JPH05506342A - 誘導負荷用スイッチ - Google Patents

誘導負荷用スイッチ

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JPH05506342A
JPH05506342A JP91507459A JP50745991A JPH05506342A JP H05506342 A JPH05506342 A JP H05506342A JP 91507459 A JP91507459 A JP 91507459A JP 50745991 A JP50745991 A JP 50745991A JP H05506342 A JPH05506342 A JP H05506342A
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JP91507459A
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アイゼンバート,ギュラ
ギアーリッグズ,ジョン
Original Assignee
ノバ コーポレイション オブ アルバータ
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/081Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/0814Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the output circuit
    • H03K17/08146Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage without feedback from the output circuit to the control circuit by measures taken in the output circuit in bipolar transistor switches

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
誘導負荷用スイッチ 技術の分野 本発明はスイッチ、より詳しくいうと、誘導負荷に用いるスイッチに関する。 技術的背景 磁気軸受けなどの誘導負荷に用いる高速スイッチはこの分野では既知である。従 来のスイッチのスイッチイング速度は最高17KHzが限度であり、高価な冷液 冷却システムが必要であった。液冷システムの費用の問題を克服するために、空 気冷却スイッチが開発されている。しかし空気冷却スイッチもスイッチイング速 度の上限が押えられている。用途によってはこの種の従来のスイッチで十分であ るが、高速圧縮機用などの多くの用途では、より高いスイッチイング速度が望ま しく、または必要である。 従って本発明の目的は、従来の装置の持つ欠点を除きまたは軽減する、誘導負荷 用の新しいスイッチを提供することである。 発明の開示 本発明の一実施態様では、次のものを含む誘導負荷用のスイッチを提供する。即 ち、第1および第2端子を備える誘導負荷用スイッチであって、 前記第1端子と電源の高電圧端子との間を接続する第1半導体スイッチ手段と、 前記第2端子と前記電源の低電圧端子とに接続する第2半導体スイッチ手段と、 第1整流要素を含み前記第2端子から前記高電圧端子へ伸びる複数の第1電流通 路と、 第2整流要素を含み前記第1端子から前記低電圧端子へ伸びる複数の第2電流通 路と、 前記第1および第2に流通路に配設されまた前記誘導負荷と前記整流要素の間に 結合されて、前記第1および第2スイッチ手段を動作させて前記誘導負荷を前記 電源から切り離したときに前記各第1および第2整流要素を通る逆回復電流を抑 制するため、また前記逆電流のために発生する前記スイッチ内のエネルギーを消 散するための手段とを含み、 前記第1および第2スイッチ手段と、前記第1および第2スイッチ手段と直列回 路を形成する前記誘導負荷とは、制御信号に応答して前記第1および第2端子を 前記高電圧および低電圧端子にそれぞれ接続しまた切り離すことを特徴とする。 逆回復電流を抑制する手段が第1および第2整流要素に直列に接続された誘導要 素の形をとり、エネルギーを消散する手段か電流通路に連結したエネルギー抑制 通路(choke energy path)の形をとることか望ましい。 望ましくは、電流通路か複数の第1および第2整流要素を含み、各整流要素かそ れぞれの端子に並列に接続される。またエネルギー抑制通路が、第3整流要素と 抵抗要素とを直列に接続したものを含むことが望ましい。 半導体スイッチが電界効果トランジスタであって、従ってトランジスタを動作さ せて負荷を電源に接続するときに誘導子がダイオードを通る逆回復電流のピーク を電界効果トランジスタが完全導通になるのに十分な時間制御することか望まし い。 本発明の他の実施態様は、 高電圧端子と低電圧端子を備えた電源と、誘導負荷と、 前記高電圧および低電圧端子の間に前記誘導負荷を接続しまた切り離すスイッチ であって、 前記第1端子と電源の高電圧端子との間に接続される第1半導体スイッチ手段と 、 前記第2端子と前記電源の低電圧端子との間に接続される第2半導体スイッチ手 段と、 第1整流要素を含み前記第2端子から前記高電圧端子へ伸びる複数の第1電流通 路と、 第2整流回路を含み前記第1端子から前記低電圧端子へ伸びる複数の第2電流通 路と、 前記第1および第2電流通路に配設されまた前記誘導負荷と前記整流要素の間に 結合されて、前記第1および第2スイッチ手段を動作させて前記誘導負荷を前記 電源から切り離したときに前記各第1および第2整流要素を通る逆回復電流を抑 制するため、また前記逆電流のために発生する前記スイッチ内のエネルギーを消 散するための手段と含み、 前記第1および第2スイッチ手段と、前記第1および第2スイッチ手段と直列回 路を形成する前記誘導負荷が、制御信号に応答して前記第1および第2端子を前 記高電圧および低電圧端子にそれぞれ接続しまた切り離すものであるスイッチと 、 を備える誘導回路である。 半導体スイッチ手段は40KHzに達する、あるいはこれを越えるスイッチイン グ速度で動作することかでき、誘導負荷は磁気軸受けの形であることか望ましい 。 本発明の利点は、並列の電流通路に誘導子を設けることにより、ダイオードを通 るピーク逆回復電流か減少して、トランジスタが完全導通になるまで遅れること である。この動作により、スイッチ内の漂遊インダクタンスおよび静電容量によ って起こる振動がトランジスタスイッチのゲートへ及ぼす影響を減らし、スイッ チ内の全振動エネルギーを減少することができる。更に、エネルギー抑制通路中 の抵抗とダイオードは抵抗制動子として働き、電流通路の誘導子に蓄えられたエ ネルギーと振動エネルギーを急速に消散させる。更に、電流通路中のダイオード を通るピーク逆回復電流が減少し遅れるので、また発生する振動エネルギーはエ ネルギー抑制通路によって適切に制動されるので、スイッチ中の電力の消散は従 来のスイッチに比べて減少する。このため本発明のスイッチは従来のスイッチよ りもスイッチイング速度か大きくてき、しかも空気冷却システムを使うことがで きる。 図面の簡単な説明 本発明の実施態様を添付図を参照して例示によって説明する。 第1図は、従来のHブリッジスイッチの略図である。 第2囚は、本発明のスイッチの略図である。 本発明を実施する最適モード 第1図に誘導負荷12と共に用いる従来技術のHブリッジスイッチ10を示す。 理解しやすくするために、従来のスイッチか持つ限界と問題を示しながら、スイ ッチ10とその動作について簡単に説明する。図に示すようにスイI4、I6を 含む。FETI4のドレン端子は電源18の正の端子18+に接続され、そのソ ース端子は誘導負荷12の一方の端子に接続される。FET16のドレン端子は 該負荷の他方の端子に接続され、そのソース端子は電源18の負の端子I8“に 接続される。従ってFET14.16にゲート信号を送ると、誘導負荷12は電 源18の両端に接続されて付勢されHブリッジを構成するために1対のダイオー ド20と22を接続する。ダイオード20の陽極は負の端子18−に接続され、 その陰極は誘導負荷12の一方の端子に接続される。 ダイオード22の陽極は誘導負荷12の他方の端子に接続され、その陰極は電源 18の正の端子18”に接続される。配線とダイオード20.22のリード誘導 による漂遊インダクタンスを表わす誘導子Lsが示されており、各誘導子はひと つのダイオードと直列になる。またそれぞれダイオード20.22の静電容量を 表わすコンデンサCsが示されており、各コンデンサCsは各ダイオードと並列 に、そして漂遊インダクタンスLsと直列になる。従って、ブリッジスイッチ1 0の各辺にある漂遊インダクタンスLsと漂遊静電容量Csは共振回路を形成し 、付勢されると固在周波数で振動する。 スイッチ10の動作について述べると、時11ffT/2の間(これはスイッチ の使用率に等しい)ゲート信号がFETI4.16にゲートドライバ(図示せず )から与えられてPETは導通する。これにより誘導負荷12は電源18の端子 間に接続される。しかしゲート信号をFETに与えると、FET14 、16は 以下に述べるように、完全に導通の状態に達する前に一連の過渡段階を通る。 詳細にいうと、ゲート信号を与える間、FET14.16のゲートは充電され、 ゲートしきい値に達すると、FETはゲートの電荷に比例した電流を通し始める 。電源からの電流が最大可能電流に達した後に、各FETのドレン・ソースMt 圧は、主としてドレン・ゲート間静電容量(第1図にCgdで示す)とゲートド ライバの可能電流出力によって決まる速度で下り始める。見かけのゲート静電容 量は、ドレン・ソース間電圧かゲート・ソース間電圧に近付くと増加し、ドレン 電圧の変化速度は減少する。このようにしてドレン電圧は、負荷電流とFETの 静的な導通抵抗によって決まる最終完全導通値まで低下する。この動作により、 FET14.16ヘゲ一ト信号を与えてがらFET14.16が最終完全導通状 態に達するまでには明らかに時間おくれがある。更に、電流が大きいということ はドレン電圧が高いからなので、この一連の段階の間に、ドレン電圧がその最終 導通値に達する前にFET内で大きい電力消散が起こる。従ってこの電力消散を 抑制するには、FETのスイッチイング速度をできるだけ速くすることか望まし い。 FET14.16が完全導通になると、矢印24で示す電流rが負荷I2を流れ 、次式のように増加する。 T/2 零 E/L = Δ I ただし、Eは電源電圧であり、Lは負荷12のインダクタンスである。 T/2時間経つと、次のT/2時間はゲート信号はFETI4.16に与えられ ない。するとFETは非導通になり、前にFETが導通ずる場合について述べた のと同じだが逆順の一連の過渡段階を通る。このFET14 、26の動作によ り、誘導負荷I2は電源■8から切り離される。このとき、誘導負荷I2はその 中を通る電流
【を保持しようとして、その端子間に電圧を発生する。負荷12が 電圧を発生すると、ダイオード2o、22はこの電圧によって順方向にバイアス されて導通し、電流か電源の負の端子18−から正の端子18″″に流れる。ダ イオード20.22が導通して電流か流れると、ブリッジスイッチ10の辺の漂 遊静電容量Cs効果的に除去されて、漂遊インダクタンスLsとのエネルギーの 交換は極めて小さくなる。誘導負荷12を通るこの電流は前と同じ値のΔIたけ 減少し、この過程が繰り返される。 負荷12を通る電流を増やしたい場合は、所望の電流レベルになるまでデユーテ ィサイクルを適当に調整する。この後デユーティサイクルは50%に戻り、FE T14.16の導通と非導通の時間は同じになる。この状態では、リップルの少 ない定常状態の一方向電流が誘導負荷12を流れる。 非導通時間T/2が終るとゲート信号がFET14.16に再び与えられ、FE Tは導通になって前に述べた一連の過渡段階を通る。ゲート信号がFETに再び 与えられたときは、ダイオードをスイッチ10から切り離してブリッジスイッチ IOの辺を開回路にすることが望ましい。しかしFETが非導通中にダイオード 20.22が導通すると電荷が残り、この電荷か消えるまではダイオードの導通 を止めることができない。電荷が消えるまでは、ダイオードは短絡回路を形成す る。ダイオードが短絡回路を形成中も、ゲート信号を与えることによりFET1 4.16が電流を通すことができるので、電源の正の端子18“から負の端子1 8−まで2つの電流通路が形成される。一方の電流通路はFETI4とダイオー ド20で構成され、他方の電流通路はダイオード22とFETl6で構成される 。もちろんこのために、FET14 、+6にはそれぞれ大きな逆回復電流が流 れる。ダイオード20.22から電荷が消えると、ダイオードを通る逆回復電流 は急速にゼロまで低下する。 FETか導通ずるときのダイオード2o、22の動作FETが最終完全導通状態 に達するまでの遅れによって、スイッチ10の動作に問題か生じる。詳しくいう と、FETが導通ずる間、ダイオード2o、22が非導通になり始めるとき、F ET14.16は100ナノ秒(ns)以内に全定格電流を流すことかできる。 このときFETのドレンはまだ高い。FETが負荷電流を流してから50ns以 内に残留電荷か消えて、ダイオード20.22を通る逆回復電流はゼロになる。 このとき、ダイオードを流れる逆回復電流にょる漂遊インダクタンスLsに蓄え られたエネルギーは振動的に漂遊静電容量Csと交換され、その周波数はGoな いし15oメガヘルツ(MHz)程度になる。スイッチ1oは抑制力が小さいた め、ゲート・ドレン間静電容量Cgdを通してゲートに結合されているFETI 4.16のドレンに大きな振動が発生する。 このためドレン電流変調によってFET内に大きな電力消散が起こり、またゲー ト電圧が大きく振れてFET14 、16を、従ってブリッジスイッチloを破 壊する可能性がある。 ブリッジスイッチIOはこのような動作をするので、スイッチ内の漂遊インダク タンスおよび漂遊静電容量をすべて取り除いて、共振回路がその中にできないよ うにすることが望ましい。しかしこれは不可能である。またこれらの漂遊値の小 さいスイッチ10を設計することはできるが、大きな逆回復電流に伴ってスイッ チ内で大きな電力損失が起こるという問題は残る。 従来のスイッチ10に関連する問題を解決するため、第2図に100で示す本発 明のスイ・ソチを提供する。スイ、ツチ100は1対の電界効果トランジスタ( FET) QIとQ2を備える。これらのFETは向かい合って配設され、磁気 軸受けのような誘導負荷102と直列に接続される。図に見るように、FET  Q、のドレン端子D1は正の電源線に接続される。PET (Lのソース端子S 1は、誘導負荷102の一方の端子り、に伸びる導線106に接続される。 導線108は誘導負荷102の他方の端子Ltから伸びてPET (hのドレン 端子り、に接続される。FET Q2のソース端子S2は負の電源導線110に 接続される。FET QIとQ2のゲート端子G、とG、は、それぞれゲートド ライバ112に接続され、各ドライバは光フアイバーケーブル116を通して制 御器!14からゲート駆動信号を受ける。 複数の並列の電流通路120が導線106と負の電源導線110の間にわたされ ている。各電流通路120は直列に接続される誘導子122とフリーホイーリン グ(free〜wheeling)ダイオード124を含む。ダイオード124 と誘導子122は、各ダイオード124の陽極が導線+10に接続し、各ダイオ ードの陰極か誘導子122の一方の端子に接続するように配列される。誘導子1 22の他方の端子は導線106に接続される。エネルギー抑制通路126が各電 流通路120に付属し、抵抗器+30に直列に接続されるダイオード128を含 む。各エネルギー制碑通路のダイオード128と抵抗器130は、ダイオード1 28の陽極か対応する電流通路120に誘導子122とダイオード124の接続 点で接続されるように配設される。各ダイオード128の陰極は抵抗器130の 一方の端子に接続され、抵抗器130の他方の端子は導線104に接続される。 同様に複数の電流通路132が、導線108と正の電源導線104の間にわたさ れる。各電流通路132も、フリーホイーリングダイオード136に直列に接続 される誘導子134を含む。ダイオード136と誘導子134は、各ダイオード 136の陽極が誘導子134の一方の端子に接続し、各ダイオードの陰極が導線 104に接続するように配列される。 誘導子134の他方の端子は導線lO8に接続される。各電流通路132に対応 してエネルギー抑制通路138があり、抵抗器142と直列に接続されるダイオ ード140を含む。 各エネルギー抑制通路138のダイオード140と抵抗器142は、ダイオード 140の陰極が対応する電流通路132と誘導子134とダイオード136の接 続点で、接続されるように配設される。各ダイオード140の陽極は抵抗器14 2の一方の端子に接続され、抵抗器】42の他方の端子は導線110に接続され る。図示していないが、従来のスイッチで示した漂遊インダクタンスと漂遊静電 容量が、ダイオード124.136および配線のために、スイッチ100の各辺 にも存在することは明かである。 電源Eの正すなわち高電圧端子ε1は正の電源導線104に接続され、電源Eの 負すなわち低電圧端子E−は電源バー(図示せず)を通して負の電源導線110 に接続される。このため、FET QIと92が以下に述べるようにゲートされ ると、誘導負荷102を通って電流が流れる。多くの場合電源は一般にスイッチ 100から離れた所にあるので、導線104と108を電源Eに接続するにはケ ーブル(図示せず)が用いられる。各半サイクル毎に全負荷電流の逆転によって スイッチ100内に発生する大きなリップル電流の大部分を処理するため、導線 104に接続する電源バーには大きなコンデンサ(図示せず)が接続される。更 に3つの小さな等個直列抵抗(ESR)および小さな等個直列インダクタンス( ESL)コンデンサ(図示せず)が、電源バー全体に分布している。これらの大 きなコンデンサと小さなコンデンサは導線104上の過度のリップル電流を押え 、またスイッチ100から伸びるケーブルを絶縁することによってケーブルのイ ンダクタンスがスイッチ100に形成される漂遊共振回路に寄与しないようにす る。 スイッチ100が初めは働いていないとしてスイッチ100の動作を説明する。 誘導負荷102を付勢するため、制wJ器114はFET Q、とQ2用にゲー ト駆動命令を発生し、これかオプティカルファイバー116を通してドライバ1 12に伝えられる。するとゲートドライバ112はゲート信号を各PETに送り 、FET Q、とQ、は実質的に同時に作動して、FET14.16に関して前 に述べた一連の過渡段階を通る。 スイッチが50%のデユーティサイクルで稼働しているとすれば、ゲート信号は 時間T/2の聞咎FETに送られる。 FET Q、と92か完全導通状態に達すると、FETはそれぞれのドレン端子 とソース端子の闇に閉回路を形成し、誘導負荷102を導線104 、106. 108.110を通して電源Eの正と負の端子の間に接続する。これにより電流 が電源端子間に矢印144の方向に流れて誘導負荷を付勢する。 時111T/2の後、スイッチ100を開いて誘導負荷を電源Eから時f!ff T/2だけ分離する必要かあり、制碑器114はゲート駆動命令を除去する。こ れにより、ドライバ112がFET QIとQ2のゲート端子に与えるゲートバ イアスはなくなる。ゲートバイアスがなくなるとFET QIと92は非導通に なり、FETI4と16に関して前に述べたように、それぞれのソースとドレン 端子間の回路は開く。 FET Q、と92が誘導負荷102を電源Eから切り離すと、誘導負荷はその 端子間に電圧を発生して自分の中を流れる電流を保持しようとする。誘導負荷が 電圧を発生すると、それぞれ2組の電流通路120 、132内のダイオード1 24.136は導通し、電流が正の端子E″に逆流する。 電源Eに逆流する電流は、従来のスイッチに関して前に述へたと同じ様にして減 少する。 2回目のT/2時間が過ぎ、FET Q、とQ、が再び動作して誘導負荷102 を再付勢すると、ダイオード124と136がすぐ非導通になり、またPET  QIとQ、がすぐ完全導通状態になることが望ましい。しかしPET QI、  (hがドライバ112によって再びゲートされると、PETはそれぞれのドレン 端子とソース端子の間に閉回路を作るが、ドレン電圧が低いので完全導通状態に 達するには遅れが生じ、一方導通になることによって全定格電流が流れる。更に ダイオード124 、136には残留電荷があり、これを除去して非導通にしな ければならない。 この遅れとダイオードの動作から考えて、大きなゲート電圧の振れを抑え、また 遅れの間にFET Qlとダイオード124およびダイオード13Gと92を通 して電源端子E2とE−の間にそれぞれ大きな逆回復電流が流れるのを抑えるこ とが大切である。さもないとこれらの条件のために、FET QlやQ2、従っ てスイッチ100が故障しまたは破壊する可能性があるからである。 電荷をダイオードから除くために生じる遅れの間にダイオード124.136を 通る逆回復電流を減少させるため、誘導子122.134を電流通路+32に入 れる。電流が電流通路120 、132を流れて、FETが非導通の状態のとき に誘導負荷102を流れる電流を保持すると、各誘導子134内に矢印146の 方向の電流か発生する。ダイオード124゜136の電荷を除き、次にそれらを 通って逆回復電流か流れるまでの間、誘導子134はその端子間に電圧を発生さ せて、その中を通る電流を矢印146の方向に保持しようとする。誘導子134 が発生するこの初期電圧は、逆回復電流が電流通路を流れるのを妨げる。適当な 値の誘導子を選ぶことにより、逆回復電流のピークはFET QlとQ2が実質 的に完全導通の状態になるまで実質的に遅らせることかできる。更に各誘導子1 22.134はダイオード124.136を流れる電流の変化速度を抑え、従っ て各ダイオード124.136を流れるピーク逆回復電流は減少する。これによ りPET Q、と02従ってスイッチ100内の電力の消散は減少する。更にス イッチ100内を流れるピーク逆回復電流はFET QlとQ、が完全導通にな るまで遅れるので、FETのゲートへの振動の影響は非常に小さくなる。 更に多重電流通路が並列に接続されるので、スイッチ100内の漂遊インダクタ ンスは更に減少し、従って漂遊によって生じるスイッチ内の振動エネルギーは減 少する。 逆回復電流により誘導子122.134に蓄えられるエネルギーと、ダイオード 124 、134および誘導子122.134の漂遊静電容量および漂遊インダ クタンスによって各電流通路内に形成される共振回路に関連する振動エネルギー とを消散するために、エネルギー抑制通路126 、138を設ける。エネルギ ー抑制通路は誘導子122.134に蓄えられたエネルギーを、高速の低容量ダ イオード128.140を通してそれぞれ抵抗器130 、142に落とす。更 にエネルギー抑制通路は抵抗制動子として働き、漂遊により形成される共振回路 中に起こる振動を最小にする。 FET Q2が非導通になったときにこのFETを流れる電流の変化速度が大き いため、FET Q2のドレン電圧は電源電圧Eよりも高くなるが、この電圧の オーバーシュートは誘導子122.134の値を適当に選ぶことにより抑えるこ とができ、またこれによりダイオード124.136を流れる逆回復電流は、P ET Q、、Q2か完全導通状態に達するまて遅れる。 本スイッチは磁気軸受けの形の誘導負荷を通る50アンペア以上の電流を通せる ことが分かっており、160ボルトの電源εに接続しまた40KHzのスイッチ イング速度で動作しても、安価な空気冷却システムしか必要としない。 本スイッチの利点は、スイッチ内の逆回復電流が妨げられ、またFETが完全導 通状態になるまでピーク逆回復電流が遅れるので、スイッチ内の電力消散が減少 することである。これにより空気冷却システムしか要求しないにもかかわらず、 スイッチは従来のスイッチイング速度を超えるスイッチイング速度で作動するこ とができる。 更に多重の電流通路が漂遊インダクタンスとピーク逆電流を減少させるので、ス イッチ内の振動エネルギーは減少する。 2個のPET Q、とQ、をそれぞれ1個ずつにブリッジスイッチ100の各辺 に配設して示したが、複数のFETを並列にして、各ドレン端子を結合して単一 の入力端子を形成し、各ソース端子を結合して単一の出力端子を形成して用いて もよい。このようにFETを並列にすることは、特に高電力用に適している。2 組の並列FETを用いる場合には、ドライバ112は各組の各FETにゲート信 号を送る。 産業上の利用性 本スイッチを磁気軸受は用のスイッチに関連して説明してきたか、本スイッチは また厄介な誘導負荷によって拘束される他の応用にも用いることができる。本ス イッチについてはFETを用いて説明したが、この技術に精通した人には、バイ ポーラ接合トランジスタ(BJT)などの他の半導体スイッチも用いられること は明かである。 本技術に精通した人には、今豊隋求の範囲に規定した範囲から逸脱することなく 本発明に修正や変更を加えることができることも明かである。 FIG−1 要 約 書 を含む。負荷端子(Ll、 L2)の両側に配設される複数の電134)を含む 。エネルギー抑制通路が各電流通路に関連し、抵抗器(130,142)に直列 に接続されるダイオード(128゜140)を含む。電流通路にある誘導子(1 22,134)はダイオード(124,136)を通る逆回復電流を抑制し、エ ネルギー子間に接続する最に発生するスイッチ内の振動エネルギーを消散させる 。 国際屓査誓失 国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1および第2端子を備えた誘導負荷用スイッチであって、 前記第1端子と電源の高電圧端子との間を接続する第1半導体スイッチ手段と、 前記第2端子と前記電源の低電圧端子とに接続する第2半導体スイッチ手段を有 し、 前記第1および第2スイッチ手段と該第1および第2スイッチ手段と直列回路を 形成する前記誘導負荷とが、制御信号に応答して前記第1および第2端子を前記 高電圧および低電圧端子にそれぞれ接続しまた切り離すものであるスイッチであ って、 さらに第1整流要素を含み前記第2端子から前記高電圧端子へ伸びる複数の第1 電流通路と、第2整流要素を含み前記第1端子から前記低電圧端子へ伸びる複数 の第2電流通路と、 前記第1および第2電流通路に配設されまた前記誘導負荷と前記整流要素の間に 結合されて、前記第1および第2スイッチ手段を動作させて前記誘導負荷を前記 電源から切り離したときに前記各第1および第2整流要素を通る逆回復電流を抑 制し、また前記逆電流のために発生する前記スイッチ内のエネルギーを消散させ る手段とを有する誘導負荷用スイッチ。
  2. 2.請求項1記載のスイッチであって、前記第1および第2電流通路は並列に接 続され、前記第1および第2電流通路はそれぞれ逆回復電流を抑制しまたエネル ギーを消散させる前記手段を備えるスイッチ。
  3. 3.請求項2記載のスイッチであって、前記第1および第2電流通路のそれぞれ で逆回復電流を抑制しまたエネルギーを消散させる前記手段は、一方の端子が前 記誘導負荷に接続され他方の端子が前記整流要素に接続される誘導子を含むスイ ッチ。
  4. 4.請求項3記載のスイッチであって、前記各第1および第2電流通路のそれぞ れで逆回復電流を抑制しまたエネルギーを消散させる前記手段は、抵抗要素に直 列に接続される第3整流要素の形でエネルギー抑制通路を更に含み、該エネルギ ー抑制通路は一方の端子が前記誘導子と前記整流要素の間に接続され、他方の端 子が前記電流通路が伸びる側の反対側の前記電源の端子に接続されるスイッチ。
  5. 5.請求項4記載のスイッチであって、前記第3整流要素は低静電容量ダイオー ドの形であり、前記エネルギー抑制通路は前記誘導子に蓄えられたエネルギーを 消散し、また前記スイッチ内の振動を減少させるように機能し、前記第1および 第2スイッチ手段は、それぞれ少なくとも1個の電界効果トランジスタを含むス イッチ。
  6. 6.請求項1記載のスイッチであって、前記第1および第2整流要素はそれぞれ 第1および第2ダイオードの形であるスイッチ。
  7. 7.請求項6記載のスイッチであって、前記第1および第2半導体スイッチ手段 はそれぞれ少なくとも1個の電界効果トランジスタを含み、前記第1および第2 電流通路中の逆回復電流を抑制しまたエネルギーを消散させる前記手段は、一方 の端子が前記誘導負荷に接続され、他方の端子が前記ダイオードに結合される誘 導子を含み、前記誘導子は、前記制御信号に応答して前記トランジスタの動作を 改善することによって前記ダイオードを通る逆回復電流を抑制し、前記電界効果 トランジスタが完全導通状態のなるまでの十分な時間前記負荷を前記電源に接続 するスイッチ。
  8. 8.請求項7記載のスイッチであって、前記第1および第2電流通路は並列に接 続され、前記第1および第2電流通路はそれぞれ逆回復電流を抑制しまたエネル ギーを消散させる前記手段を備え、前記各第1および第2電流通路中のそれぞれ で逆回復電流を抑制しまたエネルギーを消散させる前記手段は、一方の端子が前 記誘導負荷に接続され他方の端子が前記整流要素に接続される誘導子を含むスイ ッチ。
  9. 9.請求項8記載のスイッチであって、前記各第1および第2電流通路のそれぞ れで逆回復電流を抑制しまたエネルギーを消散させる前記手段は、抵抗器に直列 に接続される第3ダイオードの形のエネルギー抑制通路を更に含み、該エネルギ ー抑制通路は一方の端子が前記誘導子と前記第1および第2ダイオードの間にそ れぞれ接続され、他方の端子が前記電流通路に伸びる側の反対側の前記電源の端 子に接続されるスイッチ。
  10. 10.請求項9記載のスイッチであって、前記制御信号は前記電界効果トランジ スタに与えられて、前記トランジスタが40KHz以上の速度で前記負荷を前記 電源に接続しまた切り離すようにしたスイッチ。
  11. 11.誘導回路であって、 高電圧端子と低電圧端子を備えた電源と、誘導負荷と、 前記高電圧および低電圧端子の間に前記誘導負荷を接続しまた切り離すスイッチ を備える誘導回路であって、該スイッチが、 前記第1端子と電源の高電圧端子との間に接続される第1半導体スイッチ手段と 、 前記第2端子と前記電源の低電圧端子との間に接続される第2半導体スイッチ手 段を有し、前記第1および第2スイッチ手段と、前記第1および第2スイッチ手 段と直列回路を形成する前記誘導負荷とが、制御信号に応答して前記第1および 第2端子を前記高電圧および低電圧端子にそれぞれ接続しまた切り離すものであ るスイッチであって、さらに 第1整流要素を含み前記第2端子から前記高電圧端子へ伸びる複数の第1電流通 路と、 第2整流回路を含み前記第1端子から前記低電圧端子へ伸びる複数の第2電流通 路と、 前記第1および第2電流通路に配設されまた前記誘導負荷と前記整流要素の間に 結合されて、前記第1および第2スイッチ手段を動作させて前記誘導負荷を前記 電源から切り離したときに前記各第1および第2整流要素を通る逆回復電流を抑 制するため、また前記逆電流のために発生する前記スイッチ内のエネルギーを消 散するための手段とを有するスイッチである誘導回路。
  12. 12.請求項11記載の前記誘導負荷は磁気軸受けの形である回路。
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