JPH05506494A - 仕切りを貫通するプラスチックパイプを密封するための装置 - Google Patents

仕切りを貫通するプラスチックパイプを密封するための装置

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JPH05506494A
JPH05506494A JP91513690A JP51369091A JPH05506494A JP H05506494 A JPH05506494 A JP H05506494A JP 91513690 A JP91513690 A JP 91513690A JP 51369091 A JP51369091 A JP 51369091A JP H05506494 A JPH05506494 A JP H05506494A
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plastic pipe
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ゲーベル,ユルゲン
ルイトウィーレル,コース
クリストマン,マービン エイチ.
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 仕切りを貫通するプラスチックパイプを密封するための装置技術分野 本発明は、仕切り内の開口部を貫通するプラスチックパイプを火事の場合に密封 するための装置に関する。
発明の背景 建築物において金属パイプの代りにプラスチックパイプが次第に用いられるよう になってきている。しかしながらプラスチックパイプは、金属パイプと異なって 火を閉し込める問題を生しさせる。火事の場合にプラスチックパイプは溶は或い は燃えて仕切り(例えば壁、天井、床)内に開口を残し、これにより火が広がっ てしまう。
この種の火の広がりを克服するために種々の装置が作られてきた。
1989年10月5日に公開された(published)独国実用新案第89 07t017号にはカラーを有するプラスチックパイプ密封装置が開示されてお り、このカラーは一端部にこの装置を壁または天井に取り付けるための半径方向 外方に延びる固定部を有する。この装置はまた、壁または天井から離れる方向に 延びる管状部分を有し、この管状部分は膨張性材料からなるライニング(内張り 部)を収容するようになっている。カラーの環状部分がプラスチックパイプと管 状部分との間で半径方向に延びており、膨張性材料からなるライニングをカラー 内に保持する。プラスチックパイプを崩壊させる又は焼失せしめる火事の場合に 膨張性材料は、崩壊または焼失したプラスチックパイプが貫通していた開口部を 充填するように膨張する。これにより、火が広がらないようにすると共に一つの 部屋から他の部屋へ煙が通らないようにする耐火性の障壁が形成される。カラー の前方の環状部分は、膨張性材料がカラーを越えて軸線方向に膨張しないように する。
独国実用新案第8907.017号に開示されている装置は中程度の直径(例え ば約30m閣からloom−〇オーダ)までのプラスチックパイプに対しては良 好に作用する。しかしながらパイプ径が比較的大きい(例えば約100m−以上 )場合には膨張性材料は適切な時期にパイプを十分に密封することができない。
なぜならば、膨張性材料は化学的に転化して膨張するのに典型的には数分を要す るからである。この時間の間に炎、ガス及び煙が開口部を通過してしまう。
bio BRANDSCHUTZ system CRASH−FOAMの内容 説明書によれば、ばねで付勢された閉鎖部品を有するカラー内にパイプを囲い込 むことが知られている。火事でプラスチックパイプが溶融したとき、ばねで付勢 された閉鎖部品がパイプを密封する。このような防火用カラーはその製造費が比 較的高く、また高価な材料からなる構成要素を含む。このような防火用カラーは 多大のスペースを必要とし、またその外観が良くない。
1989年4月10日に公開された日本国実用新案出願第64−57479号に は火事の場合にプラスチックパイプを密封するための装置が示されている。この 装置は、パイプが貫通した壁の両側に一つずつ計二つのばねを有する。これらの ばねは張力がかかった状態でパイプを包囲しており、ばねは、パイプが火事によ り発生した熱を受けて軟化したときにパイプを閉鎖する。
’4exlerによる米国特許第4.559.745号には火事の場合にプラス チックパイプを「遮断(shutting−off) Jするための装置が開示 されている。この装置は、その内部に膨張性材料が詰められたカラーと、耐火性 の織物と、引張りばねとを具備する。カラーと膨張性材料とは建築物の壁または 床内に埋め込まれる。耐火性の織物は、壁または床の内側および外側においてプ ラスチックパイプの外側を包囲する。引張りばねは壁の外側に配置され、この引 張りばねは耐火性織物およびプラスチックパイプの周りに周方向に配置される。
米国特許第4.559,745号による装置は少くとも二つの欠点を有する。ま ず第1に、引張りばねが、膨張性材料の作動を妨げる位置に配!されている。引 張りばねがパイプの回りに収縮したときに、熱いガスがパイプを通過して膨張性 材料へ通ることが制限される。従って膨張性材料が迅速に作動されない。第2に 、ばねは火による熱によって損傷を受けないように保護されていない。火による 熱はばねの引張り特性を損わせる可能性があり、収縮してプラスチックパイプを 密封するというばねの能力を損わせる可能性がある。
1987年2月12日に公開されたPC丁特許−〇第87100761号には二 つの引張りばねを有する複合式火遮断装置が開示されており、各引張りばねは環 状の膨張性材料の開口部の互いに反対側に配置されている。パイプの外側表面と 膨張性材料との間に耐火性の織物からなる被覆物が配置されている。耐火性織物 のフィンガ部が、ばねを支持スリーブに保持するために引張りばねの周りに設置 される。この特許に開示されている装置は上述の米国特許第4,559,745 号に関して述べられた問題と同し問題を有する。即ち、(i)装置内にばねと膨 張性材料とが、プラスチックパイプが軟化してばねが閉じたときに火による熱が パイプを通って熱源から膨張性材料へ制限されずに通ることができるようには配 置されておらず、(11)耐火性織物の各フィンガ部の間には開放された空間が あるためにばねは火事で発生した熱から完全には保護されない。
発明の要約 従来の技術における上述の問題点は、本発明による新規で改良されたプラスチッ クパイプ密封装置によって克照される。この新規のプラスチックパイプ密封装置 は、プラスチックパイプが貫通するための開口部を有するカラーを有する。カラ ーはプラスチックパイプを密封するための第1の手段と第2の手段とを内包する 。第1の密封手段は、火による熱によってこのパイプが軟化せしめられたときに プラスチックパイプを密封する。このことは、第2の密封手段がプラスチックパ イプを密封するために作用する前に起こる。第2の密封手段は、十分な量の熱に さらされた後にプラスチックパイプを密封するように作用する。第1および第2 の密封手段は、この装置が仕切り内または仕切り上に取り付けられたときに第1 の密封手段が第2の密封手段の少くとも一部よりも仕切りの中心により近くに位 置するようにカラー内に配置される。第1の密封手段によりプラスチックパイプ が閉鎖されたときにプラスチックパイプはまだ、火または熱源と連通ずる開放し たパイプ部分を有する。この開放した部分により熱が第2の密封手段の少くとも 一部により容易に到達することができ、これにより第2の密封手段による開口部 の閉鎖が引き起こされる。
本発明による好ましい第1の密封手段はコイルばねのような半径方向に圧縮性の 手段を具備する。この半径方向に圧縮性の手段は、半径方向に圧縮性の手段を保 護するための手段内に完全に包み込まれることによって熱による損傷から保護さ れることができる。このような保護手段は、耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料 からなる層を具備することができる。この種の材料は半径方向に圧縮性の手段の 引張り特性(張力特性)を熱によって生じせしめられる損傷から保護し、この種 の材料はまたプラスチックパイプを密封する助けとなる。
従って、本発明の目的は、火事の場合にプラスチックパイプを密封するための装 置であって、膨張性材料のような熱により作動可能な密封手段への熱の流れを制 限せずにプラスチックパイプを密封することができる装置を提供することにある 。
本発明の別の目的は、プラスチックパイプを密封するための装置であって、ばね のような半径方向に圧縮性の手段を、ばね樋溝を維持するように火によって発生 せしめられた熱から絶縁する装置を提供することにある。
本発明の上述の目的および他の新規な特徴は、以下の詳細な説明および添付図面 においてより完全に説明されると共に図示される。
ここで、同様の参照符号は同様の構成要素を示すのに用いられる。
しかしながら、これらの説明および図面は、本発明を説明するためのものであっ て、本発明の範囲を不当に制限するように読み取られるべきではないということ が明らかに理解されるべきである。
ここで用いられる「プラスチックパイプ1という用語は、導管が火による熱にさ らされた後に軟化または溶融することができるような物質からなる任意の導管を 意味する。
図面の簡単な説明 図1は、本発明による火事の場合にプラスチックパイプを密封するための装置の 斜視図である。
図2は、本発明による火事の場合にプラスチックパイプを密封するための装置を 示す、図1の2−2線に沿ってみた部分断面図である。
図3は、図1、図2、図4及び図5に示される各装置に用いられるコイルばねの 斜視図である。
図4は、仕切りに隣接するカラー内部の半径方向に圧縮性の手段を示す、本発明 の別の実施例の部分断面図である。
図5は、カラー内の中央に配!された半径方向に圧縮性の手段を示す、本発明の 更に別の実施例の断面図である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明の好ましい実施例を説明するに当たり、明瞭化のために特定の用語が用い られる。しかしながら本発明はこのように選択された特定の用語に限定されるも のではなく、このように選択された各用語は同様に作用するすべての技術的均等 物を含むことを理解されたい。
まず初めに図1及び図2を参照すると、夫々プラスチックパイプ22を密封する ための第1及び第2の手段13及び15を内包したカラー12が示されている。
第1のパイプ密封手段13は、参照符号34で表わされるばねのような半径方向 に圧縮性の手段を具備することができる。ばね34は、カラー12に隣接して張 力がかかった状態でプラスチックパイプ22を包囲するように図示されている。
火事の場合に、火事により発生された熱によりパイプが軟化し且つその延性が増 すにつれて、プラスチックパイプ22はばね34の張力により次第に締められる 。引張りばね34は包囲体30内に内包されるように図示されており、この包囲 体30は火事の場合にパイプ22を密封するようにばね34と共に収縮する。包 囲体30は耐火性で変形可能で熱絶縁性のシート材料からなり、このシート材料 はばね34を熱から絶縁し、その結果ばねは火事において発生する高温にさらさ れつつ、より長い期間に亘ってその機能を維持することができる。この種の保護 作用は、少くとも第2の密封手段15の作用効果が開始するときまで維持される 。
第2の密封手段15は、参照符号26で表わされる熱活性化可能な膨張性材料を 具備することができる。
引張りばね34は適切な固定手段、例えば縫い付けによって包囲体30の内側に 取り付けられることができる0図1及び図2に示す実施例では、耐火性で変形可 能で熱絶縁性の材料からなる層が位!32で折り重ねられ、重ねられた眉間のル ープ状端部内にばねが配置される。ばね34が収縮したとき、包囲体30はばね と共に同時に閉じて、炎、煙、ガス等が通らないようにプラスチックバイブを密 封するのを助ける。好ましくは折り重ねられた材料30の二つの層は膨張性材料 26の半径方向内方へカラー12内まで延びている。包囲体30はシート材料の 平坦な素材から形成されることができ、この素材がプラスチックバイブ22の周 りに巻かれる。シート材料の平坦な素材は、環状の膨張性材料26の開口部の半 径方向内方に位置する第1の部分と、位1f32においてばね34の回りに折り 重ねられた第2の部分と、環状の膨張性材料26の開口部の半径方向内方に位置 する第3の部分とを有する。この代りに包囲体30は二重層付きのホースである ことができる。この場合には包囲体30はその組立てに先立ってプラスチックバ イブ22上に滑り込まされる。耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料の層がプラス チックバイブの直径の少くとも2分の1の距離だけプラスチックバイブの周りに 巻かれることが好ましい。
好ましくは包囲体30は変形可能な織物から本質的になり、この織物は耐火性か つ熱絶縁性であり、好ましくはこの織物はセラミ、クフィラメントのような耐高 温性の無機物のフィラメント、例えばアルミナ−シリカ−ボリア繊維から形成さ れる。アルミナ−シリカ−ボリア繊維の二つの例を次に示す。即ち、62% A 1□o3.24% 5iOz、 14% hOffまたは 70% A1□o、 、 28% SiO□、2% B2O3である。これらの フィラメントから形成される織物として、3M社から商標NEX置 312及び NEχ置 440の下に市販されているものが利用可能である。
包囲体のいかなる部分またはフィラメントもばね34の巻きの間に延びることが ないように、包囲体30を形成する織物が比較的滑らかであることが好ましい、 なお、包囲体の部分またはフィラメントがばね34の巻きの間に延びていると、 ばねが完全に収縮することが妨げられる可能性がある。この織物は、炎、ガス、 煙および汚染物質が織物を通過することを制限するように比較的小さなメツシュ を有することが好ましい。
火事の場合に、典型的なプラスチックパイプは約80°Cから140°Cの温度 に達したときに軟化する。バイブ22が軟化し又は溶融すると、張力がかかって いるばね34は収縮して包囲体30の関連する部分と共に移動し、炎、煙、ガス 、および他の腐食性、侵略的または毒性のガスの侵入を阻止する障壁を形成する 。包囲体30は、ばねが熱の影響によって役に立たな(ならないようにばね34 を保護する。包囲体用の織物の上述の例は1200°Cの温度まで耐えることが でき、従ってこれらの織物の例は少くとも約15分から20分の間ばねを有効に 保護する。この装置はいぶり火及び強度の強い火、例えば油、ガス、溶剤等によ る火に有効に作用する。ばね34と共に包囲体30は、膨張性材料26が反応し て膨張するための十分な時間を持つまで、開放するダクトの一時的な密封部を形 成する。
また、無機物の繊維(ファイバ)で形成された不織材料が包囲体30として使用 されることもできる。この不織材料は上述の織物と同様の特性を提供するように 選択されなければならない。
次に図3を参照すると、本発明で使用されることができるばねが示されている。
ばねは好ましくは螺旋状(コイル状)をなし、また、ばねは好ましくはステンレ ス鋼で形成される。ばねは、延性のあるプラスチックバイブがその直径のほんの 一部分に圧縮されるように構成されると共に寸法が定められることができる。図 中に示されるようにばね34は、ばねを環状の形状に保持するために少くとも一 方の端部にフック36を有する。ばね34は張力がかかった状態でプラスチック パイプ22の周りに巻かれる。図示されるように包囲体30の二つの層は仕切り 30内の開口部24を貫通するプラスチックバイブ22の回りに膨張性材料26 の半径方向内方で巻かれることができる。包囲体30はカラー12を越えて多少 の範囲を延びることができる。しかしながら包囲体30は環状の膨張性材料26 の開口部内に少(とも部分的に延びていることが好ましい。
図1、図2及び図4に示されるように、カラー12はこの装置を壁などの仕切り に固定するための手段を有することができる。このような手段は半径方向に延び る固定部またはフランジ14であることができ、このフランジ14はねじポルト 16のような手段を用いることにより壁10に取り付けられることができる。カ ラー12はまた、壁10から離れる方向に半径方向のフランジ14の内側端部か ら延びる管状部分18を具備する。半径方向内方に延びる環状の端面部分20が 管状部分18の端部に示されており、部分20はプラスチックパイプ22の外側 面にほぼ隣接するところまで延びている。プラスチックバイブ22はカラー12 の管状部分18および壁10の開口部24を貫通する。カラー12はその構造に 関して、例えば独国実用新案出願第8907017号に記載されているカラーに 類似していることができる。カラー12は例えば二つの耐熱性の金属製半カンプ から形成されることができる。
膨張性材料26の複数の層は管状部分18内に配置されることができる。膨張性 材料は、火事のときに熱にさらされるとその体積が大きく膨張する。膨張性の防 火材料としては、テープ、板、帯(ストリンブ)等の形状の変形可能な半製品( preproduct )として市販されているものが利用可能である。多くの 場合、膨張過程の間に蒸気を放出する弾性的なプラスチック材料が使用される。
3M社からFS 195AAなる名称で流通されている材料が適切である。膨張 性材料は米国特許明細1第4,234,639号および第4 、273 、87 9号に開示されている。
次に図4を参照すると、本発明の別の好ましい実施例が示されている。この実施 例では、プラスチックバイブ22を密封するための第1及び第2の手段13及び 15がカラー12内に内包されている。(ばね34および耐火性で変形可能で熱 絶縁性の材料の層のような)第1の手段13は、この装置が仕切り10に取り付 けられたときに第1の密封手段13が第2の密封手段15よりも仕切り10の中 心により近くに位置するようにカラー12内に配置される。第1の密封手段13 が閉じたときにプラスチックバイブ22はまだ、熱源と(膨張性材料26のよう な)第2の密封手段15との間を連通させる開放した部分17を有する。
この装置が取り付けられたときにばね34は仕切り10に隣接するカラー12の 部分内に配置される。膨張性材料26は仕切り10から更に離れた位置で環状の 端面部分20により近い位置に配置される。従ってプラスチックパイプ22はば ね34によって、火から膨張性材料26への熱の流れを制限することなしに密封 されることができ、これにより膨張性材料によるプラスチックバイブ22のより 早い閉鎖が得られる。
次に図5を参照すると、本発明の更に別の好ましい実施例が示されている。この 実施例でばばね34はカラー12′内の中央に配置される。カラー12′は管状 部分18′ と、半径方向内方に延びる環状の端面部分20′ とを有する。カ ラー12′内には膨張性材料が参照符号25及び27によって表わされるように ばね34の両側に配!される。この実施例は特に、仕切り10の内部に設置され るのに適している。図4に示される実施例と同じようにこの実施例でもまた、プ ラスチックパイプ22はばね34によって、膨張性材料26への熱の流れを遮る ことなしに密封されることができる0本装置のこの実施例は仕切り10の両側で 発生した火に対してこの利点を有する。
図5に示す実施例では、耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料は、例えばこのよう な材料の一つの層29を膨張性材料の第1及び第2の部分25及び27の夫々半 径方向内方に、およびばね34の半径方向内方に設置することによって、ばね3 4を保護することができる。耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料の第2の層31 はばね34を完全に包囲するように、膨張性材料の第1及び第2の部分25及び 27の半径方向内方に、およびばね34の半径方向外方に設置されることができ る。これらの層はばね34の位置において、例えば各層を互いに縫い付けること によって結合されることができる。
本発明に種々の修正および変更をなしうろことが当業者にとって明らかである。
従って本発明は請求の範囲に含まれた限定およびその均等物によって規定される べきである。ここで特別に開示されていない要素はないので本発明が適切に実施 されることができることが理解されるべきである。
要約書 火事の場合にプラスチックパイプ22を密封するための装置は好ましくは、ばね 34と膨張性材料26とを内包するカラー12を有する。ばね34と膨張性材料 26とは、ばね34によってプラスチックバイブ22が閉鎖されたときにプラス チックバイブ22がまだ火または熱源と連通ずる開放したプラスチックバイブ2 2の部分17を有するように、カラー12内に配置される。開放した部分17に より熱が膨張性材料26により容易に到達することができ、これにより膨張性材 料の膨張が引き起こされる。耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料からなる包囲体 3゜によってばね34は、膨張性材料26が膨張するまで熱源から保護される。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年12月 1日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.仕切り内の開口部を通って装着されたプラスチックパイプを火事の場合に密 封するための装置であって、プラスチックパイプが貫通するための開口部を有す るカラーを具備し、カラーはプラスチックパイプを密封するための第1および第 2の手段を内包し、第1の密封手段は、第2の密封手段がプラスチックパイプを 密封するように作用する前にプラスチックパイプが軟化したときにプラスチック パイプを密封するように作用し、第2の密封手段は、十分な量の熱にさらされた 後にパイプを密封するように作用し、第1および第2の密封手段は、該装置が仕 切り内または仕切り上に装着されたときに第1の密封手段が第2の密封手段の少 くとも一部よりも仕切りの中心により近くに位置するようにカラー内に配置され 、第1の密封手段においてプラスチックパイプが閉鎖されたときにプラスチック パイプは火または熱源と連通する開放したパイプ部分を有して、熱が第2の密封 手段の上記少くとも一部により容易に到達することができるようにした、プラス チックパイプを密封するための装置。
  2. 2.カラーは該装置を仕切りの外側表面に装着するための手段を具備し、第1の 密封手段はカラー内で、該装置が装着されたときに第2の密封手段の少くとも一 部よりも仕切りにより近い部分に配置される、請求項1に記載の装置。
  3. 3.第2の密封手段は、夫々第1の密封手段の互いに反対側に配置された二つの 部分を有する、請求項1に記載の装置。
  4. 4.第1の密封手段はカラー内の中央に配置された半径方向に圧縮性の手段であ り、第2の密封手段は膨張性材料からなる第1および第2の部分を具備し、該第 1および第2の部分は該半径方向に圧縮性の手段の互いに反対側に配置される、 請求項3に記載の装置。
  5. 5.第1の密封手段はプラスチックパイプを閉鎖するための半径方向に圧縮性の 手段を具備し、該半径方向に圧縮性の手段はプラスチックパイプが貫通するため の開口部を有し、半径方向に圧縮性の手段は、プラスチックパイプが半径方向に 圧縮性の手段の該開口部内に配置されたときに張力がかかった状態におかれ、半 径方向に圧縮性の手段は、耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料からなる層内に完 全に包み込まれる、請求項1に記載の装置。
  6. 6.カラーは仕切りに取り付けられるようになっている固定部を有し、管状部分 が該固定部から軸線方向に離れる方向に延びており、環状の端面部分が固定部か ら離れる方向の該装置の端部に位置しかつ半径方向内方に延びており、第1の密 封手段は、該装置がプラスチックパイプの回りに設置されたときに張力がかかっ た状態にされる少くとも一つのばねを具備し、第2の密封手段は膨張性材料を具 備し、該膨張性材料はカラー内で該少くとも一つのばねよりも該環状の端面部分 のより近くに配置される、請求項1に記載の装置。
  7. 7.火事の場合にプラスチックパイプを密封するための装置であって、 (a)火事の場合にプラスチックパイプを閉鎖するための半径方向に圧縮性の手 段を具備し、該半径方向に圧縮性の手段はプラスチックパイプが貫通するための 開口部を有し、半径方向に圧縮性の手段は、プラスチックパイプが該開口部内に 配置されたときに張力がかかった状態におかれ、 (b)更に、火事の場合に該半径方向に圧縮性の手段を熱から絶縁するための手 段を具備し、該絶縁手段が半径方向に圧縮性の手段を完全に包み込む、 火事の場合にプラスチックパイプを密封するための装置。
  8. 8.更に、プラスチックパイプが貫通するための開口部を有するカラーを具備し 、カラーは、火事の場合に膨張してプラスチックパイプを締め付ける膨張性材料 を内包し、上記絶縁手段は、該膨張性材料が膨張し始めるときまで上記半径方向 に圧縮性の手段が故障しないように半径方向に圧縮性の手段を熱的に絶縁する、 請求項7に記載の装置。
  9. 9.上記半径方向に圧縮性の手段は、耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料からな る層によって包囲されたばねを具備する、請求項7に記載の装置。
  10. 10.上記耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料は1200℃までの温度において 少くとも約15分から20分の間ばねを絶縁することができる、請求項9に記載 の装置。
  11. 11.耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料からなる層がアルミナ−シリカ−ボリ アフィラメントを具備し、上記ばねがステンレス鋼で形成される、請求項9に記 載の装置。
  12. 12.壁内の開口部を貫通するプラスチックパイプを火事の場合に密封するため の装置であって、カラーを具備し、該カラーは、壁に取り付けられるようになっ ている固定部と、壁から軸線方向に離れる方向に延びかつ開口部内にプラスチッ クパイプを収容する管状部分とを有し、環状の端面部分が壁から離れる方向の該 管状部分の端部に位置しかつプラスチックパイプに向けて半径方向内方に延びて おり、環状の膨張性材料を有する内張りが該管状部分の半径方向内側に配置され 、更に、該装置がプラスチックパイプの回りに配置されたときに張力がかかった 状態でプラスチックパイプを包囲しかつプラスチックパイプと係合するばねを具 備し、耐火性で変形可能で熱絶縁性の材料からなる包囲体が、カラーの該管状部 分内に延びるプラスチックパイプの回りでプラスチックパイプと該環状の膨張性 材料の開口部との間に配置され、該包囲体が該引張りばねを完全に包囲する、プ ラスチックパイプを密封するための装置。
  13. 13.上記ばねはカラー内で上記膨張性材料の少くとも一部よりも上記環状の端 面部分から更に離れて配置される、請求項12に記載の装置。
JP91513690A 1990-06-01 1991-05-31 仕切りを貫通するプラスチックパイプを密封するための装置 Pending JPH05506494A (ja)

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