EICAの場合と同様に、アナ ライトは別個のエピトープを少なくとも2つ有していなければならない。
1に11 そこで本発明は、目的の1つとして、真の液相免疫診断アッセイ(1iquid −phase immunodiagnostic assay+LID^)、 即ち固体支持体又は洗浄ステップを必要とせずに完全に液相中で実施できるアッ セイのための試薬を提供する。
本発明は別の目的として、複数の抗体を必要としない、又はアナライト上に複数 の別個の結合部位が存在することを必要としない試薬を提供する。
本発明は更に別の目的として、大きな感度と選択性とを示す試薬を提供する。
本発明は、前述のような新規の試薬の製造方法を提供することも目的とする。
本発明は更に、前記試薬を使用する液相免疫診断アッセイ方法も提供する。
本発明は、LIDA法を実施するためのキットも提供する。
以上の目的を達成するために、本発明ではまず、第1の酵素と、第2の酵素と、 アナライトと結合して複合体を形成できる第1物質であって前記第1及び第2の 酵素の一方に結合する物質と、残りの酵素に結合する複合体結合物質とを含む液 相免疫診断アッセイ(LIDA)用の試薬を実現した。第1の酵素は、第1の酵 素の基質の他に、この第1の基質の他の任意の必要な基質と相互作用して第2の 酵素の基質を生成することができ、第2#素も、前述のように生成された基質の 他に、任意の別の必要な基質と相互作用することができ、前記相互作用のうち第 2の相互作用の生起が検出可能である0本発明の新規の試薬は、好ましい実施態 様では、第1の酵素によって生成された基質を不活性化することができるスカベ ンジャー物質をも含む、この試薬は液体又は固体の形態を有し得る。
1 本発明では前記試薬の製造方法も提供する。この方法は、試薬の第1及び第 2の酵素のうち一方の酵素を第1物質と結合させるステップ、残りの酵素を酸化 し、次いで酸化した酵素を複合体結合物質と反応させることにより残りの酵素を 複合体結合物質に結合させるステップ、並びに前記2つの結合体を組合わせるス テップを含む。
) 本発明では更に、液体、特に生物学的液体中のアナライ坊 トの存在を調べ るアッセイ方法であって、アナライトと反応する前述のような試薬を用意するス テップと、この試薬i を、前記液体と、前記試薬の第1の酵素の基質並びに任 意の必要な別の第1の酵素の基質と、第1の酵素によって生成された基質並びに 任意の必要な別の第2の酵素の基質と混ぜ合わせるステップとを含む方法を提供 する。
本発明では更に、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法であって、ア ナライトを含んでいる疑いのある試料中に存在する液体に溶解し得且つアナライ トと反応する前述のような固体試薬を用意するステップと、この固体試薬を試料 に適用するステップとを含む方法も提供する。
本発明では、LIDA法を実施するためのキットも提供する。このキットは、( a)目的のアナライトと反応する前述のような試薬と、(b)試薬の第1及び第 2の酵素の基質を任意の必要な別の基質と共に含む溶液と、(c)試薬を液体及 び溶液と接触させるための手段とを、前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化 するような相対量で組合わせてパッケージングしたものからなる。
本発明ではまた、LIDA法な実施するための診断装置も提供する。この装置は 、支持体と、前述のような固体試薬と、それぞれアナライト及びアナライト担持 液相に対して透過性の膜(mesibraoe)とを含む、この診断装置を用い るLIDA法を実施するためのキットも提供する。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、当業者には以下の詳細な説明から明らかで あろう。但し、以下の詳細な説明及び特定実施例は本発明の好ましい実施態様を 示すものであって、本発明を限定するものではないと理解されたい。
本発明はその範囲を逸脱することなく様々な変形が可能であり、これらの変形は 総て本発明に含まれる。特に説明がない限り、以下の説明で引用されている文献 の内容は参考として本明細書に包含される。
パ の ゛ t ・ 本発明は添付図面を参照することによってより容易に理解されよう。
添付図面中、第1図は本発明のLIDA法の反応を簡単に示す説明図である。
第2図は本発明の診断手段の断面図である。
い 態 の; t = 特に説明がない限り、以下に引用されている文献は本明細書に参考として包含さ れる。
本発明は、液体、特に生物学的液体中の特定アナライト、例えば抗原又は抗体の 存在を簡単且つ迅速に検出する方法で有用な試薬を提供する。この試薬の複合体 結合物質はスカベンジャーと共に、アナライトの存在を特異的に検出する二酵素 (dual−enzy+se)システムを媒介(mediate)する。
本発明の詳細な説明及び請求の範囲で使用されている用語の定義は以下の通りで ある。
アナライトーーアッセイの対象となる化合物である。アナライトは小さいハブテ ン分子、大きい高分子又は診断的に有意な他の任意の分子であり得る。アナライ トは特に、抗原、抗体、ホルモン、薬物、感染性疾患ベクター、細胞膜タンパク 質フラグメント又は受容体、例えば細胞に由来したものか、もしくはフラグメン ト化細胞マトリクス由来の可溶性受容体である、IL−1もしくは神経成長因子 の受容体であり得る。
第1物質(first agent)−一アナライトとの相補結合対(comp lementary binding pair)を形成する分子又は化合物。
この第1物質は、特定アナライトに応じて、例えば抗体、抗原であるか、又は適 当なハブテンに結合した、従って複合体の形成につながる免疫応答を誘起するこ とができる合成化合物、例えば薬物であり得る。
抗体−一完全抗体、抗体フラグメント又はサブフラグメント、抗体は任意のクラ スの完全イムノグロブリン(Ig(:)、例えば1.に、 IgM、Ig^、I gD、■gE又はフラグメント、例えばF(ab’)2、Fib’、Fab等で あり得る。抗体は更に、非ヒト由来源、例えばマウス、ウマ、ヤギ又はウサギに 由来したものであり得る。抗体はまた、任意のイムノグロブリン、又は天然、合 成もしくは遺伝子工学で製造したタンパク質てあって、特定の抗原と結合して複 合体を形成することにより抗体のように機能する任意のタンパク質であり得る。
抗体はまた、特定のイディオタイプ抗体のアッセイでは、抗イデイオタイプ抗体 であり得る。
抗原−一免疫システムによって認識され、免疫応答を誘起する分子。
複合体結合物質−一アナライトと第1物質とによって形成された複合体には選択 的に結合するが、単離状態のアナライト及び第1物質には結合しない分子又は化 合物、適当な複合体結合物質類としては特に、複合体形成時の第1物質及び/又 はアナライトのコンフォーメーションの変化に起因して前述のような複合体に選 択的に結合する総ての化合物が挙げられる。
結合(conjugated) L I D A試薬(CLr)−一複合体結合 物質を第1の酵素又は第2の酵素のいずれかに結合することによって形成した化 合物。
基質−一酵素の作用を受ける物質、基質はH2O又は1I20□のような無機分 子、グルコース又はタンパク質のような有機分子、ATPのような分子等であり 得る。
スカベンジャー−一第1の酵素によって生成された基質と作用し合って、その基 質が第2の酵素と相互作用できないようにすることができる分子又は化合物、ス カベンジャーは、例えば開裂、酸化又は還元によって基質を破壊するものが好ま しい。
液体(fluid)−−アナライトを含んでいる疑いがある任意の液体。この液 体は、生物学的液体又は生理学的液体、例えば血液、血清、尿、涙、唾液、汗、 排泄物又は他の身体分泌物であり得る。この液体はまた、細胞溶解物、組織培養 物等のような細胞物質を含む液体であり得る。この液体は、水、廃水流、製造処 理液等でもあり得る。
本発明の試薬は二酵素システムを構成する第1及び第2の酵素を含む、第1の酵 素と基質との相互作用、そして必要であれば更に1種類以上の別の基質との相互 作用は、第2の酵素の基質として機能する分子又は化合物を生成する6第2の酵 素は、任意の必要な別の基質の存在下で前述の生成された基質と相互作用して検 出可能な出力(output)を発生する。出力信号はく基質による変色の測定 又は着色溶液の光字密度の測定により)比色的に検出するか、(基質による光子 の放出又は吸収の測定により)電磁的に検出するか、又は他の任意の所望の方法 、例えば電気化学的方法、熱的方法、又は比濁分析によって検出し得る。
本発明の試薬における結合酵素反応には広範囲の酵素が有用である。二酵素シス テムを選択する上で考慮すべきファクターには、酵素の安定性、液体試料中の酵 素もしくは基質の存在、化学的修飾に対する8度、液体のpH、イオン強度プロ フィル及びコストがある。例えば、ペルオキシダーゼを含む二酵素システムは、 それ自体がペルオキシダーゼ活性を有する抗原のアッセイでは使用しない方がよ い。本発明の新規の試薬で有用な酵素対の非限定的具体例としては、米国特許第 4,275,149号の表IV−VIIに記載の酵素対が挙げられる。
本発明で使用するのに適した二酵素システムは、例えグルコースオキシダーゼ/ ホースラディツシュペルオキシダーゼシステムである。第1の酵素であるグルコ ースオキシダーゼは第1の基質であるグルコースとの相互作用によって過酸化水 素を発生させる。この過酸化水素はホースラディツシュペルオキシダーゼの基質 として機能し、ホースラディツシュペルオキシダーゼは適当な別のペルオキシダ ーゼ基質との相互作用により、検出可能な出力信号として変色を生起させる。オ ルト−フェニレンジアミン(OPD)、2.2−アジノージ−(3−エチルベン ズチアゾリンスルホン酸−6)ジアンモニウム塩(ΔBTS)又は3.3’ 、 5,5°−テトラメチルベンジジン(TMB)のような化合物は[120□と共 にペルオキシダーゼ基質として有用である。これらの及び他の適当なベルオキシ ダ−ゼ基質は、Vollerら、MANUAL OF CLINICAL LA BORATORYIMMUNOLOGY、Chapter 17に記述されてい る。
他の好ましいシステムは、選択したキナーゼと対応するホスフェート基質とを使 用するキナーゼ/ルシフェラーゼである。このようなシステムの1つでは、第1 の酵素がクレアチンキナーゼであり、基質がクレアチンホスフェート及びADP である。クレアチンキナーゼは前記2つの基質と相互作用してATPを生成する 。生成されたATPはルンフェリン及び02と共に、第2の酵素であるルシフェ ラーゼの基質として機能する。第2の相互作用は、検出可能な信号として光子を 発生させる。ピルビン酸キナーゼを、対応する基質としてのホスホエノールピル ベートと共に使用することもできる。
他の好ましいシステムとしては、スカベンジャーとしてのホスホフルクトキナー ゼもしくはホスホグルコースイソメラーゼ及び検出可能な信号としてのNADP Hを含むヘキソキナーゼ/G−6−Pデヒドロゲナーゼ、並びにリボアミドデヒ ドロゲナーゼをスカベンジャーとして含むジアホラーゼ/デヒドロゲナーゼが挙 げられる。後者のシステムでは、種々のデヒドロゲナーゼな対応する酸陰イオン 基質(例えば乳酸デヒドロゲナーゼ/ラクテート)と共に使用し得る。更に、種 々の染料、例えばメチルブルー又は2,6−シクロロフエノールインドフエノー ルをジアホラーゼ基質として使用し、検出可能な信号として変色を生起させるこ ともできる。
前述の反応は表1に詳細に示す。
本発明の試薬は更に、存在検出の対象となる特定アナライトと反応する第1物質 を含む、好ましい実施態様では、この第1物貿とアナライトとが相補的抗体/抗 原対を形成する。その場合は第1物質が、対応する抗原又は抗体のいずれがアッ セイの対象であるかに応じて、抗体又は抗原であり得る。好ましい抗体/抗原対 は、下記の抗原に対する抗体を含む: HIV−1:7アタンパク質抗原(ga g:p17、p18、p24、p55)及びエンベロープタンパク質(gp41 、g p 120.g p 160) ;梅毒、淋病、クラミジア及びヘルペス 抗原;ウィルス性肝炎抗原;サイトメガロウィルス抗原;ヒト絨毛注性m剰激ホ ルモン、フェノバルビタール及びジギタリスのような治療薬;並びにコカイン及 びTHCのような乱用性薬物0診断上重要であり得る他のアナライトは曜 米国 特許第4,275,149号に記載されている。
選択した二酵素システムの第1又は第2の酵素は本発明の試薬の第1物質に結合 し得る。生成される酵素結合第1物質がモノマーであるようにするためには、第 1物質を適当な酵素に結合するのに使用する結合方法の選択に注意が必要である 。特に、第1物質が抗体の場合には、使用する結合方法を抗体の凝集(a8gr egat 1on)が起こらないように選択しなければならない。抗体凝集が起 こると、複合体結合物質がアナライト−第1物質複合体だけに結合するのではな く、形成された凝集体に結合して偽陽性信号を発生させることになる。好ましい 結合方法としては、アビジン−ビオチン反応、並びにS P D P (Pie rce社)のような架橋剤の使用が挙げられる。ビオチニル化抗体は特に有用で ある。
残りの酵素は、後で詳述する複合体結合物質に結合する。
第1物質とアナライトとの反応は複合体を形成し、この複合体に本発明の試薬の 複合体結合物質が選択的に結合する。化合物RhCは好ましい複合体結合物質で ある。
RhCの特徴及び製造方法は米(El特許第4,783,525号に記載されて いる。使用し得る別の複合体結合物質は第1補体成分CIのC1qサブユニツト である。C1qの製造は米国特許第4,595,654号に記述されている。単 離状態の第1物質又はアナライトのいずれにも結合せずに第1物質−アナライト 複合体に選択的に結合する物質はいずれも本発明の試薬で使用するのに適してい ると考えられる。
第1物質に結合しない酵素は複合体結合物質と結合して結合LIDA試薬(CL r)を形成する。非限定的具体例として、第1の酵素は複合体結合物質に結合し 、第2の酵素は第1物質に結合する。
CLrを製造すべく複合体結合物質を選択した酵素と結合させる場合には注意が 必要である。好ましくは、特に過ヨウ素酸法を用いて酵素を酸化させ、その後で 複合体結合物質に結合させる。複合体結合物質ではなく酵素をこのように処理す ることは、複合体結合物質がRhCの場合には特に好ましい、なぜなら、RhC を例えば強イオン性緩衝液のような特定の媒体中で処理すると活性が失われるか らである。この失活の理由は判明してはいないが、RhCがイオン性ダイマーで あるため、そのままではイオン性M衝液で処理した時に構造が破壊され且つ官能 基が失われるからだと考えられる。この問題は、複合体結合物質ではなく酵素を 処理した場合には起こらない。
CLrは、ワンステップグルタルアルデヒド法を用いて酵素と複合体結合物質と を結合することにより製造することもできる。この方法は場合によっては好まし いこともあるが、効率は低い。
本発明の試薬はスカベンジャーと共に、又はスカベンジャーなしで使用し得る。
スカベンジャーを含む試薬を選択するか、又はスカベンジャーを含まない試薬を 選択するかは、アッセイの実施条件、特定酵素の入手可能性、コスト、時間的拘 束等に依存する。
本発明の新規試薬及びアッセイの前記2種類の実施態様、即ちスカベンジャーを 用いる実施態様又は用いない実施態様はどちらもバルク液体コンパートメント化 (bulk fluidcompartmental 1zaLion)の概念 を利用する。アナライトが存在しない溶液部分では(同じ理由から、アナライト を含んでいない試料でも)アナライト−第1物質複合体は形成されない、溶液中 に複合体が存在しないためCLrは結合せず、従って第1及び第2の酵素は接近 しない、このような条件では、2つの酵素の必要な基質の存在下で、結合第1酵 素が反応して第2の酵素に必要な基質を生成する。この基質は第2の酵素まで拡 散し、その結果第2の酵素が出力信号を発生させる。信号の発生は速度定数に、 によって特徴付けられる速度で起こる。
一方、アナライトが存在する領域では、アナライトが第1物質との複合体を迅速 に形成する。この複合体の形成とほぼ同時に、CLrがこれに結合する。従って 、第1及び第2の酵素は密に接触し合う、そこで、前述のように、第1の酵素が 必要な基質の存在下で第2の酵素の基質な生成する。この基質は第2の酵素にチ ャネリングされ、その結果第2の酵素が出力信号を発生する。この場合は信号の 発生が、より大きい速度定数に2によって特徴付けられる速度で起こる。
スカベンジャーを含まない新規試薬を本発明のLIDA法で使用する場合には、 2つの酵素の近接度に依存する二酵素システムの反応速度の差、即ちkIとに2 との差を利用する。この場合に観察される検出可能な出力信号の発生の速度定数 は、 kx= (1x)kl+xk2である。
前記式中、Xは密に接触している酵素対のフラクションを表す、接触し合ってい る酵素のフラクションは、液体試料のアナライト濃度対第1物質濃度の比に等し い(前者の濃度が後者の濃度を超えることはないものとする)、その結果、X  ” n 、F1]τとなる。nlは、それぞれi=A及びFAの場合のアナライ ト及び第1物質のモル数を表す。従って、観察される速度定数はkx=に++  [nAF「;] (k2−に1)となる、この観察される速度定数はnAに比例 する。従って、kl、に2及びnFAがわかっていれば、k3の測定からnAが 得られる。ここで留意すべきこととして、この結果は、klがゼロではなく、k 、及びに2が互いに異なると共にに、とも異なる場合にしか有効ではない。
一方、本発明の新規の試薬を本発明のLIDA法でスカベンジャーと共に使用す る場合には、第1の酵素によって生成された基質が第2の酵素に到達する前にス カベンジャーがこの基質を不活性化する。従って、この場合は第1及び第2の酵 素が接近し合っていない限り、検出可能な信号の出力は抑制される。換言すれば 、スカベンジャーを使用すると前記分析における速度定数に、がゼロになる。し かしながら、アナライトが存在する場合には、複合体の形成とCLrの結合とが 逐次発生し、第1及び第2の酵素が接近し合う、そこで前述のように、必要な基 質の存在下で、第1の酵素が第2の酵素に必要な基質を生成する。
このようにして第1の酵素により生成された化合物は、スカベンジャーがこれを 不活性化できないうちに第2の酵素にチャネリングされる。その結果、第2の酵 素が検出可能な出力信号を発生する。出力信号の強さを測定すればアナライトの 量が決定される。この場合は、酵素活性の量が試料中のアナライト量に直接比例 する。既知の濃度のアナライトを含む標準アッセイ媒体を調製すれば、出力信号 の強さをアナライト濃度に合わせて較正できる。較正後は、観察される信号によ ってアナライト濃度を決定することができる。
スカベンジャーを用いずに本発明の試薬を調製した場合の利点は、この試薬に使 用できる酵素対の範囲がより広くなるという点にある。潜在的に望ましい特定の 酵素対と共に使用するための容易に入手できる又は経済的なスカベンジャーは存 在し得ない、また、使用する酵素は2種類だけであるため、この試薬では3つの 別個の化合物の相容性を最適化する必要はない、この実施態様は、k2とに+と の差が大きい場合には特に有用である。好ましくは、アナライトを含んでいる試 料を試薬と組合わせ、十分な時間にわたってインキュベートした後基質を加える 。アナライトを加える前に第1の酵素の基質が存在していると、第1の酵素がそ の基質と作用し合ってこの基質を消失させ得る。また、試料自体に選択した酵素 の基質が含まれていないことを確認する必要もある。
スカベンジャーを用いて本発明の試薬を調製した場合の利点は、アッセイ方法が 全体的に簡略化されることにある。
スカベンジャーを使用すると、試料、試薬及び基質溶液を一度に混ぜ合わせるこ とができ、インキュベーションステップが不要であり、基質消失の問題がない、 また、試料溶液が第1及び第2の酵素の基質を含んでいないことを確認する必要 もない、この実施態様では、kl及びに2が類似の大きさを有している場合の、 nAの不正確な測定という問題も回避される。また、スカベンジャーを使用する と、信号の強さが溶液中のアナライト量に確実に比例する。
スカベンジャーを用いる好ましい実施R様の具体例としては、カタラーゼをスカ ベンジャーとして使用し得るシステム、例えば、前述のグルコースオキシダーゼ /′ホースラディツシュペルオキシダーゼシステムが挙げられる。カタラーゼは 、グルコースオキシダーゼによって生成された過酸化水素基質を水に変換するこ とによって不活性化する。
過酸化水素を破壊する他の酵素もこの酵素システムと共に使用するのに適してい る。
本発明の新規の試薬は液体又は固体の形態で提供し得る。
液体形態の試薬は、試薬成分の液体キャリヤー、好ましくは水性キャリヤーをも 含む、1種頭以上の補助溶剤も使用し得る。第1物質、CLr並びに第1及び第 2の酵素の基質は、スカベンジャーを使用する場合にはこのスカベンジャーと共 に、同−溶液又は2種票以上の別個の溶液中で混ぜ合わせることができる。これ ら1種類以上の溶液の温度は約20〜56℃が好ましく、pHは約7.1〜8. 4が好ましい、感度を最適化するためのこれら溶液の試薬成分濃度の調整は、当 業者によって容易に実施される。
本発明の新規試薬は固体形態でも提供し得る。好ましい実施態様では、第1物質 、CLr及び任意的なスカベンジャーを例えばスクロースで安定化し、次いで凍 結乾燥する。
本発明の試薬の種々の成分は別個に又は任意の所望の組合わせで凍結乾燥し得る 。凍結乾燥した試薬の成分は、本発明のアッセイを実施する前に、適当な液体キ ャリヤー中で再構成する。
別の実施態様では、任意に適当な基質も用いて、試薬を下記のような別の実施態 様のLIDA法(固体LIDA法)で使用するための固体形態で調製する。この 固体試薬又は試薬/基質組合わせ体は、例えばマトリクス材料を試薬と任意的な 1種頭以上の基質とを含む溶液中に浸漬し次いで乾燥することにより、湿潤性マ トリクス中に分散させることができる。固体形態の試薬の製造中に反応が起こる ことのないように、溶液は2つの酵素の必要な基質を全部は含まないことが好ま しい、特に好ましくは、第1の酵素の基質(又は1種類以上が必要な場合には前 記基質の一方)を固体形態の試薬から省く、特定の用途における特定の酵素では 、省いた基質が液体試料中に存在するため添加する必要はない1例えば、固体形 態の本発明の試薬にはグルコースオキシダーゼを使用し得る。アッセイすべき液 体が血液又は尿の場合には、この液体中に既に含まれているグルコースが必要な 基質として機能する。他の用途では、省いた基質を試薬に添加しなければならな い。
マトリクスは、綿、羊毛又はガラス繊維のような湿潤性成分からなり得、好まし くは、液体及び所望のアナライトは通すが#胞破片等は通さない不活性多孔質膜 の中に閉じ込める。適当な膜としては、ナイロン、ポリプロピレン及びポリカー ボネートが挙げられる。この実施!g、様では、試薬がスカベンジャーを含むの が好ましい。
本発明のLIDA法の実施R様の1つでは、アナライトを含んでいる疑いのある 液体を含む試料溶液を、第1及び第2の酵素の適当な基質と共に、試薬−一第1 物質、CL r及び任意的なスカベンジャー −−を含む溶液に加える。
アナライトの存在は信号の発生によって示される。
LIDA法の別の実施態様では、まず試料溶液を試薬に加える0次いで、インキ ュベーションステップの後で試薬/試料組合わせ体に基質を加える。別の好まし い実施態様では、液体試料並びに第1及び第2の酵素の基質の各々を試薬に逐次 加える。更に別の好ましい実施態様では、液体、基質及び任意的スカベンジャー を混ぜ合わせ、得られた混合物を試薬に加える。この場合は、試薬にスカベンジ ャーを含ませない、他の組合わせも可能であり、それらは総て本発明の範囲内に 含まれる。
本発明の固体LIDA法では、アッセイすべき試料、倒えば血液、尿又は排泄物 に固体形態の試薬を導入する。試料は液相を含んでいなければならず、選択する 固体試薬マトリクス材料はこの液体によって湿潤し得るものでなければならない 、必要であれば、試料に1種類以上の基質を加える。試料中に存在する液相が試 薬と作用し合う(即ち、乾燥試薬を溶解させる)と、前述の実施態様の場合と同 様に、形成された溶液中で反応が生じる。この固体LIDA法の好ましい検出可 能出力は変色である。この信号は質的(変色はアナライトの存在を示す)、又は 量的(例えば、反射率の測定値はアナライトの量を示す)に判読が可能である。
LIDA法では、広範囲の物質の存在について多くの生物学的液体の定量アッセ イを迅速に実施することができる。
本発明のLIDA法を用いれば、アナライト濃度を10−12〜10−”g/l という低さまで検出することができる。約101g71以上の濃度はアッセイの 前に希釈するのが好ましい。
この方法は自動化に特に適している。LIDAは、現在EMIT検査に使用され ている大部分の臨床分析機器、例えばEncore II System 5p eeial Chemistry Analyzer(Serono−Bake r Diagnostics Corporation製)を用いて実施できる 。この方法はまた、Baker 1.2.3.Chemistry Analy −zerのような分光光度計システムを用いて実施することもできる。この固体 LIDA法は、反射率を測定するための分析機器、例えばBoehringer  Mannheim Reflotronを用いて実施し得る。
便利さのために、本発明の試薬は、所期の範囲のアッセイの感度が実質的に最適 化されるように総ての成分を所与の割合で含むキットとして提供し得る0本発明 の試薬は液体キャリヤー中に含ませた状態で提供するのが好ましいが、試薬の成 分はユーザーによって適当な液体キャリヤー中で再構築される凍結乾燥状態で提 供することもできる。このキットは更に、選択した二酵素システムの必要な基質 の溶液、又はアッセイの前に再構成される凍結乾燥基質と、試薬を生物学的液体 試料及び基質溶液に接触させるための手段とを含む、前記手段は、例えば使い捨 て容器、バイアル、シリンジ等である。固体LIDA試薬はディツプスティック のような診断装置の形態で提供し得る。固体LIDA試薬は、液体又は固体(例 えば凍結乾燥形態)であり得る別の必要な基質と共にキットに含ませ得る。
スカベンジャーを使用しない試薬の場合には、試薬の種々の成分の量を、アナラ イトが検出された時に試薬ブランク(reagent blank)即ちゼロ試 料(zero sample)の2倍以上の反応速度が得られるように選択しな ければならない。
本発明のLIDA法は広範囲のアナライトの検出に有用である0本発明の方法の 診断用途の具体例としては、エイズのような病気の感染状態のモニタリング(例 えばI(IV抗原、■1及びIgGの経時的レベルをモニターする)又はB型肝 炎の怒染状態のモニタリング、薬物の治療効果の評価;乱用性薬物の存在の検出 ;ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンの存在の確認(妊娠検査)が挙げられる。
添付図面の第1図は、スカベンジャーを用いる本発明のアッセイの実施i様の1 つを示している。この実施態様では、本発明の試薬、第1及び第2酵素の基質並 びにアナライトを含む液体試料を組合わせる。第1の酵素は複合体結合物質に結 合して第2の酵素の基質を生成し、第2の酵素は第1物質に結合する。この第2 の酵素が第1の酵素によって生成された基質の存在下で基質と作用し合うと、検 出可能な出力信号を発生する反応が起こる。
第2図は本発明の診断装置を断面図で示している。ディツプスティック形態の診 断装置1、固体LIDA試薬5を取付けたプラスチック製支持ストリップ3を含 んでいる。前記固定LIDA試薬は、例えば綿、羊毛又はガラス繊維のような湿 潤性マトリクスに選択したLIDA試薬の成分と分散させ、任意に1種頭以上の 酵素基質も分散させたものからなる。この試薬5は、支持ストリップ3と、やは り支持ストリップ3に取付けた膜7との間に閉じ込められている。使用時には、 ディツプスティック1を試料中に挿入して試薬5及び膜7と試料中に浸漬させる 。試料中に存在する液体が膜7に浸透して試薬5を湿潤させると、LIDA試薬 の成分及びその中に分散している任意の基質が溶解する。必要であれば、別の必 要な基質を試料に加える。その結果、アッセイすべきアナライトが存在していれ ば、LIDA法の酵素反応が生起する。
以下に本発明の非限定的実施例を挙げる。
11爽11 選択した酵素に結合したRhCを含むCLrを下記のプロトコルに従って調製す る。
(1)ヨ 、ム (a)AP−RhC結合 アルカリ性ホスファターゼ(AP)、0.38m1.12.1mg/ml(タイ プVIII−T、12.1mg/ml;13.158単位/ m I 、Sig ma P−6774)を4X100μ+アリコートで100m1x4回交換のp H4,0、0.1M酢酸ナトリウム緩衝液に対して室温で1時間透析する。靜か に撹拌しながらメタ過ヨウ素酸ナトリウム19μl、0.4Mを加える。得られ た溶液を暗所室温で30分間インキュベートする。酸化APを4X100μlア リコートで、100m1x3回交換めpH4,0,10mM酢酸ナトリウムII I液に対して、暗所室温で1時間透析する。
RhC10,25m l、20mg/m I (MeDonald、U。
of Nebraska)を2X125μ+アリコートで、100m1×3回交 換のO,LMホウ酸ナトリウムwl衝液、0.IMNaCl (pH9,0)に 対して室温で1時間透析する。
次いで、静かに撹拌しながらRhCと酸化APとを4℃で混合し、暗所4℃で一 晩インキユベートする。
撹拌下4℃でホウ水素化ナトリウム2.5mgを加え、4℃で4時間インキュベ ートする。得られた生成物を、100m1X3回交換のpH8,0,10mMト リス/)(CIに対して4 ”Cで一晩透析する。沈澱物を15分間15、OO OXgで分離し、P)[8,Oの冷10mM)リス/HCI 3X0.5mlで 洗浄し、最後に0.5ml、0.25M)リス/HCI、0.5M NaC1( pH8,0)に溶解し、4℃で貯蔵する。
(b)Go−RhC結合 グルコースオキシダーゼ(Go)、2ml、5.3mg/ml(タイプV−S、 5.3mg/ml ; 1130単位/m l 、 Sigma G−6891 )を、Centriflo CF−25限外r過コーン(^+*1con)を用 いて1.2mlに濃縮する。Goを5×240μmアリコートで、100m1X 4回交換の蒸留水(d i Hx O)に対して透析する0次いで、新しく調製 した10mMIJン酸ナトリウムwLWi液(pH7,0)中0.1Mのメタ過 ヨウ素酸ナトリウムを0.3ml加える。この溶液を室温で20分間インキュベ ートする0次いで、酸化GOを5x300μlアリコートで、100m1X4回 交換のpH4,0,1mM酢酸ナトリウムに対して室温で2時間透析する。
RhC(0,25m1.20mg/m1 )を2X125μ!アリコートで10 0m1X4回交換の20mMホウ酸塩榎衝液、0.5M NaC1(pH9,0 )に対して室温で2時間透析する。RhC及び酸化Goを組合わせ、室温で2時 間インキュベートする1次いで、蒸留水を用いて新しく調製した4mg/mlの ホウ水素化ナトリウムを100μm加えることによりシッフ塩基を還元する。こ の溶液を4℃で2時間インキュベートする。得られた生成物を5x350μlア リコートで、100m1x4回交換の10mM)リス/HCl−0,25M N aC1(pH8,0)に対して透析する。
(c)HRP−RhC結合 ホースラディツシュペルオキシダーゼ(HRP)、5mg(タイプV[、RZ3 .0151g+ia P8375)を1.2mlの蒸留水に溶解する。pH7, 0の10mMリン酸ナトツナトリウム中Mで新しく調製したメタ過ヨウ素酸ナト リウムを0.3ml加える。この溶液を室温で20分間インキュベートする。酸 化HRPを、マイクロダイアライザー(Pierce。
5eries 500 Microdialyzer)を用いて、5X300μ lアリコートで、100m1x4回交換のpH4,0,1mM酢酸ナトリウムに 対して透析する。
RhC(0,25m1.20mg/ml)を2x125μ!アリコートで100 m1X4回交換の20mMホウ酸塩II衝液、0.5M NaC1(pH9,0 )に対して室温で2時間透析する。RhC及び酸化HRPを混ぜ合わせ、室温で 2時間インキュベートする1次いで、蒸留水を用いて新しく調製した4 m g  / m 1ホウ水素化ナトリウムを100μm加えることによりシッフ塩基を 還元する。得られた溶液を4℃で2時間インキュベートする。得られた生成物を 5x350μlアリコートで100m1X4回交換のlomM)リス/MCI、 0.25M NaC1(pH8,0)に対して4℃で透析する。
(2) ル ル ルーヒト ム (a)Go−RhC結合(第1の方法)RhC(0,25m1.20mg/ml )を、マイクロダイアライザー(Pierce、5eries 500 Mic rodialyzer)を用いて、2X125μlアリコートで、100m1x 4回交換の50mMリン酸カリウム緩衝液、0.5M NaCI(pH7,2) に対して室温で2時間透析する。
グルコースオキシダーゼ、1.26m1.5.3mg/Sig+sa g−68 91)を、マイクロダイアライザーを用いて、5X250μlアリコートで、1 00m1X4回交換の50mMリン酸カリウム緩衝液、0.5M NaCI(p H7,2)に対して室温で2時間透析する。GOに、0.29m1の50mMリ ン酸カリウムII液、0.5MNaCI(pH7,2)及び10μ+の25%グ ルタルアルデヒド(グルタルアルデヒド、50%、EMグレード、TedPel la、 Inc、18432)を撹拌しながら加える。この混合物を室温で50 分間インキュベートする。
Rh C及びGo/グルタルアルデヒド溶液を合わせて室温で75分間インキュ ベートする。この混合物を水浴で0℃に冷却する0次いt”、100μ+77) 2M)!Jス/HCl、pH8,7を加え、得られた混合物を4℃で30分間撹 拌する。ホウ水素化ナトリウム30mg/mlを水冷蒸留水中で新しく調製し、 これを0℃で100μl加える。得られた混合物を0℃で2.5時間インキュベ ートする。最後に、得られた生成物を5X400μlアリコートで、100m1 ×4回交換の10mM)リス/HCI、0.25MNaCl (pH8,0)に 対して4℃で一晩透析する。
(b)Go−RhC結合(第2の方法)グルコースオキシダーゼ、1 m l  、5.3mg/m !(タイプV−S、5.3mg/m I ; 1130単位 /ml、Sigma[;−6891)を、マイクロダイアライザー(Pierc e、5eries500 Microdialyzer)を用いて、5X200 μlアリコートで100m1X3回交換の0.1Mリン酸ナトリウム#1.gI 液(pH6,8)に対して室温で2時間透析する。
RhC(1ml、5.3mg/ml)を5X200tzlアリコートで100m 1X3回交換の10mM)リス/HCI (pH8,0)に対して室温で2時間 透析する。沈澱物を15秒問15.OOOXgで分雛する0次いでペレットを、 微小磁気撹拌千人りの5mlビーカー内でpH6,8の0.1Mリン酸ナトリウ ム緩衝液中1mlのG。
に再溶解する。静かに撹拌しながら、0.15m1の1%グルタルアルデヒド( 25%グルタルアルデヒド、Sigma G−6257、非EMグレード)を加 える。この溶液を室温で2時間インキュベートする。得られた生成物を5x20 0μlアリコートで、100m1X3回交換のpH7,4,0、OIM PBS (リン酸wI衝塩水)に対して4℃で一晩透析する。30分間φ15.OOOX gで綿状物質を完全に除去する。上清を4℃で貯蔵する。
RhCではな(C1qを含むCLrも同様の方法で調製できる。
次いで第1物質(例えばHRP−Ab、Go−Ab)を、アビジン−ビオチン法 のような適当な方法を用いて例えばHRP又はGoを選択した抗体く例えばII IV p24抗原に対する抗体)と結合させることにより調製する。
次いて、1o〜100cmカラム(0,D、 0.5〜1.5”、Pharma c ia )での液体クロマトグラフィーを用いてCLr及び酵素結合第1物質 を精製する。カラムには、CLr又は抗体(第1物質)を分離するためのセファ ロース6Bを詰める。溶離緩衝液はpH8,0の0.25M NaC1中10m Mトリスである。流速は1ml/分に設定する。
液体がフローセルを通過するのに伴って、ピークを280nMてモニターする。
フラクションコレクターでピークを集め、第1のピークに対応するフラクション を全部プールして結合物質を表すものとする。非結合酵素及び抗体又は複合体結 合物質を含む後続ピークをモニターし、廃棄する。
次いで酵素活性を調べる。マイクロプロティン法(Micro BC^アッセイ 試薬キット、Pierce)とEncore ll5pecial Chemi stry System(Serono−Baker Diagnostics )とを用いて、精製した第1物質又はCLrをタンパク質測定にかけ、標準的方 法(Sigma Chemical Company)で酵素活性を測定して、 タンパク質1mg当たりの酵素比活性を決定する。
1月JLL リン酸[[r(PB)溶液を液体キャリヤーとして調製する。PBSを3%ポリ エチレングリコール6000.0.05%Tween 20及び0.1%オボア ルブミンと混合する。
PBS溶液を第2の液体キャリヤーとして調製する。
27mM P+0.14M NaClに、8.2%のポリエチレングリコール6 000.0.14%のTween 20及び0.27%のオボアルブミンを加え る。その結果、10mMPBS溶液が調製される。
190μmのPBS溶液と100.0μ1l)HRP−アビジン−ビオチン−A b (0゜278mg/ml)と10、μlのGo−RhCCLrとを混ぜ合わ せて、試薬を含む第1の溶液を調製する。これで300μlの試薬溶液が得られ る。
PB溶液中10mMのABTSと、250mMのグルコースと10.0Mg /  m lのカタラーゼとを混ぜ合わせることにより、基質とスカベンジャーとを 含む第2の溶液を調製する。第1の溶液を300μl得るには2.5mlの量で 十分である。前記PB浴溶液使用は沈澱物の形成を補助し反応を促進するが、沈 澱物の形成はアッセイの実施には必要ない。
液体容量は下記のように特定する/ a)試料の容量=3μm b)希釈剤の容量(H20)=10μlC)第1の溶液の容量=30μl d)第2の溶液の容量=210μm アッセイはEncore 5yste−II(Encore P2O00pip etter/Encore Analyzer)を用いて実施する。Encor e P2O00pipet−terは試料又は標準(希釈剤を含む)及び第2の 溶液を試料ウェル内に自動的に導入し、第1の溶液を試薬ウェル内に導入する0 次いで、トランスファーディスクをEncore II内に配置する。試料/第 2の溶液の混合物と第1の溶液とを混ぜ合わせ、スピンサイクルの始めにキュベ ・ントに送る。
初期ブランキング期間の後、該反応混合物の光学密度を405nMで経時的にモ ニターし、結果を形成された標準曲線と比較して試料のアナライト濃度を読み取 る。
l胆lよ 試料、希釈剤及び第2の溶液は使用例1と同様である。
PBS溶液中で396.0μg/mlのHRP−アビジン−ビオチン−Abと1 80.0μg/mlのGO−RhCCLrと0.05%のTween 20と1 %のオボアルブミンとを混ぜ合わせて、試薬を含む第1の溶液を調製する。
液体の容量は下記のように特定する: a)試料の容量=3μl b)希釈剤の容量(H20)−10μIC)第1の溶液の容量−20μl d)第2の溶液の容量=210μl 試料を使用例1と同様にEncore System IIで分析する。
これらの使用例のいずれでも、RhC−酵素CLrは適当であればC1q−HR P又はC1q−Goに換えることができる。
票」γ 液相免疫診断アッセイ(LIDA)方法のための試薬であって、第1の酵素と、 第2の酵素と、アナライトと結合して複合体を形成できる第1物質であり前記第 1及び第2の酵素の一方に結合する物質と、残りの酵素に結合する複合体結合物 質とを含む試薬、ここで、前記第1の酵素は、この第1の酵素の基質及び該第1 の酵素の任意の必要な別の基質と相互作用して前記第2の酵素の基質を生成する ことができ、前記第2の酵素は、前記第1の酵素によって生成された基質及び任 意の必要な別の基質と相互作用することができ、前記相互作用のうち第2の相互 作用の生起が検出可能である。この試薬は任意に、第1の酵素によって生成され た基質を不活性化できるスカベンジャー物質をも含む。
補正書の写しく翻訳力提出書(特許法第184条の8)特許庁長官麻 生 波膜  平成4年10月6日J1、特許出願の表示 PCT/US 91102044 2、発明の名称 液相免疫診断アッセイ3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、フロリダ・32611 、ゲインズビル、グリンター ・ホール・223 名 称 ユニバーシティ・オブ・フロリダ4、代 理 人 東京都新宿区新宿1 丁目1番14号 山田ビル5、補正書の提出年月日 1992年6月8日】 11j11 1、液相免疫診断アッセイ方法のための試薬混合物であって、 (a)第1の酵素と、 (b)第2の酵素と、 (c)アナライトと結合して免疫複合体を形成できる第1物質であって、酵素結 合第1物質がモノマーであるように前記第1及び第2の酵素の一方に結合する物 質と、(d)1Aつの酵素に結合する免疫複合体結合物質とを含んでおり、前記 第1の酵素がこの第1の酵素の基質と相互作用して、前記第2の酵素との相互作 用により、検出可能な出力信号を発生させることができる生成物を生成すること ができ、総ての相互作用が完全に液相中で生起するように、前記第1物質及び免 疫複合体物質が固相キャリヤーには結合されていない試薬混合物。
2、成分(a)〜(d)を溶解する水性液相をも含んでいる請求項1に記載の試 薬混合物。
3、凍結乾燥形態を有する請求項1に記載の試薬混合物。
4、更に、(e)第1の酵素によって生成された前記生成物を不活性化すること ができるスカベンジャー物質をも含んでいる請求項1に記載の試薬混合物。
5、成分(a)〜(e)を溶解する水性液相をも含んでいる請求項4に記載の試 薬混合物。
6、凍結乾燥形態を有する請求項4に記載の試薬混合物。
7、前記第1物質がモノクローナル又はポリクローナル抗体である請求項1に記 載の試薬混合物。
8゜前記抗体が、HIV抗原に対する抗体を含む請求項7に記載の試薬混合物。
9、前記HIV抗原がp24抗原又はそのフラグメントである請求項8に記載の 試薬混合物。
10、前記抗体が、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン抗原又はB型肝炎表面抗原に対 する抗体を含む請求項7に記載の試薬混合物。
11、前記第1物質が抗原である請求項1に記載の試薬混合物。
12、前記抗原がHrV抗原である請求項11に記載の試薬混合物。
13、前記HIV抗原がP24抗原又はそのフラグメントである請求項12に記 載の試薬混合物。
14、前記抗原がヒト絨毛性性腺刺激ホルモン抗原、B型肝炎表面抗原又はその フラグメントである請求項11に記載の試薬混合物。
15、前記第1物質が抗イデイオタイプ抗体である請求項1に記載の試薬混合物 。
16、前記第1物質が前記第1の酵素に結合される請求項1に記載の試薬混合物 。
17、前記第1物質が前記第2の酵素に結合される請求項1に記載の試薬混合物 。
18、前記免疫複合体結合物質がRhCである請求項1に記載の試薬混合物。
19、前記免疫複合体結合物質がctqである請求項1に記載の試薬混合物。
20、前記第1の酵素がグルコースオキシダーゼであり、前記第2の酵素がホー スラディツシュペルオキシダーゼである請求項1に記載の試薬混合物。
21、前記第1の酵素がグルコースオキシダーゼであり、前記第2の酵素がホー スラディツシュペルオキシダーゼであり、前記スカベンジャーがカタラーゼであ る請求項4に記載の試薬混合物。
22、請求項1に記載の液相免疫診断アッセイ用試薬混合物の製造方法であって 、 (a)試薬混合物の第1及び第2の酵素のうち一方の酵素を第1物質と結合させ るステップ、 (b)残りの酵素を酸化し、次いで酸化した酵素を免疫複合体結合物質と反応さ せることにより、残りの酵素を免疫複合体結合物質に結合させるステップ、並び に(c)ステップ(a)及び(b)で生成された結合体を混ぜ合わせるステップ を含む方法。
23、前記結合ステップ(a>が、リンカ−を用いて前記第1又は第2酵素と前 記第1物質とを結合させることからなる請求項22に記載の方法。
24、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法であって、 a)前記アナライトに結合する請求項1に記載の試薬混合物を用意するステップ と、 b)前記試薬混合物を、前記液体と、前記試薬混合物の第1の酵素の基質、並び に該基質と組合わせた状態で前記第1の酵素との相互作用により生成物を生成で きる前記第1の酵素の任意の必要な別の化合物と、前記生成物とは異なる前記試 薬の第2酵素用の化合物、並びに前記生成物と組合わせた状態で前記第2の酵素 との相互作用により検出可能な出力信号を発生させることができる前記第2の酵 素用の任意の必要な別の化合物と混ぜ合わせるステップと、C)ステップb)で 検出可能な出力信号が発生したか否かを調べるステップ とを含む方法。
25、前記液体を含む溶液を前記試薬混合物に加え、得られた試薬混合物/液体 溶液に、前記第1の酵素の基質と前記第1の酵素用及び第2の酵素用の前記化合 物とを含む溶液を加える請求項24に記載の方法。
26、前記液体を含む溶液を前記試薬混合物に加え、得られた試薬混合物/液体 溶液に、前記第1の酵素の基質と、前記第1の酵素用及び第2の酵素用の前記化 合物と、前記試薬混合物のスカベンジャーとを含む溶液を加える請求項24に記 載の方法。
27、前記液体を含む溶液と、前記第1の酵素の基質を該第1の酵素用の任意の 必要な別の化合物と共に含む溶液と、前記第2の酵素用の化合物を該第2の酵素 用の任意の必要な別の化合物と共に含む溶液とを前記試薬混合物に逐次加える請 求項24に記載の方法。
28、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法ズあって、 a)前記アナライトに結合する請求項4に記載の試薬混合物を用意するステップ と、 b)前記試薬混合物を、前記液体と、前記試薬の第1の酵素の基質、並びに該基 質と組合わせた状態で前記第1の酵素との相互作用により生成物を生成できる前 記第1の酵素用の任意の必要な別の化合物と、前記生成物とは異なる前記試薬混 合物の第2の酵素用の化合物、並びに前記生成物と組合わせた状態で前記第2の 酵素との相互作用により検出可能な出力信号を発生させることができる前記第2 の酵素用の任意の必要な別の化合物と合わせるステップと、C)ステップb)で 検出可能な出力信号が発生したか否かを調べるステップ とを含む方法。
29、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトに結合する請求項1に記載の試薬混合物と、 b)1)前記試薬混合物の第1の酵素の基質、及び該基質と組合わせた状態で前 記第1の酵素との相互作用により生成物を生成できる前記第1の酵素用の任意の 必要な別の化合物、並びに 2)前記生成物とは異なる前記試薬混合物の第2の酵素用の化合物、及び前記生 成物と組合わせた状態で前記第2の酵素との相互作用により検出可能な出力信号 を発生させることができる前記第2の酵素用の任意の必要な別の化合物を含む溶 液と、 C)前記試薬混合物を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
30、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトに結合する請求項4に記載の試薬と、b)1)前記試薬混合 物の第1の酵素の基質、及び該基質と組合わせた状態で前記第1の酵素との相互 作用により生成物を生成できる前記第1の酵素用の任意の必要な別の化合物、並 びに 2)前記生成物とは異なる前記試薬混合物の第2の酵素用の化合物、及び前記生 成物と組合わせた状態で前記第2の酵素との相互作用により検出可能な出力信号 を発生させることができる前記第2の酵素用の任意の必要な別の化合物を含む溶 液と、 C)前記試薬混合物を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
31、液体中のアナライトの存在をスベるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトに結合する請求項1に記載の試薬混合物と、 b)前記試薬混合物の第1の酵素の基質を、この第1の基質と組合わせた状態で 前記第1の酵素との相互作用により生成物を生成できる前記第1の酵素用の任意 の必要な別の化合物と共に含む溶液と、 C)前記生成物とは異なる前記試薬混合物の第2の酵素用の化合物を、前記生成 物と組合わせた状態で前記第2の酵素との相互作用により検出可能な出力信号を 発生させることができる前記第2の酵素用の任意の必要な別の化合物と共に含む 溶液と、 d)前記試薬混合物を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
32、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトに結合する請求項4に記載の試薬と、b)前記試薬混合物の 第1の酵素の基質を、この第1の基質と組合わせた状態で前記第1の酵素との相 互作用により生成物を生成できる前記第1の酵素用の任意の必要な別の化合物と 共に含む溶液と、 C)前記生成物とは異なる前記試薬混合物の第2の酵素用の化合物を、前記生成 物と組合わせた状態で前記第2の酵素との相互作用により検出可能な出力信号を 発生させることができる前記第2の酵素用の任意の必要な別の化合物と共に含む 溶液と、 d)前記試薬を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
33、支持体と、多孔質膜と、湿潤性固体マトリクス中に乾燥状態で分散された 請求項4に記載の試薬混合物とを含んでおり、前記試薬混合物が前記支持体と前 記膜との間に配置されている分析装置。
34、前記湿潤性固体マトリクスが、綿繊維、羊毛繊維及びガラス繊維から選択 したものである請求項33に記載の分析装置。
35、前記第1の酵素によって生成された生成物とは異なる化合物であって、前 記第2の酵素と相互作用でき、前記湿潤性固体マトリクス中に乾燥状態で分散さ れている化合物をも含んでいる請求項34に記載の分析装置。
36、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法であって、 a)請求項33に記載の分析装置を用意するステップと、b)前記分析装置を首 記液体に適用するステップと、C)ステップb)で検出可能な出力信号が発生し たか否かを調べるステップ とを含む方法。
37、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトに結合する試薬混合物を含む請求項33に記載の分析装置と 、 b)前記分析装置の試薬混合物の第1の酵素の基質を含む溶液と、 C)前記分析装置と、前記溶液と前記液体とを接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
38、液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトに結合する試薬混合物を含む請求項35に記載の分析装置と 、 b)前記分析装置の試薬混合物の第1の酵素の基質を含む溶液と、 C)前記分析装置と、前記溶液と前記液体とを接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
国際調査報告 ”’−””’−−”” PC’rAFKJIa

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液相免疫診断アッセイ方法のための試薬であって、(a)第1の酵素と、 (b)第2の酸素と、 (c)アナライトと結合して複合体を形成できる第1物質であって、前記第1及 び第2の酵素の一方に結合する物質と、 (d)残りの酵素に結合する複合体持合物質とを含んでおり、前記第1の酸素が 、この第1の酵素の基質と相互作用して前記第2の酸素の基質を生成することが でき、前記第2の酸素が、前記第1の酸素により生成された前記基質の他に任意 の別の必要な基質と相互作用することができ、前記相互作用のうち第2の相互作 用の生起が検出可能である試薬。 2.成分(a)〜(d)の液体水性キャリヤーも含んでいる請求項1に記載の試 薬。 3.凍結乾燥形態を有する請求項1に記載の試薬。 4.第1の酸素によって生成された前記基質を不活性化することができるスカベ ンジャー物質(e)をも含んでいる請求項1に記載の試薬。 5.成分(a)〜(e)の液体水性キャリヤーをも含んでいる請求項4に記載の 試薬。 6,凍結乾燥形態を有する請求項4に記載の試薬。 7.湿潤性固体マトリクス中に乾燥状態で分散されている請求項4に記載の試薬 。 8.前記湿潤性固体マトリクスが綿繊維、羊毛繊維又はガラス繊維からなる請求 項7に記載の試薬。 9.前記第1の酸素によって生成された基質とは異なる基質であつて、前記浸潤 性固体マトリクス中に乾燥状態で分散されている前記第2の酸素の基質をも含ん でいる請求項7に記載の試薬。 10.前記第1物置がモノクローナル又はポリクローナル抗体である請求項1に 記載の試薬。 11.前記抗体が、HIV抗原に対する抗体を含む請求項10に記載の試薬。 12.前記HIV抗原がp24抗原又はそのフラグメントである請求項11に記 載の試薬。 13.前記抗体が、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン抗原又はB型肝炎表面抗原に対 する抗体を含む請求項10に記載の試薬。 14.前記第1物質が抗原である請求項1に記載の試薬。 15.前記抗原がHIV抗原である請求項14に記載の試薬。 16.前記HIV抗原がp24抗原又はそのフラグメントである請求項15に記 載の試薬。 17.前記抗原がヒト絨毛性性腺刺激ホルモン抗原、B型肝炎表面抗原又はその フラグメントである請求項14に記載の試薬。 18.前記第1物質が抗イディオタイア抗体である請求項1に記載の試薬。 19.前記第1物質が前記第1の酵素に結合される請求項1に記載の試薬。 20.前記第1物質が前記第2の酸素に結合される請求項1に記載の試薬。 21.前記複合体結合物質がRhCである請求項1に記載の試薬。 22.前記複合体結合物質がClqである請求項1に記載の試薬。 23.前記検出可能な酵素相互作用が、比色的方法、電磁的方法、電気化学的方 法、熱的方法又は比濁分析によって検出できる出力信号を発生させる請求項1に 記載の試薬。 24.前記第1の酵素がグルコースオキシダーゼであり、前記第2の酵素がホー スラディッシュペルオキシダーゼである請求項1に記載の試薬。 25.前記第1の酵素がグルコースオキシダーゼであり、前記第2の酵素がホー スラディッシュペルオキシダーゼであり、前記スカベンジャーがカタラーゼであ る請求項4に記載の試薬。 26.請求項1に記載の液相免疫診断アッセイ用試薬の製造方法であって、 (a)試薬の第1及び第2の酸素のうち一方の酵素を第1物質と結合させるステ ップ、 (b)残りの酵素を酸化し、次いで酸化した酵素を複合体結合物質と反応させる ことにより、残りの酵素を複合体結合物質に結合させるステップ、並びに (c)ステップ(a)及び(b)で生成された結合体を混ぜ合わせるステップ を含む方法。 27.前記結合ステップ(a)が、リンカーを用いて前記第1又は第2酵素と前 記第1物質とを結合させることからなる請求項26に記載の方法。 28.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法であって、 a)前記アナライトと反応する請求項1に記載の試薬を用意するステップ、並び に b)前記試薬を、前記液体と、前記試薬の第1の酵素の基質及び該第1の酵素の 任意の必要な別の基質と、前記試薬の第2の酵素の基質及び該第2の酵素の任意 の必要な別の基質と混ぜ合わせるステップ を含む方法。 29.前記液体を含む溶液を前記試薬に加え、得られた試薬/液体溶液に、前記 第1の酵素及び第2の酵素の基質を含む溶液を加える請求項28に記載の方法。 30.前記液体を含む溶液を前記試薬に加え、得られた試薬/液体溶液に、前記 基質と前記試薬のスカベンジャーとを含む溶液を加える請求項28に記載の方法 。 31.前記液体を含む溶液と、前記第1の酵素の基質を該第1の酵素の任意の別 の必要な基質と共に含む溶液と、前記第2の酵素の基質を該第2の酵素の任意の 別の必要な基質と共に含む溶液とを前記試薬に逐次加える請求項28に記載の方 法。 32.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法であって、 a)前記アナライトと反応する請求項4に記載の試薬を用意するステップ、並び に b)前記試薬を、前記液体と、前記試薬の第1の酵素の基質及び該第1の酵素の 任意の別の必要な基質と、前記試薬の第2の酵素の基質及び該第2の酵素の任意 の別の必要な基質と合わせる ステップを含む方法。 33.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法であって、 (a)請求項7に記載の試薬を用意するステップと、(b)前記試薬を前記液体 に適用するステップとを含む方法。 34.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトと反応する請求項1に記載の試薬と、b)1)前記試薬の第 1の酵素の基質及び該第1の酵素の任意の必要な別の基質、並びに 2)前記試薬の第2の酵素の基質及び該第2の酵素の任意の必要な別の基質 を含む溶液と、 c)前記試薬を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。 35.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトと反応する請求項4に記載の試薬と、b)1)前記試薬の第 1の酵素の基質及び該第1の酵素の任意の必要な別の基質、並びに 2)前記試薬の第2の酵素の基質及び該第2の酵素の任意の必要な別の基質 を含む溶液と、 c)前記試薬を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。 36.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトと反応する請求項1に記載の試薬と、b)前記試薬の第1の 酵素の基質を該第1の酵素の任意の必要な別の基質と共に含む溶液と、 c)前記試薬の第2の酵素の基質を該第2の酵素の任意の必要な別の基質と共に 含む溶液と、 d)前記試薬を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。 37.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトと反応する請求項4に記載の試薬と、b)前記試薬の第1の 酵素の基質を該第1の酵素の任意の必要な別の基質と共に含む溶液と、 c)前記試薬の第2の酵素の基質を該第2の酵素の任意の必要な別の基質と共に 含む溶液と、 d)前記試薬を前記液体及び前記溶液と接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。 38.支持体と、多孔質膜と、これらの支持体及び膜の間に配置された請求項7 に記載の試薬とを含んでいる診断装置。 39.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトと反応する請求項38に記載の診断装置と、 b)前記診断装置の試薬の第1の酵素の基質を含む溶液と、c)前記診断装置、 前記溶液及び前記液体を接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。 40.支持体と、多孔質膜と、これらの支持体及び膜の間に配置された請求項9 に記載の試薬とを含んでいる診断装置。 41.液体中のアナライトの存在を調べるアッセイ方法で使用するためのキット であって、 a)前記アナライトと反応する請求項40に記載の診断装置と、 b)前記診断装置の試薬の第1の酵素の基質を含む溶液と、c)前記診断装置、 前記溶液及び前記液体を接触させるための手段 とを前記アッセイ方法の感度を実質的に最適化するような相対量で組合わせてパ ッケージングしたものからなるキット。
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