JPH05504318A - 容器の端部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容器の端部材 本発明は全体として容器の端部材に関し、更に詳細には、容器の中身を取り出す ための主開口部と、容器内の圧力即ち負圧を解放するのに役立つ、即ち通気口を 形成する別の開口部とを備えた容器の端部材に関する。

端部材に二つの開口部、即ち容器の中身を取り出すための主開口部と、容器内の 圧力即ち負圧を解放するのに役立つ、即ち通気口を形成する別の開口部とか設け られた、容器の端部材について多くの特許が出ている。これらの特許は以下の範 驕に分けられる。

完全に取り外されるプルタブについては、米国特許第３．２２１．９２４号、第 ３．２７３．７４５号、第３，３０１．４３４号、第３．３０２．８１８号、第 ３．３０７．７３７号、第３，３１３．４４６号、第３．３２６．４０５号、第 ３．４３４．６２２号、第３．４４１．１６７号、第４、１３５．６３７号、第 ４．４０５．０５６号、及び第４，７０５．１８８号、圧力解放及び蓋全体を取 り外すものについては、米国特許第３　、４１（５、４１，０号、第３．５９３ ．８７ｆｉ号、及び第３．７２０．３４８号、 再シール可能なタブについては、米国特許第３．８０４．２８７号、第３．８５ ８．７４７号、第４．５７２−３９８号、及。

び第４．５７８．３０Ｅｉ号、 プルタブ及びパネルか取り外されるものについては、米国特許第３．１１ｉ２７ ．１６８号、及び第３．６６２，９１４号、タブを押し込む（ブツシュインタブ ）ものについては、米国特許第３．７４１，４３２号、第３，８８０，３１６号 、第３．８１１１６．１１ｇ１号、第３．８８１１，１９９号、第３，９７０， ２１２号、第３．９８２．［ｉ５７号、第４．０２３，７０３号、第４．０３２ ．０３４号、第４、（Ｈｌ、１０４号、第４．１０５．１３４号第４，１０６， ６［ｉ２号、第４．１１９，０５０号、第４．１３４．５１７号、第４，１３６ ，７９７号、第４．１５４．１８４号第４．１５５．４８０号、第４，２１３． ５３８号、第４，３５５，９３５号、及び第４．７０１，０９０号、に開示され ている。

多年に亘って最も一般的に使用された飲料用容器はステイオンタブを備えた端部 材を有する。ステイオンタブは、切断可能なタブ部分に力を加えて端部材に開口 部を形成し、こうした開口部の形成の後、切断可能なタブ部分及びステイオンタ ブの両方を端部材に取付けられた状態に保持する。本出願人の知るところによれ ば、ステイオンタブを備えた容器の端部材で、端部材に通気口を形成するための 性質を備えた手段が設けられたものはない。

このような通気口を形成するのに「教会の鍵」を使用する消費者もあったか、通 気口を所望時にいつでも形成できるように、容易に開けることのできる通気口を 端部材に形成するのか更に望ましい。

本発明は、端部材に注ぎ口を形成するために第１の切断り能なタブ部分に力を加 えるためのステイオンタブと、端部材に通気口を形成するのに力を加えることが できるように盛り上がった表面を有する第２の切断可能なタブ部分とを有する、 飲料容器用の端部材を提供する。

本発明の好ましい実施例では飲料容器用端部材が提供され、この端部材は、第１ の切断可能なタブ部分が形成された中央端壁部分を有し、前記タブ部分は、第１ の切断可能なタブ部分のためのヒンジ部分を形成する間隔を隔てられた端部を有 する切れ目線溝手段によって形成されている。軸線方向内方に向いた力を第１の 切断可能なタブ部分に加えてこれを切れ目線溝手段に沿って切断し、注ぎ口を端 部材に形成するための力賦与手段が設けられている。この力賦与手段を枢着する ため、枢着手段が中央端壁部分に永久的に取付けられている。この力賦与手段は 、第１の切断可能なタブ部分と接触するため、枢着手段の一方の側に衝合端部分 を有し、ハンドル部分を枢着手段の他方の側に有し、そのため、軸線方向外方に 向いた力をハンドル部分に加えたとき、衝合端部分が軸線方向内方に向いた力を 第１の切断可能なタブ部分に加えて注ぎ口を形成する。枢着手段は、力賦与手段 を中央端壁部分に固定された状態に保持し、ヒンジ部分は第１の切断可能なタブ 部分を中央端壁部分に固定された状態に保持する。第２の切断可能なタブ部分は 、第１の切断可能なタブ部分から間隔を隔てられた位置で中央端壁部分に形成さ れ、中央端壁部分と一体のヒンジ部分を有する。

第２の切断可能なタブ部分は、第２の切断可能なタブ部分をヒンジ部分を中心に 枢動させて通気口を形成するため、軸線方向内方に向いたカを加えることができ るように、中央端壁部分から軸線方向外方に突出した盛り上がった表面を有する 。

本発明の例示の現在好ましい実施例を添付図面に示す。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明の容器の端部材の平面図であり、第２図は、第１図の２−２線 での断面図であり、第３図は、第２の切断可能なタブ部分の拡大図であり、第４ 図は、第１図の４−４線での断面図であり、第５図は、第２の切断可能のタブ部 分の変形態様の平面図であり、 第６図は、第５図の６−６線での断面図である。

実　施　例 第１図には、例えば厚さ約０．２７４厘膳（０，０１０８インチ）のアルミニウ ム合金のようなシート材料のブランクから形成した容器の端部材１ｏが図示して あり、この端部材は中央端壁部分１２及び中実軸線１４を有し、容器の端部材１ ０を容器（図示せず）に使用する場合、外面１６及び内面１８（第２図参照）を 構成する。中央端壁部分１２は、軸線方向外方に向いた端面２２を持つ環状外リ ム部分２０から軸線方向内方に食い違っており、全体に平径方向内方に向いたフ ランジ部分２４に一体に連結され、このフランジ部分もまた中央端壁部分１２と 一体である。

全体に矩形形状の軸線方向内方に凹んだパネル部分２６か中央端壁部分１２に形 成され、このパネル部分は中央端壁部分１２から軸線方向内方方向に下方に延び ている。凹んだパネル部分２６は、軸線方向内方に傾斜した外端部分２８と、二 つの間隔を隔てられた全体に平行な細長い軸線方向内方に傾斜した側縁部分３０ 及び３２と、中央端部分３８及び４０を有する、二つの間隔を隔てられた湾曲し た軸線方向内方に傾斜した縁部分３４及び３６とを有する。容器の端部材１０は 、凹んだパネル部分２６を部分する第１の直径方向基準線４２と、第１の直径方 向基準線４２に垂直な第２の直径方向基準線４４とを有する。

第１の切断可能なタブ部分４８か湾曲した縁部分３４と３６との間に全体に配置 されている。切断可能なタブ部分４８の形体は、凹んだパネル部分２６の外面１ ６の外切れ目線溝５０によって構成されている。外切れ目線溝５０は、第１の直 径方向基準線４２を横切って延びる湾曲部分５２と、第１の直径方向基準線４２ の両側で凹んだペネル部分２６の端部分３８及び４０に隣接して配置された一対 の間隔を隔てられた湾曲した側部分５４及び５６とをＨする。湾曲した側部分５ ４の終端部分５８は、第１の直径方向基準線４２を横切って延び、以下に説明す る中央リベット６０の周囲の部分から比較的小さな距離のところに配置され、終 端６２を有する。湾曲した側部分５６は、約Ｏ１７６ｍｍ（０，０３０インチ） の半径を持つ円の四分の−である終端６６を備えた終端部分６４を有する。湾曲 した端部分５２、及び湾曲した側部分５４及び５６は、外切れ目線溝５０の主本 体部分構成する。一体のヒンジ部分６８か終端部分６２と終端６６との間を延び る。だめ押し切れ目線溝である内切れ目線溝７０は、外切れ目線溝５０よりも僅 かに小さい形体を有する。更に、第２図に示すように、内切れ目線溝７０の深さ は外切れ目線溝５０よりもずっと小さい。切れ目線溝の深さを溝内に残る材料で ある切れ目の残りによって表現し、切れ目線溝５０については切れ目線の残りは 約０．０８１．ｍｍ（０，００３２インチ）であり、切れ目線溝７０については 切れ目線の残りは約０．１６８ｍｍ（０，００６６インチ）である。閉鎖された 補強リブ７２か第１の切断可能なタブ部分４８から軸線方向外方方向に延びる。

二のリブは、僅かに小さいけれども、内切れ目線溝７０の部分と同様の形体を有 する。閉鎖された補強リブ７２は、第１の直径方向基準線４２によって部分され る。終端部分６２が外切れ目線溝５０と内切れ目線溝７０とを連結する。この終 端部分は約０．６３５ｍｍ（０，０２５インチ）の半径を有する。

軸線方向内方に向いた力を第１の切断可能なタブ部分４８に加えてこのタブ部分 を外切れ目線溝５０に沿って切断して注ぎ口を中央端壁部分１２に形成するだめ の力Ｖ与手段か設けられている。この力賦与手段は、取付は部分８２を備えた中 央本体部分８０を含み、取付は部分８２は、切断線８４によって、ヒンジ部分８ ６を残して中央本体部分８０から部分的に切り離される。取付は部分８２は中央 開口部（図示せず）を有し、そのため、この取付は部分をリベット６０て中央端 壁部分１２に固定的に取付けることができる。剛性レバ一部分８８はヒンジ部分 ８６及び中央本体部分８０と一体であり、衝合端部分９０及びハンドル端部分９ ２を有し、そのため、ハンドル端部分９２を軸線方向外方方向に動かして剛性レ バ一部分８８をヒンジ部分８６を中心に枢動させると衝合端部分９０か軸線方向 内方に向いた力を第１の切断可能なタブ部分４８に加えてこれを外切れ目線溝５ ０に沿って切断するのに指を使用できる。ヒンジ部分６８は切断済の切断可能な タブ部分を中央端壁部分１２上に保持し、ヒンジ部分８６は剛性レバ一部分８８ を中央端壁部分１２上に保持する。端部材１０を凹んたパネル部分２６を９する 部材として説明したけれども、これは単に例示の目的であって本発明の目的につ いて必要とされるものではないということは理解されよう。

第３図及び第４図に示す第２の切断可能なタブ部分は、通気口を中央端壁部分１ ２に形成するのに使用される。

第２の切断可能なタブ部分１０２は、米国特許第３．７４１゜４３２号の解放通 気タブと類似しており、この特許を参考のため本願に組み込む。盛り上がった表 面１０４は、中央端壁部分１２から軸線方向外方に突出している。盛り上かった 表面１０４を部分的に取り囲む切断部分１０６が、ヒンジ部分１０８を残して中 央端壁部分１２に形成されている。切断部分１０６を境界付ける中央端壁部分１ ２の底面１８の下にリップ１１２を形成するように切除部分１１０が拡大されて いる。重なり部分をカバーするのにシーラント１１４が使用される。開口部１１ ６をハンドル部分に形成して盛り上かった表面１０４へのアクセスを提供する。

中央端壁部分１２に通気口を形成するのが所望である場合には、軸線方向内方に 向いた力を盛り上かった表面１０４に加えて第２の切断可能なタブ部分１０２を ヒンジ部分１０８を中心に枢動させ、通気口を形成する。ヒンジ部分１０８は、 通気口を形成した後、第２の切断可能なタブ部分１０２を中央端壁部分１２上に 保持する。

開口部１１６を包囲するレバ一部分８８の軸線方向厚さは、第２の切断可能なタ ブ部分１０２を不時に軸線方向内方方向に移動する可能性を最小にするため、盛 り上がった表面１０４の凹んた部分２６からの突出の距離よりも大きい。

第５図及び第６図に示す本発明による実施例では、切れ目線溝手段１２０は、盛 り上かった表面１０４を部分的に包囲し、通気口の形成後にヒンジ部分１０８か 確実に残るように互いに反対方向に延びる終端１２２及び１２４を釘する。第５ 図及び第６図の通気口は、第３図及び第４図の通気口と同し方法で軸線方向内方 に向いた力を盛り上かった表面１０４に加えることによって形成される。

本発明の例示の現在好ましい実施例を詳細に説明したが、本発明の概念は他の種 々の態様で実施でき且つ使用でき、添付の請求の範囲は、従来技術により限定さ れた範囲を除き、こうした変形態様を含むように解釈されるように意図されたも のであるということは理解されよう。

Ｆ′／Ｃう 国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．容器部材と密封的に関連して密封容器を形成する容器の端部材等であって開 口部を形成するためのシステムを備えた容器の端部材等において、円筒形周囲リ ム壁部分及び中央軸線を有する一部品端部材と、 容器部材と密封的に関連するため、前記端部材に設けられた環状外リム部分と、 前記リム部分に一体に連結され且つ全体に横方向に前記中央軸線に延びる、第１ の外面及び内面を有する中央端壁部分と、 前記中央端壁部分に一体に連結された第１の切断可能なタブ部分と、 前記中央端壁部分と一体であり且つ間隔を隔てられた端部を有するヒンジ部分と 、 前記ヒンジ部分の前記間隔を隔てられた端部と隣接した端部を有し、軸線方向内 方に向いた力が加えられるのに応じて前記第１の切断可能なタブ部分を前記中央 端壁部分から切断できるように前記第１の切断可能なタブ部分を構成し、注ぎ口 を前記中央端壁部分に形成する、切断可能な切れ目線溝手段と、 前記軸線方向内方に向いた力を前記切断可能なタブ部分に加えるための力賦与手 段と、 前記力賦与手段を前記中央端壁部分に枢着するため前記中央端壁部分に永久的に 取付けられた枢着手段と、を有し、 前記力賦与手段は、前記第１の切断可能なタブ部分と接触するための衝合端部分 とハンドル端部分とを有し、そのため軸線方向外方に向いた力が前記ハンドル部 分に加わったとき前記力賦与手段が前記枢着手段を中心に枢動し、その結果、前 記衝合端部分が前記軸線方向内方に向いた力を前記第１の切断可能なタブ部分に 加え、前記第１の切断可能なタブ部分を第１の切れ目線溝手段に沿って切断し、 前記注ぎ口を前記中央端壁部分に形成し、更に、前記中央端壁部分の前記第１の 切断可能なタブ部分から間隔を隔てられた位置に配置された、前記中央端壁部分 に一体に連結された第２の切断可能なタブ部分と、 前記中央端壁部分及び前記第２の切断可能なタブ部分と一体のヒンジ部分と、を 有し、 前記第２の切断可能なタブ部分は、第２の切断可能なタブ部分を切断し、前記中 央端壁部分に通気口を形成するため、軸線方向内方に向いた力を加えることがで きるように、中央端壁部分から軸線方向外方に突出した盛り上がった表面を有し 、 更に、前記注ぎ口及び通気口の形成の後、前記第１の切断可能なタブ部分、前記 力賦与手段、及び前記第２の切断可能なタブ部分を前記端部材上に保持するため の保持手段を有する、端部材。
2. ２．前記ハンドル部分には開口部が形成され、前記盛り上がった表面は、前記ハ ンドル部分を前記軸線方向外方方向に移動させる前に前記開口部内に配置されて いる、請求項１に記載の端部材。
3. ３．前記第２の切断可能なタブ部分が軸線方向内方方向に不時に移動する可能性 を最小にするため、前記ハンドル部分の厚さが前記盛り上がった表面突出部の前 記中央端壁部分からの距離よりも軸線方向で大きい、請求項２に記載の端部材。
4. ４．前記中央端壁部分を横切って延び、前記第１の切断可能なタブ部分、前記枢 着手段、及び前記第２の切断可能なタブ部分を通過する直径方向線を更に有し、 前記枢着手段が前記第１及び第２の切断可能なタブ部分間に配置されている、請 求項１に記載の端部材。
5. ５．前記ハンドル部分には開口部が形成され、前記盛り上がった表面は、前記ハ ンドル部分を前記軸線方向外方方向に移動させる前に前記開口部内に配置されて いる、請求項４に記載の端部材。
6. ６．前記第２の切断可能なタブ部分が軸線方向内方方向に不時に移動する可能性 を最小にするため、前記ハンドル部分の厚さが前記盛り上がった表面突出部の前 記中央端壁部分からの距離よりも軸線方向で大きい、請求項５に記載の端部材。
7. ７．前記端部材がアルミニウムから形成されている、請求項６に記載の端部材。
8. ８．前記保持手段が、 前記第１及び第２の切断可能なタブ部分の前記ヒンジ部分と、 前記力賦与手段のための前記枢着手段とを有する、請求項１に記載の端部材。
9. ９．前記中央端壁部分を横切って延び、前記第１の切断可能なタブ部分、前記枢 着手段、及び前記第２の切断可能なタブ部分を通過する直径方向線を更に有し、 前記枢着手段が前記第１及び第２の切断可能なタブ部分間に配置されている、請 求項８に記載の端部材。
10. １０．前記ハンドル部分には開口部が形成され、前記盛り上がった表面は、前記 ハンドル部分を前記軸線方向外方方向に移動させる前に前記開口部内に配置され ている、請求項９に記載の端部材。
11. １１．前記第２の切断可能なタブ部分が軸線方向内方方向に不時に移動する可能 性を最小にするため、前記ハンドル部分の厚さが前記盛り上がった表面突出部の 前記中央端壁部分からの距離よりも軸線方向で大きい、請求項１０に記載の端部 材。