JPH05505358A - ステアリングホイールにエアバッグを取り付けるための装置 - Google Patents

ステアリングホイールにエアバッグを取り付けるための装置

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JPH05505358A JP90508335A JP50833590A JPH05505358A JP H05505358 A JPH05505358 A JP H05505358A JP 90508335 A JP90508335 A JP 90508335A JP 50833590 A JP50833590 A JP 50833590A JP H05505358 A JPH05505358 A JP H05505358A
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グッゲンベルガー,ヨハン
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シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ステアリングホイールにエアバッグ を取り付けるための装置 本発明は、ステアリングホイールハブにエアバッグが取り付けられている、車両 用のステアリングホイールをさらに改良することに関するものである。
このようなステアリングホイールは多くのものが公知である。例えば、 一ドイツ連邦共和国特許出願公開第2711192号明細書 一ドイツ連邦共和国特許出願公開第2755649号明細書 一ドイツ連邦共和国特許出願公開第2905618号明細書 一ドイツ連邦共和国特許策3621226号明細書−アメリカ合衆国特許第38 88508号明細書これらの開示された明細書によれば、電子装置がまったく必 要ではないか若しくは取り付けられていない場合は、電流が車載電源から電子装 置に実際にどのようにして供給されるかについては記載されていない。
さらにまた、車載電源からステアリングホイールに設けられた電子装置へそれぞ れスリップリングを介して電流が供給される形式の、前記と同様のステアリング ホイールについては、例えば以下の明細書に開示されている。
一ドイツ連邦共和国特許出願公開第3108757号明細書 一ドイツ連邦共和国特許出願公開第3619937号明細書 一ドイツ連邦共和国特許出願公開第3630685号明細書 一アメリカ合衆国特許第3968979号明細書本発明においては、これらの明 細書において記載されたスリップリングを付加的に使用するものではあるが、本 発明の改良された実施例においてはこのようなスリップリングの使用は避けられ ている。何故ならば、スリップリングは、特に腐食、摩耗及び汚れのために、こ のようなステアリングホイールに一般的に使用される電圧においては不確実だか らである。
−ドイツ連邦共和国特許出願公開第3009109号明細書、ドイツ連邦共和国 特許第3808778号明細書及びフランス国公開特許第247789号明細書 によれば、車両の特にエアバッグを備えたステアリングホイールのための、軸を 中心にして螺旋状にき付けられた導線−中間部材が公知である。これらの明細書 には、この導線−中間部材に接続されるべき、ステアリングホイール内部に設け られた電子装置の端末については詳しく説明されていない。
本発明は、請求の範囲第1項の上位概念で規定され、またドイツ連邦共和国特許 出願公告第3817481号明細書に開示された特別なステアリングホイールを さらに改良したものである。この公知のステアリングホイールは、スリップリン グの代わりに、(少なくとも原則的には腐食、摩耗及び汚れに対してそれほど弱 くはない1対のプラグを有している。この1対のプラグは、少なくとも、車載電 源とステアリングホイール内に設けられたエアバッグの電子制御装置との間に位 置する接続導線に介在されている。
この公知のステアリングホイールは、本発明においておいても利用され得る次の ような利点を既に有している。
−このエアバッグ装置は非常にコンパクトであって、デザイン的にも非常に良好 に車両、例えば自動車に取り付けることができる。また、 一電子制御装置の(シールディングのために大抵の場合は金属より成る)ケーシ ングは、ガス発生器のトリガーカプセルの非常に近くに取り付けられているので 、電気式、磁石式及び電磁石式の妨害信号が、電子制御装置とトリガーカプセル との間の導線/ケーブルに侵入することは容易に避けられる。このような妨害信 号の侵入は、エアバッグのガス発生器を間違って点火し、ひいては走行中に自動 車の運転者を非常に危険な状態に陥れることになる。
しかしながらこのような公知の装置においては、ステアリングコラムを介しての 電流供給導線とステアリングホイール内にこれと一緒に回転可能に配置された、 電子制御装置のケーシングとの間に設けられる差し込み接続部、それも、数十年 に亙って確実で、しかも容易に組み立て可能な、当該のケーブル内に組み込まれ る差し込み接続部を製造することが困難であるということが欠点である。さらに また、多くの衝突状態において、プラグと差し込み接続部との間の結合が解除さ れて、電子制御装置への電流供給が中断されることがある。
そこで本発明の課題は、 −できるだけスペースを節約した構成で、大量生産の組み立て時においても、習 いたての作業員つまり適度に訓練されただけの作業員でも十分に可能な程度に組 み立て作業を軽減すること、これは何よりも、特に、組み立て完成されたステア リングホイールの補足的なテストを限定して行うことができるようにするか又は この補足的なテストを行わないでも済むようにするためでもある。
−少な(とも原則的に、ステアリングホイールの製造時における、及びステアリ ングホイールを車両に組み込む際における組み立ての順番に関して非常に大きな 多様性が得られるようにすること、 −しかも、車両の運転中においても電流供給の確実性が非常に長期に亙って保証 されるようにすること、並びに、 一少なくとも原則的に、装置を後で、例えば衝突してエアバッグが膨らんでから 、簡単な形式で長期に亙って確実に修理することができるような可能性を提供す ること、つまり一般的には、ステアリングホイール内に固定された部分を新しい 部分と、非常に簡単容易に交換することができるようにすることによって、前記 のような可能性を提供することである。
この課題は本発明によれば、請求項1に記載した手段によって解決された。
本発明のできるだけ高い確実性(及びその改良)を長期的に達成するために、本 発明特有の試験によって、まず個別の要求の目録が製作された。この場合に、多 くの個別要求は、請求項2以下に記載された手段によって解決される。すべての 個別要求は、可能な限り常に達成しようとされる以下の4つの一般的な目的を含 んでいる。
一欠陥は、組み立て中に既に非常に簡単な形式で取り除かれるようにしなければ ならない。
・何よりも、組み立て作業全体において部品を手荒く取り扱っても十分に許容さ れ得るものでなければならない。
・不注意な作業員によって、導線が不注意に引っ張られたり又は、導線の周囲が つつき回されたり、導線が堅いものでたたかれたりすることは、組み立て時にお いては困難にされなければならない。
−後で、車両の全運転年数に亙って、ケーブル、導線及び差込み接続部に、でき るだけ損傷が生じないようにしなければならない。つまり、 ・エンジン及び車道の凹凸が原因となって生じる、事実上避けられない振動によ っても、 ・ステアリングホイールを不注意に洗浄することによっても、 ・衝突時(この時に差込み接続部ができるだけ外れずに有効に残っていなければ ならない)における慣性力によっても、 ・ステアリングホイールを手荒(取り扱うことによっても、前記箇所にできるだ け損傷が生じないようにしなければならない。
一本発明の解決策は、場合によっては公知のものよりもコンパクトに構成できる ものでなければならない。これによって、本発明による、エアバッグを備えたス テアリングホイールは、公知のステアリングホイールよりも、少な(ともやや小 さく、デザイン的により多くの可能性を有して構成することができる。
また、 一本発明による装置は、衝突後つまり、ガス発生器が点火された後でも、原則と して、最初の組み立て時におけるのと同様に、容易にかつ非常に簡単に修理でき るものでなければならない。
本発明の課題は、プラグ及び導線/ケーブル、電子制御装置、ガス発生器及びエ アバッグを、複雑でなくスペースを節約してしかも非常に簡単に取り付けること ができるようにするために、またデザインに関して良好な解決策を提供できるよ うにするために、ステアリングホイールの範囲内に非常に小さいスペースだけし か存在しない点で困難である。
背景技術における欠点の分析によればさらに、ステアリングコラムから、ステア リングホイール内に設けられた電子制御装置に達する、すべての導線を最終的に 敷設する前に、組み立て時にまずエアバッグのガス発生器及び電子制御装置の所 属のケーシングをステアリングホイールに機械的にしっかりと結合すると特に不 都合であることが分かった。電流供給部を後で製造するために、所属の電気導線 をステアリングホイール内にごちゃごちゃと詰め込んで、次いでプラグをステア リングホイール内に互いに押し込まなければならないような構成は特に不都合で ある。
そこで本発明は、電子制御装置のケーシングとこのケーシングに所属する(前記 ・篤2の)プラグとの間のケーブル若しくは固有の導線を避けるようにすること である。何故ならば、このプラグは前記ケーブルに直接固定されていて、前記導 線は、摩擦する車両振動のために危険に晒されるからである。また特に、捏度の 差こそあれステアリングホイールハブ内で導線に懸架された1対のプラグが、隣 接する導線部分と共に多かれ少なかれサイズム質量体のように働くからである。
その他の点では本発明は、原則として任意の形式の差込み接続部、例えばピン及 びブシュを備えた差込み接続部、又はその他の例えば互いに当てつけられた端面 を備えた差込み接続部を選択することができる。
本発明によれば、電子制御装置のケーシングとそのプラグとの間の前記導線部し くはケーブルをステアリングホイール内に、後作業でごちゃごちゃと詰め込む必 要はない。また同様に、このプラグと接続導線の所属のプラグとの間の接続部を 、後作業で(できればプライヤで、及び後作業で導線を引張ってずらすことによ って)接続する必要はない。つまり本発明によれば、このプラグ対を複雑に手動 で取付けること、また、プラグ対から電子制御装置へ延びる所属の導線を特に注 意深く敷設することは避けられ、まして、このような敷設を、電子制御装置のケ ーシングをステアリングホイール内に固定してから行うことは避けられる。また 本発明によれば、差込み接続部が設けられているにも拘わらず、ステアリングホ イール内で特に良好にスペースを節約することができる。
以下に、後述の図面の説明でより詳しく説明されている点について前辺て説明す る。
当該のプラグの位置若しくは当該のプラグは、(さらに特に簡単に行うことがで きる)装置の組み立て中に、特に電子制御装置のケーシングを、ステアリングホ イールに形成された対応する切欠内に挿入する際に、作業員によって逆向きに向 けられ、したがって挿入後に例えば木箱内に中間貯蔵する際に損傷に対して非常 に良好に保護される。この場合に、この時点から後に、当該のプラグと電子制御 装置との間の導線における損傷を確認することは、より面倒なことである。また この差込み接続部は、車両を後で使用している間、十分に保護されている。
本発明によればなによりも、各差込み接続部がステアリングホイールハブから後 方に無防備で突出することは、場合によっては最初から避けられる。本発明にお いて良好に保護された、差込み接続部の箇所は、電子制御装置のケーシングの当 該の(下)側及びステアリングホイールハブの、いずれにしても近くに存在する スペース内にある。これによって本発明によれば、電子制御装置のケーシングは 、ステアリングホイールハブ内の外部から近づきに(い箇所でステアリングホイ ールに固定してから、一方ではステアリングホイールハブの部分によって、他方 では電子制御装置のケーシングによってカバーされ、さらにまた、ガス発生器、 エアバッグ及びすべてを覆うステアリングホイールハブ−カバーによって、並び に場合によっては後述する「カプセル」によってカバーされるようになっている 。本発明によれば、この差込み接続部は、公知のステアリングホイールにおける ように、最初の組み立て時においても後での(素人による)修理においても危険 に晒されることはない。本発明による解決策は、さらに特にコンパクトな構成を 特徴する 請求項2以下に記載した付加的な手段によって付加的な利点が得られる。特に請 求項2に記載した手段によれば、電子制御装置のケーシングがあらかじめ固定さ れているにも拘わらず、ステアリングホイールをステアリングシャフトに固定す るための固定手段、特にねじを処理するために十分なスペースが得られる。
・これはまず電子制御装置から成る半製品(大量生産において、熟練していない 作業員でも)をステアリングシャフトに固定する前に、第1のプラグを第2のプ ラグに確実に接続し、また電子制御装置のケーシングをステアリングホイールハ ブに簡単に固定することができるようにするためにも、・また、ケーシングがス テアリングホイールに固定維持されている限りは、第1のプラグと第2のプラグ との接続状態を損なうことなしに、必要であればステアリングシャフトを後で任 意にしばしばステアリングシャフトから分離し、ここに再び固定することができ るようにするためにも必要である。
請求項3によれば、第1のプラグを、電子制御装置のケーシングをステアリング ホイールに固定してからち、ステアリングホイールハブ内で中央孔から横にずれ て配置されたウィンド内で第2のプラグに接続することができる: 請求項4によれば、第1のプラグに配属された接続導線に第1のプラグを固定す るための固定手段を処理するための十分なスペースが得られる。
・これは電子制御装置のケーシングがステアリングホイールハブに固定されてい るかどうかには関係なく、つまり熟練していない作業員で大量生産でも、まず第 1のプラグを当該の又は複数の接続導線に確実に接続するためにも、 ・第1のプラグと第2のプラグとの確実な接続を損なうことなしに、いずれにし ても少なくともケーシングがステアリングホイールに常に固定維持されていれば 、場合によっては、この第1のプラグと当該の又は複数のの接続導線とを後で任 意にしばしば解除しまた再び固定することができるようにするためにも必要であ る。
請求項5によれば、電子制御装置の当該の接続導線と1つ又はそれ以上の付加的 に取り付けられた導線/ケーブルとの間の、良好に保護された別の差込み接続部 を得ることができる。この場合に、このケーブルは、例えばエアバッグのガス発 生器のトリガーカプセルへの電気的な接続部及び/又は装置のその他の機構への 電気的な接続部を形成することができる。
請求項6によれば、ステアリングホイールに設けられた装置の機能性に関するイ ンジケータが取付けし易い形式で得られる。
請求項7によれば、請求項2に規定された別の差込み接続部を、組み立て中でも 車両の使用中でも電子制御装置のケーシングとステアリングホイールとの間のス ペースに良好に保護されて取り付けることができる請求項8及び9によれば、当 該の差込み接続部の特にコンパクトでスペースの節約された、コストの安価な構 成が得られ、この場合に、付加的な係止、例えば第1のプラグと第4のプラグと の、滑ることのない接続が軽減される。
請求項10によれば、組み立てが簡単でしかもスペースが節約されて行われるに も拘わらず、電子制御装置のケーシングとステアリングホイールとの間のスペー ス内の差し込み接続部が、次に行われる組み立て段階中及び車両を後で使用する 時に、特に良好に保護され得る。
請求項11によれば、同様に有利な形式で車体のその他の機構、例えばダツシュ ボード若しくはインストルメントパネルにおける機構への、又は自動車のその他 の部分への信号接続を行うことができ、しかもそれによって組み立てが複雑にな ることはない。
請求項12によれば、汚れ、腐食及び摩耗によって装置の確実性に不都合な影響 を及ぼすことのある、電気供給導線と第1のプラグとの間のスリップリングを省 くことができる。この場合に、電気供給導線と第1のプラグ若しくはその接続部 との間の確実な接続は、スペースの節約された組み立て易い形式で可能である請 求項13によれば、第一のプラグを、簡単容易に組み立てることができるように するために十分に傾かないように準備し、導線中間部材を安価な費用で損傷及び 汚れに対して保護することができる。
以下に図面に示した実施例を用いて本発明及びその実施態様について説明する。
図1は、本発明の実施例の部分を組み立てる前の分解図を示す。
図2は、組み立て後の運転者側から見た、2ピン式の第1のプラグの平面図を示 す。
図3は、同じく組み立て後の運転者側から見た、図1に示した4ピン式のソケッ トケーシングの平面図を示し、この場合にこのソケットケーシングは、図2に示 した第1のプラグ内にあり継ぎによって差し込まれて位置固定され得る第4のプ ラグを示す。
図4は、図3に示したソケットケーシングの側面図を示す。
図5は、(見易くするためにステアリングホイールを取り外した)すべての4つ のプラグの最終接続状態、つまり、図1及び図2にも示した第1のプラグ及び、 図1、図2並びに図3に示したソケットケーシングを、図1に示した電子制御装 置に固定された、それ自体で共通の第2及び第3のプラグを形成するプラグ体に 接続した後の状態を示した側面図を示す。
図1は、ステアリングホイール10に取り付けられたエアバッグ50を有する、 本発明の実施例による互いに並んで配置された部分を、左から右へ順次組み立て られる連続で示す。
図1に示したエアバッグ50は、衝突時にガス発生器40によって膨らまされる 。符号30は電子制御装置ケーシングを示し、この電子制御装置は、衝突時にガ ス発生器40のトリガーカプセルを電気的に点火するものであって、組み立て後 にガス発生器40の下側でステアリングホイール10のハブ範囲の切欠11内に 固定されている。
組み立て完成された状態で、エアバッグ50はカバーキャップ60によってカバ ーされ、このカバーキャップ60は自動車のクラクションのためのキーを形成す ることができる。運転者は走行中には、ステアリングホイールハブに取り付けら れたデザイン的に良好に構成されたカバーキャップ60、ガス発生器40及び電 子制御装置のケーシング30だけを見ることになる図1には貫通する中央孔12 も示されており、該中央孔12によって、ステアリングホイール10はステアリ ングコラムトに固定される。
ステアリングホイール10には少なくとも1ピン式の、図示の実施例では2ビン 式のプラグ対5/31(つまり2ピン式のプラグソケット5と2ピン式のプラグ ピン31)が取り付けられている。この第1のプラグ5は1本又は複数の接続導 線1に配属されていて、組み立て完成された状態でステアリングホイールハブの 切欠11内に(正確には:図示の実施例ではそのウィンド13に)取り付けられ ている。このプラグ対5/31の第2のプラグ31は電子制御装置30に配属さ れていて、この電子制御装置のケーシング30に十分傾倒しないように取り付け られている(図1参照)。第1のプラグ5の接続部7若しくは、この第1のプラ グ5の図2に示したピン7は、図1に示された接続導線1を介して例えば車載電 源及び/又はその他の接続導線1、つまり電子制御装置30の少な(とも(例え ば2ピン式の)電流供給導線1に接続される。この接続導線1はステアリングコ ラムによって直接的に、又は例えばイグニッションロックを介して間接的にバッ テリーの接続部にガイドされ得る。
例えば2ピン式の第2のプラグ31も、この第2のプラグ31と共に1つのコン パクトなプラグ体31を形成する別の第3のプラグも、図示の実施例ではステア リングホイールの組み立て完成された状態でステアリングホイールハブのウィン ド13内で中央孔12から離れた方から取り付けられる。第2のプラグと第3の プラグとから成る、この共通のプラグ体31は、電子制御装置のケーシング30 に若しくはこのケーシング30の固い部分に、それぞれ傾かない程度にまた滑ら ないように次のように固定されている。つまり、ステアリングホイール10の組 み立て時においてプラグ体31に設けられた当該の第2のプラグのピンが、第1 のプラグ5の対応するピン7内に若しくはピン7に容易に差し込まれ得るように 、つまり例えば電子制御装置のケーシング30を少なくともステアリングホイー ル10からステアリングシャフトに向かう方向でステアリングコラムに対して平 行に押し付けることによって、及び/又は第1のプラグ5を後ろ側から逆方向で 第2のプラグ31に押し付けることによって、差し込まれ得るように固定される 。
第2のプラグ5がウィンド13内に侵入している間に、切欠11内に存在する電 子制御装置のケーシング30はステアリングホイール10に例えば孔14/33 で例えばねじ止めによって固定される。
ケーシング30が切欠11内に挿入される際にすでに、第2のプラグ31はウィ ンド13内に突入し、次いでステアリングホイール10の後ろの保護された箇所 13で、組み立て作業員から離れたその最終位置に配置されるようになっている ことによって、及び次いでこのケーシング30がこの位置でステアリングホイー ル10におけるその固定箇所14/33に例えばねじ止めによって固定されるよ うになっていることによって、その他の点においては非常にスペースの節約され た本発明による装置の組み立て作業が著しく軽減され、それも、大量生産による 組み立てが、あまり熟練していない適度に訓練されただけの作業員でも十分長期 に亙って確実に可能である程度に軽減される。組み立て完成されたステアリング ホイール10の後で行われるテストは、これが必ず行わなければならないものな らば、限定的な程度でしか必要ではない。しかも、図示の実施例による装置は少 なくとも原則的に、後で例えば衝突後にエアバッグが作動してから、衝突時にス テアリングホイール10が著しく大きく変形していなければ、非常に簡単な形式 で修理することができる可能性を提供する。一般的にこの修理のためには、従来 ステアリングホイールに固定されていた部分を新しい部分と簡単に交換するだけ で十分である。
図1では、電子制御装置のケーシング30がへこみ部32を有していることが示 されている。ケーシング30がステアリングホイール10内で(例えば箇所14 /33)であらかじめ固定されていれば、このように成形されたケーシング30 は、ステアリングホイール10をステアリングンヤフトに形成された中央孔12 に例えばねじ止めによって固定するために、ステアリングホイール10の中央孔 12を、作業員が十分自由にアクセス、つまり接近できるように維持しておくこ とを可能する。つまり、へこみ部32が形成されているので、中央孔12の範囲 内で後でねじこみ作業をするために十分なスペースが維持される。このへこみ部 32が設けられているにも拘わらず、ステアリングホイール10に固定されたケ ーシング30は、第1及び第2のプラグ5/31だけではなく、後述する第3及 び第4のプラグ31/20をカバーすることができ、これによって差し込み接続 部5/31/20全体は、ステアリングンヤフトにステアリングホイール10を ねじ固定する際にできるだけ注意深く取り扱う場合においても、殆ど又は全くア クセス不可能であって、組み立てが簡略化されているにも拘わらず、後の組み立 て段階でも後の運転中においても、良好に保護されている。
本発明によれば、第1のプラグと第2のプラグ5/31との間の差し込み接続部 の製造若しくは準備が非常に簡単であるだけではなく、組み立て順序ために少な (とも3つの変化例が選択可能である。
まず第1に、ステアリングホイール10がステアリングシャフトに固定される前 においても、つまりあまり熟練していない作業員による大量生産においても、第 1のプラグ5を第2のプラグ31にそれ自体で確実にしっかりと接続し、次いで このプラグ対5/31をケーシング30に墾架して、ケーシング30によってウ ィンド13内にスライドさせ、次いでケーシング30をステアリングホイール( 例えば14/33で)に固定することができる。次いで、第1のプラグ5の導線 接続側は、ウィンド13内に突入し、ウィンド13によって(いずれにしてもま ず第1に)、組み立て作業員のためにさらにアクセス可能に維持される。次いで さ作業員は後ろ側から孔14で接続導線1を第1のプラグ5に接続することがで きる。次いで場合によっては、ステアリングホイール10は(場合によっては、 第1のプラグ5を接続導線1に接続するか又は第2のプラグ31に接続して)、 原則として、ステアリングホイール10と電子制御装置のケーシング30と第2 のプラグ31とから成る構成体を分解する必要なしに、ステアリングンヤフトか ら任意に再び取り外して新たに固定することができる。
第2に、電子制御装置のケーシング30を、このケーシング30に固定された第 2のプラグ31と一緒にステアリングホイール10の対応する切欠11内に挿入 して、ケーシング30例えば固定箇所14/33で固定する前に、第1のプラグ 5を中央孔12の側方で貫通する孔/ウィンド13において非常に簡単かつ確実 に固定することができる。この場合に、ケーシング30を挿入することによって 同時に2つのプラグ5/31を接続することができる。第1のプラグ5を、別の 変化実施例として孔若しくはウィンド13の付近に次のように固定することがで きる。つまり、第1のプラグ5がステアリングホイール10に固定する前ではな く、例えばケーシング30をステアリングホイールハブに固定した後で後ろ側か ら1つ若しくは複数の所属の接続導線に後で接続されるように(例えばあらかじ め組み立てられたステアリングホイールがステアリングホイールシャフトにねじ 止め固定された後で)、固定することができる。何故ならば、このようにしても 多くの形式の車両においては第1のプラグ5に後方からアクセスするための十分 なスペースがまだ存在するからである。ケーシング30を挿入する前に第1のプ ラグ5がステアリングホイール10に固定されるすべての場合において、ケーシ ング30があらかめステアリングホイールハブに固定されているかどうかとは無 関係に、つまり大量生産においてあまり熟練していない作業員でも、第1のプラ グ5を1つ又は複数の当該の接続導線1に接続することができる。さらにまた少 な(とも原則的には、場合によっては後で、自動車の長時間運転後においても、 第1のプラグ5と第2のプラグ31との確実な接続を損なうことなしに、いずれ にしてもケーシング30が少なくとも常にステアリングホイール10に固定維持 される限りは、第1のプラグ5と1つ又は複数の所属の接続導線1との接続を任 意にしばしば及び容易に取り外して再び接続することができるように、第1のプ ラグ5の位置を選択することも可能である。
第3に(大量生産においてあまり熟練していない作業員でも特に適した方法で) 、まずケーシング30だけを第2のプラグ31と共にステアリングホイールの例 えば箇所14/33で固定することができる。この場合、次いで第2のプラグ3 1はウィンド13内にあらかじめ突入し、例えばステアリングホイール10をス テアリングシャフトにねじ止め固定してから、後ろ側から第1のプラグ5をウィ ンド13を通して、ケーシングに固く固定された第2のプラグ31に接続される 。原則的として、少なくともそれぞれ第1のプラグプラグ5と第2のプラグ31 との接続が一時的に分離されていれば、ステアリングホイールをケーシング30 と共にステアリングコラムトから任意に取り外して再び新たにねじ止め固定する こともできる。しかもこれは、原則として、ケーシング30がステアリングホイ ール10に常に固定維持されている限りは、第1のプラグ5と第2のプラグ31 との接続の確実性を著しく損なうことなしに行われる。この場合に第2のプラグ 31は、電子制御装置のケーシング30がステアリングホイール10に固定され てから、中央孔12の横でステアリングホイールハブのウィンド13内に突入す るようになっていることによって、第1のプラグ5を、ケーシング30をステア リングホイール10に固定してからでも第2のプラグ31に、ステアリングホイ ールハブで中央孔12の横に形成されたウィンド13内に後ろ側から接続するこ ともできる。これによってこの変化実施例は、後の組み立て作業段階中において も、また中間貯蔵時においても比較的粗い大量生産作業に特に適している。
従って本発明の解決策は、次のようにして組み立てを複雑でなく著しく簡単にす るための手段を提供する一ステアリングホイールをステアリングシャフトの上端 部に差し込む前に、及び第1のプラグを外部からステアリングホイール内に差し 込む前に、−まず始めに第2のプラグを電子制御装置のケーシングと共にステア リングホイールの対応する切欠内に挿入してステアリングホイールに最終的に固 定(例えばねじ止めによって)し、 −次いで、このようにしてあらかじめ組み立てられたステアリングホイールをス テアリングコラムトに最終的に固定する。このためには少なくとも2つの変化実 施例がある。
0第1の変化実施例においては、あらかじめ組み立てられたステアリングホイー ルがステアリングシャフトの上端部にかぶせ嵌められねじ止めされると、第1の プラグが、ステアリングコラムに設けられた例えば後述する“カプセル”に固定 される。この場合、ステアリングホイールをかぶせ嵌めることによって第1のプ ラグは第2のプラグ(−挿入される。
0第2の変化実施例においては、例えばステアリングホイールと共に回転する、 第1のプラグを有する“カプセル”を後作業で後ろ側からステアリングホイール ハブにねじ止め固定することによって、第1のプラグが、ステアリングホイール をステアリングコラムトにねじ止め固定してから第2のプラグに差し込まれる組 み立ての順番を選択することに関しては非常に大きい自由な可能性がある。組み 立ての連続は、あまり熟練していない作業員による大量生産時においても、製品 のそれぞれの場所的な要求に容易に合わせることができる。
図2には、第1のプラグの構成の例が示されている。この第1のプラグ自体は、 例えば図1及び図5にも示されたカプセル2の底部に傾倒しないように次のよう に固定することができる。つまり、この第1のプラグが確実にカプセル2から太 き(突き出て、しかもステアリングホイール10内に取り付けられたウィンド1 3内にさらに突入し、これによって組み立て時に後ろからステアリングホイール 10のウィンド13内に容易にかつ確実に、大量生産時においてあまり熟練して いない作業員でも、カプセル2及びステアリングホイール10を互いに押し付け ることによって、差し込むことができる。この第1のプラグ5はカプセル2内又 はカプセル2の範囲内で、少なくも第1及び第2のプラグ31を一緒に差し込む 段階のために、そのピンがステアリングシャフト軸線に対して平行になって組み 立て段階を軽減できる程度に、多かれ少なかれ傾倒しないように安定化して配置 されている。
この第1のプラグ5の構成において、この第1のプラグ5は、必ずしもそれ自体 がウィンド13内で付加的に固定される必要はない(原則的には、第1のプラグ と第2のプラグ5/31との間の接続を得るために、カプセル2だけをステアリ ングホイール10に頑丈に固定するだけで十分である)。この場合、原則的には 第1のプラグ5は、この第1のプラグ5を第2のプラグ31に接続する前に接続 導線1に接続することもできるし、第1のプラグ5を第2のプラグ31に接続し た後で接続導線1に接続することもできる。本発明のこの実施例によれば、特に 簡単な組み立て易さが達成される。
図示の実施例では4つの異なる構成のプラグが設けられているが、これら4つの プラグは、互いに差し込まれると1つの共通のコバクトなブロックを形成するも のである。
この特別な実施例では、ケーシング30にしっかりと固定された第2のプラグと 第3のプラグ31とが、共通の1つの、相応に多数のピンを有する(ここでは6 ビン式の)プラグ体31を形成している(図1参照)。この場合、第2のプラグ は6つのピンのうちの2つによって形成されていて、第3のプラグはこのプラグ 体31の残りの4つのピンによって形成されている。図示の実施例ではケーシン グ30に第2のプラグ31だけではなく、その密接したすぐ隣に第3のプラグも 固定されており、特にコンパクトでスペースの節約されたしかもコストの安価な 形式で、第2のプラグが第3のプラグと一緒に、1つの相応に多数のピンを有す る(ここでは6ピン式の)プラグ体31が形成されている。このプラグ体31は 、さらに少なくとも1つの別の付加的なピン(図示の実施例ではさらに4つの付 加的なピン)を有している。これらのピンは第3のプラグに相当する(図1及び 図5参照)。
例えばケーシング30をステアリングホイール11に固定する前に、このケーシ ング30の第3のプラグ31(正確には4つの付加的なピン23)に第4のプラ グ20を差し込むことができる。この第4のプラグ20は、少なくとも2つの固 有のケーブル(2つの固有のケーブル25、図1参照)を有する固有のソケット ケーブル20である。
第3のプラグ(31参照)がステアリングホイールハブに固定されてからステア リングホイールハブ11に対して整列されひいては挿入作業を行った組み立て作 業員から離れる方向であらかじめ整列された、ケーシング30の側に、この第3 のプラグ31が固定されると、同様に組み立て作業員から離れた側で、さらに1 つ又はそれ以上の別の差し込み接続部(第3及び第4のプラグ20/31の接続 部参照)が整列されて、ステアリングホイール10内で、第2のプラグ31と同 様に保護されつつ、電子制御装置30のその他の信号導線、つまり例えば点火の ためにガス発生器に通じる信号導線のために、取り付けることができる。次いで この別の差し込み接続部は、第2のプラグ31と同様に、この組み立て作業段階 中及びその後の組み立て作業段階中においても、また自動車を後で使用する間に おいても、電子制御装置のケーシング30の後ろで差し込み接続部5/31の隣 でステアリングホイールハブの近くに取り付けられる。しかも、この特別な実施 例においては、第1のプラグ5と第4のプラグ20とが組み立て後に、例えば図 2、図3及び図4に示されたあり継ぎ6/24によって互いに噛み合わされて、 これら2つのプラグ5/20も1つの共通の構成体5/20だけを形成するよう に組み合わされる。
図3に示された第4のプラグ20は、側面図で見て例えば図4に示された形状を 有している。図4では付加的に、この第4のプラグ20から、図1に示された2 つのケーブル25が延びていることが概略的に示されている。さらにまた図4に 示されているように、第1のプラグ5と第4のプラグ20とを、あり継ぎ6/2 4によって互いに押し込んで入り込ませてから、この2つのプラグ5/20をば ね26によって付加的に互いに係止することができる。この係止は、図1に示さ れたケーシング30がそのプラグ体31でステアリングホイール10の切欠11 内に挿入され、また第1のプラグ5が例えばこれに固定された、図1に示された カプセル2と一緒に、前記あり継ぎ6/24を噛み合わせたままウィンド13内 に後ろから挿入され(そして場合によってカプセル2がステアリングホイール1 0及び/又はステアリングコラムに固定され)ることによって容易に行われる。
2つのプラグ5/20の係止は、接続導線1と電子制御装置30との間の十分に 長時間安定した接続を提供する。このような組み立てにおいては、まず、第4の プラグ、ここではソケットケーシング20がプラグ体31の対応するピンにかぶ せ嵌められ、次いで、 一ケーシング30が切欠11内に、及びひいてはプラグ体31が第3のプラグ/ ソケットケーシング20と共にステアリングホイールハブのウィンド13内に差 し込まれる前に、まず2ビン式の第1のプラグ5が後ろからウィンド13内に挿 入され、次いでケーシング30を切欠11内に差し込むことによってコンパクト な差し込み接続ブロック5/20/31が製造されるか、 −或はケーシング30を切欠11内に、及びひいてはプラグ体31が第3のプラ グ/ソケットケーシング20と共にステアリングホイールハブのウィンド13内 に差し込んでから、まず、ケーシング30が切欠11内に挿入され、これによっ て、互いに接続された第2、第3及び第4のプラグ31/20がウィンド13内 に挿入され、次いで後ろから第1のプラグ5をウィンド13内に差し込むことに よってコンパクトな差し込み接続ブロック5/20/31が製造される。
これによってそれぞれ特にコンパクトで、スペースが節約され確実でしかもコス トの安価な差し込み接続部5/20/31が得られる。この場合に、(そうしな ければならないものではないが)第2、第3及び第4のプラグ31/20より成 る互いに接続されたコンパクトな構造体が、最終組み立て後にステアリングホイ ールハブのウィンド13内に突入するようにすることができるが、第1のプラグ 5のために第2のプラグ31が後ろから十分に接近し易いように維持されていれ ば十分である。この場合に、第1及び第4のプラグ5.20は、組み立て前にそ れぞれ2つの別個のプラグ5.20形成しているが、組み立て終了後には1つの 共通の(例えばあり継ぎ6/24を介して互いにかみ合う)プラグ体5/20を 形成する。本発明のこの変化例においても、プラグ5/20/31の複雑な通し 作業又は複雑な接続作業は省略される。しかも最終組み立て後には第1のプラグ 5だけが(場合によってはカプセル2を介して)ステアリングコラムに懸架され 、これに体して第4のプラグ20は第3のプラグ31を介して電子制御装置のケ ーシング30に懸架される。
図5には、あり継ぎ6/24(見易くするためにステアリングホイール10は図 示されていない)によって図3に示された第4のプラグ20に組み合わされた後 の、図2に示された第1のプラグ5が概略的に示されている。この組み合わされ たプラグ5/20に、ケーシング30に固定されたプラグ体31が差し込まれる 。
第4のプラグ20は、電子制御装置30の出力信号を少なくとも1つの別の機構 21/22に転送する。
この実施例では4ピン式のソケットケーシング20から、図示の実施例では2つ のケーブル25が延びている(図1参照)。一方のケーブル25はここから電子 制御装置30の出力信号をトリガーカプセルプラグ21を介して、後で電子制御 装置30を介して組み付けられたガス発生器40のトリガーカプセルに延びてい る。他方のケーブル25は、電子制御装置30の対応する他方の出力信号を例え ばインジケータユニット22(例えば故障警告ランプ)に延びている。インジケ ータユニット22は組み立て時に例えばステアリングホイール10のスリット1 6内に挿入され、この場合にこのスリット16はステアリングホイール10の例 えばプラスチックカバー内に一緒に発泡成形され得る。このインジケータユニッ ト22は、電子制御装置30が正しい作業電圧にあるか又は、電子制御装置30 によってモニターされた(例えば同様にケーブル30内に取り付けられた)故障 センサが非機能状態にあるかどうかには無関係に、組み立て易い形式で、後で運 転者のための表示するために役立つ。このインジケータユニットは例えば、電子 制御装置30がセルフテストの枠内で機能有効性の欠陥を識別することができる 。しかも2つのケーブル25は、これら2つのケーブル25を後の組み立て段階 中の及び後の車両振動による損傷に対して保護するために、付加的に切欠11内 でスリット状の固有のケーブル保持部17内に緊締することができる。この場合 にこの保持部17は、同様にステアリングホイール10のプラスチックカバーと 一緒に発泡成形で成形することができる(図1参照)本発明においては、例えば 第3及び第4のプラスチック31/20の付加的なビンにおいて示されているよ うに、同様にステアリングホイール10上内で良好に保護された別の差し込み接 続部31/20を、電子制御装置30の当該の偲号出力と1つ又はそれ以上の付 加的に取り付けられた導線/ケーブル25との間に取り付けることが容易にでき る。この場合、このケーブル25は、ガス発生器40のトリガーカプセルに通じ る電気接続導線だけではなく、電子制御装置30によって制御され別の機構、例 えばステアリングホイール10に固定可能であるインジケータユニット22に通 じる電気接続導線を形成することができる。
しかしながらまた、ステアリングホイール10から離れた、車両の任意の箇所、 例えばインストルメントパネルに取り付けられた機構に、ステアリングホイール 10内に形成された信号例えば電子制御装置30の出力出力を供給することも可 能である。本発明によれば、このために第1のプラグ5が使用されており、該第 1のプラグ5は別のビン7を有している(図2参照)。このビン7は、このビン 7に配属された接続導線1を介してステアリングホイール10に取り付けられた 1号発生器(例えば電子制御装置30)からの信号を車体に固定された機構(例 えばインストルメントパネルに設けられたインジケータユニット)に転送するた めのものである。この機構の制御は、本発明によって構成された装置をそれほど 複雑にすることなしに得ることができる。
ケーシング30をステアリングホイールハブ11内に(例えば孔14/33によ って)ねじ止め固定してから、及びガス発生器40をケーシング30に載せて例 えばねじによってケーシング30上に直接及び/又はステアリングホイール10 上に直接例えば同様にねじ止めによって固定されてから、本来のエアバッグ50 がガス発生器40上に載せられ、この位置でステアリングホイール10に固定さ れ得る。次いで、例えばプラスチックより成るカバー60が、ステアリングホイ ールに取り付けられたすべての部分7,20.30〜33.40及び50を覆う ように、エアノくラグ50上ニ設ケられる。カバー60は、その外側輪郭の巧み な構成によって回動に対して保護されているだけではなく、例えばカバー60の 下側取り付けられ、ステアリングホイール10に形成された孔15内に係合する ビンによっても回動に対して保護されている。
図1の左側には、中央孔つまり中央の開口8を備えた丸いボックス若しくはカプ セル2が示されている。
ステアリングホイール10がステアリングシャフトに特にねじ止めによって固定 される前に、このカプセル2の中央の開口8を通って、ステアリングシャフトの 上側のステアリングホイール近くの端部が差し込まれる。固定部分4で、カプセ ル2はステアリングコラムに若しくは車両の車体に例えばねじ止めによって固定 されるか、又はステアリングホイール10上例えばねじ止めによって固定される 。
図5にはこのカプセル2の内室の厚さが例として概略的に示されている。このカ プセル2内に、図1にも示された中央の開口8を巡って螺旋状に巻き付けられた 導線−中間接続部材3が公知の形式で取り付けられている(前述した“螺旋状に 巻き付けられた導線−中間接続部材”の主題に関して挙げられた刊行物参照)。
カプセル2は、このカプセル2内に取り付けられた導線−中間接続部材3が少な いコストで損傷及び汚れに対して保護されるべきである。導線−中間接続部材3 は、ステアリングホイールが両方向でそれぞれのストッパまで回転される際に損 傷を受けないようにゆるく螺旋状に巻き付けられている。これによって、後でス テアリングホイール10において回転させられた時に、この接続導線1は一緒に 回転することはない。これによって電流導線と第1のプラグとの間のスリップリ ングを省くことができる。このスリップリングは、汚れ、腐食及び摩耗によって 装置の確実性に不都合な影響を及ぼすことがある。これに対して、螺旋状の導線 −中間接続部材3は、電流導線と第1のプラグ若しくはその接続部との間の確実 な接続を、スペースのを節約されたしかも組み立て易い形式で可能にする。
螺旋状に巻き付けられた導線−中間接続部材3の一方の端部は2ピン式の第1の プラグ5に接続されていて、導線−中間接続部材3の他方の端部は接続導線1に 接続されている。図1には接続導線1の一部が示されており、該接続導線1は例 えば電子制御装置30に電流を供給するために使用される。さらに図2に示され ているように、螺旋状に巻き付けられ、カプセル2内に取り付けられた中間接続 導線3は螺旋状に巻き付けられてから、はぼリング状の層を成す構成体を形成す る。この構成体の外径は例えば約55謹−であって、内径は約35mg+である 。この導線−中間接続部材3は車両のバッテリーの供給電圧の例えば2つの電位 を電子制御装置30に転送する。
カプセル2は例えば汚れが侵入しないようにステアリングホイールハブに後ろか ら押し込まれ、これによって切欠11の後ろ側でステアリングホイールハブにね じ止め固定されていて、第1のプラグ5はステアリングホイール10の切欠11 内で対応するウィンド13に確実に当接するようになっている。
公差を補償するために、第1のプラグ5と第4のプラグ20及び/又はプラグ体 31とから成る構成体は、装置内に浮動式に組み込まれており、これによって、 この差し込み接続部5/20/31の範囲内で不都合な緊張が生じる危険性は避 けられる。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.貫通する中央孔(12)で、ステアリングシャフトに有利にはねじ止め固定 によって固定される、車両のステアリングホイール(10)であって、一ステア リングホイールハブ(13)の範囲内でステアリングホイール(10)に固定さ れたエアバッグ(50)と、 一同様にステアリングホイールに固定された、事故の際にエアバッグ作動を制御 する電子制御装置のケーシング(30)と、 一少なくも1ピン式(7/23)のプラグ対(5/31)、例えばプラグソケッ ト(5)とプラグピン(31)とを有しており、該プラグ対(5/31)の第1 のプラグ(5)がステアリングホイールハブ(13)に配属されていて、該プラ グ対(5/31)の第2のプラグ(31)が電子制御装置(30)に配属されて おり、 一第1のプラグ(5)のピン(7)を、ステアリングコラムを介してガイドされ た1つ又は多数の接続導線(1)に接続するために、つまり、電子制御装置(3 0)の少なくとも(例えば2ピン式の)電流供給導線(1)に接続するための、 第1のプラグ(5)の1つ又は多数の接続部が設けられている形式のものにおい て、 一ステアリングホイール(10)の組み立て時において既に、電子制御装置のケ ーシング(30)をステアリングコラムに対して平行にステアリングホイール( 10)からステアリングシャフトに向かう方向に押し込むことによって、第2の プラグ(31)が第1のプラグ(5)内に若しくはこの第1のプラグ(31)に かぶせて差し込むことができるように、2ピン式の第1のプラグ(5)が、中央 孔(12)から離れる側でステアリングホイールハブ(13)に、また第2のプ ラグ(31)がケーシング(30)若しくは電子制御装置の剛性な部分に、それ ぞれ傾倒しないように及び滑らないように固定されており、 一第1及び第2のプラグ(5/31)の組み立てた状態で電子制御装置のケーシ ング(30)がステアリングホイールハブ(11)の範囲内で固定されているこ とを特徴とする、ステアリングホイールにエアバッグを取り付けるための装置。 2.ステアリングホイール(10)が後作業で、つまり電子制御装置のケーシン グ(30)をステアリングホイールハブ(14/33において)に固定した後で も、十分に自由にアクセス可能に中央孔(12)でステアリングシャフトに例え ばねじ止めによって固定され得るように、電子制御装置(32における)のケー シング((30)が成形されている、請求項1記載のステアリングホイール。 3.第2のプラグ(31)が、電子制御装置のケーシング(30)をステアリン グホイール(10)に固定した後でステアリングホイールハブのウインド(13 )内に、傾倒しないように中央孔(12)から側方に突入している、請求項1又 は2記載のステアリングホイール。 4.第1のプラグ(5)は、電子制御装置のケーシング(30)をステアリング ホイール(10)に固定する前に、ステアリングホイールハブ内で中央孔(12 )から側方に位置する、貫通する孔又はウインド(13)に固定されていて、こ の第1のプラグ(5)は、電子制御装置のケーシング(30)がステアリングホ イールハブ(14/33において)に固定された後での、十分自由にアクセス可 能に所属の接続導線(1)に接続され得るようになっている、請求項1又は2記 載のステアリングホイール。 5.電子制御装置のケーシング(30)が、少なくとも1つの、例えば4つの別 の付加的なピン(23)を備えた第3のプラグ(図1及び図5で符号31で示さ れている)、を有しており、 前記第3のプラグ(31)、つまり例えば4つの付加的なピン(23)内に、第 4のプラグ(20)、少なくとも1つのケーブル(25)を有する例えば1つの ソケットケーシングが差し込まれるようになっていて、該第4のプラグが電子制 御装置(30)の出力電位を少なくとも1つの別の機構(21,22)に転送す るようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載のステアリングホ イール。 6.前記機構(22)若しくはこの機構のうちの1つが、ステアリングホイール (10)に取り付けられたインジケータユニット(22)、例えばランプ(22 )又はLCDインジケータ(22)であって、該インジケータユニット(22) が、電子制御装置(30)が正しい運転電圧下にあるか及び/又は電子制御装置 (30)が機能有効性、例えば所属の衝突センサが故障しているかどうかを識別 するようになっている、請求項5記載のステアリングホイール。 7.電子制御装置のケーシング(30)が、このケーシングがステアリングホイ ールハブ(11)に固定されてからステアリングホイールハブ(11)側に向か って整列される側で第3のプラグ(31)を有している、請求項5又は6記載の ステアリングホイール。 8.第1及び第4のプラグ(5/20)が組み立て後にばね弾性的な係止部材( 26)及びあり継ぎ(624)によって、滑らないように互いに機械的に結合さ れることによって、この第1及び第4のプラグ(5,20)は、組み立て前に2 つの別個のプラグ(520)を形成し、しかも組み立て後に1つの共通のプラグ 体(5/20)を形成するようになっている、請求項5から7までのいずれか1 項記載のステアリングホイール。 9.第2のプラグ(31)が第3のプラグ(31)と共に、相応に4ピン式の( 例えば6ピン式の)1つのプラグ体(31)を形成している、請求項5から8ま でのいずれか1項記載のステアリングホイール。 10.電子制御装置のケーシング(30)がステアリングホイールハブ(11) に固定された後で、プラグ(5,20,31)を、これに外部からアクセスが全 くできないか又はほとんどできないようにカバーするように、電子制御装置のケ ーシング(30)がステアリングホイールハブの形状に合わせて形成されている 、請求項1から9までのいずれか1項記載のステアリングホイール。 11.第1のプラグ(5)が少なくとも1つの別のピン(7)を有しており、該 ピン(7)が、このピン(7)に配属された接続導線(1)を介して、ステアリ ングホイール(10)に取り付けられた信号発生器、例えば電子制御装置(30 )から、車体に固定された期間、例えばインストルメントパネルのインジケータ ユニットに伝達するようになっている、請求項1から10までのいずれか1項記 載のステアリングホイール。 12.第1のプラグ(5)が直接的につまり、フレキシブルな付加的な中間ケー ブルを介在することなしに、導線一中間接続部材(3)の一端部に固定されてお り、第1のプラグ(5)と、この第1のプラグ(5)に所属する接続導線(1) との間で、少なくとも1つの中間接続導線を有する導線一中間接続部材(3)を 形成しており、該導線一中間接続部材(3)は、ステアリングホイールがそれぞ れのストッパまで両方向で回転させられる際に中間接続導線(3)が損傷を受け ない程度にゆるく、ステアリングホイールシャフトを巡って巻き付けられている 、請求項1から11までのいずれか1項記載のステアリングホイール。 13.螺旋状に巻き付けられた導線一中間接続部材(3)がカプセル(2)内に 設けられている、請求項12記載のステアリングホイール。
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