JPH05505088A - 周波数制御システム - Google Patents
周波数制御システムInfo
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- JPH05505088A JPH05505088A JP4503211A JP50321191A JPH05505088A JP H05505088 A JPH05505088 A JP H05505088A JP 4503211 A JP4503211 A JP 4503211A JP 50321191 A JP50321191 A JP 50321191A JP H05505088 A JPH05505088 A JP H05505088A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
周波数制御システム
発明の背景
本発明は、一般的には、自動周波数制御システムに関し、かつ、より特定的には
、所望の特性の情報を含む信号の検出に応じて動作する自動周波数制御システム
に関する。
2つのロケーションの間で情報を送信する通信システムは、少なくとも、送信機
および受信機を含み、該送信機および受信機はそれによって情報信号が送信でき
る送信チャネルによって相互接続されている。
1つの形式の通信システムにおいては、すなわち無線通信システムにおいては、
送信チャネルは送信機および受信機を相互接続する無線周波チャネルからなる。
ベースノくンド信号と称される、情報信号を無線周波チャネルによって送信する
ために、該ベースバンド信号は無線周波チャネルによって送信可能な形式に変換
されなければならない。そのような変換処理は変調と称され、前記ベースバンド
が無線周波電磁波に刻印される。無線周波電磁波の周波数は無線周波チャネルを
規定する周波数の値の範囲内の値である。
無線周波電磁波は通常キャリア信号と称され、かつ該キャリア信号は一旦ベース
バンド信号により変調されると、変調された情報信号と称され、この場合変調さ
れた情報信号の情報内容はキャリア信号の周波数にあるいはキャリア信号の周波
数近(に中心をもつ変調スペクトルと称される、ある範囲の周波数を占有する。
一旦、ベースバンド信号がキャリア信号に変調されると、結果として得られる、
変調された情報信号は無線周波チャネルによって自由空間を介して送信できそれ
により通信システムの送信機および受信機の間で情報を送信することができる。
キャリア信号のベースバンド信号を変調するために種々の技術が開発されている
。そのような変調技術は振幅変調(AM) 、周波数変調(FM)、位相変調(
PM)、および複素(c omp I e x)変調(CM)を含む。
無線通信システムの受信機は無線周波チャネルによって送信される変調された、
情報信号を受信する。該受信機は無線周波チャネルによって送信される変調され
た、情報信号から情報信号を検出し、あるいはさもなければ再生するための回路
を含む。ベースバンド信号を検出または再生するこのプロセスは復調と称される
。典型的には、受信機は復調プロセスを行なうための回路(復調回路)、および
、さらに、ダウンコンバージョン回路を含む。ダウンコンバージョン回路は変調
された情報信号を周波数的に下方向に変換して復調回路の適切な動作を可能にす
る。
複数の送信機が各々異なる無線周波チャネルによって信号を変調しかつ送信する
。受信機の復調回路によって単一の、所望の信号のみを復調できるようにするた
め、受信機はさらに同調回路を含み所望の範囲の周波数内の信号のみが復調でき
るようにする。そのような同調回路は典型的にはフィルタ回路を含み、該フィル
タ回路は該フィルタ回路の通過帯域によって規定される周波数内の周波数成分を
有する信号のみを通過させるための周波数通過帯域を形成する。受信機はさらに
受信信号のダウンコンバージョンおよび復調の間に発生される信号の通過を防止
するために付加的なフィルタ回路を含む。
それによって変調された、情報信号が送信される周波数の広い範囲は電磁周波数
スペクトルと称される。電磁周波数スペクトルは複数の周波数帯域に分割され、
その各々は電磁周波数スペクトルのある周波数範囲を規定する。該周波数帯域は
さらに、送信チャネルと称される、チャネルに分割される。同時に送信される、
変調された情報信号の間の干渉を最小にするため、電磁周波数スペクトルのある
周波数帯域における無線周波信号の送信は規制されている。
200MHz周波数帯域の電磁周波数スペクトル(800MHzと100100
Oとの間に広がる)の部分は無線電話通信に割当てられている。無線電話通信は
、例えば、セルラ、通信システムにおいて利用される無線電話により実施できる
。そのような無線電話は変調された情報信号の同時的な発生および受信を可能に
する回路を含み、それにより該無線電話と遠くに位置する受信機との間で2方向
通信を可能にする。
セルラ通信システムの詳細な説明は、例えば、Mobile Ce1luia+
Telecommunications SHtems by Willia
m C,Y、Lee 、copyNght 1989. The Be1l S
7+lem+ Technical Jou+na1.Volume 58.N
o、l、January 1979.cntilled “人dvanced
Mobile Phone Se「vice″″およびCe1lula+ Sy
stem+ MobileStation Compalibili175pc
ci1icalion、VolumeIs−3−D、publsbed b7
the Heclronic Indusjrie+ As5ocialion
、cop7righ1.1987に見ることができる。
一般に、セルラ通信システムはある地理的領域にわたり離れた位置に多くのベー
スステーションを配置することにより形成される。各ベースステーションは無線
電話によって送信された変調情報信号を受信し、かつ変調情報信号を該無線電話
に送信するための回路を含む。無線電話とベースステーションとの間の変調情報
信号の送信はそれらの間の2方向通信を可能にする。
セルラ通信システムのベースステーションの各々が配置される場所を注意深く選
択するためには少なくとも1つのベースステーションが前記地理的領域にわたる
任意のロケーションに位置する無線電話の送信範囲内にあるようにすることが要
求される。ベースステーションは前記地理的領域にわたり互いに離れているから
、前記地理的領域の各部分は、近接により、ベースステーションの個々のものと
関連する。離れたベースステーションの各々に近接して位置する地理的領域の各
部は「セル」を規定し、各々ペースステーションと関連する、複数のセルは一緒
になってセルラ通信システムによって包含される地理的領域を形成する。
セルラ通信システムの任意のセルの境界内に位置する無線電話は少なくとも1つ
のベースステーションに対しがっ少なくとも1つのベースステーションから変調
情報信号を送信しかつ受信することができる。
典型的には、無線電話およびベースステーションの間の通信は最初に制御チャネ
ルで行なわれ、該制御チャネルにおいてベースステーションは、例えば、広帯域
データ(例えば、毎秒8キロビツトのデータ)と称されるデータのようなデータ
を無線電話に送信する。そのようなデータは無線電話に、音声チャネルと称され
る、特定の無線周波チャネルによって信号を受信しかつ送信させるための命令を
含む。音声チャネルで動作している場合、ベースステーションは音声情報を、S
AT (Supervisory Audio Tone:管理用オーディオト
ーン)と共に、無線電話に送信し、容量を増大したいくつかのセルラ通信システ
ムにおいては、ベースステーションはDSAT(Digital 5uperv
jsory Audio T。
ne)と共に音声情報を送信する。SAT信号は上に述べた参照文献により詳細
に説明されている。DSATSAT信号信号のもとでは毎秒100ビツトのデー
タであり、これは機能的にはSATと同様である。例えば、DSATSAT信号
ビツトの、デジタル的にエンコードされたワードからなりこれは毎秒100ビツ
トのレートで連続的に反復される。DSATSAT信号は信号がより狭い帯域幅
のチャネルによって伝達できるきいう理由で有利であり、一方SAT信号は狭い
帯域幅のチャネルによって信号を伝達できない。重要なことは、無線電話によっ
て受信されかつ適切に検出された場合、前記信号の各々はベースステーションと
無線電話との間の有効な通信(すなわち、情報の転送)を示すことである。
数多くの無線電話が変調情報信号を異なる送信周波数で同時に送信することがで
きるが(すなわち、複数の無線電話の各々がベースバンド信号を該信号が異なる
無線周波数チャネルによって送信される限り同時に送信できる)、各変調情報信
号は、その送信の間、周波数帯域の(すなわち、無線周波チャネル)の一部を占
有する。同時に送信される、変調情報信号のオーバラップは、同じ周波数におけ
る信号の送信によるか、あるいは1つまたはそれ以上の信号の周波数ドリフトに
よるにせよ、許容できないものであり、それは同時に送信される信号のオーバラ
ップがいずれかの同時に送信される変調情報信号の検出を不可能にするからであ
る。
同時に送信される、変調情報信号のオーバラップを防止するために、無線電話通
信に割当てられた周波数帯域において規定された送信チャネルが、合衆国におい
ては、30KHzのチャネルに分割され、かつ、日本においては、25KHzの
チャネルに分割される。さらに、前記送信チャネルを合衆国においては10KH
zのチャネルに、かつ日本においては12.5KHzのチャネルにさらに分割す
る機構が開発されている。チャネルの帯域幅を低減することにより、信号が送信
できるチャネルの数が増大する。そのような増大はセルラ通信システムの電話呼
容量を増大する。
同時に送信される変調情報信号のオーバラップを防止するため、該信号が30.
25,12.5.10KHzの送信チャネルによって、あるいは他の周波数帯域
幅によって送信されても、いずれの送信信号の周波数ドリフトをも最小化するこ
とが要求される。送信信号の周波数ドリフトは典型的には情報信号が変調される
電磁波(すなわち、キャリア信号)を発生するため(あるいはダウンコンバート
するため)に使用される発振器の発振周波数の変動によって引き起こされる。発
振周波数のそのような変動は、たとえば、温度変化および電源電圧変動のような
周囲条件の変化によって引き起こされる。
セルラ通信システムの容量を増大するためにチャネルの帯域幅を低減することに
より、送信信号の周波数ドリフトを最小にする必要性がさらに強くなるが、それ
は狭い帯域幅のチャネルにおいてはより少ない周波数ドリフトのみが許容される
からである。
それによって周波数ドリフトの問題を最小化するために周波数ドリフトを最小化
するための周波数制御システムおよび方法が知られておりかつ多くの現存する通
信システムにおいてしばしば利用されている。一般に、送信機/受信機対の内の
、1つの発振器は、周囲条件が制御される構造になっているか、あるいは周囲条
件が制御される環境に含まれ、それにより周囲条件の変化が発振周波数の大きな
変動を生じないようにする。選択された発振器の特徴的な周波数が基準周波数と
して使用され、該基準周波数に他の発振器が「ロックされ」、すなわち、それに
対し相対的な周波数関係に維持される。
上に述べたセルラ無線電話通信の特定の場合においては、前記地理的領域にわた
り配置されたベースステーションの各々の回路の一部を形成する発振器はある構
造(典型的には、ベースステーションの基準発振器は「オーブンに入れられた(
ovenized)J発振器である)のものでありかつそれによって発振器の発
振周波数を精密に制御するために周囲条件が厳密に制御される環境内に維持でき
る。
そこから発生される無線周波信号は最小のドリフトを示す特徴的周波数のもので
ある。
ベースステーションによって送信される信号の送信範囲内にある無線電話はベー
スステーションによってそこに送信された無線周波数信号のキャリア信号周波数
を無線電話の発振器がロックされる周波数として使用することができ、それによ
って無線電話の発振器の発振周波数を制御する。
ベースステーションによって送信された無線周波数信号のキャリア信号周波数に
よって決定される基準周波数は無線電話により、たとえば、そこから無線電話の
送信周波数かオフセットされて無線電話により送信された信号がベースステーシ
ョンの周波数と同様に正確な周波数となることができる基準として使用され、か
つダウンコンバージョン回路の混合回路に供給される発振信号がそれにロックさ
れる基準として利用できる。そのようなシステムは通常自動周波数制御(A F
C)システムと称される。
現存する自動周波数制御システムは受信信号の強度のレベルに応じて、AFC動
作をイネーブルしあるいはディスエーブルするための備えを有する。受信された
信号レベルがあるしきい値より低い場合には、該受信機の周波数制御システムは
ディスエーブルされる。受信された信号レベルがそのしきい値レベルより高い場
合には、無線電話受信機の周波数制御システムはイネーブルされる。周波数制御
システムがイネーブルされたとき、無線電話の基準発振器周波数は、無線電話の
周波数をベースステーションの周波数に修正する目的をもって、ベースステーシ
ョンからの入り受信信号に従って調整される。周波数制御システムがディスエー
ブルされたとき、基準発振器周波数は周波数制御回路によって調整されない。
セルラ無線電話の場合には、受信信号強度表示(R3SI)信号が用いられて自
動周波数制御システムの動作をイネーブルしあるいはディスエーブルする。典型
的には、セルラ無線電話は受信信号強度表示(R8SI)信号を発生し、これは
受信機によって受信された信号の電力レベルに比例する直流電圧である。R35
I信号によって示される信号強度が前記しきい値より高ければAFCがイネーブ
ルされ、逆に、もしより低ければ、AFCがディスエーブルされる。R35Iレ
ベルのこの決定は制御チャネルが選択された後、あるい無線電話が音声チャネル
によって動作している場合に行われる。制御チャネル走査および選択プロセス、
音声チャネル送信、R35I信号、および他の呼処理機能についての詳細は上に
あげた文献により完全に説明されている。
そのような周波数制御システムは通常送信信号のキャリア信号周波数を正確に決
定するために適切なものであるが、そのような周波数制御システムは幾つかの状
況において不適切に動作する。
第1に、周波数制御システムはR35I信号が予め定められたレベルより高い場
合にのみ動作し、ある最小電力レベルより低い無線電話受信機により受信された
信号はそれに対して無線電話の基準発振器がロックされる基準として利用されな
い。これはAFC回路が通常該AFCのしきい値レベルよりかなり低いレベルを
有する入り受信信号とも周波数ロックを達成可能であるという事実にも拘らず生
ずる。このしきい値レベルは単純に低下させることはできず、それはロックが行
われる最も弱い信号レベルは通常R3S■が正確に信号強度を決定することがで
きるレベルより低いからである。弱い信号レベルにおいては、R35I信号は非
線形になり、該R85I信号は必要なダイナミ・ツクレンジを持たず、かつ受信
機により受信されたノイズが揺動するR85I信号を発生させ、これらのすべて
はR35I信号の精度を劣化させる。
さらに、(他のサービスによって発生された信号、相互変調(intermod
ulat 1on)により生ずる信号、あるいは無線電話のスプリアス応答のよ
うな)スプリアス信号の存在は周波数制御システムを動作させ正しくない周波数
に「ロック」するよう信号強度表示の決定に応答させる。
さらに、無線電話によって何らの信号も受信されず、かつノイズが予め定められ
たレベルを超えている場合に、そのような周波数制御システムは再び誤った周波
数に「口・ツク」する。
さらに、隣接チャネルにおいて同時に送信された信号が周波数的に所望の送信チ
ャネルにドリフトしてきた場合に、周波数制御システムはある信号強度表示に応
答して動作し周波数的に所望の送信チャネルにドリフトしてきた信号に「ロック
」するかも知れない。
さらに、所望の送信チャネルによって送信される信号に隣接するチャネルにおい
て同時に送信された信号が所望の送信チャネルによって送信された信号よりも振
幅がずっと大きい場合に、周波数制御システムは信号強度表示に応答して動作し
再びそのずっと大きな振幅の信号に「ロック」するかも知れない。
従って、必要なことは無線電話によって受信された信号が所望の情報信号である
場合にのみ無線電話の発振器の発振周波数を決定するよう動作する周波数制御機
構である。
発明の概要
本発明は、従って、所望の特性の送信された、情報を含む信号の検出に応答して
動作し送信機と受信機との間の周波数差を修正するための周波数制御システムを
好適に提供する。
本発明はさらに所望の特性の情報を含む信号が検出された場合にのみ受信機に供
給される信号の、基準として利用されるべき、周波数を決定するよう動作可能な
周波数制御システムを提供する。
本発明はさらに受信機ユニットの受信機発振周波数をそこに送信された信号の発
振周波数と所望の周波数関係に維持するための方法を提供する。
本発明によれば、受信機の受信機発振周波数をそこに送信された信号の発振周波
数と所望の周波数関係に維持するよう動作可能な周波数制御システムが開示され
る。該周波数制御システムは受信機発振周波数で発振する少なくとも1つの可変
周波数発振器を含みかつ受信機ユニットに送信された信号を受信する。信号検出
器が受信機ユニットに送信されかつ受信機ユニットにより受信された信号が所望
の特性の情報を含む信号からなる場合を検出する。所望の特性の情報を含む信号
の信号検出器による検出に応じて、前記可変周波数発振器の受信機発振周波数が
変えられそれによって受信機発振周波数をそこに送信された発振周波数と所望の
関係に維持する。
図面の簡単な説明
本発明は、添付の図面とともに以下の説明を参照することによってより良く理解
され、添付の図面においては、第1図は、それによって複数の変調情報信号が同
時に送信される一連の隣接配置された送信チャネルを示すグラフである。
第2図は、本発明の周波数制御システムを備えた無線電話によって受信できる1
つのそのような信号を表わす単一の送信チャネルによって送信される単一の信号
を示すグラフである。
第3図は、第2図のものと同様であるが、無線電話のフィルタ回路の通過帯域を
部分的に超えて周波数的にシフトする信号を示すグラフである。
第4A図および第4B図は、かなりの量のノイズが存在する送信チャネルによっ
て送信された低い強度の、変調された情報信号を示すグラフである。
第5図は、変調情報信号、および、さらに、スプリアス信号がそれによって送信
される単一送信チャネルを示すグラフである。
第6A図および第6B図は、2つの隣接して位置する送信チャネルを示すグラフ
であり、該チャネルによって低い強度の信号が該送信チャネルの第1のものによ
って送信され、強い強度の信号がそれに隣接する送信チャネルによって送信され
、この場合第6A図は受信機によって受信された信号を示し、かつ第6B図は、
受信機のダウンコンバージョンおよびろ波回路によってダウンコンバージョンお
よびろ波された後の信号を表わす。
第7図は、本発明による周波数制御システムを示す単純化したブロック図である
。
第8図は、本発明による周波数制御システムを含む、セルラ無線電話のような、
送受信機のブロック図である。
第9図は、本発明による方法を示す論理的フロー図である。
好ましい実施例の詳細な説明
第1図のグラフをまず参照すると、セルラ無線電話通信のために割当てられた周
波数帯域の一部が示されており、そこでは縦軸10はdBmに関して尺度設定さ
れており、かつ横軸14はキロヘルツに関して尺度設定されている。
(あるいは、縦軸10はボルト、ワット、あるいは振幅を表わすスケールのよう
な何らかの他のものとすることができる。)周波数帯域の図示された部分は隣接
して位置するチャネル18,22.26,30,34.38および42に分割さ
れている。図面において垂直方向に延びたラインはチャネル18−42の隣接す
るものの間の境界を示す。
チャネル18.22,26.30および42は、上に述べたような、従来の帯域
幅であり、合衆国における無線電話通信のために割当てられた周波数帯域の30
KHzの帯域幅の送信チャネルであるか、あるいは日本における無線電話通信の
ために割当てられた周波数帯域の25KHz帯域幅の送信チャネルである。チャ
ネル34および38はチャネル18−30および42の帯域幅の大きさと比較し
て低減された帯域幅のものであり、かつ、合衆国において使用するために提案さ
れた10KHzの帯域幅のチャネル、および日本において使用するために提案さ
れた12.5KHzの帯域幅のチャネルのような、増大した容量の無線電話通信
システムにおいて使用されるべき送信チャネルを表わす。
信号はチャネル18−42の各々によって送信される。
はぼキャリア周波数48を中心とする変調スペクトル46からなる信号はチャネ
ル18によって送信される。変調スペクトル50からなる信号はほぼキャリア周
波数52を中心としチャネル22によって送信される。変調スペクトル54から
なる信号はチャネル26においてキャリア周波数56を中心とする。変調スペク
トル58からなる信号はチャネル30においてほぼキャリア周波数60を中心と
する。
変調スペクトル62からなる信号はチャネル34においてほぼキャリア周波数6
4を中心とする。変調スペクトル66からなる信号はチャネル38においてほぼ
キャリア周波数68を中心とする。変調スペクトル70からなる信号はキャリア
周波数72を中心としチャネル42によって送信される。
チャネル18,22.26および42によって送信される信号は伝統的な帯域幅
の音声信号(かつまたSAT信号)からなる変調情報信号を表し、チャネル34
および38によって送信される信号は低減された帯域幅の音声信号(かつまたD
SATSAT信号なる変調情報信号を表わす。音声信号はチャネル18−26お
よび34−42によって送信されるから、チャネル18−26および34−42
は音声チャネルと称される。信号46−70は種々の大きさであり受信機によっ
て受信された信号が種々の信号強度のものとなり得ることを示している。
チャネル30によって送信される信号は伝統的な帯域幅の制御信号からなる変調
情報信号を表わす。(合衆国においては、そのような制御信号は典型的には毎秒
10キロビツトのデータからなり、かつ、日本においては、そのような制御信号
は典型的には毎秒8キロビツトのデータからなる。)制御信号はチャネル30に
よって送信されるから、チャネル30は制御チャネルと称される。制御チャネル
は図面においてはチャネル18−26および38−42によって送信される信号
の大きさより小さいものとして示されているが、そのような区別は図示の目的の
ためだけに示されたものであることに注意を要する。さらに、制御チャネル30
のような、制御チャネルの帯域幅は伝統的には、音声チャネル18−26および
42のような、伝統的な帯域幅の音声チャネルの帯域幅と同じ帯域幅のものであ
ることに注意を要する。
第2図は、単一の送信チャネルを表わすグラフであり、ここでは、第1図のグラ
フと同様に、縦軸、ここでは軸80、はdBmに関してスケーリングされており
、かつ横軸、ここでは軸84、はキロヘルツに関してスケーリングされている。
(ここでも、縦軸はこれに代えて電圧またはワットによってスケーリングするこ
ともできる。)変調スペクトル88およびキャリア周波数90は無線電話の受信
機部のような、受信機によって受信された単一の信号を表わしており、この信号
は上に述べたようなダウンコンバージョン回路によって周波数がダウンコンバー
トされる。垂直方向に延びているライン92および96は、図においては点線で
示されているが、受信機の同調回路のフィルタ回路のような受信機フィルタ回路
のカットオフ周波数を表わす。
受信機のダウンコンバージョン回路によって信号は周波数的に低い方向にシフト
されるが、該信号の帯域幅が受信機のフィルタ回路の帯域幅内にある限り、変調
スペクトルの形状は、第1図のチャネル18−42のいずれかのような、送信チ
ャネルによって送信される変調スペクトルの形状と同じである。受信機のダウン
コンバージョン回路は典型的にはミキサ回路を含むから、ダウンコンバートされ
た信号の中心周波数、ここでは中心周波数90によって表わされる、は該ミキサ
回路に供給されるミキシング信号の周波数に依存する。受信機の発振器により発
生される発振信号によって形成されるミキシング信号の周波数の制御は得られた
、ダウンコンバートされた信号の中心周波数が受信機のフィルタ回路の通過帯域
内にあることを保証するよう要求される。
第3図は、これも第2図のグラフと同様の、グラフであり、縦軸、ここでは軸1
00、はdBmに関してスケーリングされており、かつ横軸、ここでは軸104
、はキロヘルツに関してスケーリングされている。(同様に、縦軸はこれに代え
てボルトまたはワットに関してスケーリングすることもできる。)変調スペクト
ル108およびキャリア周波数110からなる、信号は第2図の対応する信号と
同しでアリ、かつダウンコンバージョン回路によって周波数的にダウンコンバー
トされる信号を表わす。垂直方向に延びたライン112および116は、点線で
示されているが、第2図のライン92および96と同じであり、受信機のフィル
タ回路のカットオフ周波数を表わす。図示のごとく、信号の一部は該フィルタの
カットオフ周波数を超えている。
これは受信機回路の発振器の発振周波数の周波数エラーによって引き起こされる
。周波数エラーは得られる、ダウンコンバートされた信号を周波数的にフィルタ
の通過帯域の中心周波数からオフセットさせる。フィルタの通過帯域内にない信
号108の部分は該フィルタによって通過されず、かつ信号108の情報内容は
信号の一部が切り縮められるから歪むことになる。フィルタの通過帯域の振幅お
よび位相応答もまた信号の情報内容を歪ませる。歪みの量はローカル発振器の周
波数エラーの量に依存し、周波数エラーが大きくなればなるほど、より大きな歪
みが生成される。歪みをある量より低く保つためには、周波数エラーは通過帯域
の大きさのあるパーセンテージより低く保たなければならい。音声チャネルの帯
域幅が小さくなると、歪みを受入れ可能な限界以下に保つためにはより少ない周
波数エラーとする必要があるが、それは通過帯域もまた低減されなければならな
いからである。発振器のそのような周波数変動は、信号108のような、信号が
部分的に、あるいは全体的に、受信機のフィルタ回路の通過帯域外にくるように
し、信号の情報内容を歪ませ、あるいは完全に失わせるから、発振器の発振周波
数のそのような変動は最小にしなければならない。
周波数制御システムの動作は受信機の発振器の発振周波数と遠隔の送信機(ここ
では、セルラ通信システムのベースステーション)により発生される信号の発振
周波数との間の周波数差を最小にする。ベースステーションの発振器の発振周波
数はその発振周波数の変動を防止するためにより好適に制御できるから、そのよ
うな周波数制御システムはしばしば多くの伝統的な無線電話の一部を形成するた
めに利用され該無線電話の発振器の周波数を自動的に制御する。
現存する周波数制御システムはIF周波数を基準と比較し、修正信号を発生し、
かつ該修正信号を使用して受信機のローカル発振器を修正する。上で述べた基準
は高い周波数安定度を有する共振器(水晶またはセラミック共振器のような)か
らなる回路とすることができ、あるいは周波数基準信号と比較器からなるものと
することができる。
そのようなシステムにおいては、リミッタからのIF倍信号また比較器にも印加
される。(IF信号経路に周波数分割器を用いることができる。)ベースステー
ションの信号が存在するとき、IF信号周波数はベースステーションの周波数、
およびローカル発振器の周波数を表わす。ベースステーションは非常に高い周波
数安定度を有するから、IF倍信号変動の大部分はローカル発振器周波数におけ
る変動(ドリフト)によるものであり、従って、修正信号は、大部分、ローカル
発振器の周波数に応じて変動する。ベースステーションの信号が存在しないとき
、1F信号周波数はIF通過帯域フィルタの上部および下部カットオフ周波数に
よって決定されるランダムな周波数である。ランダムに変動する修正信号が従っ
て比較器の出力に存在する。もしこの信号がローカル発振器にその周波数を修正
するために印加されれば、ローカル発振器の周波数はランダムに揺動するであろ
う。これを防止するため、従来の周波数制御システムは信号が存在しない場合に
周波数制御をディスエーブルする備えを有している。これはR35I信号レベル
があるしきい値より高い場合にのみ周波数制御をイネーブルし、かっR35I信
号がそのしきい値より低い場合に周波数制御をディスエーブルすることによって
行われる。
第4A図は、ここでは参照数字124によって参照される、単一送信チャネルを
示すグラフである。第1図〜第3図のグラフ表現と同様に、縦座標軸、ここでは
軸128、はdBm(あるいは、ボルトまたはワット)に関してスケーリングさ
れており、かつ横座標軸、ここでは軸132、はキロヘルツに関してスケーリン
グされている。垂直に延びるライン136および140は、点線で示されている
が、送信チャネル124の境界を示す。送信チャネル124はチャネル124に
よって送信される信号が音声信号かあるいは制御信号を含むかに応じて、音声チ
ャネルあるいは制御チャネルを形成する。信号124は小さな振幅の信号であり
、かつ低い強度の信号を示している。
図面にはさらにライン148によってガウス、あるいはホワイト、ノイズが示さ
れている。このノイズの大きさは前記信号の変調スペクトル144の大きさより
大きい。送信チャネル124に含まれる信号およびノイズは、しかしながら、周
波数的にダウンコンバートされかつ受信機のフィルタ回路によって通過される。
もし受信信号(ノイズと加算された情報信号)のR35Iレベルがしきい値レベ
ルより高ければ、現存する高性能周波数制御システムがイネーブルされる。しか
しながら、ノイズが情報信号をマスキングしているから、受信信号のキャリア周
波数となるべき周波数制御システムによって検出された周波数は実際にランダム
に揺動する周波数となる。
無線電話の発振器をロックするためにそのような周波数を使用することは同様に
無線電話の発振器を周波数的にランダムに揺動させる。
第4B図のグラフは第4A図のグラフと同じであり、かつ同様に番号付けされた
送信チャネル124を含み、境界部はライン136および140によって示され
ている。変調スペクトル144およびキャリア周波数146からなる信号がチャ
ネル124によって送信される。第4B図においては、チャネルに存在するノイ
ズは周波数的にフラットではなく、カーブ154によって示されるように、参照
数字156で示される周波数に最大値を有するものである。
前と同様に、もし受信信号のR35Iレベルがしきい値レベルより高ければ、現
存する高性能周波数制御システムがイネーブルされる。しかしながら、周波数制
御システムにより検出されるキャリア周波数となるべき周波数が情報信号の真の
キャリア周波数146にはなく、むしろ、参照数字156で示される周波数にあ
る。そのような周波数を無線電話の発振器をロックするために使用すると前と同
様に無線電話の発振器を正しくない周波数にロックさせることになる。
同様の状況は受信機によって何らの情報信号も受信されず、かつ図面においてラ
イン148および156て示されるノイズのみが受信される場合に発生する。
第5図は、単一送信チャネル164を示すグラフであり、点線で示された垂直方
向に延びるライン168および172によって示されるその境界部を有する。前
の各図のグラフ表現と同様に、縦座標軸、ここでは紬176、はdBmに関して
スケーリングされており(同様に、縦座標軸はこれに代えてボルトまたはワット
に関してスケーリングすることもできる)、かつ横座標軸、ここでは軸180、
はキロヘルツに関してスケーリングされている。送信チャネル164は音声また
は制御チャネルとすることができ、変調スペクトル184およびキャリア周波数
186からなる信号は音声信号または制御信号を含むことができる。
第5図はさらにスプリアス信号を表わす変調スペクトル192および中心周波数
194からなる第2の信号を示す。
該スプリアス信号の最大信号強度は所望の情報信号の最大信号強度より大きく、
かつ該スプリアス信号の最大信号強度はスプリアス信号キャリア周波数194に
位置する。該スプリアス信号がR55I信号をしきい値レベルより高くするに十
分大きな電力レベルのものである場合は、キャリア周波数となるべき周波数制御
システムによって検出される周波数は情報信号の真のキャリア周波数188には
なく、むしろスプリアス信号キャリア周波数194にあることになる。
第6A図は、同様のグラフ表現であり、前の各図のグラフ表現と同様に、縦座標
軸、ここでは軸200、はdBmに関してスケーリングされており(同様に、縦
座標軸はこれに代えてボルトまたはワットに関してスケーリングできる)、かつ
横座標軸、ここでは軸202、はキロヘルツに関してスケーリングされている。
2つの隣接する送信チャネル204および208が図示されており、チャネル2
04は、点線で示された、垂直方向に延びるライン212および216によって
示される境界を有する周波数帯域幅のものであり、かつチャネル208は、点線
で示される、垂直方向に延びるライン216および220によって示される境界
を有する周波数帯域幅のものである。送信チャネル204および208は音声ま
たは制御チャネルを構成することができ、チャネル204によって送信される、
変調スペクトル224およびキャリア周波数226からなる信号、および、チャ
ネル208によって送信される、変調スペクトル228およびキャリア周波数2
30からなる信号が各々音声または制御信号を含むことができる。
図示のごとく、チャネル208によって送信される信号はチャネル204によっ
て送信される信号よりずっと大きい。チャネル208によって送信される信号の
大きさがチャネル204によって送信される信号の大きさに対して非常に大きい
から、より大きい信号の成分は、中間周波数にダウンコンバージョンが行われた
後、第6B図のグラフ表現に示されるように、沈んだ形ではあるが、依然として
存在する。第6B図は第6A図と同様であるが、グラフ形式で、周波数的にダウ
ンコンバートされ、かつ無線電話受信機のフィルタ回路によってろ波された信号
を示す。チャネル204によって送信される信号はダウンコンバートされ、かつ
変調スペクトル224Bおよびキャリア周波数226Bで示されるように、歪み
のない形式で通過される。送信チャネル208によって送信されるずっと大きな
信号は変調スペクトル228Bおよびキャリア周波数230Bで示されるように
、ダウンコンバートされかつ部分的に通過される。この信号は部分的に無線電話
の受信機フィルタ回路によって通過されるが、それは該フィルタ回路か隣接チャ
ネルにおいて有限の排除率を有するのみであるからである。
通過された信号がR35I信号がしきい値レベルより大きくなるようにするに十
分大きな電力レベルのものである場合は、キャリア周波数となるべき周波数制御
システムによって検出された周波数は情報信号の真のキャリア周波数226Bに
はなく、むしろ隣接チャネルの信号キャリア周波数230Bにあることになる。
本発明に係わる周波数制御システムは、所望の情報信号が検出された場合にのみ
周波数制御信号を発生することにより、第4〜第6図を参照して説明したような
受信信号の基準周波数の誤った表示を防止する。過剰なノイズ(第4A図〜第4
B図)、スプリアス信号(第5図)、および隣接チャネル妨害(第6A図〜第6
B図)の存在はすべて送信情報信号の適切な受信を妨害する。実際の、所望の、
情報信号が受信機によって検出されない場合に周波数制御システムをディスエー
ブルすることにより、制御システムは正しくない周波数に「ロック」することは
ない。
第7図は、本発明の周波数制御システムの単純化したブロック図である。受信機
により受信されかつ周波数的に中間周波数レベルにダウンコンバートされた信号
がライン304によって周波数比較器306および復調器308に供給される。
周波数比較器306はライン304によってそこに供給された信号の周波数をラ
イン310によって周波数比較器に供給される発振信号の周波数と比較する。周
波数比較器306はライン312上にそのような比較に応答する信号を発生する
。
復調器308はライン304によってそこに供給される信号を復調しかつライン
316上に復調された信号を発生する。ライン316は情報信号検出器320に
接続されており、該情報信号検出器320はそこに印加された復調信号が所望の
情報信号である場合を判定するよう動作する。
情報信号検出器320がそのような所望の信号の存在を検出すると、ライン32
4上に信号が発生される。ライン324および312は周波数制御部332に接
続されている。
周波数制御部332はライン338上に出力信号を発生し、該出力信号は発振器
344に供給されてライン338によってそこに送信された信号の値に応じて発
振器334の発振周波数を変化させる。周波数制御部332はライン324上の
信号が所望の特性の情報信号の存在を示す時間の間にのみライン338上に信号
を発生して発振器344の発振周波数を変化させる。周波数制御部332は所望
の特性の情報信号がライン304によって供給された場合にのみ発振器344の
発振周波数を変えるための信号をライン338上に発生するから、情報信号の歪
み、あるいは情報信号の欠如は発振器344の発振周波数の変更を禁止する。
第8図は、本発明の周波数制御システムを導入した、参照数字400で一般的に
参照される、送受信機のブロック図である。より詳細には、第8図のブロック図
は伝統的な容量あるいは増大した容量のセルラ通信システムにおいて動作可能な
無線電話を示す。しかしながら、本発明の周波数制御システムは任意の多くの他
の送受信機構成のみならず受信機構成(例えば、ページャ構造)において動作可
能であることに注意を要する。
送受信機400はそこに送信された無線周波信号を受信するためのアンテナ40
4を含む。アンテナ404は該アンテナ404によって受信された信号を示す信
号をライン408上に発生する。ライン408はフィルタ412に接続されてお
り、該フィルタ412は所望の周波数の信号を通過させるための通過帯域を形成
する。本発明の好ましい実施例においては、フィルタ412の通過帯域は843
および870MHzの間である。
フィルタ412はライン416上にろ波された信号を発生し、該ろ波された信号
は無線周波増幅器/ミキサ420に供給される。増幅器/ミキサ420は、好ま
しくは単一の回路で構成されるが、図面においては増幅器422およびミキサ4
24によって図式的に示されている。増幅器422はライン416によってそこ
に供給された信号を増幅しかつ増幅された信号はミキサ424に供給される。発
振信号がさらにライン428によってミキサ424に供給され、該発振信号は発
振器430により発生される。ミキサ424は増幅器422によって増幅された
信号を周波数的に低い方向に混合しかつライン432上に混合された信号を発生
する。ライン432上に発生される信号の周波数は(第1の中間周波信号に対し
て)「第11FJと称される。
ライン432上に発生される信号はライン416上に供給される信号と同じであ
るが、増幅されかつ周波数的に低い方向にシフトされている。(あるいは、回路
420はミキサ回路のみ、あるいは増幅器/フィルタ/ミキサの組合わせ回路か
らなるものとすることができる。)ライン432上に発生される信号はフィルタ
436に供給され、該フィルタ436はライン440上にろ波された信号を発生
する。本発明の好ましい実施例においては、フィルタ436はほぼ55MHzの
周波数を中心とする通過帯域を含む。ライン440上に発生されたろ波された信
号はライン448上に増幅された信号を発生する中間周波増幅器444に供給さ
れる。ライン448上に発生された増幅された信号は第2のミキサ452に供給
される。ミキサ452はさらに発振器460によって発生されるライン456上
の発振信号を受け入れ、該発振器460は、さらに、2d LO発振器シンセサ
イザ462に接続されている。
本発明の好ましい実施例においては、発振器460は54゜540MHzの発振
周波数の発振信号を発生する。
ミキサ452はライン464上に信号を発生し、該信号は好ましい実施例におい
ては460KHzの周波数のものであり、かつ“2d lF”周波数と称される
。ライン464は交互にフィルタ468またはフィルタ472に接続される。フ
ィルタ468は伝統的な帯域幅(合衆国においては30KHz、そして日本にお
いては25KHz)の通過帯域を含み、かつフィルタ472は低減された帯域幅
(合衆国においては10KHzとして提案されており、がっ日本においては12
.5KHzに提案されている)の通過帯域を含む。フィルタ468は該フィルタ
468にライン464上に発生された信号が供給された時にライン476上にろ
波された信号を発生する。同様に、フィルタ472はライン464上に発生され
た信号がフィルタ472に供給され時にライン480上にろ波された信号を発生
する。
ライン476上に発生されたろ波された信号またはライン480上に発生された
ろ波された信号は中間周波数増幅器484に供給される。(好ましくはいくつか
の縦続接続された回路段からなる)増幅器484はライン488上に増幅された
信号を発生する。さらに、増幅器484はそこに供給される信号の大きさを示す
信号をライン492上に発生するための回路を含む。ライン492上に発生され
た信号は受信信号強度表示(R3SI)信号と称される。
ライン488上に発生された増幅された信号はフィルタ494に供給され、かつ
それによって発生したろ波された信号はライン496に出力される。ライン49
6上に出力されたろ波信号は(好ましくはいくっがの縦続接続された回路段から
なる)リミッタ500に供給され、該リミッタ500はライン504上に電圧制
限された信号を発生する。
さらに、かつ増幅器484と同様に、リミッタ500はそこに供給される信号の
大きさを表示する信号をライン506上に発生するための回路を含む。ライン5
06上に発生された信号は、ライン492上に発生された信号と同様に、受信信
号強度表示(R3SI)信号と称される。
ライン504上に発生される信号はFM復調器508に供給され、かつ、ライン
510によって、自動周波数制御(A F C)ユニット512に供給される。
AFCユニット512は伝統的な性格のものであり、かつ前に述べたように動作
する。FM復調器508はライン504によってそこに供給された信号の情報内
容を復調しあるいはさもなければ再生する。FM復調器508はライン516上
に信号を発生し、この信号は受信(Rx)音声処理回路518に供給されかつ受
信(Rx)データインタフェース回路520に供給される。
ライン492および506上に発生されたR35I信号はR55I回路522に
供給される。R351回路522はライン492および506によってそこに供
給される信号の値に応じてライン526上に信号を発生する。ライン526はA
/Dコンバータ530に接続されており、該A/Dコンバータ530はそこに供
給されるアナログ信号をライン534上のデジタル信号に変換する。
音声処理回路518は、例えば、カスタムデザインの集積回路によって構成でき
、ディエンファシス、伸長、ボリュームコントロール(およびミューティング)
その他のような機能を達成するものである。音声処理回路518によってライン
538上に出力される信号はイアピース542に供給される。
これちまたカスタムデザインの集積回路によって構成することができる、データ
インタフェース520はライン516によってそこに供給されるデータ信号をラ
イン550によってプロセッサ546に入力するためにインタフェースを行なう
。インタフェース520さらに(音声処理回路518と同様に)バス554に結
合される。データインタフェース520はSAT検出、DSATコンディショニ
ング、および8キロビット/秒データデコーディングのような機能を達成する。
プロセッサ546は、ライン550上だけではなく、(R3SI信号レベルを示
す)ライン534上にも入力信号を受信し、かつライン558上にAFCユニッ
ト512によって発生される信号を受信する。プロセッサ546はまたバス55
4に接続されている。
バス554はプロセッサ546を処理回路518およびデータインタフェース回
路520のみでなく、さらに送信(T x)データインタフェース回路562お
よび送信(TX)音声処理回路566にも相互接続する。回路562は回路52
0と同様であるが、SAT信号発生、DSAT信号コンディショニングおよび8
キロビット/秒データエンコーディングのような機能を達成する。Txデータイ
ンタフェース562はさらにライン568によってRxデータインタフェース5
20によって形成された信号を受信するよう接続され、かつライン569によっ
てプロセッサ546から信号を受信するよう接続されている。回路566は回路
518と同様であるが、プリエンファシス、圧縮、最大偏移制限、およびスプラ
ッタろ波のような機能を達成する。
バス554はまたディスプレイ570およびキーバッド574に接続されてプロ
セッサ546への手動による入力およびそこから発生された情報の表示を可能に
する。
プロセッサ546はさらにバス576に接続され該プロセッサを基準発振器58
0およびプログラム可能シンセサイザ584と相互接続する。データインタフェ
ース回路520が有効な情報、ここではSAT信号または8キロビット/秒デー
タ、の存在を検出すると、そのような検出はプロセッサ546に与えられる。プ
ロセッサ546に構成されたソフトウェアアルゴリズムはDSATSAT信号を
検出する。そのような信号のいずれかの検出に応じて、プロセッサ546はライ
ン558上にAFCユニット512によって発生される信号によって示される方
式で基準発振器580の発振周波数を変更するための信号をバス576上に発生
する。
有効な情報(ここでは、例えば、SAT信号、8キロビット/秒データ、あるい
はDSATSAT信号−タインタフェース回路520あるいはプロセッサ546
内に設けられたソフトウェアアルゴリズムによって検出されない場合は、プロセ
ッサ546は発振器580の発振周波数を変更するだめの信号をバス576上に
発生しない。基準発振器580の発振周波数は音声またはデータ信号が無線電話
の受信部によって発生されなければ変更されないから、(ノイズ、あるいは第4
図〜第6図に関して説明したいずかの状態のような)望ましくない信号の受信に
応じて誤った周波数変更が生じることはない。
発振器580はライン588上に発振信号を発生し、この発振信号は2d LO
発振器シンセサイザ462、プログラム可能シンセサイザ584およびAFCユ
ニット512に供給される。発振器580の発振周波数の変化は、それによって
、発振器460および(ライン592によってプログラム可能シンセサイザ58
4に接続された)発振器430の発振周波数の変化を生じさせる。発振器580
によって発生されかつAFCユニット512に供給された発振信号はライン52
6によってAFCユニット512に供給される信号と比較され(ユニット512
の内部の分割および比較回路は図示されていない)、かつライン508上に発生
された信号はAFCユニットに関して伝統的なものであるようにそのような比較
結果を表示する。
第8図はさらに無線電話の送信部を示す。送信部はその性格上伝統的なものであ
り、その詳細な動作説明は省略されているが、図面を参照すると送信部がTxデ
ータインタフェース回路562およびTx音声処理回路566によってライン5
96上に発生された(スピーカ598からのような)信号を受信することが示さ
れている。該送信部はオフセットシンセサイザ600、オフセット発振器604
、オフセットミキサ608(これは発振器430により発生されかつ増幅器61
2により増幅された発振信号が供給される)、フィルタ616、エキサイタ62
0、増幅器624、方向性結合器628、およびフィルタ632(フィルタ63
2および412は一緒になってduplexer:送受切換器を形成する)を含
む。
送受信機400によって発生された信号の出力電力は電力制御ユニー/ トロ
36によって制御され、該電力制御ユニット636はRF検出器640およびプ
ロセッサ546によってライン644上に発生された入力信号が供給される。
オフセットシンセサイザ600はさらにライン588に接続されて発振器580
により発生される発振信号が供給される。
次に第9図の論理フロー図を参照すると、受信機ユニットの受信機発振周波数を
そこに送信された信号の発振周波数と所望の周波数関係に維持するための方法の
各ステップが示されている。まず、ブロック700によって示されるように、受
信機ユニットに送信された信号が受信される。
次に、ブロック704によって示されるように、受信機ユニットに送信された信
号が所望の特性の情報を含む信号からなる場合が検出される。次に、ブロック7
08によって示されるように、可変周波数発振器の受信機発振周波数が変更され
てそれによって受信機発振周波数をそこに送信された信号の発振周波数と所望の
関係に維持する。
本発明が種々の図面に示された好ましい実施例に関して説明されたが、他の同様
の実施例も用いることができかつ修正および付加も本発明と同じ機能を達成する
ために本発明から離れることなく説明された実施例に対して行なうことができる
ことが理解されるべきである。従って、本発明はいずれかの単一の実施例に限定
されるべきものではなく、添付の請求の範囲の記載に従った広さおよび範囲で解
釈されるべきである。
FIC:、;1
要約書
受信機ユニットの可変周波数発振器の受信機発振周波数をそこに送信された信号
の発振周波数と所望の周波数関係に維持するための周波数制御システムである。
該周波数制御システムは受信機ユニットがデータ信号または音声信号のような所
望の特性の情報を含む信号を受信した時間の間にのみ動作する。
国際調査報告
Claims (10)
- 1.受信機ユニットの受信機発振周波数をそこに送信された信号の発振周波数と 所望の周波数関係に維持するよう動作可能な周波数制御システムであって、該周 波数制御システムは、 前記受信機の発振周波数で発振する少なくとも1つの可変周波数発振器を含み、 前記受信機ユニットに送信された信号を受信するための手段、 前記受信機に送信されかつ前記受信機によって受信された信号が所望の特性の情 報を含む信号からなる場合を検出するための信号検出器を形成する手段、前記信 号検出器による所望の特性の情報を含む信号の検出に応答して動作し、可変周波 数発振器の受信機発振周波数を変更しそれにより前記受信機発振周波数をそこに 送信された信号の発振周波数と前記所望の関係に維持するための手段、 を具備する周波数制御システム。
- 2.前記所望の特性の情報を含む信号は制御チャネルによって送信された信号を 含む請求の範囲第1項に記載の周波数制御システム。
- 3.前記所望の特性の情報を含む信号は音声チャネルによって送信された信号を 含む請求の範囲第1項に記載の周波数制御システム。
- 4.前記所望の特性の情報を含む信号は周波数変調された信号を含む請求の範囲 第1項に記載の周波数制御システム。
- 5.前記検出のための手段はオーディオ処理回路を含む請求の範囲第1項に記載 の周波数制御システム。
- 6.前記変更のための手段は受信機発振周波数とそこに送信された信号の発振周 波数との間の周波数差を示す差信号を計算するための手段を含む請求の範囲第1 項に記載の周波数制御システム。
- 7.前記変更のための手段は周波数修正出力信号を発生する請求の範囲第6項に 記載の周波数制御システム。
- 8.前記周波数修正出力信号は前記信号検出器が所望の特性の情報を含む信号を 検出した場合に応じて少なくとも1つの可変周波数発振器に印加される請求の範 囲第7項に記載の周波数制御システム。
- 9.前記受信のための手段はそこで受信された信号を復調するための復調回路を 形成する手段を含む請求の範囲第1項に記載の周波数制御システム。
- 10.前記受信のための手段は、それぞれ、第1の帯域幅内または第2の帯域幅 内の周波数の信号を通過するための手段を含む請求の範囲第9項に記載の周波数 制御システム。
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