JPH055055U - 床磨き装置用パツト調整具 - Google Patents

床磨き装置用パツト調整具

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Publication number
JPH055055U
JPH055055U JP3088892U JP3088892U JPH055055U JP H055055 U JPH055055 U JP H055055U JP 3088892 U JP3088892 U JP 3088892U JP 3088892 U JP3088892 U JP 3088892U JP H055055 U JPH055055 U JP H055055U
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JP
Japan
Prior art keywords
pad
floor
polishing device
floor polishing
adjusting tool
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Pending
Application number
JP3088892U
Other languages
English (en)
Inventor
孝史 千々石
Original Assignee
新星美装株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新星美装株式会社 filed Critical 新星美装株式会社
Priority to JP3088892U priority Critical patent/JPH055055U/ja
Publication of JPH055055U publication Critical patent/JPH055055U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用により擦り減ったパットを装着した場合
でも未使用の新しいパットを装着した場合と同様の床面
への対応性、及び床との接触面積を確保できるパット調
整具を得ること。 【構成】 パットを回転させることにより床面を磨く構
造の床磨き装置に用いられる床磨き装置用パット調整
具。弾性部材から成り、床磨き装置のパット装着部とパ
ットとの間に挟み込まれることにより床磨き装置に装着
されるものである。中心部から周縁部に向け次第に厚み
が増す円板状の形状を有するもの、又パットに当接する
面にパットと調整具との相対回動を防止する回り止め手
段を備えたものをも開示する。 【効果】 床磨き装置のパットの寿命を延ばすことがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床面に塗布したワックスの艶出し等に用いられる超高速ポリシャー 等の床磨き装置に装着されるパットが擦り減った場合においても新しいパット装 着時と同様の床面への対応力を確保することができる調整金具に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来から塩ビタイル等の床面の洗浄、磨き、ワックスの艶出し等に使用される 床磨き装置として、弾性を有するパットを回転させることにより床面を磨く構造 の高速ポリシャーや超高速ポリシャー等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる床磨き装置では、使用につれパットが擦り減り次第にそ の厚みが薄くなるため、パットを交換する必要がある。なぜなら、パットの厚み がなくなるとパットの弾力性が減少することにより床面の凹凸に対する対応力が 低下し、特に床面の凹部に対する対応が難しくなるからである。また、殊に片面 接地型の床磨き装置においては、パットが薄くなると、床面とパットとのなす角 度が大きくなることによりパットが床に接触する面積、即ち床磨き面積が減少し 、作業能率が低下するとの問題もある。
【0004】 したがって従来、かかる床磨き装置においては、パットの厚みが半分程度に擦 り減った時点でパットを新しいものに交換してきており、パットの寿命を延ばす 手段が望まれていた。
【0005】 本考案は、かかる点に着目してなされたものであり、使用により擦り減ったパ ットを装着した場合でも未使用の新しいパットを装着した場合と同様の床面への 対応性、及び床との接触面積を確保できるパット調整具を得ることにより床磨き 装置におけるパットの寿命を延ばすことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成すべく、本願の第1の考案は、パットを回転させることにより 床面を磨く構造の床磨き装置に用いられる床磨き装置用パット調整具であって、 弾性部材から成り、床磨き装置のパット装着部とパットとの間に挟み込まれるこ とにより床磨き装置に装着される床磨き装置用パット調整具に係るものである。
【0007】 また、本願の第2の考案は、前記第1の考案において、中心部から周縁部に向 け次第に厚みが増す円板状の形状とした床磨き装置用パット調整具に係るもので ある。
【0008】 さらに、本願の第3の考案は、前記第1又は第2の考案において、前記パット 調整具が、パットに当接する面にパットと調整具との相対回動を防止する回り止 め手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案に係るパット調整具は、床磨き装置のパット装着部と使用により擦り減 ったパットとの間に挟み込まれることにより装着される。弾性のある部材より成 る前記調整具は、擦り減ったパットを補助して該パットの床面に対する弾力性を 増し、床の凹凸に対する対応力を向上させる。また片面接地型の床磨き装置にお いては、該調整具により床面とパットとのなす角度が小さくなり、パットの床へ の接触面積が増加される。
【0010】 また、本調整具が装着される床磨き装置は、パットが床面に接地され、この状 態でパットを回転させることにより床面を磨くものであるが、本調整具のパット に当接する面に設けられた前記回り止め手段は、前記調整具と前記パットとの相 対回動を阻止する。このため床磨き装置の使用時におけるパットの空回りが確実 に防止される。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基いて説明する。図1の(a)は本考案の第1の実施 例の構成を示す平面図であり、(b)はその断面図である。図示のパット調整具 は、周縁部ほどより擦り減って厚みが薄くなるパットとは逆に中心部から周縁部 に向け次第に厚みが増す円板状の形状とされており、中心部には後述のパット押 え具を取付けるための穴1が設けられている。該パット調整具は、パットと同一 材料の部材やスポンジ、不織布、ゴム等の弾性を有する部材により構成される。 これによりパットの床への対応力が増加され、更に広い範囲の擦り減り度合いの パットについても使用が可能となる。
【0012】 図3は前記パット調整具の床磨き装置への装着断面図であるが、同図に示され るように、前記実施例に係るパット調整具は床磨き装置のパット装着部2とパッ ト5との間に挟み込まれることにより装着される。ここに床磨き装置のパット装 着部2にはインスタロックシ−トやブラシ状の部材等から成る表面に多数の突起 を持つ係合部材3が設置されており、該係合部材3によりパット調整具4及びパ ット5は回転方向に対し固定され、更にパット調整具4とパット5との接触面の 摩擦抵抗によってパット5は回転方向に対し固定される。また、パット調整具及 びパットを床磨き面に対し垂直方向に固定するのはパット押え具6である。以上 のように擦り減ったパット5とパット調整具4が組み合せて床磨き装置に装着さ れることによりパットの擦り減った部分が補足され、新しいパット装着時と同様 のパット厚が確保される。
【0013】 図2は、本考案の第2の実施例の構成を示す断面図である。本実施例に係るパ ット調整具は、前記第1の実施例に係る調整具と異なり、パットに接する面側の みに中心部から周縁部に向け次第に厚みが増す勾配を設けパット装着部への係合 面側は平面とされたもので、パット装着部の係合部材3に隙間なく装着される。
【0014】 さらに、図4(a)は、本考案の第3の実施例の構成を示す平面図であり、同 図の(b)は(a)の断面図である。図示のように本実施例は、前記第1の実施 例に係る調整具において、調整具の下面(パットに当接する面)に、表面にブラ シ状の多数の突起を持つ複数の回り止め部材7が調整具周縁に対して同心円状に 配設されているものである。調整具下面に設けられた該回り止め部材7は、プラ スチック面ファスナーからなるもので、前記パット押え具6を補助して、パット 5と調整具4との相対回動を阻止する。これにより本実施例では、装置使用時に おけるパット5の空回りが確実に防止される。
【0015】 なお、前記回り止め部材7の配置位置や取付け個数は、本実施例として開示し たものに限られるものではなく適宜変更することが可能であり、また、プラスチ ック面ファスナーの代りに貼合せファスナーの凸部材等を用いることもできる。 また、図5に示すように、前記回り止め部材71を扇形の形状とすることもでき る。
【0016】 図7乃至図9は、片面接地型の20インチ超高速ポリシャ−におけるパットの 床面への接触状態を示す図である。図7に示されるように、パットが新しく未だ 擦り減っていない場合には、床に対する最大接触幅は約48cmであった。これに 対し、図8に示されるように、パットが使用により約1/2の厚みに擦り減った 場合には、床への最大接触幅は約38cmに減少してしまう。一方、本考案に係る パット調整具を前記約1/2の厚みに擦り減ったパットと床磨き装置のパット装 着部との間に装着した場合には、図9に示されるように、新しいパットを装着し た場合と同じ約48cmの最大接触幅が得られた。
【0017】 なお、図6は本考案の変形例に係る床磨き装置用パットの構成を示すものであ り、(a)は平面図、(b)は(a)の断面図である。図示のように、床磨き装 置に装着されるパット自体を予めより多く擦り減る周縁部ほど厚みが増すような 円板状の形状としてもパットの寿命の長期化が図られる。
【0018】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案に係るパット調整具を装着すれば、新しいパット を装着した場合と同様の床への対応力、作業能率が確保され、従来廃棄していた 厚みが1/2以下に擦り減ったパットでも十分使用が可能となり、床磨き装置の パットの寿命が延長される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案の第1の実施例の構成を示す
平面図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図3】本考案に係るパット調整具を床磨き装置に装着
した状態を示す床磨き装置本体の断面図である。
【図4】(a)は、本考案の第3の実施例の構成を示す
平面図であり、(b)は(a)の断面図である。
【図5】本考案の第4の実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図6】(a)は、本考案の変形例の構成を示す平面図
であり、(b)は(a)の断面図である。
【図7】(a)は、床磨き装置のパットが床に接触する
面積を示す平面図であり、(b)は、床磨き装置のパッ
トが床に接触する状態を示す側面図である。
【図8】同じく、(a)は、床磨き装置のパットが床に
接触する面積を示す平面図であり、(b)は、床磨き装
置のパットが床に接触する状態を示す側面図である。
【図9】同じく、(a)は、床磨き装置のパットが床に
接触する面積を示す平面図であり、(b)は、床磨き装
置のパットが床に接触する状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1、21、31 パット押え具取付け穴 2 床磨き装置のパット装着部 3 係合部材 4 パット調整具 5 パット 6 パット押え具 7、71 回り止め部材 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パットを回転させることにより床面を磨
    く構造の床磨き装置に用いられる床磨き装置用パット調
    整具であって、弾性部材から成り、床磨き装置のパット
    装着部とパットとの間に挟み込まれることにより床磨き
    装置に装着される床磨き装置用パット調整具。
  2. 【請求項2】 中心部から周縁部に向け次第に厚みが増
    す円板状の形状とした請求項1に記載の床磨き装置用パ
    ット調整具。
  3. 【請求項3】 前記パット調整具が、パットに当接する
    面にパットと調整具との相対回動を防止する回り止め手
    段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の床磨き装置用パット調整具。
JP3088892U 1991-05-02 1992-04-13 床磨き装置用パツト調整具 Pending JPH055055U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3088892U JPH055055U (ja) 1991-05-02 1992-04-13 床磨き装置用パツト調整具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4012291 1991-05-02
JP3-40122 1991-05-02
JP3088892U JPH055055U (ja) 1991-05-02 1992-04-13 床磨き装置用パツト調整具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055055U true JPH055055U (ja) 1993-01-26

Family

ID=26369326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3088892U Pending JPH055055U (ja) 1991-05-02 1992-04-13 床磨き装置用パツト調整具

Country Status (1)

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JP (1) JPH055055U (ja)

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