JPH05503628A - 新規なワクチン - Google Patents

新規なワクチン

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JPH05503628A
JPH05503628A JP2515782A JP51578290A JPH05503628A JP H05503628 A JPH05503628 A JP H05503628A JP 2515782 A JP2515782 A JP 2515782A JP 51578290 A JP51578290 A JP 51578290A JP H05503628 A JPH05503628 A JP H05503628A
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pertussis
recombinant dna
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pertussis toxin
dna molecule
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ロッホ,シャミル
ロベット,イーブス
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スミスクライン ビーチヤム バイオロジカルズ(エス ア)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規なワクチン 発明の分野 本発明は、百日咳菌(Bordetella per4ussis)毒素の遺伝 子修飾と、免疫防圓量のタンパク質から成るワクチンに関する。
発明の背景 ボルデテラ(Bordejella)属の細菌は気道の感染に関与する病原微生 物である。
この真は、4つの種−百日咳菌、バラ百日咳菌(B、parapertussi s) 、気管支敗血症菌(B、 bronchiseptica)およびボルデ テラ・アビウム(B、avium)を含んでいる。
ヒトに対し最も毒性の強い種は百日咳菌てあり、百日咳の病原菌である。
現在の慣用百日咳ワクチンは不活化した百日咳菌の全細胞を含んでいる。このよ うな細胞は、56°Cて30分の処理および/またはホルムアルデヒドでの処理 により不活化される。不活化にもかかわらず、かかる全細胞ワクチンは実質的1 の毒性を保持している。
その結果、代わりの百日咳ワクチンか利用されていて、百日咳菌の弱毒株または 毒素欠損株から製造されている。しかしながら、これらのワクチンは、毒性の強 い株から製造したものより防御力かはるかに弱いことか証明されている。例えば 、Wardlaw et al、、 J Med Microbiol 9:8 9−100 (1976)を参照。
百日咳菌は多くの毒素(百日咳毒素、アデニル酸ツクラーゼ、皮膚壊死毒素、お よび気管細胞毒素)を産生し、気道のクリアランスn溝を破壊したり、または免 疫応答を阻害するCF、 Mooi、 Antonie van Leeuwe nhoek、 54:465−474 (1988))。ヒスタミン感作、イン ツユリン分泌、リンパ球増加促進および免疫強化作用のようなry:範囲の種々 の生物学的作用か百日咳毒素に起因すると考えられる(J、Munoz、 in  Pertussis Toxin、 p、 l−18,5ekura et  at、、 Eds、、Academic Pr■唐刀A New Y ark、1985)。さらに百日咳菌毒素をマウスに投与すると、その後の攻! ’ (challenge)に対して防御することか示されている(Munoz  et al、、Infect [mmun 32°243−250 (198 1))。そn故、百日咳毒素は百日咳ワクチン中の重要な成分てあり、数カ山で 試験されて使用されている無細胞成分ワクチンに含まれている(Sato et  al、 Lancet、 +984−I:122 (1984’))。逆説的 に言うと、免疫応答を誘発てきる百日咳毒素それ自体か現在のワクチンに付随す る危険な副作用の原因であり得る(Steinman et al、、 Pro c、 Na1l Acad Sci LISA、 82:8733 (1985 ’))a こ黷轤■■ 険な作用は単なる潮紅から木矢的な神経損傷へ、そしていくつかの例では死に至 ることかある。
百日咳毒素は5つの異なるサブユニットから成り、これらのサブユニy l□は 5DS−ポリアクリルアミドゲルでの電気ン水動に基ついてSlから35と称す る。サブユニットはそれぞれl:l:+12:lのモル比で会合し、ホロトキシ ン(holotoxir+)を形成している。機能的には、百日咳毒素はアデノ ンンジホスフェート(ADP)−リホンル化活性を有するAプロトマー(または S1サブユニツト)と標的細胞受容体結合活性を存するB−才リゴマ−(サブユ ニy トs:l”s5から成る)に分けられる。従って、B−才リゴマ−は陣的 細胞膜にAプロトマーを接触させるのに不可欠である。
Locht et al、、 5cience 232: 1258−64 ( 1986)は、百日咳毒素のサブユニットか接近して連結しているノストロ〉に よりコードされることを開示している。LOcM らはさらに、百日咳菌毒素遺 伝子のヌクレオチド配列と個々のサブユニットのアミノ酸配列を開示している。
Lochj ei al、、N(R14,3251−61(1986)は、少な くともS4サブユニツトともう一つのサブユニット遺伝子の一部を含む、百日咳 菌毒素遺伝子からの4.5 kb DNA断片のクローニングを明らかにしてい る。配列分析により、成熟S4サブユニットは前駆分子のタンパク質加水分解切 断により誘導されることかわかった。
N1cosia et al、、 Infect Immun 55:963− 7 (1987)は、5つの百日咳菌毒素サブユニットのそれぞれの発現を、D NAポリメラーゼMS2への融合体として開示している。これらのタンパク質に 対して誘導された抗血清はin vlvoてもin vitr。
ても免疫防御性かないことか判明した。
Locht et al、、 Infect Immun 55:2546−2 553 (1987)は、大腸菌(E、coli)+:よる百日咳毒素の81と 32サブニニノトの発現を、β−ガラクトノダーゼの6アミノ酸残基どこれに続 くポリリンカーによりコートされる5アミノ酸への融合体として開示している。
組換えS1サブユニツトは酵素活性を示すことか開示された。最後の48アミノ ゛酸残基、すなわちカルボキシル木端、を欠く末端切断YのS1サブユニットか 開示された。
5clavo SpA、 EP−A−232,229(1987年8月12日公 開)は、大腸菌によるサブユニy ト5l−35を含む百日咳菌毒素遺伝子のク ローニングと発現を開示している。
Be1tini ex al、、 EP−A−281,530(1988年9月 7日公開)は、枯草菌(B、 5ubut i 1is)での成熟百日咳菌サブ ユニットの発現を開示している。
Burriette et al、、 EP−へ−306,318(1989年 3月8日公開)は、大腸菌ての個々の百日咳菌毒素サブユニットのサブクローニ ングと発現を報告している。Burnetteらは、S4サブユニツトかノグナ ルベプチトのコート配列の除去により発現されるであろうと開示している。また 、Burnetteらはアミノ酸Va17− Pro”の間に修飾を含む大腸菌 により発現されたSlサブユニット類縁体ら開示している。
Burns et al、、米国特許第4.845.036号は、ホロトキシン (すなわちサブユニット5l−35)の解離による野生型百日咳菌B〜オリゴマ ー(すなわちサブユニッl−32−85)の単離法を開示している。
5ato et al、、 EP−A−296,765(1988年12月28 日公開)は、突然変異百日咳毒素タンパク質を産生ずる百日咳菌変異株を開示し ている。この変異味は毒性の強い百日咳菌を既知の突然変異誘発物質であるニト ロソグアニジンにさらすことによ、 p、 +21−145. Witey &  5ons、チチェスター、1988)は、百日咳毒素リシン残基の、例えばア シル化のような、いくつかの化学的修飾により、全ての生物学的活性か消失する ことを開示している。百日咳毒素のメチル化も同じくリシン残基を修飾するか、 (DP−リホンル化活性には影響を与えず、B〜ルオリゴマ−(!!連したいく つかの生物学的活性、例えばマイトジェン作用、グルコース酸化の促進、白血球 増加促進およびヒスタミン感作作用を減退または消失させる。さらにUiは、二 量体DI (すなわち百日咳毒素サブユニット52−54)やサブユニットS5 ではなく、二量体D2 <すなわち百日咳毒素サブユニット53−84)のメチ ル化により、B−才リゴマ−に関連したマイトジェン作用か消失することを開示 している。しかしながら、B−すりゴマ−のとの特定の領域または特定のりンン 残基かメチル化またはアノル化に関与しているかに関する開示または示唆は何ら ない。
Hausman et al、、 Infect Immun 571760− 64 (1989)は、百日咳毒素二量体サブユニットDI (すなわちS2− S4.>と02(すなわち53−34)を用いたマウスの免疫感作を開示してい る。これらの二量体に対して誘導された抗血清は百日咳菌毒素を認識し、in  vijroでその毒性作用を中和することかできた。
Capiau el al、、米国特許出願第07/222.991号(EP− A−0352250) (1988年7月22日出願)は、百日咳菌毒素S1サ ブユニツトのアミノ酸26位(すなわちトリプトファン)での修飾を開示してい る。こめ残基は、化学的にまたは部位特異的突然変異誘発により修飾すると、実 質的に31サブユニットの酵素活性を失活させる的部位特異的突然変異誘発方法 を提唱している。Be1lini らは、彼らの方法か長い欠失を必要とする場 合に特に価値かあると開示している。大腸菌−枯草菌シャトルヘクター上に位置 する百日咳菌S2サブユニットングナル配列のコード領域の欠失か例示されてい る。
Black et: al、、 EP−A−275,689(1988年7月2 7日公開)およびInfect [mmun 55:2465−70 (198 7)は、大腸菌ての84サブユニツトの発現を開示している。さらに、131a ckらは、Ba131エキノヌクレアーゼで発生させた欠失またはカナマイシン 耐性遺伝子の挿入を含む百日咳菌毒素遺伝子の突然変異を開示している。これら の突然変異はその後百日咳菌の染色体に対立遺伝子交換で導入された。
Kldin et al、、 EP−A−322,115(1989年6月28 日公開)は、百日咳菌毒素の置換突然変異を開示している。また、Kleinら はS1サブユニツトの欠失突然変異を開示している。しかしなから、開示された 欠失突然変異のうちただ1つの突妖変異Glu””のみか81サブユニット抗体 に対して弱く反応しただけてあった。
本発明の目的は、免疫原性であるか無毒性である修飾百日咳菌毒素またはそのサ ブユニットを含む改良型百日咳ワクチンを提供することである。
発明の要約 本発明は、野生型百日咳毒素に対する抗体に特異的に反応するか、百日咳毒素標 的細胞受容体結合を欠損しているタンパク質をコートする組換えDNA分子に関 する。
関連する態様として、本発明は、調節領域に機能しうる状態で連結された本発明 の組換えDNA分子を含む組換えプラスミドである。前記調節領域は、本発明組 換えプラスミドて形質転換された宿主細胞中てのタンパク質コード配列の転写と その後の翻訳に必要な調節配列を含む。
本発明はまた、本発明の組換えDNA分子によりコードされ、野生型百日咳毒素 に対する抗体に特異的に反応するか百日咳毒素標的細胞受容体結合を欠損してい る百日咳毒素タンパク質に関する。
もう一つの態様では、本発明は百日咳に対する防御を刺激するワクチンであり、 かかるワクチンは本発明の組換えDNA分子によりコートされる、免疫防1Il tで無毒性量のタンパク質を含む。ワクチンのためには、本発明タンパク質は宿 主細胞または細胞培地から分離・精製されても、あるいは宿主細胞の外表面膜に 結合されていてもよい。
本発明はさらに、本発明タンパク質の生産方法に関する。この方法は、適切な培 地中で本発明の組換えDNA分子により形質転換された宿主細胞を増殖させるこ 本発明は、百日咳菌毒素B−オリゴマーDNAコード配列の自然界に存在するア ミノ酸残基の1個またはそれ以とを修飾することにより、百日咳毒素の標的細胞 受容体への結合を著しく減退させ、それにより防御免疫原性応答を誘発する能力 は保持しつつ百日咳毒素の毒性を多大に減退させるという発見に基づいている。
百日咳毒素(PT)の生物学的作用の、全ててはないにしても、多くは、3つの 必須の分子段階の結果である。最初の段階はPTかB−才リゴマ−(サブユニッ ト52−35)を介し標的細胞膜上の受容体に結合することを含む。次に、S1 サブユニツトか標的細胞の細胞質に移動しなければならない。最後に、内在化し たStサブユニットかNAD−114加水分解とADP−リポノル化を含むその 酵素活性を発現しなければならない。(Ui、 M、、in Pathogen esis and Immunity in Pertussis、 p、12 1−14T. W ardlaw and Par(on、 eds、、Wiley and 5o ns、チチェスター1988を参照されたい)。これらの3段階のどれを除外し ても、前記毒素の生物学的活性か劇的に減退する。それ故、標的細胞受容体に結 合できない修飾百日咳毒素は、百日咳毒素に関係した毒性作用か劇的に減退して いる。
PTか宿主細胞に付着または結合するのに関与しているB−才リゴマ−はサブユ ニットS2−55から成る。B−才リゴマ−はさらに2つの二量体DlとD2に 分けられ、サブユニットS5によって連結している。二量体DIはサブユニット S2と84から成り、二量体D2はサブユニットS3と84から成る(Tamu ra et al、、 Biochemistry、 21:5516−22  (1,982)を参照)。各二量体は異なる標的細胞受容体分子と特異的に相互 作用する。例えば、DIはハプトグロビンまたはフヱチュインのような糖タンパ ク質へのPTの結合に関係しているように想、われ(Francotte et  al、、 in Vaccine 89゜p、243−247. Lerne r et al、、 eds、、 Co1d Spring Harbor L aboratory、 F、−ヨ ーク州コールド スプリング ハーバ−、1989) 、一方D2はチャイニー ズハムスのと推定される。
(+986))により開示されている・101 C(JuGGCGGT CGT CGAGGCCTTTGCCGCCCAAGGCGCCACGCCGGTCAT C501GACGGGATGCGTTGCACTCG GGCAATTCにCC MACCO〕AGMCAGGCTG551 GCTGACGTGG CTGGC GATTCTTGCCGTCACGGCGCCCGTG ACTTCGCCGG 1951 ATTACGACTA TGAGGACGCA ACGTTCG八G A CへrACGCccT TACCGGCATC2001 TCCATCTG CA ATCCTにGATCATCCTTArGCTGAGACGCTT CC CCA(TCGA3101 GCAACCCGeG C(?ITGACCGT  GGCCGAACTG CGCGGCAACG CCGAATTGCA:]:I 51 CGCGCCTGCT CGCCAGCACCMCAGCAGGCTGT GCGCGGT ATTCGTCACG3401 GACGGGCAAT CG GTCATCGG AGCCTGCGCCAGCCCGTATG AAGにeA cGTAここで S1サブユニツトはヌクレオチド507−1310によりコー ドされ:成熟S1サブユニツトはヌクレオチド609〜1310によりコートさ れる。S2サブユニツトはヌクレオチド+353−2030によりコードされ、 成熟S2サブユニツトはヌクレオチド1434−2030によりコートされる。
S4サブユニットはヌクレオチド2090−2482によりコートされ:成熟S 4サブユニットはヌクレオチド2153−2−182によりコードされる。
S5サブユニットはヌクレオチド2497−2856によりコートされ、成熟S 5サブユニツトはヌクレオチド2557−2856によりコートされる。S3サ ブユニツトはヌクレオチド2942−3622によりコードされ、成熟S3サブ ユニツトは3026−3622によりコートされる。
S2と83はアミノ酸配列では70%相同で、ヌクレオチド配列では75%相同 であるらず、機能的に活性な百日咳毒素ではS2と83は互いに置換できない( Tamura eral、 、同上)。さらに、S2と83サブユニットのそれ ぞれが1つの84サブユニットに結合している。従って、B−才リゴマ−機能で の役割は全く異なっているが、2つの二量体DIとD2は互いに密接に関係して いるに違いない。
百日咳毒素を化学的に修飾すると、その生物学的活性に影響を及はすことができ る。例えば、アノル化により、四次構造か崩壊するために、百日咳毒素に関係す るか、ADP−リホノル化活性には影響を与えず、B−才リゴマ−に関係した活 性を減退または消失させる(ui、M、、in Pathogenesis a nd Immunity in Pertussis、p、 12+−145, Wardlaw and Parton、 eds、、Wiley and 5 ons、チチェスタ−1988を参照)。さらにUlは、二量体D1でもサブユ ニットs5てもない、二量体o2の、lチル化により、B−オリゴマゴこ関係し たマイトジェン活性が消失すると開示している。かくして、Ulは、リノン残基 が宿主細胞表面へのD2の付着(1)Iの付着ではない)に何らかの役割を果た す、と結論している。
百日咳毒素のヨウ素化により、血球凝集作用やCHO細胞クラスター化のような いくつかの生物学的活性か著しく減退することも示されている。Armstro ng et al、、Infect immun、 55:l294−99 ( 1987)参照。Armstrongらは、フエチュインーアがロースの存在下 で野生型百日咳毒素を放射性ヨウ素化し、なお生物学的活性を保持する方法も開 示している。このような方法を使用して、全てのPTサブユニットをヨウ素化し たことか報告された。しかしながら、Armstrongらは、観察された生物 学的活性の減退の機構は不明であると報告している。
このように、本発明は、標的細胞受容体結合活性を欠損し、好ましくはs1サブ ユニ、・ト酵素活性も同様に欠いているが、抗−百日咳毒素抗体により認識され る能力をなお保持しているタンパク質をコートする百日咳菌毒素DNA配列を記 載すr et al、、 eds、、 Co1d Spring Harbor  Laboratory 、 ニューヨーク州コール1〜スプリング バーバー 1989>により記載されるハブトグロビンー結合を用いて、あるいはBren nanら(J Biol Chem、 263:4895−99(1988)) またはBurnSら(lnfect [mmun、 55:24 (1987) )により記載されるC)10細胞結合/細胞毒性分析を用いて検定できる。S1 サブユニツト酵素活性は、Burnejteら(Science、 242ニア 2 (1988))により記載されるADP−リホノル化検定で測定することか できる。
本発明の組換えDNA分子を含むDNA分子は、既知の手法を使用して、例えば 遺伝子バンクから遺伝子を単離し、mRNA鋳型からまたはポリメラーゼ・チェ イン・リアクション(米国特許第4.800.159号を参照)により相補DN AすなわちcDNAを作製することにより、とんな百日咳菌株からでもまたは臨 床検体の単離物からでも誘導できる。また、このような組換えDNA分子は標準 DNA合成技術により合成でキル。さらに、各種の百日咳菌株は、例えばAme rican Type Cu1ture Co11ection(ATCCX米 国メリ米国メリーランドピロツクビル商業上の寄託機関から入手できる。
ここで使用する場合、″野生型百日咳毒素に対する抗体に特異的に反応するか、 百日咳毒素標的細胞受容体結合を欠tuシているタンパク質をコードするDNA 配列″という表現は、実質的にLochtら(Sc+ence 232:125 8−64 (1986))により記載されるような全てのサブユニット(Sl、 S2、S3、S4およびS5)から成るタンパク質をコートするコート配列とそ の全ての突然変異または突然変異体のような、野生型百日咳毒素に対して標的細 胞結合活性は減退しているか、抗−百日咳毒素抗体により認識される能力はなお 保持しているタンパク質をコードするDNAコート配列を意味する。8−才リゴ マ−またはS2またはS3サブユニツ)・に適用される“突然変異″もしくは″ 突然変異体″という用語は、標的細胞受容体結合を欠損しているか、抗−百日咳 毒素抗体により認識される能力をまだ保持しているタンパク質をコードする本発 明組換えDNA分子のあらゆる誘導体を含む。このような突然変異は、アミノ酸 およびその核酸コート配列の欠失、付加、置換または転位により、あるいはその 化学的修飾により作りだすことかてきる。
本発明組換えDNA分子の好ましい実施態様は、制限するものではないか、サブ ユニットS2のAs口105またはTY「IO2またはTY、+02−10ff および/またはサブユニットS3のしys l 6 またはTY、J2またはl  y s I 3 またはLY S I OSまたはTyrlo!またはTy、 814−P 0″のアミノ酸欠失、またはサブユニットS2の、4sn16sのAspへの置 換といった単一アミノ酸置換を含む組換えDNA分子を含む。
最も好ましい実施態様は、制限するものではないか、サブユニットS2のAs口 l OSまたはTYrl 02またはTy、l0f−■および/またはサブユニ ットS3の1yslf15またはTY「102またはTy、IO2−12の欠失 を含む。
siの突然変異(例えばTrp!lまたはt(is!sまたはSe r j 6 または(,1u121の欠失)か米国特許出願第07/381.888号(EP −A−0352250)(1989年7月18日出願)に開示されていて、その 全開示をここに参照により引用するものとする。他の81サブユニットアミノ酸 残基の突然変異(例えばArg”、A、gIf 、Giu129のf!換) L !Pizza et at、、 5cience、246:497−500 ( +989)およびεP−A−0396964およびEP−A−0306318に も開示されている。これらの参考文献をここに参照により引用するものとする。
好ましくは、本発明のDNAコート配列は、三次構造かできるかぎり天然または 野生型のタンパク質に似ているタンパク質、すなわち抗−百日咳毒素抗体に認識 され得るか、しかも標的細胞受容体結合活性は欠損しているタンパク質をコード する。
本発明の組換えDNA分子の他の実施態様は、全部ではなく一部のサブユニy) をコートする百日咳毒素コード配列を含む。具体例としては、限定するものでは ないか、DI(S2とS4.) 、 D2(SaとS4) 、5l−32−34 ,5l−53−84およびB−才リゴマ−(S2 、 Sa、S4およびS5) か含まれる。
もう一つの実施態様では、本発明の組換えDNA分子はハイブリッドの形であり 得、すなわち他のPTサブユニット、例えば[S2エピトープ]−[S3サブ二 二、l・]等、他の百日咳菌抗原、または池の非百日咳菌抗原からの1またはそ れ以上のエピトープをもつ別の配列を含む融合ポリペプチドをコードするコート 配列であり得る。これとは別に、本発明の組換えDNA分子は、アノユハン[・ の場合のように免疫ヤ11激特性をもつか、そうでなければ百日咳菌毒素サブユ ニットに対する免疫応答を増強するか、あるいは百日咳菌毒素サブユニットの発 現、精製または処方[二有用である、担体ポリペプチドのDNAコート配列に融 合することかできる。
本発明の組換えDNA分子は、例えば調節要素、1またはそれ以上の選択マーカ ー、および1′!製と維持機能をコートする配列のような追加のIIINA配列 を含むことかてきる。調節領域は典型的には、本発明コート配列から上流に存在 するプロモーターを含み、これはRNAポリメラーゼの結合とRNA転写の開始 に機能する。言い換えれば、調節要素または領域は、本発明コート配列とn、能 しつる状態で連結される。調節領域の選択は使用する宿主細胞に左右されること か、当分野で習熟した者には理解されるであろう。
本発明はまた、本発明の組換えDNA分子を含む組換えDNAプラスミドに関す る本発明のもう一つの態様は、本発明の組換えDNA分子を用いて形質転換した 宿主細胞である。この種の宿主細胞は適切な培地中で増殖でき、本発明コード配 列を発現できる。かかる宿主細胞は、本発明の方法を用いて、すなわち本発明プ ラスミドで望ましい宿主細胞を形質転換することにより作られる。このような形 質転換は通常の形質転換技術を利用して達成される。さらに、本発明の組換えD NA分子は、例えば相同的組換えのような慣用技術により宿主細胞のゲノムに組 み込むことかできる。本発明の最も好ましい宿主細胞は、大腸菌種とボルデテラ 属に属するものを含む。適切であり得る他の宿主細胞は、限定するものではない が、哺乳動物細胞、昆虫細胞、酵母、例えばストレプトマイセス(Strept OmYCeS)、バチルス(Bacillus)、サルモ不う(Sa 1mon e l la、)のような他の細菌細胞を含む。それ故、本発明とその生産物は いかなる特定の宿主細胞にも限定されない。
本発明はまた、本発明の組換えDNA分子によりコートされるタンパク質に関す る。好ましくは、このようなタンパク質は本発明の形質転換宿主細胞により生産 されるか、慣用ペプチド合成技術で製造することもてきる。
本発明タンパク質は、好ましくは、野生型百日咳毒素と比へて、約50%を越え ないハプトグロビン結合またはCHO細胞毒性を存する。最も好ましくは、本発 明タンパク質は、野生型百日咳毒素と比・\て、どちらの分析活性も10%以下 で、さらに好ましくは5%以下である。
本発明は、本発明の組換えDNA分子によりコートされるタンパク質の生産方法 にも関し、この方法は、本発明の形質転換宿主を適切な培地で培養し、生産され たタンパク質を単離することから成る。′適切な培地“とは、かかる宿主に本発 明ツー1〜配列を回収可能量で発現させることかできる培地を意味する。使用す るのに適した培地は宿主細胞に左右されることか当分野で習熟した者には理解さ れよう。斯く生産されたタンパク質は、宿主の培養リセイトから、あるいは適宜 に宿主の培地から直接用離で考、このような単離は通常のタンパク質分離技術に より実施される。例えば、Burns ej、 a、1.、米国特許第4.84 5.036号を参照。
本発明の好ましい実施態様では、本発明タンパク質のコート配列を形質転換百日 咳菌宿主細胞に発現させて、免疫原性であるか実質的に不活化されたタンパク質 、すなわち標的細胞受容体結合を欠損し、さらに場合によりADP−リポノルト ランスフェラーセ活性をも欠損するか、依然として抗−百日咳毒素抗体により特 異的に認識されるタンパク質を生産させる。このような系では、百日咳菌毒素を コうなスイサイドベクターは、大腸菌またはいくつかの他の適切な宿主内でスイ サイドベクターを増殖させるのに十分な量の細菌DNAを含む。かかるヘクター は、毒素遺伝子を欠損している百日咳菌宿主と異種毒素遺伝子の間で組換えが起 こるように、毒素サブユニットコート配列に隣接して十分量の百日咳菌DNAを 含む。
毒素遺伝子を欠く百日咳菌宿主の使用か絶対に必要であるというわけてはないか 、組換え前の宿主に毒素遺伝子か存在しなければ、対象の遺伝子を組込んだ組換 え宿主のスクリーニングと単離か容易になることか当分野で習熟した者には理解 されよう。その後、このような相同的組換えから生しる組換え百日咳菌を標準技 法で選別する。例えば5tibitz et al、、 Gene 50:l3 3−140 (1986)を参照。
本発明はさらに百日咳に対する免疫を誘発てきるワクチンを含む。このようなワ クチンは免疫防画量で無毒性量の本発明タンパク質を含み、一般的にはl−50 0μg、好ましくは5−25μgの本発明タンパク質を含むか、これらの量の使 用に限定されない。
本発明の別の実施態様は、百日咳に対する防御を刺激する全細胞ワクチンを含む 。このようなワクチンは本発明の形質転換宿主細胞の表面に発現される本発明タ ンパク質を含む。形質転換宿主細胞は免疫防御性で無毒性のワクチンを製造する ために慣用技術により不活化される。
百日咳毒素と共に投与するのか望ましいとされる池の抗原を本発明ワクチンに含 めてもよい。このような追加成分は当分野で習熟した者によく知られている。
好ましい追加成分は1iff傷風トキソイドおよび/またはノフテリアトキノイ ]・並びに繊維状赤血球凝集素(FHA) 、凝集原2と3.69 kD抗原、 および/または百日咳菌の池の防御抗原を含む。
このようなワクチンの供給は、本発明のもう一つの態様、すなわち本発明ワクチ ンをヒトに投与することから成る百日咳に対してヒトを免疫化する方法を可能に する。
本発明ワクチンの投与方法は、免疫防御量の本発明タンパク質を宿主に伝達する いずれの適切な経路であってもよい。しかしなから、ワクチンは筋肉内または皮 下経路で非経口的に投与するのか好ましい。所望により、経口投与または他の非 経口経路すなわち皮肉、鼻内、静脈内のような投与方法も採用できる。
本発明ワクチンは、免疫防御性、無毒性および無菌の製剤学的に許容しうる担体 を含む医薬組成物として製造できる。本発明ワクチンとしては本発明タンパク質 の水溶液を直接使用できる。これとは別に、本発明タンパク質は、前凍結乾燥の あるなしに係わらず、種々の既知アジュバントと混合することかできる。ワクチ ンの投与か非経口的である場合は、本発明タンパク質を慣用アジュバントと混合 するかまたはそれに吸着させて、免疫応答を増強することかできる。この種のア ジュバントとしては、特に水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、ムラミル ンベブチドおよびギルA (Quil A)のようなサポニン類かある。本発明 ワクチンの別の製造法としては、本発明タンパク質をリポソームのようなミクロ 粒子内にカプセル化することかできる。さらに本発明ワクチンのもう一つの別の 製造法では、本発明タンパク質を、例えば破傷風トキソイドのような免疫刺激巨 大分子と共に投与することかできる。また、本発明タンパク質を含む水性懸濁液 または溶液は生理学的plに緩衝化することか好ましい。本発明タンパク質を経 口摂取用にet al、、 (eds、)、 University Park  Press、メリーラント州バルチモア、 1978年に記載されている。リ ポソーム内のカプセル化はFul 1ertonの米国特許第4.235.8U 号に記載されている。巨大分子へのタンパク質の複合は、例えばいkhiteの 米国特許第4.372.945号とArmorらの米国特許第4.474.75 7号に開示されている。
キルAの使用はDa、lsgaard et at、、 Acta Vet 5 cand 18:349 (1977>に開示され本発明のワクチンは、薬学的 製剤の場合は、単位剤形であることが好ましい。
適切な予防効果量は当分野で習熟した者なら容易に定められるであろう。本発明 ワクチンIこ含まれるタンパク質の有効量は、慣用の百日咳菌無m体または成分 ワクチン中の抗原の有効量の範囲内、すなわち単位用量あたり5−25μgであ り得る。この用量は、場合により、種々の量の繊維状赤血球凝集素(FHA)( 用量あたり約1(1−25μg)および/または凝集原または他の抗原と共に投 与できる。しかしなから、特定の患者のための特定の用量レベルは年齢、一般的 健康状態、投与期間、投与経路、投与された池の薬削との相乗作用、要求される 防iII程度なとの、種々の要因に左右されることか理解されよう。必要ならば 、投与は適切な間隔て繰り返すことかできる。
以下の実施例は、本発明を説明するものであって、制限するものではない。制限 酵素と他の試薬は実質的に販売元の指示に従って使用した。
実施例 部位特異的突然変異誘発による百日咳tiサブユニyトの修飾実施例I S2の 突然変異誘発 百I」咳毒素遺伝子の完全ヌクレオチド配列をコートするプラスミドpPTX4 2 (Locht el al、、 5cience、 232:1258−6 4 (1986戸を、制限酵素XbalとXma Iて消化した。750塩基対 (bp)断片を単離し、先にXba、 IとXma Iて消化したM13mp1 9に連結させた。−末鎖または二本鎖産物として存在できるベクターIJI3m 19は、部位特異的突然変異誘発に適する標準サブクローニングベクターであり 、容易に人手てきる。J、 Messing、 別刀二肋Zymo1.101: 20−78 (1983)を参照。得られたベクター(φR[T2O200と称 する)は、百日咳毒素の82サブユニツトと5’ + 3’非翻訳DNAをコー トする。その後、二のベクターを後続の突然変異誘発実験に使用した部位特異的 突然変異誘発は、。′オリゴヌクレオチド特異的in vitro突然変異誘発 系N(Amersham、イリノイ州アーリントンハイツ)に従って実施した。
突然変異誘発領域に特異的な合成オリゴマーを、−末鎖形態のφRIT2020 0にアニール化した。次いて、このアニール化オリゴマーをプライマーとして使 って、合成オリゴマー領域に作られた特異的変化以外はφRIT20200に相 補的なベクターを複製した。かくして、当業者は残りの核醜配列に影1を及はさ ずに、ベクターに特異的変化を速やかに誘導することかできる。アミノ酸102 (チロノン)すなわちサブユニットS2のTyr1o2を欠失するために、以下 の合成オリゴヌクレオチドブライマー 5’ CGTTGCTGTAGTGATCCGTT 3’を使用した。この得ら れたベクター(アミノ酸+02すなわちTyrのコドンを欠く)はφRIT20 201と名つけた。その後、これは後続の突然変異誘発実験に使用したφRIT 2020+からチロノン103 (Tyr””)を欠失するために、以下の突然 変異誘発プライマー 5’ TGACGTTGCTGTGATCCGTT 3’を使用した。1辱られ たフy−ノ(Tyrlo”とTyrlo2のコドンを欠く)をφRIT2020 2と名づけだ。正しい突然変異か生し、S2サブユニツト遺伝子に望まない突然 変異か導入されていないことを確かめるために、両方の突然変異ベクターの82 サブユニツトの配列解析を行った。次いて、二本鎖複製型ファージφRIT20 201とφRIT20202をXbalとXma lで消化し、S2突然変異を コートする7501)p断片をプラスミドpI?lTl3070の、Xbal  とXn+a 1部位に挿入した。プラスミドpRIT]3070 (Capia uet al、、米国特許出願第07/22=、991号(EP−A−0352 250)(1988年7月22日出願)は、一般的なりローニングベクターであ るpUc7 (Vieira el al、、Gene、+9:259−68  (+982))のEcoR1部位に挿入した完全百日咳毒素構造遺伝子を含む組 換えプラスミドである。
完全百日咳毒素構造遺伝子に挿入したS2突然変異TyrIF!とTyrlo2 −IO2を含む組換えプラスミドをそれぞれI)R[Tl3241およびpl’ ?lT13242と名づけだ。これらのプラスミドの配列を再度解析して、その 11飾ヌクレオチド配列を確かめた。
S2サブユニットコトンアスパラギン105 (Asn”’)を欠失するために 、ポリメラーゼ・チェイン・リアクション(PCR)を使用した(Saiki  et al、、 5cience 230:1350−1354 (1985) ’): PCR系は市販されているPerkin Elmer Cetus ( カルフォルニア州エメリービル)である。
As口l OSの突然変異誘発を以下の通りに実施した:a)プラスミドpR( T13070を最初に変性させ、次いて変性プラスミドの一本鎖に相補的な2つ の合成オリゴヌクレオチドをアニール化した。第1のオリゴヌクレオチド (1) 5’ CGTTCTAGACCTGGCCCAGCCCCG 3’は突 然変異を誘発すべき部位の5′側のXba I制限部位をコードし、第2のオリ ゴヌクレオチド (It) 5’ TGGCGGTGACGCTGTAGTAG 3’は突然変異 を誘発すべき部位にかかっている。その後、2つのアニール化オリゴヌクレオリ ド間のDNAをPCRて増幅する。
b)第2工程で、工程(a)の反対のDNA ilIに相補的な2つの別のオリ ゴヌクレオチドを、変性プラスミドIIRIT13070にアニール化した。1 つのオリゴヌクレオチド (lli) 5’ TGTT:CCGGGGCGGTGGTTCGAGTG 3 ’は突然変異を誘発すべき部位の3′側のXmal制限部位をコードし、もう1 つのオリゴヌクレオチド (m 5’ CAGCGTCACCGCCACTCGCCTGCTCTCCAG  3’は突然変異を誘発すべき部位にかかっており、14ヌクレオチドの広がり かオリゴヌクレオチF([1)と相補的である(すなわち塩基対を形成てきる) 、アニール化すりゴヌクレオチド([lD と(1v)の間のDNAをPCRて 増幅した。最後に、2つの増幅DNA断片を互いにアニール化し、XbalとX ma1部位間の突然変異誘発DNA断片の増幅をPCRで実施した。この増幅D NA断片を制限酵素Xba IとXma [て消化してから、未突然変異誘発p RIT13070のXba lとXma!部位に挿入した。
S2サブユニツトコドンアスパラギン(Asn165)をアスパラギン酸(As ρ)で置換するために、PCR系を使用した。手法は、異なるオリゴヌクレオチ ド配列を使用すること以外は、上記のA S n + o Iの欠失と同様であ る。オリゴマー(It)と(IV’)は、それぞれオリゴ7−(IIS)と(I Vs)([[s) 5’ TGGCGGTGACGTCGCTGTAGTAG  3 ’(TVs) 5’ CAGC,GACGTCACCGCCACTCGCC TGCTCTCCAG 3 ’と置き換える。
形質転換後、組換え突然変異体プラスミドをDNA配列解析で分析し、その修飾 ヌクレオチド配列を確かめた。
実施例2 S3の突然変異誘発 制限酵素Pst[てのpPTZ42 (Locht et al、同上)の消化 により、とりわけ、百日咳毒素の83サブユニツトのコード領域を含む960  hp断片を得た。この断片を単離し、M13mp9 (Messing eta t、同上)のPst1部位に連結した。φRIT20300と名つけた組換えフ ァージを次いて以下の83サブユニツト突然変異の誘発実験(上記のAmers ham系)に使用した欠失 すリゴヌクレオチド配列 (5’ −3”ILys  ” TGAACAGTGCCGGCGGGATGTyr12GCCCGGTC TTTATGGTCGTGLys ” GTTGCCCGGTGTATATGG TCTyr102 CCTTGCTGTAGTGATCCGCATyr’ ”  TGACCTTGCTGTGATCCGCALys ” 5TGGCCGTGA CGCTGTAGTAG突然変異誘発後、部位特異的突然変異体の配列を決定し 、正しい突然変異か導入されたことを確認した。ファージDNAの二本V1復製 型を川離し、Bgl[I とMIu[て消化した。次いて、種々の33突然変異 を含む690 bp DNA断片を単離した。
プラスミドpRIT13o70 (上記)からの2.7 kbp Xma!−E coRI挿入物は、標準の市販されているクローニングベクター1)UC9にク ローン化した。この新しく作製したプラスミドをpPT3と名づけ、その後Bg lllと!Jlulで消化した。このBglil−1Jlu1部位に、先の種々 の83突然変異を含む690 bp Bgl[[−Mlul断片を連結した種々 の83突然変異をコートするこれらの組換えプラスミドはBamHIとBgI[ [て順に消化した。長さ1750 bpの断片を単離し、pR[Tl3070の Bam[−Bgl [[部位に連結した。種々の単−S2およびS3突然変異を 下の表1 (突然変異#1−9)に総括するpPTX42 (Locht et  a、1.同上)を制限酵素5au3Aで消化して、とりわけSl百日咳毒素サ ブユニットのコート領域の殆とを含むか、カルボキシル末端コート領域を欠いて いる560 bp断片を生成させた。この断片を単離し、M13mp18 (M essing etal、同上)のBamH1部位に連結した。φRIT200 01と名つけた組換えファージは、上記のAmersham″オリゴヌクレオチ ド−特異的in vitro突然変異誘発系″ての突然変異誘発実験に使用した 。
アミ入酸26(トリプトファン)すなわちサブユニットS1のTr p 21を 欠失するために、以下の合成オリゴヌクレオチドプライマー5’ CGTTGT TTCCCGCCGTGAAT 3’を使用した。突然変異誘発後、部位特異的 突然変異体の配列を決定し、正しい突然変異か導入されたことを確認した。ファ ージDNAの二本jJ!複製型を単離し、Acclで消化した。Stに突然変異 を含む300 bp DNA断片を単離し、pRIT13070 (同上)のA cc1部位に連結した。
同様の手法を用いて、9位(Arg)、13位(Arg)、35位(Hi s) 、40位(Set)およζ129位(Glu)にサブユニットS+の単一アミノ 酸欠失または置換を導入した。S1サブユニツトの単一突然変異を下の表1 ( 突然変異all−22)に示す。
実施例4 突然変異の組み合わせ 実施例1からのpRIT13070由来プラスミド(すなわちS2突然変異体) をXba 1とXma [て消化し、S2突然変異をコードする7501)p断 片を得る。Xbal−Xmal断片を、実施例3のpRIT13070由来プラ スミド(すなわちSI突然変異体)からのXbal−Xmal断片と置き換え、 サブユニットS1と32に突然変異、例えばTrp”(St)−Asn’”(S 2)、を有する組換えDNA分子を得る。同様の方法で、実施例2のI]RIT 13070由来プラスミド(すなわちS3突然変異体)をBgll[とBamH Tて消化てきる。次いで、単離したDNA断片(約1750 bp)を実施例3 のpRITI3070由来プラスミド(すなわちS1突然変異体)からのBgl l(−BamHT断片と置き換え、サブユニットS1と83に突然変異、例えば Trp”(Sl)−Tyr”””(S3) 、をつくる。かくして、当分野で習 熟した者はこの開示に基づき、Sl、5l−32,5l−33、S2−33ある いは5l−32−83突然変異の別の組み合わせをつくることかできる。種々の 突然変異の組み合わせを下の表1 (突然変異#10と23−31)に示す。
実施例5 百日咳菌宿主の毒素遺伝子の欠失■またはそれ以上の上記突然変異を コードする百日咳毒素遺伝子を発現させるために、宿主細胞から野生型百日咳菌 毒素遺伝子を最初に欠失させることか望ましい。それにより、プラスミドにより コードされる毒素遺伝子は、細菌染色体上にコートされた毒素遺伝子との組換え を起こさないだろう。それ故、百日咳菌TOhama [ワクチン株の百日咳毒 素コート配列を以下の方法で欠失させたストレプトマイノン400μg/mlを 含むBG培地(脱線維素化ヒツノ血液25%V/Vを補給したBG寒天、Dif co Laboratories (ミシガン州デトロイト))にプレートした 。次いて、ストレプトマイノン耐性突然変異体を、ナリジキシン酸50μg/m lを含むBG培地にプレートした。生したコロニーはストレプトマイシンとナリ ジキシン酸に耐性であり、次いて、接合実験に使用した。
プラスミドpTOX9 (Black et al、、 1nfect [mm un、 55:2465−70 (1987’))は約10kbp百日咳DNA 断片上に百日咳毒素遺伝子を含む。プラスミドpTOX9を制限酵素Kpnlと Bglilて消化し、次いてBa131エキソヌクレアーゼで処理し、最後に再 連結した。この得られたプラスミドは百日咳毒素遺伝子を欠失しており、CIa [で消化した。これにより、欠失百日咳毒素遺伝子のフランキング領域を含む約 7kbp断片を得た。このC1at−C1al断片を末端味復し、単離し、次い てプラスミドpSORTP IのHindl[+ (末端修復済み)部位に連結 した。プラスミドpsORTP lはゲンタマイシン遺伝子か挿入されているプ ラスミドpRTP1 (Stibitz et al、、 Gene、5013 3−1.10 (+986))から誘導された。それ故、psORTP 1はゲ ンタマイシン耐性遺伝子とストレプトマイシン耐性を付与する遺伝子を含む。プ ラスミドpsORTPlは百日咳菌ては自律複製をせず、かくして百日咳菌染色 体との組換えを起こさなければならない。
組換えに先立って、百日咳毒素遺伝子に隣接するヌクレオチド配列を含むプラス ミドpsORTPlを、大腸菌5Ml0株(Simon et al、、 Bi oTechnology、 Iニア84−791(+983))に導入した。い くつかのコロニーか増殖し、それらのクローンの各々からのプラスミドDNAを 別個にDNA配列解析により分析し、同定し、欠失を確認した。
組換えプラスE l” psORTPlを含む大腸菌5tJ10クローンは野生 梨百日咳菌Tohamat株(上記)と接合した。この株はストレプトマイシン 耐性(劣性形質)とナリジキシン酸耐性であった。次いて、百日咳菌受容菌をナ リジキシン酸とゲンタマイシンを含むBG寒天プレートに植菌した。ゲンタマイ シン耐性コロニーは、ヌトレブトマイシン感受性てもあったか、完全な組換えプ ラスミドか百日咳菌染色体に組込まれた場合にのみ発生し得た。その後、ゲンタ マイシン耐性コロニーを、ス]・レブトマイシン400μg/mlを含むBGプ レートに植菌し、第2の組換え現象を選びたし、ストレプトマイノン耐性百日咳 菌復帰細胞を得た。これらの復帰細胞は染色体と挿入プラスミド間の第2の相同 的組換えにより生じた。得られたゲンタマイシン感受性てもあるストレプトマイ シン耐性株の多くは、組換え現象で、野生型百日咳毒素を消失していた。コロニ ーをサザンブロノトハイブリダイゼーションにより分析し、野生型百日咳毒素遺 伝子の消失を確認した。得られた百日咳菌株は百日咳毒素遺伝子を欠き、その後 突然変異百日咳毒素遺伝子の発現に82またはS3サブユニツトに上記突然変異 を含むpR+T13070由来プラスミドを制限酵素EcoRIて消化した。得 られた4、7kbp断片をプラスミドpLAFRII (Friedman e t al、、 Gene、 18:289−296 (1982戸の唯一のEc oR[部位に連結した。プラスミドpLAFRIIはテトラサイクリン耐性遺伝 子を含み、それ故このプラスミドを含む形質転換体はテトラサイクリン12.5 μg/ml含有増殖培地で選択することかできる。その後、組換えプラスミドを 大腸菌5Ml0に導入した。テトラサイクリン耐性形質転換体はさらに突然変異 毒素遺伝子の存在についてDNA配列解析で分析した。希望の突然変異を含むコ ロニーを、実施例5に記載の通りに、百日咳毒素遺伝子を欠失させた百日咳菌株 と接合させた。次いで、テトラサイクリン耐性百日咳菌株はテトラサイクリンl Oμg/mlを含む修飾ステイナー−ショルテ(Stainer−3cholt e)培地(Dirco)で増殖させた。遠心分離で細胞を培地から分離した。細 胞と培地の両方を百日咳毒素特異的モノクローナル抗体を使用してウェスタンプ ロット法て分析した(Francotte et al、、 1nvaCCIn e89.p、243−247. Lerner et al、、 eds、、  Co1d Spring Harbor Laboratory、 ニーニーヨ ーク州り−ルド スブリン比較のため、野生型百日咳菌株(Tohama I) に百日咳毒素を作らせ、培地中に分泌させた。百日咳毒素(PT)遺伝子か欠失 している百日咳菌株は百日咳毒素を発現しなかった。しかしながら、この株を、 吐AFR1[(上記)に担持された野生梨PT遺伝子で形質転換した場合は、実 施例7に記載したELISAて測定したとき、やや低い([であるか、匹敵する レベルのPTを発現した。突然変異百日咳毒素遺伝子を含むクロー肩よ、有意な 量の、例えば1−4μg/mlの、突然変異毒素タンパク質を生産し、これは培 地中に分泌されることかわかった。
百日咳菌ての修飾百日咳毒素遺伝子の発現上記突然変異またはこれらの突然変異 の組み合わせを含むpR[T 13070由来プラスミドを、百日咳毒素遺伝子 か欠失している百日咳菌(実施例5に記a)にエレクトロポレーシヨンで形質転 換した。エレクトロポレーションは以下の通りに実施した。百日咳菌を修飾ステ イナー−ン3ルテ培地10m1で指数期まで増殖させた。細胞を遠心分離で集め 、氷水で2回洗い、水2−5m1に再懸濁した。この懸濁液80μlとプラスミ ドDNA 2μlを混合し、0.8mm−ギヤツブキュベツト電極て1回の電気 パルス(2,5M 、200Ω、25μF)を与えた。細胞を直接培地1mlに 移し、37℃テ1−4時間インキュベートし、アンビンリンを含むポルデー−ジ ャングー培地にまいた。pRIT 13070由来プラスミドは百日咳菌の中で 複製できないので、アンピシリン耐性は、プラスミドと染色体間の相同的組換え によるプラスミドの組込みによってのみ獲得され得る。
アンピシリン耐性百日咳菌株を、アンビンリン50μg/mlを補給した修飾ス テイナー−ショルテ培地で増殖させた。次いで、細胞を遠心分離で培地と分離し た。
上澄みを、百日咳毒素特異的モノクローナルおよびポリクローナル抗体(上記) を使用して、ウェスタンプロット法とEl、IsAて分析した。突然変異百日咳 毒素遺伝子を含むクローンは存意な量(0,5−10μg、/m1.)の突然変 異毒素タンパク質を生産し、培地中に分泌した。
実施例7 修飾百日咳毒素ポリペプチドの生物学的活性種々の遺伝子操作された 修飾百日咳毒素タンパク質を産生ずる種々の百日咳菌株の培地を、Franco tje et al、、(同上)により記載されるハプトグロビン被覆マイクロ タイタープレートを使用して、酵素イムノソルベントアッセイ(EL[SA)て 分析した。吸光度を、培地中の種々の毒素類縁体の概算濃度と比較した。この分 析により、ハプトグロビン結合活性か変化した突然変異体タンパク質を同定する ことかてきた。S3サブユニツトの突然変異はとれも、百日咳毒素の/’tブト グロビン結合能を有意に変化させなかった。S2サブユニツトの突然変異は百日 咳毒素のハプトグロビン結合能を種々の量て減退させた。サブユニットS2のT yrl 62欠失を含む突然変異タンパク質は、約50%の効率でハプトグロビ ンと結合した。二重欠失(すなわち7y、102−10+)を含むPTタンパク 質の結合能は、野生型分子に比へて、約4%に減少した。Asn1fls欠失を 含むPTタンパク質のハプトグロビン結合能は検出不能値(すなわち野生型活性 の0.5%未満)に低下した。これらの結果から、S2サブユニツトのAsn1 QSかハプトグロビン−結合に必須であることか示唆される、 S3サブユニツ トの同様の突然変異(LYSlGりは、ハプトグロビン−結合能に影響を及ぼさ なかったので、ハプトグロビンまたはハプトグロビン様受容体への毒素の結合は 二量体l (すなわちサブユニットS2と8.1)を介して特異的に生しること か示唆された。
上記のように、二量体2(サブユニットS3とS4)はCHO細胞膜に特異的に 結合するよってある(Brennan et at同上)。それ故、S3サブユ ニツトの変化を含む百日咳毒素類縁体は、このCHO〜細胞特異的細胞毒性に影 響を与えるだろう。これらの実施例で分析した突然変異体タンパク質は細胞毒性 の減少を呈し、サブユニットS3のTyr’°2−Inとl y s i Of の欠失はかかる細胞毒性の存意な減退を呈した。これらの欠失すなわち7y、1 02−InとLYSlG5では培地中に細胞毒性か検出されなかったので、見か けの解毒因子は少なくとも100倍であることか示唆された。全ての突然変異体 夕〉バク質か個々のサブユニットに対するモノクローナル抗体により認識された ことは注目に値する。
実施例8 非経口ワクチンの製造 実施例6の方法に従って製造した突然変異毒素タンパク質5−25μgを水酸化 アルミニウムのようなアルミニラl、アジュバントと混合し、非径口投与に適し た画形のワクチンを製造する。
本発明は、上記の実施例中の特別な実施態様に限定されないことか理解されよう 。それ故、本発明の全ての実施態様は以下の請求の範囲内に含まれると確信する 。
表1 国際調査報告 11I+−一一一五−1’ −” PCT/EP qolntnia国@調査報 告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.野生型百日咳毒素に対する抗体に特異的に反応するが、百日咳毒素標的細胞 受容体結合を欠損しているタンパク質をコードするDNAコード配列を含む組換 えDNA分子。 2.突然変異型百日咳菌(Bordetellapertussis)毒素B− オリゴマーをコードする、請求項1の組換えDNA分子。 3.突然変異型二量体D1コード配列、または突然変異型二量体D1と突然変異 型または野生型S1エサブユニットコード配列の両方を含み、S3とS5サブユ ニットコード配列を欠いている突然変異型百日咳菌毒素をコードする、請求項1 の組換えDNA分子。 4.突然変異型二量体D2コード配列、または突然変異型二量体D2と突然変異 型または野生型S1サブユニットコード配列の両方を含み、S2とS5サブユニ ットコード配列を欠いている突然変異型百日咳菌毒素をコードする、請求項1の 組換えDNA分子。 5.S2サブユニットコード配列、またはS3サブユニットコード配列、もしく はS2とS3サブユニットコード配列の両方に突然変異を含む突然変異型百日咳 菌毒素をコードする、請求項1の組換えDNA分子。 6.百日咳菌毒素S2サブユニットコード配列中の置換または欠失突然変異をコ ードする、請求項1の組換えDNA分子。 7.Asn105のAsp105への置換をコードする、請求項6の組換えDN A分子。 8.S2とS3サブユニットコード配列のいずれかまたは両方からの1−5個の アミノ酸コドンの欠失を含む、請求項5の組換えDNA分子。 9.S2サブユニットコード配列の突然変異はAsn105、Tyr102、お よびTyr102−102のアミノ酸コドンの欠失から選ばれ、かつ/またS3 サブユニットコード配列の突然変異はLys105、Tyr102、およびTy r102−102のアミノ酸コドンの欠失から選ばれる、請求項8の組換えDN A分子。 10.百日咳菌S1サブユニットコード配列か1またはそれ以上の突然変異を含 み、それによりコードされる突然変異型百日咳毒素がADP−リボシルトランス フェラーゼ活性を欠損している、請求項1の組換えDNA分子。 11.S1サブユニットコード配列の突然変異がアミノ酸Arg9、またはAr g13、またはTrp26、またはHis35、またはSer40、またはGl u129の1またはそれ以上の欠失から選ばれる、請求項10の組換えDNA分 子。 12.調節領域に機能しうる状態て連結された請求項1のDNA分子を含む組換 えプラスミド。 13.請求項12の組換えプラスミドにより形質転換された宿主細胞。 14,大腸菌(E.coli)である、請求項13の宿主細胞。 15.宿主細胞のゲノムに組み込まれた請求項1の組換えDNA分子を含む宿主 細胞。 16.百日咳菌である、請求項15の宿主細胞。 17.免疫防御量で無毒性量の請求項13の不活化宿主細胞を含む、百日咳に対 する防御を刺激する全細胞ワクチン。 18.免疫防御量で無毒性量の請求項15の不活化宿主細胞を含む、百日咳に対 する防御を刺激する全細胞ワクチン。 19.請求項1の組換えDNA分子によりコードされるタンパク質。 20.免疫防御量で無毒性量の請求項19のタンパク質を含む、百日咳に対する 防御を刺激するワクチン。 21.ヒトに安全かつ有効量の請求項20のワクチンを投与することから成る、 百日咳感染に付随する疾病症状からヒトを防御する方法。 22.(a)請求項1の組換えDNA分子を宿主細胞に導入し;そして(b)前 記宿主細胞を適切な培地で増殖させることから成る、請求項1の組換えDNA分 子によりコードされるタンパク質の生産方法。 23.宿主細胞が野生型百日咳菌毒素遺伝子を欠損している、請求項22の方法 。 24.生産されたタンパク質を単離することをさらに含む、請求項22の方法。 25.請求項24の方法により生産されたタンパク質。 26.免疫防御量て無毒性量の請求項24の方法により生産されたタンパク質を 含む、百日咳に対する防御を刺激するワクチン。 27.ヒトに安全かつ有効量の請求項26のワクチンを投与することから成る、 百日咳感染に付随する疾病症状からヒトを防御する方法。
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