JPH05503463A - 滅菌機用の排気フィルタ・システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １　滅菌機用の排気フィルタ・システム１　１更曵１１ １　分野二本発明は、医科や歯科や生物科学の分野で使用される種層の滅菌機に 関する。特に、本発明は、この種の滅菌機からの通気流（放出物）に係わり、一 般的にも適用できるが、特に化学蒸気滅菌機に使用する排気（通気）フィルタ・ システムを提供するものであ技術の現状二滅菌機システム及び装置からの排気物 質の放出が健康上の危険を伴う恐れがあることはよく知られている。広く行われ ている化学蒸気滅菌は、滅菌室内で生化学的汚染物質を化学蒸気に晒すものであ る。このような蒸気は、滅菌工程の終了の際に収集され再生利用されるが、しか しながら、有害の恐れのある蒸気及び／又はガスが微少量、上記室内及びその内 容物中に残存することがあ大規模な設備にあっては、空気流又は窒素のような他 の浄化用ガス流を上記室に流すことによって、上述の残存蒸気を上記室から追い 出すことが一般に行われている。このため、この残存した化学的殺菌剤が上記室 から排気流、即ち通気流中に流入する。この通気流は主成分がガスであるが、し かし冷却時に凝縮する蒸気成分を含有する場合が多い、最近では、上記浄化はも っと小規模の設備でも行手規模滅菌設備の場合には特に３通気流は室内に直接放 出されることがある。この室が小さくかつ換気が良くない場合には、許容限度以 上の化学的刺激物、例えばホルムアルデヒドが長期間にわたって室内に蓄積され る可能性が存在する。このような可能性を低減又は除去する一つの手段は、通気 流体を、大気中への放出前に濾過するか又は化学的に中和することである。しか し、通気流体中に凝縮可能な蒸気が存在すると、これは上記手段の障害となる。

凝縮が起こると、フィルタ通路を塞いでしまうと共に、多くのフィルタ媒体の劣 化を加速する。更に、フィルタの適正な保守点検や交換が必須であるにもかかわ らず、主にそのモニターが充分でないために、信頼できる程度には実行されてい なかった。

そこで１　化学的及びその他の滅菌機システム用の排気フィルタ・システムを改 良する必要がある。

ｌ１旦１上 本発明は滅菌装置、特に化学蒸気滅菌機の通気流用の改良された排気システムを 提供する。この滅菌機に関連する容器が使い捨て吸収部を収容可能に構成されて いる。この容器に関連する近接スイッチ又はそれの均等物が吸収部の存在又は不 存在を検出する。

この容器は構造ベース支持体を具備し、この構造ベース支持体は、通常はぼ水平 方向に向いているが必ずしもそれに限らない。吸収部は、通常直立状態で上記ベ ースの一方の面に取付けられる。吸収部の反対側に位置する固定物は、通気流体 を蒸気？ＩｌＩ造ベースを介して吸収缶内に流入する。この固定物はハウジング を有し、このハウジングは上記構造ベースに開口すると共に液体閉込めフィルタ 部材を内蔵している。凝縮された通気流体は、このフィルタ部材によって捕捉さ れるので、吸収缶内への進入が阻止される。

滅菌設備は典型的には周期的に動作する。浄化工程はその周期の最後の部分を構 成する。滅ＩＩ装置の大気への通気は、通常、浄化工程との関連でのみ行われる 。吸収部を通す排気サイクル（浄化）の回数は、容器上に吸収部を位置付けるこ とにより作動される周知の回路によって、電子的に計数してもよい。吸収部を取 外した時には、ｗｒｙ装置の通気機能を不作動にするのが望ましい。このような 計数機能と不作動機能との両方は、上述の近接スイッチによって制御さの　− 図面は、本発明を実施するための最良の形態として現時点で考えられるものを示 している。

図１は本発明のフィルタ吸収缶の絵画図である。

図２は本発明の支持構造と他の部品の絵画図である。

図３は図１及び図２の部品が組立てられた状態を一部断面で示した正面図であり 、これらの部品の一部は代１１Ｍで図示されている。

八　− 図１に示した吸収部１１は、はぼ円筒形状であり、窪んだ入口端１３と反対側の 出口端１５とを有する。これらの両端１３．１５は複数の孔１７が穿設されてい る。吸収部１１には、フィルタ媒体１８、例えば活性炭や、シリカゲルや、滅菌 装置からの排気（通気）ガスを解毒し又は捕捉するのに適したその他の公知の反 応性又は不活性の化学組成物によって充填されている。過マンガン酸カリウム（ 典型的には約４〜約６重量パーセント）で活性化されたアルミナ（例えば０．３ ２ａａのペレント状のもの）が現時点では、化学滅菌システムの通気流用の好適 フィルタ媒体と考えられる。この媒体は、カルフォルニア ｒａｎｃｅ）のエム・ディ・ティ　（ＶＤＴ）社が販売するエム・ディ・ティ（ ＶＤＴ）（登録商標）ハーベイ（ＨＡＲＶＥＹ）（登録商標）ケミクレープ（Ｃ ＨＥＭＴＣＬＡＶＥ）（登ｉ）［［）　ｌ菌１１のような化学蒸気滅菌機によっ て吐き出された流体から例えばホルムアルデヒドの微量放出物を除去するのに有 効である。

吸収圧ｌ】は全体を２５で示された容器の上板２３を貫通する開口２１を通って 摺動するように構成されている。この容器はまた支持ベース３１を有し、この支 持ベース３１は全体を３３で示された取付用ブラケットの一部を構成している。

容器は．上板２３と側部支持板３７とに穿設された取付用孔３５によって滅菌機 器（不図示）に取付けることができる。このベースは第１　（図３に図示の底部 ）の取付面４１と第２（上部）取付面４３（図３）とを有する。ブラケット支柱 ４５は、窪み入口端１３の付近の吸収圧１１の側壁４７を第２（上部）取付面４ ３上に位置するシール用リング５ｏに位置合わせする為の案内支持体として機能 している。

本発明の種々の構成部品は種々の形状を取り得るものであるが。

図示した円筒形状が一般に好適である。このため、シール用リング５ｏは、円筒 形状セグメント５１．５２から構成されるものとして図示されており、これらの 円筒形状セグメント５１．５２は、図３に明示したように吸収化側壁４７との間 で流体密シールを構成している。このシール５０は，典型的にはエラストマー（ 例えばゴム）又はその他の弾性材料から作られている。これは図示では、入口室 ６１の内部容積を形成する凹部６０に対して同心状に取付けられている。この凹 部６０は上部６３と底部６５とを有し、この上部６３は開口して支持ベース３１ に連通している。通気管用の導管６７は底部６５を介して凹部６０に連通し，通 気流体を凹部６０に送出する手段を構成する。

液体閉込めフィルタ部材７０は、典型的にはセル状フオームのようなスポンジ状 物質（現時点では開口状セルの、媒体比・低密度のポリウレタンが好ましい。） から構成され、実質的に凹部６０の内部容積の全体を占めている。図２に示した ように，液体閉込めフィルタ７０は円筒状ハウジング７１内に収容され、このハ ウジング７１はガスケット７２によって構造ベース３１にシールされている。

尚，フィルタ７０は、図３に示したように凹部６０に挿入された単一のスポンジ 部材で構成することもできる。いずれの場合にも、フィルタ部材７ｏは、構造ベ ース３１の上方に延在して、吸収缶壁４７と穿孔の吸収缶入口端１３と構造ベー ス３１の第２取付面４３ともし存在する場合には更にシール用リング５０とによ って形成される囲い７５内に入り込んでもよい。

動作を説明すると，通気流体（滅菌機装置からのガス状及び／又は蒸気状の放出 ＤＪ）が通気管６７を介して凹部６０に導入される。

このような通気は、典型的には滅菌工程の後に行われる滅菌室の浄化に伴って行 われる。通気流体の流通路は液体閉込めフィルタ７０を通って囲い７５に至り、 通気流体は、この囲い７５に集まり吸収圧１１の内部７８に流入する。通気流の 流通路はその後，吸収缶入口１３から媒体１８を通って吸収缶出口１５から最終 的に大気中に流出する。はとんどの場合，特に室内が換気されている時には、吸 収缶出口】５から室内に直接放出してもよい。

液体（これは典型的には通気流体中の蒸気の凝縮により生じたものである）は、 凹部６０に流入すると，フィルタ部材７０によって捕捉される。通気流体を発生 する工程（例えば、浄化サイクル）の終りにおいて，この捕捉された液体は，重 力によって凹部６０から通気管６７を介して排出され、収集又は処理される。

構造ベース３１に関連した構造支持体８０は、近接スイッチ８１を保持する。こ のスイッチは，図示のようにレバーアーム８３によって作動され、このレバーア ーム８３は先端にローラー８５を保持する。スイッチ８１は、吸収圧１１が図３ に示したように第２取付面４３上に位置しているかそれとも図２に示したように 取外されているかに応じて、第１モードと第２モードとの間で作動される。スイ ッチ８１は、例えば導線８７によって制御回路８９に接続され、この制御回路８ ９はスイッチ８１の第１及び第２モードに応じて、選択されたモニター機能又は 制御機能を行う。例えば、制御回路８９は、第２スイツチモードの間（即ち、吸 収圧１１が図３に示したようには正しく位置していない時）には、滅菌装置を又 はその装置の通気機能を不作動にすることもできる。

吸収圧１１が所定位置に配置された状態での通気（浄化）サイクル数を計数し、 この計数を吸収圧の取外し時に中断するようにしてもよい。この計数は、その後 に新しい吸収圧が容器２５内に配置された時にゼロから再開される。このような 計数によって，吸収圧１１の実際の使用をモニタすることができる。保守．４検 のプロトコルに従って、典型的には、予め選定されたサービス期間又は使用サイ クル数の後に、吸収圧１１を交換する必要がある。上記制御回路（これは、典型 的にはマイクロプロセッサ−を含んでいる）の制御機能を、公知の方法で補助の 通常の装！に接続された導線９１を介して実行することもできる。

本明細書は図示の詳細な実施例を参明して説明したが，これは添付の請求の範囲 を限定するものではない。

要　約　書 本発明は滅菌装置、特に化学滅菌機の通気流用の改良された排気用フィルターシ ステムを提供することを目的とする。

本排気用フィルターシステムは、キャニスタのフィルタ（１１）から直接、下方 に流れる液体をトラップするフィルタ（７０）とキャニスタのフィルタ（８１， ８３，８５）の存在、不存在を監視するための手段とからなる。

国際調査報告 １″−一″＋ｌＡ″″一時内舛＝　ＫＴ１０５９１／（資）１７６

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．滅菌装置の通気流用のフィルタ・システムであって：第１および第２の取付 面を有する構造ベースと；上記ベースに連通するように開口した上部と底部とを 有する凹部を形成するように上記第１取付面に接続された第１端を備えた入口室 と； 上記底部を介して上記凹部に連通するように開口すると共に、通気流体を上記凹 部に送出する手段を構成する入口導管と；フィルタ媒体を内蔵し、上記第２取付 面にシール状態で取付けられた窪み入口端と出口端とを有し、上記凹部から上記 窪み入口端と上記フィルタ媒体と上記出口端とを介して外部に通ずる通気流体用 の流通路を形成するフィルタ吸収缶と；上記入口導管と上記窪み入口端との間の 上記流通路中の上記凹部内に取付けられた液体閉込めフィルタと；を具備するフ ィルタ・システム。
2. ２．上記液体閉込めフィルタはセル状フォーム部材を含み、上記セル状フォーム 部材は上記凹部の内部容積全体を実質的に占めている請求の範囲１項に記載のフ ィルタ・システム。
3. ３．上記構造ベースと上記吸収缶との間において、上記凹部とほぼ同軸状に取付 けられた環状シール・リンクを含む請求の範囲１項に記載のフィルタ・システム 。
4. ４．上記窪み入口端は上記第２取付面と共に囲いを形成し、これにより、上記流 体閉込めフィルタを流出した通気流体は、上記吸収缶の上記入口端に流入する前 に上記室内に集まる請求の範囲１項に記載のフィルタ・システム。
5. ５．上記吸収缶が上記構造ベース上にシール状態で位置する時に第１モードにな り、上記吸収缶が上記構造ベースから取外された時に第２モードになるように取 付けられた近接スイッチを含む請求の範囲１項に記載のフィルタ・システム。
6. ６．上記スイッチに関連し、上記第１モードに応じて上記滅菌装置を作動状態に もたらすと共に上記第２モードに応じて上記滅菌装置を不作動状態にもたらす制 御手段を含み、これにより上記滅菌装置は、上記吸収缶が上記構造支持体上にシ ール状態に位置された時のみ通気流体を発生可能である請求の範囲５項に記載の フィルタ・システム。
7. ７．上記液体閉込めフィルタはセル状フォーム部材を含み、上記セル状フォーム 部材は上記凹部の内部容積全体を実質的に占めている請求の範囲５項に記載のフ ィルタ・システム。
8. ８．上記構造ベースと上記吸収缶との間において、上記凹部とほぼ同軸状に取付 けられた環状シール・リンクを含む請求の範囲７項に記載のフィルタ・システム 。
9. ９．上記窪み入口端は上記第２取付面と共に囲いを形成し、これにより、上記流 体閉込めフィルタを流出した通気流体は、上記吸収缶の上記入口端に流入する前 に上記室内に集まる請求の範囲７項に記載のフィルタ・システム。
10. １０．上記窪み入口端は上記第２取付面と共に囲いを形成し、これにより、上記 流体閉込めフィルタを流出した通気流体は、上記吸収缶の上記入口端に流入する 前に上記室内に集まる請求の範囲８項に記載のフィルタ・システム。
11. １１．上記スイッチに関連し、上記第１モードに応じて上記滅菌装置を作動状態 にもたらすと共に上記第２モードに応じて上記滅菌装置を不作動状態にもたらす 制御手段を含み、これにより上記滅菌装置は、上記吸収缶が上記構造支持体上に シール状態に位置された時のみ通気流体を発生可能である請求の範囲１０項に記 載のフィルタ・システム。
12. １２．上記吸収缶を収容するように上記第１取付面に関連し、上記窪み入口端を 上記シール・リングに位置合せする手段を構成する案内支持体を含む請求の範囲 １０項に記載のフィルタ・システム。
13. １３．上記液体閉込めフィルタはポリウレタン・フォームから構成される請求の 範囲１２項に記載のフィルタ・システム。
14. １４．上記液体閉込めフィルタは上記囲いの一部を占める請求の範囲１２項に記 載のフィルタ・システム。
15. １５．上記フィルタ媒体は過マンガン酸カリウムである請求の範囲１２項に記載 のフィルタ・システム。